サイト作りに意見する人たちについて

はじめまして(初めてこのサイトに来られた方へ)、HN(ハンドルネーム)ししょーと申します。旅行貯金(日本中の郵便局を回ってスタンプを集める活動)のサイトを運営しております。

周りの人にも、自分の活動(旅行貯金とその関連サイトの構築)を理解してもらおうと、時々サイトに関してお話しするのですが、人によってはいろいろ指図、いやアドバイスを下さることもあります。それがサイト構築の経験や理論に基づいたものであれば、聞く意味はあると思います。ですが、実際にはそうでもないものも多く見られます。

ししょーもこのサイトを作るに当たって、事前に色々リサーチなりお勉強なりをして、その結果自分が目指す方向性を確立して、それに従ってサイトを作成しているのですが、どうもアドバイスを下さる方はその辺りのバックグラウンドが弱いように思います。

例えば、サイトは自分の主張に関して一貫性がなくてはならないと言いながら、同時にサイトの趣旨と無関係なものを入れようとしたりする人もいます。そんな他人のサイトをまるで我が物のように口を出してくる人たちに対して、ししょーはある種の違和感を抱いていました。その違和感の正体が近頃ようやく分かってきた、というより適切な表現を思いつきました。それは、

人ん家のリビングに土足で上がり込んで、勝手に模様替えをしようとしているようなものだ。

そういう表現が、なんだかしっくりくるように思われます。WEBサイトというのは個人の主張だと思います。何となく、思いつきで書いているわけではなく、それなりに考え方、ポリシーというものがあって、それに沿った記事の項目や記載方法があるものです。しかし、他人のリビング、いやサイトに口を出す人ってそういう前提条件を大概無視しています。自分の言いたいこと、勝手な思い込みを押しつけてくるように思います。

例えば、部屋の模様替えをしたい、でも自分でいいアイデアが浮かばない、そんな時どうしますか?普通は、プロのインテリアデザイナー(若しくはそれに近い人)あるいはプロの風水師に的確なアドバイスをもらうものだと思います。少なくとも、通りすがりの人を家に上げて意見を求めるなんてことはないと思います。

これがWEBサイトになると、なぜか個人的な意見をあたかも世間一般の評価であるが如く吹聴してきて、変えさせようとする人々がいるというのは如何なものでしょうか?少なくとも、他人の家のリビングに土足で上がり込んで勝手なことをしようとしている意識は、まあないでしょうな。よかれと思ってやっているんでしょうが、ちっともよくないです。さらに、もしもですがそれでたまたま成功したら、俺の手柄だ、どうだありがたいだろう、などと恩着せがましい態度を取り、逆にうまくいかなかったら知らん顔して立ち去っていく。そんな結末が容易に想像されます。なんて虫のいい話でしょう。成功したら恩着せがましい態度を取る、失敗しても責任を取らない。ひどい話ですね。これが共同運営者またはステークホルダー(利害関係者のこと)の言うことなら一考の余地はあります。訪問者にアンケートを取って、多くの人からこういう風に改善すべきだという意見を得られたのなら、それも検討すべき課題だと思います。しかし、何の権威も実績も無い一個人の勝手な言動に振り回されるようでは、それこそサイトの一貫性、主張は損なわれるものだと思います。

仮にですよ、サイトの構築、運営に行き詰まっていて、どうしたらいいでしょうと周りの人にアドバイスを求めたのであれば、それを参考にするべきです。ですが、そんなに困っているわけでもない、ある程度順調に進んでいるところに余計な一言を言われたら、それを聞いたがためにサイトに悪影響を及ぼしたら・・・。発言者が責任を取ることはないでしょう。そうなんだ、大変だね。そんな無責任な言葉を発する以上のことはないでしょうね。

ごく最近も、サイト作りは作り手の一貫したポリシーが必要だ、などと言っておきながら、その一方で全く関係のない要素を放り込もうとする人がいました。そんなとっちらかったご意見は残念ながら却下させていただきます。どうしてもとおっしゃるならご自身でサイトを立ち上げるのがベターではないですか?・・・と面と向かって伝えたい気持ちは溢れんばかりなのに、なかなか難しいものがあります。

さはさりながら、当サイトの管理者は誰あろうししょーです。サイトの記載や構成には責任があるわけです。無責任な人たちの気まぐれな物言いに振り回されるようでは困ります。他人のサイトに意見したがる人は、口を出したいのならお金も出すべきです。少なくともレンタルサーバには維持費がかかってるのだから、それぐらいは負担してくれるんでしょうな、と言いたいです。なかなか言いにくいけれど。

自分で作ったサイトって、リビングと言うよりは一つのお城みたいなものです。部外者が勝手気ままに振る舞っていい場所ではありません。ししょーもポリシーを大事にしつつ、雑音に負けないサイト作りをこれからも続けてまいります。