東急西武線まるごときっぷの旅(その3)

西武鉄道の1日乗車券がないので(ry

前回は池袋線を中心に訪問するコースだったが、無事所沢まで到達できたので、今回は新宿線を進むことにした。例によって東横線スタートである(きっぷの仕様です)。そのまま電車に乗っていると和光市(あれ?行き先が違うよ)に連れて行かれるので、新宿で降りて西武新宿に乗り換え。ん?新宿三丁目?しまったぁ!副都心線は新宿三丁目を通るんだった。めげずに新宿三丁目(副都心線)から西武新宿を目指す。たぶんこっちだろうと適当に地上に出て、JRの電車が見える方向に歩くと、ちょうど西武新宿の駅前に出られた。でも、皆さんにはちゃんと地図を見て移動することをお勧めする。

●新目白通
西武新宿からまずは各停新所沢行きでスタート。次の急行停車駅は鷺ノ宮なので(高田馬場は訪問済み)、しばらくは各停で、いや降りる駅を考えるとずっと各停の旅だ。まずは下落合で降りる。中途半端だが、ここは新宿区最後の局となる新目白通局の最寄り駅。駅の北口から出て、向かって右側の道から新目白通りに出る。新目白通りを東にさらに歩くと新目白通局がある。いきなり距離があるな。 “東急西武線まるごときっぷの旅(その3)” の続きを読む

文京区、足立区、北区の旅

1.はじめに

東京23区の旅もだいぶ進んできた。23区内は既に80%以上は回ったのだが、なかなか終わる気がしない。いや、これからが本当に大変な局面なのかもしれない。中心部は地下鉄など鉄道が充実しているが、ここからはほぼバス路線のお世話になる。バスの旅の問題点(?)についてはこのサイトのどこかに書いたと思うが、その懸念がこれから付きまとうということである。まあ、仕方ないので焦らず行きましょう。

2.プランニング

今回は主に鉄道で回って残ってしまった局を拾うプランとした。文京区の残りである大塚三局、前回の北区の旅で行けなかった足立宮城局、北豊島団地内局、あとはそれらをつなぐコース上の局、さらに王子駅前から新宿駅前行きの都バスがあるので、そのルート上の局を訪問することとした。

よって、こういうコースを作ってみた。ここでバスは基本的に都バスとする。1日乗車券の都合である。春日駅-(上60)-千石三丁目[文京大塚三局]-(上60)-大塚駅前-(都電荒川線)-熊野前-(端44)-千住竜田町[千住竜田局]-(端44)-北千住駅[足立柳原局]-(端44)-田端駅-(東43)-宮城都営住宅前[足立宮城局]-(東43かなにか)-宮城二丁目-(たぶん徒歩)-豊島五丁目団地[北豊島団地内局]-(王50か王57)-王子駅-(王78)→新宿駅に向かって行けるとこまで

最後いい加減な印象もあるが、これでも都区内の未訪問局をフォローしている。全体的な行程としては無駄があるように思うが、残った局を回るという目的を優先した結果こうなってしまったのである。だが、時には効率を捨てなければいけない時もあるんだ(言い訳)。 “文京区、足立区、北区の旅” の続きを読む

訪問局の記録について

以前、郵便局というものは新規で開業することがある、また廃止や統合することもあるというお話をしました。となると、記録上どう扱えばいいのかという疑問が湧いてくると思います。純然たる旅行貯金をされている方にとっては、それほど重要な問題ではないかと思いますが。

ある地域に新規で郵便局が開局すれば行ってくればいいだけです。訪問した局が廃止になれば涙をこらえてデータから削除しましょう。改称されたら、そっとデータを修正すればよいです。もちろん、旧名も残しておかないと通帳との整合性が取れなくなるので、新旧の局名が分かるようにしておきます。

2番目に面倒な(ししょーの私見です)局種変更(郵便局、簡易郵便局、分室といった局種が変わること)。これはどうするか。仕方ないので、○○郵便局を○○簡易郵便局に変えるしかありません。ししょーの場合は、簡易局、分室の訪問数も管理しているので、局名はそのままで簡易局フラグ、分室フラグのみ立てるようにしています。もちろん、局種変更の前後の局種(郵便局⇒簡易郵便局など)の記録は残しています。

さて、1番面倒なことは何でしょうか。それはやはり統合だと思います。複数の郵便局が1つになるので、なかなか扱いが難しいのではないでしょうか。郵便局の統合では、1つの存続局(合併する郵便局のうち代表として生き残る局)とその他の廃止局が出てきます。ここで厄介なのは、A郵便局とB郵便局とC郵便局という名前の局が統合してA郵便局という名前になりましたという時、存続局はどこか?という問題。A郵便局でしょ、と思った方、甘い。実は改称後の名前が同じでも存続局にならないパターンもあるのです。例えば、東京の中央八重洲郵便局と八重洲地下街簡易郵便局が統合しました(2007年頃ですかね)。この時は、中央八重洲局が八重洲地下街局に改称し、八重洲地下街簡易局が廃止となりました。

また、もう1つ例を挙げると、2010年8月に東京の日本橋プラザ内局、日本橋二局、日本橋通一局、日本橋通局が統合され、日本橋南局が誕生しました。え?じゃあ、存続局はどれなの?ちゃんとその時の案内にはこう書いてあります。“日本橋プラザ内郵便局を移転・改称し、日本橋南郵便局として開局します。日本橋二郵便局及び日本橋通一郵便局は、日本橋南郵便局に統合することに伴い、廃止いたします。”そして“一時閉鎖しておりました日本橋通郵便局は、日本橋南郵便局の開局に伴い廃止します。”なんておまけも付きましたが。そう明記してあれば、日本橋プラザ内局が存続局で他の局が廃止になるんだと判断できます。

もう少しエビデンスにこだわるなら、日本橋プラザ内局の局番号は04123、日本橋二、日本橋通一、日本橋通各局の局番号はそれぞれ01479、01276、00268でした。そして、統合後の日本橋南局の局番号は04123。もうお分かりですね。郵便局は局番号で管理されるので、存続局の名称が変わっても、番号を追跡すればどの局から改称されたか、または統合された後、どの局が残ったのかが判断できるのです。

通常、郵便局が統合される場合、大きな局に周りの小さな局が吸収合併されることが多いと思われます。その時、よりよい場所に移転することもあるので、それに伴って局名が改称されることもあります。代表局の局名がそのままなら迷うこともないのですが、毎回必ずそうなるわけではありません。開局情報をこまめにチェックするのがベストですが、もし迷った時は上記の方法で存続局を探してみてください。訪問局データのメンテナンスでは大事になります。

未訪問局の局番号が分からない人、自分の訪問局がどうなったか分からなくなった人、ししょーにご連絡いただければ、手持ちの資料で分かる範囲でお調べ致します。ただ、郵便局関係者ではないので、その点はご承知おきください。