静岡駅周辺の旅(○らり途中下車の旅)

0.はじめに

年末年始はいつも帰省している。そして、いつからだったか(もう10年ぐらいは行ってるか?)新幹線ではなく、青春18きっぷを利用して東海道を下るのが冬の風物詩となった。

今回は、他の旅との兼ね合いを考えて、静岡駅周辺を回ることにした。目的地への到着時間、今までの訪問地域などを考えるとこれが妥当な選択であると思われる。決して手を抜いているわけではない。

ちなみに、昼間の東海道本線の下り列車は、熱海から静岡を過ぎて島田まで進む列車があり、浜松まで走る列車は静岡ではなくその手前の興津から出ることが多い。これを利用して、興津で降りて浜松行きを待つことを興津作戦と呼んでいる。この作戦が次第に世間にバレ始めたのか、興津で降りるキッパー(青春18キッパー、18きっぷ愛好家のことである)が増えているように感じる。だが、静岡で降りるならわざわざ興津で乗り換えるというアクションは不要になる。我ながら見事なフェイントだ(意味不明)。

1.プランニング

あくまで東海道本線の旅の一環という位置付けなので、静岡駅から歩いて移動できる範囲とした。もしガチるならしずてつジャストラインの1日乗車券(電車・バス1日フリー乗車券)も使えるのだが、今回は途中下車による訪問(というコンセプト)の形を取ることにしたので、軽めに回ることにした。

これでも駅周辺の訪問&昼ご飯というミッションがあるので、余裕があるようで意外に余裕はないのだ。

2.東海道線を下る

熱海駅でJR東日本の普通熱海行きを降りて、JR東海の普通静岡行きに乗り換える。来た列車は、211系(5000番台だよ)の6両編成であった。211系+313系でないので、いわゆるノートイレトレインである(初めて聞いたよ)。おのれ東海め。いや、この211系車両は2022年3月デビューする315系車両に置き換わることになっている。絶滅危惧種になった非VVVF車(界磁添加励磁制御)のサウンドを懐かしむとしよう。

車内は長距離移動してそうな人が半分、地元っぽい人が半分といった感じ。さて、電車が興津駅に着いた。3番線には当駅始発の普通浜松行きが鎮座ましましている。そして、やはり3割ぐらいの乗客が先を争うように慌ただしく降りて、跨線橋を駆け上がっていく。そんなに急がなくても席は空いてるし、発車まで時間も余裕があるのに。やれやれだぜ。 “静岡駅周辺の旅(○らり途中下車の旅)” の続きを読む

総武本線の旅

0.はじめに

さて、年末年始の休みだが、仕事の都合により散々振り回され、どうにか落ち着いた結果、まともに動けるのは1日だけとなってしまった。もちろん、帰省の往復は有効活用するつもりである。

今回使用するのはもちろん青春18きっぷ。休みの余裕から言ってもここで使わないと余ってしまう。よって、JR沿線の旅となるが、どこに行こうか。そうだ、前回の京成バスツアーで見送った江戸川区の平井七局は、平井駅から歩くしかないという結論だった。ならば忘れないうちに訪問しておこう。そして、総武線に乗るのなら、そのまま千葉に向かって進むことにしよう。なんとも安直な考えだが、千葉方面は今までロクに回っていなかったので、この機会に回ることにした。

郵便局のロケーションも考慮すると、以前京成本線で回れなかった一部の局に行くことになる。そして京成線ツアーでは京成津田沼から先はJR線に乗ることを想定して成田方面に向かっていたのであった。なので、JR総武本線沿いに進み京成線ツアーで取れなかった所を拾う、津田沼からは千葉方面に向かう、そういう方針で旅をすることにした。

1.プランニング

青春18きっぷを使うということで、必然的にJR線沿いを回ることになる。スタートはもちろん平井七局へアプローチする平井となる。その後は、総武緩行線(要するに各駅停車のこと)に乗って千葉方面に進むことになる。

京成線ツアー(下町日和きっぷを含む)の訪問局、そして都営新宿線と接続する本八幡周辺を除くと、市川、船橋、東船橋、津田沼(JR)と幕張本郷以東の訪問になりそうだ。なお、西船橋は東京メトロツアー(東西線)で回っていた。列車の本数は申し分ないので、後は体力との相談になる。

とりあえず、千葉駅(千葉中央駅も)辺りまでの地図は用意したが、どこまで行けるだろうか?

2.江戸川区の旅

●江戸川平井七
総武快速の電車を錦糸町で降りて、各駅停車に乗り換える。平井駅に着いた。時間は9時まであと10分ほどある。まあこんなものだろう。北口を出て、右側の道を進む。平井駅入口交差点から蔵前橋通りを右に進み、平井大橋西詰交差点を左に入る。2つ目の交差点を右に入り、天祖神社に沿って左へ。右に入る道に平井七局があった。駅からは約900mの道のり。序盤だから許される距離である。「寒いのでお気を付けて」と声をかけていただいた。ありがとうございます。その歳だと堪えるでしょう。いや、そんなおじいではないです。

江戸川平井七局
【江戸川平井七局】
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京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅

0.はじめに

ああ、10月の休みがなくなってつらかった。その分7~8月にメリットはあったんだろうけど。さて、緊急事態宣言も解除されたことだし、現場では相変わらずのアラート状態でちょっとウンザリしているが、ともかく東京23区制覇計画を進めよう。

今回は、順番から言って(?)東の方に向かうことにした。そして足立区内は過去に東武バスで回ったので、葛飾区あたりを京成バスで回ることにした。京成バスを利用するのは初めてかな(もちろん旅行貯金でという意味である)。京成バスも都内で有効な1日乗車券(ICカード都内一日乗車券)を発売している。このきっぷは、京成バスの都内区間(江戸川区、葛飾区、江東区、台東区ほか、金61系統の大場川~八潮駅南口間を含む)と京成タウンバスの都内区間(金町駅南口~三郷駅南口間の金02系統は全区間除く)が1日乗り放題となる。その他、コミュニティバス(荒川区(さくら、汐入さくら、町谷さくら)、墨田区内循環バス)は利用可、東京BRTは利用不可(使わないけど)となっている。県下を跨ぐ路線でご利用の際は、県下でご利用分の運賃をお支払いくださいというのは特急バス、SS(シャトルセブン)のTDR発着や、瑞75系統の相の川一丁目以遠を指しているのだろうか。

1.プランニング

江戸川区内は残り2局、葛飾区内は18局残っている。江戸川区内の1つは京成バスが使えるが、もう1つは平井駅(JR総武本線)から歩くしかない。よって、江戸川区内はバス路線沿いの1局だけとし、あとは葛飾区を回ることにした。比較的多くの局を回れそうな京成バス新小53系統、京成タウンバス新小51系統を中心に、あとはあまり効率が悪くならないようにルートを選んだ(つもりである)。うーん、事前のシミュレーションでは10局も回れない?平井駅から平井七局までは徒歩で15分以上かかる(マピオンのルート検索による)ので今回は外した。それでもやはり厳しいか。

地域のせいなのか、意外と本数が少ない系統が多い。しかも、新金01系統(京成バス、京成タウンバス)のように土休日のみ運行の路線もある。何より面倒だったのは、京成バスと京成タウンバスは別会社なので路線図が別々に存在すること。よって、それらを見比べながらルートを決めないといけない。営業所別路線図なんか見てたらますます混乱するので、全路線図を参照した。地形図にルートをトレースした見やすいタイプである。

2.江戸川区の旅

スタート地点は、JR総武本線の新小岩。新小岩と言えば(自主規制)、それはともかく頑張って早起きした結果8時45分ごろには着くことができた。と言っても、最初に乗るバスである新小20系統が出るのは9時5分(その前は8時39分)。ちょっと早かったか。まあ、バスのりばを探す余裕はあった方がいい。新小岩駅北口ののりばを探す。駅の北側の平和橋通り沿いにあるようだ。と言うより、そんな中途半端なところでバスを降りた記憶があるな。 “京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅” の続きを読む

夏の電気代2021

もう季節は、10月の終わり。すっかり秋の気配、いやもう冬に入ってしまったんではないか、と言いたくなるような寒さ。本当は、エアコンの中間期として1ヶ月ぐらいは休ませる期間が欲しかったんですが、結局10月半ばまでは冷房、そして下旬は早くも暖房を入れることになってしまいました。

世間のネット掲示板を見ても【悲報】日本の秋なくなるなんて書いていますから、ししょーの考えがイレギュラーではないと考えています。だって寒いんだもん。

さて、ししょーは実は今年の夏にエアコンを買い換えました。理由としては、効きが悪いように感じられたこと、購入してから既に10年ほど経過していること、リモコンの反応が悪いこと、そしてご近所からクーラー(室外機)の音がうるせえ!とクレームをいただいたこと、結構多いな。

そんなわけで、エアコンを買い換えたわけですが。部屋の状態がカオスだったので、電気屋さんをお迎えするべく数日に渡って大掃除をしました(^◇^;)さて、新しいクーラーの威力は、おお、涼しい!今までのは何だったんだろうというレベルで涼しいです。そして今年も酷暑の中テレワークが続き、24時間クーラーが稼働した状態でした。果たして、電気代は?やっぱり1万円(月額ですよ)の大台を超えるのか!?

なんと!MAXで7700円(もちろん月額ですよ)でした!おお、1万円行かなかった。あんなにガンガン使ったのに(もちろん設定温度は28~30度でしたが)。新しいエアコンの威力すげー!エアコンは新しいものに買い換えると電気代がとてもおトクになりますよ。なんて、通販業者などがしきりと宣伝してますけど、その通りでしたね。1シーズンで1万円ぐらいは電気代が安くなりました。こんなことなら、もっと高いエアコンにすれば良かったかな?最近の(4~5月頃の相場ですけど)エアコンって、6畳用でも下手すると10万円を超えるものがあります。前回は、工事費込みで4万円台だったのに。それで高いエアコンを避けたのですが、こんなに電気代が下がるなら、少々高めでも良かったかな?

今回買ったエアコンは6畳~8畳用(6畳から8畳に適しているという意味ではなく、木造なら6畳、鉄筋なら8畳かなという意味らしいです)でしたが、本体価格は4万円台、そこに工事費1万円ちょっと、古いクーラーの撤去代4000円くらいという出費でした。お金がかかるなとその時は思ったのですが、夏場の(そしておそらくはこれからの冬場の)電気代がかなり下がることを考えれば、それほど高い買い物ではなかったかもしれません。

でもなあ、やはり安いものを買ったせいなのか、暖房を入れると10分ぐらいおきにぎゅるぎゅるぎゅるという冷媒が流れる音がするのです。安物を買ったんだから仕方ない、そのうち慣れるだろう。でも、こんなことなら8万円ぐらいの○ナソニックとかにすればよかったな、と少し後悔するししょーなのでした。

国際興業バスで行く板橋区と北区の旅

0.はじめに

東京の大運動会もようやく終息し、東京に再び平和が訪れた。相変わらず緊急事態何とかが出ているが、あれはいつものパフォーマンスだし、ワクチン打てばいいというものでもないことも既に実証されている。ここは普段通りの行動で特に問題ないだろう。今回も東京都区内シリーズに向かうことにした。

9月はシルバーウィーク期間?休みに囲まれた中途半端な平日を休みにすれば夢の9連休!だが、そんな甘い考えは早々に否定されてしまったのであった。結局取れた休み(平日のである)は1日。この貴重な1日をどこに充てるか。そうだ、国際興業バスの都内全線乗り継ぎ一日乗車券があるんだった。終売前にあわてて買ったやつである。これで都内局を回るには十分なので。

1.プランニング

今回は板橋区と北区の残り局を回ることにした。前回は、最初よりは多少マシな行程だったと思うが、それでも中途半端に終わった感がある。なので、今回は目的を持って(?)回ることにした。池袋駅西口(あの因縁の東口にはもう用はない)から1局拾って、そこから板橋駅に向かい北区内残り局を訪問、系統の都合で板橋駅からは王子駅へ移動。そこからときわ台駅へ移動。ときわ台駅から近い局を訪問したら、国際興業バスの東京のメッカ(?)高島平操車場へ。高島平駅から周辺局と東武練馬駅方面を回る。事前のシミュレーションではここまでしか行けないようだ。板橋区内局を回りきることは難しいか。

実は、今は国際興業バスの1日乗車券はICカード(もちろんPASMO/Suica)化され、東京都、埼玉県のエリアを回ることができるが(飯能エリア除く)、思わず買ってしまった都内限定の1日乗車券を利用することになるので、当然東京都内しか回れない。IC1日乗車券を使えば、あまり気にせずに埼玉県方面(川口市、戸田市など)に踏み込むこともできるが、それは次回以降の話となる。

国際興業バス都内乗り継ぎ1日乗車券
【都内全線乗り継ぎ一日乗車券 都内路線のみ有効なきっぷであった】 “国際興業バスで行く板橋区と北区の旅” の続きを読む

バスによる局めぐり実践編

バスで郵便局を回る方法については、過去何度か書いてきました。ですが、あくまでバスは不確定要素なので、推奨はしていません。とは言え、都市近郊においてはどうしてもバスに頼らざるを得ない場面もあります。今回は、これまでの試行錯誤で見えてきたバス利用の方法についてまとめたいと思います。

なお、ここでは都市近郊におけるバス利用について述べていきます。都市近郊以外の地方部では、ほぼ1本のバス系統しかなく、迷う要素がありませんので、ここでは触れないことにします。

1.対象の訪問局をピックアップする
まずは、対象地域(行きたいところ)の郵便局の所在を確認します。闇雲にバスに乗るのは効率が悪いので、ルート決定のためには必要な行程です。また、ししょーみたいにとりあえず鉄道で行けるところを行き尽くして、残りをバスで拾うパターンの場合は、訪問局が点在するので、事前チェックは必須になります(ダブり回避のためです)。

2.最寄りのバス停を調べる
行きたい局が確定したら、NAVITIMEなどのツールを使って局へのアクセスができるバス停を探します。また、そのバス停を通るバス会社も同時にチェックします。この後の系統選定において重要になりますので。局の直近にバス停がない場合は、アクセスしやすいバス停を探しましょう。直線距離が近くても、途中に山があったり、川に橋が架かってなかったりする場合があるので、要注意です。マピオンのルート検索などを活用しましょう。

3.路線図からバス停を探す
会社ごとにバス停を分類したら、バス路線図から該当のバス停を探します。これは結構面倒な作業ですが、必要な作業ですので根気よくやりましょう。バス路線図は都市近郊を走る会社であれば、必ず公式サイトで公開されています。PDFファイルで提供されることが多いので、ぜひダウンロードしておきましょう。また、バス会社によっては違う場所に同一名称のバス停が存在することがありますので、どの地域(営業所)のバス停であるかも忘れずチェックしましょう。案外ハマりやすいワナだと思います。

※国際興業バスを例に取ると、北町一丁目(練馬区、蕨市)、北町三丁目(練馬区、蕨市)、区界(北区赤羽北・板橋区小豆沢、板橋区加賀・北区十条台)、幸町一丁目(朝霞市、川口市)、桜ヶ丘(朝霞市、川口市)、市民医療センター(戸田市、さいたま市)、市役所前(さいたま市、川口市、飯能市)、新町(練馬区、川口市)、浅間神社(さいたま市、川口市(鳩ヶ谷))、第二中学校(蕨市、新座市)、団地南(足立区、さいたま市)、中央通り(板橋区、飯能市)、天神橋(川口市、飯能市)、中郷(足立区、飯能市)、仲町(板橋区、飯能市)、氷川町(板橋区、戸田市、草加市)、本町四丁目(さいたま市、戸田市)、本村(さいたま市南区、桜区)、南町(板橋区、川口市、戸田市)、峯(川口市、飯能市)、向原(川口市、さいたま市)、領家一丁目(川口市、さいたま市)、領家二丁目(川口市、さいたま市)、六間道路(川口市、さいたま市)、随分多いですね。。。

4.バス系統を決定する
行くべきバス停が決まったら、そこを通るバス系統をチェックしましょう。効率よく回れる系統(多くのバス停を通る系統)を見つけて、それを軸にするのも良いと思います。ですが、ちょっと注意事項が。系統によっては、本数が少ないものもあります。日中1時間に1本程度なら、ギリギリ許容範囲です。中には、朝夕ラッシュ時(~8時台、19時台~)のみの運転、さらには早朝または深夜のみ運転の系統(出入庫系統など)もありますので、当然それらは使えません。我々の活動時間である9~16時に動いていないバスは意味がありません。

5.系統が分かったら、それを元にプランを考える
乗るべき系統が決まったら、具体的なルートを決めましょう。基本的にバスの1日乗車券を使うことになると思いますが、交通費をケチって家から近いターミナル駅からバスに乗ろうとすると、意外に時間がかかって効率が悪くなるので、ここはおとなしくスタートの郵便局の近くまで電車で移動しましょう。一旦バスに乗ったら、あとはなるべくバス路線だけでつなぐルートでよいと思います。ただし、乗りたいバス系統につながる路線がない、あまりに移動が長すぎるなどバス利用が難しい区間は、電車でつなぐのも1つの手です。ついでにトイレ、食事休憩もできますので。

その他の注意事項としては、時間をあまりシビアに決めないことでしょうか。バスは道路状況などにより遅延することも多いですし、ただバスに乗って移動するわけではないので、郵便局での手続きに時間がかかると、せっかく組んだ完璧なプランが破綻してしまいます。あくまで、ルートだけ決めてどの時間のバスに乗るかは決めないほうがよいと思います。

サイト内で時々、バスは不確定要素だから(ryとか書いてますけど、全く使うなと言う意味ではなく、必要に応じて活用してもよいと思っています。ですが、あくまで不確定要素ですので、無理をせずのんびりバスの旅を楽しんで欲しいと思います。うん、説得力がないな。

熱中症対策について(withテレワーク)

暑い日が続きますね。あれ、たまには涼しい日もあるかも。ですが基本的に暑い日が続きます。それでも、外を歩かなければならないこともあるわけで。

これまで、熱中症対策についていろいろ書いてきました。車で郵便局を回る方々と違って、我々は公共交通機関を使う関係上、炎天下から逃れることはできませんので。

それでも、今年は、いえ去年辺りから状況が変わってきました。今までは、平日の日中は職場にいて、十分すぎるほど涼しい環境に身を置いていました。それはありがたいのですが、あまり涼しい環境に慣れてしまうと外の暑い環境にさらされた時に体温調整がスムーズに行かず、熱中症リスクは高くなりがちでした。

ところが、最近のテレワークのせいで職場に行けず、自宅にこもって仕事をする日々が続くようになりました。自宅にいるということは、当然ですが自前の冷房を使うことになります。そうすると、やはり電気代が心配ですので、あまりキンキンに冷やすことはせず、ほどほどの室温に設定することになります。

ししょーの家では、今まで使っていたエアコンがついに調子が悪くなり、新しいものに買い換えましたが、電気代が下がる期待もありつつ、やはり設定温度は高めにしています(28~30度)。あまり温度を上げると、作業効率が悪くなったり、自宅のサーバ群(言うほどないですが)にダメージがあるので、ほどほどに涼しい環境にしています。

今回の炎天下ツアーでは、日頃外に出ていなかったので対応できるだろうかと不安でしたが、いざ外に出てみると例年よりも暑さに耐えられるような気がしました。マスクのせいでいつもより日陰を選んで歩くようにはしてましたが、それでもいつものようなフラフラする感じも少ないので、これは冷房病からの脱却に成功したのではないかと思います。

ここのところマスクのせいでしょうか、熱中症に気を付けましょうと言うメッセージが多く見られる気がします。熱中症対策としてマスクをしない人もかなり増えてきました。ですが、熱中症対策については、いつも通り水分補給(ただの水ではなくスポーツドリンクや麦茶)をしっかりすること、異変を感じたらただちに休むこと、と言った基本的な対策が大事なのではないかと思います。

まじめに東海道線の旅(後編)

0.はじめに

中途半端な虫食い状態になっていた東海道線沿線。それを整理すべく企画した今回の旅だが。前回は、湯河原まで行けた。よって、今回はその続きである伊東線方面からスタートとなる(熱海駅周辺と言うより熱海駅前局は訪問済み)。ある意味キリが良いと言えるだろう。

東海道線は熱海(JR東日本エリア)までは1時間に3本程度だが、熱海を過ぎると1時間に1~3本程度に減少する。発車案内を見ると本数が多いように見えるが、途中の三島、沼津止まりがかなり混じっている。おっと、その前に伊東線はと言うと1時間に1~2本程度。今日はのんびりした旅になりそうだ。

1.プランニング

もちろん使用するのは青春18きっぷである。途中から分かれるローカル私鉄はあるが、あくまでJRにこだわり伊東線、東海道線を進むことにする。過去の経験上、とりあえずの目標は静岡駅に定めた。もし、そこまで行けたなら、あとは静岡鉄道の残り局を拾えばいい。

三島から伊豆箱根鉄道駿豆線が分かれるが、こちらは1日乗車券があるので、今回は乗らないことにする。吉原からは岳南電車(正式名称である)が分かれるが、こちらは訪問済みだった。

地域的に歩く距離が長くなりそうだ。熱中症には気を付けたい、普段以上に。あと変な日焼けしないように注意しないと(^_^;)

2.伊東線の旅

●熱海、熱海昭和
今日は、珍しく雨が降っている。しかし、この時期の雨は気温が下がるのでむしろありがたい。傘を持たないといけないのはわずらわしいが。東海道線を下って、熱海からは伊東線の普通伊豆急下田行きに乗る。この時点で9時を越えているが、さすがにこの距離では9時前に来ることは難しい。全くの余談だが、東京方面から伊東線に直通する列車は16時台まで皆無である。よって、熱海ではなく来宮で降りて(以下略 “まじめに東海道線の旅(後編)” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)

0.はじめに

お盆休みの1週間を確保することに成功した。しかし、この気候でしかもマスク姿で毎日出歩くのはつらい。1週間のうち2回は青春18きっぷで行く東海道線ツアーとしたものの、もう1日頑張ってバスの旅を入れることにした。

前にも書いたが、東京は大運動会第1部と第2部の端境期。警戒期間中であることには間違いない。東海道線で戸塚を通って気付いたのだが(時系列が崩壊している)、横浜市内の残局のうち、神奈川中央交通(以下、神奈中とする)の舞岡営業所管内の系統で、港南区の残局西港南台局と、戸塚区の柏尾局に行ける。その他、戸塚駅発着の系統は戸塚営業所もある。少し離れるが、中山営業所系統でも瀬谷区、旭区の未訪問局に行ける。横浜市内の神奈中の営業所は横浜(本郷)、中山、舞岡、戸塚(上飯田)があるが、そのエリアの多くは市バス、京急バス、東急バスで既に訪問済みである。なので、それ以外の部分を回ることになる。これで横浜市完全制覇に一歩近付いた?

1.プランニング

まずは神奈中バスで戸塚駅から各方面に行くことにした。舞岡管内では、西港南台局(港南区)と柏尾局(戸塚区)に行ける(訪問済み)。その他の戸塚区、泉区は戸塚管内の系統でほぼ回れる。また、中山営業所管内の系統からも2局(卸本町簡易、都岡)に行ける。それと、横浜管内の系統のうち、大船駅(東口)からも栄区の数局を回れることが分かった。

よって今回は戸塚管内系統を中心に回り、時間が余れば、戸塚駅から大船駅に移動して、横浜管内のエリアを回ることにした。幸い神奈中の一日フリー乗車券(以下、1日乗車券とする)は地域を問わず乗り放題となるので、横浜市を越えて、藤沢市、綾瀬市、大和市などでも利用できる。その代わり、お値段も1050円と他社に比べて割高となっている。もっとも、本厚木駅~宮ヶ瀬間の運賃が682円(現金では690円)であることを考えれば安いものである(?)横浜市内均一区間では220円(ICカード/現金同額)であるが、5回乗車で元が取れる。なお、発売券種はICカードと磁気券だが、車内で購入できるのはもちろんICカードのみである。

2.横浜市戸塚区の旅

スタート地点の戸塚駅には何とか9時前に到着した。えーと、目的のバスは東口から出るようだ。2階コンコースから、東口のバスのりばを目指す。次のポイント上矢部局に近いのは上矢部インターバス停である。そこへ行くバスは、戸塚営業所の三ツ境駅、弥生台駅方面行きとなる。戸39系統の弥生台駅行きに乗る。1日乗車券は車内で買えるが、このバスは中乗り前降り。降車時に買えるはず。

戸塚駅東口案内板
【戸塚駅東口案内板 今日は6番のりばの三ツ境駅、弥生台駅方面へ】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)” の続きを読む

まじめに東海道線の旅(前編)

0.はじめに

ついにやって来ました、お盆休み!別にお盆ど真ん中でなくても良かったのだが、周りの顔色をうかがっていたらなんとなくこんな時期になってしまった。

今年は、東京で大運動会(あえてそう呼ぶことにする)が開かれている関係上、休みがイレギュラーになっている。お盆ウィークの初っ端が祝日というのは痛い。本当は、中1日で行動したかったのに。

さらに、今回の行き先だが、東京で大運動会が開かれている一方で、ロックダウンだなどと物騒な話もあるので、君子危うきに近寄らず(?)ということで、東京23区ツアーは延期することにした。その代わり、日頃あまり行けない所へ行こう、と考えてみたが、せっかく青春18きっぷがあるので(言うまでもなく毎シーズン購入している)、これを活用することにした。

では、どこへ行こうか?よく考えたら東海道線が中途半端に残っていることに気付いた。いつもは帰省の折りとか適当に降りて回っていたような。これだとどこまで行ったか分からなくなるので、きちんと順番に回ろう。ということで、横浜方面から未訪問地域を順に回ることにした。時間と体力的に2回ぐらいが限界だろうか。なので、前後編に分けて回ることにしたのだが。

1.プランニング

上記のように、今回は青春18きっぷを利用することにした。これならJR線をどこまでも(熱海を越えて東海エリアへも)行くことができる。さて、東海道線沿線はどこまで行ったかな?神奈川県エリアの訪問局をチェックすると、東海道線沿いでは、横浜市鶴見区、神奈川区、西区、保土ケ谷区と鎌倉市が終了、さらに駅から遠い局(概ね500m以上)を外すと、スタートは根府川?結構進んでいた。

しかーし!横浜市はどうなんだろう?実は神奈中バス(神奈川中央交通)の旅も画策しているのだが、その中で、横浜市港南区のラストピース横浜西港南台局というのが残っている。これは戸塚駅前から神奈中バスでアクセスできる。詳細は次稿に譲るが、舞岡管内の系統でその西港南台局と横浜柏尾局に行けるな。なので戸塚で途中下車することにした。

東海道線を西下して熱海に着いたらどうするか?熱海局は伊東線の来宮駅が近い。ならば、伊東線にも乗るとしよう。終点の伊東までそれなりに局が点在している。それを回ったら、函南方面へ。

ご存じのように(?)小田原から先は急峻な地形が続く。体力と暑さ(天気によるが)によって訪問局数が制限される可能性は大いにある。2日に分けるのであまり無理しないようにするか。

2.神奈中バスの旅(番外編)

●横浜西港南台
東海道線の列車に乗って西へ向かう。来た電車は大船行き。えーと、戸塚は大船の手前だから、大丈夫だ。普段は乗らないような中途半端な行き先の電車に乗る。

戸塚に着いた。東口のバスのりばに向かう。ここから舞岡行きの神奈中バス戸22系統に乗る。のりばに着くと長蛇の列!そんなに人気のある路線なのか、と思ってたら途中のブリヂストン前バス停で大量に降りていった。なるほど。終点の舞岡(舞岡営業所前)バス停まで移動する。

舞岡営業所
【神奈中バス 舞岡営業所】 “まじめに東海道線の旅(前編)” の続きを読む