東武バスで行く足立区の旅(その2)

0.はじめに

ついにやって来ました、お盆休み!まあ、毎年長期休暇については職場でもめるのだが、今年も何とか確保できた。思ったよりも少し長めに休みが取れたので、東京23区完全制覇の旅に出るとしよう。今度はどこに行こうかな。順番から言って足立区辺りでいいのだろうか。

広大な足立区を一度でクリアできるはずがないことは十分理解しているが、それにしても広いな。今回も東武バスを使っての旅となる。もちろん、使用するのは足立一日フリーパスである。念のため説明しておくと、東京都区内の東武バス路線(東武バスセントラル)に1日乗り放題のきっぷである。例によって高速バス、空港連絡バスは利用できないが、その他足立区社会実験バス「ブンブン号」(花22系統)も利用できない。幸い、乗らないと着けない局はなかったので、使う必要はなかった。前回は、北千住の定期券売り場を探して右往左往するという失態もあったが、今度は大丈夫だ。

とりあえず、東武バスのサイトをチェックする。まさか発売終了なんてことは無いと思うが、確認は必要である。すると、なんと!モバイルチケットが発売されたことに気付いた。スマートフォンアプリ「乗換案内」(!)より、モバイルチケット『スカイツリーシャトルⓇ上野・浅草線 一日乗車券』・『足立一日フリーパス』の発売を2022年7月22日(金)午前10時から開始いたします。

な、なんだって~~。これは何ともタイムリーな話じゃねえか(ヲイ、どうした?)。せっかくの機会なので、モバイルチケットとかいうものを使ってみるか。そのためにジョルダンに無料会員登録したんだぞ(金払えよ)。

1.プランニング

さて、初回は長めの系統を利用して沿線局を拾うというスタイルだが、足立区は2回目である。そして、前回のツアーで足立営業事務所・西新井営業所管内はほぼ回ってしまったので、今回は葛飾営業所・花畑営業所エリアを回ることにした。前回はあまり心配してなかったが、今回は埼玉県方面の路線もあるため、フリーエリアの確認が必要になる。えーと、葛飾営業所・花畑営業所エリア(面倒なので、以下葛飾エリアとする)は、綾21系統(綾瀬駅~八潮駅北口間)、西22系統(西新井駅東口~八潮駅北口間)の六ツ木都住バス停まで、有51系統(亀有駅北口~三郷中央駅間)の水元猿町バス停まで、後は全て都内に収まっているようだ。実は前回気付かなかったが、足立営業所エリアの竹07系統(竹の塚駅西口~江戸袋循環)の見沼代親水公園駅の先はエリア外だったようだ。江戸袋周辺に郵便局がなかったので事なきを得た。

例によって北千住駅をスタートして、前回とは違って葛飾エリアの北11系統、北12系統で六町駅方面へ。そこから、未訪問局の配置から八潮駅方面に行こうかと思ったが、時刻表を確認すると八潮駅行きの西22系統(六ツ木都住止まりの西21系統も含めて)が2時間に1本しかないことに気付く。これは効率が悪いのでやめよう。この系統は六町駅から六ツ木都住方面に行ける便利な系統なのだが。途中の桜木橋北詰バス停まで行きたかったけど、ここは断念した。代替のアクセス方法が見つかったので(後述)。ちなみに反対側の西新井駅方面でも、栗原立体交差東口バス停で降りれば、栗原北局に割と近づける。西新井駅からは結構遠いのである。が、こちらは西06系統鹿浜都市農業公園行きが1時間に1本出ている。利用するならそちらがいいだろう。西新井駅から歩くのはやはりキツい(ルート検索したら950mと出てきた)。よって、六町駅からは竹の塚駅方面に行くことにした。こちらは1時間に3本ある。 “東武バスで行く足立区の旅(その2)” の続きを読む