埼京線・川越線の旅

0.はじめに

今年もお盆の季節がやってまいりました(なんだそれは)。今年から職場が変わって、休みがどうなるか心配していたのだが、どうにか休みが取れることとなった。ただ会社側の規定により少し伸びたかな。

だが、今年はさらにあっちこっちから声が聞こえてくる。危険な暑さです。外出は控えましょう。おうちで涼しくして過ごしましょう、だと?そうしたいのもやまやまだが、残念ながら我々は学生と違って自由に休みが取れないのである。外が暑いならそれなりの対策をすればよいだけのこと。そのために我々は日頃から鍛えているのである。

通常であれば、フリーきっぷとか長距離を移動する乗車券なり(JRの株優は手放したけど)で大きめの旅行をしたいところだが、予算の問題もあり今回は関東地方の局を回ることにした。ちょっと古い言葉で言えば、安近短の旅行ということになる。郵便局巡りを始めた当初の想定では、近場で行けるところを行き尽くしたら、落ち着くだろうという考えだったのだが。ただ、最近ちょっと旅に出たい衝動に駆られて遠目の旅行をしていたのであった。

実は、関東エリア(東京近郊)のJR線の路線図を眺めていると、意外と回っていないことに気付いたのである。こんな近場を置いといて遠くに行くのもなあ。数を荒稼ぎしたいわけではないけれど、ちゃんと自分の足元はしっかりしておきたい。

さて、今回はどこに行こうかな。そうだ、埼京線の沿線を回っていなかったな。実は、東京都区内攻略の一環で埼京線と呼ばれる区間のうち大崎~浮間舟渡間は訪問済みとなっている。分かりやすく言えば、東京都区内に関しては完了しているということになる。だが、その先は?東京都区内を外れて埼玉県に入る部分に関しては、これまた後回しになっていたのであった。つまり、戸田公園から先の区間が今回の対象となる。

1.プランニング

埼京線(正式には東北本線の別線)の埼玉県の南端は戸田公園。よって、そこからスタートして埼京線を北上する。大宮を過ぎると、埼京線の電車はそのまま川越線に乗り入れているので、川越方面に進むことになる。まあ、そんなに行けないだろうけど。

今回使用するきっぷは、エリア的にものんびりホリデーSuicaパスが適当なのではないだろうか。土休日に加えて、夏休み期間と冬休み期間は毎日使用可能なきっぷである。埼京線、川越線、さらには八高線の寄居までもがエリアに含まれる。他路線との兼ね合いになるが、八高線ツアーも未実施なので、まだどうこうという段階ではないけれど。青春18きっぷが今年も無事に発売されたが、別件で使用することが決まっているので、今回は使用できないのである。もう1枚買えばよさそうにも思われるが、休日作業などとの兼ね合いで2枚(10回分)の使用は難しいと思われる。

埼京線の運行系統については、新宿からの各駅停車が大宮まで走っている。そして、川越行きの快速は武蔵浦和から先の各駅に停まる。よって、武蔵浦和~大宮間は列車密度が高い。大宮から川越は約20分おきに電車が来る。川越から先は八高線に直通する八王子行きが30分ごとに運転されているが、今日はそこまで行くことはないだろう。

事前のシミュレーションでは、16局は回れるか。ただし、これは無駄なく移動できて、かつししょーの足が限界を迎えないという条件に基づく。なので、実際の訪問局数はこれより少なくなるものと思われる。特に最近の高温下では無理をしない方がいいように思われる。

2.戸田市の旅

●戸田本町、戸田公園駅前
今日のスタートは戸田公園。ここは快速が停まる。なお、次の駅である戸田は快速が通過する。しまった、快速が停まるんだったら池袋まで行って乗り換えなくてもよかったな。ちょっと勘違いして各停に乗ってしまったが、大崎で快速に乗ってもよかったのか。昨日の疲れもあり、戸田公園に着いたのはギリギリ9時前。今日はノルマがあるわけではないし、結構暑そうなので無理しないで行こう。なお、今日の持ち物は熱中対策ゼリー2個(冷凍)。あとは、適宜購入する。

駅の東口を出て、階段を降りて正面の道を進む。400m少し進んで病院の角を右に入る。270mほど進んで国道17号線を左に入ると本町局があった。妙な小雨が降っている。その分多少気温は高くないが。

戸田本町局
【戸田本町局】

駅に戻ってきた。次は西口から出て、駅前の交番の横を通ると郵便局が見えるが、これは裏側のようだ。バスターミナルを出て左に進むと60mほど先に駅前局があった。

戸田公園駅前局
【戸田公園駅前局】

ここでは駅前ということもあり2人待ち。おかげで涼むことができた。いや、まだ早いぞ。ここのスタンプは文字だけとイラスト入り2種類。なので2種類のスタンプを押してもらう。ボートというかレガッタのイラストである。レガッタも有名なようである。でも戸田と言えば競tゲフンゲフン。ちょっと早いが熱中対策ゼリーを取り出すとまだ凍っていた。

●上戸田
各停大宮行きに乗り、隣の戸田で降りる。戸田は各停しか停まらないので、快速は使えない。ここで晴れていい天気になった。ということは、暑い。東口を降りて、線路沿いに右方向に進む。広い道に出たら、左方向に進む。上戸田五丁目交差点を越えて約400m進んだところの道路向かいに上戸田局があった。

戸田駅の改札口
【ここも無人駅になってしまったか】

上戸田局
【上戸田局】

ここまででもまあまあ歩いたかな。ポカリスエット200mlを補給する。

●戸田美女木東
各停大宮行きに乗り、隣の北戸田で降りる。ここは他の駅よりもホームから地上までの高さがある。高速道路(東京外環道)を越えるためだろう。西口から出て、線路沿いに右方向に進む。線路に沿うように道を進み、中央橋を渡って前方の道を進む。200mほど進むと謎の施設の一角に美女木東局があった。施設の門には表札(?)のようなものがなく、異様な感じがするがどうやら日銀の施設と思われる。

北戸田駅の高架橋
【埼京線と新幹線の高架線】

戸田美女木東局
【戸田美女木東局】

戸田美女木東局の看板
【全国カレー祭り絶賛開催中!】

ここで早くも1本目の熱中対策ゼリーがなくなる。飲み物はいつでも補給できるはずなので大丈夫だろう。

北戸田駅の改札
【青春18きっぷご利用のお客様へ 駅係員が不在の場合はこちらから乗車駅証明書をお取りいただきインターホンを押してください 有人駅で対応してもらえばいいのでは?】

北戸田駅と北陸新幹線
【埼京線は東北新幹線と併走している 理由は省略します】

3.さいたま市南区の旅

●浦和別所、さいたま中央(ゆうちょ銀行さいたま支店)
各停武蔵浦和行きに乗り隣の武蔵浦和(終点)で降りる。東口から出て(武蔵野線ホームからの出口はないようだ)線路沿いに左方向に進む。武蔵野線との交差部分で右に分かれる道を進む。250mほど進むと突き当たりに出るので、向かって左の入れる道をさらに進むと180mほど先に別所局があった。

浦和別所局
【浦和別所局】

来た道を戻り、先ほどの武蔵野線との交差部分を今度は左方向に進む。うーん、暑いというよりは汗が目に入って痛い(>_<)300mほど進むと局舎が見えるが、これまた裏側のようだ。駐車場を突破して反対側に出ると、今度はさいたま中央局の入口があった。ここはゆうちょ銀行(さいたま支店)。行員さんに入金ですか、と尋ねられたのでそうですと言うと番号札がもらえた。

さいたま中央局の裏側
【さいたま中央局 こっちは裏側】

さいたま中央局
【さいたま中央局(ゆうちょ銀行さいたま支店)】

ゆうちょ銀行の番号札1
【ゆうちょ銀行の番号札(処理待ち用)】

武蔵浦和のコーヒーここからは快速が各駅に停まるので、(利用できる)列車本数が増える。ありがたい。しかし、ここまでで結構歩いた気がする。歩数計を見ると1万歩を越えていた。そして、埼京線のりばの下にベックスが。よし、充電しよう(モバイルバッテリーの)。ということで早くもコーヒー屋さんに入り、アイスカフェラテを注文する。いやー、夏はこれに限るな。だが、ここも地味に値上げしてるのは痛い。では、今日のまとめを。あれ?ワシは何をやっているんだ?あまりにも暑かったもんだし、ホームの待合室は混んでいて入れないし。なので、ここで30分ほど休憩する。

4.さいたま市中央区の旅

●与野大戸、与野鈴谷
快速(表記は各停になっているが)川越行きに乗り、南与野で降りる。休憩の後曇ってきたようだ。東口から出て、線路沿いに右方向に進む。400mほど進むと県道57号線に出るので、渡って左方向に進む。500mほど進むと大戸局があった。

与野大戸局
【与野大戸局】

駅に戻って、西口から出る。線路沿いに北に向かって約300m進むと国道463号線沿いに鈴谷局があった。ここでは小さいティッシュをはさんでくれた。

与野鈴谷局
【与野鈴谷局】

カレー祭りといいながら、商品を展示している局は少ない。さいたま中央局はPRコーナーに国技館カレーとかなんとか牛肉カレーとかAP○カレーしか置いてないし。しかし、ここの局は2種類のカレーを置いている。北本トマトカレーとポークカレーだったかな。ご当地カレーか。埼玉県だしそうかな、と思いつつそれを見ていると、『いかがですか』と勧められた。でもこのトマトカレーお値段が640円するんだよ。2個パックじゃなくて1個だぞ。『この北本トマトカレーお勧めですよ。うちの局員もリピートしてます』買ってしまった。高いからにはさぞおいしいんだろうな。おかげでティッシュが2個ももらえたけど。

北本トマトカレー
【北本トマトカレー 北本市だから埼玉県だよな】

局を出ると急に雨が降ってきた。最近よくあるゲリラ豪雨だろう。ということはすぐに止むだろう。そう思っていたのだが。ここで2本目の熱中対策ゼリーもなくなる。どこかでお茶を買うか。しかし、駅で電車を待っていると相変わらず激しい雨が。しかも風が吹いて雨が屋根の下にも吹き込んでくる。待合室は、入れそうもないな。

●与野(ゆうちょ銀行与野店)、与野本町
各停大宮行きに乗り、隣の与野本町で降りる。東北新幹線(上越新幹線)だと、まもなく大宮です、とアナウンスされてから通過する駅である。待合室が空いていたのでちょっと休憩する。西口の階段を降りて線路沿いに右方向に進む。160mほど進んで県道119号線に出たら、与野本町駅入口交差点を左に進む。約200mほど進むと本町局があった。

与野本町のエスカレーター
【与野本町駅のエスカレーター】

与野本町局
【与野本町局 雨がヤバい】

ここの、というよりこの辺りのスタンプはバラのイラストが入っている。与野公園のバラ園は結構有名なようだが。さて雨は止む様子はない。どころかさらに激しくなってきた。雷の音も聞こえる。局員さんに雨が収まるまで休んでいっていいですよと言っていただいたので、お言葉に甘えてしばし涼む。しかし、スマホアプリで5分ごと天気とか雨雲レーダーを見ていると10分どころでは収まる様子もないので、お礼を言って次に行くことにした。

局前の道を東方向に線路を越えて400mほど進むと交差点の角に与野局が見えた。ここもゆうちょ銀行なのだが、行員さんは対応中。そして、番号札発行機はカウンタの上にある。待っている人がいなかったので、取らずに済んだが。ここで通帳が最終行まで行ってしまった。なので、ここで通帳の繰り越しを行う。おかげで少し涼むことができた。

与野局
【与野局(ゆうちょ銀行与野店)】

ゆうちょ銀行の番号札2
【ゆうちょ銀行の番号札2】

中央区役所のポスト
【与野局、ではなく中央区役所のポスト】

駅まで戻らないと。大雨が降って気温が下がればいいのだが、なかなか涼しくはならない。時折吹く風はなんだか暖かい。中途半端に雨が降って、湿度ばかり高くなった富士ツアーよりはマシか?荷物が濡れてしまったので、ホーム上の待合室でしばし乾かす。ようやく、遠くの空が晴れてきた。もう雨の心配はなさそうだ。

●与野ハウス内
快速川越行きに乗り、隣の北与野で降りる。南口から出て、目の前の国道17号線を右方向に進むと道路の向かいに与野ハウス内局が見えた。しかし、渡るところがない。150m先の横断歩道から道路を渡る。通帳を繰り越した後は、そう、なにもスタンプが押されてないので、そのまま返される恐れがあるのだ。そして今回もそうだった。しかし、局員さんが『あ、局名印ですね』と気付いてくれた。だいたい、いい歳したおっさんが生活資金の・・・。

与野ハウス内局の看板
【与野ハウス内郵便局はこちら】

与野ハウス内局
【与野ハウス内局】

さて、この与野ハウスって何?どうやら北与野駅前にある高層マンションのことらしい。色々調べてみたら、日本最初のタワーマンションとされているようである。ししょーとは縁遠い世界だな。それとここまでの4局については名前から分かるように、元は与野市であった。まあ、さいたま市になって中心地になれたんだからいいんじゃない?

北与野駅の案内板
【ここからさいたま新都心が近い】

駅に戻ってきた。ここで大容量麦茶を購入。次の電車は都合よく快速の川越行きであった。やっと大宮に着いた。しかし、ここは地下1階。外に出るにはいったん2階まで上がってから改札を出て1階に降りなければならない。面倒なので、ここでは降りないことにした。周辺局は訪問済みだしな。大宮で数分停車してから川越線方面に進む。

5.さいたま市北区の旅

●大宮日進
日進で降りる。快速は川越線内は各駅に停まる。南口の階段を降りて正面の道を進む。150mほど進んだ2つ目の交差点(弁当屋さんが目印)を右に入る。160mほど先の突き当たりの左側に日進局があった。

日進駅の案内カウンター跡
【案内カウンターの痕跡が悲しい】

大宮日進局
【大宮日進局】

すき間にはまるかんぽくん
【すき間に控えてるかんぽくん】

大雨で壊れたエスカレーター
【大雨で壊れたエスカレーター】

6.さいたま市西区の旅

●指扇駅前
川越行きに乗り、指扇まで移動した。南口の階段を降りて、正面の道を右方向に進む。90mほど進んだ右側に駅前局があった。

指扇駅前局
【指扇駅前局】

駅に戻ってきた。夏はありがたいが設置基準がイマイチ分からないアイスの販売機がここにもあった。でも高いな。この前は140円ぐらいじゃなかったか?でも今は180円。すっかりセレブのおやつになってしまったな。でも久々だからとワッフルコーンを買う。Suicaが使えなかったら買ってなかったな。この辺りは(川越まで)約20分間隔で電車が出る。しかし、今度の電車は15:46発。川越に着くのは15:54。かなり厳しいが、とりあえず行ってみるか。

7.川越市の旅

川越行きに乗ってさらに移動する。次の南古谷は、郵便局まで1km以上の距離があるので、今回はパスした。終点の川越に到着。あくまで電車の終点であって、川越線としてはこの先の高麗川まであるが。残り時間が5分もない。一番近いのは脇田局かなあ。改札を出て東口を進む。東武の駅がある分距離が長かった!駅前のバスのりばを過ぎて、右前方の道を進む。2つ目の角を左に入ってさらに120mほど進む。三番町通りに出ると右側に脇田局が見えたが、残念、既に時計は16時を回っている。まあ、場所が分かっただけでもいいか。ああ、冷やしパインソーダが沁みるぜ。

川越脇田局
【川越脇田局は次回に、っていつなんだ?】

8.おわりに

今日の結果は、埼玉県:13(戸田市:4、さいたま市南区:2、中央区:5、北区1、西区:1)となった。これでやっと埼玉県の訪問局数が100を超えた(もちろんダブりを除いて)。想定に届かなかったのは、途中休憩したから?それもあるかもしれないが、大雨に降られたこともあるだろう。最近は歩数制限をかけているが、今回は19000歩。ギリギリ許容範囲内であった。

通帳埼京線
【本日の結果(最後の方は省略)】

埼玉県についてはある程度行ければいいレベルなので、局数も100を超えたし訪問率も15パーセントを超えてるので、それほど必死になることもない。この後の西武線シリーズ、秩父路遊々フリーきっぷ(秩父鉄道全線)、SAITAMAプラチナルート乗車券(東武東上線、越生線全線と秩父鉄道ふかや花園~三峰口間)でだいたい網羅できるのではないだろうか。バスについては国際興業バスと西武バスが1日乗車券を出しているが、それ以外の会社には乗らないと思う。

最近のテーマになっている熱中症対策については、まあまあできているのではないだろうか。今回は熱中対策ゼリー2個(冷凍)を装備、後はポカリスエット250ml、MIUアクアメンテ、大容量麦茶、1○アイス、冷やしパインソーダ、それとアイスカフェラテも。適切に水分を取って、体調に気を付けていれば大丈夫と思われる。ただし、くれぐれも無理は禁物なので、そこだけは注意していただきたい。

ああ、盆休みが終わる。さらに台風が来る。台風で東京が流れないかな(コラ)。

郵便料金30年ぶりの値上げ(補足)

暑い日が続きますね。みなさん、体調管理は大丈夫でしょうか。さて、最近郵便局に行ってなかったので、情報が遅れましたけど、やはり去年の発表通り今年の秋(10月)から郵便料金が値上げされることが決まったようです。

だいたい言いたいことはこちらで書いてますので、今さら言うこともないですが。前回は概要しか分かりませんでしたが、今回の正式発表で具体的な数値が出てきたので、こちらでも書いておきます。

改訂前 改定後
はがき 63円 85円
定型郵便物(25gまで) 84円 110円
定型郵便物(50gまで) 94円 110円
定形外郵便物(50gまで) 120円 140円
レターパック 370円 430円
レターパックプラス 520円 600円
スマートレター 180円 210円

しかし、ニュースリリースが6月に出ていたとは。なぜ気付かなかったんだろう。それにしても、最近ハガキを出す機会も減ってますからね。忙しくて懸賞のハガキもサボりがちだったし。

年賀状も値上げするんでしょうね。ししょーは毎年出す枚数は変わりませんけど、年々配達数は減っているみたいですし。最近の終活とやらに絡めて年賀状じまいなんてのもあるようですね。

時候の挨拶もハガキなんて使わないし(そもそもしませんけど)、年賀状すらも無くなりつつある現状では今の体制を維持するのは厳しいでしょうね。やがては宅配便みたいに地域料金を導入するんでしょうか。でもそうなると手軽にポストに入れるということができなくなるので、それはそれで面倒なことになりそうですね。

ユニバーサルサービス云々の話はクドいので今回はしませんけど、今後の行方をこれからも緊張感をもって注視したいと思います(^O^)

杉並区と周辺部の旅

0.はじめに

長きにわたった東京特別行政区(23区)完全制覇の旅も終わりに近付いてきた。また名前が変わっているのは気にしないでいただきたい。残すところは足立区、中央区の新局、そして数が多いのが杉並区となる。

杉並区の残局は僅かに5局。しかも周辺部(練馬区、中野区、世田谷区)は既に訪問済み。5局回っても時間が余ることは確実なので、残った時間は周辺部(東京市部)にあてることになる。

さて、杉並区内の残り局を確認すると、3局は関東バスの沿線、そして2局は京王線沿線?あれ、京王線は全て回ったのではなかったのか?実は駅から離れているので、近くのバス路線で行こうと思っていた2局が実は利用できるバスがなかったことに気付いたのである。場所は代田橋と明大前。その後は、関東バスで残り局を回る。関東バスのエリアから言って、もう行ける場所が武蔵野市か西東京市ぐらいしかないのだが、今まで熱心に回ったことはないので、今回は少し頑張ってみるか。あくまで目的は杉並区なので、ついでになるけど。

1.プランニング

残り局のうち2つは京王線沿線の代田橋と明大前が近い。当然京王線の利用となる。その後は関東バスののりばを目指すのだが、どうやって行けばいいんだろうか。関東バスは、中野駅発の中35、36系統、荻窪駅北口発の荻32、34、36系統など、阿佐ヶ谷駅発の阿50、51系統に乗る必要がある。なぜこんなことになってしまったんだ?(何も考えずに適当にバスに乗ってたからだよ)。

今回はそれほど先を急ぐ旅ではないので、なるべく電車移動はせずバスだけで行けるようにルートを考えてみた。明大前駅から関東バスのアクセスも永福町からの高45系統(京王バスとの共同運行)でいいかな。よって、今回のプランは以下のようになった。最初の京王線沿線は仕方ないので、電車移動となるが、それ以降は関東バスでの移動とする。杉並区内を回った後は、なるべく本数の多そうな系統を選んで移動する。

新宿~(京王線)~代田橋~明大前
明大前~(井の頭線)~永福町
永福町~高45系統~松の木(成田東は停まってくれない)
松の木~中36系統(中35系統、高43系統は青梅街道営業所まで)~柳窪
柳窪~荻53、54系統~荻窪駅南口
荻窪駅北口~荻06系統~阿佐谷北六丁目(荻10系統~下井草一丁目)~(徒歩?)~大鳥前
荻窪駅北口~荻32、34、36系統~八幡宮裏
八幡宮裏~荻32~武蔵関駅(荻34系統~北裏)
武蔵関駅/北裏~鷹02系統~三鷹駅
三鷹駅~鷹21系統(西武バスと共同運行)~天神山

当初は阿佐ヶ谷駅前から阿50、51系統に乗ることを考えていたが、荻窪駅に集約した方が効率がいいので、荻窪駅発着の系統を利用することにした。関東バスは、中央線沿線の路線バスと銘打っているように、JR中央線の沿線に路線を展開している。そして新宿(小滝橋)に営業所があることから分かるように、エリアが東に寄っている。つまり、東京都区内と周辺のいわゆる均一区間(武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市)を外れるとあまり路線を持っていない。もしかしたら関東バス沿線の局を取り切ることができるか?いや、そんなに甘くはなかった。

今回の想定としては、杉並区は残り局は全て取れるはず。その他を含めると9局は取れそうか。実は中心地を外れると便数がかなり減ることが分かった。1時間に1本の系統もあるので、さすがに残り区間を全て回ることは物理的に不可能である。目的は杉並区なので、後の周辺部はあくまでおまけである。

2.杉並区の旅

京王線沿線は全て回ったと思っていたら、実はそうでないことが判明したので、今日のスタートは京王線の代田橋となる。各停しか停まらない駅なので、新宿から各停に乗るか。JRで新宿に向かう。確か地下にJRと京王の連絡口があるはずだが。ここでまたしてもししょーの田舎者度が発揮される?地下に行きたいが降りる階段が見つからない。仕方なく階段で2階に上がる。すると案の定京王線のりばとして案内された先は地上出口。改札を出ると目の前にはバスタ。この辺で既におかしいんだが。ニュウマンを回り込み、再び駅の中へ。案内を頼りに怪しい地下道を進むと、見覚えのある場所に出てきた。うーん、なんとか地下に降りて中央南口に出ればよかったのだが。

発車案内が見当たらないが、たぶんこっちだろうとホームに降りると、目の前に各停つつじヶ丘行きがいた。しかもイスの方向が逆の5000系。これは京王ライナーの折り返し便だろうな。電車が動き出すと後ろ向きだが、誰も慌てる様子がないし。ほっと一息、する間もなく電車は地上に出る。笹塚の次は代田橋。もう降りないといけないのか。

京王5000系
【京王5000系 京王ライナーの折り返し便】

●杉並和泉
なんてバタバタしながらも、代田橋には無事9時前に到着できた。地下の改札を抜け右方向の北口から地上に出る。地図を見ると甲州街道に出るとよいようだが、とりあえず目の前の路地を進む。やや広めの路地に出るので、右に進むと甲州街道があった。右に200mほど進んで、大原交差点を左に進む。泉南交差点で左に分かれる細い道があるので、そちらに向かって進むと和泉局があった。大原交差点からは約400m。まあまあ距離がある。実は京王バスと都バスの渋66系統に乗れば和泉一丁目バス停から近かったようだが、効率を考えるとちょっと使いにくいか。時刻は9時5分を過ぎたぐらい。スタートダッシュで出遅れる。

杉並区の標識
【これより杉並区】

杉並和泉局
【杉並和泉局】

帰りも甲州街道からの曲がり道、さらに駅に入る道がわかりにくくて迷う。これが杉並の洗礼なのか。もし道が分からなかったら、まっすぐ進んで京王線の踏切から駅に入ればよい。

代田橋駅への入口
【中央の路地を入ると代田橋駅に行けるが、初見殺しだ】

代田橋駅の踏切
【代田橋駅の踏切と特急高尾山口行き】

●杉並和泉二
各停京王多摩センター行きに乗って、隣の明大前で降りる。次の局は駅の北側にあるのでそちらから出たいのだが、適当な出口がないので中央口から出る。実は明大前の出口はこの中央口と北寄りのフレンテ口(出口専用)しかない。右に進み、160mほど進んだ明大前交差点の角を右に曲がって進む。途中で明大前局(訪問済み)が見えた。あ、あっちの出口が近かったのでは。そう思ったのだが。とにかく、坂を上って道を進む。300mほど進んだ松原交差点を左へ、200mほど先の和泉二丁目交差点を左に曲がって、右斜め前の道に入って190mほど進む。消火器を目印に(冗談です)丁字路を右に入って突き当たりを左に進むと和泉二局があった。この辺り、完全にGPS頼みとなる。

杉並区の標識2
【またしても区界を越えて杉並区へ】

和泉二丁目交差点の近くには小田急バスの水道横丁バス停がある。が、休日の午前に1往復があるのみ。考えるまでもなかった。免許維持路線だろうな。新宿駅からの系統は貴重だが、京王バスに任せてもいいのでは?

小田急バス水道横丁バス停
【小田急バス水道横丁バス停 やる気のない時刻表】

和泉二局への曲がり角
【ここを曲がる GPSがなかったら分からない道】

杉並和泉二局
【杉並和泉二局】

帰りは試しに明大前局の前を通って駅に向かって南へ進んでみた。突き当たりの右に井の頭線の線路を越える橋があり、それを渡ると中央口の前に出た。あまり変わらなかったな。日差しは強いが、風が吹くとちょっと涼しい。でも後半はバス旅だから。

明大前局
【明大前局(もちろん訪問済み)】

●杉並成田西
関東バスは基本的にJR中央線の駅をターミナルとしている。が、ここから中央線に行くには?井の頭線に乗れば終点の吉祥寺で中央線に接続しているが。中野駅まで移動するのは効率が悪いので、直接次の目的地を目指すことにした。

明大前から各停の富士見ヶ丘行きに乗る。あれ?富士見ヶ丘ってどこだっけ?その前に永福町は次の駅だ。永福町で降りて、高円寺駅南口行きの高45系統に乗る。そう、あのマイクロバスである。しかも京王バスとの共同運行という系統だったな。関東バスで行く中野区、杉並区の旅を参照のこと。駅の北口から出て、のりばを探す。左側の大きな道路沿いにバス停がある。これだな。次のバスは、残念、京王バスだった。PASMOで230円払う。大宮八幡を過ぎると狭い住宅地の道をうねうねと上っていく。五日市街道に出ると向かって左の方に成田東バス停があるのだが、このバスは右に曲がって高円寺駅に向かうので、次の松の木バス停で降りる。

高45系統京王バス
【高45系統 高円寺駅南口行き 京王バスだった】

松の木バス停から今度は中36系統の阿佐ヶ谷駅前行きに乗る。ここは目的地の位置関係上青梅街道営業所止まりの中35系統でもよい。これは関東バスなので1日乗車券を買い求める。うん、やっぱり聞き返される。暑さのせいだよ、きっと。バス車内で涼みつつ、杉並第二小学校バス停まで移動する。バスを降りると目の前に成田西局があった。

杉並成田西局
【杉並成田西局】

●下井草南
さらに中36系統に乗り西へ向かう。中35系統は途中の五日市街道営業所止まりなので乗れないが、次のバスは幸い中36系統であった。柳窪バス停で降りて、荻窪駅南口を目指す。交差点の右方向にのりばがあった。次に来たのは荻54系統(芦花公園駅発荻窪駅南口行き)であった。荻窪駅南口に到着。バス停の前方に進むと、駅の自由通路から北側に抜けられる。いつもながら分かりにくいな。荻窪駅北口に移動し、荻06系統中村橋駅行きに乗るつもりだったのだが、なんと関東バスはお盆期間中の平日を土曜ダイヤで運行している。そして、次に出るのは荻10系統下井草駅行きのほうだ。荻06系統ならば阿佐谷北六丁目バス停で降りて歩くつもりだったが、荻10系統だと、どこだっけ?(と路線図を確認する)下井草一丁目バス停が郵便局前の通りにつながっている。最寄りのバス停は大鳥前だがそこを通る阿50、51系統は隣の阿佐谷営業所バス停を通って阿佐ヶ谷駅に向かう。

荻10系統でよさそうなので、またバスターミナルを戻って発車間際の荻10系統に乗る。なお、なぜ荻窪駅発着にこだわっているかというと、次の目的地に行くバスが荻窪駅発だからである。安易に阿佐ヶ谷駅に行ってしまうと後で戻ってこないといけない。よって最寄りの阿50、51系統は外したのであった。さて、下井草一丁目バス停で降りる。バスは本天沼二丁目交差点を左に曲がってから止まるので、交差点まで戻ってから左に曲がらず直進する。280mほど進み大鳥前バス停(阿50、51系統)を過ぎると下井草南局があった。

下井草南局
【下井草南局】

帰りは郵便局前の道をさらに500mほど進み、阿佐谷北六丁目の交差点に出る。道路を渡って左側に阿佐谷北六丁目のバス停がある。やはりタイミング的に中村橋駅発の荻06系統が来たので、それに乗って荻窪駅まで戻る。やっぱり阿佐ヶ谷駅行きのバスが多いな。しかし、移動(阿佐ヶ谷駅⇒荻窪駅)の手間を考えるとそれほどのメリットはない。

関東バス 阿佐谷営業所
【関東バス 阿佐谷営業所】

お盆ダイヤの紙
【お盆は特別ダイヤです】

●杉並今川四
荻窪駅北口に戻ってきた。次のバスは、えーと、荻32系統武蔵関駅行き、荻34系統北裏行き、荻36系統南善福寺行きなど、とりあえず荻窪駅から北西に向かうバスでよい。次のバスは、荻36系統だった。次のポイント八幡宮裏バス停でこの荻36系統は左に曲がってしまう。八幡宮裏バス停までは移動できるので、このバスに乗る。手前の井草八幡宮バス停を過ぎて、郵便局を通り過ぎてからバスが止まる。だいたいバス停の中間に郵便局があった。行き過ぎたけどそれほどロスにはなってないはず。なお、八幡宮裏バス停は、誤乗防止のため井草八幡宮交差点の先にあり、荻36系統だけは左に曲がったところにのりばがある。たいした影響はないが。ここでは小さい紙をはさんでくれた。

杉並今川四局
【杉並今川四局】

これでついに杉並区を制覇した!うーん、誰かどこかでどこを回るんですか?とか聞いてもらえれば、お話しできたのに。今日の局員さんも温度低めだった。なお、イラスト入り印もなかった模様。

3.武蔵野市の旅

本日の目的は達成したので、後は暇つぶし、もとい残り時間の有効活用となる。この後行けそうなところは。まずは三鷹駅方面に向かう。次に来たのは荻32系統の武蔵関駅行きであった。これだと、武蔵関駅で鷹02系統の三鷹駅行きに乗れる。もし荻34系統の北裏行きであれば、終点の北裏バス停でやはり鷹02系統に乗れる。でも次に降りる市民プールバス停は北裏バス停の次なので、中途半端なことになるが。

●吉祥寺北町
武蔵関駅でちょっと休んで(あまり休憩にならなかったが)、始発の鷹02系統三鷹駅行きバスに乗る。ここまで触れなかったけど、運賃は新しい都内区間運賃のため230円である。そう、あの二重運賃である。ちなみに先ほどの高45系統は?大丈夫、京王バスも230円だった(大丈夫じゃねーよ)。

市営プールバス停で降りる。バス停に着く手前で郵便局を通り過ぎたので、道を戻って吉祥寺北町局へ向かう。

吉祥寺北町局
【吉祥寺北町局】

さらに鷹02系統に乗り、終点の三鷹駅に向かう。

練馬区の標識
【振り向けば練馬区】

バスをお待ちの方は停留所から離れないで
【バスをお待ちの方は停留所から離れないでください】

●武蔵野関前三
三鷹駅からは鷹21系統に乗る。なんか聞いたことあるような。そうだ、前回の西武バスツアーで結局乗れなかった系統である。なぜ今回登場するかというと、この系統が関東バスと西武バスの共同運行だからなのだが、この時間は西武バスの方が多い?はっ、これは上石神井営業所の系統か。このバスも多区間のため降車停留所を申告しないといけない。バス停の読み方は調べておいたぞ!

次のバスは関東バスであった。これだと1日乗車券です、と言うだけでよい。が、何となく関前三丁目と言ってしまった。関前三丁目バス停で降りて、前方に進む。

武蔵野関前三局
【武蔵野関前三局】

4.西東京市の旅

鷹21系統でさらに北上する。次のバスは、なんと、西武バスであった。なんてこった。いや、時刻表に書いてあるけど。認めたくないものだな、共同運行の他社、それはともかく時間帯的に西武バス多めの時間になるようだ。前回の西武バスツアーなら都合がよかったのだが、行程として届かなかったので仕方ない。次のポイントは中町六丁目(なかまちろくちょうめ)。とコールしたが、意味がなかったみたい。なぜかと言うと、関前三丁目から先はとにかく230円だからである。後で運賃表を見たら理解できた。

●伏見通
鷹21系統で中町六丁目バス停まで移動する。東伏見稲荷神社バス停の手前で『これより多摩運賃区間に入ります』とアナウンスされるのは親切だなあ。バス停を降りて前方に進み、交差点を渡ってさらに進むと伏見通局があった。ここでは2人待ち。その割には早めに呼ばれた。ここの局舎はATMが中に入っている。こういうのはありがたい(写真が撮りやすいので)。

伏見通局
【伏見通局】

●保谷中町四
まだ時間があるので、鷹21系統の終点天神山まで行くことにした。運賃表を見ると保谷中学校バス停から先は終点まで180円。ということはノーコールでいけるはず。よし、何も言われなかった。

終点の天神山バス停に着いた。関東バスは終点だが、西武バスはこの先吉祥寺駅や東伏見駅に向かう系統があるようだ。それはともかく、バス停から先へと進む。天神山交差点を越えて140mほど進むと中町四局があった。

保谷中町四局
【保谷中町四局】

次のバスは16時を越えるので、ここで終了となる。天神山からどうしようか。保谷駅から西武線に乗ってもいいが、遠回りかなと思ったので三鷹駅に戻ることにした。次のバスも西武バス。関東バスに乗るには約1時間は待たないといけない。やむを得ん。ここからだと、保谷中学校まで、東伏見稲荷神社まで、武蔵野営業所まで、終点までで運賃が変わる。バスに乗り、三鷹駅までとコールする。が、また聞き返される。もうやだ、西武バス(上石神井営業所)には乗りたくない。

西武バス鷹21系統
【西武バス 鷹21系統天神山行き】

5.おわりに

ということで三鷹駅に着いた。これで杉並区を制覇できたし、今後東京都内は控えようと思う(積極的には回らない)ので、もう西武バスの世話になることは当分ないだろう。少なくとも(多区間なのに)整理券を発行しない路線には乗ってやらない。

今日の結果は、東京都:9(杉並区:5、武蔵野市:2、西東京市:2)となった。杉並区は制覇、武蔵野市は残り3局、西東京市は残り6局となる。特に鷹21系統は前回の練馬区ツアーで心残りだった区間なので、今回乗れてよかった。前にも書いたように東京23区は目標にしていたが、それ以外のエリア(市部、離島など)は必須でないので、今後は他道府県に注力することになる。

海老天とオクラの冷やしかき揚げそばあ、そうだ、忘れていた、JRのおそば屋さんで期間限定麺2倍キャンペーンをやっているんだった。忘れないうちに参加しよう。今までは暑すぎて食欲なんて湧かなかったが、今回は後半をほぼバスで回っていたこと、適度な水分補給などいろいろ熱中症についての対策をしていたことが役に立ったのではないかと思う。確かに暑いけど、昔よりは暑いと言うけれど、どうなんでしょうかね。よくニュースなどで危険な暑さです、外出は控えましょう、クーラーの効いた部屋でグダりましょうとか言っているけど、それではどうにもならないのではないだろうか。

暑いといっても日差しがそれほど強烈かというそうでもない気がするし、暑い暑いと周りが騒ぐから暑く感じるのではないか、と思うこともある。日焼けはするが昔みたいに皮はむけなくなったし、今から10年以上前に岐阜市を訪れた時はこんなものではなかった。朝ホテルから出て歩いていると、まるで濡れ雑巾を絞るかのように大量の汗が噴き出した。それがある程度収まってから水分補給しないと汗が出すぎてどうにもならなかったものだ。それに比べれば、今は辛いカレーを食べた程度の汗しか出ない。ちなみにししょーの言う辛いカレーとは、一般人が辛すぎて食べられないレベルだが(^_^;)巷では日傘男子なるものが流行っているようだが、むしろそんなものに依存するから熱中症にかかるんではないかと思うこともある。適度な水分補給、塩分補給も大事だが、クーラーに当たりすぎて本来人間の持つ体温調整機能が損なわれている方がむしろ心配である。ししょーのように気温36度の高温下でも、室温17度の機械室でも平然としていられる調整機能を養っていただきたいと思う。体質もあるので無理に勧めることはしないけれど。

杉並区の旅が終わったので少し振り返ってみる。鉄道線はいいとして、バス利用は関東バスがメインとなった。他地域(中野区、練馬区など)との兼ね合いもあったのだが、なぜ京王バスを使わなかったのか。共同運行の高45系統は使ったが、メインで使うことはなかった。理由としては、関東バスがJR中央線の南北をバランスよく走っているのに対し、京王バスは性質上中央線の南側しか走っていない。それに京王線沿線局は駅から頑張って歩いたこともバスを利用しなかった一因と思われる。杉並区を走るバスは都バスもあるけど、民営バスの走るエリア(山手線より西のエリア)では弱いので致し方ないところであろう。小田急バス?あの免許維持の宿44系統しかないぞ。

次は電車の旅かな。まあ、体調には気を付けて、必要に応じてクーリングタイムを設けるとするか。よく考えたらバスに守られていたのかもしれないし。でも行ける限りは行かないと。ししょーの耐久試験はまだまだ続く(ひぇぇ~)。

高野山と周辺部の旅

0.はじめに

お盆と言えば帰省。だが、ししょーの実家は遥か遠くの大阪にある。なかなか行く機会はないのだが、たまには行かないといけないだろう。大阪に関してはかなり回ったつもりでいるのだが、実際のところはどうなのか。

大阪府内で言えば、大阪市、堺市、吹田市、豊中市、池田市、箕面市、門真市、大東市、四條畷市、摂津市、東大阪市、松原市、高石市、泉大津市、泉北郡忠岡町、泉南郡岬町を既にコンプリートしている。守口市はイオン(イオン大日SC内)ができた、和泉市は北池田(簡)が貯金扱いを開始したので再履修となる。

だがしかし、まだそんな中途半端なところを回る余裕はない。やはりフリーきっぷを使って回りたいのだが。と考えた結果、関西地方で春~秋限定で発売されるきっぷがあることに気付いた。そのきっぷとは「世界遺産高野山1dayチケット」。このきっぷは関西の主要鉄道会社(除く南海)から発売されており、各会社から高野山までのアクセスが1日乗り放題となるきっぷである。2024年の発売会社は、阪急、阪神、京阪、大阪メトロ、能勢電鉄、山陽電鉄、北大阪急行、神戸高速となっている。簡単に言えば各発売会社(山陽電鉄は明石以東版あり)の全線と高野山へのアクセス(南海高野線全線と難波~岸里玉出間ほか各社連絡ルート)が乗り放題となる。では今回はこれを使ってみよう。

高野山1dayチケット
【世界遺産高野山1dayチケット】

なお、便利なきっぷ(関西編)に記載しているように、高野山内の郵便局は高野局しかない。よって、高野山を目指すと言うよりは高野局と南海沿線の局を拾うことになる。蛇足だが、和歌山県伊都郡高野町には2つの郵便局がある。1つはこの高野局、もう1つは富貴局である。この富貴局というのは高野町の北東にあり、アクセスが困難な局である。かつては奈良交通の五條バスセンターから東富貴行きバスでアクセスできたのだが、残念ながら廃止になってしまった。その代わり今は五條イオン前・五條病院から出ている高野町コミュニティバス(夢たまご・ハイランドタクシー)の下筒香集会所前行き(たぶんあの筒香です)で富貴診療所前バス停からアクセスできるが、時刻表を見ると前とあまり変わらねえな。そっちはまあ気が向いたら(^_^;)

1.プランニング

とにかく、まずは高野山を目指す。高野山内(いわゆる高野山の門前町)には1局しかないので、その後は山を下りて南海高野線の沿線局を回ることにする。 “高野山と周辺部の旅” の続きを読む

職場勉強会はどこへ行く?~ししょーのいない勉強会なんて炭酸の抜けたウィル○ンソンじゃないですか?~

リンク貼るのが面倒なので、とりあえず前回の記事のリンクを貼っておきますね。
職場勉強会は復活したかに見えたのですがまだたいして進展はないようです~ししょーのその後が気になる?~

自社の若者(未経験者)に現場で通用する知識を授けるという高尚な理想の元に立ち上がった職場勉強会ですが、その後どうなったんでしょうか?本来なら中心人物で然るべきししょーがこんなことを言っている時点でお察しかと思いますが、現在ししょーは蚊帳の外です。本来ならあの上司から状況が伝えられて当然だと思うのですが、全く音沙汰なし。ししょーはこれまで結構貢献してきた(それこそ滅私奉公してきた)という自負があるのですが、これは幹部の意向なのかそれほどの考えもないのか、いずれにせよ情報から断絶されたししょーに現状を知る術はありません。えっ?関係者に聞けばいいだろうって?それほどのモチベーションもないんだよなあ。

風の噂によれば職場勉強会は続いているようです。ですが、それはししょーが想定していた内容とは異なるようなのです。元々は、この業界に入って間もない人が資格取得するのを手助けする初級コース、そして資格を取ったけれど現場経験がない人に現場で通用するスキルを習得させる中級コース、そういう区分で進めるものと思っていました。ところが、今行われてる内容は(これは実はサブから漏れ聞こえて来た内容なのですが)、資格を取得した後の人に対する中級向けコースをサブとその他のメンバー(なーさんとか)が実施しているようなのです。

うーん、スキルレベルから考えれば初級コースをサブとかなーさんが、中級コースをししょーが担当するのがよいと思っていたのですが、運営チーム(幹部とかあの上司)はお考えが違っていたのでしょうか?今のところししょーにお話は全く来ません。来ないなら来ないでししょーはホリデーをエンジョイしちゃうぞ?あくまでししょーは職場勉強会のサポート役であって、企画立案しているわけではないですので。

焼き肉その1
【今日は久々の焼き肉コレクションでお楽しみください】

そう言いつつも全く無関心でいるわけではないので、彼らの振る舞いに困惑しているのです。初級者向けの教育はできているのだろうか?上司の話を真に受けるなら自社待機の予備軍はかなりいるはずなんですが。元々は、資格取得のために座学だけでは心許ない、だから実機を使った演習をしようという話だったはずですが。実際、テキストを読むだけでは理解度は低いと思います。試験には実機操作に近いシミュレーション試験もあるので、実機経験は必要なはずなんですけどねえ。

まあ、勉強会の話はそれ以上話すことがないので、ししょーの現状でもお話ししましょうか。ししょーが東京砂漠に放り出され、毎日疲弊していることはお話ししたかと思います。サブとの関係性はあまり改善しませんが、現場のリーダーのご尽力により、なんとか一緒に仕事できるぐらいには良化しております。なお、あの上司はこのことに全く関与(貢献)していないこともお伝えしておきます。以前の面談で、現場から求められている教育に関して、テレワークが多いためメンバーが職場に来ることが少なく、それゆえ誰に対して教育、指導すればよいか判断に迷う(よーするにみんなの顔が分からない)という訴えをしたのですが、それに対して上司はサブの社交力を生かそう、メンバーを認識して誰に指導すべきか見極めてししょーに展開するという約束をしてくれた、はずでした。ですが、その約束が果たされることはありませんでした。 “職場勉強会はどこへ行く?~ししょーのいない勉強会なんて炭酸の抜けたウィル○ンソンじゃないですか?~” の続きを読む