日本郵便の不適切点呼問題について

すみません、最近いろいろ忙しくてニュースを追えてなかったのですが。日本郵便で運転手の乗務前の点呼について、あちこちで問題があったと報道がありましたね。最初は局地的な問題なのかと思っていたのですが、結局全国の7割以上の局で不適切な点呼があったということらしいです。

この件について、もちろん書きたかったんですけど、タイミングを逸したのでどこかで落ち着いたらまとめようと思ってました。一応まとまりましたね。自動車貨物運送の事業許可取り消しという形で。

内容を見てみるとひどいですね。乗務前のアルコールチェックなど運送業としては常識と言える手順を外したり、点呼そのものもしていなかった局さえあるようです。それだけ現場が逼迫しているということでしょうか。なお、点呼というのはアルコールチェックだけでなく健康状態のチェック、日常点検の実施状況の確認など、安全な輸送(貨物、旅客どちらもですよ)のためには不可欠なものです。トラック、バスともに運転手不足は以前から指摘されてましたけど(2024年問題含めて)、こういう全国的な事業を一民間企業にやらせたあのお方の弊害はさらにひどくなっていると感じます。

今回の行政処分(運送事業許可取消)で日本郵便が保有するトラック、ワンボックスカーなど約2500台が使用できなくなるようです。まだ検討段階のようですが、覆ることはないでしょう。ほぼ決定ということでいいのではないかと思います。残るは軽自動車や原付バイクと言ったよく街中で見る郵便屋さんのあれですね。あの小さな車は集配局(郵便物の取りまとめをする局)から家庭や企業などの受取人、特定局(無集配局、つまり近所の郵便局です)、郵便ポストを行き来するだけなので、それだけで今までの業務はできません。

日本郵便が言うには、子会社の日本郵便輸送(そういうトラックを見ますね)や他の宅配業者に委託して事業を続けるとのことですけど、難しいのではないでしょうか。世間のニュースではゆうパックがなくなるのでは、という話も出ています。いや、あの、ハガキも封書も集配局を越えて配送できなくなるんですけど。 “日本郵便の不適切点呼問題について” の続きを読む

デジタルアドレスについて

みなさん、おはこんばんちは。ししょーです。なんとか今日もやり過ごしています。

郵政関連のニュースもいくつか出てましたけど、私事が忙しくてなかなか追いつくことができませんでした。で、こんなタイミングになったのですが。

日本郵便がデジタルアドレスなんて妙なサービスを開始しようとしているらしいです。ゆうIDに登録している住所を7桁の英数字に変換して、それで郵便物を送れるというもののようですが。

まず、ゆうIDからわざわざ桁数の少ない別の文字列を作る意味って何でしょうか?ユーザIDを使って荷物を送るサービスならLINEとクロネコがやっているようなサービスで十分なのでは?アドレスを隠蔽する(隠すって意味です)のならそれで十分だし。それに、何の脈絡もない文字列なんて、住所を書くよりも誤記入による誤配達が起きる可能性は高いです。しかも山田団地の1号棟と2号棟を間違ったなんてレベルじゃない、数字が1つ違っただけでとんでもないところに送られてしまうことは容易に想像できます。

一体何がしたいのか、ししょーには分かりかねます。どうせ、また悪徳ベンダーにそそのかされたんだろうな、としか思えません。最初デジタルアドレスなんて聞いた時には、日本列島をマトリックス化して東経○○度北緯○○度とかのように座標を確定して、地名表記の煩わしさから解放される施策だろうと期待しました。ですが、出てきたものはなんだこりゃ?あまり効率化に役立ってないと思います。しかもゆうID持ってる人限定ですよね?ゆうIDってそんなに普及してますかね?

なに?英数字にすれば外国人も送り先を書きやすくなる?ふざけるじゃありませんよあーた。ししょーだって海外向けに荷物を送る時は、ちゃんとナントカstreetとかなんとかdrive、untara-cityとかちゃんと書いてますよ。Return addressだってちゃんと123,kandanandakanda-cho,Chiyoda-city(東京の特別区は英語でcityというようです、なお政令指定都市の区はwardです),Tokyoって書いてますよ。駅ナンバリングみたいに何でも英数字の羅列にすればいいってもんじゃないです。

まさかと思うんですけど、郵便料金を値上げした理由ってこんなゴミみたいなシステムを導入するためじゃないですよね。いずれにせよ、一民間企業にユニバーサルサービスなんて荷が重すぎます。それを国民が理解して、あの横須賀のお坊ちゃまの愚父の愚行を一日でも早く是正していただきたい。そう願うししょーなのでありました。

旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(後編)

九州旅行の続きです。前編はこちらから。

6.筑紫野市の旅(3日目)

今日も鳥栖駅から出発する。昨日と同じ区間快速門司港行きに乗り、原田で降りる。今度は近いから数分前に出る普通博多行きの方が早いか?残念、基山で追い越すからやっぱり区間快速の方が早いのであった。

ホテルの朝ご飯2
【基本的に昼ごはんはないので朝昼兼用となる】

鳥栖駅線路下のギャラリー
【鳥栖駅の線路下のギャラリー 展示内容は現地でご確認ください】

●原田
原田に着いた。ここは駅の東に1局ある。次の列車までの待ち時間でどうにか行けそうである。駅前広場の右側の道をまっすぐ進む。400mほど進むと左側に原田局があった。ちなみにはるだと読む。九州の地名はなぜか原をはると読む傾向がある。たまに塚原(つかはら)、釘原(くぎわら)みたいな例外もあるが(日田彦山線BRT)。

原田駅のりば案内
【のりば案内 桂川方面は0番線】

原田局
【原田局】

長崎街道原田宿の案内
【長崎街道原田宿の案内(クリックして拡大)】

原田駅近くの横断旗
【こんなに旗があるのは珍しいな】 “旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(後編)” の続きを読む

旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(前編)

0.はじめに

待ちに待ったゴールデンウィークの季節!(少々日本語が乱れております。ご了承ください)ちょっとケチが付いたが、休みは確保できた。今年はどこに行こうかな。と何となく考えていたのだが、ふと気付いた。今まで九州に行ったことがなかったな。

実際のところ、九州には1回だけ行ったことがある(もちろん局巡りという意味であるが)。しかし、このサイトを始めてからは1度も行ったことがない。ここまで九州地方の旅行記は未登録であったが、いつまでもそういうわけにはいくまい(そうなの?)。

ということで今回九州旅行を画策したのであった。旅行貯金も大事なのだが、その前に九州エリアの未走破路線に乗らなければ!という事情からプランを決めることにした。九州内の未走破路線はラクテンチケーブル(大分県)もあるけど、その前に西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)があるな、とか考えていると結局九州北部の旅をすることになった。まあ、順番に進めるとするか。

1.プランニング

九州北部という表記についてだが、昔の同人誌(大学時代の旅行記)でも触れたように(まるでその同人誌が一般に普及してるような書き方だなヲイ)北九州地域と書いてしまうと北九州市エリアを指すことになるので、ここでも九州北部という記載を用いることにする。

今回使用するきっぷは、その名も『旅名人の九州満喫きっぷ』。これはJR九州が発売するきっぷだが、九州島内のほぼ全ての鉄道線が利用できるきっぷなのである。ただし、2025年4月から価格改定(11000円⇒12000円)&長崎電気軌道がエリアから外れてしまったが。それでも九州島内を回るには有効なきっぷである。

なお、有効期間は発売日から3ヶ月、その期間内に3回利用できる。ここで言う3回とは1日・1人を1回とした場合である。さらに普通列車の自由席しか利用できない。特急(新幹線含む)を利用する際は、特急券の他に乗車券も必要になる。もちろん西鉄の特急は料金不要なので利用できる。青春18きっぷの3日間用拡張版と捉えればよいだろうか。九州内限定だが。それでも、長崎電軌と皿倉山ケーブル(ラクテンチケーブルもだな)を除く鉄道線に乗れるというのは魅力である。今回はこのきっぷを使って、九州内の未走破路線を回りつつ郵便局も回るという計画である。

旅名人の九州満喫きっぷ
【旅名人の九州満喫きっぷ】

九州へはどうやって移動しようかな?まあ、飛行機かな、とか思っていたのだが、気が付いたらじゃらんパックで予約していた。⇒⇒⇒⇒⇒↑せっかく、このサイトの右側で紹介しているのに使わないのもアレだから。そして気付いた。しまった!ANAのマイルが結構貯まっているじゃないか!どうしようかな?夏に旭山動物園でも行くか。 “旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(前編)” の続きを読む

サイト開設8周年

このサイトも意外と続いています。これもひとえにみなさまのおかげと感謝しております。もうかれこれ8年目を迎えることができました。きっとどこかで放置するかと思ったんですが。といっても旅行記がメインで、その他のページについてはあまりメンテナンスできているとは言えないですね。便利なきっぷのページは頑張りたいのですが。

大型連休の時期になるとこういう記事を書いてますが。それというのも、このサイトを始めたのがちょうどこの時期だったからです。タイミングについては、作業しやすい長い休みということもありますが、サイトの企画から使用するサーバの選定、手続きなどをしているとこの時期になったということになります。

最近のトピックと言えば、ついに念願の東京23区完全制覇を達成致しました!思い起こせば2003年に初めて東京の地に降り立ち(旅行貯金という意味ですよ)、そこから20年あまり、いろいろ寄り道もありましたけど無事に達成することができました。その間新規開局あり、統合あり、また当初はいくつも存在した都市型簡易局(シティポスト)というのがありましたが全滅、さらに分室というものもあったのですが全て消えてしまいました。東京23区内については回りきったものと思ってますが。

旅行記については、今まではブログの過去ログのように無造作に積み重なっていたものを、過去の旅行記一覧として整理しましたが、さらに見やすくするために地方別のインデックスを付けました。これで地域ごとに見たい場合は便利になったかと思います。

それと、その他雑記としてししょーの日常のあれこれを書き綴っていましたけど、仕事関係については当サイトの趣旨に合わないと思われましたので、サブドメインに分離しました。それはそれで主張したいことなのですが、郵便局巡りとは何の関連もありませんので。

この他にもいろいろやりたいことはあるのですが、なかなか時間に余裕がないとか個人的な環境の変化などで思うように進んでいないのが現状です。今後どうなるかは分かりませんが、続けられる限りは続けていきたいと思います。みなさま、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます(お辞儀)。

去年から始めたBlueskyですが、結局あまり更新できてませんね。あれは、サイトの一環として存在してるので、それなりに意味はあると思うんですが。なるべく投稿はしたいと思います。

【悲報】ししょーの休み派手に逝く

いきなりの変なタイトルで申し訳ございません。しかし、結構ショックを受けたことを表現しようとするとこうなったのです。

例年、と言ってもこの業界に入ってからですが、毎年ゴールデンウィークは点在する祝日と間の平日をつなげて長期の連休を取っていました。ですので、今年もそうだろうと安易に考えていたのですが。今年は昭和の日(4/29)の前後に平日があり、5月の連休の後にも短い平日があります。それらをつなげるとなんと16連休になる!?後ろの方は難しいかもしれないですが、前半は大丈夫だろう、それでも11連休です。何をしようかな?だいたいやることは決まってますけど。

ところが、今の業務というより案件のミーティングがあるのですが、それが毎月第2、4火曜日にあるのです。ということは次の回が祝日と重なるな。こういう時はスキップするのが基本でした。しかし、お客様が言いました。「次の回は祝日と重なりますね。じゃあ、前の日にしましょう。」なんだとー。今までは相手がベンダだったのでこういう時は休みになったのですが、別業種の人は休みにしないんですね。ああ、貴重な平日休みが。。。

その後の平日については、ししょーが早まって予定を入れてしまったので、休みますよと現場にアピールしていたおかげで無事に確保できました。ただし後半の平日については、作業の進捗が遅れているので休むわけにもいかないだろうということで出勤となりました。みんな真面目なんだな。

それでも、カレンダー通りの休みしか取れない会社もあることを思えば、まだ恵まれている方だと思います。贅沢だと言われればそうなんですけど、やっぱり去年までは長い連休が普通だったので、休みが削れたショックは多少あります。

これだけであればそれほどのショックはなかったんですけど、スケジュールを見ていくと、案件の納期が8月の終わりなのですが、通常ならお盆休みの前に片付きそうだったのが遅れているせいでお盆期間も稼働することになったのです。頑張ればお盆休みが取れるかも、というリーダーの言葉も不確かなもの。はあ、お盆は出勤か。

別にお盆期間に休まないといけないという理由はないんですが。とりあえず一定期間のお休み(平日を含む)が頂ければそれで満足です。ただ、こういう場合休みの予定が遅くなると、次の仕事が始まってしまいそのままお休みが流れてしまうことも結構あるのです。理想を言えばお盆期間を外してお盆休みをもらうのがいいのですが。

ここのところ環境が激変しているので、多少のことは我慢しないといけないのでしょうか?業務内容も専門分野から外れつつあるし。この仕事も潮時かな?別業界に移れば、平日休みが確保しやすくなるので、それはそれでいいんですけど。しかし、理想は宝くじで一発当てて悠々自適な生活を送ることなので、そこはブレてはいけないところです(そうなの?)。

3・3・SUNフリーきっぷがデジタルきっぷになって再登場!?

4月になりました。春ですねえ。なんて言いながら急に寒くなったり、季節はどうなっているんでしょうか。

それよりも、砂をかむような日々を送るししょーの元に驚きのニュースが入ってきました。あの伝説のきっぷ「3・3・SUNフリーきっぷ」が帰ってくるというのです。ただし、今回はデジタルチケットの形になるようですが。しかも、乗換案内とかEMotみたいなメジャーなサイトではなく、専用サイトからの発売となるようです。発売期間は2025年4月7日~2026年3月31日(利用期間は2025年4月7日~2026年4月29日)、発売額は3日間用が8200円、2日間用が6200円、なお大人用のみの発売となります。

このきっぷはどんなものかと説明しますと、近鉄、南海、名鉄の3社が共同で発売するきっぷで、なんとこの3社の路線が3日間乗り放題となるのです。以前、と言っても2006年まで発売されていたものは、紙券で近鉄、南海、名鉄の鉄道線、軌道線(名鉄の岐阜市内線など)、鋼索線(近鉄の生駒ケーブル、西信貴ケーブル、南海の高野山ケーブル)が3日間連続で乗り放題というものでした。もちろん、犬山遊園のモンキーパークモノレールにも乗れました。

ただし、今回発売されるデジタル版では、利用区間が一部縮小されていまして、近鉄は鉄道線全線と鋼索線が利用可能ですが、南海は本線、高師浜線、加太線、和歌山港線、高野線岸里玉出~高野下間、鋼索線(間は金払えってこと?)、名鉄に至っては中部国際空港、名鉄名古屋、金山、東岡崎、神宮前、国府宮、名鉄一宮、新木曽川、笠松、名鉄岐阜、犬山、知多半田、西尾の各駅のみ乗降できます。その他、3日間用だけでなく2日間用も発売されるとのことです。

なんと、こんな変なきっぷを出す理由は何なんだ?最近は位置ゲーが流行っているから、それの利用者なら文句ないだろうと言うことでしょうか。実際昔の紙券(非自動化券)だと自動改札機を通れないため、通常の有人駅なら問題ないのですが、名鉄によくある自動改札機を設置した無人駅というのが結構厄介で、入出場の際にはきっぷをインターホンに設置されたカメラ台において呼び出しボタンを押し、拠点駅の駅員さんがそれを確認して改札機を開けるという方式が採られているのです。

今なら、無人駅でも簡易IC改札機のみの設置で紙券やデジタルチケットなら素通りできることもありますが、名鉄はこの自動改札機がある無人駅というのが結構多くて、その当時も途中下車の際に煩わしい思いをしたものです。それも踏まえて有人駅だけの扱いにしちゃおうということなんでしょうかね。利便性が落ちるように思われますが、どうせ位置ゲーユーザーは終点まで行くからいいだろうという判断でしょうか。

改札機のある無人駅で紙券を使うことの煩わしさは、拙稿(関東鉄道常総線の旅)をご覧いただくと参考になるかもしれません。昔、3・3・SUNフリーきっぷ(長いので、以下フリーきっぷとします)で名鉄線を旅行した際もほぼ同じような憂き目に遭いました。ただ、同じ路線で同じ行動を繰り返すと、あちらの係員さんも慣れてきて、ボタンを押すだけで勝手に扉が開いたりしたものですが(^_^;)

ちなみに、ししょーが昔のフリーきっぷで旅をした時は、大阪から名鉄沿線を回りました。3日連続という制約があります。名鉄線に乗るプランでしたので、愛知、岐阜県内に宿泊しつつ回ろうか、と思いながら行程を組んでいたのですが、ふと気が付きました。ホテルに2回泊まるよりアーバンライナー(当時は名阪甲特急でした、今のひのとりポジションですね)で3往復した方が安いんじゃね?そうです、このフリーきっぷは名鉄線だけでなく近鉄線も乗り放題です。もちろん大阪~名古屋間の特急料金は必要ですが、宿泊費と特急料金を比較すると特急料金の方が安いのです。よくやったよな。ホテルに泊まる方が楽だしそんなに早起きしなくてもいいのに、当時はワーキングプアでしたから、貧乏学生の思考そのものでした。

当時の記録を調べてみますと、3日間で都合35局を訪問、新名古屋(現名鉄名古屋)からスタートして、津島線、尾西線、新一宮(現名鉄一宮)から名古屋本線を北上、最後は新羽島方面へと、我ながら不可解なルートを進んでました。なお、その時に西春日井郡新川町、海部郡甚目寺町、海部郡佐織町、葉栗郡木曽川町をクリアしていたのですが、それらは現在それぞれ清須市の一部、あま市の一部、愛西市の一部、一宮市の一部となっております(慟哭)。

大阪(難波)を8時頃に出ると、近鉄名古屋には10時過ぎに到着します。そこから始めてもそれほどのロスではない、今みたいに平日休みが貴重でもなかったので、比較的のんびりしていたように思います。そして、3日連続近鉄特急で大阪~名古屋間を往復するなんて、後にも先にもないでしょうね。余談ですが、アーバンライナーの中ではほぼ寝ていたと思います(^^;)

さて、今回のフリーきっぷはほぼ1年間の期限付きで発売されます。残念ながらGWの予定は決めてしまったので、もし行くなら夏休み(盆休み)期間になりそうです。名鉄沿線はロケーション的にも楽ではないので、そんなに多く回ってはいません。それと、関東から行くのですから近鉄沿線(名古屋線あたり)も回ってみたいですね。そうだ、飛行機のマイルが期限間近なんだった。こういう時はマイル消化のために関西空港に揚陸するプランもありか?きっぷのルート上はできるんですが、関西空港~大阪難波~近鉄名古屋~名鉄なんて効率が悪くないか?フリーきっぷを堪能するならありかも。

なんて無責任なことを言っておいて、本当に大丈夫なのか調べてみたら、羽田発8時45分の便で関西空港に降りて、空港急行で難波に出て(後続のラピートβ追いつけず)、アーバンライナーで名古屋に向かうと名古屋に着くのは14時前。新幹線なら10時頃に着けるのに。飛行機にこだわるなら前泊コースになりそうですね。関空周辺にも意外と安い宿はありそうなので、それもよいかもしれません。名鉄単独のフリーきっぷもあるので(名鉄電車全線1DAY/2DAYフリーきっぷ)名鉄にこだわることもありませんし。とりあえず、検討をしようと思います。

茨城急行自動車の旅

0.はじめに

関東地方完全制覇に向けて(できると思ってないけど)どこに行こうかと考えていたのだが、あることに気付いた。某位置ゲーで各都道府県の市域を回らなければならないのだが、茨城県でどうしても鉄道で行けない地域があることを発見したのである。それは、坂東市。それ以外は鉄道で行けるのだが、坂東市エリアだけはバス利用となる。それのついでに郵便局も回ってみようか。と言うことでアクセスを調べてみた。

東武野田線(アーバンパークライン)の野田市駅から茨城急行自動車(以下、茨急バスとする)のバス路線が出ている。そのうち、岩井車庫行きのバスに乗れば坂東市(旧岩井市)にアクセスできるようである。茨急バスは期間限定で1日乗車券を出すことがあるようだが、岩井線については対象外の模様。うーん、仕方がない。PASMOは使えるようなので、これで行くか。いつぞやの相鉄バスツアーみたいになるな。

1.プランニング

茨急バスの岩井線(正式名称が分からないのでとりあえずそう呼ぶ)は概ね1時間に1本の運行である。ということは、バカ正直に来たバスに乗って進むのは効率が悪い。例によって行って戻って作戦を遂行することになる。

郵便局の分布を見ると、野田市駅寄り(野田市)に集中していて、岩井車庫側(旧岩井市街)にも点在していることが分かった。郵便局の間隔と上下線の運行状況を見ながら行程を検討する。茨急バスはバス停の時刻表しか公開してないので、結局面倒になった結果エクセルで簡単な時刻表を作った。

野田線時刻表改正版
【作った時刻表簡易版】

検討の結果、行って戻って作戦で良さそうに思われる。よって以下の行程となった。

野田市駅~小学校前 200
小学校前~下町 200
下町~庚申塚 240
庚申塚~辺田 540
辺田~自然博物館入口 300
自然博物園入口~岩井局前 420
岩井局前~野田市駅 740
(時間が余ればおまけ)
なお、上記区間の右の数字は系統番号ではない。そう、運賃である(藁)。最初に計画した時にも運賃は調べたのだが、その時よりも上がっているような。しかも端数がなくなって10円単位になっている? “茨城急行自動車の旅” の続きを読む

西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷの旅(東急線西武線まるごときっぷの旅番外編)

0.はじめに

寒い日が続きます。みなさまいかがお過ごしでしょうか?電気代が怖いので、エアコンの温度をあまり上げられないが、風邪を引いてもいけないので気合いで頑張るぞ。さて、そんなことより、西武線シリーズは、回を重ねてついに7回目に入ってきた。もういいよ。いや、ここまで来て投げるなんて、そんなことはできない。ゴールは目前である。でも、埼玉県だしなー。

前回で枝線を終わらせて、今回からは池袋線を進められるつもりだったが、結局中途半端に残ってしまった。だが、着実に進んでいるとは思うので、今回も地道に進めていきたい。

その前回では多摩湖線の一部、そして拝島線が残ってしまったが、それらは4局のみ、それをクリアすると狭山線経由で池袋線に復帰できる。池袋線については、飯能までは1時間に6本程度、それを過ぎると1時間に2~3本程度の運行となる。当面の目標は芦ヶ久保である。そこまで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入るので。とは言えどう頑張ってもせいぜい飯能ぐらいまでしか行けないだろうな。

とここまで書いていたのだが、いつものようにまるごときっぷでは能がない。なんて思いながら西武鉄道のサイトを見ていると、新しいきっぷが出てきた。その名は「西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ(長いので以下おでかけきっぷとする)」。これは期間限定だが、西武線の高麗~西武秩父間を除く全線と西武バスの全線(高速バス、空港リムジン、コミュニティバス、イオンシャトルバス、メッツァ線、ベルド線など除く)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は1600円。なお、スパジアムジャポン、ところざわさくらタウン、三井アウトレットパーク入間で利用できるおトクにおでかけクーポン1000円分が付いてくる。

西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷ
【西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ 2枚目以降は省略】

せっかくバスが使える(しかも、いつもみたいに1日乗車券じゃあと宣言しなくていい)のだから、使わない手はない。ついでにバス路線も回ってみよう。

1.プランニング

ようやく東京都区間を抜け埼玉県に入ることができそうである。そして、今回のきっぷを使うことを考慮して、少しコースを見直してみた。

前回の残区間を整理して、かつ西武バス路線を追加してみた結果、以下の行程となった。
東大和市~(拝島線)~西武立川
東大和市駅~(西武バス)~八坂駅前
八坂~(多摩湖線)~多摩湖
多摩湖~(山口線)~西武球場前(回送)
西武球場前~(狭山線)~西所沢
西所沢~(池袋線)~小手指
小手指駅~(西武バス)

今回のスタート地点は東大和市になるのか。ルートを検索すると池袋から山手線で高田馬場に戻れだと?でも今回はいつものように東急線に縛られることはない。新宿から新宿線に乗ろうか。拝島線は新宿線とつながっているので。 “西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷの旅(東急線西武線まるごときっぷの旅番外編)” の続きを読む

サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)

0.はじめに

サンキュー♥ちばフリーパスで千葉県内を回ることにしたのだが、このきっぷは2日間有効である。つまり、2日連続で使用しなければならない。かと言って宿泊するほどの遠隔地でもない。泊まりだったら結構有用なきっぷなんだろうか。

サンキュー♥ちばフリーパスの詳細については前稿を参照されたい。同じことを2回書いてもね。

前回のお話はこちらから。

今回は、成田線の沿線を回ることにした。一部のんびりホリデーSuicaパスエリアのエリアとカブるが、そのエリアを越えれば威力を発揮するはずである。当然そのくらいは行けるよな?初めは総武本線にしようかと思ったが、そうするならせっかくだから西千葉からスタートしたい。それならのんびりホリデーSuicaパスを使えばいいのでは?と思ったので、総武本線は今回見送ることにした。

1.プランニング

今回も使用するのは「サンキュー♥ちばフリーパス」(以下、フリーパスとする)である。千葉駅周辺も残っているが、あまり近いとフリーパスの力を発揮できないので、少し遠目からスタートする。

本日の想定は11局。成田線の運転間隔から言ってそれぐらいが妥当なところだろう。成田空港行きの電車は多いが、それ以外はどちらも(八日市場経由、佐原経由)銚子行きは少ない。流れに任せてのんびりと行こう。足の疲労が溜まってるので、無理もできないというのもあるけれど。 “サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)” の続きを読む