まじめに東海道線の旅(後編)

0.はじめに

中途半端な虫食い状態になっていた東海道線沿線。それを整理すべく企画した今回の旅だが。前回は、湯河原まで行けた。よって、今回はその続きである伊東線方面からスタートとなる(熱海駅周辺と言うより熱海駅前局は訪問済み)。ある意味キリが良いと言えるだろう。

東海道線は熱海(JR東日本エリア)までは1時間に3本程度だが、熱海を過ぎると1時間に1~3本程度に減少する。発車案内を見ると本数が多いように見えるが、途中の三島、沼津止まりがかなり混じっている。おっと、その前に伊東線はと言うと1時間に1~2本程度。今日はのんびりした旅になりそうだ。

1.プランニング

もちろん使用するのは青春18きっぷである。途中から分かれるローカル私鉄はあるが、あくまでJRにこだわり伊東線、東海道線を進むことにする。過去の経験上、とりあえずの目標は静岡駅に定めた。もし、そこまで行けたなら、あとは静岡鉄道の残り局を拾えばいい。

三島から伊豆箱根鉄道駿豆線が分かれるが、こちらは1日乗車券があるので、今回は乗らないことにする。吉原からは岳南電車(正式名称である)が分かれるが、こちらは訪問済みだった。

地域的に歩く距離が長くなりそうだ。熱中症には気を付けたい、普段以上に。あと変な日焼けしないように注意しないと(^_^;)

2.伊東線の旅

●熱海、熱海昭和
今日は、珍しく雨が降っている。しかし、この時期の雨は気温が下がるのでむしろありがたい。傘を持たないといけないのはわずらわしいが。東海道線を下って、熱海からは伊東線の普通伊豆急下田行きに乗る。この時点で9時を越えているが、さすがにこの距離では9時前に来ることは難しい。全くの余談だが、東京方面から伊東線に直通する列車は16時台まで皆無である。よって、熱海ではなく来宮で降りて(以下略 “まじめに東海道線の旅(後編)” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)

0.はじめに

お盆休みの1週間を確保することに成功した。しかし、この気候でしかもマスク姿で毎日出歩くのはつらい。1週間のうち2回は青春18きっぷで行く東海道線ツアーとしたものの、もう1日頑張ってバスの旅を入れることにした。

前にも書いたが、東京は大運動会第1部と第2部の端境期。警戒期間中であることには間違いない。東海道線で戸塚を通って気付いたのだが(時系列が崩壊している)、横浜市内の残局のうち、神奈川中央交通(以下、神奈中とする)の舞岡営業所管内の系統で、港南区の残局西港南台局と、戸塚区の柏尾局に行ける。その他、戸塚駅発着の系統は戸塚営業所もある。少し離れるが、中山営業所系統でも瀬谷区、旭区の未訪問局に行ける。横浜市内の神奈中の営業所は横浜(本郷)、中山、舞岡、戸塚(上飯田)があるが、そのエリアの多くは市バス、京急バス、東急バスで既に訪問済みである。なので、それ以外の部分を回ることになる。これで横浜市完全制覇に一歩近付いた?

1.プランニング

まずは神奈中バスで戸塚駅から各方面に行くことにした。舞岡管内では、西港南台局(港南区)と柏尾局(戸塚区)に行ける(訪問済み)。その他の戸塚区、泉区は戸塚管内の系統でほぼ回れる。また、中山営業所管内の系統からも2局(卸本町簡易、都岡)に行ける。それと、横浜管内の系統のうち、大船駅(東口)からも栄区の数局を回れることが分かった。

よって今回は戸塚管内系統を中心に回り、時間が余れば、戸塚駅から大船駅に移動して、横浜管内のエリアを回ることにした。幸い神奈中の一日フリー乗車券(以下、1日乗車券とする)は地域を問わず乗り放題となるので、横浜市を越えて、藤沢市、綾瀬市、大和市などでも利用できる。その代わり、お値段も1050円と他社に比べて割高となっている。もっとも、本厚木駅~宮ヶ瀬間の運賃が682円(現金では690円)であることを考えれば安いものである(?)横浜市内均一区間では220円(ICカード/現金同額)であるが、5回乗車で元が取れる。なお、発売券種はICカードと磁気券だが、車内で購入できるのはもちろんICカードのみである。

2.横浜市戸塚区の旅

スタート地点の戸塚駅には何とか9時前に到着した。えーと、目的のバスは東口から出るようだ。2階コンコースから、東口のバスのりばを目指す。次のポイント上矢部局に近いのは上矢部インターバス停である。そこへ行くバスは、戸塚営業所の三ツ境駅、弥生台駅方面行きとなる。戸39系統の弥生台駅行きに乗る。1日乗車券は車内で買えるが、このバスは中乗り前降り。降車時に買えるはず。

戸塚駅東口案内板
【戸塚駅東口案内板 今日は6番のりばの三ツ境駅、弥生台駅方面へ】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)” の続きを読む

まじめに東海道線の旅(前編)

0.はじめに

ついにやって来ました、お盆休み!別にお盆ど真ん中でなくても良かったのだが、周りの顔色をうかがっていたらなんとなくこんな時期になってしまった。

今年は、東京で大運動会(あえてそう呼ぶことにする)が開かれている関係上、休みがイレギュラーになっている。お盆ウィークの初っ端が祝日というのは痛い。本当は、中1日で行動したかったのに。

さらに、今回の行き先だが、東京で大運動会が開かれている一方で、ロックダウンだなどと物騒な話もあるので、君子危うきに近寄らず(?)ということで、東京23区ツアーは延期することにした。その代わり、日頃あまり行けない所へ行こう、と考えてみたが、せっかく青春18きっぷがあるので(言うまでもなく毎シーズン購入している)、これを活用することにした。

では、どこへ行こうか?よく考えたら東海道線が中途半端に残っていることに気付いた。いつもは帰省の折りとか適当に降りて回っていたような。これだとどこまで行ったか分からなくなるので、きちんと順番に回ろう。ということで、横浜方面から未訪問地域を順に回ることにした。時間と体力的に2回ぐらいが限界だろうか。なので、前後編に分けて回ることにしたのだが。

1.プランニング

上記のように、今回は青春18きっぷを利用することにした。これならJR線をどこまでも(熱海を越えて東海エリアへも)行くことができる。さて、東海道線沿線はどこまで行ったかな?神奈川県エリアの訪問局をチェックすると、東海道線沿いでは、横浜市鶴見区、神奈川区、西区、保土ケ谷区と鎌倉市が終了、さらに駅から遠い局(概ね500m以上)を外すと、スタートは根府川?結構進んでいた。

しかーし!横浜市はどうなんだろう?実は神奈中バス(神奈川中央交通)の旅も画策しているのだが、その中で、横浜市港南区のラストピース横浜西港南台局というのが残っている。これは戸塚駅前から神奈中バスでアクセスできる。詳細は次稿に譲るが、舞岡管内の系統でその西港南台局と横浜柏尾局に行けるな。なので戸塚で途中下車することにした。

東海道線を西下して熱海に着いたらどうするか?熱海局は伊東線の来宮駅が近い。ならば、伊東線にも乗るとしよう。終点の伊東までそれなりに局が点在している。それを回ったら、函南方面へ。

ご存じのように(?)小田原から先は急峻な地形が続く。体力と暑さ(天気によるが)によって訪問局数が制限される可能性は大いにある。2日に分けるのであまり無理しないようにするか。

2.神奈中バスの旅(番外編)

●横浜西港南台
東海道線の列車に乗って西へ向かう。来た電車は大船行き。えーと、戸塚は大船の手前だから、大丈夫だ。普段は乗らないような中途半端な行き先の電車に乗る。

戸塚に着いた。東口のバスのりばに向かう。ここから舞岡行きの神奈中バス戸22系統に乗る。のりばに着くと長蛇の列!そんなに人気のある路線なのか、と思ってたら途中のブリヂストン前バス停で大量に降りていった。なるほど。終点の舞岡(舞岡営業所前)バス停まで移動する。

舞岡営業所
【神奈中バス 舞岡営業所】 “まじめに東海道線の旅(前編)” の続きを読む

山形・福島・茨城の旅2021

0.はじめに

普段休みを取ることは難しいが、大型連休に入りようやく調子が出てきた。今回も、なかなか使う機会がなかった例の株主優待券を使うことにした。途中下車できるきっぷなので平日はもちろん降りて郵便局を回る。効果の薄い緊急事態宣言は百害あって一利なし、言い訳程度のマンボウがどうとか、そんなものは時代遅れですよ。

1.プランニング

今回も旅行貯金のための旅ではなく、普通の旅の途中で時間があれば局に立ち寄るスタイルである。ちなみに、行程としては中央線の特急で松本へ、そこから長野に進み、日本海側へ抜ける。長野から直江津までは2つの第3セクター鉄道があるが、規則上両方に乗れないので(近隣以外からの直通は認められていない)、長野から新幹線に乗り、途中から第3セクターのえちごトキめき鉄道で直江津へ。直江津から新潟へ進み、新潟からは米沢へ直通する快速で米沢へ。仙台はヤヴァイので福島に降りて、郡山から磐越東線で日本海側のいわきへ抜ける。あとは、ただ東京に向かって南下するだけの旅である。

今回の日程では2日目の新潟から平日に入るので、そのうち営業時間の9時~16時に当たるポイントとしては、米沢、福島、いわき、勝田の4カ所が該当する。今回も局めぐりを想定してある程度余裕を持たせたわけであるが。

2.2日目(米沢)

●米沢大門、米沢丸の内、米沢駅前
米沢に着いた。米坂線からのアプローチはかなりヤバいな。さて、米沢駅は市街地から離れている。駅の西側には最上川が流れており、800mほど先の対岸に市街地がある。これを歩くのはちょっとつらいが仕方ない。乗り換え時間を見ながら川を渡る。

西口からまっすぐの方向に進み、最上川に架かる相生橋を越えて約1.4キロ進む。妙円寺を過ぎて2つ目の道を左に入り、さらに250m進むと大門局があった。いつもながら、地方では移動距離が長くなる。

米沢大門局
【米沢大門局】 “山形・福島・茨城の旅2021” の続きを読む

国際興業バスで行く北区、板橋区ほかの旅

0.はじめに

緊急事態宣言ももはや手詰まり(効果がなかった)ということで、ようやく東京にも平和が訪れた。もうぶり返すこともないだろう。そんなわけで、ここに東京都区内シリーズ復活を宣言する!と言いつつ肝心の休みが取れないまま時間が過ぎてゆく。焦ることもないのだが、なんか空しい。と思ったら、まん防?何それおいしいの?そんなこけおどしは気にしない。その後色々あったけどいちいち書くのが面倒なので省略する。

ということでようやくやって来た大型連休!どこに行こうかな?それなりに思案した結果、今回は久々に国際興業バスの旅を行くことにした。前回は池袋駅東口から光が丘駅に進むだけで終わってしまったので、不完全燃焼になってしまった。今回はもうちょっと効率よく回りたい。

1.プランニング

今回はエリア的に(前回訪問エリアを外した結果)赤羽駅中心のコースにした。スタートは池袋駅東口(今度は大丈夫?)でそこから赤羽駅へ移動。悩ましいところだが、関東バスとの共同運行路線である赤31系統で中野区へ。終点の高円寺駅周辺は訪問済みなので中野北局で折り返す。そこから赤羽駅系統を中心に回ることにした。中野区の残り局へは関東バスを使わないと行けないが、そうなるとこの系統の国際興業がネックになる。時間帯で分かれていればなあ。

前回の国際興業ツアーでは、光02系統を基準にしたので練馬区ルートを考えていたのだが、今回はそれをいったん忘れて赤羽駅を中心として移動することにした。北区、板橋区の残りエリアをなるべく多く回ることを考えたのだが。

今回使用するのは、もちろん都内乗り継ぎ1日乗車券である。これは国際興業の都区内路線が1日乗り放題となるきっぷである。ちなみに紙券である。このきっぷを使うことを前提として計画を立てたのだが。あ、なんかニュースが入ってる。何だと?!4月26日(月)より「国際興業バスIC一日乗車券」の発売を開始します。ふむふむ。これは東京都、埼玉県の国際興業バス路線が1日乗り放題となる(ただし飯能営業所管内などを除く)きっぷのようである。しかーし!これに伴い、紙の「都内乗り継ぎ一日乗車券」は4月25日(日)を以て終売となります。ってなんだよおい?確かに、国際興業バスのきっぷがICカードになりますようにってお星様にお願いした記憶もなくはないけど、急すぎないか?発表が4月16日、IC1日乗車券への切替が26日。そんなすぐ対応できるようなロケーションにいないんですけど。仕方ない、買いに行くか。ちなみに、国際興業バスIC一日乗車券(以下、IC1日乗車券とする)は700円、片や都内乗り継ぎ一日乗車券(以下、1日乗車券とする)は500円。差額よりも買いに行く交通費のほうが高いが、あくまで気持ちの問題である。

2.プロローグ

そんなわけで、終売間近の「都内乗り継ぎ一日乗車券」をゲットに走る!発売箇所は東京都内の(当然だが)営業所及び案内所、それと(都内営業所の)バス車内か。池袋駅の案内所は、えーと、営業時間が12~20時だと?赤羽駅西口の案内所は10時から営業だが、面倒なので池袋営業所に行くことにした。池袋の営業所はメトロ有楽町線(副都心線)の要町駅が近いようだ。要町ということは急行(副都心線)は停まらない。和光市行きの各停に乗り、要町で降りる。地上に出て、山手通りを南方向に進むと、バスの車庫があった。これだろう、見覚えのある緑っぽいバスがいるし。営業所らしき建屋を探す。こっちかな?さて、中に入ると正面のカウンター、ではなく左奥の低いカウンターが窓口になっている。一般的なバス営業所の光景である。その窓口(と言うか低い机)で1日乗車券を買い求める。当然ながら(?)何枚ですか?と聞かれたので、思わず2枚と言ってしまった。まあ、使う予定だからいいか。でも、年内しか使えないので、3回目のツアーも早めに計画しないといけないだろう。その後は川口市、さいたま市に足を伸ばすことになるのだろうか。 “国際興業バスで行く北区、板橋区ほかの旅” の続きを読む

京成線ワンデーパスで行く京成線の旅

0.はじめに

さて、待ちに待った大型連休がやって来た。今回はようやく都区内を回れるが、それ以外にどこか行けそうな所はないか、といろいろ調べてみると、なんと京成線のフリー乗車券なるものを見つけた!

え?下町日和きっぷだろうって?そうではない。京成線全線が乗り放題となる、京成線ワンデーパスである。これは期間限定で今年の4月1日~5月10日の期間のみ発売されるものである。期間が短すぎるので便利なきっぷのページには載せられなかったが、使えるものはとりあえず使おう!ということで、京成線沿線を回ることにしたのであった。

蛇足だが、このサイトの趣旨としてまん防とかそういうのは十分に無視できるものとする(?)

1.プランニング

今回使用するのは、上にも書いたが京成線ワンデーパス。これは、京成線の全線(成田スカイアクセス含む、ただし北総線内は乗降不可)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は2000円。京成上野~成田空港間(京成本線経由)が1050円だから、まあ妥当なところか。京成線に関しては、通常発売の下町日和きっぷで都内を訪問済みである。よって、今回の対象はその先、すなわち千葉県内となる。つまり、本線の国府台から先ということか。

自動券売機表示
【自動券売機のお得なきっぷ購入画面】

京成線ワンデーパス
【京成線ワンデーパス】

本線を東に向かって進む。途中の京成津田沼で成田方面と千葉方面に線路が分かれるが、千葉方面はJR総武本線もあることなので、成田方面に向かうことにする。例によって、駅からあまり遠くない局を回ることにした。実は、最近ししょーはマピオンのルート検索という機能をマスターしたのである。元々は電車の経路を見るものだとばかり思っていたが、実は近距離なら徒歩のルートも検索できるのである。これで、今までのような直線距離でなく実際の移動距離を推測することができる。なんで今頃気付いたんだろうか?とにかく、これで効率のよい局巡りができるはずである。

基本的に普通列車の利用となりそうだが、普通列車の本数はと言うと1時間に6本程度、京成津田沼を過ぎると半分に減る。(すみません、認識不足がありました。)本数は申し分ない。あとはどれだけ歩けるかにかかっている。想定では勝田台ぐらいまでは行けるだろうと思われたが、さてどうなることやら。

2.京成本線の旅

●市川真間
普通京成臼井行きに乗り、江戸川を越える。国府台で電車を降りる。これもややこしいが、真間局の最寄り駅は市川真間ではなく国府台である。駅を出て左側に進み、数10mほど進んだ次の角を右に進む。400mほど進んだ右側に真間局があった。

市川真間局
【市川真間局】
“京成線ワンデーパスで行く京成線の旅” の続きを読む

横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅

0.はじめに

相変わらず休みを取るのは大変なので、次はGWぐらいかなと考えていたら、なんと思わぬ所で時間が取れることになった。完全に休みではないが、業務の都合で昼間の時間が空いたのである。これは使わないといけない!と思い立ったが、後に仕事が控えているので、いつものように思い切った(?)行動は取れない。さて、どうしようかと考えていると、横浜市の局が一部残っていることに気付いた。

回り順なんて決まりがあるわけではないが、どうしても行政区単位で回りたいのが人情である(そうなの?)。そして、横浜市の青葉区、緑区、保土ケ谷区そして港南区に残った局が点在する。そんなわけで、今回はその横浜市の残り局を拾うことにした。

また、この3月~4月をもって1都3県の共通バスカードを引き継いで始まったはずのバス特(バス利用特典サービス)理由をすり替えられて終了するようなので、「バス特ありがとうそしてさようなら記念」と銘打ち(??)バスの旅とした。いや、本当は鉄道で回れるところは全部回ったから、必然的にバスしか使えないのだが。

1.プランニング

横浜市内の残局(クリア手前)は、青葉区:3、緑区:1、保土ケ谷区:2、港南区:1。地域がバラバラだが、それを回るのに青葉区は東急バス、緑区は市バス、保土ケ谷区は相鉄バス、港南区は神奈中バス(神奈川中央交通)を利用することになる。東急バス、市バス辺りはだいたい回れるところを回ってしまったので、残すと面倒になる。一方、神奈中バスに関しては、港南区以外にも舞岡、戸塚管内(要するに戸塚区など)を回る必要があるので、残すならこちらがベターであろう。よって、港南区は優先度を下げることにした。

ちなみに、最近始めた事前シミュレーションでは、青葉区、緑区、保土ケ谷区を回るとほぼ時間を使い切ってしまう。もっとも、今回は仕事の前なので予定が終わればさっさと切り上げて、体力を温存する必要がある。ある意味、ゴールが決まっているわけである。

2.青葉区の旅

スタートのたまプラーザに到着したのは、9時を過ぎていた。ちょっと気を抜いてしまったか?ともかく、前回の東急バスツアーの忘れ物を取りに来ました(?)東改札から出て北口に進み、バスのりばへ。階段を降りると薄暗いバスターミナルがある。地下なのかな?と思ったら、フラットに外に出たので地上だったみたい。例えるなら、上大岡駅のバスターミナルを狭くしたような感じだろうか。 “横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅” の続きを読む

京王線の旅(たぶん3回目)

0.はじめに

平日の休みが取れそうな時は極力取る!そして、その貴重な休みはもちろん(?)局巡りに充てる。という方針でなんとか休みを取ったものの、やはり東京都区内はもう少し待った方がいい?東京都の感染者は減っています。もう大丈夫?ワクチン何それおいしいの?そんな大本営発表を信じるほどの無知ではないですよ。このサイトで政治批判はしないようにしておりますので、余計なことは申しませんけど。というわけで今回は京王線沿線の旅の続きを行くことにした。しまった、前振りと何の関係もなかった!前回は東急沿線を終了したので、同じく残り少ない路線ということで、今回は京王線をチョイスした(なんか軌道修正できたっぽい)。うまくいけば今回で終われるかも。鉄道の沿線をクリアしたら、後は京王バスまたは小田急バスを利用することになる(もちろん優先度はかなり低いが)。

京王沿線は、京王線が武蔵野台まで、井の頭線はほぼ終了、相模原線も終了。ということで多磨霊園以西が対象となる。念のため、京王沿線局を再チェックすると、井の頭線の井の頭公園の南西に1局(三鷹井の頭局)あるが、これは小田急バスが近い、前回の京王線ツアーで涙を飲んだ(??)西武多摩川線の白糸台(府中白糸台局)は、多摩川線沿線が未訪問なので西武線ツアーに委ねる。よし、京王線に集中できるな。

1.プランニング

今回も使用するのはもちろん、京王線・井の頭線一日乗車券(以下、一日乗車券と記載する)。対象となるのは京王線(本線ではなくてあくまで京王線という名称である)の多磨霊園以西だが、郵便局が近いのはその次の東府中なので、そこからスタート。

京王線・井の頭線一日乗車券
【京王線・井の頭線一日乗車券】

東府中から競馬場線が分かれるが、終点の府中競馬正門前(フェブラリーステークスも無観客なんだな)に近いのは府中八幡宿局、これは京王線の府中からも行けるので、競馬場線には乗らずに済む。高幡不動から分かれる動物園線の沿線には日野高幡台局があるが、これは多摩モノレールの程久保が近いな(京王は駅がない)。これは多摩モノレールツアーに入れよう。京王八王子の周辺局は、JR八王子からのオーバーラップで訪問済み。ただし、八王子駅の周辺局にバスで行く必要があるので、時間があれば訪問することにした。高尾線の終点高尾山口には郵便局はない、その手前の高尾(京王高尾駅前局)はJRから訪問済み。つまり、その手前の狭間までが今回の範囲となる。

前回の東急線ツアーよりは残っている局が多いので、時間が余ることもないだろう。もし余ったら、八王子駅周辺の局を回る、それでも時間が余ったら多摩都市モノレールか?

2.京王線の旅

●府中清水が丘
特急京王八王子行きに乗り、途中の調布で各停京王八王子行きに乗り換える。今日のスタート地点東府中に停まるのは急行以下(区間急行、快速、各停)なので。東府中には8分前に到着した。今日も頑張った。しかし目的地が遠ざかると厳しいな。 “京王線の旅(たぶん3回目)” の続きを読む

東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)

0.はじめに

世間は緊急事態である(そうなの?)。とは言え、そんなことで活動をやめるのもポリシーに反するので、まあ長くなるので細かいことは書きませんけど。一応東京都区内は厳戒態勢なので(あくまでイメージである)避けることとして、どこに行こうかと考えていたら、東急線沿線が一部残っていることに気が付いた。

ところがよく調べてみると、東京都区内はクリア済み、残っているのは田園都市線の藤が丘から先?横浜市だな。なお、終点の中央林間は小田急線ツアーで訪問済み。つまり、手前のつきみ野までが対象となる。うん、時間が余る!じゃあ、ついでにバスも乗ることにしようか。東急では電車の1日乗車券だけでなく、バスもセットになった1日乗車券(東急線・東急バス一日乗り放題パス)を発売している。お値段は1000円。紙券だけでなくPASMOに載せることもできる。参考までに電車のみ(東急線ワンデーパス)は680円、東急バス一日乗車券(ICカードのみ)は520円である。

参考までに、東急線各駅(世田谷線、こどもの国線は下記参照※1)で購入する場合は東急線・東急バス一日乗り放題パスを購入すればいいのだが、東急バス沿線の人、渋谷の地下に潜るのが面倒な人はどうするかと言うと、東急バスに乗車する際に東急バス一日乗車券(もちろんPASMO、Suicaのみ)を購入する。次に東急線の駅窓口で(鉄道を利用する前提ですよ)その1日乗車券(が入ったICカード)を提示して、東急線一日乗車券(480円!)を購入する。なお、この1日乗車券は現金での発売となる。この場合、バスはICカードの1日乗車券、鉄道は紙券の1日乗車券という面倒な事態になる。

※1 世田谷線から乗車する場合は、乗車時に乗務員さんなどに一日乗車券購入の旨を伝えて乗車券購入票を受け取る。三軒茶屋(もちろん田園都市線)の窓口にその購入票を出して差額(1000-150=850円)で購入する。ICカード利用なら147円なので、853円で購入できる?
こどもの国線(恩田、こどもの国)から乗車する場合は、乗車券を購入、またはICカードで乗車する。長津田駅の窓口に使用した乗車券またはICカードを出して差額(1000-160=840円)で購入する。ICカード利用なら157円なので、843円で購入できるはず。長津田駅のこどもの国線のりばに改札口がないことにお気づきだろうか。

1.プランニング

まずは藤が丘からスタート。青葉台周辺はなぜか訪問済みなので飛ばして、田園都市線の終点中央林間、も訪問済みなので(小田急線ツアー)その手前のつきみ野まで。それだけだとどー考えても足りないので、青葉台駅、あざみ野駅から東急バスで行けそうなところへ。それでも時間が余ったら、町田市内にも行こうかというプランとなった。実は、東急線、東急バス沿線で未訪問の地域はそれだけなので、それ以降は神奈中バスのお世話になることに。東京都内の東急バスエリアはクリア済みなので。神奈中ツアーは別途企画するとして、今回はそういう行程になった。神奈中バスに関しては1050円かかるが丹沢、津久井、宮ヶ瀬までも行ける1日乗車券がある。 “東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)” の続きを読む

中央東線の旅

0.はじめに

いろいろな成り行きによって休みを多めに確保してしまった。というわけで、今回の休みで行っていない場所かつ沿線局の攻略を進めているところは、と考えて中央東線を選んでみた。折しも首都東京と付近の埼玉、千葉、神奈川に緊急事態宣言が出されるかもという不穏なニュースも聞かれる。じゃあそこは外すか。中央東線については高尾までの快速区間はほぼ終了(八王子周辺が一部残っているがバス必須)、それを過ぎると藤野までは訪問済みである。よって、その先の上野原から西の区間が対象となる。うーん、大月までは結構な山道に見えるが。

1.プランニング

使用するのは青春18きっぷ。ほかのフリーきっぷが使えないエリアで威力を発揮するというのも選んだ理由なのだが(休日おでかけパスなら大月まで行けるが、冬は12/29~1/3しか使えないので対象外である)。八王子周辺も訪問しようかと考えたが、緊急ナントカが面倒そうなので(政治的なお話はサイトの趣旨から外れるので以下略)今回は高尾以西を進むことにした。

大月までは1時間2~3本程度、甲府までは1時間に1~2本程度、もちろん複線なので行って戻って技が必ずしもハマるとは言えない。もっとも駅から離れた局が多いので次の列車に乗れるという保証もない。時間までのんびりとハイキングを楽しむ感じになるんだろうか。

2.中央東線の旅

●四方津
高尾から普通松本行きに乗り信濃路を目指す。ウソです、そんな遠くまでは行けないだろう。藤野の次だから上野原からスタートか?いや、最寄りの上野原局は直線距離で約800mだが、経路が複雑なので今回はパス。よって隣の四方津で降りることにした。距離は遠いが線路沿いに行けばいいので大丈夫だろう。四方津で降りて駅前の道(国道20号線)を東へと進む。ここは比較的歩道が整備されている。藤野ではろくな歩道がなく恐怖を感じながら車道を歩いたが。国道沿いに1.6キロほど歩く。街中では絶対にやらない長距離移動である。意外と平坦な道で助かった。ようやく四方津局にたどり着いた。 “中央東線の旅” の続きを読む