東武バスで行く足立区の旅(その2)

0.はじめに

ついにやって来ました、お盆休み!まあ、毎年長期休暇については職場でもめるのだが、今年も何とか確保できた。思ったよりも少し長めに休みが取れたので、東京23区完全制覇の旅に出るとしよう。今度はどこに行こうかな。順番から言って足立区辺りでいいのだろうか。

広大な足立区を一度でクリアできるはずがないことは十分理解しているが、それにしても広いな。今回も東武バスを使っての旅となる。もちろん、使用するのは足立一日フリーパスである。念のため説明しておくと、東京都区内の東武バス路線(東武バスセントラル)に1日乗り放題のきっぷである。例によって高速バス、空港連絡バスは利用できないが、その他足立区社会実験バス「ブンブン号」(花22系統)も利用できない。幸い、乗らないと着けない局はなかったので、使う必要はなかった。前回は、北千住の定期券売り場を探して右往左往するという失態もあったが、今度は大丈夫だ。

とりあえず、東武バスのサイトをチェックする。まさか発売終了なんてことは無いと思うが、確認は必要である。すると、なんと!モバイルチケットが発売されたことに気付いた。スマートフォンアプリ「乗換案内」(!)より、モバイルチケット『スカイツリーシャトルⓇ上野・浅草線 一日乗車券』・『足立一日フリーパス』の発売を2022年7月22日(金)午前10時から開始いたします。

な、なんだって~~。これは何ともタイムリーな話じゃねえか(ヲイ、どうした?)。せっかくの機会なので、モバイルチケットとかいうものを使ってみるか。そのためにジョルダンに無料会員登録したんだぞ(金払えよ)。

1.プランニング

さて、初回は長めの系統を利用して沿線局を拾うというスタイルだが、足立区は2回目である。そして、前回のツアーで足立営業事務所・西新井営業所管内はほぼ回ってしまったので、今回は葛飾営業所・花畑営業所エリアを回ることにした。前回はあまり心配してなかったが、今回は埼玉県方面の路線もあるため、フリーエリアの確認が必要になる。えーと、葛飾営業所・花畑営業所エリア(面倒なので、以下葛飾エリアとする)は、綾21系統(綾瀬駅~八潮駅北口間)、西22系統(西新井駅東口~八潮駅北口間)の六ツ木都住バス停まで、有51系統(亀有駅北口~三郷中央駅間)の水元猿町バス停まで、後は全て都内に収まっているようだ。実は前回気付かなかったが、足立営業所エリアの竹07系統(竹の塚駅西口~江戸袋循環)の見沼代親水公園駅の先はエリア外だったようだ。江戸袋周辺に郵便局がなかったので事なきを得た。

例によって北千住駅をスタートして、前回とは違って葛飾エリアの北11系統、北12系統で六町駅方面へ。そこから、未訪問局の配置から八潮駅方面に行こうかと思ったが、時刻表を確認すると八潮駅行きの西22系統(六ツ木都住止まりの西21系統も含めて)が2時間に1本しかないことに気付く。これは効率が悪いのでやめよう。この系統は六町駅から六ツ木都住方面に行ける便利な系統なのだが。途中の桜木橋北詰バス停まで行きたかったけど、ここは断念した。代替のアクセス方法が見つかったので(後述)。ちなみに反対側の西新井駅方面でも、栗原立体交差東口バス停で降りれば、栗原北局に割と近づける。西新井駅からは結構遠いのである。が、こちらは西06系統鹿浜都市農業公園行きが1時間に1本出ている。利用するならそちらがいいだろう。西新井駅から歩くのはやはりキツい(ルート検索したら950mと出てきた)。よって、六町駅からは竹の塚駅方面に行くことにした。こちらは1時間に3本ある。 “東武バスで行く足立区の旅(その2)” の続きを読む

モバイルチケット(MaaS)について

最近、スマホアプリまたはWebサイトで購入できる、モバイルチケットというものが流行っています。正確には、MaaS(Mobility as a Service)と言うらしいですが。SaaSとかPaaSみたいなものですね。直訳するとサービスとしてのモバイルとなるでしょうか。本来なら、地元の交通機関のみならず、その他のサービス(観光施設入場料など)を包含したサービスを一括で検索、予約できるサービスということらしいです。とりあえず国交省のサイトでも貼っておきますか(国土交通省日本版MaaSの推進 (mlit.go.jp))。

さて、このMaaS(以下、便宜上モバイルチケットと呼ぶことにします)についてのメリット、デメリットを挙げていきたいと思います。なお、ししょーは今までモバイルチケットなるものを利用したことがないので、想定で書くことになりますが、その点はご容赦ください。機会があって、モバイルチケットを使うことがあれば、その時は旅行記などで使い勝手についてお話しできるかもしれません。

まず、チケットの購入をスマホで行えることは大きなメリットだと思います。旅先の所定の発売所に行くこともなく、手持ちのスマホにアプリをインストール、またはWebサイトにアクセスすることで、時と場所を選ばずチケットを購入することができます。特にローカル私鉄では、発売窓口の営業時間が限られていることがあり、行程と合わない恐れもあります。そういう時には便利さを実感できると思います。ただし、チケットの購入を利用開始前に完了する必要があります。電車に乗ってから、あわててサイトにアクセスして購入しようとしても、決済などに手間取り、利用時(電車から降りる時など)にチケットを用意できないと、利用している扱いとはならず、所定の運賃を(さらに料金なども)支払うハメになります。

また、長崎電軌の長電アプリ(現在はサービス終了)で注意事項として書かれていた有効なチケットを提示できなければ利用は認められないというのも注意すべき点です。今のモバイルチケットは不正利用防止のため、スクリーンショットで撮った画面は認められず、有効な画面(例えば電車が右から左に動いているアニメーション)が表示されないとチケットとして認められません。つまりキャリア回線またはモバイルルータ(MVNO)と安定した接続状態であることも求められるわけです。

また、言うまでもありませんが、サーバとのセッションが切れれば有効な乗車券として認められません。巷にあふれる無料Wi-Fiというものが妨げになる可能性もあります。信頼できるキャリアを利用するか、モバイルルータ(MVNOを利用できるもの)を用意するのがベターではないかと思われます。

モバイルチケットの意外な特徴として、自動改札機が使えないというものもあります。デジタルでありながら、実際の運用は紙券のようです。機械は使えず、駅員さんまたは車掌さん(運転士さん)に提示する必要があります。改札機がQRコードに対応すれば、あるいはモバイルチケットで自動改札機を通れるようになるかもしれませんが、現状はスマホに印刷した紙券みたいな状態です。

長ったらしくなったので、モバイルチケットのメリットデメリットをまとめてみます。

メリット

  • 好きな時間、場所で買える
  • 発売所を探す手間が省ける
  • お支払いはスマートにカード決済
  • グループでの利用も便利(1枚のチケットで4人分~8人分まとめることもできるものもあり)
  • 紙券よりも安い場合がある(稀に逆パターンあり)

デメリット

  • スマホの電池が切れるとおしまい
  • スマホの電波が入らないとおしまい
  • ゲームとかSNSとかしてて、降りる時に焦りがち
  • 決済方法が制限されることがある(VISA,Masterカードのみなど)
  • 自動改札機は通れない
  • Suica/PASMOには乗らない(モバイルSuicaで買えるチケットもありますが、あくまでSuicaに乗せるという扱いになります)

ししょーみたいに有り余るモバイルバッテリーとつながりやすいモバイルルータを装備していれば大丈夫かと思いますが。せっかくバッテリーがすぐに切れるあいぽん8から新しいあいぽんSE3に換えて電池切れの心配が無くなったので、使ってみるか。販路の都合なのかモバイルチケットしか売ってない場合もあるので、これから活用してみようと思います。

勤務予定表について

ししょーの職場には、勤務予定表というものがあります。これは、メンバーの勤務予定や実績を管理するものです。と言っても、それで勤務日数などを拘束するというものではなく、単に何日に出勤した、テレワークした、休んだなどを記録するだけのものです。

通常は、何日に出勤しますとか在宅ですとか休みですとか記録するものですが、当然ながら年末年始や盆休みなどの休みの予定もそこに記載することになります。そう、長期休暇に命を懸ける(!?)ししょーにとっては結構大事なものなのですよ。

ところが職場の多くの人たちは、結構仕事が好きなのか(陰でワーカホリックじゃねーのと言ってますけど)なかなか長期休暇の予定を入れることはありません。ギリギリになって、ようやくちらほら埋まり始まるといった有様です。つまり、あまり休みに興味が無いということになるんでしょうか。

そして、予定表は3ヶ月単位なのですが、みんなの関心が低すぎるがゆえに(?)なかなか更新されないのです。1ヶ月過ぎても新しい表が用意されず、それについて誰も気にしていない。一人ししょーは焦りました。いかん、長期休暇の予定が入れられないじゃないか!本当はリーダーが作るんでしょうけど、焦ったししょーは勝手に表を更新しました。よし、これで休暇予定を入れられるぜ!

そうすると、エラいことになりました。なんと、ししょーが予定表更新係になってしまったのです!というより,元々リーダーはサボり気味でしたけど、いつの間にか更新されてるじゃん、じゃあヨロみたいな感じになったんですね。お、おう、こうなったらとことん付き合ってやるぜ。

まー、おかげでおかしな外部リンクを削除したり、今日の日付を表示したり(条件付き書式で=today()とすればよい)とかカスタマイズもできたわけですけど。でも、あの人たち止められなければ年末年始でもお盆でも働きそうなんだよな。年末年始の休みはある程度決まってますけど、お盆休みって意外と曖昧なので、明示的に休むことを宣言しないと流されます。そうならないように事前に根回ししてるんですよ(涙)。いいんです、ししょーは職場の福利厚生を守るために頑張るんだ(またしても大げさだな)。

ホームページ開設5周年

ああ、楽しかった大型連休が終わってしまった。ん?気が付けばこのサイトを作ってから5年もたつんですね。よく保ったな(正直な感想)。

相変わらずサイトの更新は停滞していますね。作りっぱなしではよくないかなと、更新ページ(便利なきっぷ)を作ったら、それが想定外の負担になるとは。今回はちょっと旅をしすぎて、それの旅行記を書いていたら想像以上に時間がかかってしまったというのもありますけど。

それ以外に、別の事情もあります。直接仕事に関係している訳ではないのですが、会社の都合で最近休日の使える時間が減っているのです。何かと言うと、詳細は書くのが大変だしその必要もないので簡単に書きますけど、業務に関する勉強会というのを月に数回ほど開催しているのです。

我々は技術職なので、それなりにお仕事についてスキルとかノウハウとかあるのですが、それを会社の若い人に継承していく必要があるのです。よく世間では即戦力なんてことを申しますが、そんなに多く世の中に即戦力が転がっている訳ではない。ではどうするか?育てるしかないですね。獲る漁業から育てる漁業へのシフトみたいなもんでしょうか(たぶん違う)。

そんなわけで月に何回か本社に出向いて、勉強会をしているのです。え?勉強頑張ってね?何をおっしゃるウサギさん(死語)。もちろん、教える側ですよ。だってししょーですから。ししょーもかれこれ業界に10年以上は存在していて、まあまあのスキルを積み重ねております。昔は、現場でも人を教える余裕があったんですけど、昨今の合理化とか何とかで人も少なくなり、要するにスキルの低い要員を抱えることが難しくなっているんですよ(泣)。

かと言って、世間のセミナーみたいなのもお金がかかるし、座学でどこまで実践に役立つスキルが身につくのかも怪しいです。そして、何もできないままシロート同然の人を現場に入れると、当然ながらクレームが来ます。あんな仕事できないやつを入れられたら作業が遅れるだろ!最悪の場合は、出戻ってくることになります。

そんなわけで、社内で戦力を育成しよう!という崇高な試みが始まったんですね。でも、こちらは休みを返上で教えないといけない、ただ闇雲に話をするのではなくある程度体系立てて説明もしないといけない、そのための準備だってあります。結構負担ですね。でも、そんな頑張りが会社に認められたのか、ついにお給料と言いますか、手間賃ぐらいは出るようになりました。よーし、本気出そうかな(コラ!)。

ページの更新はもうしばらくお待ちください。決して放置することはないので。ただ今月中には終わらないだろうな。とにかく、サイトを5年も続けることができて、少ないですが固定客もある程度確保できているように思えるので(グーグルアナリティクス調べ)、続ける意味はあるのかなと思います。今後ともよろしくお願い致します。

秋田・青森・岩手の旅

0.はじめに

今年の祝日は何とも絶妙なと言うか微妙な配置になっている。土日にかぶることが無いというのはありがたいけれど、週末との間の変な平日も少ない。普段ならそのすき間を埋めて休みにして活動できるのだが。さて、ようやく大型連休を迎えることができた。今回も、この時期がラストチャンスとなるJR東日本の株主優待券を使うことにした。今回の行程(2泊3日)では平日は1日しかない。よって、いかに効率よく回るかが問題になる。と言いながら、移動の途中に立ち寄るという原点に回帰することにした。旅には他の目的もあるので。

1.プランニング

旅行貯金に充てられる平日が1日しか無いので、後の日程はひたすら移動に費やすことにした。と言うことで、今回はいつもより大きく回ってみよう。そこで今回の行程は次のようになった。山形新幹線で新庄まで、そこから奥羽本線を進み青森へ。時間の都合で新幹線で盛岡まで下り、仙台からは常磐線経由で戻ってくる。大宮~福島間を東北本線(新幹線)経由にしたので、常磐線に乗らないと戻ってこれないのである(涙)。

東京からなるべく離れたところを回らないと長旅の意味が無い。と言うことで、平日にあたる2日目は秋田県スタートにした。大館ロケットスタートから途中の乗り換え時間が長い弘前、盛岡、一ノ関駅を回ることにする。これでようやく空白地帯の岩手県に行ける。新青森は駅の近くに郵便局がないのでパスすることにした。 “秋田・青森・岩手の旅” の続きを読む

西武バスで行く練馬区、杉並区、埼玉県の旅

0.はじめに

今年のGWの旅行は、ホテルなどの都合により連休の後半に充てることにした。すると、前半の平日が空くことになる。やはりここは都区内局制覇に向けて動くべきだろう(そうなの?)。ということで、東京都区内でどこへ行くのがいいだろうかと考えていたら、練馬区の訪問数がまだ少ないことに気付いた。しかも、西武バスを使った局めぐりはまだ本格的に実施していない。と言うことで、今回は西武バスの旅とした。

西武バスの利用は今回が初めてではない(言わずもがな旅行貯金ではという意味である。だが、それ以外でも西武バスを利用する機会は相当少ない)。なので、お作法に従って(?)西武バスの長距離系統に沿って進むことにした。そうだな、国際興業バスのスタートと同じ感じだろうか。基本的には鉄道線で回った後の未訪問局をバスで回ることにしているが、西武鉄道に関しては池袋線、新宿線とも都区内は回ってしまったので、もうバスを利用してもいいだろう。

西武バスのうち、都区内に該当するのは練馬営業所と上石神井営業所となる。そこでそれらの比較的長い系統に乗ることにした。実はししょーのマイルールで地域内の未訪問局数が20を超える場合は、未訪問局リストに記載しないことにしている。なので、今回は未訪問局を気にせずあくまで練馬区内局を多く回ることがミッションとなる。

1.プランニング

西武バスの練馬営業所と上石神井営業所の中で比較的長距離の系統を選んだ。それらを効率よくつないでみたところ、概ね以下のようなルートになった。()内は系統番号である。
成増駅南口~(光31/練高02)~南田中車庫
南田中車庫~(荻12-1)~荻窪駅
荻窪駅~(荻14)~石神井公園駅南口
石神井公園駅北口~(石01/石02)~石神井公園駅北口
石神井公園駅北口~(吉60/石10/石11)~成増駅南口
成増駅南口~(泉33)~大泉学園駅北口
大泉学園駅北口~(吉61-1)~吉祥寺駅
運行本数から選んだのだが、上記系統は少なくとも1時間に3便は確保されている。ちなみに、石神井公園駅北口~成増駅南口間は土支田経由の石02系統があり、これは1時間に5本以上とかなり本数が多い。ところが、これを利用しようと時刻表を確認すると、実は共同運行系統で半分以上が国際興業バスで運行されていることに気付いた。最初は220円払ってもいいかと思ったが、国際興業のエンカウント率を考えて回避することにした。その結果が上記なのだが、これでいいんじゃね?後はこの沿線局をいかに多く回るかということになる。 “西武バスで行く練馬区、杉並区、埼玉県の旅” の続きを読む

相模鉄道(相鉄)の旅

0.はじめに

ついにやって来た、大型連休の季節が。なんか変な表現だな。それで今回の連休のパターンから言って、休めそうな平日は2日くらい。なのだが、無理やりもう1日くらい追加できることになった。なので、急遽予定を入れることにしたのであった。

どこか今までに行ってない所で1日乗車券がある所は、と探していると相鉄沿線が未訪問であることに気付いた。規模的にもなかなかお手頃感があって良いのではないか。と言うことで相鉄沿線を回ることにした。相鉄は、横浜から海老名に至る本線と、途中の二俣川から藤沢市の湘南台を結ぶいずみ野線、そして東京都心への進出の足がかりになる相鉄新横浜線(という名称である)から成っている。

相鉄線は基本的に(相鉄新横浜線の相互乗り入れを考えないと)神奈川県内のみを走る路線である。営業範囲が一県のみに留まるのは大手私鉄としては珍しい(と言われている)。前回の横浜ツアーの続きとしてちょうど良いのではないだろうか。相鉄線が走るエリアは、横浜市、大和市、海老名市、(座間市)、藤沢市となる。回れる所を回れば、後は神奈中バスツアーに委ねることになるのだろうな。相鉄バスが1日乗車券を出してくれればかなり捗るのだが。

1.プランニング

プランと言っても、相鉄の路線に沿って進む訳だが。相鉄線を利用するのは初めてになる(もちろん旅行貯金においてという意味である)。では、横浜駅からスタートするのか?と言えばそうではない。実は、本線の鶴ヶ峰辺りまではほぼ市バスが並走しているので、そこまでは訪問済みなのである。なお、羽沢横浜国大の駅周辺に郵便局はない。よって、その先の二俣川からスタートすることになる。二俣川からは本線といずみ野線が分かれるが、まずは本線から回ることにする。

おそらく海老名までは到達できるはずなので、その後は二俣川に戻っていずみ野線を進む。小田急線ツアーがいい加減すぎて、海老名駅周辺は未訪問になっている(ちょっと反省)。でも局数から言って海老名駅で終わるかも。

2.横浜市の旅

●横浜旭(ゆうちょ銀行横浜旭店)、横浜二俣川
まずはスタート地点の二俣川を目指す。ここは相鉄線しかアクセスがないので必然的に相鉄を利用することになる。調子に乗って埼京線から乗り込もうかとも思ったが、時間が無駄なので素直に横浜から相鉄本線に乗る。しまった!電車の時間に気を取られて1日乗車券を買うのを忘れていた!横浜~二俣川間の運賃は199円ナリ(ICカード)。まあ、お布施だと思えばいいか。。。 “相模鉄道(相鉄)の旅” の続きを読む

一名でお待ちのししょー様

局めぐりをして、郵便局を訪れます。それで、窓口に通帳など一式を提出して、順番を待ちます。そして、入金の処理、通帳への押印などの一連の作業が終わったら名前を呼ばれます。ゆうちょ銀行の支店などでは、窓口処理用の番号札を別に渡されるのでその番号で呼ばれることもありますけど。

ところが、ふとあることに気付きました。条件によっては名前(名字のことですよ)を呼ばれないことがあるのです。普通は「(イスに)お掛けになってお待ちください。」と言われ、処理が終わると「ししょー様」とか呼ばれて通帳を受け取るのですが、場所によっては名前を呼ばれず「お待たせしました」ぐらいしか言われないのです。

そして、その法則が分かりました。局名と自分の名前が一致するとなぜか名前を呼ばれないのです。ここでは、便宜上ししょーの名前をハッピーロードさんとします。たいていの局では、「ハッピーロード様」とか呼ばれる訳ですが、例えば板橋ハッピーロード局という郵便局があるとして(実際にありますけど)、そこで入金すると、「ハッピーロード様」と呼ばれることはないです。

まあ、別に名前を呼んで頂いてもいいのですが、局名と同じ名前だと変な注目を集めてしまうという配慮なのか、お気遣いには感謝しております。有名人と同姓同名の人とか大変だな、とか思ったりもしますね。

例えばししょーの名前が勅使河原とか権蔵院みたいな珍しい名前だったら、そういうこともないのでしょうが、それほど珍名でなければどうしても局名とバッティングするのは避けられないことだと思います。結構細かい地名も出てきますので。

でも、名前が本町とか駅前とかでなくて良かった。もしそんな名前だったら大変だろうな。と意味の分からないことを考えつつ、頭の中はすっかり連休モードになっているのでした。それでいいのか?

多摩都市モノレールの旅

0.はじめに

もう1日余裕ができたので、軽めに局めぐりでもしようかと思う。何かいい所はないかなと考えていたら、多摩都市モノレール(多摩モノレール)沿線が未訪問であることに気付いた。距離的にちょっと短いので、これで1日使うのは少しもったいないかなと考えていたのだが、例によって夜に用事があるので、むしろ短い方が都合がよい。

多摩モノレールは、途中幾つかの路線と接続している。鉄道路線沿いに郵便局を回っているので、その一部は当然ながら訪問済みである。なので、それ以外の局を回ることになる。時間が余ったら、近くの局もバスで回ることにしよう。

1.プランニング

多摩モノレールの端である多摩センター駅からスタート。と言っても、多摩センター駅は京王、小田急が接続し、既に訪問済みなのでその先の未訪問局から始めることになる。途中の高幡不動、立川も訪問済みなのでそこも飛ばして、終点上北台まで行けるだろう。

後は、周辺局でバスで行けそうな所を少し回れれば。沿線を走る京王バス、立川バスはIC1日乗車券を発売しているので、ここで無理をすることはない。

2.八王子市の旅

スタート地点の多摩センター駅に着いたのは9時を越えていた。こんな辺境の地に(失礼)9時前に着くのはかなりヘビーだ。まあ、今日はそんなに必死に回らなくてもいいから。スタートの多摩センター駅は多摩市だが、周辺は訪問済みなので、となりの八王子市からのスタートになる。八王子市も結構回った気がするが、やはり広い。なかなかクリアとはいかない世界である。

小田急多摩センター駅
【(小田急)多摩センター駅 サンリオキャラにお出迎えされる】

多摩都市モノレール1日乗車券
【多摩都市モノレール 一日乗車券】

●大塚・帝京大学駅前
多摩センターを出て2つ目の駅、大塚・帝京大学駅で降りる。多摩モノレールは、その性質上(そうなの?)地名よりも施設名を駅名に付けることが多い。そして、ここは名前の通り帝京大学八王子キャンパスへの最寄り駅である。最寄り駅と言っても駅の中では近いだけで、実際は高幡不動駅から京王バスに乗る方が便利である。

帝京大学側出口(多摩モノレールは北口、南口などではなく、○○側という表記になっている)を出て、右側に降りると目の前に大塚・帝京大学駅前局があった。ここではティッシュをはさんでもらえた。

大塚・帝京大学駅前局
【大塚・帝京大学駅前局】

大塚・帝京大学駅
【多摩モノレール 大塚・帝京大学駅 こういうのを駅前というんだよ】

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神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その1.5)

0.はじめに

前回の神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は不完全燃焼で終わった感がある。次回はどうしようかと思っていたのだが、ちょうどいい機会が訪れた。仕事の都合で夜間作業をすることになったのだが、その場合昼間は出勤しなくてよい(というルールというか暗黙の了解みたいになっている)。これを利用しない手はない。というわけで、前回の続きを行くことにした。

前回の神奈中バスツアー横浜編は、とりあえず行けそうな場所をチョイスしたつもりだったが、ダイヤや移動時間を完全に無視してルート的に行けそうな所を選んでいたことが判明した(あんたが計画したんでしょ?)。戸塚エリア(戸塚営業所)を攻略してから大船エリア(横浜営業所)に移動するつもりが結局戸塚エリアで終わってしまった。今回は、その残りを回ることになる。これで横浜市内の神奈中バスゾーンはクリアできるはず!?

1.プランニング

プランは前回(神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)参照)組んだものを流用するので、あまり書くことがないのだが、まずは大船駅からスタートし、横浜営業所管内の局を回る。その後、戸塚駅に移動し取り漏れた局を拾う。もし時間が余れば、戸塚駅から出る江ノ電バスの沿線局も拾ってみよう。

前回のツアーで書かなかったが(というより後で気付いたのだが)、ドリームハイツから戸塚バスセンターに戻ってくる時に、横浜医療センター前バス停で降りると原宿局に行けたのに、どういう訳か失念していたのであった。それも今回取りに行かないといけない。

なお、大船駅から戸塚駅(バスセンター)への移動は、神奈中バスの戸71系統、戸72系統(ヒルズ南戸塚経由)が利用できるのだが、バスだと30分、JRだと5分かかる。どちらを利用するかは迷うまでもないだろう。

2.栄区の旅

スタート地点の大船駅には何とか9時前に到着した。まあ,余裕だな(本当か?)今回乗るバスは大船駅東口バスターミナルから出る。ややこしいが、大船駅の東口には北寄りにバスターミナルがあり、南の方に交通広場と呼ばれる別のバスターミナルが存在する。今回は北寄りのバスターミナルからとなる。

この辺り、バス系統が多くて混乱するが、目標のバスは4番のりばのようである。栄プール、金沢八景駅、みどりが丘、本郷車庫前方面。とりあえず天神橋を通るやつと覚えていたが、たぶんそれで大丈夫。

大船駅東口バスターミナル
【大船駅東口バスターミナル】

●横浜桂
ここのバス(神奈中バス横浜営業所)は、前乗りだが多区間料金制、つまり乗車時に降車停留所を運転手さんに告げて、料金を払うシステムである。ししょーの苦手なタイプだった。が、前乗りなので乗車時に「1日乗車券をください」と宣言する。料金は1050円。かなりお高めだが、全区間有効なので(もちろん高速バスなどは除く)、本厚木駅から宮ヶ瀬までの往復より安いことを考えると仕方ないのかも。PASMOをタッチして料金1050円を差し引かれる。

運賃先払いの説明
【運賃先払いの説明 乗務員に行き先を告げるとかコミュ障にはハードル高いのだが】

やって来たバスは船07系統栄プール行き。そこまで行かないので、どのバスでも問題ないのだが。南河内バス停で降りる。ちなみに読み方はみなみこうちである。うむむ、初見殺しがこんな所に。バス停名を読み間違えて恥をかく事態は回避された。

バス停前方の公田交差点を右に入る。100mほど進むと桂局があった。さてスタンプはと言うと通常のタイプとイラスト入り(赤)があるのだが、何でも栄区内でキャンペーンをやっているそうで、1行タイプのイラスト入り(タッチ―くん)となんと3局でスタンプを押すと頭、胴体、足の3つが揃ったタッチ―くんが現れるという3分割タイプの2種類がある。何でもこの近くを流れるいたち川に因むんだとか。この先どこへ行かれますか?と聞かれたので、栄区内を数局回りますと答えた。ちょうど通常の残り行が3行あるのでちょうどいいと思ったのだが。


【横浜桂局】

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