旅行貯金のSDGsとは?

SDGs。そんな言葉が最近流行っていますね。それはもうウザイくらいに。何だっけ?Sustainable Development Goalsか。17個ぐらいゴールがあるらしいんですが、そこまで考えるのも大変なので考えませんけど、旅行貯金的なSDGsというものを考えてみました。すなわち、S(それなりに頑張れば)D(どーにかなりそうな)G(ゴール)ということで、現実的な目標を考えてみました。

このサイトのどこかで、目標は全国の24000局です、などと嘯いておりましたが、当然そんなのは到達不能なものだと思われますので(ついに言っちゃった)、現実的な目標と言いますか、限界はどこなのか考えることにします。

時間とお金をかけて全国どこでも行けるのなら、泊まりも込みで制限はないと思いますけど、泊まりが発生するものはイレギュラーなパターンと考えれば、だいたい日頃の行動範囲は、日帰り旅行として朝早く家を出て目的地(出発地)に9時前ぐらいに到着できるところになると思います。局数にこだわらなければ、出発地に到着するのは10時ぐらいでもいいかもしれません。とにかく、活動できる時間は9時~16時(一部大規模局や時差営業局は17時まで)ですので、帰りの時間は考えないものとします。

東京を朝7時ぐらいに出るとすると(それ以上早起きするのは難しいです)、各方面に普通列車で移動し、だいたい9時頃遅くても10時頃に到着できる所が出発地となります。新幹線を使うと劇的に早くなる場合もありますが、値段が高い、青春18きっぷが使えないなどの事情により、ここでは考えないことにします。あくまで普通列車(各停ではなく)で移動するものとします。2022年3月改正ダイヤをベースに算定していますが、関東エリアにおいてはそれほど大きく変わることはないと思います。

1.東海道線方面
9時前までという条件なら根府川までは行けます。10時前という条件にすれば吉原辺りまで行けますね。伊東線方面では、伊東駅到着が10時を少し越えるので伊東線内なら何とか範囲内でしょうか。

2.千葉方面
千葉は楽勝なのでもう少し先を考えます。内房方面では、木更津には9時前に到着できますが、その先の浜金谷方面の列車が9時過ぎまでありません。10時前に到着できるのは佐貫町となります。外房方面だと、9時前に到着できるのは茂原まで、10時前まで許容すると勝浦までは行けます。
さて、銚子方面ですが、9時前に佐倉まで行けます。総武本線方面では10時前なら飯岡まで行けますね。成田線方面なら滑河まで。銚子方面については問題なさそうです。

3.常磐線方面
次は常磐線方面。特急ひたちもありますが、考えないことにします。9時前の到着なら、上野乗り換えで石岡まで行けます。10時前の到着を考えると大甕(おおみか)まで行けますね。蛇足ですが、水戸から水郡線方面、勝田からひたち海浜鉄道方面は10時まで接続列車がありません。大洗鹿島線方面は、大洗までならなんとか10時までに着けそうです。

4.宇都宮線方面
宇都宮線に沿って北上する場合、途中湘南新宿ラインに乗り換えれば9時前に自治医大まで行けます(自治医科大学内簡易局があります)。10時前なら岡本まで行けますね。小山乗り換えで両毛線方面は佐野まで(乗り換えの問題です)、水戸線方面は稲田まで行けます。ひみつの平日パス(休日おでかけパスの平日版、不定期発売)の範囲は十分回れます。

5.高崎線方面
高崎には届かなかったですが、9時前なら神保原まで行けます。10時までなら高崎をオーバーするのでその先まで考えましょうか。信越線横川にはギリギリ10時前に着けます。軽井沢駅行きのJRバスは10時以降の発車です。上越線は渋川まで、吾妻線は11時過ぎまで接続列車がありません(T_T)両毛線方面は前橋までとなります。

6,中央線方面
順番がおかしいですか?最後に中央線方面を考えます。9時前であれば藤野まで行けます。日連局はかなり遠いですが。10時前であれば山梨市まで行けます。甲府を過ぎると格段に列車本数が減るので、そこが壁になりそうですね。

そうか、分かったぞ!東海道線ツアーの限界は吉原スタートだったのか(今さらかよ)。と言うことは頑張っても静岡ぐらいまでしか行けないんですかね。まあ、確かに浜松辺りを回る時は新幹線必須だったし。

と、なんだか方向性が見えてきたので(ホントかよ?)これからの目安にしようかなと思います。と言うわけで持続可能な局めぐ目標に向けて頑張っていきましょう(雑なまとめ)。

WordPressでお手軽にサイト作成?

このサイトのことについて、たまには職場の人と話をすることもあるわけですが。そんな時に、こういうことを言われました。
「何で作ってるんですか?WordPressですか?最近は簡単に作れるからいいですよね。」
まあ、昔ほどHTMLとかCGIとかその他ややこしい技術を習得しなくても、比較的ハードルは低くなってるとは思いますよ。でも、このサイトを作るためには結構色々下調べとか準備があるんですよ。だから簡単と言うことはないです。と伝えたのですが。

その人はさらに続けました。「最近は本当に簡単に作れるからいいですよね!」こいつ人の話を聞いてるのか?この人はどういうつもりで発言してるんだろうか?自分でもサイトを作っているから、昔よりは作りやすくなりましたよねと言うならまだ分かります。サイトも持ってないのに、断片的な情報だけで軽々しく語られても、何の参考にもならないどころかむしろ腹立たしい気持ちになるんですが。ししょーの心が狭いことも原因かもしれませんけどね。

確かにこういう駄文を書き連ねる分には簡単ですよ。特に大した技術も要らない。ですが、このサイトのメインの部分を見ていただけると分かると思いますけど、それなりに勉強しないと作れないですよ。しかも、コンテンツに関しても自分の妄想を適当に書いてるわけではない、しっかり色々調べて書いてるんですよ。最近も便利なきっぷのページを更新しましたけど、これって日本中の鉄道、バスの公式サイトを隈無く調べ回ってるんだぞ。

まあ、他所のサイトと比べると見劣りする(ビジュアル的に)のは認めざるを得ないところです。見た目がショボいのはししょーの実力の限界と画力のなさに起因しております。それでも一応必要な情報は取れるようにしているつもりですし、旅行記に力を入れているというのもあります。

サイトの感想をあまり頂けないのは淋しいですが、定期的に訪問いただいている方も少数ながらいらっしゃるようですので、それを励みにしております。正直言って旅行記以外大して更新するものもないので、旅行記に力を入れる傾向がありますが。そう言いながらお財布事情その他によりなかなか記事が進みませんね。次はGWか。頑張ろう。

りそなめぐりについて

この広い世界には、局めぐと言って、日本全国の郵便局を回って、そこの局名印を貯金通帳(ゆうちょ銀行通帳)に押してもらうという郵便局めぐり(局めぐ)というものがあるらしいです(何を今さら)。それとほぼ平行する世界線には、りそな銀行(系列行含む)を回るというりそなめぐり(りそめぐ)というものがあるらしいです。

かなり以前から、りそな銀行では入出金すると通帳に支店名が印字されるという噂は聞いておりました。他の都銀ではせいぜい支店番号が印字されるか、それすら省略されている銀行もあります。

噂程度に聞いていたりそめぐですけど、夜中になんとなくテレビを見ていたら、その特集が組まれていて、いろいろ情報が入ってきたので、せっかくですし我らが局めぐと徹底比較してやろうではないか。いえ、本気でやるほど暇じゃないので簡単な比較とししょーの個人的な感想を以下に述べたいと思います。Twitterでいいかなとも思ったんですが、140文字では書ききれないだろうと思って、こっちのブログに書くことにしました。

りそな銀行、埼玉りそな銀行、その系列である関西みらい銀行(以下りそな銀行系とする)で入出金すると、通帳に取扱い店舗の店名が印字されます。これを日本全国の店舗を回って、各店舗の印字を集めようというのがりそめぐというやつらしいです。一応ウィキペディアにもスタンプラリーの1種として記載されているので、それなりに愛好家はいるのでしょう。

以下、比較表を作ってみました。念のため、ググってみたんですが、こんなことを考える人は他にいなかったみたいなので、書かせていただきます。

てっていひかくひょー

ゆうちょ銀行 りそな銀行系
店舗数
(ATM単独の出張所を除く)
× 23678
(2021
年12月)
◎324(りそな銀行/埼玉りそな銀行:2021年10月)
◎267(関西みらい銀行:2021年3月)
取扱時間 △(平日の9~16時) ○(原則8時~21時、ただし平日8:45~18:00以外はATM手数料を取られる)
地域分布 ×全国 ○ほぼ南関東、愛知、近畿、福岡
難易度 ×(一生かかってもできないかも) ○(お金と時間があれば何とかなる)

参考までに一部の地銀でも同じことができます。例えば、みちのく銀行だと95店舗(営業部と支店、ほぼ青森県内)、大垣共立銀行では149店舗(代理店除く、ほぼ岐阜、愛知県内)対象がございます。

うん、なんだ、大して比較にもならなかったな。ただ、メリットとしては比較的クリアがしやすいこと(郵便局めぐりは果たして終わるのか怪しい)、週末も回れること(これは大きい)、地域が限定される(東北、北陸にも一応店舗はあるが)といったところがあるでしょうか。

それと、あくまでししょーの勝手な私見ですけど、ATMにお金を預けて次の瞬間それを引き去るのはどうなんでしょう?基本的に局めぐ(旅行貯金)においては、入金だけしてその金を即座に下ろすことはないので、蓄積されていくんですが、あれではただ印字するためだけに、お金を入れて出す作業を繰り返すことになります。ししょーみたいにお金を口座に定着させるにもかかわらず、窓口業務を妨害しているなどと一部の心無い人から非難されることだってあるのに。

広い心で考えれば、あれは店舗名の印字が目的で、預金が目的でないと考えれば理に適っているのかもしれません。でも、ATMに無駄な稼働をさせるのは、いや、止めとこう。滅多なことを言うとブーメランになってししょーの後頭部にクリティカルヒットするかもしれんし(T_T)

そうですな、結論としては、ししょーがそちらに進出することはないと思います。ただ支店名が通帳に印字されるだけで、楽しいイラストが入るわけでもないし、トラベラーでもあるししょーにとってはエリアが狭すぎます。今まで通り、心の片隅に留め置くことにしましょうか。

ゆうちょ銀行『一部商品・サービスの料金新設・改定について』補遺

初めにお断りしておきますが、以前に1月17日からゆうちょ銀行・郵便局の窓口で硬貨を預け入れると、枚数に応じて手数料が強奪徴収されることをお話ししました。その時の記事を参考に貼っておきます。

ゆうちょ銀行『一部商品・サービスの料金新設・改定について』

まとめますと、ATMでの入金では1枚から硬貨預払料金がかかる(上限100枚まで)、窓口では50枚までは無料、それ以上は枚数に応じて硬貨取扱料金が徴収されることになりました。詳しくは上記のリンクを参照してください。

この災難を回避する方法について、前回の投稿の時点で気付くべきだったのですが、ついうっかり失念しておりました。1枚預けるならノーダメだからなんて言い訳はいけませんね。

巷では色々な回避策が出ているようですが、ししょーがお勧めしたい方法は、1つの局では50枚だけ預け、それ以上は他の局に行って50枚ずつ預ける(もちろん窓口ですよ)というやり方です。

さすがにゆうちょ銀行もケーススタディを研究しているようで、1人で50枚ずつに小分けした硬貨を複数回預け入れることは禁止(明確に禁止していませんがお願いレベルですね)しております。数百枚の硬貨を持ってきた人が、50枚ずつの入金票と50枚の硬貨をセットにして預け入れることは認められていない(明示的に禁止ではないが断られる)ようです。ならば、並び直せばよいのか?それも窓口の混雑状況によってはお断りします、というアナウンスがされています。

そこでししょーがお勧めする必殺技(?)ですが、1つの局では50枚を預ける、そして近隣の局でさらに50枚ずつ預ける、これを繰り返せば手数料を回避できるのではないかと思います。例えば、東京の日本橋駅を例に取ると、半径500m以内に日本橋南、日本橋、鉄鋼ビル、日本橋室町、八重洲地下街、日本橋茅場町の局があります。そこで預けると50×6=300枚までは無料で預けることができます。

といっても、忙しい店舗業務の間を縫ってそんなにあちこち行けないのではないかという懸念もあります。それにししょーの目分量ですけど、そういうお店が預けている硬貨は少なく見ても500枚は下らないと思います。ということは、硬貨の取扱いについても多少の経費を見込まないといけないのかなとも思います。

硬貨の預入手数料を考えれば、カード決済やQRコード決済の方がマシ、そういう政府あたりの圧力なんでしょうかね。日本においてそうまでしてキャッシュレス化を進める意味があるんだろうか?ししょーは甚だ疑問を感じるのですが。

結局一番の自衛策は、数千円単位のお釣りをすべて硬貨で支払う、またはネット界では超有名なあの方が仰るように税金を硬貨で支払うのがベストではないかとも思われます。

これから硬貨の扱いはどうなっていくのか、コンビニでは相変わらず現金至上主義の方も健在なようですし(セルフレジに小銭を入れろなんて言う話も)、キャッシュレスしか受け付けないという業務形態を採るのはまだまだ時期尚早であると思いますけどね。かく言うししょーは、SuicaにPASMO、楽天EdyにiDとかLINE Payか駆使してますので、対岸の火事を眺める気分ですけど。いつまでも現金にこだわる天下○品に通う頻度も極端に下がってきました。

もっとも市中の銀行では窓口入金では300~500枚までは無料、ATMでも100枚までですが無料で預け入れできます。これでゆうちょ離れが起きるのか。全国展開していない個人商店や小規模のチェーン店なら地元の地銀や信金を見直す機会になるのかなと。今後について見守っていきたいと思います。ししょーは一応ゆうちょ銀行の味方ですけど、硬貨の預入はやはり信金の方がいいのかなと(^^;)

豊橋鉄道の旅

0.はじめに

年末年始はいつも帰省している。そして、いつからだったか(もう10年ぐらいは行ってるか?)新幹線ではなく、青春18きっぷを利用して東海道を下るのが冬の風物詩となった。(ん?)

往きは到着時間が制限されているのであまり多くの局を回れないが、帰りは比較的時間に余裕がある。途中に何かいいスポットはないかと考えていると、おぼろげながら浮かんできたんです、豊橋鉄道という路線が。

豊橋鉄道は、JR東海道本線(新幹線)、飯田線、名鉄名古屋本線が集まる豊橋駅(の近く)から出て渥美半島の三河田原を結ぶ渥美線と豊橋市内を走る東田本線(通称豊橋市内線)からなる鉄道である。今回は、この鉄道線(渥美線)の沿線を回ることにした。

1.プランニング

帰り着くことだけを考えると、ギリギリ16時ぐらいまでは粘れそうだ。ワーストケースとして三河田原を16時過ぎに出るとすると、豊橋から普通列車を乗り継ぐなら品川着が22時30分過ぎ。しかし、しかしだ、次の日から仕事がある。結局1週目完全休暇計画は実現しなかったのである。それを考えるとあまりのんびり帰るわけにも行かない。

豊橋で途中下車して新豊橋から渥美線を進むことにする。運転間隔が1時間に1本ぐらいなら、行って戻って技を使う必要があるけれど、渥美線の運転間隔は、15分おきだった。失礼致しました。ならば、ひたすら三河田原に向かって進めばいいわけだ。

渥美線で駅近くに郵便局があるのは、柳生橋、小池~愛知大学前間、南栄、高師、向ヶ丘、大清水、老津、そして終点の三河田原である。駅を出て郵便局に行って戻って次の列車に乗れればいいのだが。局によっては駅から離れているので次の列車に乗れないかもしれない。老津で16時を越えそうならそこで諦めるか。どうせ、東田本線の終点赤岩口には行かなければならないので、豊橋には少なくとももう1回来る必要がある。

2.豊橋市の旅

豊橋に着いた。まずはこの重い荷物をコインロッカーに入れることに。駅の周辺(改札口辺り)を探すが、それらしき案内はない。豊橋鉄道の新豊橋駅にないかな。そんなところにはなかった。また、豊橋駅への階段を上り、連絡通路から白い携帯ショップをショートカットしてカルミアに戻り(通り抜け可なので)、案内版を探すと、あった!コインロッカーという文字ではなくマーク(ピクトグラム)だけで表示されていた。これで分かるだろ、ってことなんでしょうけど。こちらのロッカーは空いているようである。時期的なものもあろうか。荷物を入れやすい低いロッカーにカバンを入れ、中央のディスプレイで扉番号を選択しSuicaをタッチする。出てきたレシートは静岡のアスティと同じ仕様のものであった。

新豊橋駅の窓口で渥美線の1日乗車券を買い求める。「カラフルトレイン 渥美線1日フリー乗車券」という名前で1100円である。実は、RYDE PASSアプリを利用したモバイルチケットもあるのだが、スマホの電池切れを懸念していることと、紙式の乗車券だといろいろ記事が書いているので、紙券を買うことにした。日付のスタンプを押した後、ビニールケースに入れて出してくれた。中にいろいろ書いてあるみたいだけど、後で読むとしよう。

渥美線1日フリー乗車券
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静岡駅周辺の旅(○らり途中下車の旅)

0.はじめに

年末年始はいつも帰省している。そして、いつからだったか(もう10年ぐらいは行ってるか?)新幹線ではなく、青春18きっぷを利用して東海道を下るのが冬の風物詩となった。

今回は、他の旅との兼ね合いを考えて、静岡駅周辺を回ることにした。目的地への到着時間、今までの訪問地域などを考えるとこれが妥当な選択であると思われる。決して手を抜いているわけではない。

ちなみに、昼間の東海道本線の下り列車は、熱海から静岡を過ぎて島田まで進む列車があり、浜松まで走る列車は静岡ではなくその手前の興津から出ることが多い。これを利用して、興津で降りて浜松行きを待つことを興津作戦と呼んでいる。この作戦が次第に世間にバレ始めたのか、興津で降りるキッパー(青春18キッパー、18きっぷ愛好家のことである)が増えているように感じる。だが、静岡で降りるならわざわざ興津で乗り換えるというアクションは不要になる。我ながら見事なフェイントだ(意味不明)。

1.プランニング

あくまで東海道本線の旅の一環という位置付けなので、静岡駅から歩いて移動できる範囲とした。もしガチるならしずてつジャストラインの1日乗車券(電車・バス1日フリー乗車券)も使えるのだが、今回は途中下車による訪問(というコンセプト)の形を取ることにしたので、軽めに回ることにした。

これでも駅周辺の訪問&昼ご飯というミッションがあるので、余裕があるようで意外に余裕はないのだ。

2.東海道線を下る

熱海駅でJR東日本の普通熱海行きを降りて、JR東海の普通静岡行きに乗り換える。来た列車は、211系(5000番台だよ)の6両編成であった。211系+313系でないので、いわゆるノートイレトレインである(初めて聞いたよ)。おのれ東海め。いや、この211系車両は2022年3月デビューする315系車両に置き換わることになっている。絶滅危惧種になった非VVVF車(界磁添加励磁制御)のサウンドを懐かしむとしよう。

車内は長距離移動してそうな人が半分、地元っぽい人が半分といった感じ。さて、電車が興津駅に着いた。3番線には当駅始発の普通浜松行きが鎮座ましましている。そして、やはり3割ぐらいの乗客が先を争うように慌ただしく降りて、跨線橋を駆け上がっていく。そんなに急がなくても席は空いてるし、発車まで時間も余裕があるのに。やれやれだぜ。 “静岡駅周辺の旅(○らり途中下車の旅)” の続きを読む

総武本線の旅

0.はじめに

さて、年末年始の休みだが、仕事の都合により散々振り回され、どうにか落ち着いた結果、まともに動けるのは1日だけとなってしまった。もちろん、帰省の往復は有効活用するつもりである。

今回使用するのはもちろん青春18きっぷ。休みの余裕から言ってもここで使わないと余ってしまう。よって、JR沿線の旅となるが、どこに行こうか。そうだ、前回の京成バスツアーで見送った江戸川区の平井七局は、平井駅から歩くしかないという結論だった。ならば忘れないうちに訪問しておこう。そして、総武線に乗るのなら、そのまま千葉に向かって進むことにしよう。なんとも安直な考えだが、千葉方面は今までロクに回っていなかったので、この機会に回ることにした。

郵便局のロケーションも考慮すると、以前京成本線で回れなかった一部の局に行くことになる。そして京成線ツアーでは京成津田沼から先はJR線に乗ることを想定して成田方面に向かっていたのであった。なので、JR総武本線沿いに進み京成線ツアーで取れなかった所を拾う、津田沼からは千葉方面に向かう、そういう方針で旅をすることにした。

1.プランニング

青春18きっぷを使うということで、必然的にJR線沿いを回ることになる。スタートはもちろん平井七局へアプローチする平井となる。その後は、総武緩行線(要するに各駅停車のこと)に乗って千葉方面に進むことになる。

京成線ツアー(下町日和きっぷを含む)の訪問局、そして都営新宿線と接続する本八幡周辺を除くと、市川、船橋、東船橋、津田沼(JR)と幕張本郷以東の訪問になりそうだ。なお、西船橋は東京メトロツアー(東西線)で回っていた。列車の本数は申し分ないので、後は体力との相談になる。

とりあえず、千葉駅(千葉中央駅も)辺りまでの地図は用意したが、どこまで行けるだろうか?

2.江戸川区の旅

●江戸川平井七
総武快速の電車を錦糸町で降りて、各駅停車に乗り換える。平井駅に着いた。時間は9時まであと10分ほどある。まあこんなものだろう。北口を出て、右側の道を進む。平井駅入口交差点から蔵前橋通りを右に進み、平井大橋西詰交差点を左に入る。2つ目の交差点を右に入り、天祖神社に沿って左へ。右に入る道に平井七局があった。駅からは約900mの道のり。序盤だから許される距離である。「寒いのでお気を付けて」と声をかけていただいた。ありがとうございます。その歳だと堪えるでしょう。いや、そんなおじいではないです。

江戸川平井七局
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京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅

0.はじめに

ああ、10月の休みがなくなってつらかった。その分7~8月にメリットはあったんだろうけど。さて、緊急事態宣言も解除されたことだし、現場では相変わらずのアラート状態でちょっとウンザリしているが、ともかく東京23区制覇計画を進めよう。

今回は、順番から言って(?)東の方に向かうことにした。そして足立区内は過去に東武バスで回ったので、葛飾区あたりを京成バスで回ることにした。京成バスを利用するのは初めてかな(もちろん旅行貯金でという意味である)。京成バスも都内で有効な1日乗車券(ICカード都内一日乗車券)を発売している。このきっぷは、京成バスの都内区間(江戸川区、葛飾区、江東区、台東区ほか、金61系統の大場川~八潮駅南口間を含む)と京成タウンバスの都内区間(金町駅南口~三郷駅南口間の金02系統は全区間除く)が1日乗り放題となる。その他、コミュニティバス(荒川区(さくら、汐入さくら、町谷さくら)、墨田区内循環バス)は利用可、東京BRTは利用不可(使わないけど)となっている。県下を跨ぐ路線でご利用の際は、県下でご利用分の運賃をお支払いくださいというのは特急バス、SS(シャトルセブン)のTDR発着や、瑞75系統の相の川一丁目以遠を指しているのだろうか。

1.プランニング

江戸川区内は残り2局、葛飾区内は18局残っている。江戸川区内の1つは京成バスが使えるが、もう1つは平井駅(JR総武本線)から歩くしかない。よって、江戸川区内はバス路線沿いの1局だけとし、あとは葛飾区を回ることにした。比較的多くの局を回れそうな京成バス新小53系統、京成タウンバス新小51系統を中心に、あとはあまり効率が悪くならないようにルートを選んだ(つもりである)。うーん、事前のシミュレーションでは10局も回れない?平井駅から平井七局までは徒歩で15分以上かかる(マピオンのルート検索による)ので今回は外した。それでもやはり厳しいか。

地域のせいなのか、意外と本数が少ない系統が多い。しかも、新金01系統(京成バス、京成タウンバス)のように土休日のみ運行の路線もある。何より面倒だったのは、京成バスと京成タウンバスは別会社なので路線図が別々に存在すること。よって、それらを見比べながらルートを決めないといけない。営業所別路線図なんか見てたらますます混乱するので、全路線図を参照した。地形図にルートをトレースした見やすいタイプである。

2.江戸川区の旅

スタート地点は、JR総武本線の新小岩。新小岩と言えば(自主規制)、それはともかく頑張って早起きした結果8時45分ごろには着くことができた。と言っても、最初に乗るバスである新小20系統が出るのは9時5分(その前は8時39分)。ちょっと早かったか。まあ、バスのりばを探す余裕はあった方がいい。新小岩駅北口ののりばを探す。駅の北側の平和橋通り沿いにあるようだ。と言うより、そんな中途半端なところでバスを降りた記憶があるな。 “京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅” の続きを読む

夏の電気代2021

もう季節は、10月の終わり。すっかり秋の気配、いやもう冬に入ってしまったんではないか、と言いたくなるような寒さ。本当は、エアコンの中間期として1ヶ月ぐらいは休ませる期間が欲しかったんですが、結局10月半ばまでは冷房、そして下旬は早くも暖房を入れることになってしまいました。

世間のネット掲示板を見ても【悲報】日本の秋なくなるなんて書いていますから、ししょーの考えがイレギュラーではないと考えています。だって寒いんだもん。

さて、ししょーは実は今年の夏にエアコンを買い換えました。理由としては、効きが悪いように感じられたこと、購入してから既に10年ほど経過していること、リモコンの反応が悪いこと、そしてご近所からクーラー(室外機)の音がうるせえ!とクレームをいただいたこと、結構多いな。

そんなわけで、エアコンを買い換えたわけですが。部屋の状態がカオスだったので、電気屋さんをお迎えするべく数日に渡って大掃除をしました(^◇^;)さて、新しいクーラーの威力は、おお、涼しい!今までのは何だったんだろうというレベルで涼しいです。そして今年も酷暑の中テレワークが続き、24時間クーラーが稼働した状態でした。果たして、電気代は?やっぱり1万円(月額ですよ)の大台を超えるのか!?

なんと!MAXで7700円(もちろん月額ですよ)でした!おお、1万円行かなかった。あんなにガンガン使ったのに(もちろん設定温度は28~30度でしたが)。新しいエアコンの威力すげー!エアコンは新しいものに買い換えると電気代がとてもおトクになりますよ。なんて、通販業者などがしきりと宣伝してますけど、その通りでしたね。1シーズンで1万円ぐらいは電気代が安くなりました。こんなことなら、もっと高いエアコンにすれば良かったかな?最近の(4~5月頃の相場ですけど)エアコンって、6畳用でも下手すると10万円を超えるものがあります。前回は、工事費込みで4万円台だったのに。それで高いエアコンを避けたのですが、こんなに電気代が下がるなら、少々高めでも良かったかな?

今回買ったエアコンは6畳~8畳用(6畳から8畳に適しているという意味ではなく、木造なら6畳、鉄筋なら8畳かなという意味らしいです)でしたが、本体価格は4万円台、そこに工事費1万円ちょっと、古いクーラーの撤去代4000円くらいという出費でした。お金がかかるなとその時は思ったのですが、夏場の(そしておそらくはこれからの冬場の)電気代がかなり下がることを考えれば、それほど高い買い物ではなかったかもしれません。

でもなあ、やはり安いものを買ったせいなのか、暖房を入れると10分ぐらいおきにぎゅるぎゅるぎゅるという冷媒が流れる音がするのです。安物を買ったんだから仕方ない、そのうち慣れるだろう。でも、こんなことなら8万円ぐらいの○ナソニックとかにすればよかったな、と少し後悔するししょーなのでした。

国際興業バスで行く板橋区と北区の旅

0.はじめに

東京の大運動会もようやく終息し、東京に再び平和が訪れた。相変わらず緊急事態何とかが出ているが、あれはいつものパフォーマンスだし、ワクチン打てばいいというものでもないことも既に実証されている。ここは普段通りの行動で特に問題ないだろう。今回も東京都区内シリーズに向かうことにした。

9月はシルバーウィーク期間?休みに囲まれた中途半端な平日を休みにすれば夢の9連休!だが、そんな甘い考えは早々に否定されてしまったのであった。結局取れた休み(平日のである)は1日。この貴重な1日をどこに充てるか。そうだ、国際興業バスの都内全線乗り継ぎ一日乗車券があるんだった。終売前にあわてて買ったやつである。これで都内局を回るには十分なので。

1.プランニング

今回は板橋区と北区の残り局を回ることにした。前回は、最初よりは多少マシな行程だったと思うが、それでも中途半端に終わった感がある。なので、今回は目的を持って(?)回ることにした。池袋駅西口(あの因縁の東口にはもう用はない)から1局拾って、そこから板橋駅に向かい北区内残り局を訪問、系統の都合で板橋駅からは王子駅へ移動。そこからときわ台駅へ移動。ときわ台駅から近い局を訪問したら、国際興業バスの東京のメッカ(?)高島平操車場へ。高島平駅から周辺局と東武練馬駅方面を回る。事前のシミュレーションではここまでしか行けないようだ。板橋区内局を回りきることは難しいか。

実は、今は国際興業バスの1日乗車券はICカード(もちろんPASMO/Suica)化され、東京都、埼玉県のエリアを回ることができるが(飯能エリア除く)、思わず買ってしまった都内限定の1日乗車券を利用することになるので、当然東京都内しか回れない。IC1日乗車券を使えば、あまり気にせずに埼玉県方面(川口市、戸田市など)に踏み込むこともできるが、それは次回以降の話となる。

国際興業バス都内乗り継ぎ1日乗車券
【都内全線乗り継ぎ一日乗車券 都内路線のみ有効なきっぷであった】 “国際興業バスで行く板橋区と北区の旅” の続きを読む