神奈中バスで行く相模原市緑区の旅(その1)

0.はじめに

みなさん、おはようございます。えー、これ緊急でブログ回してるんですけどね。と意味不明な始まり方をしたのは理由がある。

神奈中バス(神奈川中央交通)が運転手不足などの理由により、津久井営業所管内の系統を見直すという。具体的には三ヶ木(みかげ)バス停以西のバス路線13系統中11系統を廃止するらしい。いろいろソースをひっくり返して調べてみたが、残るのは相模湖駅~三ヶ木間の湖21系統、湖28系統くらいか。

当サイトと直接関係はないが、一応調べたので書いておこう。
※参考:27年3月までに廃止の系統(★は26年3月まで)
八07 八王子駅北口~相模湖駅★
湖29 相模湖駅~高尾山口駅★
野05 藤野駅~奥牧野
野08 藤野駅~和田
野11 藤野駅~やまなみ温泉
野12 藤野駅~やまなみ温泉~奥牧野
湖23 藤野駅~相模湖駅
三55 三ヶ木~伏馬田入口
三55 三ヶ木~東野
三56 三ヶ木~月夜野
橋11 橋本駅北口~相模湖MORIMORI前(25年10月まで)

貴重な山間部区間のバス路線が。それもあるけど、このサイトの趣旨として、郵便局への足がなくなるのは困る。一応、乗合タクシーなどの代替手段は検討されているようだが、安心はできない。まさか、よそ者が郵便局のためにデマンドバス(前の日に予約して来てもらうバスのこと)を呼ぶのもなあ。

なので、面倒なことになる前に路線バスがあるうちに回れる所は回っておきたい。他地域ではやらないだろうが、神奈川県内については全局制覇を目指しているので、最悪の場合ハイヤーを使ってでも回り切りたいと思っている。でもバスで行けるならそれに越したことはない。

1.プランニング

相模原市緑区とその周辺部のうち、今回廃止になるであろう路線を中心に回ることにする。しかし、便数が極端に少ないので1回では回りきれないだろう。いつものパターンに反して集中的に行くとするか。

津久井営業所管内を回るので、拠点になるのは橋本駅、いや三ヶ木バス停かな?それと中央本線の相模湖、藤野駅も拠点になるだろう。

今回は三ヶ木バス停を中心とするプランとした。
橋本駅北口~橋01系統~三ヶ木
三ヶ木~三55、56系統~青野原診療所前~東野
東野~三56系統~三ヶ木
三ヶ木~三53系統~鳥屋郵便局前

ここまで来たら泊まりか?いや、たかだか県内で大げさな。物理的に可能であれば日帰りにこだわってみよう。 “神奈中バスで行く相模原市緑区の旅(その1)” の続きを読む

高崎線の旅

0.はじめに

努力の甲斐あって、ついに南関東4都県は訪問率10%を達成することができた。しかし、関東地方を何とかしなければ。まあ、実際問題として北関東は遠いんだよなあ。とは言え、関東地方ぐらいはある程度回っておきたい。

しかし、当然ながら家から遠いところは簡単に行くことはできない。北関東の訪問率が低いのは仕方ないところであろう。だが、いつまでも放置するわけにいかない。ということで、今回はJR高崎線沿線を進めることにした。高崎線と言えばJRを指すのは我々にとって常識なんだけど、世間の人はそうでもないのかな?

大宮まではどうにか攻略できているので、今回はそれより北の地域が対象となる。ついに念願の群馬県に到達できるのか?実を言うと、群馬県は僅かながら訪問済みである。高崎市、前橋市を中心に15局回っているが、まだ手を付けた程度でしかない。

高崎線に沿って進めていき、順番に攻略できれば新町で群馬県に到達する。その前に立ちはだかる埼玉県。実は埼玉県については、部分的に訪問してるので、それほどの障害とは言えないかも。もちろん、ダブりには注意である。

1.プランニング

高崎線沿線の訪問局を再確認する。熊谷駅とその周辺は回っているがそれ以外はなさそうだな。なお、大宮駅周辺は回っている(宇都宮線の旅参照)。よって、宮原から順に進めていくことになりそうである。熊谷駅周辺の局に気を付けて、残り局を拾っていく。熊谷では秩父鉄道と接続するが、そちらはまだ手が付いてないので、まあそのうちにでも。ちなみに、秩父鉄道全線が1日乗り放題となる『秩父路遊々フリーきっぷ(デジタル版)』は1500円。Emotから購入できる。そう言えば、江ノ電バスのフリーきっぷを購入するためにインストールしたんだっけ。結構便利だな、これ。

今回は夏場なので、厳格に郵便局サイトの100m目盛りの範囲内だけ行くことにする。時期によっては範囲を広げてることもあったのだが、たぶん残りはバスで回れるはず。その他、前回訪問時は一時閉鎖していた大宮宮町局も復活したので行くことにした。

それから今回の懸念事項として、一部の局の昼休憩時間に引っかかると思われる。もし、通りかかった時間が昼休憩時間に掛かった場合は、潔く諦めよう。それでも深谷まで行ければいい方だろう。 “高崎線の旅” の続きを読む

神奈中バスで行く藤沢市、綾瀬市の旅

0.はじめに

ついに始まってしまった神奈中バスの旅。神奈川県の大部分を網羅するバス会社であり、神奈川県を制覇するには避けられない存在である。と言いつつも、実は横浜市も少し回っていたような。

神奈中バスについては、前回の旅でだいたい語りたいことは語ったと思うので今回はあまり書かないが、追加のトリビアとして単独のバス会社としては日本で最大の規模を誇っていることは述べておこう。ちなみにバス事業者としては西鉄バス(西日本鉄道自動車事業本部)が最大の組織となる。

さて、今回はどうしようか。前回頭を使い過ぎたので、今回は綾瀬営業所管内に絞ろうと思う。もちろん、エリア内の路線であれば他営業所でも利用するが。

1.プランニング

今回のエリアは、湘南台駅を基点として綾瀬営業所管内を回ることになるので、藤沢市、綾瀬市辺りとなる。特に綾瀬市は鉄道駅のない地域なので、今回必須のエリアとなる。

湘南台駅に発着するのは綾瀬の他、藤沢(この周辺はクリア済み)、戸塚(横浜市はクリア済み)、茅ヶ崎(今回は使わないが)がある。その他小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅以北で大和営業所が現れるが、いずれ利用することになるだろう。

今回は湘南台駅を軸に順番に回ることにする。綾瀬管内が終わったら、大和管内に入れるかな?ただ、前回よりも効率が落ちることは否めない。とにかく、全部回りきるんだ!以上から(?)今回のルートは以下の通りとなった。

湘南台駅西口~湘19、23、24、25、28系統~慶応大学
湘南台駅西口~湘20~用田
用田~長16、35系統~長後駅西口
長後駅西口~長22、24、33、36、38、39系統~上土棚
上土棚~長22、24、38、39系統~綾瀬農協前
綾瀬農協前~長22、38、39系統~綾瀬市役所
綾瀬市役所~綾51系統(相鉄バス)~富士塚
海老名駅~綾61、62系統(相鉄バス)~早川中央第1

結局綾瀬営業所管内で回れる局はこの程度。さらに、相鉄バスを使わないと綾瀬市内を回れないことが判明したため、こうなった。相鉄バスはもう乗りたくなかったんだけど、綾瀬市クリアのためだ。仕方ない。事前のシミュレーションでは最初は綾瀬市内クリアは難しいかと思われたが、綾瀬農協前からわざわざ海老名駅に出なくても綾瀬市役所で乗り換えできるじゃないか、と気付いて何とかなりそうになった。これで7局は行けるはずなんだが。 “神奈中バスで行く藤沢市、綾瀬市の旅” の続きを読む

常磐線の旅(その1)

0.はじめに

日本全国には24000局余りの郵便局がある。一部貯金扱いのない局もあるが、それは全体の1%程度しかないので、大して変わりはない。それを全部回るのは難しいとしても、せめて関東地方ぐらいはある程度回りたい。東京、神奈川くらいはかなり回ったと思うのだが、それ以外の地域、特に北関東エリアについてはかなり少ないように思う。これはいけない。と言っても、焦っても仕方ないので、順番に回っていこう。そう思い立ってみたものの、やはりなかなか数字は増えないもので。

その中でも特になぜか茨城県の訪問率が少ないように思われる。そうだなあ、と思いつつ訪問データを見直すと、ギリギリトップ20に入っていた(訪問局率ベース)。おそらく時間が空いたからと常総線(関東鉄道)に乗ったら、群馬県と逆転した模様。それでもこの数字の少なさは気になる。特に茨城を避けたつもりはないのだが。ちょっと理由を考えてみた。そして気付いた。

今までまともに常磐線に乗ったことがなかったのでは!?

なんだ、そんなことかよ。しかし、東京都区内はともかく、その先の松戸以北に行ったことはほぼない。昔気まぐれに水戸駅周辺を回ったこと、東北旅行の帰り道でいわき、じゃないや勝田に寄ったこと、それぐらいしか茨城県を回ったことがなかったな。最近常総線に乗ろうと思ったのも、この少なさを補うためであった。別に茨城を無視したわけじゃないんだ、何となく後回しにしてしまっていただけなんだ。だから茨城県の人許して。

でも、もう少しは数字を伸ばしておきたい。ということで、そうだ、常磐線乗ろう(なんだそれは)。常磐線は金町までが東京都区内(葛飾区)となる。そこまでは訪問済みなので、その次の松戸からのスタートでいいのか。

1.プランニング

そんなわけで、常磐線の松戸からスタートする。もちろん、快速ではなく緩行線(各駅停車)に乗って移動することになる。途中の馬橋から流鉄(旧総武流山電鉄)が分かれるので、そちらにも乗っておいた方がいいな。流鉄沿線で郵便局が近いのは、馬橋、幸谷、鰭ヶ崎、終点の流山。流山に着いたら、また常磐線に戻る。

実は幸谷と新松戸がかなり近いので、流鉄に乗るのは幸谷からでいいか。現地では案内表示があるくらいメジャーな乗り換えのようである。それでも、想定では柏辺りまでしか行けないようである。なお、想定局数は20局。そんなに行けるのか? “常磐線の旅(その1)” の続きを読む

富士五湖エリアの旅(その1?)

0.はじめに

ある日のこと。ししょーは日課としている開局情報のチェックをしていた。いや、日課ではないな。そんな毎日更新されるものではないので。だいたい月1くらいでチェックすれば突発的なもの以外は抑えられると思う。突発的に発生するのは一時閉鎖が多いけど(自然災害、火災、その他事件などによる)。

すると、今年の12月で廃止される局があることに気付いた。それは山梨県の精進局。名前から分かるように(?)富士五湖の精進湖に近い局である。実は、富士五湖エリアもいずれは回りたいと考えている。富士五湖エリアには郵便局が点在しているし、それらを回るのに適したきっぷがあるからである。便利なきっぷ(その他地域東編)でも紹介しているが、富士急行(富士山麓電氣鐵道)が発売する『富士山・富士五湖パスポート』がそれである。これは富士五湖エリアの富士急バスと周辺(下吉田~河口湖間)の鉄道線が2日間乗り放題となるきっぷである。なお、大月~河口湖間も乗り放題となる富士急電車セットも好評?発売中である。お値段は、富士山・富士五湖パスポートが3300円、同じく富士急電車セットが4700円となる(2025年8月現在)。

富士山・富士五湖パスポートのフリー区間は、富士急行線下吉田~河口湖間(富士急電車セットなら全線)と、富士五湖エリアの富士急バス(河口湖周遊バス(レッドライン)、西湖周遊バス(グリーンライン)、鳴沢・精進湖・本栖周遊バス(ブルーライン)、富士吉田・忍野八海・山中湖周遊バス「ふじっ湖号」、富士山世界遺産ループバス、他一般路線バス)となる。なお、一般路線バスのエリアは、富士山駅~河口湖駅~三つ峠入口・天下茶屋間、富士山駅~河口湖駅~プチペンション村間、河口湖駅~河口湖美術館~プチペンション村間、富士山駅~河口湖駅~勝山~本栖湖観光案内所間、河口湖駅~山梨赤十字病院~本栖入口・本栖湖観光案内所間、河口湖駅~富士山駅~忍野八海~山中湖(平野、旭日丘)~石割の滝間、河口湖駅~富士山駅~吉田高校南口/コミュニティセンター入口~忍野村役場前~山中湖旭日丘間、河口湖駅~富士山駅~コミュニティセンター入口~山中湖旭日丘間となる(たぶんこれで合ってるはず)。

まずは今年限りとなる精進局は必須として、それ以外はバス路線と時刻次第で行けそうな局を決めることにする。しかし、廃止になる局に駆け込みで訪問するというのは、葬式鉄ならぬ葬式局と言えばいいんだろうか?なんだかますます葬儀屋さんみたいになってきたな。

1.プランニング

富士五湖エリアを回るためのきっぷとして、上記の富士山・富士五湖パスポートを紹介したが、この辺りのバスは基本的に1時間に1本以下。それほど多く回れそうにもない。ましてや鉄道線まで回るのは不可能であろう。

バス路線をチェックしつつ、富士急バスのサイトを見ていると、バス用のきっぷがあった!河口湖・西湖・本栖湖周辺を回れる『河口湖・西湖・本栖湖周遊バス共通フリークーポン』、忍野・山中湖エリアを回れる『富士吉田・忍野・山中湖エリア共通フリークーポン』というのがあり、こちらは1日有効となる。お値段は河口湖・西湖・本栖湖が1500円、富士吉田・忍野・山中湖が1800円である。じゃあこっちかな。大月~富士山間の運賃が1039円(ICカード)であることを考えてもこちらがお得である。 “富士五湖エリアの旅(その1?)” の続きを読む

神奈中バスで行く藤沢市、茅ヶ崎市の旅~神奈川県制覇への道~

0.はじめに

旅行貯金の目標としていくつか挙げてきたが(もちろん最終的な目標は全局制覇だが)、東京23区は無事にクリアできた。次は地元の制覇ということで神奈川県内局の制覇を進めたいと思うのだが、どこまで行ったんだっけ?

地域別に見ると、川崎市、横浜市、横須賀市、三浦市、鎌倉市、逗子市、三浦郡(葉山町しかないけど)をクリアしている。鉄道で回れるところは、残りがJR御殿場線沿線ぐらい。ということでここからは必然的にバスの旅となる。順番から行けば、中途半端に回っている藤沢市、大和市辺りから手を付けるのがよいだろうか。

ここからしばらくの間は、あるバス会社にお世話になることになる。そう、神奈川県の西部を除く県内はほぼ網羅している神奈川中央交通(神奈中バス)である。もちろん神奈川県に含まれる町田市も営業範囲である(そのうちどこかから怒られるぞ)。

神奈中バスは全線で有効な1日乗車券(一日フリー乗車券)を発売している。これは一般路線バスの全線で有効なきっぷである。お値段は1300円(また値上がりしてる)だが、何しろ有効範囲が他社の比ではないので、これでもお得と言える。東は横浜市から西は二宮町、秦野市、清川村、相模原市まで、さらに東京都の多摩市、八王子市にも路線を持っている。さらに、風前の灯火だが、山梨県(南都留郡道志村)にも1日2便乗り入れている。

1.プランニング

例によって、鉄道で回れるところを全部回って後はバスでいいや作戦の結果、中途半端な虫食い状態になっているので、対象地域を精査する必要がある。もちろん神奈川県だってそうである。ただ、今回は神奈中バスに限定できるので、比較的楽である。一日乗車券のない相鉄バスは後回しだ。

東から順番に回ることになるが、今回は下の方から行くことにする。湘南エリアは鎌倉市までクリア、その隣の藤沢市を一部回っているので、この辺りからスタートすることにしよう。

バス路線で回る場合、手始めに主要な系統の沿線を回り、後で残り局を拾う形になる。近い局から順に回ってもいいが、バス系統の都合上主要系統沿いに回る方が効率がいい(はず)。 “神奈中バスで行く藤沢市、茅ヶ崎市の旅~神奈川県制覇への道~” の続きを読む

国際興業バスで行く埼玉高速鉄道沿線の旅

0.はじめに

東京メトロ南北線の終点赤羽岩淵から埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線、以下SRとする)が浦和美園駅まで延びている。がこの路線は運賃がかなり高い。赤羽岩淵から隣の川口元郷までが210円、終点の浦和美園までだと480円かかる。しかも沿線の各駅に郵便局があるので全駅で下車する必要がある。その場合の運賃を計算すると、210×7=1470円(最後は東川口から脱出)となる。

1日乗車券があれば安くいけるのでは?その通りであるが少し問題がある。実はSR線が乗り放題のSR一日乗車券というフリーきっぷが発売されている。お値段は580円。しかし、発売日は土休日と埼玉県民の日(11/14)、年末年始(12/30~1/3)なのである。利用できそうな日は埼玉県民の日(埼玉県民がこぞってネズミの国に殺到する日)ぐらいだろう。

そんな中途半端な日に休みを取れるのか?すみません、その日しか病院の予約が取れなくって。何の病気だよ?となるので、利用はかなり困難であると思われる。

じゃあ、他の手段はないのか?あった。国際興業バスは、2021年4月から東京都、埼玉県のエリアで有効な1日乗車券(IC一日乗車券)を発売している。以前は紙券で東京都区内のみ有効なきっぷしかなかったが(都内乗り継ぎ一日乗車券)、今は飯能営業所以外なら埼玉県内も自由に乗り降りできる。

国際興業バスでSR線の沿線に行けるものなのか?と思って調べてみると、大丈夫。川口、鳩ヶ谷、さいたま東の各営業所の路線でSR線の沿線を回ることができる。参考までにIC一日乗車券は700円。あれ?800円!?値上げしてる(2024年10月から)。それでも周辺局へのアクセスも含めるとかなりお得である。

と言うことで今回は敢えて鉄道線の周辺をバスで回ることにした。いつもとポリシーが逆転しているが、やっぱり高いよ、SR。一部で埼玉高額鉄道なんて言われてるぐらいだし。

1.プランニング

あくまでSRの沿線を回るという趣旨で移動を考える。通常の国際興業バスでの旅とは趣を異にする(使い方はあってるのか?)ことはご理解いただきたい。SR沿線については未訪問かと思われたが、実は川口元郷駅前は訪問済みであった(国際興業バスで行く板橋区の旅を参照)。そうか、板橋区の旅で時間が余ったから少し回ったんだったな。と言うことは、その次の駅である南鳩ヶ谷からのスタートとなる。

南鳩ヶ谷駅からSR線の駅を通るバス路線を選んで進んでいく。敢えて言うならセルフ代行バスである(なんだそれは)。経由する駅は、南鳩ヶ谷、鳩ヶ谷、新井宿、戸塚安行、東川口(JR武蔵野線接続)、浦和美園となる。これらの駅を回るためにバス系統をつなぐとこんな感じだろうか。

・赤羽駅東口~(赤20、赤21)~南鳩ヶ谷駅~昭和橋(鳩ヶ谷駅近く)
・昭和橋~(赤20、蕨03)~新井宿駅
・新井宿駅~(赤20、蕨03)~鳩ヶ谷本町一丁目
・鳩ヶ谷本町一丁目~(西川04など)~戸塚安行駅~東川口駅南口
・東川口駅北口~(東川02、東川80、東川81、浦01)~美園郵便局
・美園郵便局~(浦02)~浦和美園駅 “国際興業バスで行く埼玉高速鉄道沿線の旅” の続きを読む

旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(後編)

九州旅行の続きです。前編はこちらから。

6.筑紫野市の旅(3日目)

今日も鳥栖駅から出発する。昨日と同じ区間快速門司港行きに乗り、原田で降りる。今度は近いから数分前に出る普通博多行きの方が早いか?残念、基山で追い越すからやっぱり区間快速の方が早いのであった。

ホテルの朝ご飯2
【基本的に昼ごはんはないので朝昼兼用となる】

鳥栖駅線路下のギャラリー
【鳥栖駅の線路下のギャラリー 展示内容は現地でご確認ください】

●原田
原田に着いた。ここは駅の東に1局ある。次の列車までの待ち時間でどうにか行けそうである。駅前広場の右側の道をまっすぐ進む。400mほど進むと左側に原田局があった。ちなみにはるだと読む。九州の地名はなぜか原をはると読む傾向がある。たまに塚原(つかはら)、釘原(くぎわら)みたいな例外もあるが(日田彦山線BRT)。

原田駅のりば案内
【のりば案内 桂川方面は0番線】

原田局
【原田局】

長崎街道原田宿の案内
【長崎街道原田宿の案内(クリックして拡大)】

原田駅近くの横断旗
【こんなに旗があるのは珍しいな】 “旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(後編)” の続きを読む

旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(前編)

0.はじめに

待ちに待ったゴールデンウィークの季節!(少々日本語が乱れております。ご了承ください)ちょっとケチが付いたが、休みは確保できた。今年はどこに行こうかな。と何となく考えていたのだが、ふと気付いた。今まで九州に行ったことがなかったな。

実際のところ、九州には1回だけ行ったことがある(もちろん局巡りという意味であるが)。しかし、このサイトを始めてからは1度も行ったことがない。ここまで九州地方の旅行記は未登録であったが、いつまでもそういうわけにはいくまい(そうなの?)。

ということで今回九州旅行を画策したのであった。旅行貯金も大事なのだが、その前に九州エリアの未走破路線に乗らなければ!という事情からプランを決めることにした。九州内の未走破路線はラクテンチケーブル(大分県)もあるけど、その前に西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)があるな、とか考えていると結局九州北部の旅をすることになった。まあ、順番に進めるとするか。

1.プランニング

九州北部という表記についてだが、昔の同人誌(大学時代の旅行記)でも触れたように(まるでその同人誌が一般に普及してるような書き方だなヲイ)北九州地域と書いてしまうと北九州市エリアを指すことになるので、ここでも九州北部という記載を用いることにする。

今回使用するきっぷは、その名も『旅名人の九州満喫きっぷ』。これはJR九州が発売するきっぷだが、九州島内のほぼ全ての鉄道線が利用できるきっぷなのである。ただし、2025年4月から価格改定(11000円⇒12000円)&長崎電気軌道がエリアから外れてしまったが。それでも九州島内を回るには有効なきっぷである。

なお、有効期間は発売日から3ヶ月、その期間内に3回利用できる。ここで言う3回とは1日・1人を1回とした場合である。さらに普通列車の自由席しか利用できない。特急(新幹線含む)を利用する際は、特急券の他に乗車券も必要になる。もちろん西鉄の特急は料金不要なので利用できる。青春18きっぷの3日間用拡張版と捉えればよいだろうか。九州内限定だが。それでも、長崎電軌と皿倉山ケーブル(ラクテンチケーブルもだな)を除く鉄道線に乗れるというのは魅力である。今回はこのきっぷを使って、九州内の未走破路線を回りつつ郵便局も回るという計画である。

旅名人の九州満喫きっぷ
【旅名人の九州満喫きっぷ】

九州へはどうやって移動しようかな?まあ、飛行機かな、とか思っていたのだが、気が付いたらじゃらんパックで予約していた。⇒⇒⇒⇒⇒↑せっかく、このサイトの右側で紹介しているのに使わないのもアレだから。そして気付いた。しまった!ANAのマイルが結構貯まっているじゃないか!どうしようかな?夏に旭山動物園でも行くか。 “旅名人の九州満喫きっぷで行く九州北部の旅(前編)” の続きを読む

茨城急行自動車の旅

0.はじめに

関東地方完全制覇に向けて(できると思ってないけど)どこに行こうかと考えていたのだが、あることに気付いた。某位置ゲーで各都道府県の市域を回らなければならないのだが、茨城県でどうしても鉄道で行けない地域があることを発見したのである。それは、坂東市。それ以外は鉄道で行けるのだが、坂東市エリアだけはバス利用となる。それのついでに郵便局も回ってみようか。と言うことでアクセスを調べてみた。

東武野田線(アーバンパークライン)の野田市駅から茨城急行自動車(以下、茨急バスとする)のバス路線が出ている。そのうち、岩井車庫行きのバスに乗れば坂東市(旧岩井市)にアクセスできるようである。茨急バスは期間限定で1日乗車券を出すことがあるようだが、岩井線については対象外の模様。うーん、仕方がない。PASMOは使えるようなので、これで行くか。いつぞやの相鉄バスツアーみたいになるな。

1.プランニング

茨急バスの岩井線(正式名称が分からないのでとりあえずそう呼ぶ)は概ね1時間に1本の運行である。ということは、バカ正直に来たバスに乗って進むのは効率が悪い。例によって行って戻って作戦を遂行することになる。

郵便局の分布を見ると、野田市駅寄り(野田市)に集中していて、岩井車庫側(旧岩井市街)にも点在していることが分かった。郵便局の間隔と上下線の運行状況を見ながら行程を検討する。茨急バスはバス停の時刻表しか公開してないので、結局面倒になった結果エクセルで簡単な時刻表を作った。

野田線時刻表改正版
【作った時刻表簡易版】

検討の結果、行って戻って作戦で良さそうに思われる。よって以下の行程となった。

野田市駅~小学校前 200
小学校前~下町 200
下町~庚申塚 240
庚申塚~辺田 540
辺田~自然博物館入口 300
自然博物園入口~岩井局前 420
岩井局前~野田市駅 740
(時間が余ればおまけ)
なお、上記区間の右の数字は系統番号ではない。そう、運賃である(藁)。最初に計画した時にも運賃は調べたのだが、その時よりも上がっているような。しかも端数がなくなって10円単位になっている? “茨城急行自動車の旅” の続きを読む