3・3・SUNフリーきっぷがデジタルきっぷになって再登場!?

4月になりました。春ですねえ。なんて言いながら急に寒くなったり、季節はどうなっているんでしょうか。

それよりも、砂をかむような日々を送るししょーの元に驚きのニュースが入ってきました。あの伝説のきっぷ「3・3・SUNフリーきっぷ」が帰ってくるというのです。ただし、今回はデジタルチケットの形になるようですが。しかも、乗換案内とかEMotみたいなメジャーなサイトではなく、専用サイトからの発売となるようです。発売期間は2025年4月7日~2026年3月31日(利用期間は2025年4月7日~2026年4月29日)、発売額は3日間用が8200円、2日間用が6200円、なお大人用のみの発売となります。

このきっぷはどんなものかと説明しますと、近鉄、南海、名鉄の3社が共同で発売するきっぷで、なんとこの3社の路線が3日間乗り放題となるのです。以前、と言っても2006年まで発売されていたものは、紙券で近鉄、南海、名鉄の鉄道線、軌道線(名鉄の岐阜市内線など)、鋼索線(近鉄の生駒ケーブル、西信貴ケーブル、南海の高野山ケーブル)が3日間連続で乗り放題というものでした。もちろん、犬山遊園のモンキーパークモノレールにも乗れました。

ただし、今回発売されるデジタル版では、利用区間が一部縮小されていまして、近鉄は鉄道線全線と鋼索線が利用可能ですが、南海は本線、高師浜線、加太線、和歌山港線、高野線岸里玉出~高野下間、鋼索線(間は金払えってこと?)、名鉄に至っては中部国際空港、名鉄名古屋、金山、東岡崎、神宮前、国府宮、名鉄一宮、新木曽川、笠松、名鉄岐阜、犬山、知多半田、西尾の各駅のみ乗降できます。その他、3日間用だけでなく2日間用も発売されるとのことです。

なんと、こんな変なきっぷを出す理由は何なんだ?最近は位置ゲーが流行っているから、それの利用者なら文句ないだろうと言うことでしょうか。実際昔の紙券(非自動化券)だと自動改札機を通れないため、通常の有人駅なら問題ないのですが、名鉄によくある自動改札機を設置した無人駅というのが結構厄介で、入出場の際にはきっぷをインターホンに設置されたカメラ台において呼び出しボタンを押し、拠点駅の駅員さんがそれを確認して改札機を開けるという方式が採られているのです。

今なら、無人駅でも簡易IC改札機のみの設置で紙券やデジタルチケットなら素通りできることもありますが、名鉄はこの自動改札機がある無人駅というのが結構多くて、その当時も途中下車の際に煩わしい思いをしたものです。それも踏まえて有人駅だけの扱いにしちゃおうということなんでしょうかね。利便性が落ちるように思われますが、どうせ位置ゲーユーザーは終点まで行くからいいだろうという判断でしょうか。

改札機のある無人駅で紙券を使うことの煩わしさは、拙稿(関東鉄道常総線の旅)をご覧いただくと参考になるかもしれません。昔、3・3・SUNフリーきっぷ(長いので、以下フリーきっぷとします)で名鉄線を旅行した際もほぼ同じような憂き目に遭いました。ただ、同じ路線で同じ行動を繰り返すと、あちらの係員さんも慣れてきて、ボタンを押すだけで勝手に扉が開いたりしたものですが(^_^;)

ちなみに、ししょーが昔のフリーきっぷで旅をした時は、大阪から名鉄沿線を回りました。3日連続という制約があります。名鉄線に乗るプランでしたので、愛知、岐阜県内に宿泊しつつ回ろうか、と思いながら行程を組んでいたのですが、ふと気が付きました。ホテルに2回泊まるよりアーバンライナー(当時は名阪甲特急でした、今のひのとりポジションですね)で3往復した方が安いんじゃね?そうです、このフリーきっぷは名鉄線だけでなく近鉄線も乗り放題です。もちろん大阪~名古屋間の特急料金は必要ですが、宿泊費と特急料金を比較すると特急料金の方が安いのです。よくやったよな。ホテルに泊まる方が楽だしそんなに早起きしなくてもいいのに、当時はワーキングプアでしたから、貧乏学生の思考そのものでした。

当時の記録を調べてみますと、3日間で都合35局を訪問、新名古屋(現名鉄名古屋)からスタートして、津島線、尾西線、新一宮(現名鉄一宮)から名古屋本線を北上、最後は新羽島方面へと、我ながら不可解なルートを進んでました。なお、その時に西春日井郡新川町、海部郡甚目寺町、海部郡佐織町、葉栗郡木曽川町をクリアしていたのですが、それらは現在それぞれ清須市の一部、あま市の一部、愛西市の一部、一宮市の一部となっております(慟哭)。

大阪(難波)を8時頃に出ると、近鉄名古屋には10時過ぎに到着します。そこから始めてもそれほどのロスではない、今みたいに平日休みが貴重でもなかったので、比較的のんびりしていたように思います。そして、3日連続近鉄特急で大阪~名古屋間を往復するなんて、後にも先にもないでしょうね。余談ですが、アーバンライナーの中ではほぼ寝ていたと思います(^^;)

さて、今回のフリーきっぷはほぼ1年間の期限付きで発売されます。残念ながらGWの予定は決めてしまったので、もし行くなら夏休み(盆休み)期間になりそうです。名鉄沿線はロケーション的にも楽ではないので、そんなに多く回ってはいません。それと、関東から行くのですから近鉄沿線(名古屋線あたり)も回ってみたいですね。そうだ、飛行機のマイルが期限間近なんだった。こういう時はマイル消化のために関西空港に揚陸するプランもありか?きっぷのルート上はできるんですが、関西空港~大阪難波~近鉄名古屋~名鉄なんて効率が悪くないか?フリーきっぷを堪能するならありかも。

なんて無責任なことを言っておいて、本当に大丈夫なのか調べてみたら、羽田発8時45分の便で関西空港に降りて、空港急行で難波に出て(後続のラピートβ追いつけず)、アーバンライナーで名古屋に向かうと名古屋に着くのは14時前。新幹線なら10時頃に着けるのに。飛行機にこだわるなら前泊コースになりそうですね。関空周辺にも意外と安い宿はありそうなので、それもよいかもしれません。名鉄単独のフリーきっぷもあるので(名鉄電車全線1DAY/2DAYフリーきっぷ)名鉄にこだわることもありませんし。とりあえず、検討をしようと思います。

スタートと通勤ラッシュとオフピーク

郵便局(貯金)の営業時間は朝9時から夕方の16時までです(一部例外あり)。なので目的地には朝9時までには着きたいと考えてますが。そうなると行き先にもよりますが、だいたい8~9時の時間帯は移動になるわけです。しかし、その時間はちょうど通勤ラッシュの時間帯になります。つまり、どうしても苦手な通勤ラッシュの中に飛び込まないといけないことになります。

これが旅行の途中だとか、前泊している場合は、ホテルを8時半過ぎに出てゆっくりとスタート地点に向かえばよいので、特に苦労することもないのですが、自宅から出るとなると、どうしてもラッシュの時間帯を避けることは難しくなります。

首都圏やその他の地域でも、最近は『時差出勤』なるものをやたらと勧めてきます。特に関東圏(JR東日本)なんかはオフピーク定期券などと言って、ピークタイムを外すと利用できる定期券なんかを発売していますね。これはピークタイムに入場すると定期券としては無効になり、ただのSuicaになってしまうというものです。そして、ピークタイムの設定なんですが、一律7:30~9:00みたいな設定ではなく各駅ごとに時間帯が指定されており、なんと東京、上野、新宿などのターミナル駅に7:30~9:00に到着するであろう時間を細かく計算しています。なんともキタナイよく考えられた施策だなと思います。

じゃあ、ししょーもオフピークすればいいじゃない。そう言われそうですけど。ですが、ピークタイムの前に移動するなら朝5時とかとんでもない時間に起きないといけない、目的地(ここではスタート地点)で1時間以上も無駄な時間を過ごさないといけない、とデメリットが多いと思います。人によっては1時間くらい早く出発して、始業時間までスタバをキメるなんてスタイルもあるようですけど。

では、逆に遅い時間にすれば?そうすると貴重な活動時間を削ることになります。一部の局は10時開始ということもありますが、やはり9時から動かないと時間がもったいない。毎週(平日の)休みが取れるなら検討しますけど、今の状況ではそんな余裕はないです。

仕事だったら仕方ない、これも仕事のうちと通勤ラッシュに向かうこともできますが(それでもしんどいですけど)、一応休みなのに他の企業戦士(死語)よろしく通勤ラッシュに突っ込んでいくのもなんだかなーという思いはあります。

ですが、いつまでもそんなことをするつもりかと言えば、そうではないです。ししょーの見込みとして、ある程度近距離(自宅から行ける距離)の範囲を回ってしまえば、あとは泊まり必須になるはず、その時にはこの通勤ラッシュ地獄から解放されるのではないかと思っています。

それはいったいいつになるのか?うーん、今のところゴールが見えないですね。そのうちどこかで限界に達するはずなんだけどな。とりあえず休みが欲しい。すみません、思ったほどまとまってなくて。

だいたいなんで8~9時の時間帯にあんなに電車がめちゃくちゃ混むかと言えば、それは会社の始業時間が8時半とか9時に設定されているからです。そして、朝は1分1秒でも長く寝ていたい。それが原因ではないでしょうか。鉄道会社は、まるで利用が集中するのは通勤客の心がけが悪いんだと言わんばかりですけど、そうではないです。会社のせいなんですよ。会社側で7時開始とか10時開始にするとか、フレックスタイムをもっと積極導入してくれれば解決するのに。15%オフのオフピーク定期券なんか売ったって、どうせ通勤手当は会社負担だから、そんな不便な定期券を買うメリットはないです。自営業とかフリーランスには響くだろうけど。

ちょっと話がそれましたけど、そんなわけで相変わらず通勤ラッシュと戦いながら局巡りが始まるわけです。なんだてめえ、遊びのくせに乗ってくるんじゃねえという白い目で見られたら、こちらも白目で応じてます。いや、あれだけで1日のエネルギーの半分も消費するのはもったいないと思いつつも、大した解決策も見つからないままになってます。どうしようかな、快○クラブの利用でも検討するかな。

郵便局の昼休みについて(その3)

すみません、仕事のこととか色々あってニュースを追いかけるのが遅くなってしまいました。日本郵便が2024年11月5日以降郵便局の昼休みを採用する局を拡大する(一部は既に実施済みですね)ようです。プレスリリースが出てますが(「昼時間帯の窓口業務の休止」における試行郵便局の拡大について)、9月30日発表なので完全に見逃してました。

で、概要が分かったので少しまとめたいと思います。まず、昼休みの時間帯は基本的に11:30~12:30のようです。これは郵便、貯金(金融となってますが保険も含めてという意味でしょう)共通となっています。ただし、局によって時間帯が異なるようです。早い局は11:30~12:30、遅い局は13:00~14:00に休憩が入るようですね。

また、11月5日以前から施行していた局についての時間変更及び昼休みの終了も発表されています。時間変更になる場所は岡田局(伊豆大島)、末吉局(八丈島)、昼休みを終了するのは井之川局、犬田布局(徳之島・鹿児島県)って郵便だけかよ?貯金窓口は昼休みを継続するようです。なんてこった。

今回から昼休みが施行される局を数えてみると、実に1373局もあります。少しなら紹介しようと思ったのですが、数が多すぎる(>_<)内訳を書いておくと、北海道:30、青森県:35、岩手県:16、宮城県:71、秋田県:35、山形県:20、福島県:65、茨城県:35、栃木県:18、群馬県:11、埼玉県:15、千葉県:37、東京都:77、神奈川県:12、山梨県:24、新潟県:38、長野県:54、富山県:4、石川県:7、福井県:27、岐阜県:14、静岡県:20、愛知県:30、三重県:20、滋賀県:66、京都府:57、大阪府:20、兵庫県:58、奈良県:18、和歌山県:0、鳥取県:16、島根県:21、岡山県:23、広島県:25、山口県:19、徳島県:20、香川県:10、愛媛県:38、高知県:35、福岡県:44、佐賀県:4、長崎県:22、熊本県:36、大分県:17、宮崎県:4、鹿児島県:73、沖縄県:32となっています。

当然ながら、今回の対象に簡易局は含まれません。尤も簡易局は独自の営業時間を定めているので、昼休みを設けるまでもないのでしょう。なお、昼休み施行局のうちししょーが訪問済みの局は110局。つまり1割もクリアできていないということになります。

うむむ、これからは旅行の計画に訪問予定局の休みを考慮しないといけないのか。辺境の地だけならよかったのですが、結構市街地の局も入っています。これでもまだ試行段階なんだよな。しかも、今後も休止時間帯の変更や休止の終了など柔軟に対応するとのこと。と言うことはこれからもニュースリリースをちゃんとチェックしないといけないということですかね。そう言いながら、いきなりのお休みを喰らうことも数回ありましたし、それは仕方ないと思った方がいいのでしょうか。まあ、抜き打ちでお休みされるよりは事前に分かっている方がありがたいですけど。

JR青春18きっぷの改悪について

当サイトの便利なきっぷ(その他地域東編)でも紹介しておりますが、貧乏学生の旅の友青春18きっぷ。昔からお金はないけど体力だけはある学生たちの強い味方として活躍してきたきっぷですが、今般冬の発売要項が発表されました。前回(2024年夏)も発表が遅くてキッパー(18きっぷファンのこと)をやきもきさせましたが、さて今回どうなったのか。

よくY○utubeなんかを見ていると、これ緊急で動画回してるんですけどという意味の分からん城東区、いや常套句が出てきますけど、それに似た気分ですね。仕事の合間で疲れてますけど、必死にキーボードに向かっております(蛇足)。

結論から言って改悪ですね(キッパリ)。かろうじて残滓をとどめているとは言え、もう死んだも同然です。では、今回の変更点をまとめておきます。

  • 従来の5日間用に加えて、3日間用が発売されました。と言ってもスルッとKANSAI2Dayチケットみたいに分けて使用することはできず、今回から連続した日程で使用することになりました。
  • 今までのように、5回分を1人・1日で分けるような使い方ができません。1枚のきっぷは1人で5日間または3日間連続で使用することになります。
  • 北海道新幹線を利用する際の「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が値上がりしました。従来の2490円から4500円への大幅値上げです。それでもまだ特急料金のレベルだからマシなのか。
  • 今回から自動化券になりました。今までは裏の黒い非自動化券(自動改札機に通らない券)でしたが。よってきっぷの横幅が狭くなりました。お気づきの方もいらっしゃると思いますけど、裏が黒いきっぷのうちいわゆる自動化券(自動改札機に通るきっぷ)は横幅が85mmです。それに対して機械に通らない非自動化券は横幅が120mmあるのです。青春18きっぷはこの120mmの長いきっぷでしたが、今回から短い85mmのサイズになりました。スタンプ押さなくていいからでしょうね。

前回の2024年夏版の発表が遅かったのは、北陸新幹線の敦賀延伸に関する扱いの変更で調整が遅れたからではないかという見方もありました。ですが、実際はこの改悪のタイミングを計っていたのではないかとししょーは邪推するのでした。

考えてみると元々は青春18のびのびきっぷとして登場したのは1982年3月のこと。その当時は日本全国を国鉄(日本国有鉄道)が網羅しておりました。それが1987年4月にいわゆる分割民営化によって全国を6ブロックに分割してJRが誕生しました。JR各社は別会社なので基本的に共通のフリーきっぷを発売するということはありません(東日本・北海道など一部例外あり)。そんな中でこの青春18きっぷはJR各社にまたがって利用できる希有なきっぷでした。 “JR青春18きっぷの改悪について” の続きを読む

郵便局の昼休みについて(続報)

かなり前に、郵便局の昼休みについて書いたことがありました(郵便局の昼休みについて)。その時は、2023年の3月から本格的に昼休みを導入するという話だったのですが、その後どうなっていたのか?そう言えば、特に昼休みで窓口が閉まっているという事態に遭遇したこともないな、とぼんやり考えていたのですが。

でもなんか気になるので、いろいろ資料をあさっているとありました。実は、そこからかなり近いところの社長会見(日本郵政のですよ)というものがありまして、そこで社長が昼休みに言及しているのを発見したのです。ちなみに、その社長会見というのが2023年2月7日なのでかなり痴呆、いや遅報になります。大変申し訳ございません(ここで3人揃って深々と頭を下げる)。

なんと、前の記事から3か月ほど後に答えが出てくるとは。参考のため、その時の社長会見のリンクを貼っておきますが(2023/2/7社長会見)、結論から言って先送りになりました。今まで地方や離島を中心に一部局で実施していた昼休みは、範囲を拡大して実施する方向だったのですが、いろいろ増田さんはおっしゃってますけれど、要するにどこの局に導入すべきかをもう少し検討する、今のところはまだ決まってませんということみたいです。

ふーん、某S田市のS田○田局が地方部なのか離島なのかは議論の余地もあると思いますけど、さらに簡易局は民間委託なので地域の祭りを理由に休むのも仕方ないのかもしれませんけど、人が来ないのに開店休業を強いることは難しいと思います。ただ、我々もヒマではないので、昼休みを設けるなら事前に知らせてほしいとは思います。

社長会見なんてあまり興味がないので、ほとんど読まないんですけどね。だいたい経営が厳しくてどうたらとか、ク○ネコさんがどうとかア○ゾンさんがどうとかどうでもいい(と言っては失礼でしょうか)話が多いのであまり読む気にならないのです。最近も郵政民営化推進ナントカみたいな話があって、そこで郵便料金の見直し(値上げのことですね)が取り沙汰されたりもしてましたけど、そんなに総務省がクビを突っ込んでくるのなら、素直に国営企業に戻したらどうですか?あのニッポンをぶっつぶしたおっさんも神奈川の辺境に帰ったことですし、国を支えるインフラを一民間企業に任せるのは無理がありますよ。

インフラに対して利益がどうとか赤字がどうとか論じるのはナンセンスだという主張は時々書いてると思います。例えば、この地域は人口が少なくて儲からないから来月から電柱外しますとか、ガス管を撤去しますとか、これからは勝手に井戸掘ってねとかそんな話は聞かないですよね。それなのに、旧国鉄は累積赤字がどうたら言って無理矢理に民営化してしまいました。そして、地域の足を守りますという約束なんて簡単に反故にされ多くの地方ローカル線が切り捨てられました。一部地域では代替のバスすらも廃止されてるので、そこは仕方なかったのかもしれませんけど。なぜJRはNTTみたいに東西で分けないであんな変なぶった切り方をしたのか、北海道が単独で生きられるわけないだろうなんて言い始めると、話がどこかに発散しそうなのでここでは控えますが。

えーと、何の話でしたっけ?あ、郵便局の昼休みの話ですね。本当に山の中みたいにいつ人が来るんだよとか、完全予約制でもいいんじゃないみたいなところならいいと思うんですけど、市街地では昼休み時間(12~13時)は結構賑わってますよね。それを外して13時から休憩するんでしょうか?いずれにせよ、事前に知らせてもらえればこちらも計画を立てやすいので、それでもいいと思います。今でもたまに10時スタート攻撃(デパートでもないのに10時開始の局)を喰らうことがあるので、予定の立て直し方は心得てますよ。

まー、昔と違ってATMも充実しているし、アプリで残高が見られたり振り込みできたりするので、窓口の人数を減らしても大丈夫という判断なのでしょうか。郵便の方は簡単に減らせないでしょうが、貯金の方はこういう窓口にこだわる変なオッサンを除けば、通帳の繰り越しとか(一部ATMでも可能ですが)株主配当の受け取りとか(電子化すれば不要)後は口座開設ぐらいしか用事がないので、窓口を多少閉めてもいいんですかね。でも窓口の廃止とか縮小はやめてほしいですね。JRのみどりの窓口みたいに失敗することが目に見えてますからね。

地域コンプの条件について(考察してみた)

ここ最近、殺伐とした記事が多かったものですから(誰のせいなんだよ?)、ここらで局巡りに関する事柄について考えてみたいと思います。

旅行貯金というのは本来旅の途中で立ち寄った場所で記念に貯金するもの。もともとはそういう定義なんでしょうけど、趣味が高じてくると旅の途中ではなく郵便局を回ることが目的化して、その結果一定地域を全部回るようになります。

その際に、○○県制覇とか○○市コンプみたいな区切りといいますか、管理の仕方が出てくるわけです。普通に考えると県の境目とか都市の境目が変わることはないので、その地域内の郵便局を全て回りきるとその地域は完了したことになります。正式な用語ではないですが、この文章に関しては一地域内の郵便局を回りきることをコンプ(コンプリートの略)と呼ぶことにします。なお、ここでは郵便局の開局や廃止などは考えないものとします。

通常は○○県を全部回りました、○○市を全部回りました、でいいのですが、実はたまにエリアが変更される区分があります。主なパターンとしては①町村(合併により大きな町になったり市になったり)、②政令指定都市の行政区が挙げられます。

ししょーの過去訪問した地域に関して言えば、①のパターンだと福井県吉田郡上志比村(松岡町、永平寺町と合併して永平寺町が誕生)、和歌山県那賀郡打田町と粉河町(那賀町、桃山町、貴志川町と合併して紀の川市爆誕)などが挙げられます。さらに広島県の佐伯郡宮島町と大野町が2005年11月に廿日市市(はつかいちし)に吸収合併された例もあります。

②のパターンはさらに厄介です。一番のトピックは全局訪問した後で政令指定都市にクラスチェンジした大阪府堺市(南河内郡美原町を後に吸収合併)が挙げられます。関連記事はこちらから。その他、最近のトピックとしては2023年12月に静岡県浜松市がそれまでの7行政区から区分が見直され、3行政区に集約されてしまうという事件が発生しました。

町村単位でもエリア内局を全て回ればコンプとなります。政令指定都市の行政区内局も全て回れば○○区コンプとしていました。ですが、その途上で合併などにより地域区分が変更されたらどうなるの?という問題にぶつかることも少なくないのです。

町村合併前に完走した場合は堂々コンプと記録しています。ただ、途中で合併が起こり新しい○○町が誕生した場合はそれ以前の区分を諦めることにしています。頑張れば旧町村の区分を調べて、旧○○村コンプという宣言も可能でしょうが、面倒だし現実離れしているように思われますので、そういう未練コンプはしないようにしています。

政令指定都市に関しては基本的に行政区単位で回ることになりますが、それが拡張されたらやはり諦めて広がった行政区を受け入れることにしています。訪問済みの都市が政令指定都市にクラスチェンジした場合は、行政区の区分はなかったことにして都市全体を回りきった時点でコンプとしています。ただ、堺市の行政区を調べて訪問局がどの区に属するのか必死に調べたものです。もっとも、市については全部回って初めてコンプと言えるので、行政区はあくまで途中の目安とするべきかもしれません。

最近のトピックとして、静岡県浜松市が行政区を7区から3区に集約しました。県庁所在地の静岡市だって3区(清水区、駿河区、葵区)なのになんで7区に分けたんだよ。それはともかく、それまでの中区、東区、南区、西区と北区の一部(三方原地区)が中央区に、浜北区と北区の三方原地区以外が浜名区、天竜区はそのまま天竜区になりました。まあ、天竜区は人外魔境だしイジるほどでもないんだろうな。そのおかげで今までししょーが訪問した中区、東区、西区、南区がみんな中央区になってしまいました。この場合は中央区のみ訪問しましたという扱いになります。中区の割合が高かったのですが、今さら旧中区コンプとか書くのもダサいので、素直に中央区を受け入れることにしました。

ししょーが達成した逃げ切り(町村合併の前のコンプ)を探してみると、意外にありました。愛知県西春日井郡新川町⇒清須市の一部、海部郡甚目寺町⇒あま市の一部、海部郡佐織町⇒愛西市の一部、葉栗郡木曽川町⇒一宮市の一部、なんだ愛知県ばっかりじゃん(^◇^;)

日本全国24000局を対象にするししょーにとっては些末な問題ですが、それでも地域の訪局の区切りとして行政区分は意識しています。よってそれが変わることはそれなりにインパクトがあります。例のあの下仁田ネギ野郎による平成の大合併という策謀によってかなり振り回されましたが、最近は落ち着いてきてるみたいなので、地道に進めていきたいと思います。まあ、横浜市コンプを達成して空虚感が漂っているのも否定できない事実ではありますが。

よーし、これからGWに向かって頑張ろう!(意気消沈)

ゆうちょ銀行硬貨取扱料金改定のお知らせ

3連休も終了し、元の生活に戻ってしまいました。次の休みはGWかなあ。3月の休みは週の真ん中の水曜日にあるだけ。寝るだけで終わりそうだな。などと、相変わらずの砂を噛むような日々を過ごすししょーの下にニュースが飛び込んできました。硬貨取扱料金改定のお知らせですとぉ!いかん、日頃見ているニュースサイトの偏りのせいか気付くのが遅れた。はてさて、今度はなんですかな?

そう言えば、テレビの企画でせっかく貯めた大量の硬貨を郵便局の窓口で預けさせて、いやー手数料でかなり目減りしましたね、グフフみたいな悪趣味なものを見たことがあるな。なんて思いながら、今回もゆうちょ銀行のサイトをチェックしました。ゆうちょ銀行では、2022年1月17日(月)以降、長期安定的なサービス提供を目的として、窓口でのお預け入れや払込み等、各種お手続きの際に硬貨をご利用の場合、枚数に応じていただく硬貨取扱料金を導入いたしましたが、中期経営計画の見直しを検討する中で、お客さまのご負担の軽減のため、以下のとおり、料金を改定することとしました。まあ、そうだよな。そんなに手間が掛かるわけでもないのに(結局計数機にブチ込むだけでしょ)たかが100枚ぐらいの硬貨を預け入れるのに料金を取れば、ゆうちょに預けるのをためらう人が続出するのは当然のことでしょう。なお、ATMに入金する場合の手数料は変わらないようです。

蛇足ですが、前回の記事(硬貨取扱料金開始の記事)はこちらから

【硬貨取扱料金の新設(窓口での取り扱い)】

枚数 料金(2024/3/31まで) 料金(2024/4/1から)
1~50枚 無料 無料
51~100枚 550円 無料
101~500枚 825円 550円
501~1000枚 1100円 1100円
以降500枚ごと 550円加算 550円加算

なお、上記の金額につきましては必ず主催者発行のものと照合し確認してください(何のこっちゃ?)

今回の変更点としましては、51~100枚まで(つまり100枚以内)なら無料、101~500枚が値下げ、501枚以上はお値段据え置きということになります。うーん、小学生の貯金(ブタさん🐷貯金箱を想像するのはオッサンの証し)だったら、500枚も行かないからそれぐらいはサービスしよう、でもお店の人は引き続きキャッシュレスに協力せえよ、グフフと言ったところでしょうか。

政府の策謀に乗っかる形で硬貨取扱手数料なるものを導入したけど、子供たちがそんな悪い大人に嫌気が差して地方銀行とかにお年玉や貯金を預けるようになって、危機感を持ったのでしょうか。一方、街中のお店では最近は便利なキャッシュレス対応の端末(エ○ペイとかス○レジとか)を見かけることが多くなりました。ししょーもキャッシュレス派なので、SuicaとかiDとかよく使ってますし、それはありがたいんですけどね。

とは言え、500円貯金活動もまだまだ健在のようですし、ゆうちょ銀行にお金を預けるのにキャッシュレスとはいかないので、ししょーも相変わらずきれいな100円玉を窓口に出しているわけでして。しかし、以前のように近くの店舗の主人らしき人が洗面器やレジ袋に大量の硬貨を入れて、郵便局の窓口に預けるという光景はとんと見なくなりましたね。各方面からのキャッシュレス施策(または責苦)が功を奏しているのでしょうか?それとも、他の銀行にお金が流れているのでしょうか。

そんな市井の変化を死んだ魚のような目で眺めてるししょーではありますが、とりあえずは100円預けて手数料を100円取られなければいいや、と我々の現状が変わらず守られていることに安堵しております。願わくばこの平和な暮らしがいつまでも続きますように。せめて全部とは言わないが、半分くらいの郵便局を回るまでは今の制度を続けてもらいたいです。これでも、結構な残高になってるんですよ。地味にありがたいと思うんですけどね。

郵便局アプリについて

最近郵便局アプリなるものができたようです。SNSで広告が出ていたので思わずインストールしてしまいましたが、これは一体何者なのか?

※記事が前後してしまいました。申し訳ございません。使い始めたのは昨年末ですが、記事に登場したのは名古屋市内ツアーが最初になります。

ゆうパックの送り状作成が楽になる!スマホ割引で送料が安くなる!という特長があるらしいですが、ゆうパックはあまり出したことがないから関係ないな。それよりも、郵便局を回る上で使えそうな機能があります。それがポスト検索郵便局・ATM検索です。今まで郵便局の場所を探すのに、『郵便局・ATMをさがす』のスマホサイトを使っていました。これだと郵便局の位置、営業時間は分かるのですが、現在位置が分からないという欠点がありました。現在位置を知るためにマピオンなどを併用してますが、両方の表示の仕方が違うことから照合するのに手間取り、上手く探せないこともありました。

この郵便局アプリだと、郵便局の場所が分かるだけでなく、スマホアプリなので現在位置も分かるのです。マピオン先生がちゃんと郵便局の場所を表示してくれればいいのですが、縮尺を大きくしないと表示されない、いくら拡大しても建物の中にある局は表示されないなどの問題がありました。

これで郵便局巡りが効率よくなるはず。と少し期待しています。今まではマピオン先生で現在位置を把握しながら〒マークを必死に探してましたが、見つからない時は郵便局をさがすサイトを起動して場所を確認する。それでも分からない時は野性の勘で場所を当てるみたいなことをしてましたが、郵便局マップに現在位置が出るのは本当に助かります。

その他、混雑時には整理券を発行できる機能もあるとか。この機能はデジタル発券機を設置している局に限定されるということですが、待ち時間が短くなるのはありがたいです。なお、このデジタル発券機を設置している局は2023年12月現在50局しかないようですが、今後拡大するのでしょう。

ますますスマホが便利になりますね。そしてスマホ依存が進むのは心配ですが。使えるものはどんどん使っていきましょう。DXの夜明けは近いぜよ(意味不明)。

今年の盆休み

気がつけば季節は夏、いやもう8月になってしまった!(川○じぇい調で)。ふとニュースを見るとお盆のJR線の予約状況の話とか出ているぢゃあないか!そうだ、今年のお盆どうしようか?普段なら飛行機のきっぷとか取らないといけないのでは?と思うものですが。

それよりもいつもは職場の休暇予定とか聞いてくるのですが、今年の春に職場が変わったのです。そして新しい職場ではそんなこと聞いてこない?でもお盆の予定は決めないといけない。と言うことでリーダーに聞いてみました。「お盆休みはいつですか?」すると、「おお、お盆休みね。どうしようか?」という返答。そうか、ここの人たちもヴァカンスに無関心なのね。

もっとも今回についてはししょーものんびりしています。なぜかと言うと今年は予算の都合などで近場で済ませようとしてるから。いつもなら飛行機の予約とかホテルの予約とかあるので2ヶ月前には予定を確定させないといけないのですが。今回は職場が変わったこともありますが、そういう面倒な手配がないので様子を見ていたのです。しかし、みんなお盆休みってどう過ごすつもりなんでしょうか?何となくぼーっと過ごすのでしょうか?お墓は近くにあるからいちいち予定なんか立てねーよということなんですかね。

お盆休み期間については自社の夏期休暇日と有休取得推奨日からだいたい決まるのですが、夏期休暇日はともかく有休取得はズラしてやろうか。現場都合と言えばいいでしょう。いつものことですが、1週間取れれば御の字かな(『御の字』というのは非常にありがたいという意味で、まあよかろうではないです)。そんなに忙しい職場でもないので、確信はしてますけど。

どこに行くかはだいたい決まっているので、特に問題はないです。予約の要らない近場の旅行を計画しています。今年の夏も暑いですね。熱中症対策は怠らないで、ご安全にまいりましょう!

おしえて!Bingチャット

前回は、話題沸騰中のAIであるChatGPTに旅行貯金のヒントを求めた訳ですが、噂によるともっといいAIが存在する?その名はBingチャット。ということで、こちらにも旅行貯金の改善のためのヒントを聞いてみようと思います。

え?BingチャットてEdgeしか使えないの?ししょーが愛用するFirefoxだとはじかれる?仕方ない、一応インストールはしてある、というか勝手に入れられているので久々に起動するか。

では、早速聞いてみましょう。モードが選べるようですが、とりあえずデフォルトの「より創造的に」にしました。
Q:東京都練馬区の郵便局を効率よく回るには?
A:こんにちは、こちらはBingです。お役に立てるように頑張ります😊
⇒はい、よろしくお願いします。

東京都練馬区の郵便局を効率よく回るには、以下の順番がおすすめです。

  1. 練馬郵便局12:〒176-8799 東京都練馬区豊玉北6-4-2
  2. 練馬豊玉郵便局3:〒176-0014 東京都練馬区豊玉中2-27-2
  3. 練馬四郵便局3:〒176-0004 東京都練馬区練馬4-25-14

これらの郵便局は、地図上でほぼ一直線に並んでいます。最初の郵便局から最後の郵便局までの距離は約1.5kmで、徒歩で約20分かかります。バスや自転車を利用すればもっと早く回れると思います。

おー、こちらはより具体的な提案をしてくれますね。できれば、練馬区内には62局の郵便局があるので、それらを回るコースも提案してほしかったけど。でもChatGPTよりは期待が持てるかも。

では、次の質問いきます。

Q:旅行貯金を効率よくするにはどうすればいいですか?
A:旅行貯金を効率よくするには、以下の方法がおすすめです。

以上の方法を試してみてください。旅行のための貯金は、計画的に楽しみながら行うことが大切です。

うむむ、最後に少しだけヒットしたかな?やはり、ChatGPTくんみたいに説明した方が良さそうです。

Q:旅行貯金とは、旅行の途中で最寄りの郵便局を訪問し口座に預け入れを行うことです。ATMではなく窓口の利用が必須です。入金するとその局固有のスタンプが押されるので、旅行の記念になります。この旅行貯金を効率よく行うにはどうすればいいですか?
A:旅行貯金を効率よく行うには、以下のことに注意してください。