埼京線・川越線の旅

0.はじめに

今年もお盆の季節がやってまいりました(なんだそれは)。今年から職場が変わって、休みがどうなるか心配していたのだが、どうにか休みが取れることとなった。ただ会社側の規定により少し伸びたかな。

だが、今年はさらにあっちこっちから声が聞こえてくる。危険な暑さです。外出は控えましょう。おうちで涼しくして過ごしましょう、だと?そうしたいのもやまやまだが、残念ながら我々は学生と違って自由に休みが取れないのである。外が暑いならそれなりの対策をすればよいだけのこと。そのために我々は日頃から鍛えているのである。

通常であれば、フリーきっぷとか長距離を移動する乗車券なり(JRの株優は手放したけど)で大きめの旅行をしたいところだが、予算の問題もあり今回は関東地方の局を回ることにした。ちょっと古い言葉で言えば、安近短の旅行ということになる。郵便局巡りを始めた当初の想定では、近場で行けるところを行き尽くしたら、落ち着くだろうという考えだったのだが。ただ、最近ちょっと旅に出たい衝動に駆られて遠目の旅行をしていたのであった。

実は、関東エリア(東京近郊)のJR線の路線図を眺めていると、意外と回っていないことに気付いたのである。こんな近場を置いといて遠くに行くのもなあ。数を荒稼ぎしたいわけではないけれど、ちゃんと自分の足元はしっかりしておきたい。

さて、今回はどこに行こうかな。そうだ、埼京線の沿線を回っていなかったな。実は、東京都区内攻略の一環で埼京線と呼ばれる区間のうち大崎~浮間舟渡間は訪問済みとなっている。分かりやすく言えば、東京都区内に関しては完了しているということになる。だが、その先は?東京都区内を外れて埼玉県に入る部分に関しては、これまた後回しになっていたのであった。つまり、戸田公園から先の区間が今回の対象となる。

1.プランニング

埼京線(正式には東北本線の別線)の埼玉県の南端は戸田公園。よって、そこからスタートして埼京線を北上する。大宮を過ぎると、埼京線の電車はそのまま川越線に乗り入れているので、川越方面に進むことになる。まあ、そんなに行けないだろうけど。

今回使用するきっぷは、エリア的にものんびりホリデーSuicaパスが適当なのではないだろうか。土休日に加えて、夏休み期間と冬休み期間は毎日使用可能なきっぷである。埼京線、川越線、さらには八高線の寄居までもがエリアに含まれる。他路線との兼ね合いになるが、八高線ツアーも未実施なので、まだどうこうという段階ではないけれど。青春18きっぷが今年も無事に発売されたが、別件で使用することが決まっているので、今回は使用できないのである。もう1枚買えばよさそうにも思われるが、休日作業などとの兼ね合いで2枚(10回分)の使用は難しいと思われる。

埼京線の運行系統については、新宿からの各駅停車が大宮まで走っている。そして、川越行きの快速は武蔵浦和から先の各駅に停まる。よって、武蔵浦和~大宮間は列車密度が高い。大宮から川越は約20分おきに電車が来る。川越から先は八高線に直通する八王子行きが30分ごとに運転されているが、今日はそこまで行くことはないだろう。

事前のシミュレーションでは、16局は回れるか。ただし、これは無駄なく移動できて、かつししょーの足が限界を迎えないという条件に基づく。なので、実際の訪問局数はこれより少なくなるものと思われる。特に最近の高温下では無理をしない方がいいように思われる。

2.戸田市の旅

●戸田本町、戸田公園駅前
今日のスタートは戸田公園。ここは快速が停まる。なお、次の駅である戸田は快速が通過する。しまった、快速が停まるんだったら池袋まで行って乗り換えなくてもよかったな。ちょっと勘違いして各停に乗ってしまったが、大崎で快速に乗ってもよかったのか。昨日の疲れもあり、戸田公園に着いたのはギリギリ9時前。今日はノルマがあるわけではないし、結構暑そうなので無理しないで行こう。なお、今日の持ち物は熱中対策ゼリー2個(冷凍)。あとは、適宜購入する。

駅の東口を出て、階段を降りて正面の道を進む。400m少し進んで病院の角を右に入る。270mほど進んで国道17号線を左に入ると本町局があった。妙な小雨が降っている。その分多少気温は高くないが。

戸田本町局
【戸田本町局】

駅に戻ってきた。次は西口から出て、駅前の交番の横を通ると郵便局が見えるが、これは裏側のようだ。バスターミナルを出て左に進むと60mほど先に駅前局があった。

戸田公園駅前局
【戸田公園駅前局】

ここでは駅前ということもあり2人待ち。おかげで涼むことができた。いや、まだ早いぞ。ここのスタンプは文字だけとイラスト入り2種類。なので2種類のスタンプを押してもらう。ボートというかレガッタのイラストである。レガッタも有名なようである。でも戸田と言えば競tゲフンゲフン。ちょっと早いが熱中対策ゼリーを取り出すとまだ凍っていた。

●上戸田
各停大宮行きに乗り、隣の戸田で降りる。戸田は各停しか停まらないので、快速は使えない。ここで晴れていい天気になった。ということは、暑い。東口を降りて、線路沿いに右方向に進む。広い道に出たら、左方向に進む。上戸田五丁目交差点を越えて約400m進んだところの道路向かいに上戸田局があった。

戸田駅の改札口
【ここも無人駅になってしまったか】

上戸田局
【上戸田局】

ここまででもまあまあ歩いたかな。ポカリスエット200mlを補給する。

●戸田美女木東
各停大宮行きに乗り、隣の北戸田で降りる。ここは他の駅よりもホームから地上までの高さがある。高速道路(東京外環道)を越えるためだろう。西口から出て、線路沿いに右方向に進む。線路に沿うように道を進み、中央橋を渡って前方の道を進む。200mほど進むと謎の施設の一角に美女木東局があった。施設の門には表札(?)のようなものがなく、異様な感じがするがどうやら日銀の施設と思われる。

北戸田駅の高架橋
【埼京線と新幹線の高架線】

戸田美女木東局
【戸田美女木東局】

戸田美女木東局の看板
【全国カレー祭り絶賛開催中!】

ここで早くも1本目の熱中対策ゼリーがなくなる。飲み物はいつでも補給できるはずなので大丈夫だろう。

北戸田駅の改札
【青春18きっぷご利用のお客様へ 駅係員が不在の場合はこちらから乗車駅証明書をお取りいただきインターホンを押してください 有人駅で対応してもらえばいいのでは?】

北戸田駅と北陸新幹線
【埼京線は東北新幹線と併走している 理由は省略します】

3.さいたま市南区の旅

●浦和別所、さいたま中央(ゆうちょ銀行さいたま支店)
各停武蔵浦和行きに乗り隣の武蔵浦和(終点)で降りる。東口から出て(武蔵野線ホームからの出口はないようだ)線路沿いに左方向に進む。武蔵野線との交差部分で右に分かれる道を進む。250mほど進むと突き当たりに出るので、向かって左の入れる道をさらに進むと180mほど先に別所局があった。

浦和別所局
【浦和別所局】

来た道を戻り、先ほどの武蔵野線との交差部分を今度は左方向に進む。うーん、暑いというよりは汗が目に入って痛い(>_<)300mほど進むと局舎が見えるが、これまた裏側のようだ。駐車場を突破して反対側に出ると、今度はさいたま中央局の入口があった。ここはゆうちょ銀行(さいたま支店)。行員さんに入金ですか、と尋ねられたのでそうですと言うと番号札がもらえた。

さいたま中央局の裏側
【さいたま中央局 こっちは裏側】

さいたま中央局
【さいたま中央局(ゆうちょ銀行さいたま支店)】

ゆうちょ銀行の番号札1
【ゆうちょ銀行の番号札(処理待ち用)】

武蔵浦和のコーヒーここからは快速が各駅に停まるので、(利用できる)列車本数が増える。ありがたい。しかし、ここまでで結構歩いた気がする。歩数計を見ると1万歩を越えていた。そして、埼京線のりばの下にベックスが。よし、充電しよう(モバイルバッテリーの)。ということで早くもコーヒー屋さんに入り、アイスカフェラテを注文する。いやー、夏はこれに限るな。だが、ここも地味に値上げしてるのは痛い。では、今日のまとめを。あれ?ワシは何をやっているんだ?あまりにも暑かったもんだし、ホームの待合室は混んでいて入れないし。なので、ここで30分ほど休憩する。

4.さいたま市中央区の旅

●与野大戸、与野鈴谷
快速(表記は各停になっているが)川越行きに乗り、南与野で降りる。休憩の後曇ってきたようだ。東口から出て、線路沿いに右方向に進む。400mほど進むと県道57号線に出るので、渡って左方向に進む。500mほど進むと大戸局があった。

与野大戸局
【与野大戸局】

駅に戻って、西口から出る。線路沿いに北に向かって約300m進むと国道463号線沿いに鈴谷局があった。ここでは小さいティッシュをはさんでくれた。

与野鈴谷局
【与野鈴谷局】

カレー祭りといいながら、商品を展示している局は少ない。さいたま中央局はPRコーナーに国技館カレーとかなんとか牛肉カレーとかAP○カレーしか置いてないし。しかし、ここの局は2種類のカレーを置いている。北本トマトカレーとポークカレーだったかな。ご当地カレーか。埼玉県だしそうかな、と思いつつそれを見ていると、『いかがですか』と勧められた。でもこのトマトカレーお値段が640円するんだよ。2個パックじゃなくて1個だぞ。『この北本トマトカレーお勧めですよ。うちの局員もリピートしてます』買ってしまった。高いからにはさぞおいしいんだろうな。おかげでティッシュが2個ももらえたけど。

北本トマトカレー
【北本トマトカレー 北本市だから埼玉県だよな】

局を出ると急に雨が降ってきた。最近よくあるゲリラ豪雨だろう。ということはすぐに止むだろう。そう思っていたのだが。ここで2本目の熱中対策ゼリーもなくなる。どこかでお茶を買うか。しかし、駅で電車を待っていると相変わらず激しい雨が。しかも風が吹いて雨が屋根の下にも吹き込んでくる。待合室は、入れそうもないな。

●与野(ゆうちょ銀行与野店)、与野本町
各停大宮行きに乗り、隣の与野本町で降りる。東北新幹線(上越新幹線)だと、まもなく大宮です、とアナウンスされてから通過する駅である。待合室が空いていたのでちょっと休憩する。西口の階段を降りて線路沿いに右方向に進む。160mほど進んで県道119号線に出たら、与野本町駅入口交差点を左に進む。約200mほど進むと本町局があった。

与野本町のエスカレーター
【与野本町駅のエスカレーター】

与野本町局
【与野本町局 雨がヤバい】

ここの、というよりこの辺りのスタンプはバラのイラストが入っている。与野公園のバラ園は結構有名なようだが。さて雨は止む様子はない。どころかさらに激しくなってきた。雷の音も聞こえる。局員さんに雨が収まるまで休んでいっていいですよと言っていただいたので、お言葉に甘えてしばし涼む。しかし、スマホアプリで5分ごと天気とか雨雲レーダーを見ていると10分どころでは収まる様子もないので、お礼を言って次に行くことにした。

局前の道を東方向に線路を越えて400mほど進むと交差点の角に与野局が見えた。ここもゆうちょ銀行なのだが、行員さんは対応中。そして、番号札発行機はカウンタの上にある。待っている人がいなかったので、取らずに済んだが。ここで通帳が最終行まで行ってしまった。なので、ここで通帳の繰り越しを行う。おかげで少し涼むことができた。

与野局
【与野局(ゆうちょ銀行与野店)】

ゆうちょ銀行の番号札2
【ゆうちょ銀行の番号札2】

中央区役所のポスト
【与野局、ではなく中央区役所のポスト】

駅まで戻らないと。大雨が降って気温が下がればいいのだが、なかなか涼しくはならない。時折吹く風はなんだか暖かい。中途半端に雨が降って、湿度ばかり高くなった富士ツアーよりはマシか?荷物が濡れてしまったので、ホーム上の待合室でしばし乾かす。ようやく、遠くの空が晴れてきた。もう雨の心配はなさそうだ。

●与野ハウス内
快速川越行きに乗り、隣の北与野で降りる。南口から出て、目の前の国道17号線を右方向に進むと道路の向かいに与野ハウス内局が見えた。しかし、渡るところがない。150m先の横断歩道から道路を渡る。通帳を繰り越した後は、そう、なにもスタンプが押されてないので、そのまま返される恐れがあるのだ。そして今回もそうだった。しかし、局員さんが『あ、局名印ですね』と気付いてくれた。だいたい、いい歳したおっさんが生活資金の・・・。

与野ハウス内局の看板
【与野ハウス内郵便局はこちら】

与野ハウス内局
【与野ハウス内局】

さて、この与野ハウスって何?どうやら北与野駅前にある高層マンションのことらしい。色々調べてみたら、日本最初のタワーマンションとされているようである。ししょーとは縁遠い世界だな。それとここまでの4局については名前から分かるように、元は与野市であった。まあ、さいたま市になって中心地になれたんだからいいんじゃない?

北与野駅の案内板
【ここからさいたま新都心が近い】

駅に戻ってきた。ここで大容量麦茶を購入。次の電車は都合よく快速の川越行きであった。やっと大宮に着いた。しかし、ここは地下1階。外に出るにはいったん2階まで上がってから改札を出て1階に降りなければならない。面倒なので、ここでは降りないことにした。周辺局は訪問済みだしな。大宮で数分停車してから川越線方面に進む。

5.さいたま市北区の旅

●大宮日進
日進で降りる。快速は川越線内は各駅に停まる。南口の階段を降りて正面の道を進む。150mほど進んだ2つ目の交差点(弁当屋さんが目印)を右に入る。160mほど先の突き当たりの左側に日進局があった。

日進駅の案内カウンター跡
【案内カウンターの痕跡が悲しい】

大宮日進局
【大宮日進局】

すき間にはまるかんぽくん
【すき間に控えてるかんぽくん】

大雨で壊れたエスカレーター
【大雨で壊れたエスカレーター】

6.さいたま市西区の旅

●指扇駅前
川越行きに乗り、指扇まで移動した。南口の階段を降りて、正面の道を右方向に進む。90mほど進んだ右側に駅前局があった。

指扇駅前局
【指扇駅前局】

駅に戻ってきた。夏はありがたいが設置基準がイマイチ分からないアイスの販売機がここにもあった。でも高いな。この前は140円ぐらいじゃなかったか?でも今は180円。すっかりセレブのおやつになってしまったな。でも久々だからとワッフルコーンを買う。Suicaが使えなかったら買ってなかったな。この辺りは(川越まで)約20分間隔で電車が出る。しかし、今度の電車は15:46発。川越に着くのは15:54。かなり厳しいが、とりあえず行ってみるか。

7.川越市の旅

川越行きに乗ってさらに移動する。次の南古谷は、郵便局まで1km以上の距離があるので、今回はパスした。終点の川越に到着。あくまで電車の終点であって、川越線としてはこの先の高麗川まであるが。残り時間が5分もない。一番近いのは脇田局かなあ。改札を出て東口を進む。東武の駅がある分距離が長かった!駅前のバスのりばを過ぎて、右前方の道を進む。2つ目の角を左に入ってさらに120mほど進む。三番町通りに出ると右側に脇田局が見えたが、残念、既に時計は16時を回っている。まあ、場所が分かっただけでもいいか。ああ、冷やしパインソーダが沁みるぜ。

川越脇田局
【川越脇田局は次回に、っていつなんだ?】

8.おわりに

今日の結果は、埼玉県:13(戸田市:4、さいたま市南区:2、中央区:5、北区1、西区:1)となった。これでやっと埼玉県の訪問局数が100を超えた(もちろんダブりを除いて)。想定に届かなかったのは、途中休憩したから?それもあるかもしれないが、大雨に降られたこともあるだろう。最近は歩数制限をかけているが、今回は19000歩。ギリギリ許容範囲内であった。

通帳埼京線
【本日の結果(最後の方は省略)】

埼玉県についてはある程度行ければいいレベルなので、局数も100を超えたし訪問率も15パーセントを超えてるので、それほど必死になることもない。この後の西武線シリーズ、秩父路遊々フリーきっぷ(秩父鉄道全線)、SAITAMAプラチナルート乗車券(東武東上線、越生線全線と秩父鉄道ふかや花園~三峰口間)でだいたい網羅できるのではないだろうか。バスについては国際興業バスと西武バスが1日乗車券を出しているが、それ以外の会社には乗らないと思う。

最近のテーマになっている熱中症対策については、まあまあできているのではないだろうか。今回は熱中対策ゼリー2個(冷凍)を装備、後はポカリスエット250ml、MIUアクアメンテ、大容量麦茶、1○アイス、冷やしパインソーダ、それとアイスカフェラテも。適切に水分を取って、体調に気を付けていれば大丈夫と思われる。ただし、くれぐれも無理は禁物なので、そこだけは注意していただきたい。

ああ、盆休みが終わる。さらに台風が来る。台風で東京が流れないかな(コラ)。

東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)

0.はじめに

世はゴールデンウィークの期間です。この時期に働いてるみなさん、マヂリスペクト!ししょーも昔は土日働いてたし、なんなら年末年始も働いていた時期があるので、サービス業の人の気持ちはよく分かる。そういう下積み(?)を経て今のししょーがあるわけなのである。さて、本題に入るとしよう。西武線シリーズも回を数えてついに第5弾となった。だからなんだと言われても(^_^;)

前回は、新宿線の新所沢まで行けた。とりあえず、新宿線をこのまま進むとするか。本川越に着いたら、川越の中心地あたりを回ることにする。もし東武で川越に到達できたらその時回るつもりだったが。

川越を回ったら、所沢まで戻って池袋線方面へ行くことにしよう。おっと、その前に細かい路線(拝島線、狭山線、国分寺線、多摩湖線)を拾っておかないと秩父に安心して行けない。あ、多摩川線もついでに回るか。こんなエリア、計画もくそもないけど、行ける所を回っておこう。池袋線・西武秩父線系統に関しては、芦ヶ久保まで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入る。そこまで到達できれば東急線の呪縛から解放される。

1.プランニング

まずは前回の続きとして、新宿線の入曽から本川越方面を目指す。川越エリアに関しては、東武バスウエストが観光エリアを走っているので、それの利用も含めると松江町局、川越局、元町局ぐらいは回れる。川越駅、川越市駅周辺は後回しにする。東武東上線またはJR川越線で行けるので。それが終わったら、池袋線の続きを進むことになる。その前に、西武には変な支線がゴロゴロある。昔の北九州エリアほどひどくはないが、細かい路線をいちいち拾わないといけない。ついでに多摩川線にも行くことにしよう。でないと、行く機会がないように思われる。

回り方が難しいが、敢えて効率は考えず漏れのないように回るとすると、コースは以下の通りとなる。
入曽~(新宿線)~本川越
川越市中心部散策?
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~武蔵大和
まあ、こんなところでよいだろうか。その後は萩山から拝島線を進む。それが終わったら、ようやく池袋線を秩父に向かって進める。

と書いてみたものの、今日の想定は16局。いつもより多めだが、果たしてどうなるか。

2.狭山市の旅

今日のスタートはもちろん新宿線。前回は新所沢で終わったから、今日はその先の入曽からだよな。もはや新宿大移動する理由はないので、急行小手指行き(副都心線内急行~池袋線内快速急行)で所沢へ。所沢から本川越行きに乗る。入曽到着は9:29。これでも相当頑張った方だよ(泣)。ここまで来ると、もうこれが限界です。前泊したい距離だが、きっぷの制約上それはできない。ちなみに新宿線の急行(西武新宿発)は田無以遠各駅に停まる。快速急行は1本しかないが、これも新所沢以遠各駅に停まる。特に種別を気にすることはないようだ。通勤急行は、新所沢、狭山市にしか停まらないが(新所沢~本川越間)上りしかないので、これも気にしなくてよい。 “東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)” の続きを読む

東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅

0.はじめに

まずタイトルが長くなってしまったことをお詫び致します。でも、これはきっぷの名前がそうだから仕方ない。

東武東上線のフリーきっぷとしてはこれしかないので、今回利用することにした。このきっぷは名前の通り、東武東上線と秩父鉄道に乗り放題のきっぷである。正確には、東武東上線全線、越生線全線、それと秩父鉄道のふかや花園~三峰口間が1日乗り放題のきっぷである。

東上線のフリーきっぷは今までなかったわけではないけれど、いずれも食事券とのセット販売であった(東武東上線埼玉S級グルメきっぷ、池袋東武グルメきっぷなど)。よーするにF鉄道の福福茶屋食事券付き1日フリー乗車券のようなものと思っていただければよい。池袋東武グルメきっぷなら、まだ帰りに東武百貨店で食事できるから便利かなとか思っていたが、結構高いな。と眺めていたのだが、ようやく使えそうなきっぷが登場した。

しかし、この東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券(長いので以下プラチナ乗車券とする)のお値段は1900円。参考までに東上線の池袋~寄居間の運賃は902円(現金だと910円)。そう、往復だけなら秩父鉄道に入らないと元が取れない!蛇足だが、秩父鉄道のふかや花園~三峰口間の運賃は860円なので以下同文。

1.プランニング

この条件でプラチナ乗車券を使うのはお得なのだろうか?と計算してみた。東上線沿線に関しては、東京メトロや国際興業バスを駆使したおかげで、和光市までは何とかクリアしている。よって、朝霞から先が対象区間となるが、途中の駅全てに降りると仮定すると、ししょーの緻密な計算の結果、鶴ヶ島に到達すれば元が取れることが分かった。であれば大丈夫だろう。

で、そこまでの行程をシミュレーションしてみた。途中駅で降りて、郵便局マップの目盛り100mで表示されるエリア内局を回るものとする。うーん、ギリギリ行けるか。実は、和光市駅から東武バスでアクセスできる和光市最後の局となる新倉局にも行きたかったが、とてもそんな余裕はないな。東武バスツアーに組み込めないかな?残念、和光市駅に発着するバスは新座営業事務所(東武ウエストバス)の系統のみ、足立一日フリーパスのエリア外である。西武バスまたは国際興業バスで和光市駅に乗り込んで、そこから乗り継ぐしかない。ということは当分先になるな。

事前の想定では、22局は回れそう?でも、川越駅周辺は西武やJRもあることなので、時間がないと判断した場合は、川越駅、川越市駅はとばすことになる。あとは天候次第だな。あまり暑くなりませんように。天気予報は曇り時々雨か。雨が降ってもピーカン(死語)よりはマシだな。

2.スタート

今回は乗車券を池袋で購入する必要がある。つまり、池袋で降りないといけない。いつものように副都心線に揺られるという悠長なことはできない。某西武線まるごときっぷなら、渋谷まで我慢すれば後は寝て移動できるのに。という訳で今日はJRで池袋に向かう。地底の副都心線ホームからの移動はかなりのタイムロスになる。やはり東京の通勤ラッシュは苦手だ。早くこの地獄から解放されたいものだ。 “東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅” の続きを読む