神奈中バスで行く藤沢市、綾瀬市の旅

0.はじめに

ついに始まってしまった神奈中バスの旅。神奈川県の大部分を網羅するバス会社であり、神奈川県を制覇するには避けられない存在である。と言いつつも、実は横浜市も少し回っていたような。

神奈中バスについては、前回の旅でだいたい語りたいことは語ったと思うので今回はあまり書かないが、追加のトリビアとして単独のバス会社としては日本で最大の規模を誇っていることは述べておこう。ちなみにバス事業者としては西鉄バス(西日本鉄道自動車事業本部)が最大の組織となる。

さて、今回はどうしようか。前回頭を使い過ぎたので、今回は綾瀬営業所管内に絞ろうと思う。もちろん、エリア内の路線であれば他営業所でも利用するが。

1.プランニング

今回のエリアは、湘南台駅を基点として綾瀬営業所管内を回ることになるので、藤沢市、綾瀬市辺りとなる。特に綾瀬市は鉄道駅のない地域なので、今回必須のエリアとなる。

湘南台駅に発着するのは綾瀬の他、藤沢(この周辺はクリア済み)、戸塚(横浜市はクリア済み)、茅ヶ崎(今回は使わないが)がある。その他小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅以北で大和営業所が現れるが、いずれ利用することになるだろう。

今回は湘南台駅を軸に順番に回ることにする。綾瀬管内が終わったら、大和管内に入れるかな?ただ、前回よりも効率が落ちることは否めない。とにかく、全部回りきるんだ!以上から(?)今回のルートは以下の通りとなった。

湘南台駅西口~湘19、23、24、25、28系統~慶応大学
湘南台駅西口~湘20~用田
用田~長16、35系統~長後駅西口
長後駅西口~長22、24、33、36、38、39系統~上土棚
上土棚~長22、24、38、39系統~綾瀬農協前
綾瀬農協前~長22、38、39系統~綾瀬市役所
綾瀬市役所~綾51系統(相鉄バス)~富士塚
海老名駅~綾61、62系統(相鉄バス)~早川中央第1

結局綾瀬営業所管内で回れる局はこの程度。さらに、相鉄バスを使わないと綾瀬市内を回れないことが判明したため、こうなった。相鉄バスはもう乗りたくなかったんだけど、綾瀬市クリアのためだ。仕方ない。事前のシミュレーションでは最初は綾瀬市内クリアは難しいかと思われたが、綾瀬農協前からわざわざ海老名駅に出なくても綾瀬市役所で乗り換えできるじゃないか、と気付いて何とかなりそうになった。これで7局は行けるはずなんだが。 “神奈中バスで行く藤沢市、綾瀬市の旅” の続きを読む

神奈中バスで行く藤沢市、茅ヶ崎市の旅~神奈川県制覇への道~

0.はじめに

旅行貯金の目標としていくつか挙げてきたが(もちろん最終的な目標は全局制覇だが)、東京23区は無事にクリアできた。次は地元の制覇ということで神奈川県内局の制覇を進めたいと思うのだが、どこまで行ったんだっけ?

地域別に見ると、川崎市、横浜市、横須賀市、三浦市、鎌倉市、逗子市、三浦郡(葉山町しかないけど)をクリアしている。鉄道で回れるところは、残りがJR御殿場線沿線ぐらい。ということでここからは必然的にバスの旅となる。順番から行けば、中途半端に回っている藤沢市、大和市辺りから手を付けるのがよいだろうか。

ここからしばらくの間は、あるバス会社にお世話になることになる。そう、神奈川県の西部を除く県内はほぼ網羅している神奈川中央交通(神奈中バス)である。もちろん神奈川県に含まれる町田市も営業範囲である(そのうちどこかから怒られるぞ)。

神奈中バスは全線で有効な1日乗車券(一日フリー乗車券)を発売している。これは一般路線バスの全線で有効なきっぷである。お値段は1300円(また値上がりしてる)だが、何しろ有効範囲が他社の比ではないので、これでもお得と言える。東は横浜市から西は二宮町、秦野市、清川村、相模原市まで、さらに東京都の多摩市、八王子市にも路線を持っている。さらに、風前の灯火だが、山梨県(南都留郡道志村)にも1日2便乗り入れている。

1.プランニング

例によって、鉄道で回れるところを全部回って後はバスでいいや作戦の結果、中途半端な虫食い状態になっているので、対象地域を精査する必要がある。もちろん神奈川県だってそうである。ただ、今回は神奈中バスに限定できるので、比較的楽である。一日乗車券のない相鉄バスは後回しだ。

東から順番に回ることになるが、今回は下の方から行くことにする。湘南エリアは鎌倉市までクリア、その隣の藤沢市を一部回っているので、この辺りからスタートすることにしよう。

バス路線で回る場合、手始めに主要な系統の沿線を回り、後で残り局を拾う形になる。近い局から順に回ってもいいが、バス系統の都合上主要系統沿いに回る方が効率がいい(はず)。 “神奈中バスで行く藤沢市、茅ヶ崎市の旅~神奈川県制覇への道~” の続きを読む