京成バスで行く葛飾区の小さな旅(完結編?)

0.はじめに

長きにわたった東京都23区完全制覇ツアーも(かなり適当なネーミングになって来た)ようやくエンディングが近付いてきた。次はどこへ行けばいいだろうか。

前回は練馬区辺りを回ったので、今回は逆の東方向に行くとしようか。ということは、葛飾区辺りでいいのかな。

葛飾区ということは、メインで利用するのは京成バスとなる。他に東武バス、都バスも走っているが、今回は出番はなさそうである。

と言っても葛飾区の残り局はわずかに6局。どう考えて時間が余る。まずは京成バスの1日乗車券の範囲を頑張って回ることにする。実は京成バスのICカード都内1日乗車券では、一部都外区間を走る金町駅~八潮駅間の金61系統が利用できる。と言っても埼玉県内に入るのは大場川バス停以北となる。それで時間が余ったら、仕方ないつくばエクスプレス(TX)にでも乗るか。

と思っていたのだが、最近適当な休暇(が取れそうなチャンス)がないな。どうしようか?11月の飛び石連休は別の予定があるし。そんな時ふと光明が差した?この時期は健康診断(人間ドック)がある。それはたいてい午前で終わるのだが、場所が東京某所に指定されている。それが終わってから職場まで移動するのも大変なので、1日休みにしている。これを利用しない手はない!

残り局を考えると午後からでも十分間に合いそうだ。午後をフルに使えば達成可能な見込みである。特定保健指導?何それおいしいの??

1.プランニング

今回の目的となる葛飾区内局は残り6局。それらは全て京成バス(京成タウンバス含む、以下同じ)で行ける場所にある。京成バスは、葛飾区の他に荒川区、墨田区、台東区を走っているが全て訪問済み。足立区を通ってくれればいいのだが、そちらは通っていない。葛飾区を回りきってから足立区のために足立一日フリーパス(東武バスの1日乗車券)を買うのも効率が悪い。

京成バスで行ける所を回ったら、八潮駅がゴールになる。その先にあるのはつくばエクスプレス(TX)か。その前に時間切れになりそうだけど、もし時間が余ったらTX沿いに北上することにしよう。なお、TXは東京都内の六町駅までは訪問済みなので、その先(八潮も訪問予定なので三郷中央から)が対象になる。運賃が高い上に1日乗車券もない路線はあまり乗りたくないが。今回のルートは以下の通りとした。例によって、京成タウンバス系統は(T)を付記する。

亀有駅~有57系統(T)~上千葉小学校
亀有駅~JR~金町駅
金町駅北口~金01系統(アイリスループ)~学童保育クラブ
金町駅北口~金62系統~水元二丁目
金町駅~金61系統~八潮駅南口
八潮駅~TX

事前の想定では、9局+TX分となる見込みだが、そこまで行けるのか?

それと、今さら気付いたのだが、過去のししょーの文章で京成バスと京成タウンバスの路線図が分かれていて見にくいと書いていたけど、実は営業所単位の路線図(江戸川営業所と金町営業所)では京成バスと京成タウンバスが同じ図に書かれているのであった。もっとも、営業所単位の路線図はデフォルメされていて、実際の経路が分かりづらい。ししょーが求める地図上にプロットした路線図(全線路線図)は分かれているので、やっぱり見づらいという結果になるんだろうか。

2.葛飾区の旅

今日のスタートは亀有駅。都内某所での健康診断を終え、診断結果の説明は一応軽く聞いて、特定保健指導は今回はいいっす。そうですか、と軽く流された。だって、前回受けたけど体重も血糖値もコレステロールもALT(γ-GTP)も変わらなかったじゃん。さて、地下鉄に乗って地上に出て、さらに走ると亀有に着いた。ここも結構訪れた気がする。両さんともすっかり顔なじみになったな(ホントかよ?)。時間は12時20分を少し回ったところ。ちょっと想定より遅かったか? “京成バスで行く葛飾区の小さな旅(完結編?)” の続きを読む

京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅

0.はじめに

ああ、10月の休みがなくなってつらかった。その分7~8月にメリットはあったんだろうけど。さて、緊急事態宣言も解除されたことだし、現場では相変わらずのアラート状態でちょっとウンザリしているが、ともかく東京23区制覇計画を進めよう。

今回は、順番から言って(?)東の方に向かうことにした。そして足立区内は過去に東武バスで回ったので、葛飾区あたりを京成バスで回ることにした。京成バスを利用するのは初めてかな(もちろん旅行貯金でという意味である)。京成バスも都内で有効な1日乗車券(ICカード都内一日乗車券)を発売している。このきっぷは、京成バスの都内区間(江戸川区、葛飾区、江東区、台東区ほか、金61系統の大場川~八潮駅南口間を含む)と京成タウンバスの都内区間(金町駅南口~三郷駅南口間の金02系統は全区間除く)が1日乗り放題となる。その他、コミュニティバス(荒川区(さくら、汐入さくら、町谷さくら)、墨田区内循環バス)は利用可、東京BRTは利用不可(使わないけど)となっている。県下を跨ぐ路線でご利用の際は、県下でご利用分の運賃をお支払いくださいというのは特急バス、SS(シャトルセブン)のTDR発着や、瑞75系統の相の川一丁目以遠を指しているのだろうか。

1.プランニング

江戸川区内は残り2局、葛飾区内は18局残っている。江戸川区内の1つは京成バスが使えるが、もう1つは平井駅(JR総武本線)から歩くしかない。よって、江戸川区内はバス路線沿いの1局だけとし、あとは葛飾区を回ることにした。比較的多くの局を回れそうな京成バス新小53系統、京成タウンバス新小51系統を中心に、あとはあまり効率が悪くならないようにルートを選んだ(つもりである)。うーん、事前のシミュレーションでは10局も回れない?平井駅から平井七局までは徒歩で15分以上かかる(マピオンのルート検索による)ので今回は外した。それでもやはり厳しいか。

地域のせいなのか、意外と本数が少ない系統が多い。しかも、新金01系統(京成バス、京成タウンバス)のように土休日のみ運行の路線もある。何より面倒だったのは、京成バスと京成タウンバスは別会社なので路線図が別々に存在すること。よって、それらを見比べながらルートを決めないといけない。営業所別路線図なんか見てたらますます混乱するので、全路線図を参照した。地形図にルートをトレースした見やすいタイプである。

2.江戸川区の旅

スタート地点は、JR総武本線の新小岩。新小岩と言えば(自主規制)、それはともかく頑張って早起きした結果8時45分ごろには着くことができた。と言っても、最初に乗るバスである新小20系統が出るのは9時5分(その前は8時39分)。ちょっと早かったか。まあ、バスのりばを探す余裕はあった方がいい。新小岩駅北口ののりばを探す。駅の北側の平和橋通り沿いにあるようだ。と言うより、そんな中途半端なところでバスを降りた記憶があるな。 “京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅” の続きを読む