バスの旅をお勧めしない理由

旅行貯金をするにあたって、バスでの移動ってあまりお勧めできません。そう言いながら、バス移動での旅行記を書いているのは矛盾してますけど(汗)。

まずは都市部を移動する場合のバスの不利な点を挙げたいと思います。

  • スピードが遅い
    鉄道は専用の線路を走るので速いです。それに比べてバスは一般の道を走るので、どうしても速度が遅くなります。しかも、時々時間調整で止まることがありますね。あれは、ダイヤを組む時にだいたい時速40キロで走ることを想定しているので、それより早いとダイヤに合わせるために止まるのです。バス停に書いてある時刻は、基本的に通過時刻ですが、これより早い時刻に通過することを早発と言って、NGとされています。たまにあるけど。なので、絶対的な速度は鉄道に劣ります。
  • 渋滞によって遅延が発生する
    普通に走っても速度が遅いですが、道路の場合は交通渋滞というものがあります。これに巻き込まれるとさらに速度が落ちます。バスは一般の道路を走るものなので(専用道路を走るBRTもありますけど)、渋滞による遅延は織り込まれており、遅れたからと言って何の補償もしてくれません。通常の旅行の日程を組む場合でも、なるべくバスは入れません。いわゆる不確定性要素とされており、行程にバスを入れる場合は前後に余裕を取るか、バスを中心とした行程にします。
    夜行バスなどは、たまにとんでもなく早い時間に着いたりしますが、そういうケースはまれです。

これは感覚的な話なんですが、鉄道プラス徒歩移動とバスで移動した場合を比べると、やはり鉄道の方が早いように感じます。歩きすぎると疲れますけどね。

ですので、よっぽどの事情がない限りは、バスは使わない方が得策かと思われます。なぜししょーはバスに乗っているのか?と聞かれたら、よっぽどの事情があるからです。東京都区内など一定地域を網羅するには、鉄道で足りないのでバスを使ってます。それ以外の地域では基本的に鉄道しか使いません。

では、地方でのバス利用ってどうなの?と言う話になりますね。それは次回に。