東急西武線まるごときっぷの旅(その2)

西武鉄道のフリーきっぷを使いたいが、該当するものがないのでやむなく(コラ)使うことになる東急西武線まるごときっぷ。2回目の利用はどうしようかと考えたが、前回は確か保谷辺りまで行ったので、その続きを行くことにした。所沢をぐるっと回って、新宿線で新宿へと戻るルートである。でも1日で新宿まで行けるはずもないし、行けるところまでというユルいプランとした。

例によって東横線を北上し、メトロ副都心線から西武線に入るルートである。しかし東横線がダイヤ乱れ?ダイヤがアテにならないからほとんどクジ引きだが、うまく西武線直通の電車が来ないかな、と待っていると通勤特急清瀬行きが来た。相変わらず東横線の混雑には慣れないが、渋谷を過ぎるとさすがに車内の混雑も収まってきた。無事に座ることができ、目的地のひばりヶ丘までのんびり過ごす。

この列車は西武線内各停となる。時刻表を確認すると後続のメトロ発の快速急行よりもこの各停がひばりヶ丘に先着するようだ。じゃあ乗換えなくていいか。そして、電車が練馬に到着。すると横に池袋発の準急飯能行きが。準急の方が先に出る!?慌てて準急に乗換える。まだまだ西武線のダイヤには慣れてないなあ。メトロが遅れていたから、判断が難しかったのかもしれないが。途中特急(NRA)に抜かれるが、快速急行よりは先にひばりヶ丘に到着。

  • ひばりが丘、ひばりが丘北、新座栗原
    ひばりヶ丘駅の北側と南側に一局ずつ(ひばりが丘北、ひばりが丘)、さらに北の方(600mぐらい)にもう一局(栗原)。少し遠いがそちらにも行くことにした。

まずは、駅の南口を出てほぼ南へ歩く。2つ目の交差点を鋭角に左に曲がると、ひばりが丘局がある。ここからいったん駅に戻り自由通路を抜け、北口の階段を降り、裏通りを東へ。中途半端に溶けた(そして凍った)雪とアイスバーンが行く手を阻むが、物ともせず進む。商店街の中にひばりが丘北局があった。

ひばりが丘局
【ひばりが丘局】

ひばりが丘北局
【ひばりが丘北局】

ここからは駅前のパチンコ屋の横の道を北上し、広い道に出て、西武バスのひばりヶ丘駅北口バスターミナルを超えてさらに北へ。ひばりヶ丘駅入口交差点の先に新座栗原局がある。新座?しまった、埼玉県じゃないか。別に構わないけど。ひばりヶ丘駅北口のバス停辺りから新座市になるようだ。

  • 東久留米本町、東久留米、東久留米大門
    不安定な足元に注意しながら(以下、この表現省略しますね)、ひばりヶ丘駅に戻る。各停で次の東久留米に移動。ここは駅の北と西の方に一局ずつあるが、東久留米の本局も離れた場所にある。行きますか。

東久留米駅から線路沿いに北西に移動し、広い道路に出たら左折して進むと、本町局がある。そして、ここからさらに500mほど道路を進むと東久留米局がある。この辺りは車道も固まった雪に覆われている。こんな所をノーマルタイヤで走る車って何を考えているのか。スタッドレスが用意できなかったのか?と思っていたら、やはりチェーンを巻かない路線バスが氷の上を左右に揺れながら走って行った。なかなかスリルのありそうなバスだな。そうこうしているうちに東久留米局に到着。中は暖かいです(当たり前だが)。ここでようやくティッシュを挟んでもらう。

東久留米本町局
【東久留米本町局】

凍結した路面その1
【凍った雪やアイスバーンが行く手を阻む これはまだマシな方】

東久留米局
【東久留米局】

ここから今来た道を戻り、池袋線の踏切を越えて2つ目の信号、というよりはやや大きめの交差点を左折、ここからも目印が乏しいが門前大橋交差点の手前の道を右に曲がると、大門局があった。局員さんに「歩いて回られてるんですか?」と聞かれてそうですと答えると、ちょっと引き気味、いや驚いた様子であった。歩くのに適した天候ではないからだろう。雪が深いので気をつけてくださいと声をかけていただいた。ここでもティッシュを挟んでくれた。

東久留米大門局
【東久留米大門局】

  • 清瀬、清瀬松山、清瀬駅前
    各停で次の清瀬に移動。ここは駅前(南口)と北の方とだいぶ西の方に郵便局がある。まずは北にある清瀬局に行こうと、北口の陸橋を何となく進んだら、西友に入ってしまった。外に出て次の交差点を左に入る。小金井街道に合流してさらに進むと、その名も郵便局前交差点があり、その一角に清瀬局があった。

清瀬局
【清瀬局】

凍結した路面その2
【こういう状況だとなかなか逃げ場がない】

小金井街道に沿って南下し、きよせの森コミュニティクリニックの先の道を右折する。住宅地の中のやや狭い道を進み、池袋線の踏切を越えてさらに行くと松山局があった。またティッシュを挟んでくれた。

清瀬松山局
【清瀬松山局】

清瀬駅前に戻ってきて、駅前局を探す。地図を見て場所を確認するが、分からない。仕方なくGPSを見てもやっぱり場所が分からない。駅前をさまようこと数分、ふと駅前のファミマの先に看板を発見。道路沿いではなく、ファミマの奥の行き止まりの場所の一角にあった。これは難易度が高いわ。

清瀬駅前局
【清瀬駅前局 路地の突き当たりにある】

  • 清瀬野塩、新秋津駅前
    さらに各停で秋津へ移動する。秋津駅の東側に一局、やや近い(一応乗換駅だが)JR武蔵野線の新秋津駅の先にもう一局ある。秋津駅の北口を出て、線路沿いに東に進む。踏切の辺りで左折し(行き止まりなので)いなげやを通り過ぎると野塩局がある。ここでも、「歩いて来られたんですか?足元大丈夫でした?お気を付けて」となんか心配してくださった。フツーの東京人はアイスバーンに足を取られてコケるものみたいだが、ししょーはトラベラーなのであちこちの寒冷地で鍛えているのだ。福島、仙台でも冬の早朝は普通に地面が凍っているので、気を付けないとケガをする。

清瀬野塩局
【清瀬野塩局】

凍結した路面その3
【野塩局への道 そりゃあ大丈夫ですかって言いたくなる】

野塩局からまたいなげやの前を通り、今度は踏切を越えてさらに西へ進む。武蔵野線の線路が見えないなと思っていたら、この辺りは掘割の中を走るので地上からは見えないのだ。そう言えば昔大雨で新秋津の駅が水没したこともあったっけ。道なりに進み、武蔵野線の線路を越えてさらに進むと新秋津駅前局がある。こちらは特にコメントもいただけなかったので、そのまま退散することに。

新秋津駅前局
【新秋津駅前局】

  • 所沢日吉、所沢東住吉、所沢駅東口
    秋津から準急飯能行きに乗り(準急は石神井公園から先各駅に停まる)、所沢へ。一応の目安として所沢まで来たら休憩しようと思っていたのだが、途中寄り道が過ぎたせいかもう14時近くになっていた。あまり余裕がないな。所沢駅周辺は駅の東側に1局、西側に2局ある。まずは西口を出て表通りを北上する。この道路沿いに日吉局がある。ここでもティッシュを挟んでもらえたが、局員さんがなんだかとても丁寧にスタンプを押してくださったので、ちょっと感激した。

所沢日吉局
【所沢日吉局】

ここから道路を400mほど下ると東住吉局がある。ここでもティッシュを挟んでくれた。でも、本当はティッシュを1個く・・・いや、何でもないです。東住吉局からは北上し、西武百貨店を見ながら右に入り長い踏切を越え(池袋線と新宿線があるから)、その先の北へ抜ける道に入りくすのき台交差点を東へ。通り沿いに所沢駅東口局がある。駅からはかなり近い。普通に対応したもらったが、最後に「がんばってください」と言われたような気がした。

所沢東住吉局
【所沢東住吉局】

  • 東村山市役所前、東村山、東村山野口
    ここから、いよいよ新宿線に乗り東京都区内を目指すんだ!ってもう14時半過ぎてますけど。とりあえず急行新宿行きに乗り、隣の東村山へ。ここは某有名お笑いタレントの生誕の地ですが、今回その話はありません。さて、東口を出て府中街道を南へ。東村山局を過ぎて(後で行きます)警察署の先の交差点を左折、市役所を行き過ぎてさらに100mほどで市役所前局に到着。市役所前っていう割に遠くないか?

東村山市役所前局
【東村山市役所前局】

元来た道を戻り、先ほど通り過ぎた東村山局へ。待ち人数が4人ほどいたので、先に番号札を引く(時短テクニック)。窓口で通帳を出すと、「もしかして集めてらっしゃいますか?」と尋ねられる。たぶんそうだと思いますよ。でしたら、と近隣局のマップをいただいた。この近くだと、市役所前局か野口局が近いですねと勧められた。さらにししょーはポケットティッシュと某お酒メーカーのサプリ(試供品)を手に入れた!!でもサプリの試供品て1回分だから効果なんて分からないと思うのだが。

東村山局
【東村山局】

もう残り時間も少ないので、隣の久米川駅に行くよりは確実そうな野口局へ行くことにした。時間を無駄にできないのでここからはGPS頼みとなる。東村山駅の西口に出て、駅の北側の道路に出て西へ、野口町二丁目交差点を北に入り、突き当たりを左折。何となく歩いていたが駅前からでも1km以上もあったようだ。ようやく野口局に到着。終了5分前か。わりといい時間になったな。

東村山野口局
【東村山野口局】

ところでここは住宅地のまっただ中。地図を見ると、西武園の駅がわずかに近いようだ。ろくな目印もないので、GPS頼りにさらに西へ進む。やや広めの道(はっけんのもり通り)に入り、ひたすら歩くと西武園線の踏切が見えた。駅に向かって左手の坂を登る(当然凍結している)。人気の少ない(競輪をやってないから)西武園駅に到着。短い4両編成の電車に乗り、ぼーっとする。ああ、足が痛い。雪道を歩くのはそれほど苦にはならないが、特殊な歩き方をする故に通常使わない筋肉を使う。これが地味に堪えるんだな。日頃から雪道を歩く生活はしてないので。ところでこの電車は次の東村山止まり。とりあえず所沢に戻ろう。

西武園駅
【人気のない西武園駅 余談だがストビューで見たら爆笑した】

おまけ:雪道の歩き方について
東京の人というのは雪に慣れていないので、雪が積もってさらに凍ると結構苦労するみたいですね。かく言うししょーもよく雪が積もる地域に住んだことはないのですが、雪道の歩き方を簡単に書きます。

  1. 着地をしっかりと
    だいたい転ぶ時って、着地の際にバランスを崩すことが多いです。凍結した面は摩擦が小さいので、いつものような着地だと安定せず滑ります。地面に対し真っ直ぐ上から着地しましょう。それでかなり安定します。
  2. 重心を前に
    よく前傾姿勢で歩けというアドバイスを見かけますけど、そこまでしなくていいと思います。ただ、転ぶ時は後ろに倒れることが多いので、重心を前に置くことを意識するだけで、転ぶ割合は減ります(転ばないとは言ってない)
    登山が好きな人なら雪山用の登山靴などを持っていると思いますけど、あんな靴で都会の道路を歩くのは厳しいかも。

今回は駅周辺よりも少し遠くの局まで足を伸ばしてみた。駅から行けるところは行ってみようという試みだったのが。ふと、歩数計を見ると25000歩を超えているではないか!どうりで足が重いと思ったよ。あまり無理しないで、次は西武バスも活用しようと思う。たいていの民営バスは東京都区内限定の1日乗車券を出しているが、西武バスは全線の1日乗車券を発売している。つまり、東京市部や埼玉県内でも乗り放題ということになる。うーん、でもまずは23区の制覇が先だな。その後は色々あるので、かなり先のことになりそう。ああ、どこかに10億円落ちてないかなあ(現実逃避)。

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