小田急バスで行く世田谷区と周辺の旅(いきなり完結編?)

0.はじめに

東京都区内完全制覇に向かってどこに行こうかと思案を巡らす。今回は世田谷区を回ることにした。ここを走る路線バスは、先日クリアした(扱いになってる)東急バスの他に、都バス、京王バス、小田急バス、関東バスがある。さて、今回はどうしようか。世田谷区内の未訪問局をチェックしていると、小田急沿線の局が残っていることに気が付いた。それを辿っていくと経堂駅に到達する、というより1日乗車券がないので必要以上に小田急に乗ったり降りたりしたくない。その経堂駅には小田急バスが発着している。この小田急バスで世田谷区の辺境辺りを回れそうなので、今回はこれを利用することにした。

ちなみに小田急バスの1日乗車券では小田急バスと小田急シティバスが乗り放題となる。ただし、吉祥寺駅~吉祥寺営業所前間(?)、ムーバス(武蔵野市コミュニティバス)(関東バスとの共同運行)、みたかシティバスの新川・中原ルート(京王バスとの共同運行)、空港連絡バス、高速バスは対象外となる。なお、これもいわゆるIC1日乗車券である(Suica、PASMOに付加するタイプ)。

1.プランニング

まずは小田急線沿線の未訪問局へ。具体的には北沢三(東北沢駅前)、梅ケ丘駅前(梅ヶ丘駅前)、経堂駅前と千歳(経堂駅近く)。それらを回ってから経堂駅前より小田急バスで沿線の未訪問局を回るプランとした。東北沢駅、梅ヶ丘駅にもバスは乗り入れているが、効率を考えここではバスは使わないことにした。経堂駅からは経01系統で千歳船橋駅に向かって進む。八幡山行きの経02系統は便数が少ない(しかも京王バスとの交互運行である)ことと、沿線局がないことからパス。千歳船橋駅からは成城学園前方面へ。成城学園前からは狛江駅か調布駅方面へ。もちろん、バス路線は鉄道線路から離れたコースを通るので、それなりに郵便局を拾うことができる(はずである)。

2.世田谷区

●世田谷北沢三
スタートの新宿駅には9時ちょっと前に到着。相変わらずこの異常な混雑には慣れないな。まずは、各停本厚木行きに乗り東北沢へ。ここも地下駅だ。東口から出て左に進み、路地に入っていく。公園の横で右に入ると北沢三局があった。

世田谷北沢三局
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京王線の旅(たぶん2回目)

東京都区内を回るのが当面の目標だが(前に書いたような)、さすがにバスだけのプランを考えていると結構大変なので、たまには鉄道の沿線を回る旅をしてみたいと思い、今回は京王線沿線を回ることにした。西武沿線であればまだ都区内局が残っているのだが、何回か書いたように東急東横線からしか入ることができないので(東急西武線まるごときっぷのこと)、結構面倒である。京王だと全線(京王線、井の頭線)の1日乗車券を発売しているので、お手軽である。

京王線・井の頭線一日乗車券
【京王線・井の頭線一日乗車券】

京王線沿線に関しては、井の頭線を含めて都区内は既に回ってしまったので(千歳烏山を過ぎると調布市に入る)、いわゆる東京市部を回ることになるが、手持ちの地図を消化しないと(それが目的かよ)。

●調布国領五、調布八雲台
前回は京王線の国領まで行ったので、今回は隣の布田からのスタートとなる。ちょっとがんばったつもりだったが、布田に到着したのは9時を超えていた。ここは地下駅。しかも天井まで届く大きなホームドア(フルスクリーン型)が設置されている。そして地上が遠い。さて、地上に上がり改札口を出て駅前広場を左の道へ進む。約200m進んだところに国領五局がある。

調布国領五局
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江東区、江戸川区の旅(その2)

0.はじめに

東京都区内の旅を続けなければ。前回はどこだったかな?練馬区か。今回は別のエリアに行こうと思うので、江東区、江戸川区エリアを訪問することにした。地下鉄や都バスで既に回っている地域なので、今回うまくいけばクリアできるかも。しかしそう甘くないのが東京23区である。

1.プランニング

基本的には江東区、江戸川区の未訪問局を拾う旅となる。これがくせ者で地下鉄で楽に周り、都バスで主なところを拾った結果、当然ながら未訪問局は散らばるわけである。郵便局のリストと訪問記録を見比べて未訪問局をピックアップ、さらに今回は都バスを利用することにしたので(1日乗車券の都合上都バス京成バスか選ばなければならない)、それらを効率よく回る系統なんてあるのか?と路線図を凝視していると、あった!未訪問局の半数ぐらいが奇跡的に秋26系統(秋葉原駅~葛西駅)の沿線に集まっている。よってスタートはこれで決定した。都営の1日乗車券の都合で清澄白河(大江戸線)からスタートし、葛西駅方面に向かう。そのまま乗り続けると江戸川区に入ってしまい、江東区の未訪問局が飛んでしまうので、荒川の手前で降りて未訪問局を拾う。再び秋26系統で江戸川区に入り残りの局を回る作戦である。

今までのテキトーな行程よりはなんだか効率がよいように思える。と思っていたのだが、念のため時刻表を見ていると江戸川上一色局に近い上一色コミュニティセンターバス停への便が少なすぎる。午前中は1時間に1~2本の運行だが午後を回ると1時間以上空白の時間帯がある。しかも新小岩駅から歩くのはかなりつらい。こんなところでいきなりクリティカルパスを発見してしまったので、ここは次回の(予定だけど)京成バスシリーズに託すこととした。もう1つのネックは江戸川中葛西五局。最寄りの中葛西五丁目バス停を通る系統は2系統あるがいずれも1~2時間に1本程度。そのうち亀29系統は西葛西駅経由、新小29-2系統は葛西駅経由である。悩みどころだが、コースの都合上西葛西駅で亀29系統を待ち(休憩時間)、中葛西五丁目バス停からは来たバスで次の経路を決めることにした。今回のプランニングのプロセスを書くとエラいことになるので省略するが、系統図と時刻表と地図を見比べて苦戦したことは確かである。

そして万が一時間が余ったことを考え葛飾区にも足を伸ばそうとしたのだが、葛飾区内の都バスって草39系統(上野松坂屋・浅草寿町~金町駅前)ぐらいしか使える系統がない!(青戸車庫止まりの錦37系統もあるけど)。そこまで行けることは経験上ないと思われるが、一応地図の用意はしておいた。

2.江東区

●江東白河
都営大江戸線から清澄白河駅に向かい、地上に出る。地下鉄から地上のバスのりばに行く時に場所が分からず駅前をさまようことが時々起こるので、今回は地下鉄の出口とのりばの場所をチェックしておいた。そのおかげで迷うことなく秋26系統ののりばに到達できた。普段からこういう準備はしておくべきなのに、つい忘れるんだよな。

葛西駅前行きのバスに乗り、白河バス停で下車。白河三丁目交差点を渡り南へ下る。1つ目の道を左に入ると白河局があった。ここでいきなり入金票(青い紙ですよ)に電話番号と性別のチェックを書けと言われる。電話番号だけでもイヤな予感がするのに、性別ってこれ任意って書いてないかい?早速警戒するがちゃんとスタンプは押してもらえた。

江東白河局
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東急バスで行く横浜の旅+α

0.はじめに

東京都区内完全制覇というのが当面の目標であるが、それだけだと飽きるので、同じく挑戦中の横浜市内局を回ることにした。港北区の残局の都合で東急バスを利用することにしたけど、あ、しまった、以前東急バスの旅完結編って書いちゃったな。あれは東京都内の話です。なので、今回は無関係です(苦しい言い訳)。ん?川崎市に新局が開局しただと?川崎市は制覇済みだったのに(+_+) せっかくなのでそちらも行くことにした。

1.プランニング

まずは川崎市内(川崎区)の新局殿町局へ。場所はキングスカイフロント(殿町国際戦略拠点)の近くである。何だそりゃ?あまり触れないでおこう。何だか辺鄙な場所だが仕方がない。一番近いバス停は殿町だが、バスの時間が合わないので次に近いキングスカイフロント入口バス停からのアクセスとした。そこを通るバスは臨港バスの川03系統または急行の浮島橋行きのいずれかとなる。どちらにするかは現地で決めよう。その後は、横浜市内の東急バスエリアを回るため日吉を起点にしたコースを選択。深い理由はないが綱島近辺で駅から遠い局を後回しにしていたからである。その後は綱島駅から綱71系統などに沿って江田駅方面へ。隣の市が尾駅から新横浜駅への系統があるので、効率を考えそのバスで新横浜駅方面に戻るコースとした。川崎のロスを考慮すると全部回れないだろうから、行けるところまで行くといういつものパターンになった。

2.川崎市(川崎区)

●川崎殿町
スタートの川崎駅には8時半頃に到着。結構がんばったな。ここから殿町局へは急行浮島橋行きか川03系統の浮島バスターミナル行きのいずれかを利用するわけだが、時間のせいかバスのりばには行列ができている。近いところに急行バスののりばがあるので、そちらに並ぶことにした。このバスは途中銀柳街入口、江川一丁目、キングスカイフロント入口、浮島橋西に停車する。また終点の浮島橋はなんとANAケータリングサービスの敷地内のため一般の人は入れないという変わった路線である。

急行浮島橋行き
【急行浮島橋行き 特殊仕様のバス】

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