りそなめぐりについて

この広い世界には、局めぐと言って、日本全国の郵便局を回って、そこの局名印を貯金通帳(ゆうちょ銀行通帳)に押してもらうという郵便局めぐり(局めぐ)というものがあるらしいです(何を今さら)。それとほぼ平行する世界線には、りそな銀行(系列行含む)を回るというりそなめぐり(りそめぐ)というものがあるらしいです。

かなり以前から、りそな銀行では入出金すると通帳に支店名が印字されるという噂は聞いておりました。他の都銀ではせいぜい支店番号が印字されるか、それすら省略されている銀行もあります。

噂程度に聞いていたりそめぐですけど、夜中になんとなくテレビを見ていたら、その特集が組まれていて、いろいろ情報が入ってきたので、せっかくですし我らが局めぐと徹底比較してやろうではないか。いえ、本気でやるほど暇じゃないので簡単な比較とししょーの個人的な感想を以下に述べたいと思います。Twitterでいいかなとも思ったんですが、140文字では書ききれないだろうと思って、こっちのブログに書くことにしました。

りそな銀行、埼玉りそな銀行、その系列である関西みらい銀行(以下りそな銀行系とする)で入出金すると、通帳に取扱い店舗の店名が印字されます。これを日本全国の店舗を回って、各店舗の印字を集めようというのがりそめぐというやつらしいです。一応ウィキペディアにもスタンプラリーの1種として記載されているので、それなりに愛好家はいるのでしょう。

以下、比較表を作ってみました。念のため、ググってみたんですが、こんなことを考える人は他にいなかったみたいなので、書かせていただきます。

てっていひかくひょー

ゆうちょ銀行 りそな銀行系
店舗数
(ATM単独の出張所を除く)
× 23678
(2021
年12月)
◎324(りそな銀行/埼玉りそな銀行:2021年10月)
◎267(関西みらい銀行:2021年3月)
取扱時間 △(平日の9~16時) ○(原則8時~21時、ただし平日8:45~18:00以外はATM手数料を取られる)
地域分布 ×全国 ○ほぼ南関東、愛知、近畿、福岡
難易度 ×(一生かかってもできないかも) ○(お金と時間があれば何とかなる)

参考までに一部の地銀でも同じことができます。例えば、みちのく銀行だと95店舗(営業部と支店、ほぼ青森県内)、大垣共立銀行では149店舗(代理店除く、ほぼ岐阜、愛知県内)対象がございます。

うん、なんだ、大して比較にもならなかったな。ただ、メリットとしては比較的クリアがしやすいこと(郵便局めぐりは果たして終わるのか怪しい)、週末も回れること(これは大きい)、地域が限定される(東北、北陸にも一応店舗はあるが)といったところがあるでしょうか。

それと、あくまでししょーの勝手な私見ですけど、ATMにお金を預けて次の瞬間それを引き去るのはどうなんでしょう?基本的に局めぐ(旅行貯金)においては、入金だけしてその金を即座に下ろすことはないので、蓄積されていくんですが、あれではただ印字するためだけに、お金を入れて出す作業を繰り返すことになります。ししょーみたいにお金を口座に定着させるにもかかわらず、窓口業務を妨害しているなどと一部の心無い人から非難されることだってあるのに。

広い心で考えれば、あれは店舗名の印字が目的で、預金が目的でないと考えれば理に適っているのかもしれません。でも、ATMに無駄な稼働をさせるのは、いや、止めとこう。滅多なことを言うとブーメランになってししょーの後頭部にクリティカルヒットするかもしれんし(T_T)

そうですな、結論としては、ししょーがそちらに進出することはないと思います。ただ支店名が通帳に印字されるだけで、楽しいイラストが入るわけでもないし、トラベラーでもあるししょーにとってはエリアが狭すぎます。今まで通り、心の片隅に留め置くことにしましょうか。

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