0.はじめに
もう1日余裕ができたので、軽めに局めぐりでもしようかと思う。何かいい所はないかなと考えていたら、多摩都市モノレール（多摩モノレール）沿線が未訪問であることに気付いた。距離的にちょっと短いので、これで1日使うのは少しもったいないかなと考えていたのだが、例によって夜に用事があるので、むしろ短い方が都合がよい。
多摩モノレールは、途中幾つかの路線と接続している。鉄道路線沿いに郵便局を回っているので、その一部は当然ながら訪問済みである。なので、それ以外の局を回ることになる。時間が余ったら、近くの局もバスで回ることにしよう。
1.プランニング
多摩モノレールの端である多摩センター駅からスタート。と言っても、多摩センター駅は京王、小田急が接続し、既に訪問済みなのでその先の未訪問局から始めることになる。途中の高幡不動、立川も訪問済みなのでそこも飛ばして、終点上北台まで行けるだろう。
後は、周辺局でバスで行けそうな所を少し回れれば。沿線を走る京王バス、立川バスはIC1日乗車券を発売しているので、ここで無理をすることはない。
2.八王子市の旅
スタート地点の多摩センター駅に着いたのは9時を越えていた。こんな辺境の地に（失礼）9時前に着くのはかなりヘビーだ。まあ、今日はそんなに必死に回らなくてもいいから。スタートの多摩センター駅は多摩市だが、周辺は訪問済みなので、となりの八王子市からのスタートになる。八王子市も結構回った気がするが、やはり広い。なかなかクリアとはいかない世界である。
【（小田急）多摩センター駅 サンリオキャラにお出迎えされる】
【多摩都市モノレール 一日乗車券】
●大塚・帝京大学駅前
多摩センターを出て2つ目の駅、大塚・帝京大学駅で降りる。多摩モノレールは、その性質上（そうなの？）地名よりも施設名を駅名に付けることが多い。そして、ここは名前の通り帝京大学八王子キャンパスへの最寄り駅である。最寄り駅と言っても駅の中では近いだけで、実際は高幡不動駅から京王バスに乗る方が便利である。
帝京大学側出口（多摩モノレールは北口、南口などではなく、○○側という表記になっている）を出て、右側に降りると目の前に大塚・帝京大学駅前局があった。ここではティッシュをはさんでもらえた。
【大塚・帝京大学駅前局】
【多摩モノレール 大塚・帝京大学駅 こういうのを駅前というんだよ】
●中央大学内
隣の中央大学・明星大学駅まで移動する。ここは改札口を出て左に行くと明星大学（日野校）、右に行くと中央大学（多摩キャンパス）に出る。右に行くか左に行くかで人生が決まるなどという説もあるけれど、ししょーは関東出身ではないのでその辺の事情は分からない。
今日は大学ではなく郵便局が目的なので、右に進むことにした。中央大学への連絡陸橋の手前にあるエレベーターで1階に降りると、目の前の右側に中央大学内局があった。キャンパスの中ではなく、外側に設置されているタイプであった。ここでもティッシュをはさんでもらえた。
【中央大学内局 案内表示】
【中央大学内局 大学内ではないな】
【なんかいろいろ面倒ですね】
【モノレールは基本高架だが、中央大学・明星大学駅は半地下 多摩丘陵の地形が分かる】
3.日野市の旅
●日野下田
この先は郵便局のないゾーンが続く、そして高幡不動駅周辺は訪問済みなので、一気に万願寺駅まで移動する。多摩動物公園から高幡不動までは京王動物園線と並走する。上から見下ろすのは少し変な気分だな。
万願寺駅で降りて、新井方面出口を降りる。前方の万願寺交差点を右に入って200mほど進むと下田局があった。
【万願寺駅 土方歳三生誕の地だそうである】
【郵便局らしきものが道の向こうに】
【日野下田局】
ここは新撰組の副長であった土方歳三の生誕の地として知られている。が、ゆかりの場所を回ってる時間はないので、次に行くことにする。万願寺駅から南東に約500ｍの所にある石田寺には、土方の墓所もある（ということを後で知った）。
【石田寺 案内看板などがないので仕方なく引き揚げた】
【万願寺駅の掲示板 伝説はここから始まった、と言って言えなくもない】
【多摩モノレール 1000系 立川いずみHM付】
●日野北
隣の甲州街道駅まで移動する。駅の近くを甲州街道（この辺りでは都道256号線）が通っているからだが、地名で言うと日野市日野になってしまうので仕方ないのか。でも、このネーミングはどうなんだ？国道（JR鶴見線）よりはマシか。なんて思いながら、多摩川方面出口を出て、右側のエスカレーターを下る。交差点を左に入ると日野北局があった。名前がそれっぽいけど、集配局ではない。
【日野北局】
【甲州街道駅から中央道日野バス停の案内 こんなに高速バス停をプッシュするのも珍しいような】
4.立川市の旅
●立川幸
この後は立川（北・南）も訪問済みなので、泉体育館駅まで移動する。さすが、立川駅は一大ターミナルなだけあって、ほとんどの乗客は立川南で降りてしまった。閑散とする車内。泉体育館駅で降りて、幸町一丁目方面から出る。階段を降りて南の方に戻り、右側の道を入る。350mほど進んで広い道に出て右に進むと幸局があった。
【多摩モノレール1000系 こちらが標準カラー】
【立川幸局】
5.武蔵村山市の旅
●武蔵村山大南四
玉川上水駅まで移動する。ここは西武拝島線との接続駅だが、残念ながら拝島線には到達していないので、ここで降りる。柏町五丁目方面の出口を出て、国立（こくりつじゃないよ）音大に向かって進む。眼下に広がる巨大な霊園（佼成霊園）。さすが玉川上水？たぶん違うのでは。
500m以上進み、国立音大講堂に沿って右に曲がる。さらに300mほど進んだ角に大南四局があった。ここは武蔵村山市。東京の市の中で唯一鉄道が走ってない場所である。ここは縁遠いと思っていたのだが。
【武蔵村山大南四局】
【なんかいろいろ面倒な時代ですねえ】
6.立川市の旅（2）
●立川柏町
玉川上水駅に戻ってきた。ここから、西武拝島線の南口から出てモノレール沿いに南へ進む。200ｍほど進んで立川バスの上水営業所が見えたら右に入る。250m進んだ角に柏町局があった。ここではティッシュがもらえた。ありがとうございます！
【立川柏町局】
7.東大和市の旅
●東大和上北台
いよいよ多摩モノレールの終点上北台まで移動する。ここは東大和市。東大和市はお初だな。西武線ツアーがまだここまで到達していないので。上北台一・二丁目方面出口を出て、線路に沿って南へ。交差点を左に入ると上北台局があった。
【東大和上北台局】
これでついに多摩モノレール沿線を制覇した。時間は13時を過ぎたところ。では南へ戻るとしよう。
【多摩モノレールの終点上北台駅 箱根ヶ崎への延伸が決まっている】
8.武蔵村山市の旅（2）
●村山団地内
玉川上水駅まで戻ってきた。ここから立川バス玉10系統、立22系統の村山団地循環に乗る。路線図には回り順が書かれていないが、どうやら左回りのようだ。立川駅北口から来た立22系統に乗り、先行する店舗前バス停で降りる。妙な名前だが、どうやら村山団地のショッピングセンターのことらしい。昔ながらの公団住宅の中にあるショッピングセンターを抜け奥にある村山団地内局に入る。
【ゆうちょATM跡地 なんか悲しい】
【玉川上水駅前の桜 ちょうどいい時期ですかね】
【村山団地内局 よくある公団住宅の中の郵便局】
【なんかいろいろ面倒な時代ですねえ】
【村山団地中央商店街 まあ、平日の昼間なんてこんなものだろう】
●武蔵村山
店舗前バス停から次に来た玉10系統の玉川上水駅行きに乗り、団地西バス停で降りる。さっき曲がった交差点に戻り新青梅街道を西へと150m進むと武蔵村山局があった。市内には村山局もあるが、こちらが集配局である。
【武蔵村山郵便局前 分かりやすくてよい】
【武蔵村山局 こちらが本局である】
【ここは武蔵村山市と東大和市の市境付近】
【バス停を振り返ると菜の花畑】
【不法投棄禁止！だから何があったんですか！？】
立22系統で玉川上水駅まで戻る。うーん、芋窪街道の渋滞がさっきよりひどくなっている。なかなかバスが進まない。玉川上水駅に着いたのは15時半過ぎ。もし時間があれば高幡不動駅から日野高幡台局に行こうと思ったのだが、高幡不動に着けるのはギリギリ16時前。ということは今日はこれで終了だな。
9.おわりに
今日の成果は10局（東京都：10）、ティッシュ1個。今回、東大和市と武蔵村山市に初めて足を踏み入れた。それ以外は特に何もないな。今回はモノレール沿いに郵便局を回ってみたが、やはりこのエリアの主力はバス（立川バス、京王バス）ということになる。ということは、次に来るのは当分先だな。その前に西武線ツアーを完了しないといけない。
この後何もなければ、意味もなくモノレールで往復するところだが（1日乗車券があるので）、残念ながら用事がある。お仕事ですけど。なので、多摩センター行きの電車に乗り、立川北駅まで移動する。やはり、立川駅は人が多い。なんとなく人混みに押されながら歩いていると、奇跡的に立川駅北口に到着できた。とりあえず何か食べるか。と、いつものようにそば屋さんを探すが、見つからない。だいだいJRの駅の中って、いろり庵とか清流そばとか菜の花そばとかあるものなんだが。どうにかうどん屋さん（武蔵野うどん）を見つけて入る。と言うわけで、今日はうどんです。