0.はじめに
寒い日が続きます。みなさまいかがお過ごしでしょうか?電気代が怖いので、エアコンの温度をあまり上げられないが、風邪を引いてもいけないので気合いで頑張るぞ。さて、そんなことより、西武線シリーズは、回を重ねてついに7回目に入ってきた。もういいよ。いや、ここまで来て投げるなんて、そんなことはできない。ゴールは目前である。でも、埼玉県だしなー。
前回で枝線を終わらせて、今回からは池袋線を進められるつもりだったが、結局中途半端に残ってしまった。だが、着実に進んでいるとは思うので、今回も地道に進めていきたい。
その前回では多摩湖線の一部、そして拝島線が残ってしまったが、それらは4局のみ、それをクリアすると狭山線経由で池袋線に復帰できる。池袋線については、飯能までは1時間に6本程度、それを過ぎると1時間に2~3本程度の運行となる。当面の目標は芦ヶ久保である。そこまで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入るので。とは言えどう頑張ってもせいぜい飯能ぐらいまでしか行けないだろうな。
とここまで書いていたのだが、いつものようにまるごときっぷでは能がない。なんて思いながら西武鉄道のサイトを見ていると、新しいきっぷが出てきた。その名は「西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ(長いので以下おでかけきっぷとする)」。これは期間限定だが、西武線の高麗~西武秩父間を除く全線と西武バスの全線(高速バス、空港リムジン、コミュニティバス、イオンシャトルバス、メッツァ線、ベルド線など除く)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は1600円。なお、スパジアムジャポン、ところざわさくらタウン、三井アウトレットパーク入間で利用できるおトクにおでかけクーポン1000円分が付いてくる。
【西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ 2枚目以降は省略】
せっかくバスが使える(しかも、いつもみたいに1日乗車券じゃあと宣言しなくていい)のだから、使わない手はない。ついでにバス路線も回ってみよう。
1.プランニング
ようやく東京都区間を抜け埼玉県に入ることができそうである。そして、今回のきっぷを使うことを考慮して、少しコースを見直してみた。
前回の残区間を整理して、かつ西武バス路線を追加してみた結果、以下の行程となった。
東大和市~(拝島線)~西武立川
東大和市駅~(西武バス)~八坂駅前
八坂~(多摩湖線)~多摩湖
多摩湖~(山口線)~西武球場前(回送)
西武球場前~(狭山線)~西所沢
西所沢~(池袋線)~小手指
小手指駅~(西武バス)
今回のスタート地点は東大和市になるのか。ルートを検索すると池袋から山手線で高田馬場に戻れだと?でも今回はいつものように東急線に縛られることはない。新宿から新宿線に乗ろうか。拝島線は新宿線とつながっているので。
さて、今回の想定は12局。バス利用も考慮するとだいたいそんなものだろう。まるごときっぷの終点芦ヶ久保まではまだ遠い。地域的にもそれほど多く回れないものと思われる。
2.東大和市の旅
さて、今回のスタートは東大和市。時間が合えば西武新宿から拝島線直通の急行に乗れるのだが。今回はいつものようにメトロに乗る必要がないので、山手線で高田馬場まで移動し、そこで乗り換えることにした。新宿から西武新宿まで歩いてもよかったが、何となく高田馬場が近いし、その方が良さそうだと思い直したからである。高田馬場には西武線への連絡改札がある。しかし、ここでおでかけきっぷを買わないといけないので、いったん外へ出て西武線ののりばへ。
お、ちゃんと券売機に入ってた。よかった。東武みたいにサービスコーナーで買うのは面倒だから。購入すると紙が4枚出てきた。えーと1枚目が本体で、2枚目はおトクにおでかけクーポン、後の2枚はご案内か。
ホームに上がる。次の電車は準急田無行き、その次は各停田無行き、じゃあその次の急行本川越行きに乗るか。ということは小平で拝島行きに乗り換えないといけない。相変わらずゆっくりと急行は進む。池袋線みたいに複々線がないので、ラッシュ時はいつも詰まるのである。
小平に着いた。ここから拝島行きに乗り換えるわけだが、やって来た拝島行きは各停ではなく急行?ということは、そう、西武新宿発であった。ちゃんと調べていれば高田馬場から乗り換え無しで行けたのに。
●東大和南街
東大和市駅に着いた。まだ西武線を理解してなかったようだ。さて、改札を出て左方向に進む。正面の広い道を左へ進む。120mほど進んで2つ目の信号の先に2つ目の角、分かりやすく言えばガス電通りバス停の手前の道を右に入り、180mほど進んだ突き当たりの左側に南街局があった。ここで久々にティッシュゲット!ありがとうございます。
【急行 拝島行き 田無から先は各駅に停まる】
【横断旗 あまり都会では見ない気がする】
【東大和南街局】
【今日も忘れずポイントゲット】
3.立川市の旅
●立川西砂
準急拝島行き(案内は各停だが)に乗り、西武立川で降りる。玉川上水は訪問済み(多摩都市モノレールの旅参照)、武蔵砂川は駅近くに郵便局はない。立川と言いながら、JRの立川とは相当離れている。相模原と小田急相模原みたいなもんだろうか。
【全ての選手と全てのスタッフと 一人ひとりが成長し、チカラを発揮することで、ライオンズは、もっとひとつに、もっと強く。一人ひとりが、獅子となり、最強の個が集まるチームへ。だそうです】
北出口の階段を降りて、駅前の道を左に進む。400mほど進んだ突き当たりを右へ350mほど進み、西砂町宮沢交差点を左に入る。140mほど進んだ所に西砂局があった。西砂なんて名前を聞くとナントカ砂だらけだった江東区を思い出すな。ここではお気を付けてと声をかけていただいた。
【立川西砂局】
駅の北東方向にもう1局あるのだが(松中局)遠いので今回は行かないことにした。東京は目標ではないので。
【市内全域歩きタバコ禁止】
【割ときれいな横断旗】
【西武立川駅前 立川駅とはかなり違う】
4.東大和市の旅(その2)
●東大和新堀
急行西武新宿行きに乗り、東大和市まで戻ってきた。ここからバスで八坂駅方面を目指す。またも出口から左側に進みバスのりばへ向かう。今日は天気がいい。バスを待っていると日差しが熱い(特にズボンのあたりが)。立34系統の久米川駅行きに乗り、新堀バス停で降りる。バス停前方の交差点を右へ200mほど進むと交差点の左手前角に新堀局があった。
【東大和市駅前のうまべぇ】
【国体開催記念の像 スポーツ祭東京2013の時のものらしい】
【東大和新堀局】
●東大和リビングテラス
立34系統のバスで団地北バス停まで移動する。バス停から南に戻るが、1つ手前の団地南バス停の方が近かったか?東大和リビングテラスの一角(道路側)に郵便局があった。しかし、表には局名の表示がない?建物は郵便局なんだが。
【西武バス 立34系統 久米川駅行き】
【東大和リビングテラス局 局名の表示はない】
【リビングテラスの案内板もこんな感じ】
やはり団地南バス停の方が近かったのかと、さらに南へ歩く。しかし、思ったほど近くはなかった。どうやら、団地南バス停と団地北バス停のほぼ中間地点にあるようだ。だったら、無理に移動しなくてもよかったか?団地南バス停を発見したが、既にバスが止まっている。ということは、寸前で出て行ってしまった。しかし、次のバスは9分後に来る。この妙な間隔はなんなんだろうか。
5.東村山市の旅
●八坂駅前
立34系統で八坂駅前バス停まで移動する。そろそろスマホを充電しないと。しかし、あれ?バッテリーがない?いつも持ち歩いているはずのモバイルバッテリーがない。予備のバッテリーもあるのだが、ケーブルがないので充電ができないのであった。慌てて近くのコンビニに入りケーブルを探す。あった!実はバッテリーを常時2つ持ち歩いているのだが、予備の方がカバンに入っていたのであった。やはりケーブルも必要だったな。
さて、バス停を前方に進み、多摩湖線の高架線路を過ぎてからの前方の交差点を右斜めに入ると八坂駅前局があった。
【八坂駅前局】
6.東大和市の旅(その3)
●武蔵大和駅前
八坂からは多摩湖線に乗り、多摩湖を目指す。ここも片面ホームなのだが、方向別の識別のようなものはない。地元民は分かってるからということだろうか。まずは各停多摩湖行きに乗り、武蔵大和で降りる。駅の階段を降りて、駅前の道を右に進む。100mほど先の武蔵大和駅西交差点の先の左側に膨らむ道路に入ると武蔵大和駅前局があった。
【武蔵大和駅 この階段はつらい】
【武蔵大和駅前局】
各停多摩湖行きに乗り、終点の多摩湖へ。ここから山口線(レオライナー)で西武球場前まで移動する。なお、西武球場(ベルーナドーム)については前回の旅を参照のこと。
【山口線(レオライナー) 西武球場前行き】
7.所沢市の旅
●所沢山口
西武球場前から西所沢へ向かう。その前に、下山口から1局行けないこともないので、こちらも回ることにする。なお、駅の北の方にもう1局あるが、山を登るのは大変なので後から行くことにする。
【各停 西所沢行き 101系】
各停西所沢行きに乗り、隣の下山口で降りる。出口を出て左にしか行けないのでそちらに進み、次の道を右に進む。表の道路に出たら左へ。700mほど県道55号線に沿って進むと山口局があった。このあたりまともな歩道がないから歩くのが怖い。
【所沢山口局】
ここにも新型の番号札発券機が。発券機が別にあって、タブレットみたいな表示器に待ち人数が表示される。ボタンが分かりにくいんだよ。なお、2人待ちで5分ほどかかった。それと、なぜか裏の方でスタンプを押していた。
【初めて見るタイプの発券機】
【双方向とも2番線に来るんだが、この表示はどうなんだ?】
●西所沢一
各停西所沢行きに乗り、終点の(隣だけど)西所沢まで移動する。ここからが本当のスタートである。それにしてはプロローグ長過ぎね?ではいよいよ池袋線の旅を再開、いやその前にここにも1局あるんだった。駅を出て、駅前広場の右側の道を進む。交差点を越えて190mほど進むと西所沢一局があった。ここでも裏の方でスタンプを押していた。なぜ?
【西所沢一局】
●所沢北野
急行飯能行きに乗り、小手指まで移動する。小手指の駅付近には2局ある。しかし、もう時間が少なくなってきた。今回のきっぷは西武バスが使えるきっぷである。であれば、バスで行けるところを先に回った方がいいだろう。駅前局は後からでも行けるので。
と以上のことをほぼ瞬時に考えて、バスに乗ることにした。駅南口から出る小手01系統椿峰ニュータウン行きに乗ると、終点の椿峰ニュータウンと途中でも1局行くことができる。バスを待っていると、日差しが熱い(特にズボンあたり)。今日は天気がいいな。まずは北野天神前バス停まで移動する。ここは0番整理券が出るんだな。普通は始発バス停では無券(整理券が出ないこと)が多いんだが。バス停を戻って北野天神前交差点を右に入って500m近く進むと北野局があった。
【所沢北野局】
実は、小手指駅南口から小手06系統、小手07系統に乗れれば小手指中学校前バス停が近いのだが、この時間帯に便がなかった。それにしても、現金とかだと愛想がいいのにフリーきっぷを出すと態度が悪くなる運転手はどうにかならんのか。一応料金は払ってるはずなんだけど。昔、関西の○海バスでも似たようなことはあったが。
【小手指中学校前バス停 この便数では使いにくい】
●所沢椿峰
小手01系統に乗り、終点の椿峰ニュータウンバス停まで移動する。今度の運転手さんは愛想がよかった。終点のバス停というより転回場の先へ進み、椿峰ニュータウン東交差点を左に入って80mほど坂を下ると椿峰局があった。下山口から行くとすると山道を登らないといけないので、バスに乗れてよかった。
【西武バス小手01系統 椿峰ニュータウン行き】
【所沢椿峰局】
●小手指駅前
次のバスは15時36分発。小手指駅に16時前に着かないとここで終わりとなるが。西武バスのサイトで経路検索すると、バスが定時に走れば15時51分に小手指駅に着くようである。間に合いますように、と祈りながら小手指駅へ戻る。果たしてほぼ定時で小手指駅に戻ってきた。駅前広場の向かって左側に小手指駅前局があった。
【小手指駅前局】
局を出ると残りは5分。もう1つの小手指局まで行く時間はないので、今日はこれで終了となる。
8.おわりに
とりあえずモバイルバッテリーに充電しないと。予備バッテリーはほとんど使わないから結構自然放電していたのであった。駅前を見回すとかなり駅寄りにカフェ○クリエがある。当然コンセントくらいあるよな?ということで入る。とりあえずブレンドコーヒーを所望し、充電開始!⚡30分くらい粘ってまあまあチャージはできた。よし引き上げじゃあ。
【コーヒーと電源をチャージ中・・・】
この後はもちろん所沢駅でおそばをいただく。急行池袋行きに乗り所沢まで移動する。では、この時間を利用して今日の結果を振り返ろう。東京都:6(東大和市:4、立川市:1、東村山市:1)、埼玉県:5(所沢市:5)、ティッシュ:1となった。ほぼ想定通りになったかな。なお、今回特に記録として取り上げることはなかった。思ったほど埼玉県が進まなかったなと思ってよく考えたら、半分以上東京にいたんだな。
所沢に着いた。このまま電車に乗っていると池袋まで行けるのだが、降りることにする。エスカレーターを上がってコンコースを通り1番線本川越方面ののりばに降りる。
【せぇぶをいじるのもぉやめや(多分な)】
【1番のりばの狭山そば】
今日はどうしようかな。たまには季節限定にするか。と思っていると、季節限定の牛肉そばがあった。これにしよう。
【本日は牛肉(温玉入)そば】
さて、帰りはどうするか。高田馬場の乗り換えも多少面倒なので、池袋線で池袋に出ようか。急行池袋行きに乗り、終点の池袋まで。今回で面倒なところは回れたと思うので、次回からはスムーズに進むだろう。次回で終わるといいけど。