京成線ワンデーパスで行く京成線の旅

0.はじめに

さて、待ちに待った大型連休がやって来た。今回はようやく都区内を回れるが、それ以外にどこか行けそうな所はないか、といろいろ調べてみると、なんと京成線のフリー乗車券なるものを見つけた!

え?下町日和きっぷだろうって?そうではない。京成線全線が乗り放題となる、京成線ワンデーパスである。これは期間限定で今年の4月1日~5月10日の期間のみ発売されるものである。期間が短すぎるので便利なきっぷのページには載せられなかったが、使えるものはとりあえず使おう!ということで、京成線沿線を回ることにしたのであった。

蛇足だが、このサイトの趣旨としてまん防とかそういうのは十分に無視できるものとする(?)

1.プランニング

今回使用するのは、上にも書いたが京成線ワンデーパス。これは、京成線の全線(成田スカイアクセス含む、ただし北総線内は乗降不可)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は2000円。京成上野~成田空港間(京成本線経由)が1050円だから、まあ妥当なところか。京成線に関しては、通常発売の下町日和きっぷで都内を訪問済みである。よって、今回の対象はその先、すなわち千葉県内となる。つまり、本線の国府台から先ということか。

自動券売機表示
【自動券売機のお得なきっぷ購入画面】

京成線ワンデーパス
【京成線ワンデーパス】

本線を東に向かって進む。途中の京成津田沼で成田方面と千葉方面に線路が分かれるが、千葉方面はJR総武本線もあることなので、成田方面に向かうことにする。例によって、駅からあまり遠くない局を回ることにした。実は、最近ししょーはマピオンのルート検索という機能をマスターしたのである。元々は電車の経路を見るものだとばかり思っていたが、実は近距離なら徒歩のルートも検索できるのである。これで、今までのような直線距離でなく実際の移動距離を推測することができる。なんで今頃気付いたんだろうか?とにかく、これで効率のよい局巡りができるはずである。

基本的に普通列車の利用となりそうだが、普通列車の本数はと言うと1時間に6本程度、京成津田沼を過ぎると半分に減る。(すみません、認識不足がありました。)本数は申し分ない。あとはどれだけ歩けるかにかかっている。想定では勝田台ぐらいまでは行けるだろうと思われたが、さてどうなることやら。

2.京成本線の旅

●市川真間
普通京成臼井行きに乗り、江戸川を越える。国府台で電車を降りる。これもややこしいが、真間局の最寄り駅は市川真間ではなく国府台である。駅を出て左側に進み、数10mほど進んだ次の角を右に進む。400mほど進んだ右側に真間局があった。

市川真間局
【市川真間局】

●市川三本松
さらに普通京成臼井行きで市川真間へ移動する。三本松局はJRの市川からも行けるが、市川から近い南三局は訪問済み。残り局を拾う形となる。実は別の目的があったのだが、外してしまったというのもあるが。南口を出て右方向に進み、踏切を左へ進む。JR駅方向でいいかと思っていたのだが。国道14号線に出て渡って左に進むと三本松局があった。随分と細長い建物だな。ここではティッシュをはさんでくれた。しかし、なんか遠回りだったかな、と帰りは道路を東に進み、消防署の次の角を過ぎてその次の角を左に進むと、駅の南口あたりに出てきた。こっちが正解だったようだ。

市川三本松局
【市川三本松局】

●市川新田、菅野
さらに普通京成臼井行きで菅野まで移動する。南口を出て、駅を出て東京外環道に沿って南へ進む。途中で歩道がなくなるので、道路を渡りさらに進む。JRの高架を過ぎて500mほど進み、市川中央IC北交差点を右に曲がりさらに100mほど進むと新田局があった。割と距離がある。ここにはアルコールの自動噴霧器がある。便利な世の中になったものだ。

市川新田局
【市川新田局】

来た道を戻り、東京外環道を北に進む。が駅の手前で歩道がなくなる。平田緑地に入るが、やっぱり線路沿いの道に行き当たる。どうやら、駅の真上を越える陸橋しか道がないようだ。陸橋を越えて左側に降り、さらに進む。やはり幹線道路は歩行者に優しくないな。さらに400mほど進み、市川総合病院入口交差点を渡って菅野通りを左に進む。さらに200m進むと菅野局があった。ここでだいぶ体力を使ってしまったな。少し駅で休憩する。

菅野局
【菅野局】

アルコールスプレー
【自動で消毒液が出ます どこにそんなメカニズムが】

●市川北方、市川鬼越
普通京成臼井行きに乗り、隣の京成八幡は訪問済み(実際には都営新宿線の本八幡からだが)なのでその次の鬼越に移動する。鬼越と言えば鬼越トマホークって聞いたことあるな。それはともかく、駅を出て右方向に進み、鬼越北方通りを進む。450mほど進むと北方局があった。読み方はきたかたと思ってたら、ぼっけと読むらしい。でも、通りの名前はきたかたなんだけど?割とある正式名:郵便局名、俗読み:その他みたいな感じだろうか。

鬼越駅名標
【鬼越駅駅名標】

いのちの電話
【この場所にいのちの電話 なんかシュールだ】

市川北方局
【市川北方(ぼっけ)局】

通帳印字1
【局名印にもしっかり『ぼっけ』の記載が】

鬼越北方・税務署通り標識
【通りの名前は鬼越北方(きたかた)となっている】

鬼越北方通りを南へ戻り、線路を越えて左側の細い道を進む。国道14号線に出たら左に進む。100mほど進むと鬼越局があった。ここの局名印はイラスト入り。イラスト入りですがよろしいですか?と聞かれる。はい、お願いします。

市川鬼越局
【市川鬼越局】

通帳印字2
【鬼越局スタンプ 鬼だろうなたぶん】

鬼越構内踏切
【鬼越駅構内踏切 京成線ではいまだに見られる】

●東中山駅前
普通京成臼井行きに乗り、次の京成中山に近い中山駅前局は訪問済みなので(実際にはJR下総中山からだが)、その次の東中山で降りる。北口から出て、正面のバスのりばへ。いや違った。今日は平日だった。いつもはバスのりばに直進して、競馬場行きのバスに乗るパターンなので。今回は左方向に進む。坂を上がると左側に東中山駅前局があった。こんな所に郵便局あったんだなあ。いつもは駅前のバスのりばからバスに乗るか、左の道を進んでも、そのまま北に向かって畑を抜けていくことが多いので、気付かなかった。ただ、歩くのはオケラになって競馬場からとぼとぼ帰ってくる時が多かったような。全く余談だが、タップダンスシチー号の引退式はレース終了後に行われたため、帰る時間にはバスがなくその時は歩くしかなかったこともある。有馬記念(さらに余談だがディープインパクトがハーツクライに敗れたレース)の日だったから、まあ寒かった。

東中山駅バスのりば
【東中山駅前臨時バスのりば 平日は閑散としている】

東中山駅前臨時バスのりば2
【中山競馬場行き臨時バスのりば ここに並んでいる時はまだ楽しいんだがな】

時を戻そう、いや話を戻そう。駅前だけあってここでは4人待ち。そのおかげで少し休憩することができた。番号札を引き慣れてないので、いつものように先に札を引いてから入金票を書くという手順を忘れていた。ここの局番号は10003(上の写真を参照)。千葉県のマルチ(上2ケタ)は基本的に05だが、10は初めて見た。なお、ししょーお手製のデータベースには登録済みであった(?!)

東中山駅前局
【東中山駅前局】

東中山駅バスのりば3
【中山競馬の開催は1月、3~4月、9月、12月(開催場は変更される場合がある)】

●船橋海神
普通京成臼井行きで海神まで移動する。ここは出口が下り線にしかない。その出口から左側に進み、2つ目の道を右に入ると、前方に海神局が見えた。ここも駅からかなり近い所にある。

船橋海神局
【船橋海神局】

次の普通京成臼井行きが到着する。何だか変なメロディーが流れる。ちょっと考えて、海のトリトンだと気付く。2019年10月から導入されたらしい。音質がちょっとね、と思ったがまあいいや。♫す~い~へ~い~せ~んの終わりには、あああ~

ソーシャルディスタンスと京成パンダ
【ソーシャルディスタンスの案内? どうも京成パンダは好きになれないが】

●船橋(船橋店)、船橋本町
隣の京成船橋で降りる。近隣のJR(東武)船橋駅周辺も未訪問だが、今回は京成駅から近い2局に行くことにした。東口を出て正面の道を右に進む。500mほど進んで湊町二丁目の交差点を右に曲がり、国道14号線を進む。交差点には歩道橋しかないので、途中で道路を渡りさらに進むと船橋局があった。交差点から500mぐらいか。結構遠かった。本局だけあって遠くからでも分かる。ということは、やっぱりゆうちょ銀行だった。ただ、行員さんはおらずあの番号札発行機があるのみ。たまたまいないだけみたいだが。なぜか振込送金と書かれた番号札を取り順番を待つ。またあのデカい番号札と引き換えに通帳を受け取る。

船橋局遠景
【遠くからでも確認できる】

船橋局
【船橋局(ゆうちょ銀行船橋店)】

ゆうちょ銀行番号札
【あのデカい番号札】

来た道を戻り、駅前通りの本町1丁目交差点を右に進む。200mほど進むと本町局があった。結構歩いたかな?歩数計を見ると、15000歩を超えていた。要注意レベルになってきたか。

船橋本町局
【船橋本町局】

消毒済み使用済み
【一部の局で見られる消毒済みペン 効果のほどは?】

●船橋宮本
普通京成津田沼行きで次の大神宮下に移動する。出口から左に進み、船橋大神宮の前を右に進むと、宮本局があった。駅からは200m弱。近いのはいいなあ。

船橋大神宮入口
【意富比(おおひ)神社(船橋大神宮)入口 例によって今回は行かない】

船橋宮本局
【船橋宮本局】

●習志野谷津
普通京成津田沼行きで谷津まで移動する。南口を出て、歩道橋の階段を降りて千葉街道を東へ250mほど進むと谷津局があった。ここもスタンプはイラスト入り。バラのスタンプでいいですか?と聞かれる。はい、大丈夫です。どうやら、ここからと言うよりは駅から南にある谷津バラ園に因んでいるようだ。

習志野谷津局
【習志野谷津局】

通帳印字3
【習志野谷津局スタンプ バラの絵が入っている(せっかくなので後半の局名印を)】

●習志野津田沼
普通京成津田沼行きで終点の京成津田沼(隣だけど)まで移動する。かなり歩いているので、駅近の津田沼局に行くことに。駅からは近いようだが、道がない?結局、いったん南にある市役所通りに出て、150mほど東に進みJA(千葉みらい 習志野支店)を回り込んで北東に100m戻るのが正解のようだ。手前の道を入ったためにちょっと遠回りになってしまった。

習志野津田沼局
【習志野津田沼局】

●習志野大久保東、習志野大久保
隣の京成大久保に移動する。次の列車は、快速成田空港行き。そうか、快速は京成津田沼から各駅に停まるんだった。さっき書いた認識不足というのはこれである。

京成大久保で降りて、駅出口から右に進み、広い道を右に進む。次の交差点を左に入り150mほど進むと大久保東局があった。

習志野大久保東局
【習志野大久保東局】

駅まで戻ってきて、踏切を越え、右斜め前方の道を進む。本大久保三差路の交差点を過ぎてさらに進むと大久保局があった。駅からは400mほどの距離である。目の前にバス停があるが使うまでもない。

郵便局バス停
【その名もズバリ郵便局 ちなみに京成バス習志野出張所の路線である】

習志野大久保局
【習志野大久保局】

●八千代台、八千代台ユアエルム
既に2万歩以上歩いていて、足が限界に。と言うほどでもないが、さすがに疲れてきたのであと1カ所どこかよさそうな所はないかと、手元のメモを見ると八千代台の駅前に2局ある。結構近い。というわけで快速成田空港行きに乗り八千代台まで移動する。

八千代台駅の西口を出て、階段を降りる。駅前広場の先に八千代台局が見えた。がバスのりばを回り込まないと行けないようだ。ここでもティッシュをはさんでくれた。

八千代台局
【八千代台局】

駅に戻り、反対の東口というよりユアエルム連絡口を進む。ユアエルムの3階につながっているようだが、案内看板に従って2階に降り進むと八千代台ユアエルム局があった。なんかいろいろオシャレな外観だな。駅前だけあって5人待ち。お急ぎの場合は西口にも郵便局がございます、と案内が出ているけどさっき行きました(笑)。終わって時計を見ると終了5分前。結局いい時間になった。

ユアエルム外観
【ユアエルム 八千代台店】

八千代台駅東口
【八千代台駅東口というよりユアエルム連絡口】

ユアエルム郵便局案内1
【ユアエルム郵便局はこちら1】

ユアエルム郵便局案内2
【ユアエルム郵便局はこちら2】

八千代台ユアエルム局
【八千代台ユアエルム局 なんかオサレな感じ】

八千代台ユアエルム局2
【ちなみに反対側(ユアエルム側)入口】

3.おわりに

越後そば八千代台店
あ、こんな所にそば屋さんが。おなか空いたな。さて、今日の成果は17局(千葉県)、ティッシュ0個。各地域については、残り何局とかいうレベルには届いてないので省略。習志野市、八千代市については初訪問となった。が、次はあるのか?京成線はふだんフリーきっぷを出してないので(東京都内はあるが)、今回はイレギュラーな旅となった。まあ、千葉県に関しては千葉市内と内房線外房線あたりが本命だと思っているので。。。

かき揚げ天そば千葉県はいつ以来だったかな。記録を見ると5年ぶりだった。フリーきっぷについて書くと、JRの場合青春18きっぷを除いては、休日おでかけパス(のんびりホリデーSuicaパスも)で君津、茂原あたりまで、千葉都市モノレールは基本的に土休日の発売だが、10時以降なら平日使えるきっぷもある(お昼のお出かけフリーきっぷ)。北総線は期間限定の1日乗車券があるが土休日しか使えない。あとは、小湊鐵道といすみ鉄道では1日乗車券があるが、本数が(+_+)銚子電鉄は、本数はあるけど笠上黒生~犬吠間に郵便局はない(*_*)

そんなわけで、千葉県については優先度が低くなってしまうのも致し方ないところだろう。バス利用も多くなりそうだが、1日乗車券というものはない。京成バスが全線1日乗車券を出してくれれば助かるのだが。

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