足立区残局と中央区新局その他適当な旅(短縮版)

0.はじめに

約半年前に職場が変わりました。そりゃあもうドラスチックに変わりました。東京勤務、そしてその他獅子身中の虫に苦しむししょーに光あれ?まあ、そんなことはともかく。

東京23区完全制覇の旅だが、前回の足立区シリーズが中途半端なまま終わったことは記憶に新しい(そうなの?)。足立区の残り局は東武小菅駅前の足立三局、そして西新井駅から結構遠い栗原北局のみとなった。しかし、それだけでは少ない。運賃2000円超えたら打ち切りツアーも画策したけど(スカイツリーラインのフリーきっぷは北千住~浅草間しかない)、もう1つ未訪問局が都内に発生したのである。それは晴海西局。場所は中央区である。

なかなか中央区だけ単独で行くのは、何かの機会があれば可能かもしれないが効率の悪さは否めないところである。じゃあ、足立区の残局と併せればそれなりに形になるのでは。と思った次第である。なかなか慣れない職場で休みを取るのも難しいのだが(上長は月1日ぐらい休んでいいよと言ってるのだけれど)、なんとか半日休みを確保することができたのである。

晴海西局は、三井ショッピングパークのららテラスHARUMIFLAG、に割と近いHARUMIFLAG SUNVILLEGE(以下サンビレッジとする)(E棟)の中にある。なお、晴海フラッグのサンビレッジというのは高級マンションなんだそうな。へー、賃料月27万!?高い部屋は45万(管理費含む)。大変失礼致しました。ししょーが借りられるのはせいぜい1週間が限度だな。さてアクセスに便利なのは、おお、東京BRTの晴海ふ頭公園か。新橋駅から出る選手村ルートがよさそうである。東京BRTには一度ぐらい乗ってみたいと思っていたので楽しみだな。

1.プランニング

まず足立区について確認しておこう。足立三局は東武小菅駅に近い、そして最難関の栗原北局は西新井駅前からの足立区コミュニティバスはるかぜ4号(東武バス西05、西06系統)で割合近くまでは行ける。帰りは歩くしかなさそうだが。

そして一方の中央区の晴海西局だが、開局日は4月15日。中央区なんてかなり昔に回ったので(2013年の中央湊局で中央区はいったんクリアしたのだが)、タイミングが悪いとかそういうことにはならないが、どこかのついでにしても遠すぎるな。そう思っていたのだが。場所はと言うと中央区と言っても晴海埠頭に近い東京湾沿い。アクセスとして最適なのは、上にも書いたが東京BRTの晴海ふ頭公園バス停。このバス停に来るのは東京BRTの選手村コース(オリンピックなにそれおいしいの?)。新橋駅から出るようである。なお、BLUE FERRYの晴海五丁目船着き場も近いかと思ったが、便数と運賃の問題から、ここは素直にバスにしよう。

東京BRTは京成バスが主体となっている東京湾岸を走るBRTである。だが、BRT(バス高速輸送システム)と言うものは、専用レーンまたは専用道路を走ることで道路渋滞から解放され定時制を確保するものである。そういう意味では、この東京もだが、新潟のアレとか大阪のアレもBRTではない(新潟はBRTの呼称を止めてしまった)。 “足立区残局と中央区新局その他適当な旅(短縮版)” の続きを読む

埼京線・川越線の旅

0.はじめに

今年もお盆の季節がやってまいりました(なんだそれは)。今年から職場が変わって、休みがどうなるか心配していたのだが、どうにか休みが取れることとなった。ただ会社側の規定により少し伸びたかな。

だが、今年はさらにあっちこっちから声が聞こえてくる。危険な暑さです。外出は控えましょう。おうちで涼しくして過ごしましょう、だと?そうしたいのもやまやまだが、残念ながら我々は学生と違って自由に休みが取れないのである。外が暑いならそれなりの対策をすればよいだけのこと。そのために我々は日頃から鍛えているのである。

通常であれば、フリーきっぷとか長距離を移動する乗車券なり(JRの株優は手放したけど)で大きめの旅行をしたいところだが、予算の問題もあり今回は関東地方の局を回ることにした。ちょっと古い言葉で言えば、安近短の旅行ということになる。郵便局巡りを始めた当初の想定では、近場で行けるところを行き尽くしたら、落ち着くだろうという考えだったのだが。ただ、最近ちょっと旅に出たい衝動に駆られて遠目の旅行をしていたのであった。

実は、関東エリア(東京近郊)のJR線の路線図を眺めていると、意外と回っていないことに気付いたのである。こんな近場を置いといて遠くに行くのもなあ。数を荒稼ぎしたいわけではないけれど、ちゃんと自分の足元はしっかりしておきたい。

さて、今回はどこに行こうかな。そうだ、埼京線の沿線を回っていなかったな。実は、東京都区内攻略の一環で埼京線と呼ばれる区間のうち大崎~浮間舟渡間は訪問済みとなっている。分かりやすく言えば、東京都区内に関しては完了しているということになる。だが、その先は?東京都区内を外れて埼玉県に入る部分に関しては、これまた後回しになっていたのであった。つまり、戸田公園から先の区間が今回の対象となる。

1.プランニング

埼京線(正式には東北本線の別線)の埼玉県の南端は戸田公園。よって、そこからスタートして埼京線を北上する。大宮を過ぎると、埼京線の電車はそのまま川越線に乗り入れているので、川越方面に進むことになる。まあ、そんなに行けないだろうけど。

今回使用するきっぷは、エリア的にものんびりホリデーSuicaパスが適当なのではないだろうか。土休日に加えて、夏休み期間と冬休み期間は毎日使用可能なきっぷである。埼京線、川越線、さらには八高線の寄居までもがエリアに含まれる。他路線との兼ね合いになるが、八高線ツアーも未実施なので、まだどうこうという段階ではないけれど。青春18きっぷが今年も無事に発売されたが、別件で使用することが決まっているので、今回は使用できないのである。もう1枚買えばよさそうにも思われるが、休日作業などとの兼ね合いで2枚(10回分)の使用は難しいと思われる。

埼京線の運行系統については、新宿からの各駅停車が大宮まで走っている。そして、川越行きの快速は武蔵浦和から先の各駅に停まる。よって、武蔵浦和~大宮間は列車密度が高い。大宮から川越は約20分おきに電車が来る。川越から先は八高線に直通する八王子行きが30分ごとに運転されているが、今日はそこまで行くことはないだろう。

事前のシミュレーションでは、16局は回れるか。ただし、これは無駄なく移動できて、かつししょーの足が限界を迎えないという条件に基づく。なので、実際の訪問局数はこれより少なくなるものと思われる。特に最近の高温下では無理をしない方がいいように思われる。

2.戸田市の旅

●戸田本町、戸田公園駅前
今日のスタートは戸田公園。ここは快速が停まる。なお、次の駅である戸田は快速が通過する。しまった、快速が停まるんだったら池袋まで行って乗り換えなくてもよかったな。ちょっと勘違いして各停に乗ってしまったが、大崎で快速に乗ってもよかったのか。昨日の疲れもあり、戸田公園に着いたのはギリギリ9時前。今日はノルマがあるわけではないし、結構暑そうなので無理しないで行こう。なお、今日の持ち物は熱中対策ゼリー2個(冷凍)。あとは、適宜購入する。

駅の東口を出て、階段を降りて正面の道を進む。400m少し進んで病院の角を右に入る。270mほど進んで国道17号線を左に入ると本町局があった。妙な小雨が降っている。その分多少気温は高くないが。

戸田本町局
【戸田本町局】

駅に戻ってきた。次は西口から出て、駅前の交番の横を通ると郵便局が見えるが、これは裏側のようだ。バスターミナルを出て左に進むと60mほど先に駅前局があった。

戸田公園駅前局
【戸田公園駅前局】

ここでは駅前ということもあり2人待ち。おかげで涼むことができた。いや、まだ早いぞ。ここのスタンプは文字だけとイラスト入り2種類。なので2種類のスタンプを押してもらう。ボートというかレガッタのイラストである。レガッタも有名なようである。でも戸田と言えば競tゲフンゲフン。ちょっと早いが熱中対策ゼリーを取り出すとまだ凍っていた。

●上戸田
各停大宮行きに乗り、隣の戸田で降りる。戸田は各停しか停まらないので、快速は使えない。ここで晴れていい天気になった。ということは、暑い。東口を降りて、線路沿いに右方向に進む。広い道に出たら、左方向に進む。上戸田五丁目交差点を越えて約400m進んだところの道路向かいに上戸田局があった。

戸田駅の改札口
【ここも無人駅になってしまったか】

上戸田局
【上戸田局】

ここまででもまあまあ歩いたかな。ポカリスエット200mlを補給する。

●戸田美女木東
各停大宮行きに乗り、隣の北戸田で降りる。ここは他の駅よりもホームから地上までの高さがある。高速道路(東京外環道)を越えるためだろう。西口から出て、線路沿いに右方向に進む。線路に沿うように道を進み、中央橋を渡って前方の道を進む。200mほど進むと謎の施設の一角に美女木東局があった。施設の門には表札(?)のようなものがなく、異様な感じがするがどうやら日銀の施設と思われる。

北戸田駅の高架橋
【埼京線と新幹線の高架線】

戸田美女木東局
【戸田美女木東局】

戸田美女木東局の看板
【全国カレー祭り絶賛開催中!】

ここで早くも1本目の熱中対策ゼリーがなくなる。飲み物はいつでも補給できるはずなので大丈夫だろう。

北戸田駅の改札
【青春18きっぷご利用のお客様へ 駅係員が不在の場合はこちらから乗車駅証明書をお取りいただきインターホンを押してください 有人駅で対応してもらえばいいのでは?】

北戸田駅と北陸新幹線
【埼京線は東北新幹線と併走している 理由は省略します】

3.さいたま市南区の旅

●浦和別所、さいたま中央(ゆうちょ銀行さいたま支店)
各停武蔵浦和行きに乗り隣の武蔵浦和(終点)で降りる。東口から出て(武蔵野線ホームからの出口はないようだ)線路沿いに左方向に進む。武蔵野線との交差部分で右に分かれる道を進む。250mほど進むと突き当たりに出るので、向かって左の入れる道をさらに進むと180mほど先に別所局があった。

浦和別所局
【浦和別所局】

来た道を戻り、先ほどの武蔵野線との交差部分を今度は左方向に進む。うーん、暑いというよりは汗が目に入って痛い(>_<)300mほど進むと局舎が見えるが、これまた裏側のようだ。駐車場を突破して反対側に出ると、今度はさいたま中央局の入口があった。ここはゆうちょ銀行(さいたま支店)。行員さんに入金ですか、と尋ねられたのでそうですと言うと番号札がもらえた。

さいたま中央局の裏側
【さいたま中央局 こっちは裏側】

さいたま中央局
【さいたま中央局(ゆうちょ銀行さいたま支店)】

ゆうちょ銀行の番号札1
【ゆうちょ銀行の番号札(処理待ち用)】

武蔵浦和のコーヒーここからは快速が各駅に停まるので、(利用できる)列車本数が増える。ありがたい。しかし、ここまでで結構歩いた気がする。歩数計を見ると1万歩を越えていた。そして、埼京線のりばの下にベックスが。よし、充電しよう(モバイルバッテリーの)。ということで早くもコーヒー屋さんに入り、アイスカフェラテを注文する。いやー、夏はこれに限るな。だが、ここも地味に値上げしてるのは痛い。では、今日のまとめを。あれ?ワシは何をやっているんだ?あまりにも暑かったもんだし、ホームの待合室は混んでいて入れないし。なので、ここで30分ほど休憩する。

4.さいたま市中央区の旅

●与野大戸、与野鈴谷
快速(表記は各停になっているが)川越行きに乗り、南与野で降りる。休憩の後曇ってきたようだ。東口から出て、線路沿いに右方向に進む。400mほど進むと県道57号線に出るので、渡って左方向に進む。500mほど進むと大戸局があった。

与野大戸局
【与野大戸局】

駅に戻って、西口から出る。線路沿いに北に向かって約300m進むと国道463号線沿いに鈴谷局があった。ここでは小さいティッシュをはさんでくれた。

与野鈴谷局
【与野鈴谷局】

カレー祭りといいながら、商品を展示している局は少ない。さいたま中央局はPRコーナーに国技館カレーとかなんとか牛肉カレーとかAP○カレーしか置いてないし。しかし、ここの局は2種類のカレーを置いている。北本トマトカレーとポークカレーだったかな。ご当地カレーか。埼玉県だしそうかな、と思いつつそれを見ていると、『いかがですか』と勧められた。でもこのトマトカレーお値段が640円するんだよ。2個パックじゃなくて1個だぞ。『この北本トマトカレーお勧めですよ。うちの局員もリピートしてます』買ってしまった。高いからにはさぞおいしいんだろうな。おかげでティッシュが2個ももらえたけど。

北本トマトカレー
【北本トマトカレー 北本市だから埼玉県だよな】

局を出ると急に雨が降ってきた。最近よくあるゲリラ豪雨だろう。ということはすぐに止むだろう。そう思っていたのだが。ここで2本目の熱中対策ゼリーもなくなる。どこかでお茶を買うか。しかし、駅で電車を待っていると相変わらず激しい雨が。しかも風が吹いて雨が屋根の下にも吹き込んでくる。待合室は、入れそうもないな。

●与野(ゆうちょ銀行与野店)、与野本町
各停大宮行きに乗り、隣の与野本町で降りる。東北新幹線(上越新幹線)だと、まもなく大宮です、とアナウンスされてから通過する駅である。待合室が空いていたのでちょっと休憩する。西口の階段を降りて線路沿いに右方向に進む。160mほど進んで県道119号線に出たら、与野本町駅入口交差点を左に進む。約200mほど進むと本町局があった。

与野本町のエスカレーター
【与野本町駅のエスカレーター】

与野本町局
【与野本町局 雨がヤバい】

ここの、というよりこの辺りのスタンプはバラのイラストが入っている。与野公園のバラ園は結構有名なようだが。さて雨は止む様子はない。どころかさらに激しくなってきた。雷の音も聞こえる。局員さんに雨が収まるまで休んでいっていいですよと言っていただいたので、お言葉に甘えてしばし涼む。しかし、スマホアプリで5分ごと天気とか雨雲レーダーを見ていると10分どころでは収まる様子もないので、お礼を言って次に行くことにした。

局前の道を東方向に線路を越えて400mほど進むと交差点の角に与野局が見えた。ここもゆうちょ銀行なのだが、行員さんは対応中。そして、番号札発行機はカウンタの上にある。待っている人がいなかったので、取らずに済んだが。ここで通帳が最終行まで行ってしまった。なので、ここで通帳の繰り越しを行う。おかげで少し涼むことができた。

与野局
【与野局(ゆうちょ銀行与野店)】

ゆうちょ銀行の番号札2
【ゆうちょ銀行の番号札2】

中央区役所のポスト
【与野局、ではなく中央区役所のポスト】

駅まで戻らないと。大雨が降って気温が下がればいいのだが、なかなか涼しくはならない。時折吹く風はなんだか暖かい。中途半端に雨が降って、湿度ばかり高くなった富士ツアーよりはマシか?荷物が濡れてしまったので、ホーム上の待合室でしばし乾かす。ようやく、遠くの空が晴れてきた。もう雨の心配はなさそうだ。

●与野ハウス内
快速川越行きに乗り、隣の北与野で降りる。南口から出て、目の前の国道17号線を右方向に進むと道路の向かいに与野ハウス内局が見えた。しかし、渡るところがない。150m先の横断歩道から道路を渡る。通帳を繰り越した後は、そう、なにもスタンプが押されてないので、そのまま返される恐れがあるのだ。そして今回もそうだった。しかし、局員さんが『あ、局名印ですね』と気付いてくれた。だいたい、いい歳したおっさんが生活資金の・・・。

与野ハウス内局の看板
【与野ハウス内郵便局はこちら】

与野ハウス内局
【与野ハウス内局】

さて、この与野ハウスって何?どうやら北与野駅前にある高層マンションのことらしい。色々調べてみたら、日本最初のタワーマンションとされているようである。ししょーとは縁遠い世界だな。それとここまでの4局については名前から分かるように、元は与野市であった。まあ、さいたま市になって中心地になれたんだからいいんじゃない?

北与野駅の案内板
【ここからさいたま新都心が近い】

駅に戻ってきた。ここで大容量麦茶を購入。次の電車は都合よく快速の川越行きであった。やっと大宮に着いた。しかし、ここは地下1階。外に出るにはいったん2階まで上がってから改札を出て1階に降りなければならない。面倒なので、ここでは降りないことにした。周辺局は訪問済みだしな。大宮で数分停車してから川越線方面に進む。

5.さいたま市北区の旅

●大宮日進
日進で降りる。快速は川越線内は各駅に停まる。南口の階段を降りて正面の道を進む。150mほど進んだ2つ目の交差点(弁当屋さんが目印)を右に入る。160mほど先の突き当たりの左側に日進局があった。

日進駅の案内カウンター跡
【案内カウンターの痕跡が悲しい】

大宮日進局
【大宮日進局】

すき間にはまるかんぽくん
【すき間に控えてるかんぽくん】

大雨で壊れたエスカレーター
【大雨で壊れたエスカレーター】

6.さいたま市西区の旅

●指扇駅前
川越行きに乗り、指扇まで移動した。南口の階段を降りて、正面の道を右方向に進む。90mほど進んだ右側に駅前局があった。

指扇駅前局
【指扇駅前局】

駅に戻ってきた。夏はありがたいが設置基準がイマイチ分からないアイスの販売機がここにもあった。でも高いな。この前は140円ぐらいじゃなかったか?でも今は180円。すっかりセレブのおやつになってしまったな。でも久々だからとワッフルコーンを買う。Suicaが使えなかったら買ってなかったな。この辺りは(川越まで)約20分間隔で電車が出る。しかし、今度の電車は15:46発。川越に着くのは15:54。かなり厳しいが、とりあえず行ってみるか。

7.川越市の旅

川越行きに乗ってさらに移動する。次の南古谷は、郵便局まで1km以上の距離があるので、今回はパスした。終点の川越に到着。あくまで電車の終点であって、川越線としてはこの先の高麗川まであるが。残り時間が5分もない。一番近いのは脇田局かなあ。改札を出て東口を進む。東武の駅がある分距離が長かった!駅前のバスのりばを過ぎて、右前方の道を進む。2つ目の角を左に入ってさらに120mほど進む。三番町通りに出ると右側に脇田局が見えたが、残念、既に時計は16時を回っている。まあ、場所が分かっただけでもいいか。ああ、冷やしパインソーダが沁みるぜ。

川越脇田局
【川越脇田局は次回に、っていつなんだ?】

8.おわりに

今日の結果は、埼玉県:13(戸田市:4、さいたま市南区:2、中央区:5、北区1、西区:1)となった。これでやっと埼玉県の訪問局数が100を超えた(もちろんダブりを除いて)。想定に届かなかったのは、途中休憩したから?それもあるかもしれないが、大雨に降られたこともあるだろう。最近は歩数制限をかけているが、今回は19000歩。ギリギリ許容範囲内であった。

通帳埼京線
【本日の結果(最後の方は省略)】

埼玉県についてはある程度行ければいいレベルなので、局数も100を超えたし訪問率も15パーセントを超えてるので、それほど必死になることもない。この後の西武線シリーズ、秩父路遊々フリーきっぷ(秩父鉄道全線)、SAITAMAプラチナルート乗車券(東武東上線、越生線全線と秩父鉄道ふかや花園~三峰口間)でだいたい網羅できるのではないだろうか。バスについては国際興業バスと西武バスが1日乗車券を出しているが、それ以外の会社には乗らないと思う。

最近のテーマになっている熱中症対策については、まあまあできているのではないだろうか。今回は熱中対策ゼリー2個(冷凍)を装備、後はポカリスエット250ml、MIUアクアメンテ、大容量麦茶、1○アイス、冷やしパインソーダ、それとアイスカフェラテも。適切に水分を取って、体調に気を付けていれば大丈夫と思われる。ただし、くれぐれも無理は禁物なので、そこだけは注意していただきたい。

ああ、盆休みが終わる。さらに台風が来る。台風で東京が流れないかな(コラ)。

杉並区と周辺部の旅

0.はじめに

長きにわたった東京特別行政区(23区)完全制覇の旅も終わりに近付いてきた。また名前が変わっているのは気にしないでいただきたい。残すところは足立区、中央区の新局、そして数が多いのが杉並区となる。

杉並区の残局は僅かに5局。しかも周辺部(練馬区、中野区、世田谷区)は既に訪問済み。5局回っても時間が余ることは確実なので、残った時間は周辺部(東京市部)にあてることになる。

さて、杉並区内の残り局を確認すると、3局は関東バスの沿線、そして2局は京王線沿線?あれ、京王線は全て回ったのではなかったのか?実は駅から離れているので、近くのバス路線で行こうと思っていた2局が実は利用できるバスがなかったことに気付いたのである。場所は代田橋と明大前。その後は、関東バスで残り局を回る。関東バスのエリアから言って、もう行ける場所が武蔵野市か西東京市ぐらいしかないのだが、今まで熱心に回ったことはないので、今回は少し頑張ってみるか。あくまで目的は杉並区なので、ついでになるけど。

1.プランニング

残り局のうち2つは京王線沿線の代田橋と明大前が近い。当然京王線の利用となる。その後は関東バスののりばを目指すのだが、どうやって行けばいいんだろうか。関東バスは、中野駅発の中35、36系統、荻窪駅北口発の荻32、34、36系統など、阿佐ヶ谷駅発の阿50、51系統に乗る必要がある。なぜこんなことになってしまったんだ?(何も考えずに適当にバスに乗ってたからだよ)。

今回はそれほど先を急ぐ旅ではないので、なるべく電車移動はせずバスだけで行けるようにルートを考えてみた。明大前駅から関東バスのアクセスも永福町からの高45系統(京王バスとの共同運行)でいいかな。よって、今回のプランは以下のようになった。最初の京王線沿線は仕方ないので、電車移動となるが、それ以降は関東バスでの移動とする。杉並区内を回った後は、なるべく本数の多そうな系統を選んで移動する。

新宿~(京王線)~代田橋~明大前
明大前~(井の頭線)~永福町
永福町~高45系統~松の木(成田東は停まってくれない)
松の木~中36系統(中35系統、高43系統は青梅街道営業所まで)~柳窪
柳窪~荻53、54系統~荻窪駅南口
荻窪駅北口~荻06系統~阿佐谷北六丁目(荻10系統~下井草一丁目)~(徒歩?)~大鳥前
荻窪駅北口~荻32、34、36系統~八幡宮裏
八幡宮裏~荻32~武蔵関駅(荻34系統~北裏)
武蔵関駅/北裏~鷹02系統~三鷹駅
三鷹駅~鷹21系統(西武バスと共同運行)~天神山

当初は阿佐ヶ谷駅前から阿50、51系統に乗ることを考えていたが、荻窪駅に集約した方が効率がいいので、荻窪駅発着の系統を利用することにした。関東バスは、中央線沿線の路線バスと銘打っているように、JR中央線の沿線に路線を展開している。そして新宿(小滝橋)に営業所があることから分かるように、エリアが東に寄っている。つまり、東京都区内と周辺のいわゆる均一区間(武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市)を外れるとあまり路線を持っていない。もしかしたら関東バス沿線の局を取り切ることができるか?いや、そんなに甘くはなかった。

今回の想定としては、杉並区は残り局は全て取れるはず。その他を含めると9局は取れそうか。実は中心地を外れると便数がかなり減ることが分かった。1時間に1本の系統もあるので、さすがに残り区間を全て回ることは物理的に不可能である。目的は杉並区なので、後の周辺部はあくまでおまけである。

2.杉並区の旅

京王線沿線は全て回ったと思っていたら、実はそうでないことが判明したので、今日のスタートは京王線の代田橋となる。各停しか停まらない駅なので、新宿から各停に乗るか。JRで新宿に向かう。確か地下にJRと京王の連絡口があるはずだが。ここでまたしてもししょーの田舎者度が発揮される?地下に行きたいが降りる階段が見つからない。仕方なく階段で2階に上がる。すると案の定京王線のりばとして案内された先は地上出口。改札を出ると目の前にはバスタ。この辺で既におかしいんだが。ニュウマンを回り込み、再び駅の中へ。案内を頼りに怪しい地下道を進むと、見覚えのある場所に出てきた。うーん、なんとか地下に降りて中央南口に出ればよかったのだが。

発車案内が見当たらないが、たぶんこっちだろうとホームに降りると、目の前に各停つつじヶ丘行きがいた。しかもイスの方向が逆の5000系。これは京王ライナーの折り返し便だろうな。電車が動き出すと後ろ向きだが、誰も慌てる様子がないし。ほっと一息、する間もなく電車は地上に出る。笹塚の次は代田橋。もう降りないといけないのか。

京王5000系
【京王5000系 京王ライナーの折り返し便】

●杉並和泉
なんてバタバタしながらも、代田橋には無事9時前に到着できた。地下の改札を抜け右方向の北口から地上に出る。地図を見ると甲州街道に出るとよいようだが、とりあえず目の前の路地を進む。やや広めの路地に出るので、右に進むと甲州街道があった。右に200mほど進んで、大原交差点を左に進む。泉南交差点で左に分かれる細い道があるので、そちらに向かって進むと和泉局があった。大原交差点からは約400m。まあまあ距離がある。実は京王バスと都バスの渋66系統に乗れば和泉一丁目バス停から近かったようだが、効率を考えるとちょっと使いにくいか。時刻は9時5分を過ぎたぐらい。スタートダッシュで出遅れる。

杉並区の標識
【これより杉並区】

杉並和泉局
【杉並和泉局】

帰りも甲州街道からの曲がり道、さらに駅に入る道がわかりにくくて迷う。これが杉並の洗礼なのか。もし道が分からなかったら、まっすぐ進んで京王線の踏切から駅に入ればよい。

代田橋駅への入口
【中央の路地を入ると代田橋駅に行けるが、初見殺しだ】

代田橋駅の踏切
【代田橋駅の踏切と特急高尾山口行き】

●杉並和泉二
各停京王多摩センター行きに乗って、隣の明大前で降りる。次の局は駅の北側にあるのでそちらから出たいのだが、適当な出口がないので中央口から出る。実は明大前の出口はこの中央口と北寄りのフレンテ口(出口専用)しかない。右に進み、160mほど進んだ明大前交差点の角を右に曲がって進む。途中で明大前局(訪問済み)が見えた。あ、あっちの出口が近かったのでは。そう思ったのだが。とにかく、坂を上って道を進む。300mほど進んだ松原交差点を左へ、200mほど先の和泉二丁目交差点を左に曲がって、右斜め前の道に入って190mほど進む。消火器を目印に(冗談です)丁字路を右に入って突き当たりを左に進むと和泉二局があった。この辺り、完全にGPS頼みとなる。

杉並区の標識2
【またしても区界を越えて杉並区へ】

和泉二丁目交差点の近くには小田急バスの水道横丁バス停がある。が、休日の午前に1往復があるのみ。考えるまでもなかった。免許維持路線だろうな。新宿駅からの系統は貴重だが、京王バスに任せてもいいのでは?

小田急バス水道横丁バス停
【小田急バス水道横丁バス停 やる気のない時刻表】

和泉二局への曲がり角
【ここを曲がる GPSがなかったら分からない道】

杉並和泉二局
【杉並和泉二局】

帰りは試しに明大前局の前を通って駅に向かって南へ進んでみた。突き当たりの右に井の頭線の線路を越える橋があり、それを渡ると中央口の前に出た。あまり変わらなかったな。日差しは強いが、風が吹くとちょっと涼しい。でも後半はバス旅だから。

明大前局
【明大前局(もちろん訪問済み)】

●杉並成田西
関東バスは基本的にJR中央線の駅をターミナルとしている。が、ここから中央線に行くには?井の頭線に乗れば終点の吉祥寺で中央線に接続しているが。中野駅まで移動するのは効率が悪いので、直接次の目的地を目指すことにした。

明大前から各停の富士見ヶ丘行きに乗る。あれ?富士見ヶ丘ってどこだっけ?その前に永福町は次の駅だ。永福町で降りて、高円寺駅南口行きの高45系統に乗る。そう、あのマイクロバスである。しかも京王バスとの共同運行という系統だったな。関東バスで行く中野区、杉並区の旅を参照のこと。駅の北口から出て、のりばを探す。左側の大きな道路沿いにバス停がある。これだな。次のバスは、残念、京王バスだった。PASMOで230円払う。大宮八幡を過ぎると狭い住宅地の道をうねうねと上っていく。五日市街道に出ると向かって左の方に成田東バス停があるのだが、このバスは右に曲がって高円寺駅に向かうので、次の松の木バス停で降りる。

高45系統京王バス
【高45系統 高円寺駅南口行き 京王バスだった】

松の木バス停から今度は中36系統の阿佐ヶ谷駅前行きに乗る。ここは目的地の位置関係上青梅街道営業所止まりの中35系統でもよい。これは関東バスなので1日乗車券を買い求める。うん、やっぱり聞き返される。暑さのせいだよ、きっと。バス車内で涼みつつ、杉並第二小学校バス停まで移動する。バスを降りると目の前に成田西局があった。

杉並成田西局
【杉並成田西局】

●下井草南
さらに中36系統に乗り西へ向かう。中35系統は途中の五日市街道営業所止まりなので乗れないが、次のバスは幸い中36系統であった。柳窪バス停で降りて、荻窪駅南口を目指す。交差点の右方向にのりばがあった。次に来たのは荻54系統(芦花公園駅発荻窪駅南口行き)であった。荻窪駅南口に到着。バス停の前方に進むと、駅の自由通路から北側に抜けられる。いつもながら分かりにくいな。荻窪駅北口に移動し、荻06系統中村橋駅行きに乗るつもりだったのだが、なんと関東バスはお盆期間中の平日を土曜ダイヤで運行している。そして、次に出るのは荻10系統下井草駅行きのほうだ。荻06系統ならば阿佐谷北六丁目バス停で降りて歩くつもりだったが、荻10系統だと、どこだっけ?(と路線図を確認する)下井草一丁目バス停が郵便局前の通りにつながっている。最寄りのバス停は大鳥前だがそこを通る阿50、51系統は隣の阿佐谷営業所バス停を通って阿佐ヶ谷駅に向かう。

荻10系統でよさそうなので、またバスターミナルを戻って発車間際の荻10系統に乗る。なお、なぜ荻窪駅発着にこだわっているかというと、次の目的地に行くバスが荻窪駅発だからである。安易に阿佐ヶ谷駅に行ってしまうと後で戻ってこないといけない。よって最寄りの阿50、51系統は外したのであった。さて、下井草一丁目バス停で降りる。バスは本天沼二丁目交差点を左に曲がってから止まるので、交差点まで戻ってから左に曲がらず直進する。280mほど進み大鳥前バス停(阿50、51系統)を過ぎると下井草南局があった。

下井草南局
【下井草南局】

帰りは郵便局前の道をさらに500mほど進み、阿佐谷北六丁目の交差点に出る。道路を渡って左側に阿佐谷北六丁目のバス停がある。やはりタイミング的に中村橋駅発の荻06系統が来たので、それに乗って荻窪駅まで戻る。やっぱり阿佐ヶ谷駅行きのバスが多いな。しかし、移動(阿佐ヶ谷駅⇒荻窪駅)の手間を考えるとそれほどのメリットはない。

関東バス 阿佐谷営業所
【関東バス 阿佐谷営業所】

お盆ダイヤの紙
【お盆は特別ダイヤです】

●杉並今川四
荻窪駅北口に戻ってきた。次のバスは、えーと、荻32系統武蔵関駅行き、荻34系統北裏行き、荻36系統南善福寺行きなど、とりあえず荻窪駅から北西に向かうバスでよい。次のバスは、荻36系統だった。次のポイント八幡宮裏バス停でこの荻36系統は左に曲がってしまう。八幡宮裏バス停までは移動できるので、このバスに乗る。手前の井草八幡宮バス停を過ぎて、郵便局を通り過ぎてからバスが止まる。だいたいバス停の中間に郵便局があった。行き過ぎたけどそれほどロスにはなってないはず。なお、八幡宮裏バス停は、誤乗防止のため井草八幡宮交差点の先にあり、荻36系統だけは左に曲がったところにのりばがある。たいした影響はないが。ここでは小さい紙をはさんでくれた。

杉並今川四局
【杉並今川四局】

これでついに杉並区を制覇した!うーん、誰かどこかでどこを回るんですか?とか聞いてもらえれば、お話しできたのに。今日の局員さんも温度低めだった。なお、イラスト入り印もなかった模様。

3.武蔵野市の旅

本日の目的は達成したので、後は暇つぶし、もとい残り時間の有効活用となる。この後行けそうなところは。まずは三鷹駅方面に向かう。次に来たのは荻32系統の武蔵関駅行きであった。これだと、武蔵関駅で鷹02系統の三鷹駅行きに乗れる。もし荻34系統の北裏行きであれば、終点の北裏バス停でやはり鷹02系統に乗れる。でも次に降りる市民プールバス停は北裏バス停の次なので、中途半端なことになるが。

●吉祥寺北町
武蔵関駅でちょっと休んで(あまり休憩にならなかったが)、始発の鷹02系統三鷹駅行きバスに乗る。ここまで触れなかったけど、運賃は新しい都内区間運賃のため230円である。そう、あの二重運賃である。ちなみに先ほどの高45系統は?大丈夫、京王バスも230円だった(大丈夫じゃねーよ)。

市営プールバス停で降りる。バス停に着く手前で郵便局を通り過ぎたので、道を戻って吉祥寺北町局へ向かう。

吉祥寺北町局
【吉祥寺北町局】

さらに鷹02系統に乗り、終点の三鷹駅に向かう。

練馬区の標識
【振り向けば練馬区】

バスをお待ちの方は停留所から離れないで
【バスをお待ちの方は停留所から離れないでください】

●武蔵野関前三
三鷹駅からは鷹21系統に乗る。なんか聞いたことあるような。そうだ、前回の西武バスツアーで結局乗れなかった系統である。なぜ今回登場するかというと、この系統が関東バスと西武バスの共同運行だからなのだが、この時間は西武バスの方が多い?はっ、これは上石神井営業所の系統か。このバスも多区間のため降車停留所を申告しないといけない。バス停の読み方は調べておいたぞ!

次のバスは関東バスであった。これだと1日乗車券です、と言うだけでよい。が、何となく関前三丁目と言ってしまった。関前三丁目バス停で降りて、前方に進む。

武蔵野関前三局
【武蔵野関前三局】

4.西東京市の旅

鷹21系統でさらに北上する。次のバスは、なんと、西武バスであった。なんてこった。いや、時刻表に書いてあるけど。認めたくないものだな、共同運行の他社、それはともかく時間帯的に西武バス多めの時間になるようだ。前回の西武バスツアーなら都合がよかったのだが、行程として届かなかったので仕方ない。次のポイントは中町六丁目(なかまちろくちょうめ)。とコールしたが、意味がなかったみたい。なぜかと言うと、関前三丁目から先はとにかく230円だからである。後で運賃表を見たら理解できた。

●伏見通
鷹21系統で中町六丁目バス停まで移動する。東伏見稲荷神社バス停の手前で『これより多摩運賃区間に入ります』とアナウンスされるのは親切だなあ。バス停を降りて前方に進み、交差点を渡ってさらに進むと伏見通局があった。ここでは2人待ち。その割には早めに呼ばれた。ここの局舎はATMが中に入っている。こういうのはありがたい(写真が撮りやすいので)。

伏見通局
【伏見通局】

●保谷中町四
まだ時間があるので、鷹21系統の終点天神山まで行くことにした。運賃表を見ると保谷中学校バス停から先は終点まで180円。ということはノーコールでいけるはず。よし、何も言われなかった。

終点の天神山バス停に着いた。関東バスは終点だが、西武バスはこの先吉祥寺駅や東伏見駅に向かう系統があるようだ。それはともかく、バス停から先へと進む。天神山交差点を越えて140mほど進むと中町四局があった。

保谷中町四局
【保谷中町四局】

次のバスは16時を越えるので、ここで終了となる。天神山からどうしようか。保谷駅から西武線に乗ってもいいが、遠回りかなと思ったので三鷹駅に戻ることにした。次のバスも西武バス。関東バスに乗るには約1時間は待たないといけない。やむを得ん。ここからだと、保谷中学校まで、東伏見稲荷神社まで、武蔵野営業所まで、終点までで運賃が変わる。バスに乗り、三鷹駅までとコールする。が、また聞き返される。もうやだ、西武バス(上石神井営業所)には乗りたくない。

西武バス鷹21系統
【西武バス 鷹21系統天神山行き】

5.おわりに

ということで三鷹駅に着いた。これで杉並区を制覇できたし、今後東京都内は控えようと思う(積極的には回らない)ので、もう西武バスの世話になることは当分ないだろう。少なくとも(多区間なのに)整理券を発行しない路線には乗ってやらない。

今日の結果は、東京都:9(杉並区:5、武蔵野市:2、西東京市:2)となった。杉並区は制覇、武蔵野市は残り3局、西東京市は残り6局となる。特に鷹21系統は前回の練馬区ツアーで心残りだった区間なので、今回乗れてよかった。前にも書いたように東京23区は目標にしていたが、それ以外のエリア(市部、離島など)は必須でないので、今後は他道府県に注力することになる。

海老天とオクラの冷やしかき揚げそばあ、そうだ、忘れていた、JRのおそば屋さんで期間限定麺2倍キャンペーンをやっているんだった。忘れないうちに参加しよう。今までは暑すぎて食欲なんて湧かなかったが、今回は後半をほぼバスで回っていたこと、適度な水分補給などいろいろ熱中症についての対策をしていたことが役に立ったのではないかと思う。確かに暑いけど、昔よりは暑いと言うけれど、どうなんでしょうかね。よくニュースなどで危険な暑さです、外出は控えましょう、クーラーの効いた部屋でグダりましょうとか言っているけど、それではどうにもならないのではないだろうか。

暑いといっても日差しがそれほど強烈かというそうでもない気がするし、暑い暑いと周りが騒ぐから暑く感じるのではないか、と思うこともある。日焼けはするが昔みたいに皮はむけなくなったし、今から10年以上前に岐阜市を訪れた時はこんなものではなかった。朝ホテルから出て歩いていると、まるで濡れ雑巾を絞るかのように大量の汗が噴き出した。それがある程度収まってから水分補給しないと汗が出すぎてどうにもならなかったものだ。それに比べれば、今は辛いカレーを食べた程度の汗しか出ない。ちなみにししょーの言う辛いカレーとは、一般人が辛すぎて食べられないレベルだが(^_^;)巷では日傘男子なるものが流行っているようだが、むしろそんなものに依存するから熱中症にかかるんではないかと思うこともある。適度な水分補給、塩分補給も大事だが、クーラーに当たりすぎて本来人間の持つ体温調整機能が損なわれている方がむしろ心配である。ししょーのように気温36度の高温下でも、室温17度の機械室でも平然としていられる調整機能を養っていただきたいと思う。体質もあるので無理に勧めることはしないけれど。

杉並区の旅が終わったので少し振り返ってみる。鉄道線はいいとして、バス利用は関東バスがメインとなった。他地域(中野区、練馬区など)との兼ね合いもあったのだが、なぜ京王バスを使わなかったのか。共同運行の高45系統は使ったが、メインで使うことはなかった。理由としては、関東バスがJR中央線の南北をバランスよく走っているのに対し、京王バスは性質上中央線の南側しか走っていない。それに京王線沿線局は駅から頑張って歩いたこともバスを利用しなかった一因と思われる。杉並区を走るバスは都バスもあるけど、民営バスの走るエリア(山手線より西のエリア)では弱いので致し方ないところであろう。小田急バス?あの免許維持の宿44系統しかないぞ。

次は電車の旅かな。まあ、体調には気を付けて、必要に応じてクーリングタイムを設けるとするか。よく考えたらバスに守られていたのかもしれないし。でも行ける限りは行かないと。ししょーの耐久試験はまだまだ続く(ひぇぇ~)。

高野山と周辺部の旅

0.はじめに

お盆と言えば帰省。だが、ししょーの実家は遥か遠くの大阪にある。なかなか行く機会はないのだが、たまには行かないといけないだろう。大阪に関してはかなり回ったつもりでいるのだが、実際のところはどうなのか。

大阪府内で言えば、大阪市、堺市、吹田市、豊中市、池田市、箕面市、門真市、大東市、四條畷市、摂津市、東大阪市、松原市、高石市、泉大津市、泉北郡忠岡町、泉南郡岬町を既にコンプリートしている。守口市はイオン(イオン大日SC内)ができた、和泉市は北池田(簡)が貯金扱いを開始したので再履修となる。

だがしかし、まだそんな中途半端なところを回る余裕はない。やはりフリーきっぷを使って回りたいのだが。と考えた結果、関西地方で春~秋限定で発売されるきっぷがあることに気付いた。そのきっぷとは「世界遺産高野山1dayチケット」。このきっぷは関西の主要鉄道会社(除く南海)から発売されており、各会社から高野山までのアクセスが1日乗り放題となるきっぷである。2024年の発売会社は、阪急、阪神、京阪、大阪メトロ、能勢電鉄、山陽電鉄、北大阪急行、神戸高速となっている。簡単に言えば各発売会社(山陽電鉄は明石以東版あり)の全線と高野山へのアクセス(南海高野線全線と難波~岸里玉出間ほか各社連絡ルート)が乗り放題となる。では今回はこれを使ってみよう。

高野山1dayチケット
【世界遺産高野山1dayチケット】

なお、便利なきっぷ(関西編)に記載しているように、高野山内の郵便局は高野局しかない。よって、高野山を目指すと言うよりは高野局と南海沿線の局を拾うことになる。蛇足だが、和歌山県伊都郡高野町には2つの郵便局がある。1つはこの高野局、もう1つは富貴局である。この富貴局というのは高野町の北東にあり、アクセスが困難な局である。かつては奈良交通の五條バスセンターから東富貴行きバスでアクセスできたのだが、残念ながら廃止になってしまった。その代わり今は五條イオン前・五條病院から出ている高野町コミュニティバス(夢たまご・ハイランドタクシー)の下筒香集会所前行き(たぶんあの筒香です)で富貴診療所前バス停からアクセスできるが、時刻表を見ると前とあまり変わらねえな。そっちはまあ気が向いたら(^_^;)

1.プランニング

とにかく、まずは高野山を目指す。高野山内(いわゆる高野山の門前町)には1局しかないので、その後は山を下りて南海高野線の沿線局を回ることにする。 “高野山と周辺部の旅” の続きを読む

西武バスで行く練馬区の旅(その2)

0.はじめに

私事で恐縮ではございますが、(以下略)。もう1日ぐらい予定を入れても良さそうなので、ここはやはり東京23区コンプリートの旅に出るのがいいのではないだろうか。え?また名前が変わってるって?細かいことは気にしない(笑)。まあ、順番から言って次は練馬区の旅がいいのかな。

前回の練馬区ツアーの続きということで、ここでも西武バスの旅となる。そろそろ決着を付けたいところであるが。ということは、使用するきっぷはやはり西武バスの1DayPass。これは東京区内に限らず、西武バスの走るエリアで使用できるきっぷである。ただし西武観光バスのエリアである秩父エリアと軽井沢エリアでは使えないが。

前にも書いたが、練馬区の残り局は西武バスだけでなく、コミュニティバスのみどりバスの沿線も多い。コミュニティバスということはもちろん本数が少ない。これは後回しにしよう。

1.プランニング

前回はメイン系統などと言っておきながら結局届かなかった吉61-1系統。また残るとイヤなので、今回はここからスタートすることにするか。順番はどうでもいいのだが、またしてもメイン系統に乗れなかったなんてことになると悲しいので。

ここまで来たら、もう練馬区内の残り局を地道に回るしかない。練馬区の残り局は11局。既に効率だなんだというフェーズは終わっている。本当は時間が余ったら杉並区にも行こうと思ったのだが、残念ながら杉並区内の残り局は関東バスの沿線にある。それと最後は保谷駅にいる見込みだが、そこから杉並区へ移動するのは効率が悪い。みどりバス保谷ルートは、長久保から光が丘駅に向かう系統なので杉並区はほど遠い。なので、もし余裕があれば西武バス系統に沿って行けそうな地域を回ることにする。

今回のプランは以下のようになった。まず、懸案の(?)吉61、62系統で吉祥寺駅からスタート。後は残り局をたどってあっちへこっちへフラフラと。鉄道みたいに緻密なプランは組めないので、便数の少ない系統を後回しにした。

吉祥寺駅~吉61-1、62-1系統(大泉学園駅南口まで)~大泉風致地区
大泉風致地区(大泉郵便局)~吉61-1系統~大泉学園駅北口
大泉学園駅北口~泉38、39系統~大泉桜高校(泉39なら大泉町四丁目)
大泉学園駅(北口)~みどりバス大泉ルート~西大泉三郵便局
石神井公園駅南口~荻11系統or関東バス阿50系統~下石神井坂下
保谷駅~みどりバス保谷ルート~西大泉五郵便局南
保谷駅~鷹21系統~天神山~三鷹駅

上記のうち、荻11系統は関東バスとの共同運行でなおかつ1時間に1本程度。関東バス利用もやむを得まい。みどりバスは西武バスの1DayPassが使えるはず。対象外路線の項目に『コミュニティバス(練馬区みどりバス除く)』とあるので、反対の反対は賛成なのだ?

想定では、残り11局は回りきれる見込みである。もし時間が余ったら(余ったことなんてほぼないが)、保谷駅から三鷹駅に向かう鷹21系統があるので、それで戻るか。これも関東バスとの共同運行だが、比率は西武バスの方が高い。

2.練馬区の旅

今日のスタートは吉祥寺駅。蛇足だが、吉祥寺駅は武蔵野市にある。ここから練馬区を目指すということは、つまり辺境の旅ということになる。まあ、最後だから仕方ないか。念のため吉祥寺駅周辺を確認すると、なんとその辺はほぼ回っていた。エラいぞししょー(自画自賛)。さて、今日も元気にラッシュを乗り越え、中央線快速で吉祥寺に向かう。中央快速の上りは非常に混雑するが、逆は空いてるだろうという予想に反して、快速高尾行きもかなり人が多い。だが、次の中野でかなり人が減った。中野って都会なんだな。吉祥寺に着いた。時間は10分前。取手より近いんだから、もう少し頑張っても?朝はツラいんすよ。 “西武バスで行く練馬区の旅(その2)” の続きを読む

関東鉄道常総線の旅

0.はじめに

私事で恐縮ではございますが、世間様のGWが終わった後も、次の現場までのインターバルが続くため、思わぬお休みが発生しました。じゃあ、郵便局に行くしかなくね?そう思ったのだが、使えるフリーきっぷを考えると、あまりないことに気付いた。JRの青春18きっぷやのんびりホリデーSuicaパスは、GW期間中と年末年始、それと夏休み期間しか使えない(平日に関してだが)。

年間通してフリーきっぷを発売している会社もあるけれど、どこにしようかといろいろ物色していると、発見した。いや、便利なきっぷのページに書いてるから気付いたという方が適切だろうか?

関東鉄道は、常総線のフリーきっぷ(常総線1日フリーきっぷ)を出しているが、これは利用日が土休日と茨城県民の日(11/13)、年末年始(12/29~1/3)となっている。しかし、真岡鐵道も利用できる常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷでは土休日と年末年始の他、4/1~5/31、7/1~8/31、11/1~1/31の期間は平日でも利用できる。時期的にちょうどいいので今回はこのきっぷを使ってみることにする。なお、このきっぷは常総線全線と真岡鐵道の下館~益子間が1日乗り放題となる。真岡鐵道の終点茂木まで行きたい場合は、益子~茂木間の運賃560円を支払えばよい。

関東鉄道について軽く紹介しておくと、路線は取手~下館間の常総線の他、佐貫(JR常磐線龍ヶ崎市に隣接)~竜ヶ崎間の竜ヶ崎線を持っている。かつては東の気動車王国と呼ばれていた。その時は、土浦~岩瀬間の筑波線(後に筑波鉄道に分離)、石岡~鉾田間の鉾田線(後に鹿島鉄道に分離)が存在しており、総延長100キロを超えていたのだが。

また、有名な話として常総線は路線規模の割に電化されていない。その理由は、石岡市の柿岡に地磁気観測所というものがあるためである。直流電化の場合、架線から電気を取りそれがレールから地面に流れるのだが、一部が地中に漏れ出すためそれが地磁気に影響を与えると言われている。直流電流の周りには磁場が発生するというのは中学だったか高校だったかの物理で習ったと思うが、直流電化した路線があるとその付近の微弱な地磁気の観測を妨げるのである。地磁気観測所が言うには、直流電化による地磁気観測の影響は35キロ程度に及ぶらしい。よって柿岡から半径35キロ内は直流電化以外の方法を採らないといけない。常磐線が取手以北、つくばエクスプレスが守谷以北交流電化されているのは同じ理由による。関東鉄道でも、交流電化や他の回避策(直直デッドセクション?)が検討されたが、いずれもコスト面から見送られ、現在の非電化方式が続いているわけである。

ただ、この地磁気観測所は地元には何のメリットもない。どころか、東北本線が黒磯まで直流電化されていることから分かるように、常磐線の列車密度的には水戸ぐらいまでは直流にしたいはず。交流電車のコストもそれなりにかかるし(直流電車にはない整流器や変圧器を搭載している)。その他、東京からの路線延伸のネックになっているとまで言われており、茨城県ではよく地磁気観測所不要論(要するにどっか行けという論調)が取り沙汰されている。ししょーは地学は嫌い苦手なので詳しいことは分からないが、今なお地磁気観測所は柿岡の地に鎮座ましましているのであった。 “関東鉄道常総線の旅” の続きを読む

東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)

0.はじめに

世はゴールデンウィークの期間です。この時期に働いてるみなさん、マヂリスペクト!ししょーも昔は土日働いてたし、なんなら年末年始も働いていた時期があるので、サービス業の人の気持ちはよく分かる。そういう下積み(?)を経て今のししょーがあるわけなのである。さて、本題に入るとしよう。西武線シリーズも回を数えてついに第5弾となった。だからなんだと言われても(^_^;)

前回は、新宿線の新所沢まで行けた。とりあえず、新宿線をこのまま進むとするか。本川越に着いたら、川越の中心地あたりを回ることにする。もし東武で川越に到達できたらその時回るつもりだったが。

川越を回ったら、所沢まで戻って池袋線方面へ行くことにしよう。おっと、その前に細かい路線(拝島線、狭山線、国分寺線、多摩湖線)を拾っておかないと秩父に安心して行けない。あ、多摩川線もついでに回るか。こんなエリア、計画もくそもないけど、行ける所を回っておこう。池袋線・西武秩父線系統に関しては、芦ヶ久保まで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入る。そこまで到達できれば東急線の呪縛から解放される。

1.プランニング

まずは前回の続きとして、新宿線の入曽から本川越方面を目指す。川越エリアに関しては、東武バスウエストが観光エリアを走っているので、それの利用も含めると松江町局、川越局、元町局ぐらいは回れる。川越駅、川越市駅周辺は後回しにする。東武東上線またはJR川越線で行けるので。それが終わったら、池袋線の続きを進むことになる。その前に、西武には変な支線がゴロゴロある。昔の北九州エリアほどひどくはないが、細かい路線をいちいち拾わないといけない。ついでに多摩川線にも行くことにしよう。でないと、行く機会がないように思われる。

回り方が難しいが、敢えて効率は考えず漏れのないように回るとすると、コースは以下の通りとなる。
入曽~(新宿線)~本川越
川越市中心部散策?
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~武蔵大和
まあ、こんなところでよいだろうか。その後は萩山から拝島線を進む。それが終わったら、ようやく池袋線を秩父に向かって進める。

と書いてみたものの、今日の想定は16局。いつもより多めだが、果たしてどうなるか。

2.狭山市の旅

今日のスタートはもちろん新宿線。前回は新所沢で終わったから、今日はその先の入曽からだよな。もはや新宿大移動する理由はないので、急行小手指行き(副都心線内急行~池袋線内快速急行)で所沢へ。所沢から本川越行きに乗る。入曽到着は9:29。これでも相当頑張った方だよ(泣)。ここまで来ると、もうこれが限界です。前泊したい距離だが、きっぷの制約上それはできない。ちなみに新宿線の急行(西武新宿発)は田無以遠各駅に停まる。快速急行は1本しかないが、これも新所沢以遠各駅に停まる。特に種別を気にすることはないようだ。通勤急行は、新所沢、狭山市にしか停まらないが(新所沢~本川越間)上りしかないので、これも気にしなくてよい。 “東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)” の続きを読む

千葉都市モノレールの旅

0.はじめに

世間はゴールデンウィークのまっただ中。ちなみにゴールデンウィーク(以下GWとする)は、4月29日(天皇誕生日⇒みどりの日⇒昭和の日)、5月3日(憲法記念日)、5月4日(謎の国民の休日⇒みどりの日)、5月5日(こどもの日)を中心とする大型連休のことを指す。元々は1951年(昭和で言うと26年)に大映と松竹が競作として公開された映画「自由学校」が過去最高の興行成績をもたらしたことから、映画業界の宣伝用語として使われ始めたものと言われている。

今日のトリビアはこれくらいにして、千葉県の旅については、前回はJR総武本線を新検見川まで進んでいたように思う。その隣の稲毛周辺はなぜか訪問済みなので、西千葉から再開することになるわけだが。エリア的には青春18きっぷを使わずとも、のんびりホリデーSuicaパスで何とかなりそうか。

そうだ、大都市千葉にはモノレールというものがある。千葉都市モノレール(以下、千葉モノレールとする)は、千葉駅から千葉みなと、県庁前などに延びる路線である。運行系統は、千葉みなとから千葉駅を経由して県庁前に向かう系統と稲毛区、若葉区を通り千城台まで向かう系統がある。計画当初は、千葉みなとから千葉駅を出て市内をぐるっと回ってまた千葉駅に戻ってきて千葉みなとまで帰ってくる路線になるはずだったのだが、財政難を理由に(第3セクターなので千葉県の事情も含まれる)延伸計画が廃止されてしまった。というわけで、現在のような中途半端な系統は続くのであった。

モノレールの方式としては珍しい懸垂式(サフェージュ式)を採用している。懸垂式(サフェージュ式)の特長として、箱形の軌道内にタイヤが収められているので天候の影響を受けにくい(雪国なら分かるけど)、跨座式に比べのりばを低くできるなどの点が上げられる。が、しかし建設費が跨座式よりも掛かるという基本的な面をどう評価していたのか気になるところではある。なお、千葉モノレールは営業距離世界一のモノレールであると宣伝しているが、これはもちろん『懸垂式』ではの話である。跨座式も含めると世界最長のモノレールは大阪モノレール中国重慶市の重慶軌道交通3号線である。

懸垂式モノレールと言うと、2019年11月に営業休止、後に2023年12月付けで廃止された上野動物園のモノレール(東京都交通局上野懸垂線)もあったのだが、こちらは上野式と呼ばれ、むき出しの軌道に横からタイヤを当てているという、他の懸垂式とは異なる構造をしていた。都営交通の一部であるモノレールに乗るために上野動物園に入園し、モノレールだけだともったいないので当時いたパンダ(名前忘れた)とライオンとペンギンとハシビロコウを見て回った思い出。

ここはモノレールについて語る場所ではないので、前置きはこれぐらいにしておくが、懸垂式モノレールは日本で2箇所しかない珍しいものである。乗るだけでも価値があると思う。
※広島のスカイレールも分類上は懸垂式モノレールらしい。だが、こちらは2024年5月1日付けで廃止となった。

1.プランニング

千葉モノレールは、フリーきっぷを出している。そうでなければ乗らないと思うが(コラ)。しかし、通常発売しているのはホリデーフリーきっぷである。これは名前の通り土休日しか使えない。他に同じ値段で平日使えるが時間制限のあるお昼のおでかけフリーきっぷというものも発売している。こちらは平日使えるが、10時~18時の乗車時に限り有効のきっぷとなっている。お値段はどちらも630円である。 “千葉都市モノレールの旅” の続きを読む

東武バスで行く足立区の旅(完結編?)

0.はじめに

どこかの記事で見たが、今年は3連休が多いようである。なるほど、あのハッピーマンデーだけでなく、その他の休みも月曜に当たっていることが多い。まあ、3連休はありがたい。平日は過酷な労働に浮き実を、いや憂き身をやつしているししょーとしては、休みはあればあるほどよい?

だがしかし、それはお休みを取りやすい平日が少ないことを意味する。限られた休みを有効に使わないと。今年のGWの平日は3日、しかも連続している。本来なら途中で休みを入れたいところだが、今回に関しては3連闘もやむを得ないか。あまり無理しないようにしないと。

さて、今回は東京23区完全制覇の旅(なんか名前コロコロ変わってない?)に行くことにした。バス旅ということで丁度よい。どこへ行こうか。そうだな、順番から言って今回は足立区辺りがいいかな?ここまでの道のりは長かった(遠い目)。

足立区内の残り局は9局(一時休止局除く)。言わずもがな、場所はかなり散らばっている。だが、ほとんどは東武バスで回れそうである。はるかぜ号(コミュニティバス)が近い局もあるが、東武バスからのアクセスも可能な距離である。その他は東武沿線からアクセス可能な(近いとは言ってない)場所にある。

1.プランニング

プランと言ってもここまで来たら、未訪問局を丁寧に拾っていくしかない。残り局は概ね東武バスセントラルの沿線にある。その他、はるかぜ号(コミュニティバス)が近いところと、バスが走っていないので東武伊勢崎線(スカイツリーライン)を利用するしかないところはあるが、ほぼ東武バスで行ける見込みである。

よって、今回も足立一日フリーパスを利用することにした。前回はモバイルチケットを使ったが、運転手さんの反応があまりよくないこと、今回も北千住駅を通るルートになることから、紙券を購入することにしよう。北千住で降りて買うロスを考慮するとモバイルチケットが有利なのだが、結局北千住で降りるのならそれほど影響はないのであった。

北千住駅を起点として、残り局を順番に拾う形で進めていく。効率などはあまり考えず順番に行けばいいか?しかし、それだと取り切れない可能性もある。バスの便数もあるが、特に栗原北局へのアクセスが難しい。西新井駅からは徒歩約20分ほどかかる。付近を通るバスははるかぜ号(コミュニティバス)があるが、2時間に1本程度しかなく、しかも帰りは乗れない(別ルートを経由するため)。もう1つの最寄りバス停は栗原四丁目だが、こちらを通る西02系統は竹の塚車庫からの出入庫系統。1日3本でさらに使えない。ということで結局歩くしかないのであった。

よって、今回のルートは以下の通りとなった。
北千住駅~北02、03、04系統~西新井駅西口
竹の塚駅東口~綾20、24系統~保木間三丁目
竹の塚駅東口~竹15-2系統~団地入口
花畑四丁目~綾47-2系統~綾瀬駅
綾瀬駅~綾61、62系統~神明町
綾瀬駅~綾21系統~桜木橋北詰
桜木橋北詰~有64、65系統~亀有駅北口
亀有~北千住~小菅~西新井(電車移動)
西新井駅東口~西05、06系統(はるかぜ4号)~栗原立体交差東口 “東武バスで行く足立区の旅(完結編?)” の続きを読む

JR宇都宮線の旅(その1)

0.はじめに

東京、神奈川エリアについてはかなり回れていると思う。しかし、関東地方全体ではどうなんだろう。と記録を見直してみると、それ以外の地域の少なさに愕然とした(今さら)。3番目の埼玉県も10%に到達しないという状態であった。北関東については5%にも満たないところもある。これはいけない。といって焦って中途半端に回るのも混乱の元なので、地道に進めていくしかないのであろう。

では、今回はどうしようか。JR宇都宮線(以下特記なき場合はJRとする)に沿って福島方面に進むことにしよう。福島方面と言っても福島県に届くとは思ってないけど。ただ、宇都宮線は中途半端に途中区間を回った記憶があるな。今回は、未訪問の部分を埋めつつ北に進むことにした。地域的に夏場はキツいゾーンなので、暑くない時期の方がよい。むしろ、寒い方がいいのかも。次の連休までは遠いが、今回はししょーの交渉術によって無事休みを確保できたのであった。

ところで、東京都内(台東区、荒川区、北区)は訪問済みのはずなので、埼玉県から先となるが、どこに行ったんだっけな。

1.プランニング

宇都宮線に沿って北上する。基本的に各駅停車しかないので(昼間の快速ラビットは廃止され、湘南新宿ラインの快速が1時間に1本程度あるが)、来た電車に乗ればよい。途中まで(栗橋ぐらいまで)特急も走っているが、大宮から栃木(東武)にワープするので乗れるはずもない。駅から歩きすぎないように、日本郵便の郵便局・ATMをさがすのページから、約7700分の1縮尺(1目盛り100m)で付近の郵便局をチェックする。ただ、蓮田を過ぎると使えそうなバス路線もなくなるので、範囲を広げてチェックすることにする。国際興業バス以外は1日乗車券を出していないので、たぶん利用することはなさそうである。

過去に訪問した局と被らないように注意しながら対象局をピックアップする。あ、よく見たら川口と蕨の辺に未訪問局があった。それに大宮までの区間も未訪問であった。大宮までは京浜東北線に乗らないといけないようだ。ということで降りる駅は、川口、蕨、浦和、北浦和、与野、さいたま新都心、大宮、久喜、古河、この辺で限界だろう。

間々田については、駅近の乙女局は訪問済みなので、もし行くなら駅の北の方にある2局を行くことになるが、近い方でも1.3km、遠い方だと2.4km離れている。いつものルート検索ではなく直線距離である。歩くのはかなりキツいので、コミュニティバス(おーバス)を使いたいが、コミュニティバスということは当然それなりの本数しかない。今回は届かないと思うので、次回以降考えることにしよう。

ここは青春18きっぷを使うのがいいのか?この範囲であればのんびりホリデーSuicaパスでもよさそうであるが。残念、のんびりホリデーSuicaパスが使えるのはGW期間と夏休み、年末年始である。もちろん、土休日は年中使えるのだが。と言うことで期間が短いのでよく1回分は捨てる青春18きっぷを有効活用するとしよう。

2.川口市の旅

今日は楽しい宇都宮線の旅、のはずだったのだが、なぜ京浜東北線に乗ってるんだろうか?そうか、川口とか蕨の近くに未訪問局があるからだった。このエリアは、そのうち国際興業バスで回るとは思うけれど、駅から行けるところは取っておこう。

京浜東北線の各停南浦和行きで北上し、荒川を渡る。次の停車駅は、川口。上野東京ラインなら浦和なのにな。なんだって?川口に上野東京ラインが停まるようになるだと!?なんと小癪な。でも、実現するのは早くても2037年以降らしい。そんなことより、京浜東北線の15連化を、ゲフンゲフン。最悪長距離電車が川口に停まるとしても、その時には川口を通過する区間快速とか作ってくんねえかな?と、モヤモヤした気分のまま川口で下車する。 “JR宇都宮線の旅(その1)” の続きを読む