東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅

0.はじめに

まずタイトルが長くなってしまったことをお詫び致します。でも、これはきっぷの名前がそうだから仕方ない。

東武東上線のフリーきっぷとしてはこれしかないので、今回利用することにした。このきっぷは名前の通り、東武東上線と秩父鉄道に乗り放題のきっぷである。正確には、東武東上線全線、越生線全線、それと秩父鉄道のふかや花園~三峰口間が1日乗り放題のきっぷである。

東上線のフリーきっぷは今までなかったわけではないけれど、いずれも食事券とのセット販売であった(東武東上線埼玉S級グルメきっぷ、池袋東武グルメきっぷなど)。よーするにF鉄道の福福茶屋食事券付き1日フリー乗車券のようなものと思っていただければよい。池袋東武グルメきっぷなら、まだ帰りに東武百貨店で食事できるから便利かなとか思っていたが、結構高いな。と眺めていたのだが、ようやく使えそうなきっぷが登場した。

しかし、この東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券(長いので以下プラチナ乗車券とする)のお値段は1900円。参考までに東上線の池袋~寄居間の運賃は902円(現金だと910円)。そう、往復だけなら秩父鉄道に入らないと元が取れない!蛇足だが、秩父鉄道のふかや花園~三峰口間の運賃は860円なので以下同文。

1.プランニング

この条件でプラチナ乗車券を使うのはお得なのだろうか?と計算してみた。東上線沿線に関しては、東京メトロや国際興業バスを駆使したおかげで、和光市までは何とかクリアしている。よって、朝霞から先が対象区間となるが、途中の駅全てに降りると仮定すると、ししょーの緻密な計算の結果、鶴ヶ島に到達すれば元が取れることが分かった。であれば大丈夫だろう。

で、そこまでの行程をシミュレーションしてみた。途中駅で降りて、郵便局マップの目盛り100mで表示されるエリア内局を回るものとする。うーん、ギリギリ行けるか。実は、和光市駅から東武バスでアクセスできる和光市最後の局となる新倉局にも行きたかったが、とてもそんな余裕はないな。東武バスツアーに組み込めないかな?残念、和光市駅に発着するバスは新座営業事務所(東武ウエストバス)の系統のみ、足立一日フリーパスのエリア外である。西武バスまたは国際興業バスで和光市駅に乗り込んで、そこから乗り継ぐしかない。ということは当分先になるな。

事前の想定では、22局は回れそう?でも、川越駅周辺は西武やJRもあることなので、時間がないと判断した場合は、川越駅、川越市駅はとばすことになる。あとは天候次第だな。あまり暑くなりませんように。天気予報は曇り時々雨か。雨が降ってもピーカン(死語)よりはマシだな。

2.スタート

今回は乗車券を池袋で購入する必要がある。つまり、池袋で降りないといけない。いつものように副都心線に揺られるという悠長なことはできない。某西武線まるごときっぷなら、渋谷まで我慢すれば後は寝て移動できるのに。という訳で今日はJRで池袋に向かう。地底の副都心線ホームからの移動はかなりのタイムロスになる。やはり東京の通勤ラッシュは苦手だ。早くこの地獄から解放されたいものだ。 “東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅” の続きを読む

青森・秋田・新潟の旅

0.はじめに

大型連休の季節がやって来た。休日の間の休みを埋めて連休にするんだ。と思ってカレンダーを見ると、間に挟まれた平日は2日しかない。つまり、何も努力しなくてもある程度の連休は手に入るわけである。だが、我々の活動に充てられる日数は少ない。うーん、どうしたものか。今回も例によってJR東日本の株主優待券を使っての旅を計画している。仕方ない、この貴重な2日間を長旅に充てよう。それ以外の地域は夏にでも回ればいい。今年はもうマスクをしなくてもいいらしいので、熱中症のリスクは下がるはず。なお財政的な理由で株券を手放してしまったので、おそらく最後の株優の旅になる。もっとも、金券ショップで3000円ぐらい出せば買えるらしいが。。。

1.プランニング

今回は貴重な2日間の平日をこの旅行に充てることにした。後は夏休みなり、適当に途中で休みを取ればいいだろう。追加で休みが取れることが分かったのはかなり後だった。さて、今回のプランはと言うと、まずは東北新幹線で仙台へ。そこから石巻を経由して小牛田から東北本線に戻り、そのまま青森まで北上する。つまり並行在来線であるIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道を通るわけである。青森からは奥羽本線で秋田まで、そこから羽越本線で新潟方面に下る。新潟からは越後線で柏崎まで下りてから信越本線で長岡まで上がり、最後は上越新幹線で帰ってくる。

このうち、1日目を日曜日に合わせて移動に充てる。途中の一ノ関、盛岡は訪問済みなので。2日目と3日目を平日に合わせることで、この2日間は郵便局を回ることができる。2日目のスタートは青森とした。途中乗り換え時間を利用しつつ新潟へ。3日目は新潟付近を散策してから柏崎を回り込んで長岡から新幹線に乗る。つもりだったが、長岡で降りようとすると宮内~長岡間が重複するので降りられないことが発覚。仕方なく手前の宮内で降りることにした。駅近に1局あるので。このプランで途中立ち寄れる場所は以下となった。
青森、弘前、(秋田)、羽後本荘、新潟、柏崎、宮内。

秋田は前回の訪問で張り切りすぎたのが災いして回れる場所がなくなってしまった。一番近い局でも秋田駅から900m以上離れている。2時間あれば回れなくもないが、今回はパスすることにした。もっとも次回の秋田ツアーでは(もしあればだが)秋田中央交通の1日乗車券(IC1日乗り放題乗車券)を利用することになるだろう。Suica、PASMOに対応しているようである。

2.青森県の旅(青森)

●青森新町、青森県庁内、青森古川一、青森駅前
1日目の停泊地は青森。青森駅で長時間散策するなんて何年ぶりだろうか?いや、なかったかも(^◇^;)ここが2日目のスタート地点となる。次の弘前行きの電車が出るのは9:53。それまでに駅に戻らないと。ホテルは駅前なのだが、スタート地点の新町局に向かう。駅の東口(実際はホテルからだが)を出てワラッセ(ねぶたの家ワ・ラッセ)の前の道を東へと進む。500mほど進んだ角の左側に新町局があった。時間は、15分前。暇だったから早めに出てしまったのだが、こんなに早く着くとは。ここは番号札があるが、いつものレシートみたいな紙ではなく、緑色のプラカード。あれどうやって管理してるんだろう。いつも不思議だ。 “青森・秋田・新潟の旅” の続きを読む

相鉄電車・バスの旅

0.はじめに

せっかく天から与えられた(?)貴重なお休み。さて、今日はどうしようかな?ここは中途半端に残った横浜市の攻略を進めるか。連闘になるのであまり足に負担がかからない方がいいな。横浜市の残り局は、偶然にも、いや消去法で相鉄の電車、バスの沿線に集中している。

相鉄沿線については、以前二俣川辺りから回って、結局本線の終点海老名までしか行けなかった。(前回の旅はこちら)ゆえに、今回は当然その続きとなるが、鉄道線の沿線局はわずかに5局しかない。これでは時間を持て余してしまう。いや、これだけで1日乗車券(相鉄・鉄道全線1日乗車券)を使うのももったいない気がする。

上記のことと、横浜市内残り局の訪問を考えると、どうしても避けられないものが出てくる。そう、相鉄バスである。1日乗車券もないバス特もないとあって、今まで避けてきた路線であるが、さすがに利用せざるを得ない状況になってきた。 鉄道の1日乗車券があるので、主な移動は鉄道を利用して、バス利用を最小限に抑えればそれほど負担にはならないだろう。いつもは1日乗車券を有効活用すべくバス路線にこだわり、所要時間がかかってもバスでの移動を選んできたが、今回はイレギュラーな旅となる。 ちなみに相鉄バスの沿線局は8局。まあまあの数である。当然ながら(?)運転本数の少ない系統もある。だが、ターミナル駅間の移動を鉄道にするだけでかなり捗るのではないだろうか。

1.プランニング

まずは鉄道線から。残り沿線局の最寄り駅は全ていずみ野線の沿線にある。ちなみに二俣川、南万騎が原、緑園都市、いずみ野、いずみ中央の各駅で降りることになる。なぜ二俣川?それはアプローチを考えたら、結局鉄道の方がよいと判明したからである。その後は相鉄バスを鶴ヶ峰、二俣川、三ツ境の各駅から利用することになる。時間が余れば大和からの神奈中バス利用もできるかもしれない。この移動を含めると1日乗車券は有用なはずである。 鉄道駅からの訪問は必須、バス利用は行けるところまでとする。もし取りこぼしても、残り局の訪問はそれほど大きな出費にはならない見込みである。電車とバスを組み合わせることで、横浜市の旭区、泉区、瀬谷区をクリアできるはず。横浜市内の残局については、栄区と戸塚区にもあるのだが、そちらは別稿に譲ることにする。

上記をまとめるとこうなる。

二俣川 鉄道:1、バス:4
南万騎が原 鉄道:1
緑園都市 鉄道:1
いずみ野 鉄道:1
いずみ中央 鉄道:1
鶴ヶ峰 バス:1
三ツ境 バス:3
大和(おまけ) バス:2

ここでのバスはほぼ相鉄バス(大和は神奈中バス)である。神奈中バスについては横浜市内は訪問済みなので、大和市内から続きを行くことになるのか?しかしながら事前のシミュレーションでは12局。実は、三ツ境からのバスが1時間に1本というかなりのボトルネックなので、それを越えることは難しいと思われる。 “相鉄電車・バスの旅” の続きを読む

東急線西武線まるごときっぷの旅(その4)

0.はじめに

さて、お待ちかねの大型連休がやって来た。今回は休みに挟まれた平日が2日しかない。と思っていたら、なんと!連休の前にも休みを取っていいですって!?言い忘れてたが、ししょーは4月から職場が変わったのだ。と言っても、同じ建物のフロアが1段下がったぐらいで、ただの部署異動なのだが。とにかく、(平日の)休みが増えることはありがたい。と言うことでどこに行こうか?久しぶりに西武沿線に行くとしよう。

例によって西武鉄道が発売する西武線のフリーきっぷがないので、仕方なく他社線(東急)から利用可能なきっぷで西武沿線を攻略することになるのだが。そう言ってたらもう4回目だった。であればだいぶ進んだはずだよな。

池袋(小竹向原)からの池袋線ツアー、そして西武新宿からの新宿線ツアーもほぼ所沢に到達している。もはや都区内からは外れ、主戦場は埼玉県に入ってきた。さて、今回はどこから行けばいいのだろう?池袋線は所沢まで、新宿線はえーと西武柳沢で終わっているのか。では、今回は隣の田無からスタートか?と思っていたのだが。過去の訪問記や訪問記録を振り返って気付いた。昔はもっと歩いていたんじゃないの?だんだん面倒になって、沿線にバスも走っているし、といつしか駅から500m以上は歩きたくないとか甘えたことを言うようになってしまった。

だが、バスの旅は基本的に鉄道よりも遅い。しかも道路渋滞などでさらに遅くなる。効率を考えれば、なるべく鉄道で行けるところは鉄道で行くべきである。それと、最近ししょーは、いや最近でもないが自重が標準体重を上回っている。ヒザをやられるような肥満体ではないうちになるべく歩いた方がいいのでは?と原点回帰することにしたのであった。

1.プランニング

前置きが長くなったが、まだ続きます(何だと!?)。当初は前回の続きの田無からスタートすればいいかと思っていたが、鉄道で行けるところは行くという方針の下、再度沿線局を見直した。具体的には、郵便局(日本郵政)のサイトで郵便局・ATMをさがすのページから、フリースクロール地図で駅近の局を探すのだが、目盛り100mの縮尺(約7600分の1だろうか)の地図で駅を中心としたときに表示される近隣局を対象とした。つまり、地図の中心に駅を置いたときに四角い地図に表示される〒マーク(もちろんATMは対象外)を拾うこととしたのである。

新宿線沿線については新宿区、中野区は訪問済みなので、その先からチェックを開始。すると、練馬上石神井北局(上石神井駅)、練馬関町局(武蔵関駅)、保谷東伏見局(東伏見駅)も対象になることが分かった。まだ、練馬区ツアーは終わってなかったのだよ。そして、田無駅周辺は少し範囲を広げて4局回ることにした。駅中心の地図に収まらない田無芝久保局、田無南町二局も対象である。

田無から先は新宿線に沿って本川越方面へ。所沢駅周辺は訪問済みなので、それ以外のほぼ全ての駅で降りることになる。事前の想定では狭山市ぐらいは行けそうだ。それよりも、どこまで足が保つのか?さすがに2万歩を超えたら止めようか。それぐらいはいいだろ。

2.練馬区の旅

●練馬上石神井北
スタートは上石神井。新宿線である。ということは東急沿線からだと、新宿三丁目から西武新宿まで移動する必要がある。前は何も考えず地上に出たが、今回はマピオン先生に相談しよう。どうやらB10出口っていうのが近そう?丸ノ内線のホームを人混みに阻まれながら進み、地上に出る。飛躍的に近くはなかったが、前よりはましだった。

東急線おトクなきっぷ画面1
【東急線券売機のおトクなきっぷ画面 あれ?ない?】

東急線おトクなきっぷ画面2
【と思ったら2ページ目にあった】

東急線西武線まるごときっぷ
【東急線西武線まるごときっぷ 券面を載せるのは初めてかも】

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神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)

0.はじめに

神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は本当は3回目なのだが、前回は前々回の取りこぼしを拾いに行ったため、1.5回目とした。そのため、今回が正式に2回目となる。そして、例によっていい機会が訪れたのであった。そう、またしても夜間作業を行うことになったのである。前回の夜勤時はうちのメンバーがやらかしたために夜勤前なのに緊急ミーティングに呼ばれて機会を逸したので、今度こそはしっかり(心の)休息を取りたい。

前回までの神奈中バスツアーで、戸塚営業所、舞岡営業所、横浜営業所の主なエリアは回れたと思う。横浜市内局は残念ながら神奈中バスでは回りきれず、相鉄バスを利用しないといけない場所もある。だが、今回は神奈中バスで回れる横浜市内の残り局を回れそうな見込みである。本当は完結編としたかったが、神奈中バスエリアが完了するわけでもないし、横浜市内局を完全制覇する訳でもないので、単にその2とした。

1.プランニング

横浜市内の残り局は23局。そのうち、神奈中バスで回れるのは8局である。後は相鉄バス8局、江ノ電バス2局、相鉄5局である。

残り局とそれを通るバス系統をいい感じにつないでみると、おお!なんかきれいにつながったぞ!だが運転間隔は1時間に1~3本程度。正直言ってそんなに多くない。これでも2時間に1本とか早朝深夜のみの系統を除外した末の結果なので、これが限界なのであろう。

相鉄本線の鶴ヶ峰駅をスタートして、途中鶴間駅、瀬谷駅、三ツ境駅を通ってバスを乗り継ぐ。見た目の系統は多いが、早朝深夜のみの出入庫系統も含まれているので、迷うことはなさそうだ。ちなみに、こんな行程とした。

・鶴ヶ峰駅~都岡町~鶴間駅東口
・鶴間駅東口~瀬谷駅
・瀬谷駅~細谷戸第1~瀬谷駅
・瀬谷駅南口~いずみ野駅
・いずみ野駅~三ツ境駅

上記で時間いっぱいとなる想定である。とにかく、横浜市に関しては神奈中バス沿線の残り局を取り切ることはできそうである。もし、時間が余れば三ツ境駅から大和駅まで移動して大和市内の攻略もできそうかな。だが、事前のシミュレーションでは8局が限界であった。途中乗り換えで通る鉄道駅も相鉄線ツアーで訪問済みである。いや、鶴間駅(小田急江ノ島線)は未訪問だぞ。ここは駅の反対側に1局あるが、今回は横浜市がメインなので、無理はしないでおこう。

使用するきっぷはもちろん、一日フリー乗車券(以下1日乗車券とする)。1050円となかなか高額だが、今回も元は取れるはず。いずれは山間部の厚木/厚木北、秦野、伊勢原、津久井営業所にお邪魔するかもしれないので、その時こそはこの金額に納得することであろう(何だそりゃ)。

2.横浜市旭区の旅

スタート地点の鶴ヶ峰駅には8:45ごろに到着した。なかなか優秀だな。ここから鶴間駅、若葉台中央、十日市場駅方面のバスに乗る。都岡町バス停までは各バスが併走するが、その先は系統がどんどん分かれていくので最終的に鶴間駅東口行きの間01系統しか乗れなくなる。なので都岡町バス停を過ぎると一気にのんびりムードになる。

パワーウィンドウスイッチ(9000系】
【相鉄名物パワーウィンドウ(9000系) 阪急みたいなスマートなタンブラスイッチにならんか?】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)” の続きを読む

名古屋市内の旅(おそらく4回目)

0.はじめに

2023年、とうとう年が明けてしまったか。やれやれだぜ(新年からテンションがおかしいのはご容赦ください)。年明け1日、2日働いてまた連休に入るのなら、年始からずっと休みにした方が効率がいいのでは?と言っても、作業が残っているので、それを放置して休むことは難しい。サラリーマンの悲哀というやつか。

結局、帰省の移動しか利用することができないが、復路は少し余裕がある。家に帰り着く時間は遅くても構わないので。ということで途中の数時間を利用してどこか回るとしよう。今回は名古屋市内を回ることにした。関東から相当離れているので、関東から旅行するなら泊まり必須のロケーションである。なので、こうやって通るたびに少しずつ訪問する作戦を採っている。本当は名駅か栄かどっかに前泊して局巡りするのがいいんだろうけど。優先度が低いので、それはそのうち考えるとするか。

1.プランニング

名古屋駅の到着予定は11時前ぐらい。関東方面への移動(もちろん青春18きっぷを使うので鈍行を利用する)を考えると14時ぐらいがリミットとなる。その間の時間を使って回れるところを回ることにした。そこで今回は名古屋市営地下鉄桜通線に沿って回ることにした。桜通線は、名古屋駅の隣の中村区役所太閤通が起点となっている。よって太閤通駅をスタートとして行けるところまで行くことにする。

時間は短いけど、想定では高岳ぐらいまでは行けそうな気がする。まあ、名古屋はあまり詳しくないので、あまり無理しない方がいいかも。名古屋市攻略はいつになるか分からないけど、とりあえず愛知県内局を増やすんだ!

2.名古屋市の旅

名古屋駅に到着した。桜通線ののりばというか入口を探す。それとコインロッカーどこか空いてないかな?とうろうろしてなんとか発見する。ICカードで認証するタイプは空き無し、だが横の現金タイプは空いている。大丈夫、100円玉ならたくさんあるぞ(郵便局に出す用以外にも)。ロッカーに荷物を押し込み、投入口に100円玉4枚を投入し、鍵を抜き取る。と言うことでようやく荷物から解放されたので、近くののりばで1日乗車券(地下鉄全線24時間券)を買い求める。いざ、桜通線のホームへ降りる。

名古屋駅のコインロッカー
【桜通線のりばの近くで見つけたコインロッカー 左側は現金用であった】

名古屋市地下鉄24時間券
【名古屋市営地下鉄全線24時間券 最初の入場時から24時間有効なきっぷ】

名古屋市に関していえば、過去に中途半端な訪問の仕方をしているので、ダブりには特に注意が必要である。 “名古屋市内の旅(おそらく4回目)” の続きを読む

関東バスで行く中野区、杉並区の旅

0.はじめに

ああ、ついに2023年が明けてしまいましたねえ。正直言って仕事について行ってないのだが、まあここまで何とかなっている?ところで、東京23区の旅についてだが、順番から言ってそろそろ西の方かな?そう言えば、まだ本格的に京王バスに乗ってなかったな。ということに気がついた。

京王バスに乗るのが目的、ではなくあくまで杉並区内局の訪問が主目的である。ということで、杉並区内の残り局をチェックしていたところ、重大な事実が判明した!

関東バスの沿線局しかないじゃないか!

ぐぬぬ、京王バスの沿線局ってなんだかんだ言って京王線から無理矢理アプローチしていたような気がする。都心に近いところでは都バスで済んだ場合も多かった。バスに乗るのが目的ではないので、大した問題ではないけれど、関東バスツアー2回目を実施することになろうとは。

関東バスは、周知の通り(?)JR中央線の沿線を中心に展開しているバス会社である。じゃあついでに中野区も回れそうかな。そんな感じでプランニングに入ることになった。

1.プランニング

関東バスの旅と決まったので、まずは中野区内局から。中野区内の残り局は3つ。全て関東バスで行ける場所にあった。それをクリアしたら杉並区へ。具体的には、中野駅からスタートし、いったん新宿方面へ向かう。新宿駅~中野駅間の系統だが、新宿駅から乗ると渋滞に遭いそうなので。中野駅に戻ったら、次は江古田方面へ。その後杉並区方面に行きたいが、中野駅に戻らないといけないようなので、中野駅から下井草方面に向かう。ここからは杉並区内を回って未訪問局を拾うことになる。

使用するのはもちろん関東バスの1日乗車券。ICカード(PASMO、Suica)に搭載するタイプのきっぷである。これで関東バスの全線(コミュニティバス、高速バスなどを除く)が1日乗り放題となる。うまくいけば、最後に京王バスとの共同運行路線を利用することになるが、自動的に判断されるので問題はない。210円取られるけど。

2.中野区の旅

バスの系統から言って、スタート地点は中野駅となる。さて、今日は頑張ったおかげで何とか8:40過ぎには到着することができた。最初に乗るバスは新宿方面行きの宿08系統小滝橋経由新宿駅西口行き。9時よりも前には8:48発の便がある。これを目標にしていたわけだが、無事に乗ることができた。が、中野駅(北口)のりばを正確に把握してなかったので、ちょっとのりばを探して右往左往する。発車3分前にのりば発見!関東バスは前乗りなので、乗車時に1日乗車券を買う。「すみません、1日乗車券ください・・・」ダメだ、声が出ねえ。 “関東バスで行く中野区、杉並区の旅” の続きを読む

豊橋鉄道東田本線(豊橋市内線)の旅完結編

0.はじめに

ここ10年以上の傾向として、帰省するときは青春18きっぷで移動することが習慣になっている。せっかくなので、今回もどこか途中で降りて郵便局を回ることにした。実は、東海道本線を地道に下って沿線局を訪問する旅も続けているのであるが、帰省の重い荷物を担いで乗り降りするのはかなり辛かった(過去形)。斤量が重いと行動も鈍くなるものである。さて、今回はどうしようか。そうだ、豊橋鉄道東田本線(以下、豊橋市内線とする)の沿線は、終点手前の競輪場前電停までしか到達できていなかった。わざわざ、終点の赤岩口まで行くために旅行をプランニングするのは効率が悪い。しかし、途中下車して市内電車に乗るぐらいなら良かろう。ちなみに、豊橋市内を攻略するのであれば、豊鉄バスの1日乗車券、豊橋鉄道(渥美線、市内線)と豊鉄バスの1日乗車券(いこまい豊橋 電車・バス1日フリー乗車券)というのもあるが、それはそのうち考えるとしよう。

なお、その手前の井原電停と、そこから分岐する運動公園前電停の付近には郵便局がないことは確認済みである。

1.プランニング

朝関東を出発し、東海道本線を下ってゆく。途中浜松で某魚のパイを買ったりしても(実家からのリクエストである)豊橋駅には14時頃には到着できるはず。そこから豊橋市内線で終点の赤岩口電停まで往復しても、名古屋には17時前に到着できる。たまには、東海道線を下っていこうかと思ったのだが、やはり時間がかかりすぎるので名古屋から近鉄特急に乗る方が結局早く行けることに気付いた。

途中立ち寄る(?)のが豊橋市内線の赤岩口だけというなんとも贅沢な行程である。ついでに豊鉄バスに乗ればいいのでは?いや、そうなるとバス向けのプランニングが必要になるし、1日乗車券の都合からバスオンリーの方が効率が良い。鉄道線、軌道線の沿線はほぼ回ってしまったので。

2.豊橋へ

青春18きっぷを握りしめ東海道本線を西下する。当然のように熱海発静岡行きの普通列車から華麗に興津作戦を決め、浜松駅で途中下車する。ここでの用事はウナギの夜のお菓子を買い求めることのみ。なかなか面倒な行程だが、結構家人には評判が良いのである。なお、ししょーが大好きな静岡名物黒はんぺんは早々に否定された(´・д・`)ここで昼ご飯にしてもいいのだが、ここのそば屋さんも飽きてきたな、ということで豊橋駅まで移動することに。最近は、豊橋駅構内のラーメンにハマってるので、そちらを選ぶことにした。到着予定時刻は14時前ぐらい。ゴール(おうち)への到着時間を考えると、名古屋駅には17時ぐらいまでには到達していることが望ましい。それを過ぎると夕食の時間が遅くなってしまう(一人だけ)。市内電車往復なら、それほどかからないはず。 “豊橋鉄道東田本線(豊橋市内線)の旅完結編” の続きを読む

小田急バスの旅(その2)(世田谷区完結その他)

0.はじめに

シルバーウィークが終わってしまった。間に3日の平日があったが、結局そこに休みを入れることはできなかった。とてもそんなことを言い出せる雰囲気ではなかったので(+_+)しかし、ここで僥倖が?またも夜間作業が発生したのであった。ということは、その作業前の昼間の時間を使えるのでは?前にも書いたが、うちの現場では、夜間作業がある場合、その当日(つまり夜間作業がある日の昼間)は仕事を免除される。要はその時間で仮眠を取るなりして調整しなさいという意味だが、夜間作業慣れしているししょーにそんなものは不要である。

では、どこに行こうか?順番から言って(?)そろそろ西の方かな。あまり遠くなるといけないので、都区内シリーズを行くことにした。都区内については、杉並区が結構残ってるな。しかし、世田谷区は残り1局となっている。あまり時間をかけられないので、今回は世田谷区の残り局に行こう。となると、利用するのは小田急バスとなる。だが、小田急バスの都区内エリアはほぼ行き尽くしている。かと言って、ここから杉並区に行くのは少し効率が悪い。じゃあ、小田急バスで行けるところに行こう。都区内からは外れるが、一応都内ではある。

1.プランニング

一番の目的地は、世田谷区最後の局となる北烏山八局である。そこに行けるバスは、千歳烏山駅から吉祥寺駅までの系統となる。なので、その沿線局を訪問する。その後は、小田急バスの長距離系統に沿って進むとしよう。東京市部については優先度が低いので、バス系統を基準にして沿線局を回ることにする。

ざっくりしたプランだが、だいたい以下の経路で進むことにした。
千歳烏山駅~(世田谷北烏山八局)~吉祥寺駅
吉祥寺駅~調布駅
調布駅~武蔵境駅
三鷹駅~仙川駅

ほぼほぼ三鷹市と調布市になってしまった。京王バスのエリアの印象が強いが、まあ今回は小田急バスにこだわって、というより1日乗車券を使うので小田急バス沿いになるのだが。今回は夜に用事があるので、軽めに行くことにする。

なお、小田急バスの1日乗車券はICカード(PASMO、Suica)での発売となる。利用範囲は小田急バス全線(ムーバス(武蔵野市コミュニティバス)、みたかシティバス(三鷹市コミュニティバス)の新川・中原ルート、空港連絡バス、高速バスを除く)となっている。よってお値段は600円となる。なお例によって、1枚のICカードには1種類の1日乗車券しか載せることができないので注意。

2.世田谷区の旅

今日のスタートは、京王線千歳烏山駅。到着したのは、9時40分。はい、遅刻です。本気度が薄いと起きられないのか?ともかく、北口のバスのりばへ向かう。千歳烏山の駅前にバスは来ない。駅前の道が狭いからだろう。西口(北口)を出て、目の前の商店街を北に進む。200mほど進んでバス通りに出ると、右の方にバス停があった、いやこれは関東バスだ。路線図を見るとバス停から西に進むので道路の南側にのりばがあるはずでは?実は、小田急バスの千歳烏山駅北口バス停は、折返し設備を兼ねており、降車後に切り返してのりばに入る。ということは道路の向かいだ。と、ここまで気付くのに数分かかったが(前回は関東バスの荻58系統を利用したので、その時は道路の南側にのりばがあった)、小田急バスのりばにたどり着いた。 “小田急バスの旅(その2)(世田谷区完結その他)” の続きを読む

富士山五合目への旅

0.はじめに

今回の盆休みは結構長い。このまま終わるのももったいないな。そう漠然と考えていたのだが。そして、ふと思った。そうだ!富士山行こう!と言っても登山する気などさらさらない。郵便局を回ったり、ただ列車に揺られるだけの旅の途中で登山口近くの駅に設けられたポスト(登山届(登山計画書)を入れるあれ)をぼーっと眺めるだけのししょーが山登りに目覚める日は、まあ来ないものと思われる。

登山届入れ登山の看板
【登山ポスト?の例 こーゆー感じのやつ】

だが、郵便局は回らなければならない。そして、富士山には山頂と五合目に郵便局があるのだ。富士山頂局に行くのなら、ガチの登山をしなければならないが、幸い(?)富士山頂局は郵便のみの扱いである(余談だが、7~8月のみの定期開設局である)。よって、対象外なのであった。一方の富士山五合目簡易局はと言うと、貯金の取扱いがある。ただし、貯金の取扱期間は概ね5月中旬~12月上旬となっている。郵便の取扱いはそれよりも少しだけ長い。そして、五合目までならバスで行ける。簡単に言えばいつもの装備で何とかなるわけである。

場所が場所だけにこれだけでほぼ1日費やしてしまうが、たまにはいいだろう。と慌ててきっぷの手配を始めるのであった。

1.プランニング

富士山に郵便局があるから行ってみようという単純な動機ではない。実は富士急行改め富士山麓電氣鐵道(以下、面倒なので富士急行とする)は富士山五合目へのアクセスに便利なきっぷを発売している。富士山五合目フリーきっぷというのがそれであり、このきっぷを使うと富士急行線の全線と富士山駅~河口湖駅~富士山五合目の富士急行バスが2日間乗り放題となる。しかも、単純に大月から富士山五合目まで往復するよりも安いのである。富士急行は運賃が結構高いので、これは結構ありがたい。ただ、使う機会がほぼ無いけど。

ちなみに、富士山五合目簡易局があるのは富士スバルライン五合目である。山が好きな方にとっては常識かもしれないが、富士山には4つの登山ルートがある。よって五合目と呼ばれる場所も4ヶ所あるのだが、富士山駅・河口湖駅からバスで行けるのは富士スバルラインの五合目である。なので、大丈夫と思われる。ちなみに富士スバルライン五合目は吉田ルートの登山口に当たる。初心者向けらしい。まあ、行かないけど(ヲイ)。五合目の気温は8月でも20度くらいにしかならない。夏の服装でいいのか?大丈夫だ。ししょーは8月上旬の立山黒部アルペンルートを軽装で走破した実績がある。周りが登山服だらけでビビったけど。 “富士山五合目への旅” の続きを読む