東急西武線まるごときっぷの旅(その2)

西武鉄道のフリーきっぷを使いたいが、該当するものがないのでやむなく(コラ)使うことになる東急西武線まるごときっぷ。2回目の利用はどうしようかと考えたが、前回は確か保谷辺りまで行ったので、その続きを行くことにした。所沢をぐるっと回って、新宿線で新宿へと戻るルートである。でも1日で新宿まで行けるはずもないし、行けるところまでというユルいプランとした。

例によって東横線を北上し、メトロ副都心線から西武線に入るルートである。しかし東横線がダイヤ乱れ?ダイヤがアテにならないからほとんどクジ引きだが、うまく西武線直通の電車が来ないかな、と待っていると通勤特急清瀬行きが来た。相変わらず東横線の混雑には慣れないが、渋谷を過ぎるとさすがに車内の混雑も収まってきた。無事に座ることができ、目的地のひばりヶ丘までのんびり過ごす。

この列車は西武線内各停となる。時刻表を確認すると後続のメトロ発の快速急行よりもこの各停がひばりヶ丘に先着するようだ。じゃあ乗換えなくていいか。そして、電車が練馬に到着。すると横に池袋発の準急飯能行きが。準急の方が先に出る!?慌てて準急に乗換える。まだまだ西武線のダイヤには慣れてないなあ。メトロが遅れていたから、判断が難しかったのかもしれないが。途中特急(NRA)に抜かれるが、快速急行よりは先にひばりヶ丘に到着。 “東急西武線まるごときっぷの旅(その2)” の続きを読む

江東区、江戸川区の旅

0.はじめに

そろそろ東京都区内完全制覇の旅に戻ろうかな。と言っても、鉄道で回れそうな所はだいたい回ったので、あとはバス利用となる。これはなかなかやっかいなのだ。まず、東京はバス路線が異常に多い。都バスだけでなく、他の民営のバスもあるからそれらを考えると余計複雑になる。そして、できれば(予算的にも)1日乗車券を使いたいので、それを勘案した行程になるのはやむを得ないところ。それが、ますます話を複雑にしているように思われる。

とにかく、今回は東京都区内のうち東部のベイエリア(?)江東区、江戸川区を回ることにした。ここを走るバス路線は、都バスと京成バスがある。コミュニティバス?江東区のコミュニティバスは都営だから。

1.プランニング

プランニングか。とりあえずは、このエリアを走る東京メトロ東西線、都営地下鉄新宿線、JR京葉線、総武本線の周りは訪問済みなので、それ以外の部分を回ることになる。1日乗車券の都合から、今回は都バスで回ることにした。本来ならば、バスのダイヤを考慮してベストな行程を編み出すべきなんだろうけど、路線の多さと未訪問郵便局の所在(散らばり具合)を考えていると、気が滅入ってきた。まず、最重要課題は取り漏れがないこと、と開き直り(コラ)未訪問局をピックアップ、あとはそれに沿うバス路線を見つけ出しつつ行程を考えた。正直に白状します、この行程はきっと無駄が多い(^_^;)
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東海道線の旅(小田原辺りまで)

青春18きっぷで東海道本線を下る旅を何度かしてきたが、気まぐれに出かけるものだから結構飛び飛びになっているのであった。それをつなぐべく、今回出かけることにした。前回の東海道本線の旅は、確か平塚で終わったんだよな。でも、辻堂の北東にある辻堂本町局も行けなくはない。ということで、スタートは辻堂駅とした。

今回の目標は特に定めず、行けるところまで行く!とした。一応、資料は熱海駅まで用意したけれど、そこまではたぶん行けないだろうな。

●藤沢辻堂新町
さて、東海道線の下り列車で西へ。次の列車は快速アクティー熱海行き、と危ない、この快速は辻堂を通過するんだった。今回は、ちょっとこの快速アクティーがやっかいになりそうだ。

次の普通熱海行きに乗り、辻堂で降りる。駅付近は訪問済みのため、やや離れた辻堂新町局へ。線路沿いから羽鳥郵便局入口交差点へ抜ける道があるので、そこに行こうとして、違う道に入る。様子がおかしいので(GPS見た)、慌てて戻り、本来の道へ進む。約10分ほど歩いて羽鳥郵便局入口交差点に到着(ちなみにこの付近に羽鳥郵便局なんてものはない)。交差点の一角に辻堂新町局がある。駅から遠いので、帰りはバスに乗ろうかと思ったが、バス停が見当たらないので歩いて戻ることに。前回検討した藤沢駅~辻堂駅間のバスがあるはずなんだけど。

藤沢辻堂新町局
【藤沢辻堂新町局】
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旭川市と周辺部の旅

0.はじめに

これは昔の話ですが。郵便局攻略法に書いた1~2時間に1本の便をうまく利用する方法の実践編として、数年前に北海道に行った時のことを書かせていただきます。昔の話ですので、詳細があやふやな部分もあり、旭川市以外も回ったのですが、他の部分は割愛させていただきます。

1.プロローグ

20xx年のある夏のこと、ししょーは北海道は新千歳空港に向かう飛行機に乗っていた。目的は、3度目の宗谷岬訪問、そして今度こそは日本最北端の宗谷岬局を制覇すること、そしてその前後に札幌市と旭川市の郵便局を回ることであった。しかし、北海道に5回渡ってそのうち3回も宗谷岬に行くって、バカなんじゃないの?と自問自答しつつ、今回は郵便局に行くのが目的だからと正当化しつつ、そんなことをよそに飛行機は無事新千歳空港に到着した。オニオンスープはまあまあだったな。。。

さて、今回の全行程は、新千歳空港から札幌市内へ向かい、市内散策(?!)、翌日は1日かけて宗谷岬へ行って戻り、帰りは旭川で移動を止め、さらに翌日旭川市内を回り、旭川空港から内地へ戻る2泊3日のプランとした。今回のきっぷだが、行程があまりに常軌を逸しているので、道内の移動はほぼ片道きっぷの利用となった。すなわち、新千歳空港~新札幌、札幌(市内)~稚内、稚内~旭川のJRきっぷ、そして札幌市内は地下鉄移動のため地下鉄1日乗車券、旭川市内はバス移動(旭川電気軌道)だが、1日乗車券がないのでバスカード(Asaca)を購入。これが最適解だと思ったんだけど、どうなんだろうか(LCCを使わないししょーはあのきっぷが使えないのだ) “旭川市と周辺部の旅” の続きを読む

高知の旅(市内と海岸と)

ちょっと休みが残っているので(なぜ休みがあるかはそのうち書くかもしれません)、遠出することにした。今まではきっぷの都合上東へ行くことが多かった気がするので、今回は西の方へ行くことにした。

0.プランニング

たまには飛行機に乗ろう。マイル貯めないといけないし。さて、西の方で飛行機で行ける所としてまず考えたのは宇部市(山口県です)。理由は、宇部市バスの1日乗車券が使えるという見込みだから。ところが、問題に気付いた。宇部市バスの1日乗車券は、基本的に土日祝日に利用できる。さらにバスの日(9月20日)と夏休み期間(7月21日~8月31日)に利用できる。ああっ、過ぎてるじゃないか!なので予算の都合で四国に行くことに。さらに限られた日程と回れそうな郵便局を検討した結果は・・・。

JR四国のきっぷ「徳島・室戸・高知きっぷ」(便利なきっぷその他西編を参照 ‎)を使うことにした。ネーミングがビミョーなのはともかく、このきっぷは徳島から高知まで四国の南東海岸(ほぼ国道55号線)に沿ったルートを移動する片道きっぷである。とは言え、途中経路では自由に途中下車ができる。もちろん、片道きっぷなので戻ることはできないが。さらにプランを検討した結果、細かいことは書かないが、高知から徳島へ移動する経路とした。

さて、詳細な経路だが、まず飛行機で高知(龍馬空港)へ。1日目は高知市内をお察しの通りとさでん交通で回り高知市内泊、2日目は徳島・室戸・高知きっぷ(B)で一路徳島を目指し、徳島(阿波おどり空港)から帰路へ。計画から出発まであまり日がないので、これをまともに購入すると、飛行機代だけで約6万円くらい、さらにホテル代もかかる。何とかならないかなとさらにいろいろ検討して、出した結論はじゃらんパック。これだと、往復の飛行機代と現地宿泊費(発着空港の近く)込みで4万円を切る。要は組み合わせ自由なパックツアーのようなものだが、おかげでかなり旅費を減らすことができた。通常は往復で同じ空港を利用することが多いが、行きと帰りで空港を変えることができるので、こんな変則的なプランも可能だったりする。たまにはこういう宣伝もしとかないといけないんだろうな。

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東急西武線まるごときっぷの旅(その1)

東京23区完全制覇プロジェクト(そんな名前だっけ?)の一環として、南の方はだいぶ行ったのでそろそろ北の方に行かないと。しかしそちらの方は鉄道系のフリーきっぷって案外ないんだよなあ。そんな中でチョイスしたのは西武線フリーきっぷと言いたいが、実際は該当する東急西武線まるごときっぷ

東急西武線まるごときっぷとは、東急線各駅からメトロ副都心線を経由して西武有楽町線または池袋駅から西武線全線に乗り放題というきっぷである。所沢よりも先へ行くなら断然お得なのだが、例によって近いところから順番に行くことに。うーん、足が出るんじゃないか(PASMOの方が安いのでは?)と思ったが、緻密な(?)シミュレーションの結果池袋方面(椎名町)まで行ってから中村橋まで行けば何とか元は取れそうと判断した。

さて、東急東横線で渋谷の地下深くからメトロ副都心線へ。渋谷駅も随分と地上まで遠くなったもんだ。メトロに関しては、既に沿線局を訪問済みなので、パス。いやー、急行って速いな。

●小竹向原(板橋小茂根)
何でこんなところで降りるんだよ。だって、乗った電車が森林公園行き(東武東上線方面)だったし、なんて言い訳は致しません。東京メトロは制覇したことにしていたけど、微妙に遠い小茂根局は外していたのだった。ただ、検討の結果他のアクセス手段が乏しいことに気付き、今回訪問することにした。

一番郵便局に近そうな出口から出るが、表通りではなく住宅地の中だったので方向が分からなくなる。こちらだろうと歩き始めるが様子がおかしいので、地図アプリを見ると方向が違っていた。本来の道に戻り、北上する。大きい道路が近づき、小茂根一丁目の交差点が見えたので左に曲がり、大きい道路を右に進むと小茂根局に到着。帰りは駅に向かう道を下り駅に近づくとローソンを発見する。これが目印だったのかな?ただし、この道を進んだ場合も途中で行き止まりになり、左の道へ寄らないといけないので、駅からのアプローチは難易度が高い。GPSがなかったら遭難していたかも。小茂根バス停(国際興業バス)の方が分かりやすいな。 “東急西武線まるごときっぷの旅(その1)” の続きを読む

渋谷区・新宿区・豊島区・文京区

0.今回の旅についての説明

旅行貯金の訪問パターンとして王道(普通のやり方)は、旅行(移動)しながら途中の郵便局に立ち寄り入金すること。そして、イレギュラーなのは一定の地域にある局を全て回ること(イレギュラーって言っちゃった)。後者の場合、ししょーの作戦としてはまず効率の良い鉄道で回れる箇所を回り、それ以外の部分についてはバス路線などで補完するというのがパターンとなっている。これが適切かどうかは分からないけれど、それほど的外れな方法ではないと思っている。しかし、同時に問題点もある。それは、残った地域がとんでもなく離れてしまうこと、それを回収するのが一苦労と言うことである。今回は、そのようにして残ってしまった地域を拾う旅となった。初めからバスを使えばもう少し無駄なく回れそうだが、市街地のバスってやっぱりアテにならないんだよなあ(渋滞が多いから)。

1.はじめに

今まで東京の鉄道網に期待して効率よく回っていたつもりが、やはり中途半端な場所や僻地(区境付近など)が残ってしまう。残りわずかとなっている地域は、渋谷区、新宿区、文京区、豊島区など。それらの残り局を回ることにした。行程が非常に分かりづらくなってしまったが、途中の大移動は気にしないでいただきたい。これは回る人によって大きく変わる要素だと考えているので。

今回使用するのは、都営まるごときっぷ。東京都交通局の全線(上野動物園のモノレールは除く)が乗り放題のきっぷである。ただし、今回はおそらく都バスにしか乗らないから、都バス1日乗車券でよかったかも。でも、地下鉄に乗るかもしれないし。

2.渋谷区

●渋谷本町五
渋谷区最後の局は本町五局。どこにあるかというと中野区との境界に近い辺り。アクセス手段は、あった。渋谷区のコミュニティバスであるハチ公バス(春の小川コース)。春の小川(文部省唱歌)と言えば、かつて渋谷付近を流れていた(一応現存してるけど)渋谷川に由来するらしい。ちなみに担当は京王バスである。
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東急バスの旅完結編

大田区も残り1局となり、世田谷区のうち東急バスエリアもほぼ回った。そんなわけで、大田区最後の局田園調布五局とついでに世田谷区の南側エリアを回ることにした。うまくいけば東急バスエリア(東京都内)をクリアすることができるはず。

ちなみに、世田谷区のうちほぼ南半分(小田急線より南)は主に東急バスが走り、北半分(小田急線より北)は主に小田急バスが走っている。なので、東急バスエリアを全て回れば、小田急線の南側はクリアしたことになる(はず)。

残りの局を拾う形なので、効率の悪さはお許しいただきたい。得てして地域制覇の最後はこうなるもんですよ(開き直り)

使用するきっぷはもちろん東急バスIC1日乗車券である。ちなみに、電車はメインではないので東急のワンデーオープンチケットは使わないことにした。

●世田谷野毛、田園調布五
さて、いよいよ大田区最後の局へ。田園調布五局を経由するのは等01系統(たまリバーバス)ということで、東急大井町線の尾山台駅へ。駅前の道路へ出て、等01系統のマイクロバスに乗り込む。バスが等々力バス停(等々力駅前)に到着し、アナウンスが。「発車まで11分ほどお待ちください」しまったぁ。この系統の起点て尾山台駅じゃなくて等々力だったのか。電車代をケチったので天罰が下ったと諦める。

このバスのルート上、世田谷野毛局の近くを通るので、郵便局に近い不動下で降りる。前方の道を右に入り、進むと野毛局に到着。バス停に戻って、さらに等01系統に乗り先へと進む。 “東急バスの旅完結編” の続きを読む

鎌倉市と周辺の旅

最近はいつも東京区内を目指していたが、たまには気分を変えて神奈川方面へ。と言うよりは、青春18きっぷで東海道本線を下って行く旅もしていたのだが、ふと手前(東京寄り)の方が抜けていることに気付いたのであった。とは言え、あまり近くだと青春18きっぷでは割高になる。そのさじ加減も難しいのだが、とりあえず行ってないところから行ってみるか。なお、今回も青春18きっぷを利用しての旅となる。

※今回写真が少なくなっております。疲労が蓄積しているため、写真を撮る余裕がありませんでした。ごめんなさいm(_ _)m

●横浜川上、東戸塚駅西口、東戸塚駅東口
調査の結果(?)東海道本線で一番手前(東京寄り)の未訪問地は東戸塚だった。厳密には東海道本線の列車は止まらない横須賀線の駅だけど。駅の両側に東戸塚駅西口局、東戸塚駅東口局があるが、地図を見直すと川上局も近くにあるのを発見、いや忘れるところだった。それ以上駅から離れると神奈中バスのお世話にならないといけないので、限界(と思われる)川上局を目指す。

東戸塚駅の西口を出るとそびえ立つ階段が、あ、横にエスカレーター発見!エスカレーターでバス乗り場まで上がり、西へ進み交差点を右に曲がって横浜新道のトンネルをくぐり、川上第二団地入口を左折・・・って道がない。第一団地入口の方だった。思ったほど遠くもなかったのでよかった。しかし、郊外のバイパス周辺て歩行者に優しくないよな。
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新潟・東北の旅

今回は、いつもの(?)郵便局メインではなく、あくまで旅行の途中で記念に貯金するという本来の旅行貯金となる。といいながら、郵便局回りを考慮したプランになってるのはなぜ?

1.プランニング(参考)
使用するきっぷは、いつものようにフリー乗車券とか周遊タイプのものではなく、JR東日本の株主優待券という東日本エリア内の片道きっぷを割引で購入できるものがあるので、それを利用した乗車券となる。ゆえに旅のメインとしては、JR東日本エリアで適当な箇所を回って帰ってくることになるのだが、磐越西線(新潟の新津から福島の郡山を結ぶ路線、電車が走っているのはそのうち喜多方と郡山の間)に乗りたいなという願望からルートを決めた。詳細を書くとサイトの趣旨から外れるので省略するが、経路は上越新幹線で長岡まで、そこから信越本線で新津へ、新津から磐越西線の旅を郡山まで。そのまま帰るとあまり面白くないので、福島に上がって奥羽本線(新幹線ではなく)で山形へ、最後は仙台がゴールとなる。

このうち、窓口が開いている9時~16時の時間帯が、郵便局へ行く時間となる。で、その時間帯で時間が取れた長岡、新津、郡山、福島、山形が訪問対象となった。
ここは旅行貯金のサイトなので、鉄道の旅行記についてはほぼ書きません。

2.1日目
●長岡(長岡、長岡四郎丸、長岡東神田、長岡呉服町)
上越新幹線を長岡で降りる。なんか時間がかかるなと思ったら各停だった。上越新幹線て列車名が「とき」と「たにがわ」しかないから分かりづらい。

レルヒさんとオコジロウ
【日本スキーの祖?レルヒさんとSLばんえつ物語のオコジロウ】

とりあえず駅に近い長岡局(本局)を目指す。西口の地下道を抜けて広い道を右に進み、交差点を左に入るとあった。本局だから見つけやすいのはいい。中に入ると、ここは直営店だった。ゆうちょ銀行の直営店って、番号カードの発券機の前に店員さんが待ち構えていて、たまに「ご入金ですか?!」と意表を突いて声をかけてくるのでちょっと苦手。さて、窓口に通帳を出すと「スタンプを押させていただいてよろしいですか?」と聞かれる。はい、そのために長岡で降りたんです!
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