サイト開設8周年

このサイトも意外と続いています。これもひとえにみなさまのおかげと感謝しております。もうかれこれ8年目を迎えることができました。きっとどこかで放置するかと思ったんですが。といっても旅行記がメインで、その他のページについてはあまりメンテナンスできているとは言えないですね。便利なきっぷのページは頑張りたいのですが。

大型連休の時期になるとこういう記事を書いてますが。それというのも、このサイトを始めたのがちょうどこの時期だったからです。タイミングについては、作業しやすい長い休みということもありますが、サイトの企画から使用するサーバの選定、手続きなどをしているとこの時期になったということになります。

最近のトピックと言えば、ついに念願の東京23区完全制覇を達成致しました!思い起こせば2003年に初めて東京の地に降り立ち(旅行貯金という意味ですよ)、そこから20年あまり、いろいろ寄り道もありましたけど無事に達成することができました。その間新規開局あり、統合あり、また当初はいくつも存在した都市型簡易局(シティポスト)というのがありましたが全滅、さらに分室というものもあったのですが全て消えてしまいました。東京23区内については回りきったものと思ってますが。

旅行記については、今まではブログの過去ログのように無造作に積み重なっていたものを、過去の旅行記一覧として整理しましたが、さらに見やすくするために地方別のインデックスを付けました。これで地域ごとに見たい場合は便利になったかと思います。

それと、その他雑記としてししょーの日常のあれこれを書き綴っていましたけど、仕事関係については当サイトの趣旨に合わないと思われましたので、サブドメインに分離しました。それはそれで主張したいことなのですが、郵便局巡りとは何の関連もありませんので。

この他にもいろいろやりたいことはあるのですが、なかなか時間に余裕がないとか個人的な環境の変化などで思うように進んでいないのが現状です。今後どうなるかは分かりませんが、続けられる限りは続けていきたいと思います。みなさま、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます(お辞儀)。

去年から始めたBlueskyですが、結局あまり更新できてませんね。あれは、サイトの一環として存在してるので、それなりに意味はあると思うんですが。なるべく投稿はしたいと思います。

【悲報】ししょーの休み派手に逝く

いきなりの変なタイトルで申し訳ございません。しかし、結構ショックを受けたことを表現しようとするとこうなったのです。

例年、と言ってもこの業界に入ってからですが、毎年ゴールデンウィークは点在する祝日と間の平日をつなげて長期の連休を取っていました。ですので、今年もそうだろうと安易に考えていたのですが。今年は昭和の日(4/29)の前後に平日があり、5月の連休の後にも短い平日があります。それらをつなげるとなんと16連休になる!?後ろの方は難しいかもしれないですが、前半は大丈夫だろう、それでも11連休です。何をしようかな?だいたいやることは決まってますけど。

ところが、今の業務というより案件のミーティングがあるのですが、それが毎月第2、4火曜日にあるのです。ということは次の回が祝日と重なるな。こういう時はスキップするのが基本でした。しかし、お客様が言いました。「次の回は祝日と重なりますね。じゃあ、前の日にしましょう。」なんだとー。今までは相手がベンダだったのでこういう時は休みになったのですが、別業種の人は休みにしないんですね。ああ、貴重な平日休みが。。。

その後の平日については、ししょーが早まって予定を入れてしまったので、休みますよと現場にアピールしていたおかげで無事に確保できました。ただし後半の平日については、作業の進捗が遅れているので休むわけにもいかないだろうということで出勤となりました。みんな真面目なんだな。

それでも、カレンダー通りの休みしか取れない会社もあることを思えば、まだ恵まれている方だと思います。贅沢だと言われればそうなんですけど、やっぱり去年までは長い連休が普通だったので、休みが削れたショックは多少あります。

これだけであればそれほどのショックはなかったんですけど、スケジュールを見ていくと、案件の納期が8月の終わりなのですが、通常ならお盆休みの前に片付きそうだったのが遅れているせいでお盆期間も稼働することになったのです。頑張ればお盆休みが取れるかも、というリーダーの言葉も不確かなもの。はあ、お盆は出勤か。

別にお盆期間に休まないといけないという理由はないんですが。とりあえず一定期間のお休み(平日を含む)が頂ければそれで満足です。ただ、こういう場合休みの予定が遅くなると、次の仕事が始まってしまいそのままお休みが流れてしまうことも結構あるのです。理想を言えばお盆期間を外してお盆休みをもらうのがいいのですが。

ここのところ環境が激変しているので、多少のことは我慢しないといけないのでしょうか?業務内容も専門分野から外れつつあるし。この仕事も潮時かな?別業界に移れば、平日休みが確保しやすくなるので、それはそれでいいんですけど。しかし、理想は宝くじで一発当てて悠々自適な生活を送ることなので、そこはブレてはいけないところです(そうなの?)。

3・3・SUNフリーきっぷがデジタルきっぷになって再登場!?

4月になりました。春ですねえ。なんて言いながら急に寒くなったり、季節はどうなっているんでしょうか。

それよりも、砂をかむような日々を送るししょーの元に驚きのニュースが入ってきました。あの伝説のきっぷ「3・3・SUNフリーきっぷ」が帰ってくるというのです。ただし、今回はデジタルチケットの形になるようですが。しかも、乗換案内とかEMotみたいなメジャーなサイトではなく、専用サイトからの発売となるようです。発売期間は2025年4月7日~2026年3月31日(利用期間は2025年4月7日~2026年4月29日)、発売額は3日間用が8200円、2日間用が6200円、なお大人用のみの発売となります。

このきっぷはどんなものかと説明しますと、近鉄、南海、名鉄の3社が共同で発売するきっぷで、なんとこの3社の路線が3日間乗り放題となるのです。以前、と言っても2006年まで発売されていたものは、紙券で近鉄、南海、名鉄の鉄道線、軌道線(名鉄の岐阜市内線など)、鋼索線(近鉄の生駒ケーブル、西信貴ケーブル、南海の高野山ケーブル)が3日間連続で乗り放題というものでした。もちろん、犬山遊園のモンキーパークモノレールにも乗れました。

ただし、今回発売されるデジタル版では、利用区間が一部縮小されていまして、近鉄は鉄道線全線と鋼索線が利用可能ですが、南海は本線、高師浜線、加太線、和歌山港線、高野線岸里玉出~高野下間、鋼索線(間は金払えってこと?)、名鉄に至っては中部国際空港、名鉄名古屋、金山、東岡崎、神宮前、国府宮、名鉄一宮、新木曽川、笠松、名鉄岐阜、犬山、知多半田、西尾の各駅のみ乗降できます。その他、3日間用だけでなく2日間用も発売されるとのことです。

なんと、こんな変なきっぷを出す理由は何なんだ?最近は位置ゲーが流行っているから、それの利用者なら文句ないだろうと言うことでしょうか。実際昔の紙券(非自動化券)だと自動改札機を通れないため、通常の有人駅なら問題ないのですが、名鉄によくある自動改札機を設置した無人駅というのが結構厄介で、入出場の際にはきっぷをインターホンに設置されたカメラ台において呼び出しボタンを押し、拠点駅の駅員さんがそれを確認して改札機を開けるという方式が採られているのです。

今なら、無人駅でも簡易IC改札機のみの設置で紙券やデジタルチケットなら素通りできることもありますが、名鉄はこの自動改札機がある無人駅というのが結構多くて、その当時も途中下車の際に煩わしい思いをしたものです。それも踏まえて有人駅だけの扱いにしちゃおうということなんでしょうかね。利便性が落ちるように思われますが、どうせ位置ゲーユーザーは終点まで行くからいいだろうという判断でしょうか。

改札機のある無人駅で紙券を使うことの煩わしさは、拙稿(関東鉄道常総線の旅)をご覧いただくと参考になるかもしれません。昔、3・3・SUNフリーきっぷ(長いので、以下フリーきっぷとします)で名鉄線を旅行した際もほぼ同じような憂き目に遭いました。ただ、同じ路線で同じ行動を繰り返すと、あちらの係員さんも慣れてきて、ボタンを押すだけで勝手に扉が開いたりしたものですが(^_^;)

ちなみに、ししょーが昔のフリーきっぷで旅をした時は、大阪から名鉄沿線を回りました。3日連続という制約があります。名鉄線に乗るプランでしたので、愛知、岐阜県内に宿泊しつつ回ろうか、と思いながら行程を組んでいたのですが、ふと気が付きました。ホテルに2回泊まるよりアーバンライナー(当時は名阪甲特急でした、今のひのとりポジションですね)で3往復した方が安いんじゃね?そうです、このフリーきっぷは名鉄線だけでなく近鉄線も乗り放題です。もちろん大阪~名古屋間の特急料金は必要ですが、宿泊費と特急料金を比較すると特急料金の方が安いのです。よくやったよな。ホテルに泊まる方が楽だしそんなに早起きしなくてもいいのに、当時はワーキングプアでしたから、貧乏学生の思考そのものでした。

当時の記録を調べてみますと、3日間で都合35局を訪問、新名古屋(現名鉄名古屋)からスタートして、津島線、尾西線、新一宮(現名鉄一宮)から名古屋本線を北上、最後は新羽島方面へと、我ながら不可解なルートを進んでました。なお、その時に西春日井郡新川町、海部郡甚目寺町、海部郡佐織町、葉栗郡木曽川町をクリアしていたのですが、それらは現在それぞれ清須市の一部、あま市の一部、愛西市の一部、一宮市の一部となっております(慟哭)。

大阪(難波)を8時頃に出ると、近鉄名古屋には10時過ぎに到着します。そこから始めてもそれほどのロスではない、今みたいに平日休みが貴重でもなかったので、比較的のんびりしていたように思います。そして、3日連続近鉄特急で大阪~名古屋間を往復するなんて、後にも先にもないでしょうね。余談ですが、アーバンライナーの中ではほぼ寝ていたと思います(^^;)

さて、今回のフリーきっぷはほぼ1年間の期限付きで発売されます。残念ながらGWの予定は決めてしまったので、もし行くなら夏休み(盆休み)期間になりそうです。名鉄沿線はロケーション的にも楽ではないので、そんなに多く回ってはいません。それと、関東から行くのですから近鉄沿線(名古屋線あたり)も回ってみたいですね。そうだ、飛行機のマイルが期限間近なんだった。こういう時はマイル消化のために関西空港に揚陸するプランもありか?きっぷのルート上はできるんですが、関西空港~大阪難波~近鉄名古屋~名鉄なんて効率が悪くないか?フリーきっぷを堪能するならありかも。

なんて無責任なことを言っておいて、本当に大丈夫なのか調べてみたら、羽田発8時45分の便で関西空港に降りて、空港急行で難波に出て(後続のラピートβ追いつけず)、アーバンライナーで名古屋に向かうと名古屋に着くのは14時前。新幹線なら10時頃に着けるのに。飛行機にこだわるなら前泊コースになりそうですね。関空周辺にも意外と安い宿はありそうなので、それもよいかもしれません。名鉄単独のフリーきっぷもあるので(名鉄電車全線1DAY/2DAYフリーきっぷ)名鉄にこだわることもありませんし。とりあえず、検討をしようと思います。

茨城急行自動車の旅

0.はじめに

関東地方完全制覇に向けて(できると思ってないけど)どこに行こうかと考えていたのだが、あることに気付いた。某位置ゲーで各都道府県の市域を回らなければならないのだが、茨城県でどうしても鉄道で行けない地域があることを発見したのである。それは、坂東市。それ以外は鉄道で行けるのだが、坂東市エリアだけはバス利用となる。それのついでに郵便局も回ってみようか。と言うことでアクセスを調べてみた。

東武野田線(アーバンパークライン)の野田市駅から茨城急行自動車(以下、茨急バスとする)のバス路線が出ている。そのうち、岩井車庫行きのバスに乗れば坂東市(旧岩井市)にアクセスできるようである。茨急バスは期間限定で1日乗車券を出すことがあるようだが、岩井線については対象外の模様。うーん、仕方がない。PASMOは使えるようなので、これで行くか。いつぞやの相鉄バスツアーみたいになるな。

1.プランニング

茨急バスの岩井線(正式名称が分からないのでとりあえずそう呼ぶ)は概ね1時間に1本の運行である。ということは、バカ正直に来たバスに乗って進むのは効率が悪い。例によって行って戻って作戦を遂行することになる。

郵便局の分布を見ると、野田市駅寄り(野田市)に集中していて、岩井車庫側(旧岩井市街)にも点在していることが分かった。郵便局の間隔と上下線の運行状況を見ながら行程を検討する。茨急バスはバス停の時刻表しか公開してないので、結局面倒になった結果エクセルで簡単な時刻表を作った。

野田線時刻表改正版
【作った時刻表簡易版】

検討の結果、行って戻って作戦で良さそうに思われる。よって以下の行程となった。

野田市駅~小学校前 200
小学校前~下町 200
下町~庚申塚 240
庚申塚~辺田 540
辺田~自然博物館入口 300
自然博物園入口~岩井局前 420
岩井局前~野田市駅 740
(時間が余ればおまけ)
なお、上記区間の右の数字は系統番号ではない。そう、運賃である(藁)。最初に計画した時にも運賃は調べたのだが、その時よりも上がっているような。しかも端数がなくなって10円単位になっている? “茨城急行自動車の旅” の続きを読む

西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷの旅(東急線西武線まるごときっぷの旅番外編)

0.はじめに

寒い日が続きます。みなさまいかがお過ごしでしょうか?電気代が怖いので、エアコンの温度をあまり上げられないが、風邪を引いてもいけないので気合いで頑張るぞ。さて、そんなことより、西武線シリーズは、回を重ねてついに7回目に入ってきた。もういいよ。いや、ここまで来て投げるなんて、そんなことはできない。ゴールは目前である。でも、埼玉県だしなー。

前回で枝線を終わらせて、今回からは池袋線を進められるつもりだったが、結局中途半端に残ってしまった。だが、着実に進んでいるとは思うので、今回も地道に進めていきたい。

その前回では多摩湖線の一部、そして拝島線が残ってしまったが、それらは4局のみ、それをクリアすると狭山線経由で池袋線に復帰できる。池袋線については、飯能までは1時間に6本程度、それを過ぎると1時間に2~3本程度の運行となる。当面の目標は芦ヶ久保である。そこまで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入るので。とは言えどう頑張ってもせいぜい飯能ぐらいまでしか行けないだろうな。

とここまで書いていたのだが、いつものようにまるごときっぷでは能がない。なんて思いながら西武鉄道のサイトを見ていると、新しいきっぷが出てきた。その名は「西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ(長いので以下おでかけきっぷとする)」。これは期間限定だが、西武線の高麗~西武秩父間を除く全線と西武バスの全線(高速バス、空港リムジン、コミュニティバス、イオンシャトルバス、メッツァ線、ベルド線など除く)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は1600円。なお、スパジアムジャポン、ところざわさくらタウン、三井アウトレットパーク入間で利用できるおトクにおでかけクーポン1000円分が付いてくる。

西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷ
【西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ 2枚目以降は省略】

せっかくバスが使える(しかも、いつもみたいに1日乗車券じゃあと宣言しなくていい)のだから、使わない手はない。ついでにバス路線も回ってみよう。

1.プランニング

ようやく東京都区間を抜け埼玉県に入ることができそうである。そして、今回のきっぷを使うことを考慮して、少しコースを見直してみた。

前回の残区間を整理して、かつ西武バス路線を追加してみた結果、以下の行程となった。
東大和市~(拝島線)~西武立川
東大和市駅~(西武バス)~八坂駅前
八坂~(多摩湖線)~多摩湖
多摩湖~(山口線)~西武球場前(回送)
西武球場前~(狭山線)~西所沢
西所沢~(池袋線)~小手指
小手指駅~(西武バス)

今回のスタート地点は東大和市になるのか。ルートを検索すると池袋から山手線で高田馬場に戻れだと?でも今回はいつものように東急線に縛られることはない。新宿から新宿線に乗ろうか。拝島線は新宿線とつながっているので。 “西武鉄道×西武バスおトクにおでかけきっぷの旅(東急線西武線まるごときっぷの旅番外編)” の続きを読む

サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)

0.はじめに

サンキュー♥ちばフリーパスで千葉県内を回ることにしたのだが、このきっぷは2日間有効である。つまり、2日連続で使用しなければならない。かと言って宿泊するほどの遠隔地でもない。泊まりだったら結構有用なきっぷなんだろうか。

サンキュー♥ちばフリーパスの詳細については前稿を参照されたい。同じことを2回書いてもね。

前回のお話はこちらから。

今回は、成田線の沿線を回ることにした。一部のんびりホリデーSuicaパスエリアのエリアとカブるが、そのエリアを越えれば威力を発揮するはずである。当然そのくらいは行けるよな?初めは総武本線にしようかと思ったが、そうするならせっかくだから西千葉からスタートしたい。それならのんびりホリデーSuicaパスを使えばいいのでは?と思ったので、総武本線は今回見送ることにした。

1.プランニング

今回も使用するのは「サンキュー♥ちばフリーパス」(以下、フリーパスとする)である。千葉駅周辺も残っているが、あまり近いとフリーパスの力を発揮できないので、少し遠目からスタートする。

本日の想定は11局。成田線の運転間隔から言ってそれぐらいが妥当なところだろう。成田空港行きの電車は多いが、それ以外はどちらも(八日市場経由、佐原経由)銚子行きは少ない。流れに任せてのんびりと行こう。足の疲労が溜まってるので、無理もできないというのもあるけれど。 “サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)” の続きを読む

サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その1)

0.はじめに

次はどこに行こうかな。予算的にも遠出は厳しいので、やはり関東地方にするか。本来ならのんびりホリデーSuicaパスでも使って旅しようと思ったのだが、平日に使える期間はGW期間か夏休み期間となる。この時期には使えない。となると私鉄のきっぷを使うか?でもだいたい回ってるし。同じきっぷを連続して使うのもね(単なる趣味の問題ではあるが)。

と思っていろいろ調べていると、千葉県内の鉄道、バスが2日間乗り放題となる「サンキュー♥ちばフリーパス」がこの時期にちょうど発売されていることに気付いた。期間が短いので便利なきっぷ(関東編)には記載してなかったが、千葉県内の鉄道(JRと県内のほぼ全ての私鉄線)、一部バス路線が利用できるきっぷである。

「サンキュー♥ちばフリーパス」のフリーエリアは、千葉県内のJR線(総武本線市川以東、京葉線舞浜以東、常磐線松戸~天王台間、武蔵野線南流山以東、成田線全線、鹿島線香取~十二橋間、内房線全線、外房線全線、久留里線全線)、京成線国府台以東、新京成線全線、北総鉄道矢切以東、芝山鉄道全線、小湊鐵道全線、いすみ鉄道全線(運休注意)、銚子電鉄全線、流鉄全線、小湊鐵道バス(養老渓谷駅~粟又・ごりやくの湯間、勝浦駅~64街区循環)、九十九里鉄道バス(東金駅西口~白里間、東金駅東口~片貝駅、道の駅九十九里、本須賀、サンライズ九十九里間)、千葉交通バス(成田駅~竜角寺台車庫間、銚子駅~千葉科学大学・本部前間)、京成タクシー成田(安食駅~竜角寺台車庫間)、JRバス関東(八日市場~多古台BT~JR成田駅間、佐原~多古台BT間、高根~佐原間、館山駅~千里の風間、館山駅~安房神戸~安房白浜間)、日東交通(佐貫町駅~マザー牧場~神野寺間、木更津駅西口~安房鴨川駅~亀田病院間、館山駅~亀田病院間、仁左衛門島入口~誕生寺入口間、館山駅~千倉駅~安房白浜間、館山駅~豊房~安房白浜間、亀田病院~平塚本郷間、館山航空隊~館山駅~なみや(小浜)間)、東京湾フェリー(久里浜港~金谷港)となっている。鉄道に関しては、つくばエクスプレス、東武野田線、東葉高速線、千葉都市モノレール、コアラ、ネズミーモノレール以外は利用可能、バス路線は微妙すぎて使いにくい。

バス路線は利用可能エリアと便数の問題で見送ることにした。鉄道についてはJR線はのんびりホリデーSuicaパスで回れるエリアが含まれるので、私鉄をメインに回る方がよいだろうか。今回の発売分から京成、新京成、芝山が追加されたが自動改札機を通れないのは相変わらずか(JRの改札機しか通れない)。 “サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その1)” の続きを読む

スタートと通勤ラッシュとオフピーク

郵便局(貯金)の営業時間は朝9時から夕方の16時までです(一部例外あり)。なので目的地には朝9時までには着きたいと考えてますが。そうなると行き先にもよりますが、だいたい8~9時の時間帯は移動になるわけです。しかし、その時間はちょうど通勤ラッシュの時間帯になります。つまり、どうしても苦手な通勤ラッシュの中に飛び込まないといけないことになります。

これが旅行の途中だとか、前泊している場合は、ホテルを8時半過ぎに出てゆっくりとスタート地点に向かえばよいので、特に苦労することもないのですが、自宅から出るとなると、どうしてもラッシュの時間帯を避けることは難しくなります。

首都圏やその他の地域でも、最近は『時差出勤』なるものをやたらと勧めてきます。特に関東圏(JR東日本)なんかはオフピーク定期券などと言って、ピークタイムを外すと利用できる定期券なんかを発売していますね。これはピークタイムに入場すると定期券としては無効になり、ただのSuicaになってしまうというものです。そして、ピークタイムの設定なんですが、一律7:30~9:00みたいな設定ではなく各駅ごとに時間帯が指定されており、なんと東京、上野、新宿などのターミナル駅に7:30~9:00に到着するであろう時間を細かく計算しています。なんともキタナイよく考えられた施策だなと思います。

じゃあ、ししょーもオフピークすればいいじゃない。そう言われそうですけど。ですが、ピークタイムの前に移動するなら朝5時とかとんでもない時間に起きないといけない、目的地(ここではスタート地点)で1時間以上も無駄な時間を過ごさないといけない、とデメリットが多いと思います。人によっては1時間くらい早く出発して、始業時間までスタバをキメるなんてスタイルもあるようですけど。

では、逆に遅い時間にすれば?そうすると貴重な活動時間を削ることになります。一部の局は10時開始ということもありますが、やはり9時から動かないと時間がもったいない。毎週(平日の)休みが取れるなら検討しますけど、今の状況ではそんな余裕はないです。

仕事だったら仕方ない、これも仕事のうちと通勤ラッシュに向かうこともできますが(それでもしんどいですけど)、一応休みなのに他の企業戦士(死語)よろしく通勤ラッシュに突っ込んでいくのもなんだかなーという思いはあります。

ですが、いつまでもそんなことをするつもりかと言えば、そうではないです。ししょーの見込みとして、ある程度近距離(自宅から行ける距離)の範囲を回ってしまえば、あとは泊まり必須になるはず、その時にはこの通勤ラッシュ地獄から解放されるのではないかと思っています。

それはいったいいつになるのか?うーん、今のところゴールが見えないですね。そのうちどこかで限界に達するはずなんだけどな。とりあえず休みが欲しい。すみません、思ったほどまとまってなくて。

だいたいなんで8~9時の時間帯にあんなに電車がめちゃくちゃ混むかと言えば、それは会社の始業時間が8時半とか9時に設定されているからです。そして、朝は1分1秒でも長く寝ていたい。それが原因ではないでしょうか。鉄道会社は、まるで利用が集中するのは通勤客の心がけが悪いんだと言わんばかりですけど、そうではないです。会社のせいなんですよ。会社側で7時開始とか10時開始にするとか、フレックスタイムをもっと積極導入してくれれば解決するのに。15%オフのオフピーク定期券なんか売ったって、どうせ通勤手当は会社負担だから、そんな不便な定期券を買うメリットはないです。自営業とかフリーランスには響くだろうけど。

ちょっと話がそれましたけど、そんなわけで相変わらず通勤ラッシュと戦いながら局巡りが始まるわけです。なんだてめえ、遊びのくせに乗ってくるんじゃねえという白い目で見られたら、こちらも白目で応じてます。いや、あれだけで1日のエネルギーの半分も消費するのはもったいないと思いつつも、大した解決策も見つからないままになってます。どうしようかな、快○クラブの利用でも検討するかな。

東急線西武線まるごときっぷの旅(その6)

0.はじめに

長い休みが続いている。不本意ではあるけれど、せっかくの休みは有効に活用しなければ。さて、次はどこに行こうか。そろそろあれの出番か?ということでお待たせしました、東急線西武線まるごときっぷで西武線の旅に出よう。西武線シリーズもはや6回目。というか長いな。まあ、路線長を考えれば妥当なところだろうか。ただ、東急線からしか入れないというのも地味に影響している気がする。

今回も前回の続きを進むことになる。その他に、東村山からアクセスできる局が1つあるのでそちらも回ろうと思う。少し寄り道になるが、見たいものもあるので。

前回からの続きとして、国分寺からは多摩川線、多摩湖線、拝島線その他の沿線を拾ってから、池袋線に戻る。とりあえずの目標は飯能だが、そこまで行けるとは思っていない。

1.プランニング

今回は、先に東村山市の局から回る。その後は、国分寺線の残り(泣)、多摩川線の残り、多摩湖線、拝島線を回って、西所沢に戻る。そこからは池袋線を秩父に向かって進むことになる。

今回もあのややこしいエリアを攻略することになる。取り漏れには十分に気を付けたい。今回のコースは以下の通りとなる。
東村山~(グリーンバス)
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~萩山
萩山~(拝島線)~西武立川
萩山~(多摩湖線)~多摩湖
多摩湖~(山口線)~ベルド
ベルド~(狭山線)~西所沢
西所沢~(池袋線)~飯能

これで、国分寺~所沢辺りのややこしいエリアは網羅しているはず。これが終わってようやく秩父に向かって進むことができる。 “東急線西武線まるごときっぷの旅(その6)” の続きを読む

JR青春18きっぷの改悪について(補遺)

青春18きっぷが今冬の発売より仕様が大幅変更され、実質改悪なのではないかという話は以前した通りです。一応過去記事のリンクを貼っておきます。

JR青春18きっぷの改悪について

JR青春18きっぷの改悪について(続報)

ところで、ちょっとショックのあまり気づけなかったのですが、当然ながら世間でもそれなりの騒動になっておりました。青春18きっぷが改悪される、一大事だ!とか世に青春18きっぷなるものあるといふ、先頃話題となっておるので試してみんとすとかいろいろな記事が見られました。

ただ、その内容を時間もないので斜め読みしかしてませんけど、だいたいの記事は、試しに使ってみたけど使い勝手は悪くないだとか、18きっぷがなくなってもこんなに便利なきっぷがあるからだいじゃうふみたいな結論になってますよね。

違う、そうじゃない!

て叫びたくなる衝動を抑えて努めて平成を、いや平静を装ってお話し致します。ししょーの意見としては、青春18きっぷは唯一無二の存在です。つまり替えになるものがないということです。確かに、東北地方に行くなら週末パスとか北海道&東日本パスなどがあります。東海地方を回るなら休日乗り放題きっぷとかJR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷとかもあります。I know~、I know うぉ~ううぉううぉ~(あ、また壊れてきたぞ)。

そんなことは分かってます。その前に普段使わないのにこういう時だけしゃしゃり出てきてしたり顔で使用感を語る連中はいけ好かないです。ししょーみたいに毎シーズン必ず購入し、しっかり5回分使い切るようなヘビーユーザーの意見しか求めてないです。

たまに使ってみて、3日間の旅をしました、結構使い勝手がよかったですとかそんなニワカの意見なんてお呼びじゃないですよ。いろんな旅をするための便利なきっぷはたくさん発売されていますが、青春18きっぷが唯一無二であるという理由を書いておきますね。我々トラベラーからすれば太陽が東から昇って西に沈む、サザエさんは各クール初回のじゃんけんでは高確率でチョキを出す、ぐらい自明なことなんですが。

・有効期間内の任意の1日で使用できる
・1回分を複数人で同時使用できる
・JRの会社区分に関係なく、どこでも使える

特定地域を回るきっぷはありますが、そういうきっぷのない地域でも18きっぷは突破できます。それとししょーも何回か複数人で旅をする際に2回分を使用するということもしました(自分の分を買って頂戴とお願いしたのですが固辞されました)。そういった独自の特長というものが18きっぷにはあるわけです。なくても旅ができないわけではないけれど、今までよりも不便を強いられるのは明らかです。

それから3日間とか5日間連続使用というのは学生にとってはそれほど難しくないですが、我々社会人にとってはかなりハードルが高いです。期間内の任意の1日に使用できるというのはかなり大きなメリットだったのですが。学生とか暇を持て余してるライターなんかとは違って、数日間も連続で旅をする余裕はないです。

一応習慣となってますので、今回も青春18切符を購入しました。もっとも3日間用ですけど。でもって、1日を帰省に充て、次の日は実家から周りを放浪、3日目は捨てる(泣)という使い方をしました。その時の旅の様子はこちらから。実際に使ってみてよかったのは、自動改札機を通れることぐらいです。今までは混雑する有人改札(と言うより改札窓口ですよね)を必死に通過していたものですが、その煩わしさから解放された、それだけはメリットとして挙げておきます。

18きっぷの使い方として、本当に家から出発して戻って来るまで使うというパターンだけでなく、新幹線or夜行バスで目的地に着いてから使用を開始するパターンもありました。それが、新幹線+現地のフリーきっぷになることはあるでしょうね。

果たして青春18きっぷは今後どうなるのか?次の春の発売はあるのか?引き続き注視していきたいと思います。アンケートにはもし青春18きっぷがなくなったらどうしますか?の問いに旅行しないと書いたので、完全に旅行しないわけではないですが、JRを極力使わないプランにシフトしてやろうかと思っています。