西武バスで行く練馬区の旅(その2)

0.はじめに

私事で恐縮ではございますが、(以下略)。もう1日ぐらい予定を入れても良さそうなので、ここはやはり東京23区コンプリートの旅に出るのがいいのではないだろうか。え?また名前が変わってるって?細かいことは気にしない(笑)。まあ、順番から言って次は練馬区の旅がいいのかな。

前回の練馬区ツアーの続きということで、ここでも西武バスの旅となる。そろそろ決着を付けたいところであるが。ということは、使用するきっぷはやはり西武バスの1DayPass。これは東京区内に限らず、西武バスの走るエリアで使用できるきっぷである。ただし西武観光バスのエリアである秩父エリアと軽井沢エリアでは使えないが。

前にも書いたが、練馬区の残り局は西武バスだけでなく、コミュニティバスのみどりバスの沿線も多い。コミュニティバスということはもちろん本数が少ない。これは後回しにしよう。

1.プランニング

前回はメイン系統などと言っておきながら結局届かなかった吉61-1系統。また残るとイヤなので、今回はここからスタートすることにするか。順番はどうでもいいのだが、またしてもメイン系統に乗れなかったなんてことになると悲しいので。

ここまで来たら、もう練馬区内の残り局を地道に回るしかない。練馬区の残り局は11局。既に効率だなんだというフェーズは終わっている。本当は時間が余ったら杉並区にも行こうと思ったのだが、残念ながら杉並区内の残り局は関東バスの沿線にある。それと最後は保谷駅にいる見込みだが、そこから杉並区へ移動するのは効率が悪い。みどりバス保谷ルートは、長久保から光が丘駅に向かう系統なので杉並区はほど遠い。なので、もし余裕があれば西武バス系統に沿って行けそうな地域を回ることにする。

今回のプランは以下のようになった。まず、懸案の(?)吉61、62系統で吉祥寺駅からスタート。後は残り局をたどってあっちへこっちへフラフラと。鉄道みたいに緻密なプランは組めないので、便数の少ない系統を後回しにした。

吉祥寺駅~吉61-1、62-1系統(大泉学園駅南口まで)~大泉風致地区
大泉風致地区(大泉郵便局)~吉61-1系統~大泉学園駅北口
大泉学園駅北口~泉38、39系統~大泉桜高校(泉39なら大泉町四丁目)
大泉学園駅(北口)~みどりバス大泉ルート~西大泉三郵便局
石神井公園駅南口~荻11系統or関東バス阿50系統~下石神井坂下
保谷駅~みどりバス保谷ルート~西大泉五郵便局南
保谷駅~鷹21系統~天神山~三鷹駅

上記のうち、荻11系統は関東バスとの共同運行でなおかつ1時間に1本程度。関東バス利用もやむを得まい。みどりバスは西武バスの1DayPassが使えるはず。対象外路線の項目に『コミュニティバス(練馬区みどりバス除く)』とあるので、反対の反対は賛成なのだ?

想定では、残り11局は回りきれる見込みである。もし時間が余ったら(余ったことなんてほぼないが)、保谷駅から三鷹駅に向かう鷹21系統があるので、それで戻るか。これも関東バスとの共同運行だが、比率は西武バスの方が高い。

2.練馬区の旅

今日のスタートは吉祥寺駅。蛇足だが、吉祥寺駅は武蔵野市にある。ここから練馬区を目指すということは、つまり辺境の旅ということになる。まあ、最後だから仕方ないか。念のため吉祥寺駅周辺を確認すると、なんとその辺はほぼ回っていた。エラいぞししょー(自画自賛)。さて、今日も元気にラッシュを乗り越え、中央線快速で吉祥寺に向かう。中央快速の上りは非常に混雑するが、逆は空いてるだろうという予想に反して、快速高尾行きもかなり人が多い。だが、次の中野でかなり人が減った。中野って都会なんだな。吉祥寺に着いた。時間は10分前。取手より近いんだから、もう少し頑張っても?朝はツラいんすよ。 “西武バスで行く練馬区の旅(その2)” の続きを読む

関東鉄道常総線の旅

0.はじめに

私事で恐縮ではございますが、世間様のGWが終わった後も、次の現場までのインターバルが続くため、思わぬお休みが発生しました。じゃあ、郵便局に行くしかなくね?そう思ったのだが、使えるフリーきっぷを考えると、あまりないことに気付いた。JRの青春18きっぷやのんびりホリデーSuicaパスは、GW期間中と年末年始、それと夏休み期間しか使えない(平日に関してだが)。

年間通してフリーきっぷを発売している会社もあるけれど、どこにしようかといろいろ物色していると、発見した。いや、便利なきっぷのページに書いてるから気付いたという方が適切だろうか?

関東鉄道は、常総線のフリーきっぷ(常総線1日フリーきっぷ)を出しているが、これは利用日が土休日と茨城県民の日(11/13)、年末年始(12/29~1/3)となっている。しかし、真岡鐵道も利用できる常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷでは土休日と年末年始の他、4/1~5/31、7/1~8/31、11/1~1/31の期間は平日でも利用できる。時期的にちょうどいいので今回はこのきっぷを使ってみることにする。なお、このきっぷは常総線全線と真岡鐵道の下館~益子間が1日乗り放題となる。真岡鐵道の終点茂木まで行きたい場合は、益子~茂木間の運賃560円を支払えばよい。

関東鉄道について軽く紹介しておくと、路線は取手~下館間の常総線の他、佐貫(JR常磐線龍ヶ崎市に隣接)~竜ヶ崎間の竜ヶ崎線を持っている。かつては東の気動車王国と呼ばれていた。その時は、土浦~岩瀬間の筑波線(後に筑波鉄道に分離)、石岡~鉾田間の鉾田線(後に鹿島鉄道に分離)が存在しており、総延長100キロを超えていたのだが。

また、有名な話として常総線は路線規模の割に電化されていない。その理由は、石岡市の柿岡に地磁気観測所というものがあるためである。直流電化の場合、架線から電気を取りそれがレールから地面に流れるのだが、一部が地中に漏れ出すためそれが地磁気に影響を与えると言われている。直流電流の周りには磁場が発生するというのは中学だったか高校だったかの物理で習ったと思うが、直流電化した路線があるとその付近の微弱な地磁気の観測を妨げるのである。地磁気観測所が言うには、直流電化による地磁気観測の影響は35キロ程度に及ぶらしい。よって柿岡から半径35キロ内は直流電化以外の方法を採らないといけない。常磐線が取手以北、つくばエクスプレスが守谷以北交流電化されているのは同じ理由による。関東鉄道でも、交流電化や他の回避策(直直デッドセクション?)が検討されたが、いずれもコスト面から見送られ、現在の非電化方式が続いているわけである。

ただ、この地磁気観測所は地元には何のメリットもない。どころか、東北本線が黒磯まで直流電化されていることから分かるように、常磐線の列車密度的には水戸ぐらいまでは直流にしたいはず。交流電車のコストもそれなりにかかるし(直流電車にはない整流器や変圧器を搭載している)。その他、東京からの路線延伸のネックになっているとまで言われており、茨城県ではよく地磁気観測所不要論(要するにどっか行けという論調)が取り沙汰されている。ししょーは地学は嫌い苦手なので詳しいことは分からないが、今なお地磁気観測所は柿岡の地に鎮座ましましているのであった。 “関東鉄道常総線の旅” の続きを読む

会社と職場勉強会と私~いよいよ地獄の東京復帰となりますが果たして無事に行けるのか~

前回の記事はこちらとなります。ご参考に。
職場勉強会と愉快な仲間たち~そしてついにししょーにも魔の手が迫る?~

新緑の候、みなさまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、突然の発表によりししょーは慣れ親しんだ現場を離れることになりました。連続で約5年、通算ですと約13年半もの間お世話になった職場です。家から遠いのが難点でしたが、業務内容については概ね満足しておりました。

この現場ではこの時期案件が進まず、仕事があまりない状態だったようです。で、ししょーはたまたま案件が終わったタイミングだったので、ちょうどいいやと終了になったみたいです。鬼のリーダーも、他の部署に異動できないか最後まで調整していたんだけど間に合わなかった、と仰ってました。でも、この現場ではもう不要だったってことですよね?

さらにリーダーは言いました。同じ案件を担当している別会社は同じく仕事が少ないのに人員を確保している、ウチは貧乏だからそれができなかった、と悔しさをにじませている様子でした。そういうことにしておきます。そうか、あっちの会社はお金を持っているからみんなヒマそうでも誰も辞めずに済んでいる、一方こちらはお金がないので仕事がないと人員を削らざるを得ない。そりゃあ、みずほも腐りますわ(失笑)。

今までは自社の人が全く知らない未知の現場で苦労したものですが、今回の現場は弊社のメンバーが既に在籍しているので(あいにく他部署ですけど)、そんなにおかしなことにならないだろう。そんな淡い期待を持っていました。タイミング的にGW(大型連休)を挟んでリラックスして新しい現場に臨むことになります。

今までお世話になった人には挨拶をしておきたい。でも、最後にMLで一斉送信でありがとうございましたみたいなありきたりの文面だけ出すのもなー、と悩んだ挙げ句、親しい人に個別でお別れの挨拶をSNSで送ることにしました。みなさんからそれぞれお返事をいただけて、これでよかったのではないかと思います。

ハンバーグと牛すき焼き風
【今回もお寿司の画像でお楽しみください】

そして前職の最後の日を迎えました。最後に貸与PCを返却してIDカードをリーダーに渡して退出する流れなのですが、サブはと言うとさっさとPCを返してIDカードを渡してとっとと消えてしまいました。あれ?IDカード無しでどうやって建物から脱出できたの?本来であれば、出口でIDカードを渡して、その時に今までお世話になりました、ありがとうございましたとか挨拶の一つでもするものですが、サブはそういうプロセスをすっ飛ばして消えてしまいました。よほどこの職場がイヤだったんだろうな。それよりも、この礼を欠いた振る舞いに疑問を感じざるを得ません。

それと細かいことかもしれませんけど、前の職場を退場する時には誓約書とか貸与品の返却リストとか細々とした書類が必要なのです。それについて、サブは何の話もしてこなかったのに、当日ちゃっかり書類を揃えていました。退場時の手続きとか書類の話とか一切しないで、自分だけコソコソやる。こういう態度ってフェアプレー精神に反すると思うんですけど。ここまで没交渉なのも問題なのではないかと考えるのは気にしすぎなんですかね。

“会社と職場勉強会と私~いよいよ地獄の東京復帰となりますが果たして無事に行けるのか~” の続きを読む

東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)

0.はじめに

世はゴールデンウィークの期間です。この時期に働いてるみなさん、マヂリスペクト!ししょーも昔は土日働いてたし、なんなら年末年始も働いていた時期があるので、サービス業の人の気持ちはよく分かる。そういう下積み(?)を経て今のししょーがあるわけなのである。さて、本題に入るとしよう。西武線シリーズも回を数えてついに第5弾となった。だからなんだと言われても(^_^;)

前回は、新宿線の新所沢まで行けた。とりあえず、新宿線をこのまま進むとするか。本川越に着いたら、川越の中心地あたりを回ることにする。もし東武で川越に到達できたらその時回るつもりだったが。

川越を回ったら、所沢まで戻って池袋線方面へ行くことにしよう。おっと、その前に細かい路線(拝島線、狭山線、国分寺線、多摩湖線)を拾っておかないと秩父に安心して行けない。あ、多摩川線もついでに回るか。こんなエリア、計画もくそもないけど、行ける所を回っておこう。池袋線・西武秩父線系統に関しては、芦ヶ久保まで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入る。そこまで到達できれば東急線の呪縛から解放される。

1.プランニング

まずは前回の続きとして、新宿線の入曽から本川越方面を目指す。川越エリアに関しては、東武バスウエストが観光エリアを走っているので、それの利用も含めると松江町局、川越局、元町局ぐらいは回れる。川越駅、川越市駅周辺は後回しにする。東武東上線またはJR川越線で行けるので。それが終わったら、池袋線の続きを進むことになる。その前に、西武には変な支線がゴロゴロある。昔の北九州エリアほどひどくはないが、細かい路線をいちいち拾わないといけない。ついでに多摩川線にも行くことにしよう。でないと、行く機会がないように思われる。

回り方が難しいが、敢えて効率は考えず漏れのないように回るとすると、コースは以下の通りとなる。
入曽~(新宿線)~本川越
川越市中心部散策?
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~武蔵大和
まあ、こんなところでよいだろうか。その後は萩山から拝島線を進む。それが終わったら、ようやく池袋線を秩父に向かって進める。

と書いてみたものの、今日の想定は16局。いつもより多めだが、果たしてどうなるか。

2.狭山市の旅

今日のスタートはもちろん新宿線。前回は新所沢で終わったから、今日はその先の入曽からだよな。もはや新宿大移動する理由はないので、急行小手指行き(副都心線内急行~池袋線内快速急行)で所沢へ。所沢から本川越行きに乗る。入曽到着は9:29。これでも相当頑張った方だよ(泣)。ここまで来ると、もうこれが限界です。前泊したい距離だが、きっぷの制約上それはできない。ちなみに新宿線の急行(西武新宿発)は田無以遠各駅に停まる。快速急行は1本しかないが、これも新所沢以遠各駅に停まる。特に種別を気にすることはないようだ。通勤急行は、新所沢、狭山市にしか停まらないが(新所沢~本川越間)上りしかないので、これも気にしなくてよい。 “東急線西武線まるごときっぷの旅(その5)” の続きを読む

千葉都市モノレールの旅

0.はじめに

世間はゴールデンウィークのまっただ中。ちなみにゴールデンウィーク(以下GWとする)は、4月29日(天皇誕生日⇒みどりの日⇒昭和の日)、5月3日(憲法記念日)、5月4日(謎の国民の休日⇒みどりの日)、5月5日(こどもの日)を中心とする大型連休のことを指す。元々は1951年(昭和で言うと26年)に大映と松竹が競作として公開された映画「自由学校」が過去最高の興行成績をもたらしたことから、映画業界の宣伝用語として使われ始めたものと言われている。

今日のトリビアはこれくらいにして、千葉県の旅については、前回はJR総武本線を新検見川まで進んでいたように思う。その隣の稲毛周辺はなぜか訪問済みなので、西千葉から再開することになるわけだが。エリア的には青春18きっぷを使わずとも、のんびりホリデーSuicaパスで何とかなりそうか。

そうだ、大都市千葉にはモノレールというものがある。千葉都市モノレール(以下、千葉モノレールとする)は、千葉駅から千葉みなと、県庁前などに延びる路線である。運行系統は、千葉みなとから千葉駅を経由して県庁前に向かう系統と稲毛区、若葉区を通り千城台まで向かう系統がある。計画当初は、千葉みなとから千葉駅を出て市内をぐるっと回ってまた千葉駅に戻ってきて千葉みなとまで帰ってくる路線になるはずだったのだが、財政難を理由に(第3セクターなので千葉県の事情も含まれる)延伸計画が廃止されてしまった。というわけで、現在のような中途半端な系統は続くのであった。

モノレールの方式としては珍しい懸垂式(サフェージュ式)を採用している。懸垂式(サフェージュ式)の特長として、箱形の軌道内にタイヤが収められているので天候の影響を受けにくい(雪国なら分かるけど)、跨座式に比べのりばを低くできるなどの点が上げられる。が、しかし建設費が跨座式よりも掛かるという基本的な面をどう評価していたのか気になるところではある。なお、千葉モノレールは営業距離世界一のモノレールであると宣伝しているが、これはもちろん『懸垂式』ではの話である。跨座式も含めると世界最長のモノレールは大阪モノレール中国重慶市の重慶軌道交通3号線である。

懸垂式モノレールと言うと、2019年11月に営業休止、後に2023年12月付けで廃止された上野動物園のモノレール(東京都交通局上野懸垂線)もあったのだが、こちらは上野式と呼ばれ、むき出しの軌道に横からタイヤを当てているという、他の懸垂式とは異なる構造をしていた。都営交通の一部であるモノレールに乗るために上野動物園に入園し、モノレールだけだともったいないので当時いたパンダ(名前忘れた)とライオンとペンギンとハシビロコウを見て回った思い出。

ここはモノレールについて語る場所ではないので、前置きはこれぐらいにしておくが、懸垂式モノレールは日本で2箇所しかない珍しいものである。乗るだけでも価値があると思う。
※広島のスカイレールも分類上は懸垂式モノレールらしい。だが、こちらは2024年5月1日付けで廃止となった。

1.プランニング

千葉モノレールは、フリーきっぷを出している。そうでなければ乗らないと思うが(コラ)。しかし、通常発売しているのはホリデーフリーきっぷである。これは名前の通り土休日しか使えない。他に同じ値段で平日使えるが時間制限のあるお昼のおでかけフリーきっぷというものも発売している。こちらは平日使えるが、10時~18時の乗車時に限り有効のきっぷとなっている。お値段はどちらも630円である。 “千葉都市モノレールの旅” の続きを読む

東武バスで行く足立区の旅(完結編?)

0.はじめに

どこかの記事で見たが、今年は3連休が多いようである。なるほど、あのハッピーマンデーだけでなく、その他の休みも月曜に当たっていることが多い。まあ、3連休はありがたい。平日は過酷な労働に浮き実を、いや憂き身をやつしているししょーとしては、休みはあればあるほどよい?

だがしかし、それはお休みを取りやすい平日が少ないことを意味する。限られた休みを有効に使わないと。今年のGWの平日は3日、しかも連続している。本来なら途中で休みを入れたいところだが、今回に関しては3連闘もやむを得ないか。あまり無理しないようにしないと。

さて、今回は東京23区完全制覇の旅(なんか名前コロコロ変わってない?)に行くことにした。バス旅ということで丁度よい。どこへ行こうか。そうだな、順番から言って今回は足立区辺りがいいかな?ここまでの道のりは長かった(遠い目)。

足立区内の残り局は9局(一時休止局除く)。言わずもがな、場所はかなり散らばっている。だが、ほとんどは東武バスで回れそうである。はるかぜ号(コミュニティバス)が近い局もあるが、東武バスからのアクセスも可能な距離である。その他は東武沿線からアクセス可能な(近いとは言ってない)場所にある。

1.プランニング

プランと言ってもここまで来たら、未訪問局を丁寧に拾っていくしかない。残り局は概ね東武バスセントラルの沿線にある。その他、はるかぜ号(コミュニティバス)が近いところと、バスが走っていないので東武伊勢崎線(スカイツリーライン)を利用するしかないところはあるが、ほぼ東武バスで行ける見込みである。

よって、今回も足立一日フリーパスを利用することにした。前回はモバイルチケットを使ったが、運転手さんの反応があまりよくないこと、今回も北千住駅を通るルートになることから、紙券を購入することにしよう。北千住で降りて買うロスを考慮するとモバイルチケットが有利なのだが、結局北千住で降りるのならそれほど影響はないのであった。

北千住駅を起点として、残り局を順番に拾う形で進めていく。効率などはあまり考えず順番に行けばいいか?しかし、それだと取り切れない可能性もある。バスの便数もあるが、特に栗原北局へのアクセスが難しい。西新井駅からは徒歩約20分ほどかかる。付近を通るバスははるかぜ号(コミュニティバス)があるが、2時間に1本程度しかなく、しかも帰りは乗れない(別ルートを経由するため)。もう1つの最寄りバス停は栗原四丁目だが、こちらを通る西02系統は竹の塚車庫からの出入庫系統。1日3本でさらに使えない。ということで結局歩くしかないのであった。

よって、今回のルートは以下の通りとなった。
北千住駅~北02、03、04系統~西新井駅西口
竹の塚駅東口~綾20、24系統~保木間三丁目
竹の塚駅東口~竹15-2系統~団地入口
花畑四丁目~綾47-2系統~綾瀬駅
綾瀬駅~綾61、62系統~神明町
綾瀬駅~綾21系統~桜木橋北詰
桜木橋北詰~有64、65系統~亀有駅北口
亀有~北千住~小菅~西新井(電車移動)
西新井駅東口~西05、06系統(はるかぜ4号)~栗原立体交差東口 “東武バスで行く足立区の旅(完結編?)” の続きを読む

サイト開設7周年

今年も大型連休がやって来ましたね。思い起こせばおおよそ7年前ですかね。いろいろ準備もあるし、ちょうどいい時期だと思って始めたでした。そうか、もう7年も前のことですか(遠い目)。

自社の業務に関する勉強会ってやつはあれからも続いています。月に休みを2日ほど取られますが、それなりの成果も上げていると思っています。最近一悶着あって休んだりしてましたが、どうにか続いているようです。

その他、最近のししょーの個人的なお話ですけど、職場を巡る諸問題について書かせていただいています。このサイトにそぐわない話になるかもしれませんが、些末な雑談として捉えていただければよいかなと。ここでは詳細には触れませんが、結構大変です。ある意味サイトの存続にも影響する問題です、なんて書くと大げさかもしれませんが。

郵便局巡りについては、お陰様で何とか継続できております。当面の目標である東京23区チャレンジもようやくゴールが見えてきた気がします。別に東京に拘りがあるわけではないですが(コラ)、一つの目標として丁度いいのではないかと思います。

東京都を目標にしてしまうと、あの離島(小笠原含めて)が対象になってしまうので避けたいところですが、神奈川県くらいは全部回りたい。その他の関東地方もできる限り回りたい。という目標を次に掲げてこれからは進んでいこうと思います。

しかし、それらもししょーの生活が安定していることというのが条件となりますので、どうなるのか少し不安ではあります。ししょーの今後に幸あれ!と願わずにはいられません(他人事かよ)。

その他、今まではツイッター(現X)をちょっとやっていましたが、今や見るも無惨な姿になってしまったので、その代替となるBlueskyを始めました。個人アカウントはそこそこフォロワーが増えるのに、こちらのアカウントは怪しく見えるのかなかなか人が増えません。あまりつぶやいてないので、フォローしてくださいとも言いがたいのですが。興味のある方はこちらまで。

そんな感じでサイトを続けていますが、今後はどうなるんでしょうね。やはり、FIREするのが最適解に思えるのですが、なかなか厳しいです。ああ、どこかに10億円落ちてないかな?

職場勉強会と愉快な仲間たち~そしてついにししょーにも魔の手が迫る?~

このシリーズもいい加減に止めようかと思っていたのですが、ネタが尽きないので引き続き書くことにしました。みなさま、大変恐縮ではございますが今しばらくお付き合いの程を。

なお、この物語はある想定上の職場におけるエピソードを読み物形式で楽しんでいただくという趣旨のものであり、特定の人物などを誹謗中傷するような意図はございません。その点をご理解いただき、愉快な読み物として楽しんでいただければ幸いです。

前回記事はこちらになります。
まだまだ続くのか社内勉強会シリーズ~安泰の日は果たして訪れるのでしょうか~

ししょーの職場に新メンバーが入ってきました。彼は経験値こそないものの、持ち前のガッツとやる気で活躍してくれるものと思ってましたけど、正直言って期待外れでした。そんな中持ち上がった突然の業務終了の話。上司は言いました。「キミの今の業務は今月で終わる可能性がある。よって今すぐスキルシートを更新して提出せよ」可能性ってなんだよ?終了するならそう言えばいいのに。

これはししょーの想像なのですが、先方(上位会社)から今月をもって御社のメンバーを1人減らしたいと言われた時、上司は対象者が優秀だと思い込んでいるもう一人のメンバー(仮にサブとしておきます)ではなく、ししょーなのだろうと判断したのではないかと思われます。やたらと急かすので、平日の業務後など貴重な時間を削ってスキルシートを更新しました。それを出すと、上司はうれしそうに(あっちこっちに)展開するね♫などとご機嫌な様子でした。

しかし、現場では特に終了するという話も出ていません。それどころか職場のリーダーは、「ねえ、次の連休(GW)どうすんの?」と聞いてくるような状態です。4月で業務が終わる人間にGWの予定なんて聞きますかね?

その一方で、正式な発表ではないのですが、職場の他社のメンバーからこんなことを言われました。「サブさんは今月限りで終了するみたいですよ(本人曰く)。」えっ、そうなの?そんな話も聞いてなかったんですけど。さらにその人は続けました。「ししょーさんはどうなるんですか?やっぱり終了なんですか?」いやー、さすがに両方切ることはないだろうよ。とにかく、正式な発表、つまり職場のリーダーもしくはうちの上司からではなく、噂話レベルで伝えられてもどう判断していいのやら、ししょーはにわかに混乱してきました。

こういうことは当のサブに聞くのが筋なんでしょうけど、あの親睦会以降なんだかサブとの関係性が悪くなってしまい、しかも業務時間の雑談を(サブによって)禁止されるという事態になってしまったものですから、真偽の程を確認する術があまりないのです。思い切ってリーダーに尋ねようかとも思ったのですが、怖くて結局聞けませんでした。 “職場勉強会と愉快な仲間たち~そしてついにししょーにも魔の手が迫る?~” の続きを読む

まだまだ続くのか社内勉強会シリーズ~安泰の日は果たして訪れるのでしょうか~

前回、親睦会で親睦が深まるどころか、逆にししょーが多大なダメージを受けて、しかもサブがそれを心配するどころか、弱みにつけ込んで増長したというお話までしたかと思います。

例えばこれはもともとムーの話なんですけど。犬は中途半端に甘やかすと増長して自分が主人だと思い込み、飼い主たちを従わせようとして暴れることがあるので、定期的に誰が主人であるかをしつけてやる必要があるそうです。ししょーは犬を飼ったことがないので分からないのですが。なお、ししょーはネコ派です。この話はムーに対する例え話のはずだったのですが、それをまさかサブにも適用することになるとは。

そうなんです、最近サブは増長しているように見受けられるのです。大した実績もないのに。そうなったのは、おそらくですが上司が吹き込んだある人の話のせいではないかと思われます。昔、うちの職場に入ってきた人で、1か月で潰れてしまった人がいたのですが、上司が面白がってその話をするものですから、そのせいでサブは1か月頑張った、その人を超えたなどと浮かれているのです。だが、実際はどうなのか。

菜の花と筍のかき揚げそば
【今回はかき揚げそばコレクションでお楽しみください】

その1か月しかもたなかったという人に関して、ししょーも少し面識があるので申し上げますが、彼はとてもストイックでこのままでは業務についていけない、なので週末も出勤していいですか?もっと勉強したいです!と言うような人でした。それがために頑張りすぎて、結局1か月で限界を迎えてしまったのです。ぬるま湯に浸かってヌルい仕事しかしてこなかったサブとは比べものになりません。ですが、無知な上司はそんな話でサブを持ち上げて、彼が実力を過信する事態になっております。

あの親睦会の後にサブが増長するようになったのは、ししょーが倒れたのも一因かもしれません。今風の言葉で言えば、蛙化現象というやつなのかもしれませんが、むしろサブの本性によるものでしょう。

そんな中、ある問題が勃発しました。サブがここまで無事に過ごしてきたからでしょうか。上司からの連絡を何となく無視していると(前の文章を読んだ方ならご理解いただけると思いますけど)、メールが来ました。「今月限りで終了の可能性があるからスキルシート用意(更新)しとけ」だそうです。なんとししょーが現場を追われることになりそうな空気になって来ました。ししょーはこの現場のために必死に頑張ってきたのに、何が足りなかったのか?少なくともサブが入ってきて、コイツで代替できるから単金の高いししょーを放り出そうという上位会社の策謀でしょうか。何も分かってないな。

かき揚げそば2
【かき揚げそば2】
“まだまだ続くのか社内勉強会シリーズ~安泰の日は果たして訪れるのでしょうか~” の続きを読む

JR宇都宮線の旅(その1)

0.はじめに

東京、神奈川エリアについてはかなり回れていると思う。しかし、関東地方全体ではどうなんだろう。と記録を見直してみると、それ以外の地域の少なさに愕然とした(今さら)。3番目の埼玉県も10%に到達しないという状態であった。北関東については5%にも満たないところもある。これはいけない。といって焦って中途半端に回るのも混乱の元なので、地道に進めていくしかないのであろう。

では、今回はどうしようか。JR宇都宮線(以下特記なき場合はJRとする)に沿って福島方面に進むことにしよう。福島方面と言っても福島県に届くとは思ってないけど。ただ、宇都宮線は中途半端に途中区間を回った記憶があるな。今回は、未訪問の部分を埋めつつ北に進むことにした。地域的に夏場はキツいゾーンなので、暑くない時期の方がよい。むしろ、寒い方がいいのかも。次の連休までは遠いが、今回はししょーの交渉術によって無事休みを確保できたのであった。

ところで、東京都内(台東区、荒川区、北区)は訪問済みのはずなので、埼玉県から先となるが、どこに行ったんだっけな。

1.プランニング

宇都宮線に沿って北上する。基本的に各駅停車しかないので(昼間の快速ラビットは廃止され、湘南新宿ラインの快速が1時間に1本程度あるが)、来た電車に乗ればよい。途中まで(栗橋ぐらいまで)特急も走っているが、大宮から栃木(東武)にワープするので乗れるはずもない。駅から歩きすぎないように、日本郵便の郵便局・ATMをさがすのページから、約7700分の1縮尺(1目盛り100m)で付近の郵便局をチェックする。ただ、蓮田を過ぎると使えそうなバス路線もなくなるので、範囲を広げてチェックすることにする。国際興業バス以外は1日乗車券を出していないので、たぶん利用することはなさそうである。

過去に訪問した局と被らないように注意しながら対象局をピックアップする。あ、よく見たら川口と蕨の辺に未訪問局があった。それに大宮までの区間も未訪問であった。大宮までは京浜東北線に乗らないといけないようだ。ということで降りる駅は、川口、蕨、浦和、北浦和、与野、さいたま新都心、大宮、久喜、古河、この辺で限界だろう。

間々田については、駅近の乙女局は訪問済みなので、もし行くなら駅の北の方にある2局を行くことになるが、近い方でも1.3km、遠い方だと2.4km離れている。いつものルート検索ではなく直線距離である。歩くのはかなりキツいので、コミュニティバス(おーバス)を使いたいが、コミュニティバスということは当然それなりの本数しかない。今回は届かないと思うので、次回以降考えることにしよう。

ここは青春18きっぷを使うのがいいのか?この範囲であればのんびりホリデーSuicaパスでもよさそうであるが。残念、のんびりホリデーSuicaパスが使えるのはGW期間と夏休み、年末年始である。もちろん、土休日は年中使えるのだが。と言うことで期間が短いのでよく1回分は捨てる青春18きっぷを有効活用するとしよう。

2.川口市の旅

今日は楽しい宇都宮線の旅、のはずだったのだが、なぜ京浜東北線に乗ってるんだろうか?そうか、川口とか蕨の近くに未訪問局があるからだった。このエリアは、そのうち国際興業バスで回るとは思うけれど、駅から行けるところは取っておこう。

京浜東北線の各停南浦和行きで北上し、荒川を渡る。次の停車駅は、川口。上野東京ラインなら浦和なのにな。なんだって?川口に上野東京ラインが停まるようになるだと!?なんと小癪な。でも、実現するのは早くても2037年以降らしい。そんなことより、京浜東北線の15連化を、ゲフンゲフン。最悪長距離電車が川口に停まるとしても、その時には川口を通過する区間快速とか作ってくんねえかな?と、モヤモヤした気分のまま川口で下車する。 “JR宇都宮線の旅(その1)” の続きを読む