自己評価と評価面談

ししょーがしがないサラリーマン(最近サラリーマンて言い方しない?)だというのは何度かお話ししてるかと思います。そして、長年慣れ親しんだ職場を追放されて、何だか分からない東京砂漠の片隅に放り出された話をしたかと思います。

職場(勤務先)のポジションは派遣社員ということらしいのですが、一応ししょーは小さな会社の正社員という身分なのです。その会社では、たいていはそうでしょうけど半期に一度査定(評価)というものがあります。

今までの職場では、お客さんともお互い分かり合っていたので、評価もだいたいこんなもんみたいな感じでした。しかし、今回は職場が変わって初めての査定となります。ここまでのところ、正直言って客先のエラい方から色々指摘されることもあり、そんなに評価はよくないなと思いつつ不本意ながら一部項目では評価を下げざるを得ませんでした。

さて、あの上司と久しぶりに対面することになりました。なぜかと言うと、自己評価を会社に提出した後に評価面談なるものがあり、そこで自己評価に対する一次評価(つまり上長の評価)あんどフィードバックというのがあるのです。正直言ってあまり顔を合わせたくないんですが、仕方ないです。例によって近くの駅のコーヒーが飲める店(と言っておきましょうか)に出向きました。

いつものように長々とどうでもいいお話が続き、それをいつものようにハイハイと受け流し、ようやく本題に入りました。自己評価を下げた点について、なんで今回評価を下げちゃったの?とか聞かれると思ったんですが、そんなものは存在しなかったかのようにスルーされ、別の項目で質問を受けることになりました。

それは、教育・指導に関する項目でした。ししょーは昔から新人や若手の教育は(手前味噌ですが)結構熱心にやっていたつもりでした。ですが、この評価は今の現場に関する評価ということらしいのです。そして、今の現場の若手たち(派遣先の会社ですよ)に対する指導力が見られない。よって、キミの自己評価から下げなければならんというお言葉をいただいてしまったのです。

セイセイセイ!こっちにも言いたいことはあるぞ!これは前にも言ったはずなんですが、まずこれは不本意な異動であったこと、ゲフンゲフン、いや周りはテレワークが多くて顔を合わせることが少ないので、誰が若手なのか、誰に指導すればよいか分からなかったこと、それに新しい職場で系列(大手会社の○○グループと言ったくくり)も変わったことから動きがよく分からない、など今までのように気軽に動ける環境ではないのです。

そもそもですよ、誰が若手で誰に声をかけていいか分からないと言う問題は以前に上司に訴えていて、それに対してよし分かった、サブに誰が若手か探らせようと言ったきり何もしてくれなかったという怠慢ぶりはどこかで書いたかと思います。その怠慢を棚に上げてのこの物言い、もうコイツには何も期待してないからどうでもいいんですけど。 “自己評価と評価面談” の続きを読む

JR青春18きっぷの改悪について

当サイトの便利なきっぷ(その他地域東編)でも紹介しておりますが、貧乏学生の旅の友青春18きっぷ。昔からお金はないけど体力だけはある学生たちの強い味方として活躍してきたきっぷですが、今般冬の発売要項が発表されました。前回(2024年夏)も発表が遅くてキッパー(18きっぷファンのこと)をやきもきさせましたが、さて今回どうなったのか。

よくY○utubeなんかを見ていると、これ緊急で動画回してるんですけどという意味の分からん城東区、いや常套句が出てきますけど、それに似た気分ですね。仕事の合間で疲れてますけど、必死にキーボードに向かっております(蛇足)。

結論から言って改悪ですね(キッパリ)。かろうじて残滓をとどめているとは言え、もう死んだも同然です。では、今回の変更点をまとめておきます。

  • 従来の5日間用に加えて、3日間用が発売されました。と言ってもスルッとKANSAI2Dayチケットみたいに分けて使用することはできず、今回から連続した日程で使用することになりました。
  • 今までのように、5回分を1人・1日で分けるような使い方ができません。1枚のきっぷは1人で5日間または3日間連続で使用することになります。
  • 北海道新幹線を利用する際の「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が値上がりしました。従来の2490円から4500円への大幅値上げです。それでもまだ特急料金のレベルだからマシなのか。
  • 今回から自動化券になりました。今までは裏の黒い非自動化券(自動改札機に通らない券)でしたが。よってきっぷの横幅が狭くなりました。お気づきの方もいらっしゃると思いますけど、裏が黒いきっぷのうちいわゆる自動化券(自動改札機に通るきっぷ)は横幅が85mmです。それに対して機械に通らない非自動化券は横幅が120mmあるのです。青春18きっぷはこの120mmの長いきっぷでしたが、今回から短い85mmのサイズになりました。スタンプ押さなくていいからでしょうね。

前回の2024年夏版の発表が遅かったのは、北陸新幹線の敦賀延伸に関する扱いの変更で調整が遅れたからではないかという見方もありました。ですが、実際はこの改悪のタイミングを計っていたのではないかとししょーは邪推するのでした。

考えてみると元々は青春18のびのびきっぷとして登場したのは1982年3月のこと。その当時は日本全国を国鉄(日本国有鉄道)が網羅しておりました。それが1987年4月にいわゆる分割民営化によって全国を6ブロックに分割してJRが誕生しました。JR各社は別会社なので基本的に共通のフリーきっぷを発売するということはありません(東日本・北海道など一部例外あり)。そんな中でこの青春18きっぷはJR各社にまたがって利用できる希有なきっぷでした。 “JR青春18きっぷの改悪について” の続きを読む

郵便料金30年ぶりの値上げ(補足)

暑い日が続きますね。みなさん、体調管理は大丈夫でしょうか。さて、最近郵便局に行ってなかったので、情報が遅れましたけど、やはり去年の発表通り今年の秋(10月)から郵便料金が値上げされることが決まったようです。

だいたい言いたいことはこちらで書いてますので、今さら言うこともないですが。前回は概要しか分かりませんでしたが、今回の正式発表で具体的な数値が出てきたので、こちらでも書いておきます。

改訂前 改定後
はがき 63円 85円
定型郵便物(25gまで) 84円 110円
定型郵便物(50gまで) 94円 110円
定形外郵便物(50gまで) 120円 140円
レターパック 370円 430円
レターパックプラス 520円 600円
スマートレター 180円 210円

しかし、ニュースリリースが6月に出ていたとは。なぜ気付かなかったんだろう。それにしても、最近ハガキを出す機会も減ってますからね。忙しくて懸賞のハガキもサボりがちだったし。

年賀状も値上げするんでしょうね。ししょーは毎年出す枚数は変わりませんけど、年々配達数は減っているみたいですし。最近の終活とやらに絡めて年賀状じまいなんてのもあるようですね。

時候の挨拶もハガキなんて使わないし(そもそもしませんけど)、年賀状すらも無くなりつつある現状では今の体制を維持するのは厳しいでしょうね。やがては宅配便みたいに地域料金を導入するんでしょうか。でもそうなると手軽にポストに入れるということができなくなるので、それはそれで面倒なことになりそうですね。

ユニバーサルサービス云々の話はクドいので今回はしませんけど、今後の行方をこれからも緊張感をもって注視したいと思います(^O^)

郵便料金30年ぶりの値上げ

年の瀬ですねえ。年末年始の予定を考えたり、休暇を職場と交渉したり、現場の業務に追われたりしていて、大事なニュースが流れていたのに気付くのが遅れました。

一部報道によれば、郵便料金が早ければ来年の秋頃に値上げされるようです。ハガキは現行の63円から85円(+22円)、封書(25グラム以下)は現行の84円から110円(+26円)になるとのこと。

そうですね、昨今の事情を考えればやむを得ないことなのでしょうか。ネットが普及し、ハガキや封書を出すこともだいぶ減りました。懸賞だって昔はハガキに応募券を貼って住所とか名前とか書いてましたけど、今はネットの申し込みフォームやスマホのQRコードから応募できますし、電子メールのおかげで封筒に申込用紙などを入れて送ることもほぼなくなりました。ハガキを出す場面としては年賀状と一部懸賞(応募ハガキが付いてくるやつ)ぐらいですし、封書も年末調整か(控除証明書は原本が必要なので)ふるさと納税のワンストップ特例制度の依頼で使う程度になりました。

しかしこういうものの常として、収益をカバーするために値上げをしても、さらに客離れが加速して余計利益が減る構図が見えてしまうのですが。少なくとも年賀状はお値段据え置きにしないと、みんなSNSに移っちゃうぞ。ネットが使えないお年寄りの数は今後ますます減少することが予想されますし。

まあ、結論としては社会インフラを民営化して営利企業にすると失敗するぞということですかね。NTT然り、JR然り、一部地域の上水道とかも。まさか、郵便制度がなくなることはないとは思いますけど、そのうちとても高級な人たちの特権になる可能性はあるでしょうね。

こういう失敗を経て、また郵政事業が国営に戻るならそれはそれでいいのかもしれません。そもそも社会インフラに利益を求めるのはどうかと思うのですが。国鉄末期には累積赤字がどうだの、特定地方交通線何とかみたいな話がありましたけど、世間が社会インフラとして捉えていれば悲惨な事態にならずに済んだと思うのですが。まあ、JRになって駅員や乗務員の態度は改善されましたけど( ^_^)

ししょーが郵便局に入っても、ほとんど貯金窓口に行くので関係ないように思われますが、実はたまには郵便窓口にも出向いて切手を買うこともあるんですよ。昔は(ししょーが幼い頃は)ハガキが30円とか封書が60円とかそんな価格でした。消費税(3%)導入時の値上げでもハガキ41円、封書62円だったのに。切手を買う度になんか高えなと思います。電子マネーが使えるようになったのはありがたいですけど。

値上げは仕方ないんでしょうけど、その後利益が上向くか緊張感をもって注視したいと思います。某鶏の唐揚げ屋さんみたいに希少性があれば強気の値上げも問題ないと思うのですが、どうなるんでしょうね。

脱マスク社会の実現に向けて

今年の3月13日よりマスクの着用について、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました(厚生労働省サイトより)。それに合わせる形で、ししょーの職場でもマスクの着用は個人の判断に任せるというお達しが出ました。

ということは、かねてより『コロナはただの風邪』というポリシーを標榜していた(?)ししょーは安心してマスクをしなくても済むことになりました。その前でも電車内などでノーマスクの人は散見されましたけど、ししょーも一応雇われ人なので、勤務先の意向に逆らってマスク外して、それでもし万が一何かあったら色々言われるのは必至なので、仕方なくマスク生活していたわけです。

別にししょーは花粉症ではありませんので、この時期マスクをする明確な理由もありませんし、まあ顔が少し暖かいかなというのはありましたけど。それにコロナに限らずその前の新型インフルエンザが発生した時なんかもマスクをしましょうなんて言われて、「こんな時期にマスクをしてたら花粉症だと思われますよ、ボス」とか職場で文句を言ったこともあります。

ししょーはと言うより公共交通機関を使って郵便局を巡る場合、どうしても長距離歩かないといけないわけです。ただでさえ負荷が大きいのに、マスクを付けてるとさらに息がしにくくなり余計に負荷が大きくなります。それでも、初期の頃は夏用の冷感マスクとかいうウレタン製のマスクも併用してました。ですが、最近と言いますかコロナ末期になると、感染防止のため不織布マスクを使いましょうとか電車内で言われるようになり、ししょーもなんだか気になって不織布しか使わなくなりました。そんなこと言ってる車掌はウレタンマスクじゃねーかとクレームを入れたくなりましたけど。

過去の旅行記を見ていただくとお分かりかと思いますけど、マスク着用による熱中症リスクの増大を必要以上に恐れて、旅の効率が悪くなってました。普段から鍛えてるししょーがそんなに心配することはなかったと思うのですが、世間のマスコミとかが熱中症が危ない、マスクをしてると熱がこもるから余計に危ない、とかそんなの分かってるよという内容ですけど、繰り返し言われると嘘も百編言えばナントカと言うようにそうかもと思い込まされるようになったのではないかなと。

コロナ中期には、さすがにヤベーと思い始めたのか、炎天下や半径5m以内に人がいない時はマスクしなくてもいいゾとか言い始めましたね。ししょーも体調を考慮しつつ適宜マスクを外してましたけど。

とりあえずコロナも終了したということで、マスク生活も無事に終焉を迎えました。ですが、手洗いに解除はありません。いや、熱中症のリスクが終わったわけではありません。今年もきっと夏は暑いでしょう。そして連日のニュースで今日は熱中症で何人が救急搬送されたとか、何人かお亡くなりになったとか言う報道がなされることでしょう。熱中症の対策については、過去記事や熱中症のページを参照していただければと思います。

久々にノーマスクでお外に出ると、なかなかいいですね。春の匂いを感じられたり、隣に座ったおねえさんの香水が前よりも強烈だったり、今までいかに嗅覚を制限されていたかがよく分かります。これこそが日常の生活なのではないですかね?

今年の夏は久しぶりにノーマスクでのびのび活動できる。でも熱中症に気をつけることは言うまでもありません。どこに行こうかな?とりあえず熱中症withマスクで行動制限された小田急沿線の攻略をちゃんとやり直した方がいいのでしょうかね。

お仕事の話

かく言うししょーも一応サラリーマンやってますので、平日はお仕事をしています。今年の2月、3月とうまい具合に祝日と週末に挟まれた平日がありますので、普段ならそこに休みをねじ込んで活動するところですが。ここのところ、仕事がやたらと忙しく、そんな貴重なお休みを逃すことになってしまいました。まあ、12月にコロコロ病で休んだのと、1月に体調不良で休んでしまったことで、業務の進捗が遅れて職場でにらまれることになったからだと思いますけど。

仕事とプライベートのバランスを重んじる、いやプライベートの比重を重んじるししょーにとってはかなり痛いです。3月はワンチャンあるかな、なんて思ってたのですが、現場のエラい方が作業を前倒しできないかね?とか言い出してリーダーがそれを受けてしまったために3月の休みも見事に吹っ飛んでしまいました。

後はどうなんだろう?夜間作業がまたあるみたいなので、それを利用して行動できないかな?どうせ昼間暇なんだから、その間出ろよとか言われたら終わりですが。でも、もしそうすると勤怠がおかしなことになるから、それを盾に取って抵抗してみようか。ちゃんと夜間作業までのつなぎのプランも作ったんだぞ!

何でしょうかね?仕事が忙しいせいかそこはかとないストレスのせいなのか、最近色々プランを作成しております。実現性は低いけれど、気分転換みたいなものですかね?3月いっぱいまで京成線の全線フリーきっぷが発売されるので、それを使ってみようかと思っていたのですが、それは上に書いた通り立ち消えてしまいました。京成線のきっぷは不定期に発売されるから、次の機会を待つことにしようか。

しかもテレワークの日々だと仕事に集中できないんですよね。深い理由はないですけど、今週は高槻市(大阪府)唯一の樫田簡易局に行く方法を考えてました(^_^;)高槻の市バスには均一料金区間と山間部の対キロ区間の運賃制度があり、1日乗車券も均一区間用と全路線用に分かれているのですが、区間料金制のエリアには樫田簡易局しかない。ということは、全路線用チケットを買うより、均一区間用のチケットを買って乗り越した方がいいのか?いや、山間部の原大橋~樫田校前間の運賃が390円だから全区間用の方がお得だな(均一1day:630円、全線1day:1000円(2023年3月現在))、とか均一区間外に行けるバスは2時間に1本ぐらいしかないので、行って来い(折り返し便で戻ること)が良さそうだとか、一番近いバス停は樫田郵便局前バス停なんですが、そこを通る二料行きのバスは平日の日中走ってないので、その手前の樫田校前バス停で降りないといけないなとか(日中走っている杉生行きや中畑回転場行きは樫田校前で分かれる)、高槻市なんていつ行くか分からないのに何でこんな真剣に検討してるんでしょうね?

やっぱり疲れてるんじゃないですかね?正月休みも思ったより短かったし、休養が足りないんだ~!いっそ倒れてしまった方が休めていいかも、とか良からぬ考えも頭のエッジを掠めるのでした。今の案件は3月に終わるので、4月以降のんびりできたらいいな。できなかったらその時はししょーにも考えがあるぞ?はぁ、お仕事頑張ろっと。

中小企業の賃上げ阻害ナンバーワン!?

当然ながら、ししょーはニュースを見ています。忙しいので全部チェックしきれませんから、目に付いたものしか見ませんけど。しかし、看過できないニュースがありました。

ちょっとニュース記事のタイトルが分かりにくくて表現しづらいのですが、リサーチ会社の調査によって、昨今のコスト上昇に対して『価格転嫁』ができていない、つまり中小企業の賃上げを阻害している企業の一覧が公開されました。その中で価格転嫁ができていない、0割転嫁のうちでもっともひどい企業として日本郵便が堂々ランクインしたということです。たった1社だけ平均0割(価格据え置き)未満という点数を叩き出したのです。

以前からお話ししてますけど、日本郵便(郵便局)というものは、民間企業であるにも関わらず全国一律のサービス(ユニバーサルサービス)が義務づけられています。さすがに小包(ゆうパック)は地域別料金ですけど、はがきや封書、レターパックなんかも全国一律料金となっています。

確かに、全国一律料金で遠距離の荷物や封書などを運ぶのはかなりの負荷だということは理解できますけど、それを理由に下請け企業に無理を強いるのはおかしいのではないかと思います。

こういうところにも公共サービスを民間にしてしまった弊害が出ているんですね。いつぞやのブームに乗って、郵便局を民営化してしまったことを国民は反省し、是正するべき時に来ているのではないでしょうか?

国鉄はJRに変わり、当初の約束を反故にして次々と赤字ローカル線を切り捨てていきました。しかし郵便局は、不採算部門として地方のサービスを簡単に切り捨てることはできません。まだ都心部の収益で何とか地方の赤字を補填できているのかなあとなんとなく考えていましたけど、やはり台所事情は苦しいのでしょう。

かと言って、某有名自動車メーカーみたいに下請けに出す仕事の単価を上げないどころか、逆に下げるようなことをしてまで、自社の収益を守った、ウチの賃金は上がってるのに文句言うなとか開き直るのは見苦しいにもほどがあります。

こんな事例を見るまでもなく、ユニバーサルサービスという使命がある企業は民間ではとても保たない、そのことを多くの方に理解してほしいと思います。郵政事業はもともと国営と言いますか国策でした。とても一民間企業に担えるものではありません。早く郵政事業を国有に戻して、この歪みを正していかなければならない。そう強く思うししょーでした。

それにしても、あの社長はどこまで現場感覚が薄いのか、すっとぼけたことを言ってますね。「どういう観点でここまでの厳しい評価になったのか、きちんと突き止めていかなければいけない」と語ったそうですが、そのバカみたいな受け答えって、以前のかんぽ生命の不正契約問題の時にも同じ台詞を聞いたぞ!それで世間が納得すると思ってるなら、国民は相当にナメられてますよ、ホントに。

JR東日本のバリアフリー料金導入について

冬ですね。結構寒いです。外気温が下がるとヒートポンプの効率が悪くなるので、暖房をエアコンに依存しているししょーには影響が大きいです。

そんなことより、ぼーっとニュースを見ていると、気になるニュースがありました。JR東日本がこの3月から鉄道駅バリアフリー料金を導入(東京の電車特定区間)、さらに通勤定期券を値上げ&オフピーク定期券を新設だと?この話は、ハッキリ言って局巡りとほぼ関係のない話ですが、ししょーが気になったことを書かせていただきます。

とうとう来たか。それがししょーの印象です。バリアフリー料金の導入についてプレスリリースを見ておりますと、駅のエレベーター、バリアフリートイレ(要するに多目的・・・ゲフンゲフン)、ホームドアを整備し、と書いてますけど、一番大きい理由はホームドアではないかなと思っています。

言われるまで気付かなかったんですけど、昨年12月に『鉄道駅バリアフリー料金制度』なるものが施行されたんですね。ただ、制度として発足しても使う義務はない。でも、よし、せっかくだし使っちゃるか!と判断したんですよね、東日本さんは。関西では京阪電鉄も導入予定だとか。

今まで、駅のバリアフリー化(エレベーター設置、トイレのバリアフリー化)なんて鉄道会社が自発的にやってましたよね?路線の建設に伴い建設費を負担させる形で加算運賃というのはありましたけど(羽田空港線とかです)、こういうあからさまな制度って気になります。原因はおそらくホームドアの整備だろうと。

駅のホームは大変危険です。高速の列車がすぐ近くを通過するので、ホーム端にいたり、ホームから転落すると死傷する恐れがあります。それを防ぐためにホームドアが整備されつつありますが、それは従来は鉄道会社が費用を捻出して自発的に実施してました。ところが、ニュースのコメントとか見ていると、なんだかホームドアの整備が遅れている、鉄道会社の怠慢だみたいな論調がまかり通っているように思えました。

ホームドアの設置って、ただホームの端にブツを置けばいいってものではないです。ホームドアは1基あたり約400kg、最近は軽量型も出てきましたがそれでも250kgぐらいと結構重いです。それを鉄骨に薄いコンクリート板を渡した程度の(貧弱な)ホームに置いたら壊れますよ。なんで、まずホームの補強工事を行います。その後に重いホームドアをホーム端に設置します。さらに停止位置がシビアになるので定位置停止装置(TASC)の導入、さらに車両側ドアスイッチとホームドアは連動するので(新幹線はそうでもないようですが)、そのシステム導入の費用もあります。そういうわけで工事費は億単位のお金になります。そんな簡単に付けられるものではないです。

しかしながら、ホームからの転落事故があってそれが報じられると、また事故が起きた、鉄道会社の怠慢のせいだみたいなコメントが雨後のタケノコのごとく湧いてくるのは気になってました。一方費用負担に関する言及はあまり見られなかったですね。でも、いずれは設置が義務化されたら、きっと工事費が利用者に跳ね返ってくるんだろうなと思ってたら案の定です。でも、今まで鉄道会社を批判していた人たちは、理解があるからきっと追加分を喜んで払ってくれるでしょう。

追加料金は今のところ普通運賃で10円(現金、ICカードとも)、通勤定期1ヶ月で280円のようです。通学定期には適用されないみたいです。東京の人は寛大だからそれぐらい出すんでしょうか。ただ、今後の状況によっては上がる可能性もあります。料金制度の利用に関する通達軌道法施行規則第21条第2項第4号に規定する料金及び鉄道事業法施行規則第3第1項第に規定する料金の取扱いについてを見ると、追加徴収した費用の用途は決められていますが、金額に定めはありません。10円というのはあくまで現状の想定に過ぎないです。でもホームドアが整備されて安全になるんだから、それぐらいは出しましょう?

あ、オフピーク定期券の話もしたかったのですが、長くなったのでこの辺にしておきます。物価は上がる、運賃も上がる、でもお給料は上がらない。春闘なんて一部の大手企業のお話だから、ウチらの給料には1ミリも反映されませんよ。後はフリーきっぷに影響しないことを祈るばかりです。

夏の節電キャンペーン

この夏、某電力会社で節電キャンペーンなるものがありました。これは、1日の標準的な電気消費量よりも少ない電力消費を記録すると、その分の電力量(kWh)分のポイントが貯まり、期間内のポイントに応じてアマゾンギフト券がもらえるというものです。1日の標準的な消費量の算定は過去の使用状況によるらしいのですが、詳細はわからないです。まあ、一般家庭の電力消費を想定してるんでしょうが。

で、面白そうなので参加してみました。あまりアマゾンで買い物しないんだけどな。対策としては、冷房の設定温度を高めにする(熱中症対策でいつもやってる)、ノートPCのピークシフト機能(設定時間中のAC給電を止めてバッテリーで頑張る機能)の活用、後は時々家を空ける。と言っても平日はテレワークのためほぼ在宅、休日に時々外出するぐらいです。

計測の都合上、2日前ぐらいのデータが出るので、即座に対策できないところは仕方ないですが。それよりも問題なのは、うちの電力消費量が標準的な消費量よりもかなり多いこと。ほとんどの時間で標準値を上回るので、そこはさすがにマイナスにならないものの、標準値を下回る少ない部分だけポイント加算されるので、想定よりもかなりポイントは少なくなりました。

そんなにうちは電気を浪費してるのか?確かにパソコンはつけっぱなしですが、別に暗号通貨のマイニングをしてるわけではないので、そんなに電気を食わないはず。それなのに、実際の消費量グラフは標準的な使用量を結構超えているのです。一部の時間帯(たぶんみんなが冷房を最強にする時間)に逆転するくらい。と言っても照明は点けてないし、冷蔵庫を切るわけにもいかないし、これ以上削るところはないぞ。と半ば諦めていたのでした。

ですが、意外なところで答えが見つかりました。お盆休みに入って、予定のある日は外出しますけど、そうでない日は家の中でぼーっとユーチューブを眺めておりました。すると、急に電力消費量が下がり、標準値を下回るようになったのです。特に電気を使わなくなったわけではないし、何が違うんだろうか?と、その時はあまり深く考えなかったのですが、お盆休みが明けて再びテレワークの日々が始まると、またしても標準的な使用量とやらを大幅に超えるようになったのです。

そうか!テレワークが原因だったのか!あまり深く考えていなかったのですが、テレワークの日は始業時刻(朝9時)になると業務用のPCを立ち上げ、VPNソフトを起動して職場のネットワークに接続します。そこから、職場にあるししょーPCを操作してお仕事をします。つまり、業務中はずっとVPNに接続しており、おうちと職場の間で相当量のデータ通信が発生するわけです。もちろん、インターネット接続は月額固定なので、費用が増えることはありませんが、もしダイヤルアップだったらパケ死確実な通信量だと思います。

通勤することがほぼなくなり、通勤定期を買うことがなくなったのですが、そんな弊害があったとは。ししょーは2年前にエアコンを買い換えて、電気代が劇的に下がったので感動しておりましたが、その一方で電気を大きく消費する出来事が起きていたのですね。うーん、給料明細の事業所手当(諭吉さん渋沢先生ぐらい)っていうのはこういうのも入ってるんだろうか?テレワークになって、通勤費がない分照明とか冷暖房とかおうちの電力消費その他含めて水道光熱費は上がってるはずなので、その分の費用請求ができないかと考えたこともありますが、それなりのお金はもらっていると思ってよいのでしょうか。

最近の世間の傾向として、通勤定期代は出るようになったので、まあよしとしよう(それでいいのか?)。ししょーは真面目に通勤定期を購入して、月に1~2回ほど出勤しておりますが。テレワークってある意味楽だけど、それなりにデメリットもあるものですね。通勤には1時間半以上かかるのですが、やはり出勤した方がメリットがありそうです。職場のリーダーからも「最近は出勤制限がないから出ていいんじゃね?」と言われてますし。悩ましいところです。

宝くじの当選結果について(宇部市の旅番外編)

先日、山口県の宇部市を旅して参りました。その道中で、当たると評判の宝くじ売り場に遭遇したので、ものの試しに宝くじを買ってみました・・・

などというバカみたいな導入はこれくらいにして、果たして自分の運がどんなものか、琴芝のチャンスセンターは哀れなおっさんに慈悲をくれるのか見てみることにしたというのは、前回の拙稿にてふれた通りです(宇部市(山口県)の旅を参照)。

今回購入したのは全国自治宝くじ(宝くじの日記念)と地域医療等振興自治宝くじ(レインボーくじ)の2種類です。全国宝くじは連番、バラを10枚ずつ、予定になかったレインボーくじはバラを10枚。発売額はともに1枚200円です。

宝くじ(レインボーくじ)

宝くじ(宝くじの日)1

宝くじ(宝くじの日)2
【今回買った宝くじ 結果はいかに?】

では、結果発表~~!!レインボーくじは6等200円が1枚(10枚買えば必ず当たるやつ)、そして5等1000円も1枚的中!これは幸先がいい?

さて、宝くじ記念の方は?残念、20枚買ったにもかかわらず、6等200円×2しか当たりませんでした。。。

結局、レインボーくじ1200円、宝くじの日記念400円でトータルでは1600円/6000円という結果に相成りました。まあ、いつもは末等しか当たらないので、多少は御利益があったんでしょうかね。

これだけだと内容が淋しいので、いつものように(?)期待値などを検証してまいりましょう!まず、レインボーくじは、発売枚数が1500万枚(10万通×150組)、1等8000万円、1等の前後賞1000万円、組違い賞10万円、2等50万円などとなっています。これをししょーの作ったエクセルの計算シートに入力すると、期待値は約92.99円となります。期待値というのは、1枚200円に対して確率を加味して平均いくら当たるかという数字です。低いと思われますか?だいたいそんなもんです。宝くじがぼ○たくりと言われる所以でもあります。また分散S²は448348019なので、標準偏差SはS=√S²=√448348019=21174.23007。ここから偏差値σを求めると(仮平均50とする)、
σ=(素点-平均値)×10÷標準偏差S+50
=(1200-92.99)×10÷21174.23007+50
=約50.522
まあまあなんですかね?

次に宝くじの日記念について見ていきましょう。発売枚数が2000万枚(10万通×100組×2ユニット)、1等1億円!、1等の前後賞2500万円、組違い賞10万円、2等50万円などとなっています。これをししょーの作ったエクセルの計算シートに入力すると、期待値は約98.99円となります。こちらはちょっと高いですね。また分散S²は1128773201なので、標準偏差SはS=√S²=√11287732301=33597.22014。ここから偏差値σを求めると(仮平均50とする)、
σ=(素点-平均値)×10÷標準偏差S+50
=(200-98.99)×10÷33597.22014+50
=約50.03
こちらはこんなものでしょうね。50を超えてるのは、一応当たったからでしょうか?10枚買えば1枚は200円が当たるんですが。

そう言えば、いつだったか年末ジャンボを買う時に職場の人から「ガチで勝負するなら琴芝に行かなきゃダメっすよ」なんてことを言われたんですけど、コストを考えると、羽田空港~山口宇部空港の航空運賃(基準値は約43000円×2)+山口宇部空港~常盤町一丁目のバス代(250円×2)がかかるんですよね。それをペイするためには、10万円以上は当てないといけない。果たしてそれだけの意味があるのか?それとも、これは修行(マイルを貯めるためだけに飛行機に乗ること)だと思えばいいのか?お、おもしれーじゃねーか。

蛇足ですが、JR(新幹線)を使えば、片道22000円くらい。一応東京から日帰りは可能です。その方が現実的?ともかく、売り場の場所が分かったので、もしかしたら行くかもしれません。行かない可能性の方が高いけれど。たまにはいい夢見たいですなあ。