国際興業バスで行く北区、板橋区ほかの旅

0.はじめに

緊急事態宣言ももはや手詰まり(効果がなかった)ということで、ようやく東京にも平和が訪れた。もうぶり返すこともないだろう。そんなわけで、ここに東京都区内シリーズ復活を宣言する!と言いつつ肝心の休みが取れないまま時間が過ぎてゆく。焦ることもないのだが、なんか空しい。と思ったら、まん防?何それおいしいの?そんなこけおどしは気にしない。その後色々あったけどいちいち書くのが面倒なので省略する。

ということでようやくやって来た大型連休!どこに行こうかな?それなりに思案した結果、今回は久々に国際興業バスの旅を行くことにした。前回は池袋駅東口から光が丘駅に進むだけで終わってしまったので、不完全燃焼になってしまった。今回はもうちょっと効率よく回りたい。

1.プランニング

今回はエリア的に(前回訪問エリアを外した結果)赤羽駅中心のコースにした。スタートは池袋駅東口(今度は大丈夫?)でそこから赤羽駅へ移動。悩ましいところだが、関東バスとの共同運行路線である赤31系統で中野区へ。終点の高円寺駅周辺は訪問済みなので中野北局で折り返す。そこから赤羽駅系統を中心に回ることにした。中野区の残り局へは関東バスを使わないと行けないが、そうなるとこの系統の国際興業がネックになる。時間帯で分かれていればなあ。

前回の国際興業ツアーでは、光02系統を基準にしたので練馬区ルートを考えていたのだが、今回はそれをいったん忘れて赤羽駅を中心として移動することにした。北区、板橋区の残りエリアをなるべく多く回ることを考えたのだが。

今回使用するのは、もちろん都内乗り継ぎ1日乗車券である。これは国際興業の都区内路線が1日乗り放題となるきっぷである。ちなみに紙券である。このきっぷを使うことを前提として計画を立てたのだが。あ、なんかニュースが入ってる。何だと?!4月26日(月)より「国際興業バスIC一日乗車券」の発売を開始します。ふむふむ。これは東京都、埼玉県の国際興業バス路線が1日乗り放題となる(ただし飯能営業所管内などを除く)きっぷのようである。しかーし!これに伴い、紙の「都内乗り継ぎ一日乗車券」は4月25日(日)を以て終売となります。ってなんだよおい?確かに、国際興業バスのきっぷがICカードになりますようにってお星様にお願いした記憶もなくはないけど、急すぎないか?発表が4月16日、IC1日乗車券への切替が26日。そんなすぐ対応できるようなロケーションにいないんですけど。仕方ない、買いに行くか。ちなみに、国際興業バスIC一日乗車券(以下、IC1日乗車券とする)は700円、片や都内乗り継ぎ一日乗車券(以下、1日乗車券とする)は500円。差額よりも買いに行く交通費のほうが高いが、あくまで気持ちの問題である。

2.プロローグ

そんなわけで、終売間近の「都内乗り継ぎ一日乗車券」をゲットに走る!発売箇所は東京都内の(当然だが)営業所及び案内所、それと(都内営業所の)バス車内か。池袋駅の案内所は、えーと、営業時間が12~20時だと?赤羽駅西口の案内所は10時から営業だが、面倒なので池袋営業所に行くことにした。池袋の営業所はメトロ有楽町線(副都心線)の要町駅が近いようだ。要町ということは急行(副都心線)は停まらない。和光市行きの各停に乗り、要町で降りる。地上に出て、山手通りを南方向に進むと、バスの車庫があった。これだろう、見覚えのある緑っぽいバスがいるし。営業所らしき建屋を探す。こっちかな?さて、中に入ると正面のカウンター、ではなく左奥の低いカウンターが窓口になっている。一般的なバス営業所の光景である。その窓口(と言うか低い机)で1日乗車券を買い求める。当然ながら(?)何枚ですか?と聞かれたので、思わず2枚と言ってしまった。まあ、使う予定だからいいか。でも、年内しか使えないので、3回目のツアーも早めに計画しないといけないだろう。その後は川口市、さいたま市に足を伸ばすことになるのだろうか。 “国際興業バスで行く北区、板橋区ほかの旅” の続きを読む

京成線ワンデーパスで行く京成線の旅

0.はじめに

さて、待ちに待った大型連休がやって来た。今回はようやく都区内を回れるが、それ以外にどこか行けそうな所はないか、といろいろ調べてみると、なんと京成線のフリー乗車券なるものを見つけた!

え?下町日和きっぷだろうって?そうではない。京成線全線が乗り放題となる、京成線ワンデーパスである。これは期間限定で今年の4月1日~5月10日の期間のみ発売されるものである。期間が短すぎるので便利なきっぷのページには載せられなかったが、使えるものはとりあえず使おう!ということで、京成線沿線を回ることにしたのであった。

蛇足だが、このサイトの趣旨としてまん防とかそういうのは十分に無視できるものとする(?)

1.プランニング

今回使用するのは、上にも書いたが京成線ワンデーパス。これは、京成線の全線(成田スカイアクセス含む、ただし北総線内は乗降不可)が1日乗り放題となるきっぷである。お値段は2000円。京成上野~成田空港間(京成本線経由)が1050円だから、まあ妥当なところか。京成線に関しては、通常発売の下町日和きっぷで都内を訪問済みである。よって、今回の対象はその先、すなわち千葉県内となる。つまり、本線の国府台から先ということか。

自動券売機表示
【自動券売機のお得なきっぷ購入画面】

京成線ワンデーパス
【京成線ワンデーパス】

本線を東に向かって進む。途中の京成津田沼で成田方面と千葉方面に線路が分かれるが、千葉方面はJR総武本線もあることなので、成田方面に向かうことにする。例によって、駅からあまり遠くない局を回ることにした。実は、最近ししょーはマピオンのルート検索という機能をマスターしたのである。元々は電車の経路を見るものだとばかり思っていたが、実は近距離なら徒歩のルートも検索できるのである。これで、今までのような直線距離でなく実際の移動距離を推測することができる。なんで今頃気付いたんだろうか?とにかく、これで効率のよい局巡りができるはずである。

基本的に普通列車の利用となりそうだが、普通列車の本数はと言うと1時間に6本程度、京成津田沼を過ぎると半分に減る。(すみません、認識不足がありました。)本数は申し分ない。あとはどれだけ歩けるかにかかっている。想定では勝田台ぐらいまでは行けるだろうと思われたが、さてどうなることやら。

2.京成本線の旅

●市川真間
普通京成臼井行きに乗り、江戸川を越える。国府台で電車を降りる。これもややこしいが、真間局の最寄り駅は市川真間ではなく国府台である。駅を出て左側に進み、数10mほど進んだ次の角を右に進む。400mほど進んだ右側に真間局があった。

市川真間局
【市川真間局】
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局めぐりとペーパーレス化

局めぐりの七つ道具といえば(七つもないけど)、通帳、お金(入金用)、入金票、それと地図ではないでしょうか。時計は当然持っているものとします。

その地図についてですが、かつてはガラケーだと小さい画面やGPSの反応の遅さゆえになかなか使い勝手が悪く、紙の地図を持ち歩いた方が便利だったので、お出かけの前には目的地の地図を印刷して用意することにしました。

旅行貯金を始めた当初は国土交通省国土地理院発行の2万5千分の1地形図なるものを購入して持ち歩いておりましたが、大きいのとその割に郵便局を探しにくい(一応地図記号として〶はあるんですが)というデメリットによりいつの間にか使わなくなりました。ちなみに地形図のサイズは460mm×580mmとほぼA2判に匹敵する大きさで、なかなか街中で広げるのは難しかったように思われます。

結局、インターネットの地図で郵便局を探し、駅周辺や局付近の地図をA4のPPC用紙にプリントアウトするのが一番効率がよいと思われましたので、その方針で進めることにしました。印刷した地図だと書き込みもできますし、訪問済み局に印を付けることでダブりを防ぐこともできます。

スマホというものが世の中に出回るようになって、大きな画面で地図を確認できるようになり、しかもGPSの処理速度も速くなりましたので(それに比例して電池の減りは大きいですが)、最近ではスマホの地図を利用することも多くなりました。何よりも、スマホの地図アプリだとGPS機能により現在位置を把握できるというのは大きいです。

それと長い期間あちこちの地域を訪問し、その度に地図を印刷して利用していたわけですが、ある時問題に気が付きました。地図内の局を全て訪問すれば、その地図は不要になります。しかし、どこか(画面の隅などに)未訪問局があれば、その地図は残して後日訪問することになります。そうするうちに地図がどんどん溜まっていったのです。初めは気にならなかったのですが、さすがに数十枚の地図が蓄積されると管理にも困ります。

さらにプリンタの老朽化により印刷が難しくなってきたこともあり、ここらで一度地図を印刷しまくるのを中断しようかと思うようになりました。カッコいい言葉を使うとペーパーレス化ですね。これは、まさに、旅行貯金のDX(デジタルトランスフォーメーション)やぁ?!(たぶん違うと思う)

冗談はともかく、紙を使わないでスマホの情報だけで乗り切ることもこれからは必要になるのかなと思います。一番心配なのはやはりダブりなんですが、それを防ぐためには、①行程の明確化②訪問対象エリアの訪問済み局リスト作成(やっぱり紙が必要だな)③訪問済み局の確認方法の確立が必要ではないかと思います。

①行程の明確化
今までは旅先でふらっと立ち寄った駅の周辺局を適当に回るスタイルでしたが、ダブりの原因になりやすいので、どこの駅のどの局が未訪問かリスト化することにしました。

②訪問対象エリアの訪問済み局リスト作成
印刷は控えようと言っておきながら、訪問済み局リストはあった方がいいので、最低限それくらいは用意した方がいいのではないかと思います。局めぐりが目的であれば①のように行程を確定するのですが、それ以外の旅のついでに回る場合は訪問済み局がすぐ分かるようにした方がよいでしょう。

③訪問済み局の確認方法の確立
上記の策を採っても、想定外の場所に行く場面もあるかと思います。その時訪問済み局を知る方法はないものかと考えました。家のPCには訪問局の管理表があります。外出中にそのファイルにアクセスすることはできないものか。会社みたいに外部ネットワークからの接続を受けるリモートアクセスサーバを構築して、SSL-VPNで接続できるようにするのが理想ですが、ししょーにはそんな財力もスキルもありません。そこで考えました。スマホにExcelアプリを入れて、オンラインストレージ(OneDrive)上に最新の管理表を置くことで、外出先で管理表を確認できるようにしました。iPhoneにプリインストールされているNumbersは機能がショボくて使い物にならなかったので、あえてExcelアプリを入れて使っています。iCloudが使えないのはツラいですが、しょうがないです。VBマクロは使えませんが、それ以外の機能(フィルタなど)は使えるので、出先ではこれで十分でしょう。

話が長くなりましたが、これから諸事情を考えると紙に印刷しまくるのも控えた方がいいのかなと思います。ただ古いプリンタを処分する際にはインクカートリッジも別で回収に出さないといけないようですし、まだ未使用のカートリッジが残っているのでこれを使い切らないことには新しいプリンタが買えない、という諸々の面倒な事情があって、どうするのが得策か考えるのにも疲れ果て(ちょっと大げさかな)、とりあえずは部分的にペーパーレス化を目指すことにしたのです。ですが、紙の地図にもいろいろメリットはあります。電池切れを起こさない、書き込みできる、訪問済み局をチェックしてダブりを防げると、助かる面も多いので、最適な方法をこれからも模索していくことになろうかと思われます。

もうすぐ連休ですね。ここでペーパーレスの実証実験(またも大げさ)を行い、結果を検討していこうと思います。

壊れたノートパソコン

どういうわけか家には古いノートパソコンが数台あります。何か理由があって買い換えたような気はしますが、忘れました。そして、それらはほとんど故障して動かないものです。壊れたからかもしれませんが、それ以外の理由もあるような気がします。

さて、ご存じのようにパソコン(PC)は普通ゴミで捨てられるものではありません。リサイクルの対象品なので、お金がかかるのではなかったかなと。粗大ゴミもかかりますけど、それより高いのでは?と思って調べたら、2003年10月以降に発売されたPCについてはPCリサイクルマークなるものが付いていて、それが付いているものについては無料でメーカーが回収するらしいです。マークが付いてないものは3000円+消費税(?!)がかかるようです。

それ以外にPCの無料回収を行う会社もあります。PCの基板などは結構貴重なものらしいので。今回は、それ以外に家電も粗大ゴミに出そうとしていたので、ついでに家電も回収してくれるところを探しました。正確に言うと、家電の回収は有料ですが、PCを含めると無料になるようです。家電だけなら粗大ゴミの処理代の方が安そうですが、まあせっかく不要PCもあるしこちらに依頼することにしました。

回収については基本無料ですが、データ消去サービスというのがあり、これは便利だと思ったら3000円(+税)がかかる模様。じゃあいいや。ししょーは一応IT系の人間なので、消去ツールぐらい持っています。とりあえずCCCleanerの3回消しでいいか。まあ、そんなヤバいデータは入ってないしこれでいいでしょう。PCショップなどではHDDに穴を空けて物理的に処理してくれますが、そういう機密データもありませんし。

送料についてはこちらが負担するシステムの会社もありますが、今回は無料(受取人払い)のようで、なんと費用負担はゼロ!ありがたい。粗大ゴミの処理代は500円くらい、PCに関しては無料(ただし製造元メーカーに限る)みたいですが、回収業者にお願いするとポイントサイトのポイントがもらえるので、そっちの方がお得なんですね。

この機会に他のPCも見ることにしました。まだ動くようなら中古品で売れるかも。壊れていたら、同じく粗大ゴミと一緒に処理できるし。ああ、部屋の掃除もしないといけないな。。。

akismet(スパムコメント対策)について

記事(特にブログ)に対して、スパムコメントをいただくことが結構あります。通常の感想とか批判とかそういうコメントなら歓迎なのですが、そうではない広告などの怪しいコメントがたまに来ます。

過去に英語だらけのお問い合わせをブロックするギミックについては紹介したかと思います。しかし、ブログなどに対するコメントにもスパム(怪しい宣伝など)が舞い込んできます。

そのために当サイトではakismetというプラグインを導入していることを過去にお話ししたかと思います。しかし、相変わらずスパムコメントばかり来ますね。以前は怪しい英語の広告でしたけど、最近は日本語の長文スパムコメントも来ます。わざわざ、akismetを使ってますよと書いてるのに、それでも果敢に挑んでくるスパム業者たち。頭が悪いのかプラグインの性能をなめているのか。

すぱむこめんと
【コメント管理画面 スパムコメントを自動的に振り分けてくれる】

akismetの設定として、スパムコメント(と認識されたコメント)を即座に抹消するかとりあえず迷惑フォルダに入れるか選択できます。それでも、2週間ほどで自動的に削除されてしまいます。あまりコメントが来ないので放置しがちですけど、最近ふと思い出して見てみると、おお、やっぱりスパムコメントが来ている。しかも、しっかりと高精度で弾かれている。と感動しました。なかなか優秀なプラグインですな。

設定画面からは統計情報を見ることもできます。変わりなく100%の精度でスパムを検知しています。商業利用なら有料のこのプラグインは、個人利用なら無料で利用できますので、それに甘えて無料で使わせていただいていますが、収益が上げられたら(一応サイト維持費の足しになるかと広告を貼ってます)少しは還元したい、そういう気持ちでおります。このサイトの成り立ちについては、ブログの最初のほうでご説明したかと思いますが、無料ブログではなくちゃんとしたレンタルサーバでしっかり使用料を支払っているガチのサイトなので、維持費がかかるんですよ(泣)。

akismet管理画面
【akismetの設定画面 統計情報で何件のスパムを排除したか分かる】

一部のサイトみたいに、スポンサー様↑とかクリックお願いします↓とか書きたいですけど、見た目が汚くなるので控えてます。ちょっと話が逸れましたが、このスパム対策には非常に満足しています。本当は寄付で月数百円ぐらいは出したいのですが、お財布事情等により無料に甘んじています。そんなわけでスパムコメント書いても無駄だよ、と長文コメントを書いてくる人に言いたいですが、コメント欄の下に書いているので、それ以上のアピールは無用でしょう。

しかし、メールアカウント、お問い合わせフォーム、コメント、いろいろな入口があると、そこから害虫、いやスパムが入ってくる。扉を閉めるのが簡単な対策ですが、そうもいかない。世間に開放しながら不正なものを遮断するというインターネットのファイアウォールというのは大事だな、と改めて思うのでした。

横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅

0.はじめに

相変わらず休みを取るのは大変なので、次はGWぐらいかなと考えていたら、なんと思わぬ所で時間が取れることになった。完全に休みではないが、業務の都合で昼間の時間が空いたのである。これは使わないといけない!と思い立ったが、後に仕事が控えているので、いつものように思い切った(?)行動は取れない。さて、どうしようかと考えていると、横浜市の局が一部残っていることに気付いた。

回り順なんて決まりがあるわけではないが、どうしても行政区単位で回りたいのが人情である(そうなの?)。そして、横浜市の青葉区、緑区、保土ケ谷区そして港南区に残った局が点在する。そんなわけで、今回はその横浜市の残り局を拾うことにした。

また、この3月~4月をもって1都3県の共通バスカードを引き継いで始まったはずのバス特(バス利用特典サービス)理由をすり替えられて終了するようなので、「バス特ありがとうそしてさようなら記念」と銘打ち(??)バスの旅とした。いや、本当は鉄道で回れるところは全部回ったから、必然的にバスしか使えないのだが。

1.プランニング

横浜市内の残局(クリア手前)は、青葉区:3、緑区:1、保土ケ谷区:2、港南区:1。地域がバラバラだが、それを回るのに青葉区は東急バス、緑区は市バス、保土ケ谷区は相鉄バス、港南区は神奈中バス(神奈川中央交通)を利用することになる。東急バス、市バス辺りはだいたい回れるところを回ってしまったので、残すと面倒になる。一方、神奈中バスに関しては、港南区以外にも舞岡、戸塚管内(要するに戸塚区など)を回る必要があるので、残すならこちらがベターであろう。よって、港南区は優先度を下げることにした。

ちなみに、最近始めた事前シミュレーションでは、青葉区、緑区、保土ケ谷区を回るとほぼ時間を使い切ってしまう。もっとも、今回は仕事の前なので予定が終わればさっさと切り上げて、体力を温存する必要がある。ある意味、ゴールが決まっているわけである。

2.青葉区の旅

スタートのたまプラーザに到着したのは、9時を過ぎていた。ちょっと気を抜いてしまったか?ともかく、前回の東急バスツアーの忘れ物を取りに来ました(?)東改札から出て北口に進み、バスのりばへ。階段を降りると薄暗いバスターミナルがある。地下なのかな?と思ったら、フラットに外に出たので地上だったみたい。例えるなら、上大岡駅のバスターミナルを狭くしたような感じだろうか。 “横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅” の続きを読む

業務改善計画の進捗状況斜め読み

かんぽ生命の不正な営業行為が明るみに出て、だいぶたちましたね。確か、かんぽの不正な営業(不適切な勧誘や不利な契約への移行)などのニュースが初めて出たのは2019年の7月くらいでしょうか。

その後、いわゆる郵政3社のトップ交代や、業務改善とやらが進められていたみたいですが、最近進捗状況なるものが出ていました。一応リンクは貼っておきますけど、業務改善計画の進捗状況についてというやつです。

かつての国営企業(郵政省)の看板を着て、お年寄りを騙し不当な契約をさせて暴利をむさぼるやり方については、いつだったか述べた記憶がありますけど、その後どうなったんでしょうか?気になったので、ちょっと読んでみました。結構長いので斜め読みしかしてませんけど。

断っておきますが、ししょーは郵政事業の専門家ではなく、あくまで一介の局巡ラーでしかありません。シロートの無知な発言もあるかと思いますが、どうかご容赦ください。

さて、斜め読みしていきますとなんでしょう、「お客さま本位」う言葉がやたら出てきますねえ。お客様の立場に立って、お客様は神様です、みたいな感じでしょうか。といっても、お客さんは基本保険に関しては素人なので(中にはFPとかFPの勉強している人もいるでしょうが)、だいたいは保険外交員の言いなりですよ。ししょーも保険の乗り換えでFPのお世話になってますが、基本向こうが提示してきたプランに乗っかるぐらいです。こちらから、こういう保証が欲しい、入院一時金はいくらがいい、死亡保険金は家族のために○万円がいい、そんなこと言った覚えはありません。全て向こうの出してくる保険プランに月々の保険料だけ見て判断する程度です。このお客さま本位とかいうやつは、お客様にとって利益のあるプランを提案しますよという意味合いでしょうか。

あとは斜め読みのレベルなので、細かい指摘はできませんけど、全体として感じるのは現場への指導だとか監視体制を強化とかそういうのが多いように感じられます。ずっと前から抱いていた違和感、現場が勝手なことをして暴走した。その結果、不適切な営業行為に走ってしまった、という現場に責任を押しつけるような捉え方、現場をスケープゴートにするようなやり方はあまり変わってない気がします。管理職のインセンティブだって、元は経営陣が数字ばかり見て現場に数字を挙げろと強要してきた結果、現場にむちゃなノルマが押しつけられ、現場の担当者が無理な営業に走ったことが原因だと思われるのに、それを解決する施策が採られているのか、疑問を感じます。

かんぽ生命が民間企業である以上、利潤の追求は不可避であるし、今後も利潤追求のために上層部が数字ばかりやり玉に挙げ、それによって管理職が現場に不正をしてもいいから数字をあげろ、といういびつな体質は改善されないのではないか、そういう懸念が残ります。

お年寄りがなぜ郵便局を信用するのか、それはもともと公営企業であり、国のお墨付きがあるから安心だろうという信頼感によるものです。それが、今や一民間企業に成り下がり、利益を追求するそこらの保険会社と何ら変わらない俗物に堕ちてしまったことを知らないから、信用するんです。郵便局(郵政事業)が今後国民の信頼を得るためには、過大なノルマから解放された公営企業(公益サービス)としての郵政事業に立ち返る必要があると思います。その意味でも、郵便局は国営でなければならない。その必要性を強く感じます。郵便局に関してはユニバーサルサービス(全国一律のサービス提供)も義務づけられていますが、とても民間企業にできることではない。そもそも公益サービスに赤字とかいう概念を持ち込むことが大いなる誤りなんです。そういうタイプの話って、旧国鉄の累積赤字が何たら、だからJRになって経営体質を改善とかいう誤った思考に走る構図と似ている気がします。

話が脱線しそうなのでこれくらいにしておきますが、かんぽ生命の健全化、そして郵便局に課せられたユニバーサルサービスの実現のためにはやはり郵政事業の再国有化が必須であると考えます。国営だと不正が表に出にくい、民間企業のほうが風通しがいい、そういう主張をされる方も多いですが、もしそうであれば不正行為の巣窟たる国家権力、警察組織こそ民営化するべきではないでしょうか。公営企業だから不正が起きやすいというのは誤解です。政府のチェックがザルだから問題が起きるんです。

小手先の対策がどこまで効果を発揮するのか、今後も見させていただきますが、抜本的な問題解決のためには郵政省の復活が急務であると考えます。百歩譲って郵政事業庁みたいなのでもよいかもしれませんけど。

京王線の旅(たぶん3回目)

0.はじめに

平日の休みが取れそうな時は極力取る!そして、その貴重な休みはもちろん(?)局巡りに充てる。という方針でなんとか休みを取ったものの、やはり東京都区内はもう少し待った方がいい?東京都の感染者は減っています。もう大丈夫?ワクチン何それおいしいの?そんな大本営発表を信じるほどの無知ではないですよ。このサイトで政治批判はしないようにしておりますので、余計なことは申しませんけど。というわけで今回は京王線沿線の旅の続きを行くことにした。しまった、前振りと何の関係もなかった!前回は東急沿線を終了したので、同じく残り少ない路線ということで、今回は京王線をチョイスした(なんか軌道修正できたっぽい)。うまくいけば今回で終われるかも。鉄道の沿線をクリアしたら、後は京王バスまたは小田急バスを利用することになる(もちろん優先度はかなり低いが)。

京王沿線は、京王線が武蔵野台まで、井の頭線はほぼ終了、相模原線も終了。ということで多磨霊園以西が対象となる。念のため、京王沿線局を再チェックすると、井の頭線の井の頭公園の南西に1局(三鷹井の頭局)あるが、これは小田急バスが近い、前回の京王線ツアーで涙を飲んだ(??)西武多摩川線の白糸台(府中白糸台局)は、多摩川線沿線が未訪問なので西武線ツアーに委ねる。よし、京王線に集中できるな。

1.プランニング

今回も使用するのはもちろん、京王線・井の頭線一日乗車券(以下、一日乗車券と記載する)。対象となるのは京王線(本線ではなくてあくまで京王線という名称である)の多磨霊園以西だが、郵便局が近いのはその次の東府中なので、そこからスタート。

京王線・井の頭線一日乗車券
【京王線・井の頭線一日乗車券】

東府中から競馬場線が分かれるが、終点の府中競馬正門前(フェブラリーステークスも無観客なんだな)に近いのは府中八幡宿局、これは京王線の府中からも行けるので、競馬場線には乗らずに済む。高幡不動から分かれる動物園線の沿線には日野高幡台局があるが、これは多摩モノレールの程久保が近いな(京王は駅がない)。これは多摩モノレールツアーに入れよう。京王八王子の周辺局は、JR八王子からのオーバーラップで訪問済み。ただし、八王子駅の周辺局にバスで行く必要があるので、時間があれば訪問することにした。高尾線の終点高尾山口には郵便局はない、その手前の高尾(京王高尾駅前局)はJRから訪問済み。つまり、その手前の狭間までが今回の範囲となる。

前回の東急線ツアーよりは残っている局が多いので、時間が余ることもないだろう。もし余ったら、八王子駅周辺の局を回る、それでも時間が余ったら多摩都市モノレールか?

2.京王線の旅

●府中清水が丘
特急京王八王子行きに乗り、途中の調布で各停京王八王子行きに乗り換える。今日のスタート地点東府中に停まるのは急行以下(区間急行、快速、各停)なので。東府中には8分前に到着した。今日も頑張った。しかし目的地が遠ざかると厳しいな。 “京王線の旅(たぶん3回目)” の続きを読む

東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)

0.はじめに

世間は緊急事態である(そうなの?)。とは言え、そんなことで活動をやめるのもポリシーに反するので、まあ長くなるので細かいことは書きませんけど。一応東京都区内は厳戒態勢なので(あくまでイメージである)避けることとして、どこに行こうかと考えていたら、東急線沿線が一部残っていることに気が付いた。

ところがよく調べてみると、東京都区内はクリア済み、残っているのは田園都市線の藤が丘から先?横浜市だな。なお、終点の中央林間は小田急線ツアーで訪問済み。つまり、手前のつきみ野までが対象となる。うん、時間が余る!じゃあ、ついでにバスも乗ることにしようか。東急では電車の1日乗車券だけでなく、バスもセットになった1日乗車券(東急線・東急バス一日乗り放題パス)を発売している。お値段は1000円。紙券だけでなくPASMOに載せることもできる。参考までに電車のみ(東急線ワンデーパス)は680円、東急バス一日乗車券(ICカードのみ)は520円である。

参考までに、東急線各駅(世田谷線、こどもの国線は下記参照※1)で購入する場合は東急線・東急バス一日乗り放題パスを購入すればいいのだが、東急バス沿線の人、渋谷の地下に潜るのが面倒な人はどうするかと言うと、東急バスに乗車する際に東急バス一日乗車券(もちろんPASMO、Suicaのみ)を購入する。次に東急線の駅窓口で(鉄道を利用する前提ですよ)その1日乗車券(が入ったICカード)を提示して、東急線一日乗車券(480円!)を購入する。なお、この1日乗車券は現金での発売となる。この場合、バスはICカードの1日乗車券、鉄道は紙券の1日乗車券という面倒な事態になる。

※1 世田谷線から乗車する場合は、乗車時に乗務員さんなどに一日乗車券購入の旨を伝えて乗車券購入票を受け取る。三軒茶屋(もちろん田園都市線)の窓口にその購入票を出して差額(1000-150=850円)で購入する。ICカード利用なら147円なので、853円で購入できる?
こどもの国線(恩田、こどもの国)から乗車する場合は、乗車券を購入、またはICカードで乗車する。長津田駅の窓口に使用した乗車券またはICカードを出して差額(1000-160=840円)で購入する。ICカード利用なら157円なので、843円で購入できるはず。長津田駅のこどもの国線のりばに改札口がないことにお気づきだろうか。

1.プランニング

まずは藤が丘からスタート。青葉台周辺はなぜか訪問済みなので飛ばして、田園都市線の終点中央林間、も訪問済みなので(小田急線ツアー)その手前のつきみ野まで。それだけだとどー考えても足りないので、青葉台駅、あざみ野駅から東急バスで行けそうなところへ。それでも時間が余ったら、町田市内にも行こうかというプランとなった。実は、東急線、東急バス沿線で未訪問の地域はそれだけなので、それ以降は神奈中バスのお世話になることに。東京都内の東急バスエリアはクリア済みなので。神奈中ツアーは別途企画するとして、今回はそういう行程になった。神奈中バスに関しては1050円かかるが丹沢、津久井、宮ヶ瀬までも行ける1日乗車券がある。 “東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)” の続きを読む

政令指定都市の局巡りについて

旅行貯金というものは、元来旅の途中に立ち寄った地域(例えば駅近くとか)の郵便局を訪問するものです。ですが、途中で目的がおかしくなり、一定地域内の郵便局を全部回ろうとする行動に走ることがあります。ありますというか、たいていの局巡ラーはそうなる傾向にあります。

さて、地域単位で攻略するということは、地域内の郵便局を全て調べて、リストアップした局を順番に訪問することになります。その単位としては、基本的に市町村(東京の特別区も)単位となります。日本郵政のサイトには「郵便局・ATMをさがす」という項目があり、そこでは市区町村単位で、また政令指定都市では区単位で郵便局の一覧が出ますので、それを利用することになります。つまり、政令指定都市においては区単位での管理がしやすいため、区単位でリストアップして(と言うより、政令指定都市では市全体のリストが出ない)訪問局を管理することになるわけです。

そういった理由で、訪問局リスト(excelで作ってますが)では○○市完了と書いたり、政令指定都市では○○区完了または○○市○○区完了(北区、中央区、緑区など複数都市に同名の区がある場合)と記載しております。が、1つだけ例外を発見してしまいました。大阪府の堺市は政令指定都市なのですが、リストには○○区完了とは書かれず、堺市完了としか書いてなかったのです。実のところは、美原町除くとか書いてますけど(^◇^;)

これは記載漏れか?いえ、違います!堺市は2006年(平成18年)4月に政令指定都市に移行しました。つまり、それまでは区という概念はなかったのです。その1年前には南河内郡美原町を吸収合併しています。旧美原町(現堺市美原区)を固め打ちしているのは単なる偶然でしょうけど。そして堺市の攻略がその前であったために区の記載がなかったのでした。タイミング的に美原町が堺市に吸収され美原区になる前の短期間で訪問したことになります。狙ったわけではないんですけど。

そのままでもよかったんですけど、せっかくなのでししょーは堺市内局の所在地を調べ直して、何区に属するか確認の上訪問局リストに反映しました。面倒ですけど、区単位での管理をするには必要な作業でしたので。なんでしょうな、泉北ニュータウンは南区、旧美原町は美原区、あとは何だかよく分からない区割りですね。

参考までに政令指定都市とは、人口50万人以上を擁する都市で、所定の要件(規模)を満たすと政令で指定されることにより移行できます。かつては人口100万人以上、現在ではおよそ70万人以上いれば認めてもらえるようです。ということは、今後都市部への人口集中などにより新たな政令指定都市が生まれる可能性もあるのでは。となると、また過去の訪問局を調べ直すのか?うーむ、静岡市みたいなやる気のない区割りだとありがたいなー(コラ)。

ししょーのリストには、あの平成の大合併の影響もあり、旧地域名の項目があります。平成の大合併により消えた町名もちゃんと残してあります。これは、2006年頃まで行われたので、それ以降この項目は空欄になってますが、今後はどうなるのか。それよりも、合併でとんでもない山奥が都市に含まれたので、コンプするのがすごく困難になってるのが辛いです。相模原市緑区、浜松市天竜区、京都市北区など。どうすんだよこれ。

訪問局の管理の仕方、管理リストについては、またの機会に説明したいと思いますけど、訪問して記録したらそれで終わりではないです。場合によっては最新情報にアップデートする必要もあるのです(廃止とか改称とかも)。それにしても3000局以上も行ったのに、どこに行ったかおぼろげながら覚えている自分の記憶力に驚いたりもしています。