サイト開設6周年

今年も大型連休がやって来ました。時間を取れるのはこのタイミングだろうなとサイトを始めたのがこの時期でした。なんだかんだで6年も続いてるんですね。このサイト。

前回も書きましたけど、自社の業務に関する勉強会というのは続いていまして、一定の成果を挙げているのはありがたいことだと思います。ですが、それによって月の休みを2日ほど減らされるのは、少なからず影響があります。

旅行記などは力を入れています。自分にとっての記録にもなりますから。その他更新するコンテンツとして便利なきっぷのページがありますけど、こちらの更新が滞っているのはよろしくないなと思っています。巷のサイトを見ても、古い情報が残ったままになっているものも多いので、自分だけじゃないと思いつつも、なるべく更新はかけて行く方針です。

世間は大型連休とはいえ、連休など関係なく働いている方がいることを思うと申し訳ない気持ちにもなります。かく言うししょーも昔はシフト制の勤務をしており、その時は祝日だろうが日曜だろうが出勤しておりました。その代わり平日に休みがもらえるのでそれを利用して郵便局を回ることがかなり容易だった訳ですが。

今回の大型連休では、休みに挟まれた平日が2日しかない訳ですが、かなり裏技を使ってその前の平日も休みにしてしまいました。みんな、スマン。そんな訳で、いくつか旅行記を上げる予定でおります。

今後いつまで続けられるのか分からないですが、できる限りは続けていきたいと思いますので、これからもご支援のほどよろしくお願い致します。

脱マスク社会の実現に向けて

今年の3月13日よりマスクの着用について、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました(厚生労働省サイトより)。それに合わせる形で、ししょーの職場でもマスクの着用は個人の判断に任せるというお達しが出ました。

ということは、かねてより『コロナはただの風邪』というポリシーを標榜していた(?)ししょーは安心してマスクをしなくても済むことになりました。その前でも電車内などでノーマスクの人は散見されましたけど、ししょーも一応雇われ人なので、勤務先の意向に逆らってマスク外して、それでもし万が一何かあったら色々言われるのは必至なので、仕方なくマスク生活していたわけです。

別にししょーは花粉症ではありませんので、この時期マスクをする明確な理由もありませんし、まあ顔が少し暖かいかなというのはありましたけど。それにコロナに限らずその前の新型インフルエンザが発生した時なんかもマスクをしましょうなんて言われて、「こんな時期にマスクをしてたら花粉症だと思われますよ、ボス」とか職場で文句を言ったこともあります。

ししょーはと言うより公共交通機関を使って郵便局を巡る場合、どうしても長距離歩かないといけないわけです。ただでさえ負荷が大きいのに、マスクを付けてるとさらに息がしにくくなり余計に負荷が大きくなります。それでも、初期の頃は夏用の冷感マスクとかいうウレタン製のマスクも併用してました。ですが、最近と言いますかコロナ末期になると、感染防止のため不織布マスクを使いましょうとか電車内で言われるようになり、ししょーもなんだか気になって不織布しか使わなくなりました。そんなこと言ってる車掌はウレタンマスクじゃねーかとクレームを入れたくなりましたけど。

過去の旅行記を見ていただくとお分かりかと思いますけど、マスク着用による熱中症リスクの増大を必要以上に恐れて、旅の効率が悪くなってました。普段から鍛えてるししょーがそんなに心配することはなかったと思うのですが、世間のマスコミとかが熱中症が危ない、マスクをしてると熱がこもるから余計に危ない、とかそんなの分かってるよという内容ですけど、繰り返し言われると嘘も百編言えばナントカと言うようにそうかもと思い込まされるようになったのではないかなと。

コロナ中期には、さすがにヤベーと思い始めたのか、炎天下や半径5m以内に人がいない時はマスクしなくてもいいゾとか言い始めましたね。ししょーも体調を考慮しつつ適宜マスクを外してましたけど。

とりあえずコロナも終了したということで、マスク生活も無事に終焉を迎えました。ですが、手洗いに解除はありません。いや、熱中症のリスクが終わったわけではありません。今年もきっと夏は暑いでしょう。そして連日のニュースで今日は熱中症で何人が救急搬送されたとか、何人かお亡くなりになったとか言う報道がなされることでしょう。熱中症の対策については、過去記事や熱中症のページを参照していただければと思います。

久々にノーマスクでお外に出ると、なかなかいいですね。春の匂いを感じられたり、隣に座ったおねえさんの香水が前よりも強烈だったり、今までいかに嗅覚を制限されていたかがよく分かります。これこそが日常の生活なのではないですかね?

今年の夏は久しぶりにノーマスクでのびのび活動できる。でも熱中症に気をつけることは言うまでもありません。どこに行こうかな?とりあえず熱中症withマスクで行動制限された小田急沿線の攻略をちゃんとやり直した方がいいのでしょうかね。

書を校するは塵を掃うが如し

かれこれ、ししょーがこのサイトを立ち上げて、数々の駄文をネットに晒して早6年近くになりますかね?その間に旅行記を始め色々な文章を書いてまいりました。当然ながら、文章をアップするときはちゃんと内容を確認して、内容の正当性や誤字脱字などに関してもチェックしているつもりではあります。

それでも、その時のコンディションなのか妙な間違いをしているときがあります。なので、後からししょーの書いた文章が合っているのか再度確認する作業も行っております。サイトの内容については、作った時だけでなく後で修正した時もブログの更新が所定のサイトに通知されるらしいので、サイトが生きているという証明にもなるらしいのですが。

と言っても昔書いた文章は正直言ってあまり洗練されてないので、今のフォーマットに沿って直したい気もします。そうでなくても、その時の気分によって表現を変えてみたくなることもあります。ですが、これはししょーが学生時代にサークルで同人誌を出していて、その時に他の人の書いた文章を直すときに心がけていたことではありますけど、元の文章のテイストは残した方がいいのではないかと考えています。

特に他人の書いた文章を自分のフォーマットに当てはめて直してしまうと、それはもはやその人の書いた文章ではなくなってしまいます。明確な誤字脱字、事実の誤認などを除いては、例え文章の書き方が稚拙でも(失礼かな?)そのまま残すことにしていました。

こんなことを自分で言うのもナンですけど、過去の文章を振り返ると、成長が見られて楽しいなと。最初から確固たるフォーマットを決めて書き始めたわけではないし、もしそうであったとしてもより適切なフォーマットに直していくのは必要なことだと思います。今のフォーマットが正しいのか?それは分かりませんけど。

それと途中から局の写真を載せるようになりました。これはある人から、郵便局の写真を載せたらいいのでは、という意見をいただいたからです。その人は全国約24000局の写真を掲載したらという意味合いで行ったみたいですけど、そんなことは不可能ですので、せめてししょーが訪問した局ぐらいは写真で残そうと思ったのです。ただ文字が並んでいるよりはブログらしくていいかなと思います。

旅行記に関しては、一覧を作って過去の文章も辿れるようにしております。そうすると、昔のフォーマットが今とずいぶん違うことに気付かれるかと思いますが、それはこのサイトの成長であると見ていただければありがたく思います。

でも昔の文章を見ていると、直したくなる気持ちになります。ちょっと情報が足りないかなとか、もうちょっといいボケを入れたいなとか。でもそれをやるとおそらく切りがないのでほどほどに止めておくのがよいのかもしれません。

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)

0.はじめに

神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は本当は3回目なのだが、前回は前々回の取りこぼしを拾いに行ったため、1.5回目とした。そのため、今回が正式に2回目となる。そして、例によっていい機会が訪れたのであった。そう、またしても夜間作業を行うことになったのである。前回の夜勤時はうちのメンバーがやらかしたために夜勤前なのに緊急ミーティングに呼ばれて機会を逸したので、今度こそはしっかり(心の)休息を取りたい。

前回までの神奈中バスツアーで、戸塚営業所、舞岡営業所、横浜営業所の主なエリアは回れたと思う。横浜市内局は残念ながら神奈中バスでは回りきれず、相鉄バスを利用しないといけない場所もある。だが、今回は神奈中バスで回れる横浜市内の残り局を回れそうな見込みである。本当は完結編としたかったが、神奈中バスエリアが完了するわけでもないし、横浜市内局を完全制覇する訳でもないので、単にその2とした。

1.プランニング

横浜市内の残り局は23局。そのうち、神奈中バスで回れるのは8局である。後は相鉄バス8局、江ノ電バス2局、相鉄5局である。

残り局とそれを通るバス系統をいい感じにつないでみると、おお!なんかきれいにつながったぞ!だが運転間隔は1時間に1~3本程度。正直言ってそんなに多くない。これでも2時間に1本とか早朝深夜のみの系統を除外した末の結果なので、これが限界なのであろう。

相鉄本線の鶴ヶ峰駅をスタートして、途中鶴間駅、瀬谷駅、三ツ境駅を通ってバスを乗り継ぐ。見た目の系統は多いが、早朝深夜のみの出入庫系統も含まれているので、迷うことはなさそうだ。ちなみに、こんな行程とした。

・鶴ヶ峰駅~都岡町~鶴間駅東口
・鶴間駅東口~瀬谷駅
・瀬谷駅~細谷戸第1~瀬谷駅
・瀬谷駅南口~いずみ野駅
・いずみ野駅~三ツ境駅

上記で時間いっぱいとなる想定である。とにかく、横浜市に関しては神奈中バス沿線の残り局を取り切ることはできそうである。もし、時間が余れば三ツ境駅から大和駅まで移動して大和市内の攻略もできそうかな。だが、事前のシミュレーションでは8局が限界であった。途中乗り換えで通る鉄道駅も相鉄線ツアーで訪問済みである。いや、鶴間駅(小田急江ノ島線)は未訪問だぞ。ここは駅の反対側に1局あるが、今回は横浜市がメインなので、無理はしないでおこう。

使用するきっぷはもちろん、一日フリー乗車券(以下1日乗車券とする)。1050円となかなか高額だが、今回も元は取れるはず。いずれは山間部の厚木/厚木北、秦野、伊勢原、津久井営業所にお邪魔するかもしれないので、その時こそはこの金額に納得することであろう(何だそりゃ)。

2.横浜市旭区の旅

スタート地点の鶴ヶ峰駅には8:45ごろに到着した。なかなか優秀だな。ここから鶴間駅、若葉台中央、十日市場駅方面のバスに乗る。都岡町バス停までは各バスが併走するが、その先は系統がどんどん分かれていくので最終的に鶴間駅東口行きの間01系統しか乗れなくなる。なので都岡町バス停を過ぎると一気にのんびりムードになる。

パワーウィンドウスイッチ(9000系】
【相鉄名物パワーウィンドウ(9000系) 阪急みたいなスマートなタンブラスイッチにならんか?】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)” の続きを読む

お仕事の話

かく言うししょーも一応サラリーマンやってますので、平日はお仕事をしています。今年の2月、3月とうまい具合に祝日と週末に挟まれた平日がありますので、普段ならそこに休みをねじ込んで活動するところですが。ここのところ、仕事がやたらと忙しく、そんな貴重なお休みを逃すことになってしまいました。まあ、12月にコロコロ病で休んだのと、1月に体調不良で休んでしまったことで、業務の進捗が遅れて職場でにらまれることになったからだと思いますけど。

仕事とプライベートのバランスを重んじる、いやプライベートの比重を重んじるししょーにとってはかなり痛いです。3月はワンチャンあるかな、なんて思ってたのですが、現場のエラい方が作業を前倒しできないかね?とか言い出してリーダーがそれを受けてしまったために3月の休みも見事に吹っ飛んでしまいました。

後はどうなんだろう?夜間作業がまたあるみたいなので、それを利用して行動できないかな?どうせ昼間暇なんだから、その間出ろよとか言われたら終わりですが。でも、もしそうすると勤怠がおかしなことになるから、それを盾に取って抵抗してみようか。ちゃんと夜間作業までのつなぎのプランも作ったんだぞ!

何でしょうかね?仕事が忙しいせいかそこはかとないストレスのせいなのか、最近色々プランを作成しております。実現性は低いけれど、気分転換みたいなものですかね?3月いっぱいまで京成線の全線フリーきっぷが発売されるので、それを使ってみようかと思っていたのですが、それは上に書いた通り立ち消えてしまいました。京成線のきっぷは不定期に発売されるから、次の機会を待つことにしようか。

しかもテレワークの日々だと仕事に集中できないんですよね。深い理由はないですけど、今週は高槻市(大阪府)唯一の樫田簡易局に行く方法を考えてました(^_^;)高槻の市バスには均一料金区間と山間部の対キロ区間の運賃制度があり、1日乗車券も均一区間用と全路線用に分かれているのですが、区間料金制のエリアには樫田簡易局しかない。ということは、全路線用チケットを買うより、均一区間用のチケットを買って乗り越した方がいいのか?いや、山間部の原大橋~樫田校前間の運賃が390円だから全区間用の方がお得だな(均一1day:630円、全線1day:1000円(2023年3月現在))、とか均一区間外に行けるバスは2時間に1本ぐらいしかないので、行って来い(折り返し便で戻ること)が良さそうだとか、一番近いバス停は樫田郵便局前バス停なんですが、そこを通る二料行きのバスは平日の日中走ってないので、その手前の樫田校前バス停で降りないといけないなとか(日中走っている杉生行きや中畑回転場行きは樫田校前で分かれる)、高槻市なんていつ行くか分からないのに何でこんな真剣に検討してるんでしょうね?

やっぱり疲れてるんじゃないですかね?正月休みも思ったより短かったし、休養が足りないんだ~!いっそ倒れてしまった方が休めていいかも、とか良からぬ考えも頭のエッジを掠めるのでした。今の案件は3月に終わるので、4月以降のんびりできたらいいな。できなかったらその時はししょーにも考えがあるぞ?はぁ、お仕事頑張ろっと。

中小企業の賃上げ阻害ナンバーワン!?

当然ながら、ししょーはニュースを見ています。忙しいので全部チェックしきれませんから、目に付いたものしか見ませんけど。しかし、看過できないニュースがありました。

ちょっとニュース記事のタイトルが分かりにくくて表現しづらいのですが、リサーチ会社の調査によって、昨今のコスト上昇に対して『価格転嫁』ができていない、つまり中小企業の賃上げを阻害している企業の一覧が公開されました。その中で価格転嫁ができていない、0割転嫁のうちでもっともひどい企業として日本郵便が堂々ランクインしたということです。たった1社だけ平均0割(価格据え置き)未満という点数を叩き出したのです。

以前からお話ししてますけど、日本郵便(郵便局)というものは、民間企業であるにも関わらず全国一律のサービス(ユニバーサルサービス)が義務づけられています。さすがに小包(ゆうパック)は地域別料金ですけど、はがきや封書、レターパックなんかも全国一律料金となっています。

確かに、全国一律料金で遠距離の荷物や封書などを運ぶのはかなりの負荷だということは理解できますけど、それを理由に下請け企業に無理を強いるのはおかしいのではないかと思います。

こういうところにも公共サービスを民間にしてしまった弊害が出ているんですね。いつぞやのブームに乗って、郵便局を民営化してしまったことを国民は反省し、是正するべき時に来ているのではないでしょうか?

国鉄はJRに変わり、当初の約束を反故にして次々と赤字ローカル線を切り捨てていきました。しかし郵便局は、不採算部門として地方のサービスを簡単に切り捨てることはできません。まだ都心部の収益で何とか地方の赤字を補填できているのかなあとなんとなく考えていましたけど、やはり台所事情は苦しいのでしょう。

かと言って、某有名自動車メーカーみたいに下請けに出す仕事の単価を上げないどころか、逆に下げるようなことをしてまで、自社の収益を守った、ウチの賃金は上がってるのに文句言うなとか開き直るのは見苦しいにもほどがあります。

こんな事例を見るまでもなく、ユニバーサルサービスという使命がある企業は民間ではとても保たない、そのことを多くの方に理解してほしいと思います。郵政事業はもともと国営と言いますか国策でした。とても一民間企業に担えるものではありません。早く郵政事業を国有に戻して、この歪みを正していかなければならない。そう強く思うししょーでした。

それにしても、あの社長はどこまで現場感覚が薄いのか、すっとぼけたことを言ってますね。「どういう観点でここまでの厳しい評価になったのか、きちんと突き止めていかなければいけない」と語ったそうですが、そのバカみたいな受け答えって、以前のかんぽ生命の不正契約問題の時にも同じ台詞を聞いたぞ!それで世間が納得すると思ってるなら、国民は相当にナメられてますよ、ホントに。

JR東日本のバリアフリー料金導入について

冬ですね。結構寒いです。外気温が下がるとヒートポンプの効率が悪くなるので、暖房をエアコンに依存しているししょーには影響が大きいです。

そんなことより、ぼーっとニュースを見ていると、気になるニュースがありました。JR東日本がこの3月から鉄道駅バリアフリー料金を導入(東京の電車特定区間)、さらに通勤定期券を値上げ&オフピーク定期券を新設だと?この話は、ハッキリ言って局巡りとほぼ関係のない話ですが、ししょーが気になったことを書かせていただきます。

とうとう来たか。それがししょーの印象です。バリアフリー料金の導入についてプレスリリースを見ておりますと、駅のエレベーター、バリアフリートイレ(要するに多目的・・・ゲフンゲフン)、ホームドアを整備し、と書いてますけど、一番大きい理由はホームドアではないかなと思っています。

言われるまで気付かなかったんですけど、昨年12月に『鉄道駅バリアフリー料金制度』なるものが施行されたんですね。ただ、制度として発足しても使う義務はない。でも、よし、せっかくだし使っちゃるか!と判断したんですよね、東日本さんは。関西では京阪電鉄も導入予定だとか。

今まで、駅のバリアフリー化(エレベーター設置、トイレのバリアフリー化)なんて鉄道会社が自発的にやってましたよね?路線の建設に伴い建設費を負担させる形で加算運賃というのはありましたけど(羽田空港線とかです)、こういうあからさまな制度って気になります。原因はおそらくホームドアの整備だろうと。

駅のホームは大変危険です。高速の列車がすぐ近くを通過するので、ホーム端にいたり、ホームから転落すると死傷する恐れがあります。それを防ぐためにホームドアが整備されつつありますが、それは従来は鉄道会社が費用を捻出して自発的に実施してました。ところが、ニュースのコメントとか見ていると、なんだかホームドアの整備が遅れている、鉄道会社の怠慢だみたいな論調がまかり通っているように思えました。

ホームドアの設置って、ただホームの端にブツを置けばいいってものではないです。ホームドアは1基あたり約400kg、最近は軽量型も出てきましたがそれでも250kgぐらいと結構重いです。それを鉄骨に薄いコンクリート板を渡した程度の(貧弱な)ホームに置いたら壊れますよ。なんで、まずホームの補強工事を行います。その後に重いホームドアをホーム端に設置します。さらに停止位置がシビアになるので定位置停止装置(TASC)の導入、さらに車両側ドアスイッチとホームドアは連動するので(新幹線はそうでもないようですが)、そのシステム導入の費用もあります。そういうわけで工事費は億単位のお金になります。そんな簡単に付けられるものではないです。

しかしながら、ホームからの転落事故があってそれが報じられると、また事故が起きた、鉄道会社の怠慢のせいだみたいなコメントが雨後のタケノコのごとく湧いてくるのは気になってました。一方費用負担に関する言及はあまり見られなかったですね。でも、いずれは設置が義務化されたら、きっと工事費が利用者に跳ね返ってくるんだろうなと思ってたら案の定です。でも、今まで鉄道会社を批判していた人たちは、理解があるからきっと追加分を喜んで払ってくれるでしょう。

追加料金は今のところ普通運賃で10円(現金、ICカードとも)、通勤定期1ヶ月で280円のようです。通学定期には適用されないみたいです。東京の人は寛大だからそれぐらい出すんでしょうか。ただ、今後の状況によっては上がる可能性もあります。料金制度の利用に関する通達軌道法施行規則第21条第2項第4号に規定する料金及び鉄道事業法施行規則第3第1項第に規定する料金の取扱いについてを見ると、追加徴収した費用の用途は決められていますが、金額に定めはありません。10円というのはあくまで現状の想定に過ぎないです。でもホームドアが整備されて安全になるんだから、それぐらいは出しましょう?

あ、オフピーク定期券の話もしたかったのですが、長くなったのでこの辺にしておきます。物価は上がる、運賃も上がる、でもお給料は上がらない。春闘なんて一部の大手企業のお話だから、ウチらの給料には1ミリも反映されませんよ。後はフリーきっぷに影響しないことを祈るばかりです。

名古屋市内の旅(おそらく4回目)

0.はじめに

2023年、とうとう年が明けてしまったか。やれやれだぜ(新年からテンションがおかしいのはご容赦ください)。年明け1日、2日働いてまた連休に入るのなら、年始からずっと休みにした方が効率がいいのでは?と言っても、作業が残っているので、それを放置して休むことは難しい。サラリーマンの悲哀というやつか。

結局、帰省の移動しか利用することができないが、復路は少し余裕がある。家に帰り着く時間は遅くても構わないので。ということで途中の数時間を利用してどこか回るとしよう。今回は名古屋市内を回ることにした。関東から相当離れているので、関東から旅行するなら泊まり必須のロケーションである。なので、こうやって通るたびに少しずつ訪問する作戦を採っている。本当は名駅か栄かどっかに前泊して局巡りするのがいいんだろうけど。優先度が低いので、それはそのうち考えるとするか。

1.プランニング

名古屋駅の到着予定は11時前ぐらい。関東方面への移動(もちろん青春18きっぷを使うので鈍行を利用する)を考えると14時ぐらいがリミットとなる。その間の時間を使って回れるところを回ることにした。そこで今回は名古屋市営地下鉄桜通線に沿って回ることにした。桜通線は、名古屋駅の隣の中村区役所太閤通が起点となっている。よって太閤通駅をスタートとして行けるところまで行くことにする。

時間は短いけど、想定では高岳ぐらいまでは行けそうな気がする。まあ、名古屋はあまり詳しくないので、あまり無理しない方がいいかも。名古屋市攻略はいつになるか分からないけど、とりあえず愛知県内局を増やすんだ!

2.名古屋市の旅

名古屋駅に到着した。桜通線ののりばというか入口を探す。それとコインロッカーどこか空いてないかな?とうろうろしてなんとか発見する。ICカードで認証するタイプは空き無し、だが横の現金タイプは空いている。大丈夫、100円玉ならたくさんあるぞ(郵便局に出す用以外にも)。ロッカーに荷物を押し込み、投入口に100円玉4枚を投入し、鍵を抜き取る。と言うことでようやく荷物から解放されたので、近くののりばで1日乗車券(地下鉄全線24時間券)を買い求める。いざ、桜通線のホームへ降りる。

名古屋駅のコインロッカー
【桜通線のりばの近くで見つけたコインロッカー 左側は現金用であった】

名古屋市地下鉄24時間券
【名古屋市営地下鉄全線24時間券 最初の入場時から24時間有効なきっぷ】

名古屋市に関していえば、過去に中途半端な訪問の仕方をしているので、ダブりには特に注意が必要である。 “名古屋市内の旅(おそらく4回目)” の続きを読む

関東バスで行く中野区、杉並区の旅

0.はじめに

ああ、ついに2023年が明けてしまいましたねえ。正直言って仕事について行ってないのだが、まあここまで何とかなっている?ところで、東京23区の旅についてだが、順番から言ってそろそろ西の方かな?そう言えば、まだ本格的に京王バスに乗ってなかったな。ということに気がついた。

京王バスに乗るのが目的、ではなくあくまで杉並区内局の訪問が主目的である。ということで、杉並区内の残り局をチェックしていたところ、重大な事実が判明した!

関東バスの沿線局しかないじゃないか!

ぐぬぬ、京王バスの沿線局ってなんだかんだ言って京王線から無理矢理アプローチしていたような気がする。都心に近いところでは都バスで済んだ場合も多かった。バスに乗るのが目的ではないので、大した問題ではないけれど、関東バスツアー2回目を実施することになろうとは。

関東バスは、周知の通り(?)JR中央線の沿線を中心に展開しているバス会社である。じゃあついでに中野区も回れそうかな。そんな感じでプランニングに入ることになった。

1.プランニング

関東バスの旅と決まったので、まずは中野区内局から。中野区内の残り局は3つ。全て関東バスで行ける場所にあった。それをクリアしたら杉並区へ。具体的には、中野駅からスタートし、いったん新宿方面へ向かう。新宿駅~中野駅間の系統だが、新宿駅から乗ると渋滞に遭いそうなので。中野駅に戻ったら、次は江古田方面へ。その後杉並区方面に行きたいが、中野駅に戻らないといけないようなので、中野駅から下井草方面に向かう。ここからは杉並区内を回って未訪問局を拾うことになる。

使用するのはもちろん関東バスの1日乗車券。ICカード(PASMO、Suica)に搭載するタイプのきっぷである。これで関東バスの全線(コミュニティバス、高速バスなどを除く)が1日乗り放題となる。うまくいけば、最後に京王バスとの共同運行路線を利用することになるが、自動的に判断されるので問題はない。210円取られるけど。

2.中野区の旅

バスの系統から言って、スタート地点は中野駅となる。さて、今日は頑張ったおかげで何とか8:40過ぎには到着することができた。最初に乗るバスは新宿方面行きの宿08系統小滝橋経由新宿駅西口行き。9時よりも前には8:48発の便がある。これを目標にしていたわけだが、無事に乗ることができた。が、中野駅(北口)のりばを正確に把握してなかったので、ちょっとのりばを探して右往左往する。発車3分前にのりば発見!関東バスは前乗りなので、乗車時に1日乗車券を買う。「すみません、1日乗車券ください・・・」ダメだ、声が出ねえ。 “関東バスで行く中野区、杉並区の旅” の続きを読む

豊橋鉄道東田本線(豊橋市内線)の旅完結編

0.はじめに

ここ10年以上の傾向として、帰省するときは青春18きっぷで移動することが習慣になっている。せっかくなので、今回もどこか途中で降りて郵便局を回ることにした。実は、東海道本線を地道に下って沿線局を訪問する旅も続けているのであるが、帰省の重い荷物を担いで乗り降りするのはかなり辛かった(過去形)。斤量が重いと行動も鈍くなるものである。さて、今回はどうしようか。そうだ、豊橋鉄道東田本線(以下、豊橋市内線とする)の沿線は、終点手前の競輪場前電停までしか到達できていなかった。わざわざ、終点の赤岩口まで行くために旅行をプランニングするのは効率が悪い。しかし、途中下車して市内電車に乗るぐらいなら良かろう。ちなみに、豊橋市内を攻略するのであれば、豊鉄バスの1日乗車券、豊橋鉄道(渥美線、市内線)と豊鉄バスの1日乗車券(いこまい豊橋 電車・バス1日フリー乗車券)というのもあるが、それはそのうち考えるとしよう。

なお、その手前の井原電停と、そこから分岐する運動公園前電停の付近には郵便局がないことは確認済みである。

1.プランニング

朝関東を出発し、東海道本線を下ってゆく。途中浜松で某魚のパイを買ったりしても(実家からのリクエストである)豊橋駅には14時頃には到着できるはず。そこから豊橋市内線で終点の赤岩口電停まで往復しても、名古屋には17時前に到着できる。たまには、東海道線を下っていこうかと思ったのだが、やはり時間がかかりすぎるので名古屋から近鉄特急に乗る方が結局早く行けることに気付いた。

途中立ち寄る(?)のが豊橋市内線の赤岩口だけというなんとも贅沢な行程である。ついでに豊鉄バスに乗ればいいのでは?いや、そうなるとバス向けのプランニングが必要になるし、1日乗車券の都合からバスオンリーの方が効率が良い。鉄道線、軌道線の沿線はほぼ回ってしまったので。

2.豊橋へ

青春18きっぷを握りしめ東海道本線を西下する。当然のように熱海発静岡行きの普通列車から華麗に興津作戦を決め、浜松駅で途中下車する。ここでの用事はウナギの夜のお菓子を買い求めることのみ。なかなか面倒な行程だが、結構家人には評判が良いのである。なお、ししょーが大好きな静岡名物黒はんぺんは早々に否定された(´・д・`)ここで昼ご飯にしてもいいのだが、ここのそば屋さんも飽きてきたな、ということで豊橋駅まで移動することに。最近は、豊橋駅構内のラーメンにハマってるので、そちらを選ぶことにした。到着予定時刻は14時前ぐらい。ゴール(おうち)への到着時間を考えると、名古屋駅には17時ぐらいまでには到達していることが望ましい。それを過ぎると夕食の時間が遅くなってしまう(一人だけ)。市内電車往復なら、それほどかからないはず。 “豊橋鉄道東田本線(豊橋市内線)の旅完結編” の続きを読む