局名印を押してもらおう

口座を開設できて、通帳を手にしました。ですが、ここで入金するだけなら、ただ口座が増えただけです。それではあまり意味がありません。(最近の銀行は名寄せといって1人で複数口座を持っていても総額がチェックされていて、ペイオフ対象額は合計額で算定されます。その代わり、郵貯の場合は上限が1300万円に制限されていますが、もちろん合計金額のことです)。ここに局名印を押してもらうことではじめて目的を達成できるわけです。

口座開設の時に、旅行貯金の話をすればほぼ自動的に局名印が押されますが、念のため確認しましょう。入金した場合、お支払金額の欄に局名印が押されているはずです。もし、押されていなかったら窓口で申し出ましょう。必ず押してくれます。なぜかというとそれが正規の手続きだからです。JRの途中下車印と同様に本来押すべきものを最近は省略してるんですよね。途中下車印については関係ない話なので省略しますが、とにかく局名印は押してもらえます。



前の行に局名印が押してあれば、次の局ではほぼ勝手に押してくれます。まれに、押してくれない(押し忘れる)こともあるので、確認は必要ですが。それから注意しておきたいことは、通帳を更新すると最初の行には局名印は押されないため、次の局では特に申告しないと局名印を押されないということが時々発生します。ただ、窓口で100円だけ預ける人間が何を目的に来たのかを察してほしいところですが、相手も忙しいことですので、ここは冷静に「局名印を押してください」とお願いしましょう。
局名印は、ただの表示ではなく、確かにその郵便局を訪れたんだという証明にもなりますから、旅行や出張の思い出に寄与することは間違いないと思います。



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