JR宇都宮線の旅(その1)

0.はじめに

東京、神奈川エリアについてはかなり回れていると思う。しかし、関東地方全体ではどうなんだろう。と記録を見直してみると、それ以外の地域の少なさに愕然とした(今さら)。3番目の埼玉県も10%に到達しないという状態であった。北関東については5%にも満たないところもある。これはいけない。といって焦って中途半端に回るのも混乱の元なので、地道に進めていくしかないのであろう。

では、今回はどうしようか。JR宇都宮線(以下特記なき場合はJRとする)に沿って福島方面に進むことにしよう。福島方面と言っても福島県に届くとは思ってないけど。ただ、宇都宮線は中途半端に途中区間を回った記憶があるな。今回は、未訪問の部分を埋めつつ北に進むことにした。地域的に夏場はキツいゾーンなので、暑くない時期の方がよい。むしろ、寒い方がいいのかも。次の連休までは遠いが、今回はししょーの交渉術によって無事休みを確保できたのであった。

ところで、東京都内(台東区、荒川区、北区)は訪問済みのはずなので、埼玉県から先となるが、どこに行ったんだっけな。

1.プランニング

宇都宮線に沿って北上する。基本的に各駅停車しかないので(昼間の快速ラビットは廃止され、湘南新宿ラインの快速が1時間に1本程度あるが)、来た電車に乗ればよい。途中まで(栗橋ぐらいまで)特急も走っているが、大宮から栃木(東武)にワープするので乗れるはずもない。駅から歩きすぎないように、日本郵便の郵便局・ATMをさがすのページから、約7700分の1縮尺(1目盛り100m)で付近の郵便局をチェックする。ただ、蓮田を過ぎると使えそうなバス路線もなくなるので、範囲を広げてチェックすることにする。国際興業バス以外は1日乗車券を出していないので、たぶん利用することはなさそうである。

過去に訪問した局と被らないように注意しながら対象局をピックアップする。あ、よく見たら川口と蕨の辺に未訪問局があった。それに大宮までの区間も未訪問であった。大宮までは京浜東北線に乗らないといけないようだ。ということで降りる駅は、川口、蕨、浦和、北浦和、与野、さいたま新都心、大宮、久喜、古河、この辺で限界だろう。

間々田については、駅近の乙女局は訪問済みなので、もし行くなら駅の北の方にある2局を行くことになるが、近い方でも1.3km、遠い方だと2.4km離れている。いつものルート検索ではなく直線距離である。歩くのはかなりキツいので、コミュニティバス(おーバス)を使いたいが、コミュニティバスということは当然それなりの本数しかない。今回は届かないと思うので、次回以降考えることにしよう。

ここは青春18きっぷを使うのがいいのか?この範囲であればのんびりホリデーSuicaパスでもよさそうであるが。残念、のんびりホリデーSuicaパスが使えるのはGW期間と夏休み、年末年始である。もちろん、土休日は年中使えるのだが。と言うことで期間が短いのでよく1回分は捨てる青春18きっぷを有効活用するとしよう。

2.川口市の旅

今日は楽しい宇都宮線の旅、のはずだったのだが、なぜ京浜東北線に乗ってるんだろうか?そうか、川口とか蕨の近くに未訪問局があるからだった。このエリアは、そのうち国際興業バスで回るとは思うけれど、駅から行けるところは取っておこう。

京浜東北線の各停南浦和行きで北上し、荒川を渡る。次の停車駅は、川口。上野東京ラインなら浦和なのにな。なんだって?川口に上野東京ラインが停まるようになるだと!?なんと小癪な。でも、実現するのは早くても2037年以降らしい。そんなことより、京浜東北線の15連化を、ゲフンゲフン。最悪長距離電車が川口に停まるとしても、その時には川口を通過する区間快速とか作ってくんねえかな?と、モヤモヤした気分のまま川口で下車する。 “JR宇都宮線の旅(その1)” の続きを読む

国際興業バスで行く板橋区の旅

0.はじめに

お盆もたけなわ(?)。ところで何か忘れてないか?あ、そうだ!東京23区の旅をしないと!さて、今回はどこにしようか。残っているのは、葛飾区、足立区、板橋区、練馬区、杉並区か。一部のバス会社ではいわゆる盆休み期間中に特別ダイヤとなり、通常の平日ダイヤよりも本数が少なくなることが多い。国際興業バスについてもお盆休み期間の8/14~16が土曜ダイヤになる。が、しかし一部系統ではなんと平日より土曜ダイヤの方が本数が増えるのである。

そうだ、以前それを利用しようとしたのだが、残念ながらそこまで到達できずに諦めたことがあったような。なので、今回はその系統を利用することにしよう。なお、国際興業バスで行けるのは板橋区内局がメインとなる。板橋区の残り局は7局。これだけだと(たぶん)時間が余るので、国際興業バスのエリアである埼玉県内にも行けるはず。

国際興業バスは、以前は都区内区間限定の1日乗車券(都内乗り継ぎ1日乗車券)を発売していた。それの終売とともに、ほぼ東京、埼玉の全区間で利用できるIC1日乗車券が発売されるようになった。つまり、都区内に制限されず埼玉県もだいたい回れる訳である。

1.プランニング

まずは、板橋区内の残り局を全て回る。前回のツアーで残ってしまった部分である。いや、どう考えても全局回ることは不可能だったと思うけど。それが終われば、周辺に未訪問局はないので、赤羽駅から埼玉県方面を目指すことにした。

板橋区内は残り局を拾うルートなので、かなり見苦しい。だが、これで板橋区内はクリアできる見込みである。その後、時間があればだが、赤羽駅から赤21系統の鳩ヶ谷公団住宅行きのバスがあるので、それに沿って北上することにした。ほぼ同ルートを走る赤20系統の川口市立医療センター行きも利用できるので、本数は申し分ない。川口市はおまけだが、板橋区内は回りきりたい。

今回のルートは以下の通りとした。回り順によって特にメリットデメリットもなさそう(時間帯によって本数が偏ることはない)だが、案外土曜ダイヤのメリットも生かせてない気がする。

高島平駅~下赤03系統~高島平駅
高島平駅~増17系統~成増駅北口
成増駅~(東武東上線)~東武練馬駅
東武練馬駅~東練05系統~舟渡町
舟渡町~池21系統~志村坂下
志村坂下~赤01系統、赤85系統ほか~赤羽駅西口
赤羽駅東口~川20系統、川21系統~鳩ヶ谷公団住宅方面

この辺りは、所定の地域を最後に回るだけあって本数が心許ない系統ばかり。もしかしたら、赤羽駅にたどり着くのもやっとかもしれない。少なくとも板橋区内は回れるはずだが。あまりに本数が少ないので、いつものようにシミュレーションではなく、リアルな行程を検討した結果、板橋区内はギリ回れる、川口市は1局ぐらいは回れるのではという想定になった。あくまでバスの旅なので、遅延が発生すればその分回れる場所は少なくなる。

2.板橋区の旅

板橋区ということで区の代表駅高島平からのスタートとなる。いや、ちょっと待て。高島平は板橋区内のトップ10に入ってないぞ?(ししょー調べ)。正直に言うと、残り局の攻略のために一番便利な駅なのである。 “国際興業バスで行く板橋区の旅” の続きを読む

京浜東北線で行く埼玉の旅

お盆の貴重な休みを使って、次はどこへ行こうか。そう言えば埼玉県も中途半端な行き方しかしてなかったな。前回は西武池袋線のおまけだったし。そんなわけで今回は、中途半端な状態の京浜東北線を進めることにした。

今回のきっぷは、青春18きっぷ?いや、青春18きっぷは別のところで使いたいので、対象エリアが含まれる休日おでかけパスにした。これは名前の通り土休日に利用できるきっぷだが、例によって年末年始、GW、夏休み期間は毎日利用できる。普段は、18きっぷシーズンと重なるのであまりお世話にならないきっぷだが、今回は18きっぷとの兼ね合いで利用することにした。ちなみに、休日おでかけパスでは東京モノレール、りんかい線(東京臨海高速鉄道)も利用できる。

休日お出かけパス
【休日おでかけパス 大都市近郊区間よりも狭い範囲と東京モノレール、りんかい線が利用できる】 “京浜東北線で行く埼玉の旅” の続きを読む