相鉄電車・バスの旅

0.はじめに

せっかく天から与えられた(?)貴重なお休み。さて、今日はどうしようかな?ここは中途半端に残った横浜市の攻略を進めるか。連闘になるのであまり足に負担がかからない方がいいな。横浜市の残り局は、偶然にも、いや消去法で相鉄の電車、バスの沿線に集中している。

相鉄沿線については、以前二俣川辺りから回って、結局本線の終点海老名までしか行けなかった。(前回の旅はこちら)ゆえに、今回は当然その続きとなるが、鉄道線の沿線局はわずかに5局しかない。これでは時間を持て余してしまう。いや、これだけで1日乗車券(相鉄・鉄道全線1日乗車券)を使うのももったいない気がする。

上記のことと、横浜市内残り局の訪問を考えると、どうしても避けられないものが出てくる。そう、相鉄バスである。1日乗車券もないバス特もないとあって、今まで避けてきた路線であるが、さすがに利用せざるを得ない状況になってきた。 鉄道の1日乗車券があるので、主な移動は鉄道を利用して、バス利用を最小限に抑えればそれほど負担にはならないだろう。いつもは1日乗車券を有効活用すべくバス路線にこだわり、所要時間がかかってもバスでの移動を選んできたが、今回はイレギュラーな旅となる。 ちなみに相鉄バスの沿線局は8局。まあまあの数である。当然ながら(?)運転本数の少ない系統もある。だが、ターミナル駅間の移動を鉄道にするだけでかなり捗るのではないだろうか。

1.プランニング

まずは鉄道線から。残り沿線局の最寄り駅は全ていずみ野線の沿線にある。ちなみに二俣川、南万騎が原、緑園都市、いずみ野、いずみ中央の各駅で降りることになる。なぜ二俣川?それはアプローチを考えたら、結局鉄道の方がよいと判明したからである。その後は相鉄バスを鶴ヶ峰、二俣川、三ツ境の各駅から利用することになる。時間が余れば大和からの神奈中バス利用もできるかもしれない。この移動を含めると1日乗車券は有用なはずである。 鉄道駅からの訪問は必須、バス利用は行けるところまでとする。もし取りこぼしても、残り局の訪問はそれほど大きな出費にはならない見込みである。電車とバスを組み合わせることで、横浜市の旭区、泉区、瀬谷区をクリアできるはず。横浜市内の残局については、栄区と戸塚区にもあるのだが、そちらは別稿に譲ることにする。

上記をまとめるとこうなる。

二俣川 鉄道:1、バス:4
南万騎が原 鉄道:1
緑園都市 鉄道:1
いずみ野 鉄道:1
いずみ中央 鉄道:1
鶴ヶ峰 バス:1
三ツ境 バス:3
大和(おまけ) バス:2

ここでのバスはほぼ相鉄バス(大和は神奈中バス)である。神奈中バスについては横浜市内は訪問済みなので、大和市内から続きを行くことになるのか?しかしながら事前のシミュレーションでは12局。実は、三ツ境からのバスが1時間に1本というかなりのボトルネックなので、それを越えることは難しいと思われる。 “相鉄電車・バスの旅” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)

0.はじめに

神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は本当は3回目なのだが、前回は前々回の取りこぼしを拾いに行ったため、1.5回目とした。そのため、今回が正式に2回目となる。そして、例によっていい機会が訪れたのであった。そう、またしても夜間作業を行うことになったのである。前回の夜勤時はうちのメンバーがやらかしたために夜勤前なのに緊急ミーティングに呼ばれて機会を逸したので、今度こそはしっかり(心の)休息を取りたい。

前回までの神奈中バスツアーで、戸塚営業所、舞岡営業所、横浜営業所の主なエリアは回れたと思う。横浜市内局は残念ながら神奈中バスでは回りきれず、相鉄バスを利用しないといけない場所もある。だが、今回は神奈中バスで回れる横浜市内の残り局を回れそうな見込みである。本当は完結編としたかったが、神奈中バスエリアが完了するわけでもないし、横浜市内局を完全制覇する訳でもないので、単にその2とした。

1.プランニング

横浜市内の残り局は23局。そのうち、神奈中バスで回れるのは8局である。後は相鉄バス8局、江ノ電バス2局、相鉄5局である。

残り局とそれを通るバス系統をいい感じにつないでみると、おお!なんかきれいにつながったぞ!だが運転間隔は1時間に1~3本程度。正直言ってそんなに多くない。これでも2時間に1本とか早朝深夜のみの系統を除外した末の結果なので、これが限界なのであろう。

相鉄本線の鶴ヶ峰駅をスタートして、途中鶴間駅、瀬谷駅、三ツ境駅を通ってバスを乗り継ぐ。見た目の系統は多いが、早朝深夜のみの出入庫系統も含まれているので、迷うことはなさそうだ。ちなみに、こんな行程とした。

・鶴ヶ峰駅~都岡町~鶴間駅東口
・鶴間駅東口~瀬谷駅
・瀬谷駅~細谷戸第1~瀬谷駅
・瀬谷駅南口~いずみ野駅
・いずみ野駅~三ツ境駅

上記で時間いっぱいとなる想定である。とにかく、横浜市に関しては神奈中バス沿線の残り局を取り切ることはできそうである。もし、時間が余れば三ツ境駅から大和駅まで移動して大和市内の攻略もできそうかな。だが、事前のシミュレーションでは8局が限界であった。途中乗り換えで通る鉄道駅も相鉄線ツアーで訪問済みである。いや、鶴間駅(小田急江ノ島線)は未訪問だぞ。ここは駅の反対側に1局あるが、今回は横浜市がメインなので、無理はしないでおこう。

使用するきっぷはもちろん、一日フリー乗車券(以下1日乗車券とする)。1050円となかなか高額だが、今回も元は取れるはず。いずれは山間部の厚木/厚木北、秦野、伊勢原、津久井営業所にお邪魔するかもしれないので、その時こそはこの金額に納得することであろう(何だそりゃ)。

2.横浜市旭区の旅

スタート地点の鶴ヶ峰駅には8:45ごろに到着した。なかなか優秀だな。ここから鶴間駅、若葉台中央、十日市場駅方面のバスに乗る。都岡町バス停までは各バスが併走するが、その先は系統がどんどん分かれていくので最終的に鶴間駅東口行きの間01系統しか乗れなくなる。なので都岡町バス停を過ぎると一気にのんびりムードになる。

パワーウィンドウスイッチ(9000系】
【相鉄名物パワーウィンドウ(9000系) 阪急みたいなスマートなタンブラスイッチにならんか?】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)

0.はじめに

お盆休みの1週間を確保することに成功した。しかし、この気候でしかもマスク姿で毎日出歩くのはつらい。1週間のうち2回は青春18きっぷで行く東海道線ツアーとしたものの、もう1日頑張ってバスの旅を入れることにした。

前にも書いたが、東京は大運動会第1部と第2部の端境期。警戒期間中であることには間違いない。東海道線で戸塚を通って気付いたのだが(時系列が崩壊している)、横浜市内の残局のうち、神奈川中央交通(以下、神奈中とする)の舞岡営業所管内の系統で、港南区の残局西港南台局と、戸塚区の柏尾局に行ける。その他、戸塚駅発着の系統は戸塚営業所もある。少し離れるが、中山営業所系統でも瀬谷区、旭区の未訪問局に行ける。横浜市内の神奈中の営業所は横浜(本郷)、中山、舞岡、戸塚(上飯田)があるが、そのエリアの多くは市バス、京急バス、東急バスで既に訪問済みである。なので、それ以外の部分を回ることになる。これで横浜市完全制覇に一歩近付いた?

1.プランニング

まずは神奈中バスで戸塚駅から各方面に行くことにした。舞岡管内では、西港南台局(港南区)と柏尾局(戸塚区)に行ける(訪問済み)。その他の戸塚区、泉区は戸塚管内の系統でほぼ回れる。また、中山営業所管内の系統からも2局(卸本町簡易、都岡)に行ける。それと、横浜管内の系統のうち、大船駅(東口)からも栄区の数局を回れることが分かった。

よって今回は戸塚管内系統を中心に回り、時間が余れば、戸塚駅から大船駅に移動して、横浜管内のエリアを回ることにした。幸い神奈中の一日フリー乗車券(以下、1日乗車券とする)は地域を問わず乗り放題となるので、横浜市を越えて、藤沢市、綾瀬市、大和市などでも利用できる。その代わり、お値段も1050円と他社に比べて割高となっている。もっとも、本厚木駅~宮ヶ瀬間の運賃が682円(現金では690円)であることを考えれば安いものである(?)横浜市内均一区間では220円(ICカード/現金同額)であるが、5回乗車で元が取れる。なお、発売券種はICカードと磁気券だが、車内で購入できるのはもちろんICカードのみである。

2.横浜市戸塚区の旅

スタート地点の戸塚駅には何とか9時前に到着した。えーと、目的のバスは東口から出るようだ。2階コンコースから、東口のバスのりばを目指す。次のポイント上矢部局に近いのは上矢部インターバス停である。そこへ行くバスは、戸塚営業所の三ツ境駅、弥生台駅方面行きとなる。戸39系統の弥生台駅行きに乗る。1日乗車券は車内で買えるが、このバスは中乗り前降り。降車時に買えるはず。

戸塚駅東口案内板
【戸塚駅東口案内板 今日は6番のりばの三ツ境駅、弥生台駅方面へ】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)” の続きを読む