横浜市と神奈川県央の旅

0.はじめに

2024年、年が明けましたね。時の経つのは早いものじゃのう。

さて、今年の年始は意外に休みを取ることができたので、もう少し回ろうかと思う。もちろん、郵便局を回るという意味である。バスの旅はいくつか画策しているのだが、それはやはり夏場に取っておきたい。理由としては炎天下を歩かないで済むことと、トイレの問題が大きいと思う。

実は横浜市内局は残すところわずか4局となっている。そのうち2局は戸塚駅から江ノ電バスでのアクセスが必要な局である。それを回れば、後は瀬谷区の難関2局(瀬谷西、瀬谷南)だけとなる。うーむ、戸塚から三ツ境に行くのは効率が悪いな。使用するきっぷを考えてもやはり無駄が多いので三ツ境は別プランにしよう。瀬谷区の残り局は相鉄線の三ツ境駅、大和駅から相鉄バスの利用となる。ならば、大和駅を通る小田急江ノ島線にくっ付けた方が効率がよい。

戸塚セクションで午前中は終わりそうな感じだが、それだけでは時間が余ってしまうので、東海道線の旅を進めるか?いや、それもかなり進んでいるので、今回は相模線を北上することにした。東海道線はかなり先まで(静岡県内まで)進んでいる。よって、茅ヶ崎で降りて、そこから相模線方面に向かう。海老名駅周辺は訪問済みだが(相鉄線ツアー)それ以外は手つかずなので問題なかろう。今日も行けるところまで行く。なお、相模線の運転間隔は1時間に2~3本である。

1.プランニング

使用するきっぷは、エリアから考えてのんびりホリデーSuicaパス?残念。年末年始は12/29~1/3しか使用できなかった。やむを得ん、青春18きっぷの残機使用と相成った。GW期間、夏休み期間は威力を発揮するのだが。これは、サイトの更新をせよとの神のお告げなのだろう。

まずは大船駅から江ノ電バスで横浜市内(栄区、戸塚区)の2局を目指す。その後は、茅ヶ崎から相模線を北上する。途中の海老名(海老名駅西口局)は訪問済みなので飛ばして進んでいけば、相模線はギリクリアできるかも?もし行けるなら橋本から先の横浜線は既に訪問しているので、このエリアは何とかなりそうか。なお、事前のシミュレーションでは、原当麻で時間切れとなる模様。

相模線を無事クリアできれば、長年の懸念である八王子駅周辺(西東京バスゾーン)に入れるのだが、果たしてどうなるのか。でも今回は無理かな。なお、西東京バスは1日乗車券を発売していないので、どこまで回るかも要検討である。

今回のバス利用は2往復だし、PASMOでいいか?と思ったのだが、念のため調べてみると・・・。これらの区間を普通運賃で支払うと、戸塚駅~飯島団地入口間は280円×2、戸塚駅~豊田中学校前間は200円×2。合計で960円となる。そして、江ノ電バスは1日乗車券(江ノ電バスのり旅きっぷ)を発売しており、お値段は600円。じゃあ、決まりだな。どこで買うんだろう?また運転手さんに向かって江ノ電のり旅きっぷくださいって言うんだろうか?実は、このきっぷはモバイルチケットのみの発売で、スマートフォンアプリEmot(Webサイトもある)で発売しているようである。小田急の出してるアプリである。「古代、こんなこともあろうかと思ってEmotをインストールしておいたんだ。」ありがとう、真田さん(誰だよ?)。

2.Emotのチケット利用について(おまけ)

以前、スマートフォンアプリ「乗換案内」でのチケット利用方法については説明したと思う(東武バスで行く足立区の旅参照)

乗換案内は、ルート検索などの目的でインストールしている人も多いと思うが、今回のEmot(エモット)は小田急が提供するMaaS向けアプリで、箱根フリーパスや特急ロマンスカーの特急券などの購入には便利なのだが、使っている人はそれほど多くないかもしれない。 “横浜市と神奈川県央の旅” の続きを読む

相鉄電車・バスの旅

0.はじめに

せっかく天から与えられた(?)貴重なお休み。さて、今日はどうしようかな?ここは中途半端に残った横浜市の攻略を進めるか。連闘になるのであまり足に負担がかからない方がいいな。横浜市の残り局は、偶然にも、いや消去法で相鉄の電車、バスの沿線に集中している。

相鉄沿線については、以前二俣川辺りから回って、結局本線の終点海老名までしか行けなかった。(前回の旅はこちら)ゆえに、今回は当然その続きとなるが、鉄道線の沿線局はわずかに5局しかない。これでは時間を持て余してしまう。いや、これだけで1日乗車券(相鉄・鉄道全線1日乗車券)を使うのももったいない気がする。

上記のことと、横浜市内残り局の訪問を考えると、どうしても避けられないものが出てくる。そう、相鉄バスである。1日乗車券もないバス特もないとあって、今まで避けてきた路線であるが、さすがに利用せざるを得ない状況になってきた。 鉄道の1日乗車券があるので、主な移動は鉄道を利用して、バス利用を最小限に抑えればそれほど負担にはならないだろう。いつもは1日乗車券を有効活用すべくバス路線にこだわり、所要時間がかかってもバスでの移動を選んできたが、今回はイレギュラーな旅となる。 ちなみに相鉄バスの沿線局は8局。まあまあの数である。当然ながら(?)運転本数の少ない系統もある。だが、ターミナル駅間の移動を鉄道にするだけでかなり捗るのではないだろうか。

1.プランニング

まずは鉄道線から。残り沿線局の最寄り駅は全ていずみ野線の沿線にある。ちなみに二俣川、南万騎が原、緑園都市、いずみ野、いずみ中央の各駅で降りることになる。なぜ二俣川?それはアプローチを考えたら、結局鉄道の方がよいと判明したからである。その後は相鉄バスを鶴ヶ峰、二俣川、三ツ境の各駅から利用することになる。時間が余れば大和からの神奈中バス利用もできるかもしれない。この移動を含めると1日乗車券は有用なはずである。 鉄道駅からの訪問は必須、バス利用は行けるところまでとする。もし取りこぼしても、残り局の訪問はそれほど大きな出費にはならない見込みである。電車とバスを組み合わせることで、横浜市の旭区、泉区、瀬谷区をクリアできるはず。横浜市内の残局については、栄区と戸塚区にもあるのだが、そちらは別稿に譲ることにする。

上記をまとめるとこうなる。

二俣川 鉄道:1、バス:4
南万騎が原 鉄道:1
緑園都市 鉄道:1
いずみ野 鉄道:1
いずみ中央 鉄道:1
鶴ヶ峰 バス:1
三ツ境 バス:3
大和(おまけ) バス:2

ここでのバスはほぼ相鉄バス(大和は神奈中バス)である。神奈中バスについては横浜市内は訪問済みなので、大和市内から続きを行くことになるのか?しかしながら事前のシミュレーションでは12局。実は、三ツ境からのバスが1時間に1本というかなりのボトルネックなので、それを越えることは難しいと思われる。 “相鉄電車・バスの旅” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)

0.はじめに

神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は本当は3回目なのだが、前回は前々回の取りこぼしを拾いに行ったため、1.5回目とした。そのため、今回が正式に2回目となる。そして、例によっていい機会が訪れたのであった。そう、またしても夜間作業を行うことになったのである。前回の夜勤時はうちのメンバーがやらかしたために夜勤前なのに緊急ミーティングに呼ばれて機会を逸したので、今度こそはしっかり(心の)休息を取りたい。

前回までの神奈中バスツアーで、戸塚営業所、舞岡営業所、横浜営業所の主なエリアは回れたと思う。横浜市内局は残念ながら神奈中バスでは回りきれず、相鉄バスを利用しないといけない場所もある。だが、今回は神奈中バスで回れる横浜市内の残り局を回れそうな見込みである。本当は完結編としたかったが、神奈中バスエリアが完了するわけでもないし、横浜市内局を完全制覇する訳でもないので、単にその2とした。

1.プランニング

横浜市内の残り局は23局。そのうち、神奈中バスで回れるのは8局である。後は相鉄バス8局、江ノ電バス2局、相鉄5局である。

残り局とそれを通るバス系統をいい感じにつないでみると、おお!なんかきれいにつながったぞ!だが運転間隔は1時間に1~3本程度。正直言ってそんなに多くない。これでも2時間に1本とか早朝深夜のみの系統を除外した末の結果なので、これが限界なのであろう。

相鉄本線の鶴ヶ峰駅をスタートして、途中鶴間駅、瀬谷駅、三ツ境駅を通ってバスを乗り継ぐ。見た目の系統は多いが、早朝深夜のみの出入庫系統も含まれているので、迷うことはなさそうだ。ちなみに、こんな行程とした。

・鶴ヶ峰駅~都岡町~鶴間駅東口
・鶴間駅東口~瀬谷駅
・瀬谷駅~細谷戸第1~瀬谷駅
・瀬谷駅南口~いずみ野駅
・いずみ野駅~三ツ境駅

上記で時間いっぱいとなる想定である。とにかく、横浜市に関しては神奈中バス沿線の残り局を取り切ることはできそうである。もし、時間が余れば三ツ境駅から大和駅まで移動して大和市内の攻略もできそうかな。だが、事前のシミュレーションでは8局が限界であった。途中乗り換えで通る鉄道駅も相鉄線ツアーで訪問済みである。いや、鶴間駅(小田急江ノ島線)は未訪問だぞ。ここは駅の反対側に1局あるが、今回は横浜市がメインなので、無理はしないでおこう。

使用するきっぷはもちろん、一日フリー乗車券(以下1日乗車券とする)。1050円となかなか高額だが、今回も元は取れるはず。いずれは山間部の厚木/厚木北、秦野、伊勢原、津久井営業所にお邪魔するかもしれないので、その時こそはこの金額に納得することであろう(何だそりゃ)。

2.横浜市旭区の旅

スタート地点の鶴ヶ峰駅には8:45ごろに到着した。なかなか優秀だな。ここから鶴間駅、若葉台中央、十日市場駅方面のバスに乗る。都岡町バス停までは各バスが併走するが、その先は系統がどんどん分かれていくので最終的に鶴間駅東口行きの間01系統しか乗れなくなる。なので都岡町バス停を過ぎると一気にのんびりムードになる。

パワーウィンドウスイッチ(9000系】
【相鉄名物パワーウィンドウ(9000系) 阪急みたいなスマートなタンブラスイッチにならんか?】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その2)” の続きを読む

相模鉄道(相鉄)の旅

0.はじめに

ついにやって来た、大型連休の季節が。なんか変な表現だな。それで今回の連休のパターンから言って、休めそうな平日は2日くらい。なのだが、無理やりもう1日くらい追加できることになった。なので、急遽予定を入れることにしたのであった。

どこか今までに行ってない所で1日乗車券がある所は、と探していると相鉄沿線が未訪問であることに気付いた。規模的にもなかなかお手頃感があって良いのではないか。と言うことで相鉄沿線を回ることにした。相鉄は、横浜から海老名に至る本線と、途中の二俣川から藤沢市の湘南台を結ぶいずみ野線、そして東京都心への進出の足がかりになる相鉄新横浜線(という名称である)から成っている。

相鉄線は基本的に(相鉄新横浜線の相互乗り入れを考えないと)神奈川県内のみを走る路線である。営業範囲が一県のみに留まるのは大手私鉄としては珍しい(と言われている)。前回の横浜ツアーの続きとしてちょうど良いのではないだろうか。相鉄線が走るエリアは、横浜市、大和市、海老名市、(座間市)、藤沢市となる。回れる所を回れば、後は神奈中バスツアーに委ねることになるのだろうな。相鉄バスが1日乗車券を出してくれればかなり捗るのだが。

1.プランニング

プランと言っても、相鉄の路線に沿って進む訳だが。相鉄線を利用するのは初めてになる(もちろん旅行貯金においてという意味である)。では、横浜駅からスタートするのか?と言えばそうではない。実は、本線の鶴ヶ峰辺りまではほぼ市バスが並走しているので、そこまでは訪問済みなのである。なお、羽沢横浜国大の駅周辺に郵便局はない。よって、その先の二俣川からスタートすることになる。二俣川からは本線といずみ野線が分かれるが、まずは本線から回ることにする。

おそらく海老名までは到達できるはずなので、その後は二俣川に戻っていずみ野線を進む。小田急線ツアーがいい加減すぎて、海老名駅周辺は未訪問になっている(ちょっと反省)。でも局数から言って海老名駅で終わるかも。

2.横浜市の旅

●横浜旭(ゆうちょ銀行横浜旭店)、横浜二俣川
まずはスタート地点の二俣川を目指す。ここは相鉄線しかアクセスがないので必然的に相鉄を利用することになる。調子に乗って埼京線から乗り込もうかとも思ったが、時間が無駄なので素直に横浜から相鉄本線に乗る。しまった!電車の時間に気を取られて1日乗車券を買うのを忘れていた!横浜~二俣川間の運賃は199円ナリ(ICカード)。まあ、お布施だと思えばいいか。。。 “相模鉄道(相鉄)の旅” の続きを読む

神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編その1.5)

0.はじめに

前回の神奈中バス(神奈川中央交通)の旅は不完全燃焼で終わった感がある。次回はどうしようかと思っていたのだが、ちょうどいい機会が訪れた。仕事の都合で夜間作業をすることになったのだが、その場合昼間は出勤しなくてよい(というルールというか暗黙の了解みたいになっている)。これを利用しない手はない。というわけで、前回の続きを行くことにした。

前回の神奈中バスツアー横浜編は、とりあえず行けそうな場所をチョイスしたつもりだったが、ダイヤや移動時間を完全に無視してルート的に行けそうな所を選んでいたことが判明した(あんたが計画したんでしょ?)。戸塚エリア(戸塚営業所)を攻略してから大船エリア(横浜営業所)に移動するつもりが結局戸塚エリアで終わってしまった。今回は、その残りを回ることになる。これで横浜市内の神奈中バスゾーンはクリアできるはず!?

1.プランニング

プランは前回(神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)参照)組んだものを流用するので、あまり書くことがないのだが、まずは大船駅からスタートし、横浜営業所管内の局を回る。その後、戸塚駅に移動し取り漏れた局を拾う。もし時間が余れば、戸塚駅から出る江ノ電バスの沿線局も拾ってみよう。

前回のツアーで書かなかったが(というより後で気付いたのだが)、ドリームハイツから戸塚バスセンターに戻ってくる時に、横浜医療センター前バス停で降りると原宿局に行けたのに、どういう訳か失念していたのであった。それも今回取りに行かないといけない。

なお、大船駅から戸塚駅(バスセンター)への移動は、神奈中バスの戸71系統、戸72系統(ヒルズ南戸塚経由)が利用できるのだが、バスだと30分、JRだと5分かかる。どちらを利用するかは迷うまでもないだろう。

2.栄区の旅

スタート地点の大船駅には何とか9時前に到着した。まあ,余裕だな(本当か?)今回乗るバスは大船駅東口バスターミナルから出る。ややこしいが、大船駅の東口には北寄りにバスターミナルがあり、南の方に交通広場と呼ばれる別のバスターミナルが存在する。今回は北寄りのバスターミナルからとなる。

この辺り、バス系統が多くて混乱するが、目標のバスは4番のりばのようである。栄プール、金沢八景駅、みどりが丘、本郷車庫前方面。とりあえず天神橋を通るやつと覚えていたが、たぶんそれで大丈夫。

大船駅東口バスターミナル
【大船駅東口バスターミナル】

●横浜桂
ここのバス(神奈中バス横浜営業所)は、前乗りだが多区間料金制、つまり乗車時に降車停留所を運転手さんに告げて、料金を払うシステムである。ししょーの苦手なタイプだった。が、前乗りなので乗車時に「1日乗車券をください」と宣言する。料金は1050円。かなりお高めだが、全区間有効なので(もちろん高速バスなどは除く)、本厚木駅から宮ヶ瀬までの往復より安いことを考えると仕方ないのかも。PASMOをタッチして料金1050円を差し引かれる。

運賃先払いの説明
【運賃先払いの説明 乗務員に行き先を告げるとかコミュ障にはハードル高いのだが】

やって来たバスは船07系統栄プール行き。そこまで行かないので、どのバスでも問題ないのだが。南河内バス停で降りる。ちなみに読み方はみなみこうちである。うむむ、初見殺しがこんな所に。バス停名を読み間違えて恥をかく事態は回避された。

バス停前方の公田交差点を右に入る。100mほど進むと桂局があった。さてスタンプはと言うと通常のタイプとイラスト入り(赤)があるのだが、何でも栄区内でキャンペーンをやっているそうで、1行タイプのイラスト入り(タッチ―くん)となんと3局でスタンプを押すと頭、胴体、足の3つが揃ったタッチ―くんが現れるという3分割タイプの2種類がある。何でもこの近くを流れるいたち川に因むんだとか。この先どこへ行かれますか?と聞かれたので、栄区内を数局回りますと答えた。ちょうど通常の残り行が3行あるのでちょうどいいと思ったのだが。


【横浜桂局】

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神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)

0.はじめに

お盆休みの1週間を確保することに成功した。しかし、この気候でしかもマスク姿で毎日出歩くのはつらい。1週間のうち2回は青春18きっぷで行く東海道線ツアーとしたものの、もう1日頑張ってバスの旅を入れることにした。

前にも書いたが、東京は大運動会第1部と第2部の端境期。警戒期間中であることには間違いない。東海道線で戸塚を通って気付いたのだが(時系列が崩壊している)、横浜市内の残局のうち、神奈川中央交通(以下、神奈中とする)の舞岡営業所管内の系統で、港南区の残局西港南台局と、戸塚区の柏尾局に行ける。その他、戸塚駅発着の系統は戸塚営業所もある。少し離れるが、中山営業所系統でも瀬谷区、旭区の未訪問局に行ける。横浜市内の神奈中の営業所は横浜(本郷)、中山、舞岡、戸塚(上飯田)があるが、そのエリアの多くは市バス、京急バス、東急バスで既に訪問済みである。なので、それ以外の部分を回ることになる。これで横浜市完全制覇に一歩近付いた?

1.プランニング

まずは神奈中バスで戸塚駅から各方面に行くことにした。舞岡管内では、西港南台局(港南区)と柏尾局(戸塚区)に行ける(訪問済み)。その他の戸塚区、泉区は戸塚管内の系統でほぼ回れる。また、中山営業所管内の系統からも2局(卸本町簡易、都岡)に行ける。それと、横浜管内の系統のうち、大船駅(東口)からも栄区の数局を回れることが分かった。

よって今回は戸塚管内系統を中心に回り、時間が余れば、戸塚駅から大船駅に移動して、横浜管内のエリアを回ることにした。幸い神奈中の一日フリー乗車券(以下、1日乗車券とする)は地域を問わず乗り放題となるので、横浜市を越えて、藤沢市、綾瀬市、大和市などでも利用できる。その代わり、お値段も1050円と他社に比べて割高となっている。もっとも、本厚木駅~宮ヶ瀬間の運賃が682円(現金では690円)であることを考えれば安いものである(?)横浜市内均一区間では220円(ICカード/現金同額)であるが、5回乗車で元が取れる。なお、発売券種はICカードと磁気券だが、車内で購入できるのはもちろんICカードのみである。

2.横浜市戸塚区の旅

スタート地点の戸塚駅には何とか9時前に到着した。えーと、目的のバスは東口から出るようだ。2階コンコースから、東口のバスのりばを目指す。次のポイント上矢部局に近いのは上矢部インターバス停である。そこへ行くバスは、戸塚営業所の三ツ境駅、弥生台駅方面行きとなる。戸39系統の弥生台駅行きに乗る。1日乗車券は車内で買えるが、このバスは中乗り前降り。降車時に買えるはず。

戸塚駅東口案内板
【戸塚駅東口案内板 今日は6番のりばの三ツ境駅、弥生台駅方面へ】 “神奈川中央交通(神奈中バス)の旅(横浜編)” の続きを読む

横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅

0.はじめに

相変わらず休みを取るのは大変なので、次はGWぐらいかなと考えていたら、なんと思わぬ所で時間が取れることになった。完全に休みではないが、業務の都合で昼間の時間が空いたのである。これは使わないといけない!と思い立ったが、後に仕事が控えているので、いつものように思い切った(?)行動は取れない。さて、どうしようかと考えていると、横浜市の局が一部残っていることに気付いた。

回り順なんて決まりがあるわけではないが、どうしても行政区単位で回りたいのが人情である(そうなの?)。そして、横浜市の青葉区、緑区、保土ケ谷区そして港南区に残った局が点在する。そんなわけで、今回はその横浜市の残り局を拾うことにした。

また、この3月~4月をもって1都3県の共通バスカードを引き継いで始まったはずのバス特(バス利用特典サービス)理由をすり替えられて終了するようなので、「バス特ありがとうそしてさようなら記念」と銘打ち(??)バスの旅とした。いや、本当は鉄道で回れるところは全部回ったから、必然的にバスしか使えないのだが。

1.プランニング

横浜市内の残局(クリア手前)は、青葉区:3、緑区:1、保土ケ谷区:2、港南区:1。地域がバラバラだが、それを回るのに青葉区は東急バス、緑区は市バス、保土ケ谷区は相鉄バス、港南区は神奈中バス(神奈川中央交通)を利用することになる。東急バス、市バス辺りはだいたい回れるところを回ってしまったので、残すと面倒になる。一方、神奈中バスに関しては、港南区以外にも舞岡、戸塚管内(要するに戸塚区など)を回る必要があるので、残すならこちらがベターであろう。よって、港南区は優先度を下げることにした。

ちなみに、最近始めた事前シミュレーションでは、青葉区、緑区、保土ケ谷区を回るとほぼ時間を使い切ってしまう。もっとも、今回は仕事の前なので予定が終わればさっさと切り上げて、体力を温存する必要がある。ある意味、ゴールが決まっているわけである。

2.青葉区の旅

スタートのたまプラーザに到着したのは、9時を過ぎていた。ちょっと気を抜いてしまったか?ともかく、前回の東急バスツアーの忘れ物を取りに来ました(?)東改札から出て北口に進み、バスのりばへ。階段を降りると薄暗いバスターミナルがある。地下なのかな?と思ったら、フラットに外に出たので地上だったみたい。例えるなら、上大岡駅のバスターミナルを狭くしたような感じだろうか。 “横浜市中部(青葉区、緑区、保土ケ谷区)の旅” の続きを読む

東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)

0.はじめに

世間は緊急事態である(そうなの?)。とは言え、そんなことで活動をやめるのもポリシーに反するので、まあ長くなるので細かいことは書きませんけど。一応東京都区内は厳戒態勢なので(あくまでイメージである)避けることとして、どこに行こうかと考えていたら、東急線沿線が一部残っていることに気が付いた。

ところがよく調べてみると、東京都区内はクリア済み、残っているのは田園都市線の藤が丘から先?横浜市だな。なお、終点の中央林間は小田急線ツアーで訪問済み。つまり、手前のつきみ野までが対象となる。うん、時間が余る!じゃあ、ついでにバスも乗ることにしようか。東急では電車の1日乗車券だけでなく、バスもセットになった1日乗車券(東急線・東急バス一日乗り放題パス)を発売している。お値段は1000円。紙券だけでなくPASMOに載せることもできる。参考までに電車のみ(東急線ワンデーパス)は680円、東急バス一日乗車券(ICカードのみ)は520円である。

参考までに、東急線各駅(世田谷線、こどもの国線は下記参照※1)で購入する場合は東急線・東急バス一日乗り放題パスを購入すればいいのだが、東急バス沿線の人、渋谷の地下に潜るのが面倒な人はどうするかと言うと、東急バスに乗車する際に東急バス一日乗車券(もちろんPASMO、Suicaのみ)を購入する。次に東急線の駅窓口で(鉄道を利用する前提ですよ)その1日乗車券(が入ったICカード)を提示して、東急線一日乗車券(480円!)を購入する。なお、この1日乗車券は現金での発売となる。この場合、バスはICカードの1日乗車券、鉄道は紙券の1日乗車券という面倒な事態になる。

※1 世田谷線から乗車する場合は、乗車時に乗務員さんなどに一日乗車券購入の旨を伝えて乗車券購入票を受け取る。三軒茶屋(もちろん田園都市線)の窓口にその購入票を出して差額(1000-150=850円)で購入する。ICカード利用なら147円なので、853円で購入できる?
こどもの国線(恩田、こどもの国)から乗車する場合は、乗車券を購入、またはICカードで乗車する。長津田駅の窓口に使用した乗車券またはICカードを出して差額(1000-160=840円)で購入する。ICカード利用なら157円なので、843円で購入できるはず。長津田駅のこどもの国線のりばに改札口がないことにお気づきだろうか。

1.プランニング

まずは藤が丘からスタート。青葉台周辺はなぜか訪問済みなので飛ばして、田園都市線の終点中央林間、も訪問済みなので(小田急線ツアー)その手前のつきみ野まで。それだけだとどー考えても足りないので、青葉台駅、あざみ野駅から東急バスで行けそうなところへ。それでも時間が余ったら、町田市内にも行こうかというプランとなった。実は、東急線、東急バス沿線で未訪問の地域はそれだけなので、それ以降は神奈中バスのお世話になることに。東京都内の東急バスエリアはクリア済みなので。神奈中ツアーは別途企画するとして、今回はそういう行程になった。神奈中バスに関しては1050円かかるが丹沢、津久井、宮ヶ瀬までも行ける1日乗車券がある。 “東急線と東急バスの旅(今度こそ完結編?)” の続きを読む