総武本線の旅

0.はじめに

さて、年末年始の休みだが、仕事の都合により散々振り回され、どうにか落ち着いた結果、まともに動けるのは1日だけとなってしまった。もちろん、帰省の往復は有効活用するつもりである。

今回使用するのはもちろん青春18きっぷ。休みの余裕から言ってもここで使わないと余ってしまう。よって、JR沿線の旅となるが、どこに行こうか。そうだ、前回の京成バスツアーで見送った江戸川区の平井七局は、平井駅から歩くしかないという結論だった。ならば忘れないうちに訪問しておこう。そして、総武線に乗るのなら、そのまま千葉に向かって進むことにしよう。なんとも安直な考えだが、千葉方面は今までロクに回っていなかったので、この機会に回ることにした。

郵便局のロケーションも考慮すると、以前京成本線で回れなかった一部の局に行くことになる。そして京成線ツアーでは京成津田沼から先はJR線に乗ることを想定して成田方面に向かっていたのであった。なので、JR総武本線沿いに進み京成線ツアーで取れなかった所を拾う、津田沼からは千葉方面に向かう、そういう方針で旅をすることにした。

1.プランニング

青春18きっぷを使うということで、必然的にJR線沿いを回ることになる。スタートはもちろん平井七局へアプローチする平井となる。その後は、総武緩行線(要するに各駅停車のこと)に乗って千葉方面に進むことになる。

京成線ツアー(下町日和きっぷを含む)の訪問局、そして都営新宿線と接続する本八幡周辺を除くと、市川、船橋、東船橋、津田沼(JR)と幕張本郷以東の訪問になりそうだ。なお、西船橋は東京メトロツアー(東西線)で回っていた。列車の本数は申し分ないので、後は体力との相談になる。

とりあえず、千葉駅(千葉中央駅も)辺りまでの地図は用意したが、どこまで行けるだろうか?

2.江戸川区の旅

●江戸川平井七
総武快速の電車を錦糸町で降りて、各駅停車に乗り換える。平井駅に着いた。時間は9時まであと10分ほどある。まあこんなものだろう。北口を出て、右側の道を進む。平井駅入口交差点から蔵前橋通りを右に進み、平井大橋西詰交差点を左に入る。2つ目の交差点を右に入り、天祖神社に沿って左へ。右に入る道に平井七局があった。駅からは約900mの道のり。序盤だから許される距離である。「寒いのでお気を付けて」と声をかけていただいた。ありがとうございます。その歳だと堪えるでしょう。いや、そんなおじいではないです。

江戸川平井七局
【江戸川平井七局】
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京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅

0.はじめに

ああ、10月の休みがなくなってつらかった。その分7~8月にメリットはあったんだろうけど。さて、緊急事態宣言も解除されたことだし、現場では相変わらずのアラート状態でちょっとウンザリしているが、ともかく東京23区制覇計画を進めよう。

今回は、順番から言って(?)東の方に向かうことにした。そして足立区内は過去に東武バスで回ったので、葛飾区あたりを京成バスで回ることにした。京成バスを利用するのは初めてかな(もちろん旅行貯金でという意味である)。京成バスも都内で有効な1日乗車券(ICカード都内一日乗車券)を発売している。このきっぷは、京成バスの都内区間(江戸川区、葛飾区、江東区、台東区ほか、金61系統の大場川~八潮駅南口間を含む)と京成タウンバスの都内区間(金町駅南口~三郷駅南口間の金02系統は全区間除く)が1日乗り放題となる。その他、コミュニティバス(荒川区(さくら、汐入さくら、町谷さくら)、墨田区内循環バス)は利用可、東京BRTは利用不可(使わないけど)となっている。県下を跨ぐ路線でご利用の際は、県下でご利用分の運賃をお支払いくださいというのは特急バス、SS(シャトルセブン)のTDR発着や、瑞75系統の相の川一丁目以遠を指しているのだろうか。

1.プランニング

江戸川区内は残り2局、葛飾区内は18局残っている。江戸川区内の1つは京成バスが使えるが、もう1つは平井駅(JR総武本線)から歩くしかない。よって、江戸川区内はバス路線沿いの1局だけとし、あとは葛飾区を回ることにした。比較的多くの局を回れそうな京成バス新小53系統、京成タウンバス新小51系統を中心に、あとはあまり効率が悪くならないようにルートを選んだ(つもりである)。うーん、事前のシミュレーションでは10局も回れない?平井駅から平井七局までは徒歩で15分以上かかる(マピオンのルート検索による)ので今回は外した。それでもやはり厳しいか。

地域のせいなのか、意外と本数が少ない系統が多い。しかも、新金01系統(京成バス、京成タウンバス)のように土休日のみ運行の路線もある。何より面倒だったのは、京成バスと京成タウンバスは別会社なので路線図が別々に存在すること。よって、それらを見比べながらルートを決めないといけない。営業所別路線図なんか見てたらますます混乱するので、全路線図を参照した。地形図にルートをトレースした見やすいタイプである。

2.江戸川区の旅

スタート地点は、JR総武本線の新小岩。新小岩と言えば(自主規制)、それはともかく頑張って早起きした結果8時45分ごろには着くことができた。と言っても、最初に乗るバスである新小20系統が出るのは9時5分(その前は8時39分)。ちょっと早かったか。まあ、バスのりばを探す余裕はあった方がいい。新小岩駅北口ののりばを探す。駅の北側の平和橋通り沿いにあるようだ。と言うより、そんな中途半端なところでバスを降りた記憶があるな。 “京成バスで行く江戸川区と葛飾区の旅” の続きを読む

江東区、江戸川区の旅(その2)

0.はじめに

東京都区内の旅を続けなければ。前回はどこだったかな?練馬区か。今回は別のエリアに行こうと思うので、江東区、江戸川区エリアを訪問することにした。地下鉄や都バスで既に回っている地域なので、今回うまくいけばクリアできるかも。しかしそう甘くないのが東京23区である。

1.プランニング

基本的には江東区、江戸川区の未訪問局を拾う旅となる。これがくせ者で地下鉄で楽に周り、都バスで主なところを拾った結果、当然ながら未訪問局は散らばるわけである。郵便局のリストと訪問記録を見比べて未訪問局をピックアップ、さらに今回は都バスを利用することにしたので(1日乗車券の都合上都バス京成バスか選ばなければならない)、それらを効率よく回る系統なんてあるのか?と路線図を凝視していると、あった!未訪問局の半数ぐらいが奇跡的に秋26系統(秋葉原駅~葛西駅)の沿線に集まっている。よってスタートはこれで決定した。都営の1日乗車券の都合で清澄白河(大江戸線)からスタートし、葛西駅方面に向かう。そのまま乗り続けると江戸川区に入ってしまい、江東区の未訪問局が飛んでしまうので、荒川の手前で降りて未訪問局を拾う。再び秋26系統で江戸川区に入り残りの局を回る作戦である。

今までのテキトーな行程よりはなんだか効率がよいように思える。と思っていたのだが、念のため時刻表を見ていると江戸川上一色局に近い上一色コミュニティセンターバス停への便が少なすぎる。午前中は1時間に1~2本の運行だが午後を回ると1時間以上空白の時間帯がある。しかも新小岩駅から歩くのはかなりつらい。こんなところでいきなりクリティカルパスを発見してしまったので、ここは次回の(予定だけど)京成バスシリーズに託すこととした。もう1つのネックは江戸川中葛西五局。最寄りの中葛西五丁目バス停を通る系統は2系統あるがいずれも1~2時間に1本程度。そのうち亀29系統は西葛西駅経由、新小29-2系統は葛西駅経由である。悩みどころだが、コースの都合上西葛西駅で亀29系統を待ち(休憩時間)、中葛西五丁目バス停からは来たバスで次の経路を決めることにした。今回のプランニングのプロセスを書くとエラいことになるので省略するが、系統図と時刻表と地図を見比べて苦戦したことは確かである。

そして万が一時間が余ったことを考え葛飾区にも足を伸ばそうとしたのだが、葛飾区内の都バスって草39系統(上野松坂屋・浅草寿町~金町駅前)ぐらいしか使える系統がない!(青戸車庫止まりの錦37系統もあるけど)。そこまで行けることは経験上ないと思われるが、一応地図の用意はしておいた。

2.江東区

●江東白河
都営大江戸線から清澄白河駅に向かい、地上に出る。地下鉄から地上のバスのりばに行く時に場所が分からず駅前をさまようことが時々起こるので、今回は地下鉄の出口とのりばの場所をチェックしておいた。そのおかげで迷うことなく秋26系統ののりばに到達できた。普段からこういう準備はしておくべきなのに、つい忘れるんだよな。

葛西駅前行きのバスに乗り、白河バス停で下車。白河三丁目交差点を渡り南へ下る。1つ目の道を左に入ると白河局があった。ここでいきなり入金票(青い紙ですよ)に電話番号と性別のチェックを書けと言われる。電話番号だけでもイヤな予感がするのに、性別ってこれ任意って書いてないかい?早速警戒するがちゃんとスタンプは押してもらえた。

江東白河局
【江東白河局】
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