流し台

ししょーの住まいは古いアパートです。でも立地がすごくいいので気に入っています。なんせJRの駅まで徒歩5分圏内なのです。もっとも、そのJRは1時間に2~3本しか電車が来ないんですけどね。

さて、ある日の朝、今日も仕事か、行きたくないなーとかうだうだしてると、突然チャイムが鳴りました。N○Kの集金人にしては随分と早起きだな。サンドウィッチマンのコントに出てくる保険屋さんかよ、と思いつつ出てみると大家さんでした。

「最近水漏れしてません?」そう言われてみると、流し台の下がなんか濡れてるような、気のせいか何かしらの怪奇現象だと思って放置していたのですが、どうやら流し台の排水口辺りが傷んでいてそこから水が漏れているようなのでした。「とりあえずクラ○アン呼んだんで、後はお願いしますね♡」と言われて、その次の週末ク○シアンの人が来てくれることになりましたとさ。

さて、水漏れ調査の結果は?流し台ももちろん古いのでそれなりに劣化してますが、排水口の回りに亀裂ができていてそこから水が漏れて、配管の外を伝って階下にも影響しているようでした。修理できるレベルではなく、流し台を交換することになりました。そして、それまでは水を流さないでください、と言われてしまいました。交換するまでの応急処置で亀裂のところをパテで埋めるとか何とかならないの?と思ったんですが、プロがそう言うので仕方ないです。

いつぐらいに直りそうですか?と聞いてみると、メーカーに在庫があれば翌週にでも、そうでなかったら入荷次第、というお返事。とりあえず神様に祈るしかねえ。普段信心のない受験生がここぞとばかりに神仏に祈るくらいの勢いでお祈りした効果があったのでしょうか、週明けに電話が掛かってきて次の週末に作業できますとのこと。

とは言え、それまでは流し台は実質使用禁止、洗い物も残ってるんだけどなあ。カップラーメンのお湯を沸かすための給水はできるものの、水を捨てることはできません。当然、ラーメンの残り汁を流すのもダメ。ぐぬぬ、手を洗うのはお風呂、ラーメンの汁を捨てるのはトイレ、という不便な生活が1週間ほど続きました。

そしてついに次の週末になりました。流し台を交換するので、当然中に入っているものは全て出さないといけない、さらに流し台を撤去して新しい流し台をセットするので、そのためのスペースを確保しておいてくださいと言われていたんでした。流し台ユニットなので、流し台とその横に付いてるガス台?ごと移動することになります。台所にあるいくつかの段ボール(contains ビール、チューハイ、カップ焼そば他)をあっちへこっちへ移動しているとチャイムが鳴りました。

水道工事の業者さんとか来るのかと思ったら、来たのは先週と同じクラシ○ンの人。この人工事もするのかスゲーと感心してしまいました。ということで、ようやく壊れた流し台ユニットがおうちの床から分離されて去って行きました。そして、その代わりに同じ大きさの流し台ユニットが運び込まれて、無事に固定されたのでした。この作業を一人でやるって最近のクラシア○ってすごいですね。それと、先週流し台回りの寸法をかなり熱心に(?)測っていたのはこのためだったのか、と今さら気付いたのでした。

なんかついでに水道(混合栓)のカランも交換してくれてました。こっちもコマパッキンがかなり劣化しているのは気になっていたのですが、大家さんが伝えてくれていたみたいで今回きれいになり改めて水道のありがたみを感じました(そこなの?)。ああっ!排水口に付けていた純銅製の排水口ネットがぁぁ。あれも結構汚くなってたのでまあいいか。

流し台1
【きれいになった流し台(の一部)】

流し台2
【きれいになった流し台2】

ようやく水回りも復旧し、流し台が使えるようになりました。感動ですね。そうだ、大家さんにすぐには引っ越さないよね?と言われたので、そんなに費用が掛かったのかちょっと聞いてみました。うん、それなりのお値段です。うちは共益費のようなものはなく、何か設備が壊れたらこちらの費用負担なしで対応してくれるのですが、本当にありがたいです。共益費込みとしても家賃は結構安いです(地域の相場よりも)。なお、電気、ガス、水道の料金は自分で払っていますが。

あとは洗面台もかなりヤバいので、それが直ればなあ。しかし、住宅設備屋さんからは古すぎて修理は難しいって言われたことがあります。ちゃんとしたところに引っ越すのがいいんでしょうけど、まだまだししょーの生活が安定しないので、当分はこのボロアパートに住み続けることになりそうです。ああ、どこかに1億円(ry