鎌倉市と周辺の旅

最近はいつも東京区内を目指していたが、たまには気分を変えて神奈川方面へ。と言うよりは、青春18きっぷで東海道本線を下って行く旅もしていたのだが、ふと手前(東京寄り)の方が抜けていることに気付いたのであった。とは言え、あまり近くだと青春18きっぷでは割高になる。そのさじ加減も難しいのだが、とりあえず行ってないところから行ってみるか。なお、今回も青春18きっぷを利用しての旅となる。

※今回写真が少なくなっております。疲労が蓄積しているため、写真を撮る余裕がありませんでした。ごめんなさいm(_ _)m

●横浜川上、東戸塚駅西口、東戸塚駅東口
調査の結果(?)東海道本線で一番手前(東京寄り)の未訪問地は東戸塚だった。厳密には東海道本線の列車は止まらない横須賀線の駅だけど。駅の両側に東戸塚駅西口局、東戸塚駅東口局があるが、地図を見直すと川上局も近くにあるのを発見、いや忘れるところだった。それ以上駅から離れると神奈中バスのお世話にならないといけないので、限界(と思われる)川上局を目指す。

東戸塚駅の西口を出るとそびえ立つ階段が、あ、横にエスカレーター発見!エスカレーターでバス乗り場まで上がり、西へ進み交差点を右に曲がって横浜新道のトンネルをくぐり、川上第二団地入口を左折・・・って道がない。第一団地入口の方だった。思ったほど遠くもなかったのでよかった。しかし、郊外のバイパス周辺て歩行者に優しくないよな。

東戸塚駅前に戻り、北に進むと東戸塚駅西口局に到着。暑いので郵便局でキャンペーンをやってる富士の天然水をいただく。さすが横浜。東北とは暑さのレベルが違う。ここから駅の反対側に回れば東戸塚駅東口局に行けるのだが、局を出て方向が分からなくなる。頼りになるのは下に見える東海道本線の線路ぐらいだが、そちらに向かって歩くと行き止まりだったりと、迷って時間をロスする。やはり最初のバス乗り場からしか駅の反対側には行けないようだ。東口を出るとさらに高低差が大きい。階段降りるの大変だなと思いながら、ペデストリアンデッキを正面の西武百貨店に向かうと開店前。しかし、横のザ・ガーデンは入れそう。無事にエレベーターで地上に降りることに成功。だが、ここから東口局までは坂を上らないと行けない。さすが山間部?ようやく東戸塚駅東口局に到達。体力が半分くらいしか残ってないかも。そして、局員さんから例の言葉が。「スタンプ押しといて大丈夫ですか?」なんか横浜ってオシャレだね。いや、そんな余裕もないので、お願いします。

●鎌倉植木
今回の目的として、上に書くのを忘れたが、中途半端に攻略した鎌倉市の完全制覇も目標に入っているのであった。大船駅周辺はほぼ訪問済みなので、あとはバス移動となる。歩かずにすむのはかなり助かるが。

東戸塚から湘南新宿ライン(これも横須賀線を経由する)で大船へ移動。大船駅西口バス停から神奈中バスの藤沢橋行きに乗り、植木へ向かうことに。実は大船駅のバス乗り場というのは駅から結構離れている。連絡橋の手前の案内板で時刻を見ると、ゲッ!、あと3分しかない。やや小走りにバス停に向かうが結構遠い。しかも、藤沢橋行きのバス乗り場は陸橋を降りて一番遠いところにあるのだった。しかし何とか間に合う。植木バス停で降りて、少し戻ると植木局がある。郵便局を出て、帰りのバス停に向かうと大船駅行きのバスが通り過ぎていった。ここは1時間に4本の便があるので、それほど待つわけではないが。ただこの暑さに耐えるのは厳しい。狭い道路沿いなので、バス停には庇のようなものは一切なく、直射日光にさらされ続けること十数分。

●鎌倉岡本
大船駅に戻り、西口バス停から近くの川を南下する。この川の対岸に目的地があるのだが、なかなか橋がない。ようやく橋があって、それを渡りさらに川沿いに進んで岡本局に着く。目の前にバス停はあるが、大船駅前行きの片道しかなく、バスに乗るほどの距離でもない。

●鎌倉今泉台
目指す大船駅東口のバス乗り場も駅から離れている。駅前にもバス停があるが、次に乗るバスは東口交通広場発。なので駅に戻らず、先ほどの橋を渡ってJRの踏切を越え南側から東口へ回り込む。そんな遠回りではないが、それでもかなり距離があった。暑い。交通広場にたどり着いて、次に乗る江ノ電バス鎌倉湖畔行きを探すが、これまた乗り場が遠いのであった。バスに乗り込み、PASMOをタッチするが反応しない。運転手さんが静かに言った。「どちらまで?」そうか、ここは多区間なのに前払い方式であったか。「キタカマクラダイ」とコールすると金額が表示された。この路線で一番高い運賃だな。ちなみに鎌倉湖というのは鎌倉市の北東部に位置する散在ガ池のことらしい。随分小さいところだな。バスは今泉台の住宅地をうねうね曲がって行き先表示の鎌倉湖畔を過ぎ、北鎌倉台バス停に到着。上り坂を戻り、今泉台局へ。富士の天然水(2杯目)をいただく。でもウォーターサーバなんて狭い家には置くところないしなあ。
これで鎌倉市終了か?いや、実はまだ残っているのだった。

鎌倉今泉台局
【鎌倉今泉台局 これで鎌倉市制覇か?と思っていたのだが・・・】

●鎌倉梶原
大船から藤沢まで東海道本線で移動し、藤沢駅南口から江ノ電バス桔梗山行きに乗る。実はこのバス1時間に1本しかないのだ。梶原へのアクセスならば、大船駅、鎌倉駅から京急バスもあるが、移動時間が長くなるので、時間が合えばこのバスがベストである。時刻表を見るとあと15分ぐらいで来るようだ。バス乗り場に行くと長蛇の列。こんなに人が多いのになぜ本数が少ないのか、と思ったらほとんどの人は同じバス停から出る鎌倉駅行きに乗るようだ。桔梗山行きのバスは整理券方式(中乗り前降り)。この方がいいな。梶原バス停を降りて北へ入ると梶原局があった。今度こそ鎌倉市内局完全制覇である。バス停に戻ると、どうにか帰りのバスに間に合った。

●藤沢片瀬山
藤沢駅南口から、今度は片瀬山方面のバスに乗る。片瀬山方面は津村行きの系統と循環して藤沢駅に戻る系統があるので、そのどちらでもよい。片瀬山バス停、ではなく手前の片瀬中学校前バス停で降りる。下調べって大事だな。バス停を降り、北へ向かって歩いていると、突如響き渡る防災無線。「・・・。ただ今、光化学スモッグ、注意報が、発令されました。屋外での運動は・・・」道理で暑いと思った。余談だが、ししょーが幼い頃には光化学スモッグって予報注意報警報重大緊急警報があって、発令されるとその表示色の旗が校庭のど真ん中に立てられていたものだ。しかし、近頃は注意報しか聞かないのはなぜだろう?片瀬山局を出て、帰りのバス停へ向かう。こちらはラッキーにもバス停が木陰になっている。また直射日光だとやばかった。

●平塚紅谷
初めは藤沢駅から辻堂駅に向かう江ノ電バスで、途中3カ所の郵便局に行こうと考えていたのだが、実はこのバス1時間に1本しかないのだった。しかも、スタートの東戸塚で想定外のタイムロスを喫してしまったので、全く余裕がなくなってしまった。やむを得ん、平塚に移動だ。

平塚駅周辺には北側に平塚紅谷局、南側に平塚駅前局がある。平塚駅に到着しいつもの七夕ソングに見送られ、駅の北口から出る。たいした目印もないので、この辺だろうと当たりを付けて探すがなかなか見つからない。郵便局アプリを開くと、郵便局の場所は表示されるのだが、自分の現在位置が表示されないという問題を発見してしまった。マピオンアプリと併用して現在位置を特定し、どうにか終了5分前に平塚紅谷局に到着する。ここには通常の局名印と七夕まつり(笹飾り付き)と七夕まつり(絵なし)のスタンプがあった。なので、七夕スタンプ2種類をお願いする(当然200円出すわけですよ)。局名印スタンプが複数種類ある時は全部押してもらえと、昔教えられたのだが、通常の(イラスト無し)局名印は入るのかな?面倒なので、通常タイプのものは押してもらわないようになったけど。「これからも回られますか?」と聞かれたが、ふと時計を見ると残り2分。まあ、無理だろうな。


【平塚紅谷局のスタンプ 七夕飾り付きとなしの2種類がある】

ちなみに、日本三大七夕と言えば、仙台、平塚と、あれ、あとはどこだっけ?実はハッキリ決まっていないが、有力なのは安城、一宮(いずれも愛知県)なんだそうな。3大うどんみたいなものか。

微妙にきっぷの元が取れていないような気がしたので、小田原まで移動する。お猿のかごやをBGMに階段を上がる。何か食べようとコンコースをフラフラしていたら、いつの間にか箱根そば(小田急グループ)に入ってた。JRのそば屋ってホーム上にあったのか。さて、ロマンスカーで帰るか。いや、青春18きっぷ持っててそれはないだろうと、素直に東海道線の乗り場へ向かうのであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください