東急バスの旅完結編

大田区も残り1局となり、世田谷区のうち東急バスエリアもほぼ回った。そんなわけで、大田区最後の局田園調布五局とついでに世田谷区の南側エリアを回ることにした。うまくいけば東急バスエリア(東京都内)をクリアすることができるはず。

ちなみに、世田谷区のうちほぼ南半分(小田急線より南)は主に東急バスが走り、北半分(小田急線より北)は主に小田急バスが走っている。なので、東急バスエリアを全て回れば、小田急線の南側はクリアしたことになる(はず)。

残りの局を拾う形なので、効率の悪さはお許しいただきたい。得てして地域制覇の最後はこうなるもんですよ(開き直り)

使用するきっぷはもちろん東急バスIC1日乗車券である。ちなみに、電車はメインではないので東急のワンデーオープンチケットは使わないことにした。

●世田谷野毛、田園調布五
さて、いよいよ大田区最後の局へ。田園調布五局を経由するのは等01系統(たまリバーバス)ということで、東急大井町線の尾山台駅へ。駅前の道路へ出て、等01系統のマイクロバスに乗り込む。バスが等々力バス停(等々力駅前)に到着し、アナウンスが。「発車まで11分ほどお待ちください」しまったぁ。この系統の起点て尾山台駅じゃなくて等々力だったのか。電車代をケチったので天罰が下ったと諦める。

このバスのルート上、世田谷野毛局の近くを通るので、郵便局に近い不動下で降りる。前方の道を右に入り、進むと野毛局に到着。バス停に戻って、さらに等01系統に乗り先へと進む。

それにしても、なぜこのバスってマイクロバスなんだろうと思っていたが、なるほど大型車ではとても曲がれない角を曲がっていく。多摩川の土手を走る大型バスを横目にまた狭い道へと入っていき、東京都市大東入口バス停で降りる。中途半端な場所だが、ここで降りて東へと道を進み、区境を越えて大田区に入り、そこから左に曲がると(大田区の)最終目的地の田園調布五局があった。ここだけ隔絶された感がある場所だな。時々そういうロケーションに出会うことはあるけれど。これで都区内ナンバー2(ししょー調べ)の大田区をついに制覇した。

田園調布五局
【田園調布五局 ここは大田区の果て】

●世田谷鎌田、世田谷喜多見三
プラン上、等01系統には乗らず多摩川の堤防を目指す。堤防上のバス停(玉堤一丁目)からバスに乗り、二子玉川駅へ。電車でもいいのだが、せっかく1日乗車券を持ってるし(路線バスの旅かよ)。二子玉川駅からは玉04系統で天神森橋へ行くことにしていた。が、このバスは1時間に1本しかない。一方、同じ乗り場から出る玉06系統(砧本村循環)は1時間4本程度ある。ふと地図を見てみると、なんと、次の目的地の鎌田局って砧本村と鎌田(天神森橋の反対側のバス停)のほぼ中間にあるぢゃないかぁ!リサーチの甘さを反省しつつ、玉06系統に乗り、砧本村へ向かう。砧本村のバス停から北に向かい、鎌田局へ。そのままさらに北に向かうと、天神森橋のバス停があった。

天神森橋からは玉04系統で喜多見小学校まで移動する。これまたマイクロバスでエキセントリックなルートを通るため混乱するが、現在位置を確定し喜多見三局にたどり着く。ここからは仕方ないので約40分ほどバスを待つ。退屈だ。

●世田谷岡本
二子玉川駅に戻り、玉31系統で岡本三丁目へ。これまたマイクロバスでとんでもない道を走るのだが、慣れてきた。岡本三丁目のバス停で降りるが、想定の場所と止まった場所が違ったのでまた方向感覚がおかしくなる。が、何とか立て直す。坂を下りて広めの道を右に進むと岡本局があった。

●玉川
岡本三丁目には戻らず、次の行き先に近い聖ドミニコ学園バス停で都立01系統を待つ。バスは用賀(駅前ではない)、桜新町駅を過ぎてよく分からない方向に進む。あれ、違う方向に乗ったかな?とやや不安になるが、無事に深沢坂上バス停に到着。ここから等々力方向に進めば、玉川局がある。うーん、なんだか効率が悪いような、でも目的のポイントを考えたら仕方ないのかな。

ここからは郵便局に近い園芸高校前バス停から渋82系統に乗り、一気に渋谷駅へ(路線バスの旅かよ)

●渋谷富ケ谷二
渋谷駅には多くの東急バスが集まってくるが、たいていは東急線沿線に向かう系統である。その中で妙な方向(?)に行くバスがある。それが渋55系統の幡ヶ谷折返所行きである。似たような経路を京王バスも走っているが、1日乗車券を存分に活用するため、渋55系統で東大裏へ。東大裏交差点を左に入り、1本裏の道へ入ると富ケ谷二局がある。こんなところも残ってたんだなあ。これで渋谷区もあと1局となった。

まだ時間が少し残っているので、渋谷区の最後の局に行けないかなと、とりあえず初台駅に移動する。ここはさすがに京王バスを利用したが。残る本町五局に行こうとしたのだが、もともとはそこまで行く予定でなく、ろくに下調べしていなかったせいで、バスの乗り場が分からず初台駅周辺をさまよう。乗るべきハチ公バス(渋谷区コミュニティバス)ってバス停が低くて見つけにくいし、ルートが複雑でどこから乗ればいいのか分からなかったのだった。結局時間切れになり、京王新線でとりあえず新宿へ。そこは東急バスのいない世界。

かなり効率が悪そうな移動になったが、最後の方ってそうなりがちになる。そうならないように、初めから効率よく回るべきなんだろうけれど、なかなかそれを考えるのも面倒なので、結局最後おかしな感じになってしまう。ゼロからだったら、大田区完全攻略法とか作れるのかもしれないけれど。とは言っても、そうやってプランを作るでしょ。途中で系統改編があって、完璧なプランが音を立てて崩れるんだよ。だから、その時に合わせてベターなプランを考えるのが結局効率がいいのかもしれない。うん、そういうことにしよう。

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