0.はじめに
いろいろな成り行きによって休みを多めに確保してしまった。というわけで、今回の休みで行っていない場所かつ沿線局の攻略を進めているところは、と考えて中央東線を選んでみた。折しも首都東京と付近の埼玉、千葉、神奈川に緊急事態宣言が出されるかもという不穏なニュースも聞かれる。じゃあそこは外すか。中央東線については高尾までの快速区間はほぼ終了(八王子周辺が一部残っているがバス必須)、それを過ぎると藤野までは訪問済みである。よって、その先の上野原から西の区間が対象となる。うーん、大月までは結構な山道に見えるが。
1.プランニング
使用するのは青春18きっぷ。ほかのフリーきっぷが使えないエリアで威力を発揮するというのも選んだ理由なのだが(休日おでかけパスなら大月まで行けるが、冬は12/29~1/3しか使えないので対象外である)。八王子周辺も訪問しようかと考えたが、緊急ナントカが面倒そうなので(政治的なお話はサイトの趣旨から外れるので以下略)今回は高尾以西を進むことにした。
大月までは1時間2~3本程度、甲府までは1時間に1~2本程度、もちろん複線なので行って戻って技が必ずしもハマるとは言えない。もっとも駅から離れた局が多いので次の列車に乗れるという保証もない。時間までのんびりとハイキングを楽しむ感じになるんだろうか。
2.中央東線の旅
●四方津
高尾から普通松本行きに乗り信濃路を目指す。ウソです、そんな遠くまでは行けないだろう。藤野の次だから上野原からスタートか?いや、最寄りの上野原局は直線距離で約800mだが、経路が複雑なので今回はパス。よって隣の四方津で降りることにした。距離は遠いが線路沿いに行けばいいので大丈夫だろう。四方津で降りて駅前の道(国道20号線)を東へと進む。ここは比較的歩道が整備されている。藤野ではろくな歩道がなく恐怖を感じながら車道を歩いたが。国道沿いに1.6キロほど歩く。街中では絶対にやらない長距離移動である。意外と平坦な道で助かった。ようやく四方津局にたどり着いた。
【普通松本行き 車両は211系0番台だった】
【上野原市役所巌出張所前 これでようやく半分】
【四方津局手前のセブンイレブン これが目印になる】
【四方津局】
【雪が降ったら早い段階での通行止めを行う場合があります 大事ですね】
●梁川
次の列車は普通小淵沢行き。まあ、そこまでは行けないだろう。隣の梁川で降りる。ここは無人駅。駅を出てスロープを降り、国道20号線を東へ進む。約700mほど歩くと梁川局があった。例によって備え付けの消毒液(アルコールジェル)を付けるがなんか量が多いぞ。特に会話もなかったが、去り際にお気を付けてと声をかけていただく。ありがとうございます。
【梁川局】
【梁川駅 こんなところでも無人駅なのか】
●大月駒橋
次の鳥沢は周辺局(鳥沢局)訪問済みのためパス。その次の猿橋で降りる。ここは日本三奇橋でお馴染みの(?)猿橋が近い。駅に近い猿橋局は訪問済み。次に近い駒橋局を目指す。付近にはもう1つ猿橋伊良原簡易局があるが距離は1.8キロ。微妙だが、次回に回すことにした。駅の北口を出て目の前の道を左に進む。国道20号線を越えてその先の道を左へと下っていく。さらに400m以上進むと駒橋局があった。ここでティッシュをゲット。
【大月駒橋局】
猿橋に戻ってきた。ここは無人駅なのに、車掌が集札に来なかったな。Suicaエリアだからサボってるのか?
【日本三奇橋猿橋の看板 説明は省略します】
【ゴミ箱と並ぶ白ポスト 分別に注意?】
●初狩
猿橋からは普通甲府行きに乗り先へと進む。次の大月は訪問済みなのでパス。ここでは特急の通過待ちで足止めを喰らう。その次の初狩で降りる。ホーム下の通路を抜けると謎の電留線が。とにかく渡って外に出る。正面の道を進み、国道20号線に沿って西に進む。やや遠回りかもしれないが慣れない道で行き詰まるよりはマシな選択だと思う。500mほど進むと初狩局があった。ここは局名のみのスタンプと富士山のイラスト入りの2種類のスタンプがある。もちろんイラスト入りを押してもらう。うーん、さっきのジェル臭が取れないよう。
【田舎名物? 横断旗】
【初狩局】
【登山者の皆さんへ 相変わらず縁がないですけど】
【初狩駅名物 段違いホーム】
●大和
初狩からは普通松本行きに乗り先へ進む。この先の大和局、笹子局は駅から比較的近い。ということは、行って戻って技が使えるかも。乗換案内を調べると何とか行けそうだ。というわけで次の笹子をスルーして甲斐大和で降りる。駅前の路地から甲州街道(あ、国道20号線だった)に出て西に進む。300mほど進むと大和局があった。もちろん、入口でアルコール消毒はしてますよ。ここではマスカットキャンディがもらえた。駅に戻る。ここは橋上駅舎ながら無人駅。無人駅多くないか?
【大和局 甲斐大和でもなく甲州大和でもなくただの大和】
【甲斐大和駅と丸ポスト】
【甲州鞍馬石の里 例によって説明は省略】
●笹子
甲斐大和から普通高尾行きで戻り、次の笹子で降りる。駅を出て正面の笹子駅入口交差点を国道20号線に沿って東に進む。約300mほどで笹子局に到着。ここは局名だけのスタンプと笹子峠という文字の入ったスタンプの2種類がある。ここは笹子峠笹子局のスタンプを押してもらう。簡易局なら両方押してもらうんだけどな。この笹子は無人駅だが、自動券売機さえも撤去されてしまったらしい。大正義Suicaがあるとはいえ、きっぷぐらい売ってもいいんではないだろうか?
【笹子駅入口から東方向を見る 郵便局らしきものが見える】
【笹子局】
【遙かなる東京】
【笹子駅自動券売機跡 乗車駅証明書発行機が切ない】
●塩山駅前、塩山
普通長野行きに乗って先へと進む。先ほどの甲斐大和を過ぎて、次は勝沼ぶどう郷なのだが時間的にそろそろ終わりそうな感じがする。なので効率を考えてその次の塩山で降りることにした。塩山で降りて、南口から出て何となく道路を渡って西に進むが、渡らず進むのが正解だった。結局また道路を渡って塩山駅前局に着く。
【塩山駅前局】
一旦駅に戻り、北口から出て線路沿いに西に進む。中央通り南交差点を過ぎ、塩山バイパス(次の広い道路)を右に曲がり、塩山温泉郷の案内を越えてさらに進む。右に曲がってから約100m先に塩山局があった。ここはスタンプが3種類ある。四菱(正確には四つ割菱、武田家の家紋)、桃、桃(顔付き)。こういう時はもちろん3種類とも押してもらう。追加の入金票2枚と200円を窓口に出す。そのせいか、ティッシュがもらえた。次の小淵沢行きは15:57発。仮に間に合っても次は山梨市で降りることになるので時間切れとなる。今日はこれで終わりだな。駅に向かって歩いていると、その小淵沢行き(当駅発)が走り去っていった。
【塩山駅前の丸ポスト】
【歓迎 塩山温泉郷 またしても温泉には用はない】
【塩山局】
【アヒルさんもソーシャルディスタンス】
【またのお越しをお待ちします すみません次は行くかもしれません】
【塩山折返しの普通小淵沢行き(たぶん)】
【塩山駅前の武田信玄像】
3.おわりに
今回の成果は8局、ティッシュ2個、キャンディ1個(藁)。今回は列車本数の割には健闘したのではないだろうか。途中思いつきで駅からの距離が短い部分で行ったり来たりを入れたおかげで1局は増やすことができた。とは言え、山間部で数を稼ぐのは難しい。まあ良しとしようか。これで高尾~塩山間の沿線局(1キロ以上離れた局を除く)をクリアしたことになるだろうか(勝沼ぶどう郷が残ってるよ)。時々バス停(富士急山梨バス)が見られるのだが、本数が1日1~2往復ととても使い物にならない。後は車利用になりそうだが、それはハードルが高い。とりあえず忘れよう(ヲイ)。
長い冬休みも終わって、これから楽しいお仕事が始まる。もっともテレワークだけど。頑張ろー(棒)うおー、モチベーションが上がらねえ(泣)