政令指定都市の局巡りについて

旅行貯金というものは、元来旅の途中に立ち寄った地域(例えば駅近くとか)の郵便局を訪問するものです。ですが、途中で目的がおかしくなり、一定地域内の郵便局を全部回ろうとする行動に走ることがあります。ありますというか、たいていの局巡ラーはそうなる傾向にあります。

さて、地域単位で攻略するということは、地域内の郵便局を全て調べて、リストアップした局を順番に訪問することになります。その単位としては、基本的に市町村(東京の特別区も)単位となります。日本郵政のサイトには「郵便局・ATMをさがす」という項目があり、そこでは市区町村単位で、また政令指定都市では区単位で郵便局の一覧が出ますので、それを利用することになります。つまり、政令指定都市においては区単位での管理がしやすいため、区単位でリストアップして(と言うより、政令指定都市では市全体のリストが出ない)訪問局を管理することになるわけです。

そういった理由で、訪問局リスト(excelで作ってますが)では○○市完了と書いたり、政令指定都市では○○区完了または○○市○○区完了(北区、中央区、緑区など複数都市に同名の区がある場合)と記載しております。が、1つだけ例外を発見してしまいました。大阪府の堺市は政令指定都市なのですが、リストには○○区完了とは書かれず、堺市完了としか書いてなかったのです。実のところは、美原町除くとか書いてますけど(^◇^;)

これは記載漏れか?いえ、違います!堺市は2006年(平成18年)4月に政令指定都市に移行しました。つまり、それまでは区という概念はなかったのです。その1年前には南河内郡美原町を吸収合併しています。旧美原町(現堺市美原区)を固め打ちしているのは単なる偶然でしょうけど。そして堺市の攻略がその前であったために区の記載がなかったのでした。タイミング的に美原町が堺市に吸収され美原区になる前の短期間で訪問したことになります。狙ったわけではないんですけど。

そのままでもよかったんですけど、せっかくなのでししょーは堺市内局の所在地を調べ直して、何区に属するか確認の上訪問局リストに反映しました。面倒ですけど、区単位での管理をするには必要な作業でしたので。なんでしょうな、泉北ニュータウンは南区、旧美原町は美原区、あとは何だかよく分からない区割りですね。

参考までに政令指定都市とは、人口50万人以上を擁する都市で、所定の要件(規模)を満たすと政令で指定されることにより移行できます。かつては人口100万人以上、現在ではおよそ70万人以上いれば認めてもらえるようです。ということは、今後都市部への人口集中などにより新たな政令指定都市が生まれる可能性もあるのでは。となると、また過去の訪問局を調べ直すのか?うーむ、静岡市みたいなやる気のない区割りだとありがたいなー(コラ)。

ししょーのリストには、あの平成の大合併の影響もあり、旧地域名の項目があります。平成の大合併により消えた町名もちゃんと残してあります。これは、2006年頃まで行われたので、それ以降この項目は空欄になってますが、今後はどうなるのか。それよりも、合併でとんでもない山奥が都市に含まれたので、コンプするのがすごく困難になってるのが辛いです。相模原市緑区、浜松市天竜区、京都市北区など。どうすんだよこれ。

訪問局の管理の仕方、管理リストについては、またの機会に説明したいと思いますけど、訪問して記録したらそれで終わりではないです。場合によっては最新情報にアップデートする必要もあるのです(廃止とか改称とかも)。それにしても3000局以上も行ったのに、どこに行ったかおぼろげながら覚えている自分の記憶力に驚いたりもしています。

“政令指定都市の局巡りについて” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください