名古屋市内の旅(たぶん5回目)

0.はじめに

ああ、年が明けました。明けてしまった。みなさま、明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。さて、また現実に帰らなければならないのか。帰りももちろん青春18きっぷである。次はどうしようかな。

浜松から、途中で放り出した遠鉄(遠州鉄道)を回ろうかと思ったのだが、行程上浜松に到着するのは13時を過ぎる。そこから終点の西鹿島まで行くとたぶんギリギリになる。いや、それよりも使える時間が3時間程度しかない。もう少し時間が欲しい。

と言うことで(脈絡がないな)今回は名古屋市を回ることにした。去年も回ったような気がするが、まあいいだろう。名古屋市についてもまだまだ道半ば。転勤か何かで名古屋に住まないととてもクリアできない気もするが、少しでも進めればそれでいいや。

1.プランニング

実家を早めに出れば、名古屋駅には11時ぐらいには着けるはず。そこから、帰宅までの最遅結合点時刻を計算すると(なんか難しいシステム用語を使ってますが厨二病の症状とご理解ください)、15時近くまでは回れるはず。さて、前回は地下鉄の桜通線の沿線を回ったので、その続きか?いや、あまり名駅から離れたくないので今度は東山線の沿線を回ろう。

名古屋市営地下鉄は、1日乗車券ではなく24時間券なるものを発売している。地下鉄全線24時間券は、その名の通り24時間使えるきっぷである。お値段は760円。初乗りでも4回乗れば元は取れる。24時間使わなくてもよさそうだ。

名駅からまずは終点の高畑へ。そこから藤が丘方面に向かって行けるところまで。どうせ、他路線とかリニモとかにはそのうち乗りに来るだろう(願望)。

2.名古屋市中村区の旅(その1)

名駅に着いた。まずはコインロッカー探し。今回はちゃんと場所を調べておいたぞ(当たり前だけどな)。のはずだったが、今回も迷う。広小路口に向かっていたはずなのだが、なぜか太閤口に。そして、案内板に書かれた位置にコインロッカーはない?とりあえず、名古屋中央局に向かって進もう。と名駅の中を右往左往していると、見慣れた場所(かつてタワーズ内局があった辺り)に出てきた。

北方向に向かいつつ、コインロッカーを探す。あった!しかし全て使用中であった( ̄0 ̄)さらに市バスターミナルに向かって進むと、別のコインロッカーを発見。ここは、どうやら空きがあるようだ。空いてるロッカーにカバンを押し込み、レバーを押し下げる。後はセンターの表示板で番号を選択し、Suicaをタッチ、あれ?現金のみだと?500円玉は入るようだ。お金を入れ、レシートを受け取る。

コインロッカーの操作盤
【TOICAが使えないだと?】

●名古屋中央局(ゆうちょ銀行名古屋中央店)
はあ、いきなり時間を使ってしまった。当初は地下鉄で移動する途中で名駅に降りようと思っていたが、このまま行った方がいいな。市バスターミナルから外へ出て、北にあるJPタワーを目指す。名古屋中央局はこのビルに1階にあるようだ。中に入ると、番号札発行機の前に行員さんが構えている。入金票を書いて発行機に向かうと、「窓口でよろしいですか?」と札を渡される。実は、あの郵便局アプリでは一部の局で整理券を発行できるのだが、この名古屋中央局も対象だった。しまった、ちゃんと使い方を見ておかないと。

名古屋駅バスターミナル
【名古屋駅バスターミナルを出る市バス 名古屋市営ではなく市営というのがポイント】

名古屋中央局
【名古屋中央局(ゆうちょ銀行名古屋中央店)】

やっと順番が回ってきた。随分待った気がするが。ここまでで既に1時間近く使ってしまった(コインロッカー探し+待ち時間)。やはり名古屋は魔境なのか(あくまで個人の感想です)。

郵便局アプリの表示
【郵便局アプリの表示 ここは整理券が発行できるようだ】

窓口用番号札
【いつもの窓口用番号札 ここのはデカいな】

3.名古屋市中川区の旅

ここからは地下鉄東山線の旅となる。外へ出て、近くにある入口から地下に降りる。のりばはどこだ?きれいな通路を進むと、あの東山線の妙に天井の低いのりばに着いた。券売機で地下鉄全線24時間券(以下24時間券とする)を購入する。まずは、終点の高畑に向かう。

名古屋市地下鉄全線24時間券
【地下鉄全線24時間券】

●名古屋荒子
終点の高畑に着いた。4番出口から出て、右へ進む。ここはエスカレーターがあるが、途中のフロアまでだった。東京でもよくある、最後の階段は狭いからエスカレーターありませんのパターン。高畑交差点を右に入り、次の角を右に入ると荒子局があった。

名古屋市5050形
【名古屋市営地下鉄東山線 5050形車両】

名古屋荒子局
【名古屋荒子局】

●名古屋八田
藤が丘行きに乗り、名駅方面に向かう。次の八田で降りて、1番出口から外に出る。駅前広場を進み、JRの線路に沿って西へ進む。400mほど進むと突き当たりになるので、そこを左に100m進み、2つ目の角を右に入ると八田局が見えた。ここではティッシュを挟んでくれた。

名古屋八田局
【名古屋八田局】

高架線を行く特急南紀5号
【高架線を行く特急南紀5号 紀伊勝浦行き】

名古屋市地下鉄のエスカレーター
【名古屋市は古くから自動運転式のエスカレーターがあった】

4.名古屋市中村区の旅(その2)

●名古屋上石川、名古屋岩塚、名古屋烏森
藤が丘行きに乗り、隣の岩塚で降りる。2番出口を出て右側の道を北に進む。480mほど進むと左側に上石川局があった。

5050形車両ドア上の表示器
【5050形車両ドア上の案内表示器 昔は東京メトロでもありましたな】

名古屋上石川局
【名古屋上石川局】

来た道を戻り、160mほど進んだところのやや広い道を左に300mあまり進み、アルビス(スーパー)の角を左に曲がる。岩塚本通を越えて約460m進んだ角(中学校のある角)を右に入ると岩塚局があった。

名古屋岩塚局
【名古屋岩塚局】

岩塚駅周辺の局はあと1つ。中学校に沿って南へ進み、広い道(佐屋街道)を東に進む。750mほど進むと烏森局があった。

名古屋烏森局
【名古屋烏森局】

結構歩いたな。しかし、ここから岩塚駅までも600m以上の道のりとなる。しかし、なんですな、名古屋走りとか言うものが何となく理解できた気はする。

●名古屋太閤通八
藤が丘行きに乗り、次の中村公園で降りる。4番出口から出て向かって左に進む。ここはもはやエスカレーターというものはない。360mほど進むと太閤通八局があった。

改札上の案内
【中村公園駅の改札上の案内 のりばを間違うと詰む】

名古屋太閤通八局
【名古屋太閤通八局】

太閤通のモニュメント1

太閤通のモニュメント2

太閤通のモニュメント3
【太閤通のモニュメント 前回の続きと思ってください(クリックで拡大)】

名古屋市地下鉄のホームドアとドア番号
【乗車位置の数字は号車番号ではなくドア番号である】

●名古屋藤江
藤が丘行きに乗り、隣の中村日赤で降りる。1番出口を出て、左の道を西へと進む。200mほど進み、目印のない角を右に入る。つまりここはGPS頼みである。広い道(清正公通り)を越えて120mほど進むと、藤江局があった。

藤江局への案内表示
【藤江局への案内表示 ルート的に気付かなかった】

名古屋藤江局
【名古屋藤江局】

あまり正月的なものがないなと思っていたら、ここで干支の根付けをゲット。おみくじも入っている。やった、大吉だ(全部そうかもしれないよ)。

干支のグッズ
【藤江局でいただいた干支のグッズ】

この辺りの駅は昔の作りだからか、上下線ののりばが完全に分かれている。入口を間違えると詰むパターン。だが、この中村日赤駅は上下線ホームをつなぐ連絡通路がある。

●名古屋本陣
時間が押し迫ってきた。予定の時間を過ぎそうだ。しかし、本陣まで回っておけば東山線の名駅から西側はクリアしたことになる。ここは頑張りどころだ。藤が丘行きに乗り、次の本陣で降りる。2番出口を出て、右に進む。140mほど進むと本陣局があった。

名古屋本陣局
【名古屋本陣局】

ちょっと無理したので、ここで予定時刻(名駅を出るはずの時間)になってしまった。でもここを残すと、次がかなり効率悪くなってしまうので、やむを得ないところだろう。

5.おわりに

今日の成果は、愛知県:9(名古屋市中村区:7、中川区:2)、干支のなにか:1となった。名古屋市についてはまだどうと言える数字ではないので、機会があればこれからも回ることにしたい。なお、今回の歩数は15000歩を超えていた。最近運動不足だったし、丁度いいのでは。

無理しないで途中で止めてもよかったのだが、本陣の辺りを回ればその先は名駅から無理して回ったゾーンに入るので、次回は伏見からスタートできる。昔名駅の周りをさまよったことがあるので、ダブりという地雷が結構埋まってたりする危険なゾーンなのだが。

しかし、思わず時間をかけてしまった。既に予定時刻は過ぎている。でもきしめんを外すわけにはいかない。最近新商品としてワンコインきしめん(そばも可)なるものが提供されている。文字通り500円で食べられるきしめんである。もっとも支払いはSuicaなのでワンコインでもないんだが。具材はきつねと海老天がのっている。かつお節はデフォである。

ワンコインきしめん
【ワンコインきしめん】

うっかりかき揚げなんて頼むとちんちこちんのが出てくるので、今回は控えた。ちんちこちんについては、前回の投稿を参照いただきたい。しかし、これで名駅を出るのが予定よりも1時間遅くなってしまった。どこで挽回するか?いや、1時間くらいなら大丈夫だろう。

さて、小腹も満たされたことなので、ここで今回の反省を。コインロッカーの場所を事前に調べたはずが、そこになかったのはいったい。案内図が古かったのか、実はJRの改札内にあったのか。それに、地下鉄に乗るのであれば、JRにこだわらず地下鉄駅にあるコインロッカーを利用した方がよいと思う。去年は結局そうしたわけだし。なぜ太閤口に出てしまったかは、名駅の時空のひずみによるものと思われる(それは絶対にない)。郵便局アプリについては、結構使えそうなので、今後も活用したいと思う。

名古屋市内はどこまで行けるか?あまり名駅からの移動で時間を食うと効率が下がるから、ある程度の範囲(名駅から往復で30分程度)が限界になるかな。それ以上は前泊して1日フルに活用するのだろうが、それはいつになるのやら。

名古屋駅1番線が埋まっている
【1番線が埋まっとる】

新快速豊橋行きで東海道線を上る。浜松からはそのまま乗り継ぐと熱海行きに乗れる。だがしかし、このまま帰ると晩ご飯の時間がかなり遅くなる。うん、ここでご飯にしよう!と浜松で改札を出る。しかし、食事の時間を考慮すると次の電車が興津行き、その次が静岡行きと変な乗り換えになるな。しかし、食事を済ませて駅に戻ると奇跡的に熱海行きに間に合った。

このまま熱海まで行って乗り換えか。そう思いつつ、スマホをポチポチしてると、熱海着時刻の数分前に上野東京ラインの電車が出て行くことに気付いた。そして、その後ろの電車は、沼津始発?その時半分トランス状態にあったししょーの意識が回復した!急いで支度をして沼津で降りる。すると、なんと同じく沼津で降りる人が1/5ぐらいはいる?地元民でないことは気配で分かる(どういうことだ)。まさか、ここまで情報が漏れているとはな。

とにかく、沼津始発の宇都宮線直通の電車に乗れた。そうか、熱海の先だから10両だよな。意識レベルが低下しているので、判断力が落ちている。もうよい子のみんなは寝る時間だからな。明日もあるので、寝よう。ではおやすみなさい。

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