前回の記事はこちらとなります。ご参考に。
職場勉強会と愉快な仲間たち~そしてついにししょーにも魔の手が迫る?~
新緑の候、みなさまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、突然の発表によりししょーは慣れ親しんだ現場を離れることになりました。連続で約5年、通算ですと約13年半もの間お世話になった職場です。家から遠いのが難点でしたが、業務内容については概ね満足しておりました。
この現場ではこの時期案件が進まず、仕事があまりない状態だったようです。で、ししょーはたまたま案件が終わったタイミングだったので、ちょうどいいやと終了になったみたいです。鬼のリーダーも、他の部署に異動できないか最後まで調整していたんだけど間に合わなかった、と仰ってました。でも、この現場ではもう不要だったってことですよね?
さらにリーダーは言いました。同じ案件を担当している別会社は同じく仕事が少ないのに人員を確保している、ウチは貧乏だからそれができなかった、と悔しさをにじませている様子でした。そういうことにしておきます。そうか、あっちの会社はお金を持っているからみんなヒマそうでも誰も辞めずに済んでいる、一方こちらはお金がないので仕事がないと人員を削らざるを得ない。そりゃあ、みずほも腐りますわ(失笑)。
今までは自社の人が全く知らない未知の現場で苦労したものですが、今回の現場は弊社のメンバーが既に在籍しているので(あいにく他部署ですけど)、そんなにおかしなことにならないだろう。そんな淡い期待を持っていました。タイミング的にGW(大型連休)を挟んでリラックスして新しい現場に臨むことになります。
今までお世話になった人には挨拶をしておきたい。でも、最後にMLで一斉送信でありがとうございましたみたいなありきたりの文面だけ出すのもなー、と悩んだ挙げ句、親しい人に個別でお別れの挨拶をSNSで送ることにしました。みなさんからそれぞれお返事をいただけて、これでよかったのではないかと思います。
【今回もお寿司の画像でお楽しみください】
そして前職の最後の日を迎えました。最後に貸与PCを返却してIDカードをリーダーに渡して退出する流れなのですが、サブはと言うとさっさとPCを返してIDカードを渡してとっとと消えてしまいました。あれ?IDカード無しでどうやって建物から脱出できたの?本来であれば、出口でIDカードを渡して、その時に今までお世話になりました、ありがとうございましたとか挨拶の一つでもするものですが、サブはそういうプロセスをすっ飛ばして消えてしまいました。よほどこの職場がイヤだったんだろうな。それよりも、この礼を欠いた振る舞いに疑問を感じざるを得ません。
それと細かいことかもしれませんけど、前の職場を退場する時には誓約書とか貸与品の返却リストとか細々とした書類が必要なのです。それについて、サブは何の話もしてこなかったのに、当日ちゃっかり書類を揃えていました。退場時の手続きとか書類の話とか一切しないで、自分だけコソコソやる。こういう態度ってフェアプレー精神に反すると思うんですけど。ここまで没交渉なのも問題なのではないかと考えるのは気にしすぎなんですかね。
そうそう、新しい職場と言いますか勤務先について、上司に「前に面談に来たことがあるよな。忘れたのか?」なんて言われました。そうだっけ?とぼんやり考えていましたけど、そう言えば昔来たことがあったかな。ポクポクポク、チーン。あ、思い出しました。業後だったので夜遅く(20時とか)だったと思いますが、周りが暗くて場所がイマイチ分からなかったんですよね。それに、その時この上司は案件の内容を知っていたはずなのですが(ししょーは内容をあまり聞かされていませんでした)、かなり間抜けな質問をしたために相手がドン引きして、結局それがために不採用になったことがありました。身バレしないように詳しくは書きませんけど、例えばアプリ開発のエンジニアの面接で「変数ってなんですか?」と尋ねるレベルの失態をこの上司はやらかしたのです。
【お寿司その2です】
そんな因縁の地に、今度は正々堂々と自分の領域で仕事に臨めるというのはありがたいです。いえ、本来はそうあるべきだと思います。過去の現場におけるアンマッチはひどいものでしたから。フォークリフトの運転手を雇って、その人にダンプカーの運転をやらせるようなレベルのおかしなことをやられたりもしましたし。
世間はちょうどゴールデンウィークの時期、それが終わっても受け入れのための手続きとか準備とかでさらに1週間ばかり待たされました。こちらとしては、そのおかげで十分にリフレッシュできたわけですが。そんな感じで、たぶん5年以上ぶりの東京です(もちろん仕事でという意味です)。東京の通勤ラッシュは相変わらず過酷でした。なんでどいつもこいつも東京を目指すんだろうか。そこにしか仕事がないからか?それとも田舎者のよく分からん憧れゆえか?特に初日は、始業時間よりも早い集合時間を指定され、しかも東京ではよくあるらしいのですが電車が遅れて遅刻しそうになってしまい、ししょーは焦りました。初日から遅刻なんていかん。
とバタバタしたこともあり、午前中はなんとか耐えましたけど、昼を過ぎて疲れがどっと出てきたせいか、少し失態をやらかしたのですが、それがためにまたサブに付け入る隙を与えてしまいました。お前の失態はバレている。入れ替わりが激しい部署だから気を付けろだと?何かとマウントを取りたがる彼に、隙を見せたことは一生の不覚でしたが。そして、その時ししょーは考えました。
よし、もうこの職場辞めよう。
やはりししょーは東京向きの人じゃなかった。いいよ、じゃあこの現場は貴様にくれてやる。好きにすればいい。もっとも貴様のスキルでどうにかなるとは思ってないけどな。己の力を過信するのもほどほどにした方がいいと思うけど、人の頭に戸は立てられん(誤用)。彼にとってはホームだろうけど、ししょーからすればほぼ完全アウェイなので、かなり厳しい戦いを強いられるのは、ある程度は仕方ないのかもしれませんけど(;_;)
そして、肝心の現場ですけど、なぜかサブと同じ部署にはめ込まれてしまいました。彼にとっては久しぶりの職場復帰なんだから、その経験を生かして前職の現場にすればよかったのに?セットなら何とかなるという判断でしょうか?ししょーも2日目からは東京勤務を思い出し、少しずつ自我を取り戻しつつあります。リーダーが女性なのはかなり久々というか、7年ぶり2度目じゃないですかね(甲子園かよ)。前は散々な目に遭ったので、あまり嬉しくはないです。と言うのも、リーダーは悪い人じゃなかったんですけど、その部下(♂)がク○すぎてそりゃあひどいもんだったのですよ。
【お寿司その3です】
そんなこんなで1週間が過ぎました。東京の時間に換算するとだいたい7日ぐらいになるようです。最初は業務PCのセットアップとかテレワークのためのVPN利用申請だとか登録だとかで時間を使いましたけど、肝心の業務については、発注の関係でまだ本格的に進んでいないとのこと。それらをぬるっと進めつつ、もう1つのミッションである職場の若い人たちへの技術継承もぼちぼち進めています。どうにか今のところ早期終了の恐れは少なくなっているように思います。リーダーの印象も悪くないようです。いや、ただのいい人なのかもしれませんが。
やべー、また忘れるところでしたよ。前回はししょーの身の上話が深刻すぎて、すっかり失念しておりました。大変に申し訳ございません。例の職場勉強会ですが動きがあったようです。おそらく幹部からの意向と思われますが、スキルレベルに合わせて開催を分けた方がいいんでないか?そういう方向になりそうです。そして、その新しい勉強会ではもはやムーの出番はないようです。そりゃあそうだろうな、散々スキル詐欺を働いてさすがに幹部もブチ切れたんでしょうなあ。
そもそも、職場勉強会は自社の若者(未経験者など)に職場で必要なスキルを体得させるために行っていたものです。ムーは正確には自社メンバーではなく、協力会社(最近下請けとは言わないようですね)のメンバーですが、自社の業務に携わっている関係上特別に参加を認めていました。その効果も芳しくないという話もありましたが。
それだけではなく、ムーがある案件にアサインされたのですが、その案件は作業環境などの理由により、一定期間出張が発生するというものでした。東京からかなり離れた作業場所のため、平日は現地に滞在して働き、週末は帰宅してもよいという条件でした。ですが、ムーは理由は分かりませんがこの出張に難色を示しました。そして何を思ったかその現場に通うと言い出したのです。時々バラエティ番組でネタになってますけど、とんでもない距離を新幹線など駆使して毎日通う人なんてのがいますよね。ムーもそれをやろうとしてるのか?
毎日通うのは物理的に可能ではありますが、かなり厳しいのではと思われます。しかし、ムーがそう言うならと先方も了承したようでした。ところが、何があったのか案件開始直前にやはり通うことはできないと言い出したのです。急な翻意に当然ながら先方は怒り心頭、いえ急な予定の見直しに混乱したようです。本来ならそこで切られても仕方ないところですが、折からの人手不足ゆえ妥協して出張を軽減してもらえたようなのでした。
【お寿司その4です】
これで話が終わればどれほどよかったでしょう。しかし、年度が替わり先方の責任者が替わったことで事態も変わったのです。やはり、出張はちゃんとしてもらわないと困る、一人だけ特例を認めることはできないという沙汰が下り、あろうことか代わりの人員がアサインされてしまったのです。もはやこうなってはムーのいる意味というものはなくなります。そして、当然の流れとしてムーは放流されたのでした。自社に関係のない立場になってしまったムーをこれ以上弊社としても面倒を見ることは難しくなります。
そうですね、こんなところでムーの身の上を案じても仕方ないのですけども、実は前の業務を早く言えばスキル不足で切られてしまいました。今度の案件は捲土重来の場として非常に重要であった(もちろんムーにとってですよ)はずなのに、自らの手でその救いの手段を捨ててしまった。そういう印象です。はっきり言いますけど、ムーはこの仕事に向いていないと思います。経験年数の割にはスキルが低いこと、この業界は勉強して最新技術を習得することが必要ですがその姿勢が希薄であること、何よりものの考え方が論理的でないこと。我々もできる限りのフォローをしてきましたけど、仕事への向き不向きというものは確かに存在します。そして、残念ながらムーはこの業種に適していなかったのではないかと思います。
ところで新しい職場勉強会ってどうなったんでしょう?方針が決まったら知らせると言われたきり何も知らせがないんですが。まあ、勉強会がなければないで、それだけししょーの時間が確保されるからそれでもいいんですけどね。ですが、今のししょーには他人を気遣う余裕はありません。職場が変わって戦々恐々の日々を送っているのに、とても他人のことを案じる余裕なんて。
東京のラッシュと戦いながら、新しい職場になんとか馴染めるよう必死に努力するししょーに幸多かれと願わずにはいられません(なんで他人事なんだ?)。通勤時間は約半分(door-to-door)、疲労度は倍増、出会いの可能性も正比例して上がればいいんですけど、そんなものは期待できないですね。前は移動時間が長くても途中寝られたんですが、今は寝るどころか下手すると電車に乗ることもままならないです。困った時はとりあえず押せって学校で習ったので、それで行こうかなと。カレー屋に行くのは便利になったかな(^◇^;)
“会社と職場勉強会と私~いよいよ地獄の東京復帰となりますが果たして無事に行けるのか~” への2件の返信