青春18きっぷで東海道本線を下る旅を何度かしてきたが、気まぐれに出かけるものだから結構飛び飛びになっているのであった。それをつなぐべく、今回出かけることにした。前回の東海道本線の旅は、確か平塚で終わったんだよな。でも、辻堂の北東にある辻堂本町局も行けなくはない。ということで、スタートは辻堂駅とした。
今回の目標は特に定めず、行けるところまで行く!とした。一応、資料は熱海駅まで用意したけれど、そこまではたぶん行けないだろうな。
●藤沢辻堂新町
さて、東海道線の下り列車で西へ。次の列車は快速アクティー熱海行き、と危ない、この快速は辻堂を通過するんだった。今回は、ちょっとこの快速アクティーがやっかいになりそうだ。
次の普通熱海行きに乗り、辻堂で降りる。駅付近は訪問済みのため、やや離れた辻堂新町局へ。線路沿いから羽鳥郵便局入口交差点へ抜ける道があるので、そこに行こうとして、違う道に入る。様子がおかしいので(GPS見た)、慌てて戻り、本来の道へ進む。約10分ほど歩いて羽鳥郵便局入口交差点に到着(ちなみにこの付近に羽鳥郵便局なんてものはない)。交差点の一角に辻堂新町局がある。駅から遠いので、帰りはバスに乗ろうかと思ったが、バス停が見当たらないので歩いて戻ることに。前回検討した藤沢駅~辻堂駅間のバスがあるはずなんだけど。
【藤沢辻堂新町局】
●平塚駅前
茅ヶ崎を飛ばして、平塚駅まで移動する。♪さーさーのは、さーらさら・・・。いかん、つられて歌いそうになった。ここは前回駅北側の紅谷局を訪問済み、というよりそこでタイムアップになったので、今回はもう1つの駅前局、平塚駅前局へ。こちらは駅前広場の一角にあるので、分かりやすい。「お気を付けて」を声をかけていただく。こちらの局名印にはイラストがなかった。
【平塚駅前局 駅前広場の一角にある】
●大磯
平塚から大磯へ移動する。次の電車は、よかった普通だった。大磯駅を降りて、向かって左側の「Oiso Beach」のゲートへと進む。何でも大磯は日本の海水浴場発祥の地だとか。でも、今はとてもそういう気温ではないな。あ、ちなみに、夏になると必ずニュースに出てくるロングビーチはかなり遠いです。
海に向かって坂を下り、国道1号線(東海道)の大磯駅入口交差点に出ると、向かって右側(南側)に大磯局がある。久々にティッシュをもらう。静岡県内では、駅前ではなく東海道沿いに郵便局が建っていることが多いが、大磯で早くもそれに遭遇するとは。道幅は、静岡の沼津辺りよりは若干広いが、やはり都内と比べると結構狭い(当たり前か)。
【大磯局 そろそろ国道1号線沿いの立地になってきた】
●二宮、二宮元町
大磯と同様、二宮も快速アクティーは通過する。快速アクティーを見送り、次の普通で二宮駅へ移動する。この付近の郵便局は駅から離れているので、歩く距離が長くなる。しかし、局が少ないので2局とも行くことにした。まずは、やはり東海道沿いにある二宮局へ。駅を出て、東海道まで出てから東へ約600mぐらい歩く。うーん、地味に遠いな。ようやく到着するが、前の人の処理がなかなか終わらず、10分ほど休憩することに。のどが渇いたのでア○アクララのお水をいただく。
【二宮局】
二宮局を出て、駅に向かって戻り、二宮交差点から県道71号線を北上しまたも600mぐらい歩く。この上り坂も意外と足に来るな。ようやく元町局に到着。ここから歩いて戻るのも大変だな、と周りを見ると反対側の道路にバス停があった。バスに乗り、二宮駅北口まで戻ってくることができた。
【(左)生涯学習センター前交差点から まだ遠い (右)二宮元町局】
●国府津駅前
国府津駅まで移動し、またしても東海道に出て西へ歩く。こちらは割合近いところに国府津駅前局がある。まあ、駅前って名前だからね。しかし、郵便局の看板らしきものが見当たらない。その代わり、ポストとそれっぽい建物が見える。これかなーと思いつつ歩いていると、やはりそうだった。看板が見えないところはたまにあるが、郵便ポストがあるだけまだマシか。ティッシュをもらえた(2個目)。
【国府津駅前局の手前 わずかにポストが見える辺りか?】
【国府津駅前局 やっぱりそうだった】
【国府津駅開業100周年の記念碑 ここから分岐する御殿場線はかつて東海道本線の一部であった】
●小田原鴨宮、鴨宮駅前
鴨宮駅まで移動する。鴨宮駅前局は近いが、駅の北600m以上離れたところに鴨宮局がある。遠いな。でも、他に行くところもないし行くか。鴨宮駅を出て、線路沿いに西に進み、県道718号線を右に曲がり、さらに歩く。大きな道路に出て左に曲がり、次の交差点を右に曲がりさらに進む。ここまで718号線に沿ったルートである。かなり遠いが何とか鴨宮局にたどり着く。ここではティッシュを挟んでもらえた。
【小田原鴨宮局 駅からは結構遠い】
ここから元来た道を戻り、東海道本線のガードをくぐってさらに南へ400mほど進む。下新田交差点を東に進み、次の交差点をさらに左折すると、スーパーの先に鴨宮駅前局があった。駅から直接行くと300mぐらいなのだが、遠回りしたせいでなんだか遠くにあるような気がする。今回は、いつもより無理に歩いているので、想像以上に足が重い。ただ回れる局数から考えたら、このぐらいは仕方ないのかな。
【鴨宮駅前局 こちらは駅から近い】
●小田原栄町、小田原、小田原城山
小田原駅に到着。ようやく快速アクティーの快速区間を抜け出す。が、ここから本数が減少することも忘れてはならない。小田原駅周辺は城山局が近くにあるのだが、それ以外はやや離れている。さて、順番に回るか。最初は、線路沿いに北へ進む。が、道が行き止まりになっている。国道255号線に出ないと行けないようだ。国道を北上し、JRのガードの手前にある栄町局へ。実は伊豆箱根鉄道大雄山線の緑町駅が近いのだが、1駅だけ乗るのももったいないので歩いてしまった。その判断はよかったのか?
【小田原栄町局】
栄町局から国道255号線を南下し、銀座通り交差点をさらに南へ(ここまでで700m以上歩いているのだった)、本町二丁目交差点を右に曲がり東海道に出ると、小田原局があった。中に入ると、うぉ、ゆうちょ銀行だ。その割には建物が小さい気もするけど。例によって、番号札を局員さん(行員さん?)から受け取り、窓口で通帳を出して大きな番号札を受け取り、処理してもらう。お、ティッシュがもらえた(3個目)。
【小田原局(ゆうちょ銀行小田原店)】
ここから残る城山局へ行くわけだが、駅の西口からが近いようだ。近道もなさそうなので、駅前通を北上し小田原駅の広大な、でも観光客でごった返すコンコースを抜けて西口へとエスカレーターを降りる。駅前広場の西の坂道を登ると左へ入る道に城山局がある。スタンプを押してもらうと、「すみません、ちょっと曲がってしまいました」と言われたが、気付かない程度。大丈夫です、分からないぐらいなので。
【小田原城山局】
小田原駅周辺局としては、本町局も行けないわけではないが、ここまでかなり歩いたのでパス。次は箱根登山バスで来よう。
【ここ小田原を拠点とした名将北条早雲公のお姿】
●小田原早川
小田原から熱海まではどの列車でも各駅に停まるが、いかんせん本数が少ない。ご存じの通り(?)湘南新宿ラインは小田原止まりだし。ようやく来た熱海行きの列車に乗り、隣の早川へ移動。駅前の道がやや複雑なので戸惑うが、向かって右側の線路沿いの道を進めばいいようであった。駅からは200m程度と比較的近いのだが、最初でつまずいてしまった。なんとか早川局に到着。ここはイラストありとなしの局名印があるが、またしてもイラストありだけ押してもらう。イラストは太閤一夜城。この太閤一夜城(石垣山一夜城とも)は、早川から約2キロほど西にある山城のことらしい。一夜城といっても有名な墨俣一夜城と違い、一夜にして城ができた様に思わせるため建設中は白紙で隠していたんだそうな。ししょーは歴史に疎いので特にコメントしませんけど。
【小田原早川局】
次の根府川駅は駅の近くに郵便局があるので、そこまでは行けると思っていたのだが、早川の駅に戻ってくると、目の前で熱海行きの列車が出て行った。次のにするか。しかし、次の列車は15時56分発。どう考えても間に合わないじゃないか!駅前でさまよったことがここで影響するとは(+_+)というわけで、今日はここで終了。とりあえず小田原に戻って、何か食べよう。
通帳のページを使い切りそうだったので、どこで更新しようかと思っていたのだが、結局1行残ってしまった。今回はその心配は回避されたことになるけれど、次回いきなり通帳更新から始まるんだな。それも考慮してプランを考えないと。いやー、やっぱり箱○そばは落ち着くわ。とカレーを食べながらしみじみ思うのであった。