墨田区、台東区の旅

0.はじめに

東京23区完全制覇に向けて、今回はどこへ行こうか。残り局を見ると、墨田区、台東区が残り少ないのに気付いた。では、ここを片付けておこう。それだけだと少ない、ということもないけど、取れるところは取っておこう。今回も都営交通の一日乗車券を利用することにした。都バスの一日乗車券にしなかったのは?後の予定で都内を移動する用事があったから。

1.プランニング

今回は墨田区、台東区の残り局を攻略することにしたので、前回のようにバス系統ベースではなく、本当に郵便局の近くを通る系統を乗り継ぐプランとした。ついでに行けるところはもちろん拾うけれども。このエリアの基点としてとりあえず錦糸町駅を設定してみた。都営の乗車券を使っているのに他社を使うのはもったいないなと(前回は時間の都合でJRを使ったが)、地下鉄駅からのアプローチを画策。都営地下鉄の駅から錦糸町駅へのアクセスを検討した結果、門前仲町駅発の都07系統でアクセスすることにした。その沿線はほぼ江東区だが、未訪問局がいくつかある。では、それも拾っていくことにしよう。その後は、未訪問局を回るようにバス路線をつぎはぎするコース。今回はそれほど便数の少ない路線はないので、あまり考えることもないだろう。

2.スタート(江東区から)

地下鉄大江戸線(ホントに地下深いよな)に乗り、門前仲町へ。長いエスカレーターを上がってようやく地上へ出てきた。バスのりばを確認し、都07系統で錦糸町駅方面に向かう。

●江東南砂
南砂三丁目バス停で降りて、交差点を右に入る。角を曲がるとすぐに南砂局があった。ここでは、局名印を押す時に紙で位置決めして押してくれた。ガイド使う人って随分久々に見たな。前に行をずれて押されたこともあるので、こういう対応はありがたい。

江東南砂局
【江東南砂局】

●江東北砂三
都07系統でさらに北へ進み、北砂三丁目バス停で降りる。バス停の手前の交差点から東側のやや狭い道に入り、まっすぐ進む。地図上では次に曲がるポイントに小学校があるので、小学校を頼りに進むがそれらしいものはない。だが、幼稚園の角を過ぎると町名が北砂五丁目になっている?念のため地図を見直すと、小学校は角を曲がった先にあり、同じ敷地内の手前側に幼稚園があるのだった。気を取り直して角を左へ曲がり、幼稚園、小学校沿いの道を進むと北砂三局が見つかる。局内に52席の至福(西武鉄道の観光列車)のパンフレットがあったので思わずいただく。

江東北砂三局
【江東北砂三局】

さらに都07系統に乗り、錦糸町駅より手前の亀戸駅通りバス停で降りる。おい、錦糸町がスタートじゃねえのかよ!とツッコまれそうだが、この先の局の配置から亀戸駅発の里22系統を利用することにしたのであった。さて、亀戸駅通りバス停から、京葉道路の陸橋を越えて亀戸駅の北口にあるバスターミナルへ。里22系統ののりばを探すと、あっバスが止まってる!とあわてて移動。するが、なかなか出発しない。どうも5分くらいは余裕があったみたい。無駄なエネルギーを使ってしまった。

●江東亀戸
里22系統のルートで、次の亀戸局に近いのは福神橋バス停なのだが、なんだか止まらないみたい。実は福神橋バス停は亀戸駅行きしか止まらないバス停なのであった。仕方なく、近そうな立花一丁目バス停で降りて、逆戻りすることに。香取神社前交差点を過ぎて次の道を西に入る。やや広い道に出ると亀戸局があった。香取神社の参道に面しているのか。局名印はイラストあり(もちろん?亀)となしの通常タイプ。ここでもイラストありを押してもらう。帰りは参道を抜けて神社から表通りへと出る。

江東亀戸局
【江東亀戸局】

福神橋からスカイツリー
【福神橋から見た東京スカイツリー 今日もいい天気だ】

3.墨田区

●墨田立花団地内、墨田立花
表通り(明治通り)に出て、福神橋を渡り川沿いに東へ。マンションの1階にある保育園を通り過ぎ、立花団地に入る。こちらのマンションの北寄りの区画に立花団地内局があるのであーる。

墨田立花団地内局
【墨田立花団地内局】

ここからまた明治通りに出るが、バス停のほぼ中間になるようなので、バスには乗らず北へ進む。東武亀戸線の踏切を越え、小村井交差点のほぼ東に向いた狭い道に入ると立花局がある。大きい道路が分かれる交差点なのでやや分かりにくいが、何とか惑わされずにたどり着く。

墨田立花局
【墨田立花局】

●墨田白鬚(しらひげ)
ここからやや遠いが直近の文花二丁目バス停(誤記ではない)から里22系統のバスに乗り、白鬚橋東バス停で降りる。余談だが鬚というのはあごひげのことらしい。ちなみに、髭=くちひげ、髯=くまひげである。白鬚橋東詰交差点を北に入り、次の道を東に入り約200mほど進んだ四つ角に白鬚局があった。郵便局は四つ角からやや引っ込んでいるが、道路に面したお店に郵便マークの看板があるので、見つけやすい。

墨田白鬚局
【墨田白鬚局 郵便局ではなく隣接のお店に〒看板が】

●墨田二
来た道を引き返し表通り(墨堤通り)まで戻る。この道を北に進むと墨田二局があるのだが、1km以上も離れている。ここを通る都バスは錦40系統があり、それに乗れば墨田二丁目バス停が近いのだが、このバスは便数が少ない(1~2時間に1本)。そして、この時間にはバスがなかった(+_+) 仕方ないので、長距離だが歩くことに。結構遠いな。歩いていると鐘ヶ淵陸橋の交差点まで来てしまった。不安になり地図を見ると、どうやら進みすぎたみたい。陸橋は地下で交差しているが、その下りスロープの入口辺りの細い道を入るのが正解だったようだ。足を引きずりながら戻る。スロープ入口辺りの路地を東に入るとすぐに墨田二局は見つかったが。

墨田二局
【墨田二局】

そして、再び長い距離を歩いて戻る。この道路を都バスと京成タウンバスが走るが便数が少ないので、歩きたくない人にはすみだ百景(墨田区内循環バス)北西部ルート(向島・鐘ヶ淵ルート)の榎本武揚像入口バス停の利用をお勧めする。

4.台東区

●台東清川
やっとの思いで白鬚橋東詰まで戻ってきた。ああ、足が。。。白鬚橋東バス停からさらに里22系統に乗り、橋場二丁目バス停まで移動。西に移動して南への道を入る。が、どうもおかしいので地図を見直し1本西の広い道に入る。清川二丁目交差点から南に入るとよいようだ。橋場交番前交差点の南西側に清川局がある。「この辺回られてるんですか?」と局員さんに尋ねられたので、台東区の残りを回っている話と行程を軽く話すと、大変ですね、歩きですか?と聞かれた。さすがに亀戸駅から歩いてたら、相当きついです。ここではティッシュを挟んでもらえた。

台東清川局
【台東清川局】

●東浅草
橋場二丁目バス停から泪橋バス停までやはり里22系統で移動する。泪橋と言えば、いわく、、、人生に敗れ、生活に疲れ果ててドヤ街に流れてきた人間がなみだで渡る悲しい橋だからよ。ふーん。もはや橋なんて影も形もなくなってしまったが。

平賀源内のお墓跡
【明治通り沿いにある平賀源内のお墓跡地 ジョーとは無関係です】

ここからは東42甲系統で浅草に向かって南下する。まずは東浅草バス停で降りて、目の前の東浅草交差点を西に入る。次の角を南に入ると東浅草局がある。

東浅草局
【東浅草局】

●台東聖天前
さらに東42甲系統で浅草七丁目バス停まで移動。浅草七丁目交差点をやはり西に入ると聖天前局がある。いつもこういう風に分かりやすい場所だとありがたいけど、なかなかね。

台東聖天前局
【台東聖天前局】

●西浅草
東42甲系統のバスを東武浅草駅前バス停で降りて、道路を越え東武浅草駅反対側のバス停へ。ここから都08系統の日暮里駅行きのバスに乗り、台東区最難関(?)の西浅草局へ。西浅草三丁目バス停で降り、西浅草三丁目交差点を西へ進み、次の南の道に入り4つ目の角を西に入ると西浅草局がある。実は一番近いのはつくばエクスプレス(TX)の浅草駅なのだが、そのためにわざわざTXに乗るというのもね。TXのTOKYO探索きっぷかTX東京メトロパスなら浅草で乗降できるんだが、TX沿線民しか使えないじゃないか!詳細は、便利なきっぷ(関東編)でサイト内検索してください。

西浅草局
【西浅草局 おそらく台東区最難関局と思われる】

ここでようやく台東区内局を完全制覇できた!それにしても、スカイツリーってどこからでも見えるんだね(小並感)。

5.また墨田区へ

●本所
西浅草バス停から都08系統のバスで逆に錦糸町駅方向に進み、太平三丁目バス停へ移動。錦糸町駅にはかなり近いが、ここで降りたのは近隣局に行くためである。まずは太平四丁目交差点を東に進み、天神橋西詰交差点を北に入る。すぐ突き当たりになるが、前方に見える郵便マークの建物に向かって路地を進んでいくと、本所局の裏手に出る。入口は表側なので回り込んで局内へ。ここは普通局(昔の区分で言うと)。しかも局番号がなんと01001なのである。何がすごいかと言うと、末尾3桁が001というのは基本的に道府県の中央郵便局に割り振られる番号だから。ちなみに東京中央局の局番号は01615、大阪中央局の局番号は41061なので、必ずしもそうとは限らないけど。確かに無駄に非常に大きい郵便局である。

本所局
【本所局】

●墨田太平町
表通り(蔵前橋通り)まで戻り、今度は太平四丁目交差点よりも西へと進む。交差点の反対側の道路沿いに太平町局がある。時間も時間なので、すぐ見つかるのはありがたい。

墨田太平町局
【墨田太平町局】

これでついに墨田区内局も完全制覇した!

6.さらに文京区へ?

さて、今日の目的もほぼ達成したが、時間がまだ少し残っているので、文京区内最後の1局文京大塚三局も取れないかなー、と無謀にも挑戦してみた。太平町局の目の前に太平一丁目バス停がある。ここから都02系統のバスで上野広小路バス停に出て、その付近の上野松坂屋バス停から上58系統に乗り換えれば、大塚三局に近い千石三丁目バス停に行けるという計算である(蛇足だが大塚三丁目バス停というのもある)。

まずは都02系統で上野広小路へ移動。松坂屋周辺を探すと、わりとすぐに上58系統ののりばを発見できた。ここからは時間との戦いである(ししょーは戦ってませんけど)。だが、と言うより予想通り、途中の動坂下バス停で終了の音楽が流れてきた(幻聴)(♪本日もご来店ありがとうございました。当店の営業はこれで終了致します・・・)。ちなみに千石三丁目バス停の通過は16時15分。ちっとも間に合ってねえじゃねえかwwwww。

7.まとめ

そして、半ば放心状態で(または疲労困憊で)上58系統の終点早稲田バス停に降り立つししょーであった。とは言え、台東区、墨田区の局を制覇できたのはよかったと思う。これで都区内のほぼ真ん中辺りをクリアしたことになる。なお本日の成果は13局。バス移動にしてはまずまずの数字である。

残るは都バスエリアの江東区、江戸川区、葛飾区(ほぼ京成バス)、北区、それと他社エリアでは国際興業バス、東武バス、小田急バス、えーと後はどこだろう?それとも一日乗車券のない小田急を無理やり突き進むのもアリか?とりあえず国際興業の研究から始めますか。

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