新潟、秋田の旅

0.はじめに

なかなか休みが取れないまま、時間だけがたってしまったが、このあたりでようやくお休みが取れることになった。ということで、なかなか使う機会がなかった例の株主優待券を使うことにした。JRの長距離きっぷを使っての移動となるが、平日に移動するなら郵便局を回るしかない(そうなの?)。新型コロナウイルスとその対策については割愛します。別稿で触れていますが、ちゃんと対策はしているし、おうちにいることが正しいとは考えていませんので。ステイホームイントーキョーってことは、うちらと関係ないよね。

1.プランニング

今回は旅行貯金のための旅ではなく、普通の旅の途中で時間があれば局に立ち寄るスタイルである。ちなみに、行程としては新幹線で新潟へ、新津から羽越本線を秋田に向かって北上する。秋田からはさらに奥羽本線を大館まで進み、花輪線で盛岡まで移動する。ここで平日が終わってしまうので、その後の行程は省略する。

平日のうち9時~16時の時間帯が開局時間となるため、それに適合するところが訪問ポイントとなる。もちろん、ある程度の余裕時間がある場所に限られるが。今回は、新発田、村上、秋田、鹿角花輪(!)の4カ所になった。

2.1日目

●新発田(新発田諏訪町、新発田大手、新発田、新発田豊町(簡))
羽越本線を北上して、新発田に到着。メインのルートは、新潟からの白新線経由なので、ここでしばし時間が空く。新発田駅の西口を出て(実は西口しかないのだ)、駅前広場を左に進む。諏訪神社の横を通って交差点を西に進む。清水園前交差点の手前に諏訪町局があった。

新発田諏訪町局
【新発田諏訪町局】

さらに前方に進み突き当たりを右に曲がって市役所方向へ。市役所の前(中央町)を左に曲がりさらに500mほど歩くと大手町局がある。商店街から引っ込んだところにあるのだが、看板のおかげで見つけられた。ふと気付いたのだが、このあたり地味に距離が長いな。持ってきた地図が適当なものだったので(周辺図)距離感がつかめない。

新発田大手局案内板
【新発田大手局看板】

新発田大手局
【新発田大手局】

県道32号線を石川小路交差点まで戻り、左に進む。350mほど進んだところで広い道を左に進むと新発田局がある。こ、これは東京オリンピックの聖火リレー切手シートだ。でも、もうオリンピックて(以下略)。向かいには蕗谷虹児記念館なるものがある。余談だが、蕗谷虹児という人は、挿絵画家、詩人、アニメーション監督。抒情画という言葉の考案者(wikipediaより)だそうである。♪金襴緞子の帯締めながら、でお馴染みの?花嫁人形の作詞者でもある。ごめんなさい、ししょーにはよく分からないです。

新発田局
【新発田局】

残り時間が少なくなってきた。局との距離が想定以上に遠い!というわけで、駅に戻る。来た道を戻って裁判所(新潟地方裁判所)の付近を右に曲がり、中央町(さっきの市役所あたり)まで戻ってきた。ここから、新発田駅は右か。700m以上進んでようやく新発田駅に着いた。残り20分。もう1局行けるか?地図を見ると、駅裏に簡易局がある。実はこの駅、西側にしか出口がないので、反対側に出るには東西自由通路を通らないと行けない。地下通路を抜けて、駅の反対側へ。線路(デンカの専用線跡?)に沿って北に進む。1本東寄りの道沿いに新発田豊町簡易局があった。入金票を出すと、「金入れていいですか?」と聞かれる。どうやら¥のことみたい。本来は金額の頭に¥を付けることとなっているが、すみません、ついつい忘れてます。

新発田豊町簡易局
【新発田豊町簡易局】

ここからは羽越本線の直流限界村上に向かう。この時間酒田までの直通列車がないのである。

●村上(瀬波、村上)
村上に到着。ここでも次の列車まで待ち時間があるので、周辺局(と言っても少ないが)に行くことにした。まずは、瀬波局へ。駅を出て、村上駅前交差点をこっちかなと右に進むが、なんか違う。ここも出口が片方(東側)しかないのであった。気付いて戻る。村上駅前交差点を北上し、400mほど先の肴町上交差点を左の細い道に入る。その先の肴町交差点から国道345号線(日本海パークライン)に沿って北西方向へ。ん?前方に羽越本線が。しかも踏切らしきものが見当たらない。車道は線路を越えていくようだが、これを歩くのか?と思ったら、横に地下道への入口があった。歩行者、自転車、荷車(なぜか通ってた)は線路下の地下道を通れるようである。この地下道から約600m、肴町交差点からは実に800m以上進んだ所に瀬波局があった。

瀬波街道地下道
【瀬波街道地下道 自動車は上の高架橋を通る】

瀬波局
【瀬波局】

来た道を戻り、今度は迷わず線路下の地下道に入り、村上駅前まで戻ってきた。ここから東へ300m以上進むと、新潟交通観光バスの営業所の先に村上局があった。時間的にも体力的にもこれ以上は無理だ。

村上局
【村上局】

村上駅のポスト
【村上駅前の丸ポスト】

ここからは酒田行きの列車(気動車)で北上、酒田で乗り換えて秋田に向かう。

3.2日目

●秋田(秋田駅トピコ、ゆうちょ銀行秋田店、秋田駅前、秋田中通六、秋田大町、秋田通町、秋田中央、秋田県庁構内)
秋田駅前のホテルを出て、秋田駅のトピコ(駅ビル)に向かう。開店時間は9時(1Fのみ)のようである。開店と同時に館内に入り、前方の郵便局へと向かう。特に局名の表示は見当たらないが、郵便局と書いているのでこれだろう(秋田駅トピコ局)。

秋田駅トピコ局
【秋田駅トピコ局 ぽすくまがお出迎え?】

秋田駅の西口から商店街(ぽぽろーど)方面に降りて、さらに進むと交差点の左前方にゆうちょ銀行があった。郵便局併設ではなくゆうちょ銀行単独の建物である(ゆうちょ銀行秋田店)。例の行員さんはいないようなので、番号札発行機のボタンを押す。例によって、窓口用番号札をくれるが、こんなにペラペラだったっけ?

ゆうちょ銀行秋田店
【ゆうちょ銀行 秋田店】

秋田店の番号札2
【秋田店 窓口用番号札 通常はラミカなんだけど】

目の前の道を市民市場方向に進み、市民市場入口交差点の次の角、つまり秋田市民市場の角を東に入る。市民市場横の店を眺めながら進むと、秋田駅前局があった。

秋田駅前局
【秋田駅前局】

市民市場の角を左に進み、中通六丁目交差点を南大通りに沿って西に進む。2つ目の交差点の右側に中通六局があった。市民広場からここまで約600m。またも地味に歩かされる。

秋田中通六局
【秋田中通六局】

南大通りをさらに西に進み、川を越えて、大町五丁目交差点の次の交差点を北に進む。さらに500m進むと大町局があった。うーん、遠すぎるだろ。

秋田大町局
【秋田大町局】

通ってきた道をさらに北上し、広い道を渡ってさらに進む。次の広い道(県道233号線)を右に入ると通町局があった。大町局からは約400m。まだマシな方か。

秋田通町局
【秋田通町局】

ここから県道233号線に沿って西に進む。途中で交差点のような妙な合流があるが、まっすぐと思われる方向に進む。鉄砲町交差点を北へ、県道56号線に沿って進むとベ○コの先に秋田中央局があった。ここでは番号札を取って待つ。が、局内は比較的閑散としている。

秋田中央局
【秋田中央局 やべー、横のベル○写っちゃった】

県道56号線を今度は南へ進む。やっぱり気になる○ルコ。山王十字路で渡って右へ行くつもりだったが、横断歩道がなく地下道を通るようなので諦めてそのまま右へと市役所方向へ進む。市役所の手前で横断歩道を渡り、秋田県庁に到着。秋田中央局からここまで約900m。これはキツい。県庁の構内を探すが郵便局らしきものはない。やはり館内か、と中に入り案内板を見るが、秋田銀行とATMの場所は書いているけれど、郵便局の表示がない。たぶんこっちだろうと、正面から右側の通路を進む。すると、奥の方にあった、秋田県庁構内局が。目の前に行けば看板はあるのだが、これは難易度が高い。外から入ると近いが(西玄関)、外から見ても何も表示はない。通帳を窓口に出すと、スタンプを押してもよろしいでしょうか?と聞かれる。はい、お願いします!

秋田県庁構内局
【秋田県庁構内局 郵便局の表示はこれだけ】

秋田県庁を出る。次の電車までは約30分。ここから秋田駅までは約2.4km。歩いて行けないことはないが、こういう所だったらバスぐらいあるだろうと周りを見ると、県庁市役所前バス停がある。時刻表を見ると秋田駅西口までのバスは10分間隔で出ているようだ。と言うわけで、バスで楽してゴーメンなさいよ?秋田中央交通はICカード未導入のようで、昔懐かしい小田原機器の運賃箱が設置されている。小銭が足りなかったので両替したのだが、しまった、千円札を入れてあのガリガリ音を楽しむのが通なのか?

県庁市役所前バス停1
【県庁市役所前バス停(県庁側) こっちか?】

県庁市役所前バス停2
【県庁市役所前バス停(市役所側) 秋田駅行きはこっちだった】

秋田駅に着いた。ここからは弘前行きの電車で大館へ。大館からは花輪線で盛岡を目指す。

●鹿角花輪(尾去沢、上花輪(簡)、花輪)
花輪線の列車を鹿角花輪で降りる。なぜかというと、終点の盛岡まで行ってしまうと16時を越えるからである。まずは駅の西にある尾去沢局を目指す。駅を出てまっすぐ進むと表通り(国道282号線)に出る。花輪駅前交差点の左前方に花輪局が見える。が、これは後回しにする。国道を南に進み、舟場交差点を西に進む。米代川を渡り、700m進むと交差点に出るので、地図を確認して右方向に進む。またも橋を渡ると左にカーブしながら上って行く道を進む。左側に歩道があるのでそちらを進む。田舎の歩道のない道は危険だから。先ほどの交差点から1kmほど進むと、市街地という名前の謎の集落に出る。市街地なんだろうか?家は多いようだが。路線バスのバス停があるが、どこから来たんだろう。さらに200mほど進むと、尾去沢局があった。結構いいハイキングだな、これは。

尾去沢局への道1
【弥栄橋付近 楽天イーグルスかなやまスタジアム鹿角の案内看板がある】

尾去沢局への道2
【県道66号線を上る 歩道があるのはありがたい】

尾去沢局への道3
【熊出没注意 Σ(゚д゚;)ガーン】

尾去沢局への道4
【市街地バス停付近 かなやまスタジアムはそっちなの?】

尾去沢局
【尾去沢局】

とりあえずは駅前まで戻ることにした。近くに尾去沢局前というバス停がある。どうやら鹿角花輪駅まで行けるようだが、残念ながら時間が合わない。終点はさらに200mほど先の尾去沢バス停のようである。と言うことはここはバスで来る所だったのか?しかし、途中の道ではバス停らしきものはなかった。どうやら、先ほどの市街地バス停から西に入って楽天イーグルスかなやまスタジアム鹿角の方を経由して(かなり南を回って)駅に向かうようである。ちなみにこのかなやまスタジアム(城山球場)は楽天の2軍球場、ではなくフィールドサポート・プログラムとして名前を貸しているようである。看板は見たが、球場自体は確認できなかった。ちなみにこの系統(秋北バス尾去沢線)は鹿角花輪駅近くの営業所(花輪営業所)から出て駅前から尾去沢までのルートのようである。歩いてくるような場所ではないことは何となく分かった。

尾去沢局前バス停(尾去沢行き)
【尾去沢局前バス停 終点が近い】

尾去沢局前バス停(花輪営業所行き)
【尾去沢局前バス停(花輪営業所行き) 結構自由な秋北バス】

舟場交差点まで戻ってきた。ここで曲がらずさらに進み、次の突き当たりを左に進む。商店街を進み、六日町バス停を過ぎてその先の道を右に入ると上花輪簡易局があった。

上花輪簡易局
【上花輪簡易局 意外としっかりした作り】

表通りに戻り、北に進む。ゲオを越えて(鹿角にもゲオがある!)次の信号まで進み(500m弱)、信号を左に曲がって進むと、先ほどの花輪駅前交差点に出る。ということは、右側(さっきと反対側)に花輪局があった。ここでは番号札を取って待つ。と言っても、局内は混んでいないので大丈夫だろう。今回の特別ルールとして、局内が混み合っていたらやめることにしていたが、幸いそうならずに済んだようである。

花輪局
【花輪局】

他に回れそうな局もないので、鹿角花輪駅に戻ってきた。何キロ歩いたんだろう?考えたくもないが。次の列車まではまだ1時間以上ある。ローカル線だなあ。この先は危険地帯岩手県か。息止めた方がいいのかな?明日は平日ではないので、局めぐりはここで終了となる。

鹿角花輪駅時刻表
【鹿角花輪駅の時刻表 これがローカル線だ?】

4.おわりに

今回の成果は、新潟県+6、秋田県+11。あくまで旅の途中に立ち寄ったというスタイルなので、このぐらいで妥当なところではないだろうか。本気で回るならきらきら日本海パス(新潟県)、秋田中央交通の一日乗車券など使うこともできるが。

これで東北地方の未訪問県が奇しくも岩手県だけとなってしまった。知事が代わったら行くことにしようか(コラ!)。それはともかく、むやみにこもっていればいいというものではない。ちゃんと対策をすれば、何も恐れることはないです。なんだか、マスコミの報道や悪質なワイドショーを見ていると、未知なる何とかなどとまるで得体の知れない化け物を相手にしているかのような、誤誘導が目立ちますが。どうなんでしょう?かかって来いやとか下品なことは申しません。ご意見をお待ちしております。

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