豊橋鉄道(市内電車)で行く豊橋市内の旅

1.はじめに

明けましておめでとうございます。さて、例によって帰省したからには戻らないといけないわけで、その途中どこかに立ち寄っていこうと考えたのだが。前回の文章でも書いたように豊橋あたりで時間を取って回ることにした。豊橋鉄道は軌道線(市内線)と鉄道線(渥美線)でそれぞれ一日乗車券を発売している。最初は何となく両方回れるかな、などと考えていたが、青春18きっぷで立ち寄るということは豊橋到着の時点でそれなりに時間が過ぎている。現実はそんなに甘くないと言うことを思い知らされたのであった。

2.豊橋鉄道市内線の旅

東海道線を東上し、豊橋に到着した。まずはここでお昼ごはんに。だが、この時点で既に時計は13時を回ろうとしていた。そして、ゴール(おうち)への到着時間を考えると豊橋を出るのは16時ぐらいがリミット。ということは、市内線を回るだけで精一杯じゃないの?と豊橋駅の構内で気付くとは、我ながら不覚を取ったものだ。

カルミア豊橋案内板
【カルミア 豊橋駅構内案内板 名古屋のきしめんはパスしてここに来た】

豊来軒カウンター
【豊来軒カウンター 見えない壁】

鶏白湯ラーメンと煮卵
【味玉入り鶏白湯ラーメン これを食べに来た】

さて、とりあえず荷物が重いので(それでも行きよりは軽くした)コインロッカーを探す。がなかなか見つからない。こういうことは事前に調査しておくべきだったな。結局カルミア(豊橋駅ビル)2階の南側(ギフトマーケット)にあることが分かる。まあ、市内線のりばに近いからいいか。

ようやく、身軽になって市内線(正式には東田本線というのだが、そんな記載はどこにも見当たらない)ののりばに向かう。駅前電停(電停の名前は豊橋駅前ではなくただの駅前なのである)には1日乗車券の券売機がある。それは調査済みなのだが(便利なきっぷ(その他地域東編)を参照のこと)、案内を見るとなんと!平日10時以降は400円で買える!お求めは渥美線新豊橋駅または市内線営業所で、って今から新豊橋まで移動するのはちょっと。というわけで定価の500円で1日フリー乗車券を買い求める。止まっていた電車に乗り込み、運転士さんにきっぷを見せると、ちょっと待ってと言われ謎の印を付けられる。改札印の代わりだろうか。

●豊橋西新町、豊橋前田、豊橋旭町
乗った電車は運動公園前行きだった。もっとも電車の行き先はあまり気にしなくてよかったのだが。東八町電停で降りる。路面電車にはバスのように降車ボタンがあり、降りたい電停の手前でボタンを押すことになっている。が、基本的には押さなくても止まってくれる。都電なんかもそうだけど。ところが、ここの電車はなんとボタンを押さないと通過するのであった。というわけで降車ボタンを押す。電停を降りて南に行くのが近いのだが、そちらへ行くには陸橋を越えないといけない。国道1号線に沿っていくのが楽そうなので、そちらに進み次の角を南に入る。その次の角を右に入ると西新町局があった。

豊橋鉄道780系
【豊橋鉄道780系】

豊橋西新町局
【豊橋西新町局】

元の広い道(八百間通りというらしい)に出てさらに南に進む。700m弱ほど進み小綴町交差点を越えると前田局があった。ここで何ヶ月ぶりだろうか、ようやくティッシュをゲット!(8月の渋沢駅前局以来だった)いやそれが目的ではないのだけれどなんか嬉しい。

豊橋前田局
【豊橋前田局】

八百間通りを北上し、電車通りを超えてさらに進む。1キロ以上進み、餌指橋交差点まで来た。ここを右に入ると旭町局があった。豊鉄バスに乗れば楽に移動できたかも。だが時間が合わなかった。

豊橋旭町局
【豊橋旭町局】

●豊橋東田、豊橋瓦町
今度は赤岩口行きの電車で東田坂上まで移動する。目の前の東田交差点を南に入り、次の角を左に入ると東田局があった。ここも東田電停ではなく東田坂上電停が最寄りなので要注意である。

豊橋鉄道3500系
【豊橋鉄道3500系】

豊橋東田局
【豊橋東田局】

元の道(東三河環状線)に戻りさらに南に進む。600m以上進み、国道1号線(東八町交差点から南東に分かれた道)を越えると瓦町局があった。結構移動がつらい。ここでは小さなトイレット、いや紙をはさんでくれた。

豊橋瓦田局
【豊橋瓦町局】

瓦町交差点
【瓦町交差点 高松と同じ表記だな】

●豊橋岩田
赤岩口行きの電車に乗り競輪場前まで移動する。進行方向に向かって進むと岩田局があった。時間的にはここまでか。市内線の沿線局は赤岩口の付近とそこから800mほど東にあるがもう無理だ。駅前行き(かなり思い切った名前だな)で戻る。意外と長いな。駅前に到着したのは15時50分。結構ギリギリだ。コインロッカーまで戻ると何やら作業中?でも荷物を出すことはできた。

豊橋岩田局遠景
【線路沿いに郵便局が見える】

豊橋岩田局
【豊橋岩田局】

豊橋鉄道T1000系
【豊橋鉄道T1000系 LRTタイプ】

豊橋鉄道市内線営業所
【市内線営業所 随分狭いと思ったら、車庫は赤岩口にあるのであった】

競輪場前手前
【競輪場前から駅前方向を見る ここで単線に変わるのが分かる 手前の分岐は市内線営業所へのルート】

3.おわりに

リミットの16時発浜松行きに何とか間に合った。余裕のあるプランを組んだつもりが結構タイトな行程になってしまうとは。まあ座れたからいいか。今日の成果は6局、ティッシュが1個(ヲイ)。豊橋市制覇はまだ遠いな。市内線の沿線局をほぼ回れたがまだ残りがある。ということは、次回の豊橋ツアーは赤岩口往復からの渥美線となるのだろうか。これは前泊だな。いつになることやら。

なお、今回も局員さんとの会話らしきものが書かれていないのは、ネタがなかったからである。ソーシャルディスタンスのせいであると考えているが、そうなんだろうか?まあ、窓口に見えないアクリルのカーテンが張られて、そんな見えない壁を越えることは案外難しいのかもしれない。感染拡大を防ぐことが優先だから仕方ないことなんでしょうな。早く元の生活様式に戻りたいものだ。そんなことをぼんやりと考えながら熱海行きの列車に収まり、颯爽と走り去る新幹線を眺めているのであった(♪びーあんびしゃーす)

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