0.はじめに
シルバーウィークが終わってしまった。間に3日の平日があったが、結局そこに休みを入れることはできなかった。とてもそんなことを言い出せる雰囲気ではなかったので(+_+)しかし、ここで僥倖が?またも夜間作業が発生したのであった。ということは、その作業前の昼間の時間を使えるのでは?前にも書いたが、うちの現場では、夜間作業がある場合、その当日(つまり夜間作業がある日の昼間)は仕事を免除される。要はその時間で仮眠を取るなりして調整しなさいという意味だが、夜間作業慣れしているししょーにそんなものは不要である。
では、どこに行こうか?順番から言って(?)そろそろ西の方かな。あまり遠くなるといけないので、都区内シリーズを行くことにした。都区内については、杉並区が結構残ってるな。しかし、世田谷区は残り1局となっている。あまり時間をかけられないので、今回は世田谷区の残り局に行こう。となると、利用するのは小田急バスとなる。だが、小田急バスの都区内エリアはほぼ行き尽くしている。かと言って、ここから杉並区に行くのは少し効率が悪い。じゃあ、小田急バスで行けるところに行こう。都区内からは外れるが、一応都内ではある。
1.プランニング
一番の目的地は、世田谷区最後の局となる北烏山八局である。そこに行けるバスは、千歳烏山駅から吉祥寺駅までの系統となる。なので、その沿線局を訪問する。その後は、小田急バスの長距離系統に沿って進むとしよう。東京市部については優先度が低いので、バス系統を基準にして沿線局を回ることにする。
ざっくりしたプランだが、だいたい以下の経路で進むことにした。
千歳烏山駅~(世田谷北烏山八局)~吉祥寺駅
吉祥寺駅~調布駅
調布駅~武蔵境駅
三鷹駅~仙川駅
ほぼほぼ三鷹市と調布市になってしまった。京王バスのエリアの印象が強いが、まあ今回は小田急バスにこだわって、というより1日乗車券を使うので小田急バス沿いになるのだが。今回は夜に用事があるので、軽めに行くことにする。
なお、小田急バスの1日乗車券はICカード(PASMO、Suica)での発売となる。利用範囲は小田急バス全線(ムーバス(武蔵野市コミュニティバス)、みたかシティバス(三鷹市コミュニティバス)の新川・中原ルート、空港連絡バス、高速バスを除く)となっている。よってお値段は600円となる。なお例によって、1枚のICカードには1種類の1日乗車券しか載せることができないので注意。
2.世田谷区の旅
今日のスタートは、京王線千歳烏山駅。到着したのは、9時40分。はい、遅刻です。本気度が薄いと起きられないのか?ともかく、北口のバスのりばへ向かう。千歳烏山の駅前にバスは来ない。駅前の道が狭いからだろう。西口(北口)を出て、目の前の商店街を北に進む。200mほど進んでバス通りに出ると、右の方にバス停があった、いやこれは関東バスだ。路線図を見るとバス停から西に進むので道路の南側にのりばがあるはずでは?実は、小田急バスの千歳烏山駅北口バス停は、折返し設備を兼ねており、降車後に切り返してのりばに入る。ということは道路の向かいだ。と、ここまで気付くのに数分かかったが(前回は関東バスの荻58系統を利用したので、その時は道路の南側にのりばがあった)、小田急バスのりばにたどり着いた。
ここから吉02系統の吉祥寺駅行きに乗る。次のバスは9:55発。ほぼ1時間くらいの出遅れとなった。このバスは前乗りなので、乗車時に1日乗車券を買い求める。読み取り機にPASMOをタッチして、600円引かれる。都区内運賃区間だけでなく武相運賃区間(要するに区間料金制の区間)も含まれるので、妥当な金額と言えるだろう。
●世田谷北烏山八
まあ、今日の目的は世田谷区の残り局だし、でも寝坊はいけません。ときわ橋バス停に着いた。バスを降りて前方に進むと、北烏山八局があった。
【世田谷北烏山八局】
これで世田谷区はとりあえず完了となる。世田谷区には長期休止中の奥沢一局があるので、完全クリアではない。小田急バス吉02系統に乗り、先へと進む。
【ときわ橋バス停 狭い道路向け?】
3.三鷹市の旅(その1)
●三鷹新川
吉02系統のバスを三鷹第一小学校前バス停で降りる。ここは三鷹市だな。100mほど前方の三鷹市新川交差点の右側手前に新川局があった。ここのスタンプは通常のものとイラスト入り(青インク)がある。なので、イラスト入りを押してもらう。ここでついにティッシュをもらえた!いつ以来だろうか?
【三鷹新川局】
次の吉02系統のバスを待つ。やはり今回も10分くらいは遅れているようだ。
●三鷹下連雀
さらに吉02系統のバスで吉祥寺駅方面に進む。明星学園入口バス停で降りる。郵便局を150m以上行き過ぎてからバスが止まった。まあまあ、計算通りだ。バスを降りて南に戻ると下連雀局があった。ここもスタンプは通常のものとイラスト入りの2種。しかも、イラスト入りは色が黒と黄緑から選べる?じゃあ、黄緑でお願いします。
【三鷹下連雀局】
【太宰が生きたまち 三鷹 そうですか】
●三鷹井の頭
明星学園入口バス停からは、反対側のバス停に移動し、吉11系統の明星学園前行きのバスに乗る。終点の明星学園前バス停の転回場を出て、バス通りをさらに140mほど進む。突き当たりを右に160mほど進むと井の頭局があった。京王井の頭線の井の頭公園駅からのアプローチも考えたが、道が複雑なので止めた場所である。直線距離では約500mなのだが。そしてこの建物の開放感。居抜きっぽく見えるが詳細は不明。
【明星学園前転回場に停車している小田急バス】
【三鷹井の頭局】
ここもスタンプはイラスト入り。色つきでいいですか?と尋ねられる。黒と緑が選べるようだ。ここから吉11系統の吉祥寺駅行きに乗って、吉祥寺駅まで移動する。ここにはみたかシティバス(明星学園ルート)も乗り入れるが、それに乗って三鷹駅に行ってしまうと予定が狂う。ので、我慢する。
【みたかシティバス 明星学園ルート】
●三鷹(ゆうちょ銀行三鷹店)
吉祥寺駅からは、吉06系統の神代植物公園前経由の調布駅北口行きに乗る。調布駅へは航研前経由の吉14系統もあるが、この方が多くの局を回れるという判断である。吉14系統のルートに八雲台郵便局バス停があるが、布田駅から頑張って歩いたんだよなあ。余談だが、吉14系統は京王バスとの共同運行である。
さて、吉06系統で調布駅に向かって移動するが、やはり市街地ということもあってか、なかなかスムーズに進まない。もう遅延のことは考えないことにした。三鷹市役所前バス停に着いた。バス停の目の前はもちろん三鷹市役所。そこから少し戻ると三鷹局があった。ここは緑の看板がある。ゆうちょ銀行だ。が、意外と小規模で行員さんに張り付かれることもなかった。それでも人が多いせいか待ち時間は約15分。ちょっとタイムロスである。ここでは小さいティッシュをはさんでくれた。
【三鷹局(ゆうちょ銀行三鷹店)】
【久々に見た消毒済みペン】
●三鷹上連雀
吉06系統のバスで野崎バス停まで移動する。前方の野崎交差点を右に渡って進む。200m以上進んだところに上連雀局があった。局内にはコンビニみたいなマルチコピー機がある。少々狭いようにも思うが。
【三鷹上連雀局】
【野崎バス停(西行き) ここから大沢方面と神代植物公園方面に分かれる】
4.調布市の旅
●神代植物公園前
さらに吉06系統のバスで進み、神代植物公園前バス停で降りる。前方の神代植物公園前交差点を渡って左側に進む。100mほど南に神代植物公園前局があった。
【バス停を降りると、あった】
【神代植物公園前局】
【神代植物公園入口】
5.三鷹市の旅(その2)
●三鷹大沢四
吉06系統のバスで調布駅に向かって進む。ここまで来ると三鷹駅発の鷹56系統でもよいのだが、来たバスは吉祥寺駅発だった。御塔坂バス停で降りる。バス停前方の富士見町三丁目交差点渡って、右側の大沢コミュニティ通りを北西に200mほど進むと大沢四局があった。ここは調布市?いや、また三鷹市に入ったようだ。
【三鷹大沢四局】
局員さんがスタンプを押しにくそうにしている。と思ったら、前の局のスタンプが少し下にズレていたようだ。大丈夫です。気にせず押す人もいるので(;_;)
【調布市・三鷹市境 辺境の攻略は意外と大変】
●三鷹大沢
今度は鷹56系統の調布駅北口行きで終点の調布駅北口バス停に着いた。本当は調布駅で休憩しようと思っていたのだが、そんな時間はない。次は境91系統の武蔵境駅南口行きに乗り、大沢台小学校前バス停で降りる。次のバス停は大沢だが、大沢局が近いのはこちらである。前方の天文台北交差点の左手前に大沢局があった。近くには国立天文台があり、そちらの最寄りは天文台前バス停である。しかし、ししょーは地学天文分野が苦手なので興味がなかった!高校の地学の授業は、、、やめとこう。
【調布駅北口 昔は広大な空き地があったと思うが】
【三鷹大沢局】
●三鷹深大寺
大沢台小学校前バス停からは、境91系統のバスでさらに進む、予定だったが、次のバスを待っていたら間に合わないかも。西野バス停までなら三鷹駅行きの境93系統も通るはず。ということで、次の境93系統で西野バス停まで移動する。境91系統は西野交差点を直進するが、境93系統は右折する。バスが交差点を右折して郵便局の前を過ぎてから止まる。バス停を戻って深大寺局に向かう。こっちの方が郵便局に近かったみたいだ。
【三鷹深大寺局】
ちなみに、調布市にも深大寺局(調布深大寺局)というのがあるが、別の局なので注意が必要である。西野バス停に戻ってくると、16時を過ぎていた。今日はここまでか。
【本日の成果 三鷹市内局はイラスト印が多いようである】
6.おわりに
今日の成果は10局(東京都:10)に留まった。事前の想定は12局だったのだが。やはり、スタートでの出遅れが響いたか?いや、エリア的に結構渋滞も多かったし、それほど遅刻が大きく影響したとも言い切れない(微妙な表現)。途中で1時間程度の時間調整もあったので、それを吸収してさらに渋滞による遅れを考慮すると、うん、だいたいこんなものだろう。
【小田急バスのマスコット きゅんた】
後は、事前に行程を想定する時は、1局5分程度の所要時間を見込んでいるが、やはり10分ぐらい見込んだ方が良さそうにも思われる。大きな局で15~20分程度の待ち時間が発生することもあるし。その他、バスが不確定要素であるということは以前にふれたと思うが、ただバスに乗って移動するのではなく、途中郵便局に立ち寄って何かしらの処理をするわけで、その時間も不確定と言える。とにかく、市街地のバスが厄介だということを今回も痛感した。これから東京市部はどうしようかな?関東バスは全線で有効な1日乗車券(600円)を発売している。京王バスは都区内運賃(210円区間)の1日乗車券(500円)と全線で有効な1日乗車券(600円)を発売している。都区内地区には武蔵野市、三鷹市、調布市も含まれるので(狛江市は完了している)それで足りるかな。つまり、杉並区、中野区からはみ出しても、ある程度は拾えるわけである。
境93系統の終点武蔵境駅南口に到着した。ここには京王バスも乗り入れている。北口に回ると関東バスの姿も見える。東京市部はそのうち考えるとするか。例によって、おなか空いたな。武蔵境駅の中にはそば屋さんはなさそうなので、駅前の富士そばに入ることにした。後で調べたら、駅の下のnonowaにいろり庵きらくがあるようだが、改札内にないことは間違いなかった。
さて、この後はお仕事です。作業負荷はそんなに重くないはずなので、大丈夫だろう。お仕事楽しいです(白目)。