この辺で近況を少し

おはこんばんちは。最近、サイトの更新が滞りがちです。基本的に固定的な情報が多いですが、更新する箇所もあるんです。ただ、いろいろ忙しいこともあって、サイトを見る余裕がなくなってまいりました。かと言って、もう飽きたとか止めるとかはないです。最悪、放置プレイでも続けていくつもりです。

実は、仕事の関係上資格を取らないといけないのですが(必須ではないんですけど)、その勉強のためというか模擬試験の結果が思わしくないので、そちらに注力せざるを得なくなり、その結果こちらのほうが手つかずになってるわけです。

うーん、自分の経験とか実績とか考えるといらない資格とも言えますが、やはりあった方がいい資格なので何とか取りたいと思っています。いわゆる能力試験であって、狭い意味での資格試験(つまり電気工事士みたいに保有していないと仕事ができない)という訳ではないんですけど。

それと、国家試験じゃないので受験費用が結構割高なのです。それもダメージを受けている要因なのですが、ここで負けるわけにはいかないので、必死に頑張っております。

元々は職場で必ず取れという圧力から始まったんですが、でも事情が変わって、必須じゃなくなったし、それでもここで終わるとなんだか悲しいので続けているわけです。まあ、これで終わりじゃなくて合格しても後2科目あるし(やべえ、仕事がバレる)当分の間続きますが、一段落付いたら少し休憩しようと思います。その時には、きっと記事も充実させることができるのではないかと思います。そんなわけで、しばらくの間お待ちください。

ゆうちょATMについて

郵便貯金(ゆうちょ)において入出金ができる場所は、全国の郵便局(一部の簡易局を除く)とゆうちょATMが設置された出張所があります。余談ですが、日本全国には郵便局(貯金の扱いがない局を含む)が約24000局、郵便局以外でATMのみ設置された出張所が約16000カ所(だいたいそんな感じです)ほどあります。そのうち、我々が対象としているのは郵便局(ゆうちょ銀行の本支店含む、もちろん貯金の扱いがあるところだけです)であって、ATMのみ設置された出張所には立ち寄ることはありません(あくまで局めぐりという観点では)。

注意事項でも書きました通り、局めぐりの決まりとして郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口で入金してスタンプを押してもらうことが必須です。郵便局に設置のATMで入金してスタンプだけ窓口で押してもらうのは御法度です。なので、ATMを利用することは(私的利用を除いて)まずないと思われますが。

どんなことにも例外というものはあります。その中で、ししょーの貴重な経験をお話ししたいと思います。神戸(兵庫県)の三宮駅近くにサンパルという商業施設がありました。ごめんなさい、今でもありますね。そこにかつて郵便局の出張窓口がありました。その名を神戸商工貿易ビル内局サンパル臨時出張所と言いました。ちなみに、神戸商工貿易ビル内局というのは神戸税関に近い郵便局(元は普通局でした)のことです。このサンパル臨時出張所は後に分室となり、その後神戸中央局の三宮分室に統合される形で廃止されました。

ここには郵便窓口とATMしかありませんでした。本来なら、ATM併設の郵便のみ取扱い局なので訪問対象外となるところですが、特例としてATMで入金した場合でも郵便窓口で局名のスタンプを押してもらえたのです。他にもこのような扱いをする場所はあったかもしれませんが、ししょーの情報力では確認できませんでした。ごめんなさい。なぜ、ここの存在を知ったかというとししょーの2代目の師匠(どっかで出てきたかな?)がその存在を教えてくれたからです。でないと自力では見つけることはできなかったでしょう。

サンパル臨時出張所スタンプ
【サンパル臨時出張所の局名印 局名印には「サンパル臨時出張所」のみ記載されているが、上部の主務者印には「神戸商工貿易ビル内郵便局長印」と表示されている】

とは言え、基本は窓口での入金が必須ですので、こういうレアケースを除いては窓口で入金することをお願いします。

サイトの高速化(アクセラレータ)

最近、レンタルサーバ屋さんからお知らせがあって、サイトの高速化のためにアクセラレータの提供を開始しましたということらしいです。ふーんと思って、しばらく放置していたのですが、ふと思い出して管理画面を見ると、うぉ!勝手に導入されてる!だからと言って特にデメリットもなさそうなので、初期値(デフォルト値)のままにしています。

どうですかね?表示が速くなったんでしょうか。あまりアクセス数の表示がおかしくなってはいかんと思って、ししょーはWordpressの表示画面からしかサイトを見てないんですが(管理者のアクセスはカウントされません)、速くなってるのか?なんとなく表示が速くなった(あまりモタモタしなくなった)ような気がしますけど。お知らせメールを見ると、すげー速くなったよみたいなことを書いてるのですが、表示が改善されていたらうれしいです。

これで安心して記事を増やせるな、ってもうブログ以外手を付けるところはない(と思い込んでいる)のですが・・・。近頃はお仕事が忙しい(無駄に長時間働いているのかもしれないけれど)こともあって、なかなかサイト作りに手が回ってないです。これで食えるぐらいの収益があればいいけど、なにせニッチなテーマなものですから。でも、継続はナントカという格言もありますし、続けていくつもりです。少数ながら読んで下さっている方もいらっしゃるようですので。ありがとうございます。

京都・嵐電の旅

今回は事情により関西に滞在していたため、京都の郵便局を回ることにした。あくまで対象は日本全国の郵便局です(キリッ)。

便利なきっぷ(関西編)でも紹介しているように、京都市内を回るためのフリーきっぷはいろいろあるが、今回は嵐電(京福嵐山本線と北野線の愛称、以下嵐電と書くことにする)と京都市営地下鉄全線が乗り放題となる京都地下鉄嵐電1dayチケットを利用することにした。このきっぷは名前の通り嵐電と京都市営地下鉄烏丸線、東西線の全線が乗り放題となるきっぷである。未訪問エリアの嵐電沿線とさらに地下鉄東西線沿線を回れる見込みだったのだが。

●京都壬生坊城
スタートは四条大宮駅とした。いつの頃からか阪急の特急が大宮駅を通過するようになって、アクセスが随分と不便になった。でも相変わらずなのは立命館以外の需要がないってこと?


【阪急京都線大宮駅 40年前と変わらぬ佇まい】

さて、まずは駅近の壬生坊城局へ。四条通を西へ進み、坊城通(狭い)の手前の路地を入る。路地を抜けた公団の周回道路の角に壬生坊城局があった。


【京都壬生坊城局 京都ではわりと多いロケーション】

他にも周辺の未訪問局はあるが、時間の都合で省略。今回の目的はあくまで嵐電なので。四条大宮駅(嵐電)で京都地下鉄嵐電1dayチケットを購入。目の前の電車に乗り込む。


【京福(嵐電)四条大宮駅 一大ターミナルのようにも見えるが】 “京都・嵐電の旅” の続きを読む

夏の電気代(続報)

暑いですね。たまに曇ったり、雨が降ったりしてその時だけは多少涼しくなりますが、やっぱり暑いですね。月が変わってもまだ熱中症への警戒は続けた方がよさそうです。

ところで、電気代の話ですが、スマホアプリの予測値では7月、8月見事に10000円超えを警告された(?)にもかかわらず、結局大台に乗ることはありませんでした。よかった。結局7月は8700円(それでも結構行ってるな)、8月は7600円でした。勝因はなんでしょうね。7月は残業が多くて家に帰るのが遅かったからか、8月はやはり帰省とかで1週間ほど家を空けていたからですかね。あまり、省エネの努力とかは関係ない世界でしたね。

よく論じられる話としてクーラーは付けっぱなしの方が電気代が安くなるというのがありますが、どうなんでしょうね。感覚的には家にいない時は切った方がいいのではないかと思います。もちろん、短時間ではなく7時に家を出て20時過ぎに帰ってくる場合ですよ。短時間(2時間以内)なら付けっぱなしにしています。暑い部屋にいるのはつらいので。

電気代を考えるとクーラーの設定温度を上げた方がいいのか、とも思いますが、これだけテレビとかネットとかで命に関わる暑さとか、クーラー入れなかったら死にますよぐらいの勢いで脅されたら(?)さすがにクーラーで電気代を何とかしようという考えにはならないですよ。かと言って、別の方法で電気代を下げるには?難しい問題ですね。来年考えるとするか(コラ)。

旅名人の九州満喫きっぷについて(考察)

青春18きっぷと同じように、普通列車限定のきっぷとして東日本&北日本パスを紹介しましたが、今回は同様に普通列車限定のきっぷとして、旅名人の九州満喫きっぷを紹介したいと思います。今回も個人的な評価を付けてみました(^_^;)

  1. 利用期間
    通年!とにかくありがたいです。青春18きっぷみたいに学校の休み中しか使えないので行程が制限されますが、このきっぷはその心配がありません。
    評価:◎(通年ってうれしい)
  2. 有効期間(日数)
    有効期間(きっぷが利用できる期間)は3日間です。しかも青春18きっぷと同じく3回分です(3人で1日利用も可)。3回分というのは青春18きっぷの5回分よりは良心的ですかね。
    評価:◎(このぐらいの日程の方が使いやすくていいかも)
  3. 発売額
    発売額は10800円です。こちらは小児同額です。青春18きっぷ同様に小児料金はありません。しかも1日あたりの金額が3600円。これは高いのか。一概に高いとも言い難い気がしますが、高いです。
    評価:○(青春18きっぷより高いが、一概に損とは言えない)
  4. グループでの利用
    青春18きっぷと同様に分けて利用できます。ただ、3回分(3人分)なので、グループの人数を考慮する必要があるかもしれません。
    評価:○(分けて利用できます。でも3人分。)
  5. 利用可能範囲
    九州内の鉄道線、軌道線全線が利用できます(沖縄は含みません)。使える路線はJR九州全線(新幹線と、JR西日本に含まれる博多南線除く)、福岡市営地下鉄全線、て書いていると大変なので、逆に利用できない路線(列車)を書いておきます。南阿蘇鉄道のトロッコ列車、くま川鉄道の観光列車田園シンフォニーは利用できません。
    評価:○(九州島内なら最強です)
  6. 新幹線、特急などの利用
    青春18きっぷと同様に、新幹線、特急は利用できません。西日本鉄道の特急(無料です)は利用可能ですよ。指定席券が必要な列車(JR九州のSL列車など、肥薩おれんじ鉄道のおれんじ食堂など、門司港レトロ観光列車の指定席)を利用する際は、必要な指定券を購入すれば利用できます。
    評価:○(利用条件は18きっぷとあまり差はないので)
  7. 総合評価
    利用範囲は九州島内、JR以外の路線も利用可能(一部利用不可の列車あり)、利用期間などを考えると、使いやすくてよいきっぷかと思います。だいたい、我々の旅に観光列車なんて似合わないんだ。そういう意味でも、利用価値は高いと思います。お値段の点ですが、利用可能エリアを考えると微妙な感じですね。
    評価:○(1日に移動できる距離を考えるとまあまあかな)

九州内を旅するなら、それなりにお得なきっぷではないでしょうか。でも、他のフリーきっぷが使える区間(福岡市営地下鉄、西鉄など)なら、そっちを優先した方がいいかも。それは、18きっぷでも同じことが言えるかな?

北海道&東日本パスについて(考察)

広範囲を移動できるきっぷとして青春18きっぷが大変有名ですが。同様に広範囲を移動できて、しかも普通列車しか使えないきっぷとして、北海道&東日本パスがあります。名前の通り、北海道と東日本(東北、関東)のきっぷですけど、その使い勝手はいかがなものか考えてみたいと思います。

単なる紹介だけだとあまり面白くないので、青春18きっぷと比較した場合の評価も考えてみました。あくまでししょーの私見ですので、その点はご承知おき下さい。

  1. 利用期間
    春季:2018年  3月  1日~2018年 4月22日
    夏季:2018年  7月  1日~2018年 9月30日
    冬季:2018年12月10日~2019年 1月10日
    期間限定なのはほぼ同じですが、青春18きっぷよりは多少期間が長いですね。ちなみに、発売期間は利用期間よりも早めに設定されています。利用期間の7日前に発売が終了するのは、有効期間の関係でしょう。
    評価:○(可もなく不可もなく)
  2. 有効期間(日数)
    有効期間(きっぷが利用できる期間)は連続する7日間です。うむむ、これは厳しいか。青春18きっぷは合計5日間(5回分)で、連続する必要はありません。でも、7日連続で普通列車の旅なんて、よほどの旅好きかマニアでない限りは品のいい拷問でしかないかも。
    評価:△(かなり×に近いけど、使いようによっては何とかなるかも)
  3. 発売額
    発売額は10850円(小児5420円)です。小児料金がある!これは高評価ですな。お気づきかもしれませんが、青春18きっぷに小児料金はありません。大人も子供も一律11850円(5回分)です。1日あたりで計算すると青春18きっぷは2370円(1回分)ですが、このきっぷは1日あたり驚きの1550円です。これは相当にお得だぞ。
    評価:◎(小児半額でしかも青春18きっぷより安い?)
  4. グループでの利用
    残念ながら7日間連続で有効なきっぷですので、使用できるのは1枚で1人です。グループで利用するなら人数分が必要です。この項目いらなかったかも。
    評価:×(分けて使うという発想が間違っているのかも)
  5. 利用可能範囲
    利用可能なエリアはJR北海道全線(北海道新幹線は新青森~新函館北斗間のみ)、JR東日本全線(BRT含む、新幹線除く)、青い森鉄道全線、IGRいわて銀河鉄道全線、北越急行全線です。東日本エリアのみですが、周辺の第3セクターが利用できるのは大きいです。例えば花輪線に盛岡から乗車する場合、青春18きっぷだと盛岡~好摩間の乗車券が必要ですが、このきっぷでは不要ですので。
    評価:○(JR線以外が使えるのは有利です)
  6. 新幹線、特急などの利用
    青春18きっぷでは特急、急行に乗れません。普通列車のグリーン車指定席も利用できません。一方、このきっぷだと急行の自由席に乗ることができます。もちろん、臨時列車など走っていればですが。また急行であれば指定席、グリーン車、寝台車も指定券類を買えば乗車できます(くどいようですが、そんな列車が走っていればですよ!)ですので、18きっぷよりやや有利です。
    評価:◎(急行(あれば)の分だけ有利な面があるので)
  7. 総合評価
    利用エリアは東日本エリアだけですが、その範囲内であれば青春18きっぷよりも動きやすい(旅程が組みやすい)きっぷだと思います。7日間の期間をどう取るか。うまく利用できるかに尽きると思います。
    評価:○(一長一短があるのでうまく使えれば非常に有用だが、難しいかも)

総合的には使えるきっぷであると判断します。ただし7日連続で旅行できればですが。前後の1日を捨てて通勤に当てても、十分元は帰ってくるでしょう。それでも5日連続休みって無理ゲーだろ。それを克服できれば非常に有用なきっぷだと思います。ああ、心行くまで旅がしたい。

国際興業バスで行く板橋区、練馬区の旅

0.はじめに

東京都区内シリーズを進めなければ。というわけで、今回は今まであまり行けなかった板橋区方面に行くことに。都バスエリアはほぼ回った(と思っている)ので、初めての国際興業バスを利用することにした。初めてなので慣れる意味合いもあったのだが、そんなに甘くなかった。

1.プランニング

なるべく多くの局を回れそうな系統として、池袋駅東口発光が丘駅行きの光02系統をチョイス。終点の光が丘駅から練馬北町車庫バス停に戻って赤羽駅方面の赤01系統などで環八若木二丁目バス停から西台局へ。ここから南西台バス停に移動し、東練01系統で蓮根橋へ。この系統は平日よりも土休日の方が便数が多いのだが、お盆期間中は土曜ダイヤで運行されるので都合がよい。後は時間があれば蓮根橋バス停から志村橋局へ。さらに志村橋局に近い志村橋バス停から池21系統で池袋駅方面に戻りつつ沿線局を拾う作戦であったが、計画の甘さを思い知らされることになった。

2.豊島区

池袋駅からのスタートとなる。が池袋駅東口ののりばが分からず右往左往。東口では有名なサンシャインシティ方面のバスターミナルは都バスが利用。駅の反対側の明治通り沿いのバス停は西武バスなどが使用。???国際興業のバス停はどこに?路線図から推測して駅の東側あたりを探すと、LABI1の裏手にバス停があった。国際興業バスのバス停の前方には都バスの10番のりばがある。ここは使ったことがないので気付かなかった。でも、下調べしてないのが悪いんです。

●池袋四
ようやく光02系統に乗車。車内で1日乗車券(都内全線乗り継ぎ一日乗車券)を購入。名前の通り都内の均一料金エリアで有効なきっぷである。紙式の券であった。国際興業バスで発売している1日乗車券はこれだけなので、単に1日乗車券と言えば通じる。なお、現金のみでの発売なので注意。座席で日付のスクラッチを削る。
豊島清掃事務所バス停で下車。ここから道を前方に進み、へいわ通りに入って南に進むと池袋四局がある。ここではインクが黒か青か選べます、と言われたので青にしてもらった。曇っていると日差しが弱まるから助かる。 “国際興業バスで行く板橋区、練馬区の旅” の続きを読む

相模原市、八王子市周辺の旅

青春18きっぷのシーズン、そしてお盆休みでようやく平日の休みが取れたので、JR沿線でどこか行ってない場所へ行くことに。当初は中央本線の旅を考えていたのだが、あ、横浜線が途中で終わってた!と気付いたので、そちらから回ることに。結果として上記のような(タイトルの)旅になってしまった。

●相模原駅前
そうか、前回は相模原駅前の相模原四局で終わってたな。そんなわけで横浜線で相模原に移動し、駅前のもう1つの局相模原駅前局へ。駅前の斜め右の道を進むと、相模原駅前郵便局のバス停があるがその周辺に郵便局はない。そこから1本南の道沿いにある。ちょっと分かりにくい。


【相模原駅前郵便局バス停 しかしこの道沿いに郵便局はない】


【相模原駅前局】

●橋本本町、橋本
隣の橋本へ移動する。橋本駅の付近には郵便局はない。しかし、少し足を伸ばせば(バスに乗れば)2つほどアクセス可能な局がある。橋本駅北口から三ヶ木方面のバスに乗って(つまり津久井営業所の路線である)香福寺前バス停で下車。バス停から道を戻ると本町局がある。本町局を出て、ここでペットボトルの麦茶を購入。安かったんで。


【橋本本町局】
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フリーきっぷについて

鉄道などで郵便局を回る際に、フリーきっぷというものはとても便利です。自由に乗り降りできるというのがなんと言っても強みです。普通の旅行と違って、各駅で降りて目的地に行く必要がありますから。

ところが、フリーきっぷというのは観光目的で発売されるものが多く、そのため行動範囲が観光エリアに限定され、しかも土休日しか使えないものもあります。大都市の公営交通ならビジネスユース目的の1日乗車券もあるんですが。

「○○フリーきっぷ」とか「1日乗車券」という名前ならほぼアタリです。ですが、中には「○○ホリデーパス」というのもあり、これは土休日しか使えないのでハズレです。フリーきっぷという名前でも、土休日に利用が限定されているものがあるので注意が必要です。関東地方で言うと、北総鉄道(期間限定)、関東鉄道、千葉都市モノレール(時間制限付きで平日利用なきっぷあり)のきっぷが土休日限定となります。地方だとこのパターンが結構増えるので大変です。ただ、土休日以外に指定の期間(夏休みなど)は連日使えるものもあり、それは何とか利用可能です。便利なきっぷのページでもそんなきっぷを紹介しています。

もう1つ、ちょっと不満というんでしょうか、言いたいこともあります。それは、平日と土休日で料金が違う!という場合があること。仙台市営地下鉄(全日用840円、土休日用620円)とか、大阪メトロ(平日800円、土休日600円)はそのパターンです。あえてOsaka Metroではなく大阪メトロって書いてるのはささやかな抵抗です。

フリーきっぷと一口に言っても、会社線の全線乗り放題のもの(これが理想)と、指定のエリアだけ乗り放題(これが現実?)に分かれます。ただし、指定エリアで利用できるきっぷは、複数の会社線にまたがって利用できるものが多いので、その点は有利かと思います。旅程に合わせて選ぶ、というよりむしろきっぷのエリアに行程を寄せるというのが現実的な行動でしょうか。究極のフリーきっぷ(?)青春18きっぷだけでなく、各社のフリーきっぷを駆使して回れるところを回りきる、それが腕の見せ所なのかもしれません(無責任発言)。

変わり種、むしろ裏技に近いかもしれませんが、1日乗車券として単独で発売されるのではなく、お食事券付きのセットで発売されるきっぷもあります。以前は東武鉄道(東上線)で、今は福井鉄道で発売されています。お食事券の対象メニューの料金と、1日乗車券(平日用)の料金の推測値からお得感がありそうに思えたので(あくまでししょーの私見です)、こちらも紹介しています。行程によってはお得になるかもしれません。あくまで参考ですので、よろしければご検討ください。