サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)

0.はじめに

サンキュー♥ちばフリーパスで千葉県内を回ることにしたのだが、このきっぷは2日間有効である。つまり、2日連続で使用しなければならない。かと言って宿泊するほどの遠隔地でもない。泊まりだったら結構有用なきっぷなんだろうか。

サンキュー♥ちばフリーパスの詳細については前稿を参照されたい。同じことを2回書いてもね。

前回のお話はこちらから。

今回は、成田線の沿線を回ることにした。一部のんびりホリデーSuicaパスエリアのエリアとカブるが、そのエリアを越えれば威力を発揮するはずである。当然そのくらいは行けるよな?初めは総武本線にしようかと思ったが、そうするならせっかくだから西千葉からスタートしたい。それならのんびりホリデーSuicaパスを使えばいいのでは?と思ったので、総武本線は今回見送ることにした。

1.プランニング

今回も使用するのは「サンキュー♥ちばフリーパス」(以下、フリーパスとする)である。千葉駅周辺も残っているが、あまり近いとフリーパスの力を発揮できないので、少し遠目からスタートする。

本日の想定は11局。成田線の運転間隔から言ってそれぐらいが妥当なところだろう。成田空港行きの電車は多いが、それ以外はどちらも(八日市場経由、佐原経由)銚子行きは少ない。流れに任せてのんびりと行こう。足の疲労が溜まってるので、無理もできないというのもあるけれど。 “サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その2)” の続きを読む

サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その1)

0.はじめに

次はどこに行こうかな。予算的にも遠出は厳しいので、やはり関東地方にするか。本来ならのんびりホリデーSuicaパスでも使って旅しようと思ったのだが、平日に使える期間はGW期間か夏休み期間となる。この時期には使えない。となると私鉄のきっぷを使うか?でもだいたい回ってるし。同じきっぷを連続して使うのもね(単なる趣味の問題ではあるが)。

と思っていろいろ調べていると、千葉県内の鉄道、バスが2日間乗り放題となる「サンキュー♥ちばフリーパス」がこの時期にちょうど発売されていることに気付いた。期間が短いので便利なきっぷ(関東編)には記載してなかったが、千葉県内の鉄道(JRと県内のほぼ全ての私鉄線)、一部バス路線が利用できるきっぷである。

「サンキュー♥ちばフリーパス」のフリーエリアは、千葉県内のJR線(総武本線市川以東、京葉線舞浜以東、常磐線松戸~天王台間、武蔵野線南流山以東、成田線全線、鹿島線香取~十二橋間、内房線全線、外房線全線、久留里線全線)、京成線国府台以東、新京成線全線、北総鉄道矢切以東、芝山鉄道全線、小湊鐵道全線、いすみ鉄道全線(運休注意)、銚子電鉄全線、流鉄全線、小湊鐵道バス(養老渓谷駅~粟又・ごりやくの湯間、勝浦駅~64街区循環)、九十九里鉄道バス(東金駅西口~白里間、東金駅東口~片貝駅、道の駅九十九里、本須賀、サンライズ九十九里間)、千葉交通バス(成田駅~竜角寺台車庫間、銚子駅~千葉科学大学・本部前間)、京成タクシー成田(安食駅~竜角寺台車庫間)、JRバス関東(八日市場~多古台BT~JR成田駅間、佐原~多古台BT間、高根~佐原間、館山駅~千里の風間、館山駅~安房神戸~安房白浜間)、日東交通(佐貫町駅~マザー牧場~神野寺間、木更津駅西口~安房鴨川駅~亀田病院間、館山駅~亀田病院間、仁左衛門島入口~誕生寺入口間、館山駅~千倉駅~安房白浜間、館山駅~豊房~安房白浜間、亀田病院~平塚本郷間、館山航空隊~館山駅~なみや(小浜)間)、東京湾フェリー(久里浜港~金谷港)となっている。鉄道に関しては、つくばエクスプレス、東武野田線、東葉高速線、千葉都市モノレール、コアラ、ネズミーモノレール以外は利用可能、バス路線は微妙すぎて使いにくい。

バス路線は利用可能エリアと便数の問題で見送ることにした。鉄道についてはJR線はのんびりホリデーSuicaパスで回れるエリアが含まれるので、私鉄をメインに回る方がよいだろうか。今回の発売分から京成、新京成、芝山が追加されたが自動改札機を通れないのは相変わらずか(JRの改札機しか通れない)。 “サンキュー♥ちばフリーパスで行く千葉県内の旅(その1)” の続きを読む

スタートと通勤ラッシュとオフピーク

郵便局(貯金)の営業時間は朝9時から夕方の16時までです(一部例外あり)。なので目的地には朝9時までには着きたいと考えてますが。そうなると行き先にもよりますが、だいたい8~9時の時間帯は移動になるわけです。しかし、その時間はちょうど通勤ラッシュの時間帯になります。つまり、どうしても苦手な通勤ラッシュの中に飛び込まないといけないことになります。

これが旅行の途中だとか、前泊している場合は、ホテルを8時半過ぎに出てゆっくりとスタート地点に向かえばよいので、特に苦労することもないのですが、自宅から出るとなると、どうしてもラッシュの時間帯を避けることは難しくなります。

首都圏やその他の地域でも、最近は『時差出勤』なるものをやたらと勧めてきます。特に関東圏(JR東日本)なんかはオフピーク定期券などと言って、ピークタイムを外すと利用できる定期券なんかを発売していますね。これはピークタイムに入場すると定期券としては無効になり、ただのSuicaになってしまうというものです。そして、ピークタイムの設定なんですが、一律7:30~9:00みたいな設定ではなく各駅ごとに時間帯が指定されており、なんと東京、上野、新宿などのターミナル駅に7:30~9:00に到着するであろう時間を細かく計算しています。なんともキタナイよく考えられた施策だなと思います。

じゃあ、ししょーもオフピークすればいいじゃない。そう言われそうですけど。ですが、ピークタイムの前に移動するなら朝5時とかとんでもない時間に起きないといけない、目的地(ここではスタート地点)で1時間以上も無駄な時間を過ごさないといけない、とデメリットが多いと思います。人によっては1時間くらい早く出発して、始業時間までスタバをキメるなんてスタイルもあるようですけど。

では、逆に遅い時間にすれば?そうすると貴重な活動時間を削ることになります。一部の局は10時開始ということもありますが、やはり9時から動かないと時間がもったいない。毎週(平日の)休みが取れるなら検討しますけど、今の状況ではそんな余裕はないです。

仕事だったら仕方ない、これも仕事のうちと通勤ラッシュに向かうこともできますが(それでもしんどいですけど)、一応休みなのに他の企業戦士(死語)よろしく通勤ラッシュに突っ込んでいくのもなんだかなーという思いはあります。

ですが、いつまでもそんなことをするつもりかと言えば、そうではないです。ししょーの見込みとして、ある程度近距離(自宅から行ける距離)の範囲を回ってしまえば、あとは泊まり必須になるはず、その時にはこの通勤ラッシュ地獄から解放されるのではないかと思っています。

それはいったいいつになるのか?うーん、今のところゴールが見えないですね。そのうちどこかで限界に達するはずなんだけどな。とりあえず休みが欲しい。すみません、思ったほどまとまってなくて。

だいたいなんで8~9時の時間帯にあんなに電車がめちゃくちゃ混むかと言えば、それは会社の始業時間が8時半とか9時に設定されているからです。そして、朝は1分1秒でも長く寝ていたい。それが原因ではないでしょうか。鉄道会社は、まるで利用が集中するのは通勤客の心がけが悪いんだと言わんばかりですけど、そうではないです。会社のせいなんですよ。会社側で7時開始とか10時開始にするとか、フレックスタイムをもっと積極導入してくれれば解決するのに。15%オフのオフピーク定期券なんか売ったって、どうせ通勤手当は会社負担だから、そんな不便な定期券を買うメリットはないです。自営業とかフリーランスには響くだろうけど。

ちょっと話がそれましたけど、そんなわけで相変わらず通勤ラッシュと戦いながら局巡りが始まるわけです。なんだてめえ、遊びのくせに乗ってくるんじゃねえという白い目で見られたら、こちらも白目で応じてます。いや、あれだけで1日のエネルギーの半分も消費するのはもったいないと思いつつも、大した解決策も見つからないままになってます。どうしようかな、快○クラブの利用でも検討するかな。

東急線西武線まるごときっぷの旅(その6)

0.はじめに

長い休みが続いている。不本意ではあるけれど、せっかくの休みは有効に活用しなければ。さて、次はどこに行こうか。そろそろあれの出番か?ということでお待たせしました、東急線西武線まるごときっぷで西武線の旅に出よう。西武線シリーズもはや6回目。というか長いな。まあ、路線長を考えれば妥当なところだろうか。ただ、東急線からしか入れないというのも地味に影響している気がする。

今回も前回の続きを進むことになる。その他に、東村山からアクセスできる局が1つあるのでそちらも回ろうと思う。少し寄り道になるが、見たいものもあるので。

前回からの続きとして、国分寺からは多摩川線、多摩湖線、拝島線その他の沿線を拾ってから、池袋線に戻る。とりあえずの目標は飯能だが、そこまで行けるとは思っていない。

1.プランニング

今回は、先に東村山市の局から回る。その後は、国分寺線の残り(泣)、多摩川線の残り、多摩湖線、拝島線を回って、西所沢に戻る。そこからは池袋線を秩父に向かって進むことになる。

今回もあのややこしいエリアを攻略することになる。取り漏れには十分に気を付けたい。今回のコースは以下の通りとなる。
東村山~(グリーンバス)
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~萩山
萩山~(拝島線)~西武立川
萩山~(多摩湖線)~多摩湖
多摩湖~(山口線)~ベルド
ベルド~(狭山線)~西所沢
西所沢~(池袋線)~飯能

これで、国分寺~所沢辺りのややこしいエリアは網羅しているはず。これが終わってようやく秩父に向かって進むことができる。 “東急線西武線まるごときっぷの旅(その6)” の続きを読む

JR青春18きっぷの改悪について(補遺)

青春18きっぷが今冬の発売より仕様が大幅変更され、実質改悪なのではないかという話は以前した通りです。一応過去記事のリンクを貼っておきます。

JR青春18きっぷの改悪について

JR青春18きっぷの改悪について(続報)

ところで、ちょっとショックのあまり気づけなかったのですが、当然ながら世間でもそれなりの騒動になっておりました。青春18きっぷが改悪される、一大事だ!とか世に青春18きっぷなるものあるといふ、先頃話題となっておるので試してみんとすとかいろいろな記事が見られました。

ただ、その内容を時間もないので斜め読みしかしてませんけど、だいたいの記事は、試しに使ってみたけど使い勝手は悪くないだとか、18きっぷがなくなってもこんなに便利なきっぷがあるからだいじゃうふみたいな結論になってますよね。

違う、そうじゃない!

て叫びたくなる衝動を抑えて努めて平成を、いや平静を装ってお話し致します。ししょーの意見としては、青春18きっぷは唯一無二の存在です。つまり替えになるものがないということです。確かに、東北地方に行くなら週末パスとか北海道&東日本パスなどがあります。東海地方を回るなら休日乗り放題きっぷとかJR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷとかもあります。I know~、I know うぉ~ううぉううぉ~(あ、また壊れてきたぞ)。

そんなことは分かってます。その前に普段使わないのにこういう時だけしゃしゃり出てきてしたり顔で使用感を語る連中はいけ好かないです。ししょーみたいに毎シーズン必ず購入し、しっかり5回分使い切るようなヘビーユーザーの意見しか求めてないです。

たまに使ってみて、3日間の旅をしました、結構使い勝手がよかったですとかそんなニワカの意見なんてお呼びじゃないですよ。いろんな旅をするための便利なきっぷはたくさん発売されていますが、青春18きっぷが唯一無二であるという理由を書いておきますね。我々トラベラーからすれば太陽が東から昇って西に沈む、サザエさんは各クール初回のじゃんけんでは高確率でチョキを出す、ぐらい自明なことなんですが。

・有効期間内の任意の1日で使用できる
・1回分を複数人で同時使用できる
・JRの会社区分に関係なく、どこでも使える

特定地域を回るきっぷはありますが、そういうきっぷのない地域でも18きっぷは突破できます。それとししょーも何回か複数人で旅をする際に2回分を使用するということもしました(自分の分を買って頂戴とお願いしたのですが固辞されました)。そういった独自の特長というものが18きっぷにはあるわけです。なくても旅ができないわけではないけれど、今までよりも不便を強いられるのは明らかです。

それから3日間とか5日間連続使用というのは学生にとってはそれほど難しくないですが、我々社会人にとってはかなりハードルが高いです。期間内の任意の1日に使用できるというのはかなり大きなメリットだったのですが。学生とか暇を持て余してるライターなんかとは違って、数日間も連続で旅をする余裕はないです。

一応習慣となってますので、今回も青春18切符を購入しました。もっとも3日間用ですけど。でもって、1日を帰省に充て、次の日は実家から周りを放浪、3日目は捨てる(泣)という使い方をしました。その時の旅の様子はこちらから。実際に使ってみてよかったのは、自動改札機を通れることぐらいです。今までは混雑する有人改札(と言うより改札窓口ですよね)を必死に通過していたものですが、その煩わしさから解放された、それだけはメリットとして挙げておきます。

18きっぷの使い方として、本当に家から出発して戻って来るまで使うというパターンだけでなく、新幹線or夜行バスで目的地に着いてから使用を開始するパターンもありました。それが、新幹線+現地のフリーきっぷになることはあるでしょうね。

果たして青春18きっぷは今後どうなるのか?次の春の発売はあるのか?引き続き注視していきたいと思います。アンケートにはもし青春18きっぷがなくなったらどうしますか?の問いに旅行しないと書いたので、完全に旅行しないわけではないですが、JRを極力使わないプランにシフトしてやろうかと思っています。

大阪・京都1日観光チケットで行く京阪線の旅

0.はじめに

2025年明けましておめでとうございます。ここまで来られるとは思ってなかった。そして、思いがけず休みが増えた。ということでせっかくなので近畿地方を回ることにした。

大阪周辺については、どこかで書いたかもしれないがししょーは大阪市内を制覇している(郵便のみの新大阪局、大阪北局は除く)。その後の増加はないので、大阪市内局制覇のタイトルは維持している。なお、訪問済み局のうち12特定局、4分室、4簡易局(シティポスト)が廃止されたようである。関西万博?行けたら行く(笑)。

その他大阪市の周辺部(いわゆる衛星都市)についてもほぼ回っている。ちなみに衛星都市というのは大都市(ここでは大阪市)に近接する都市のことだと思っていたのだが、どうやら定義が曖昧で下手をすると大阪府下の都市が全部入りかねない。ここでは大阪市に近接する都市(尼崎市、伊丹市を含む)としておきたい。

地理の授業になりかけたので閑話休題、さて今回はどこに行こうか。もちろんフリーきっぷの使えるエリアになるが。JRについては18きっぷはさておき、関西1デイパスというフリーきっぷがあったが、シーズンごとの期間限定でなかなか遠方からは狙って行きづらい。しかも最近は発売がないようである。その他のおトクなきっぷの多くはe5489サイトでの発売が多い。当然、関西に住んでいないししょーは会員登録していない。

なので私鉄のきっぷが使いやすいわけだが、全線タイプのきっぷを発売しているのは阪急・阪神、京阪、近鉄、大阪メトロ、京都市交、神戸市交その他となる。高野山1dayチケットの途中経路などという裏技は考えないものとする。

そうだ、京阪沿線については守口市、門真市までは制覇しているが、その先の寝屋川市以遠が手つかずになっている。昔はスルッとKANSAI3dayチケットで縦横無尽に旅ができたのだが、もう今では叶わぬ夢となってしまった。京阪は、京阪線(本線、交野線、宇治線、鴨東線、中之島線の総称)全線、京都府内の京阪線、大津線(京津線、石山坂本線の総称)全線などが乗り降り自由となるきっぷを発売している。

では、今回は寝屋川市から先を進むために、京阪電車 京都・大阪観光1日チケットを使うことにする。このきっぷは京阪線全線と石清水八幡宮参道ケーブルが1日乗り放題となる。なおケーブルカーに乗っても男山山上には神社とエジソンが電球のフィラメントに使ったという竹ぐらいしかないので、パス。その前に八幡市はクリアしていたんだったな(^◇^;) “大阪・京都1日観光チケットで行く京阪線の旅” の続きを読む

小田急線の旅(その4)と小田原市の旅

0.はじめに

諸事情により、急なお暇ができたのでこの機会を利用しない手はない。ということでもう1つ旅をすることにした。

とは言え、頼みの綱の青春18きっぷは改悪により使えない。一応今回も買ったものの(3日用だが)実は帰省の日程に充ててしまったので、その手前で使うのは難しいのであった。では買い足すか?3日連続で回るのはキツい。なので、JRの旅は諦めることにしたのであった。

ではどこに行こうか。西武線の旅はあと2回は残っているけど、まだ早い(そうかな?)。そうだ、小田急線の旅がようやく小田原線に復帰できたのに中途半端になっている。今回はこれを片付けることにしよう。あのややこしい夏場におかしなことをしたせいでかなり中途半端な取り方になっている。ややこしい夏場の旅についてはこちらからなので、ここできれいにしておきたい。小田原まで到達できそうなので、残り時間は小田原市内を回ることにする。

1.プランニング

小田急線については、江ノ島線の沿線を完了して小田原線の小田急相模原まで終わっている。なので、今回はその先を進むことになる。しかーし!例のコロコロ騒動に伴い変な回り方をした結果、おかしな取り方になったのであった。

これを整理して、今回の訪問箇所を決定する。その他、町田駅から微妙なところに1局残っているので、これも取ることにする。幸い小田急線の駅がやや近い。結局どこを回ればいいのか。駅で言うと、町田、相武台前、座間、本厚木、鶴巻温泉、東海大学前、秦野、渋沢、開成となる。

これでも小田原には14時過ぎには到着する見込みとなる。であれば小田原市内もあまり回ってないので時間の限り回ることにする。小田原駅前に発着するバスは、箱根登山バス、伊豆箱根バス、富士急モビリティ?聞いたことない名前だと思ったら、元富士急湘南バスと富士急バス御殿場営業所が一緒になったらしい。そうか、もう神奈中はいないのか(平44、45系統は2024年3月限りで廃止された模様)。 “小田急線の旅(その4)と小田原市の旅” の続きを読む

東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅(その2)

0.はじめに

今回もタイトルが長くなってしまったことをお詫び致します。でも、これはきっぷの名前がそうだから仕方ない。

この東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券(長いので以下プラチナ乗車券とする)は、東武東上線(越生線含む)と秩父鉄道のふかや花園~三峰口間が1日乗り放題のきっぷである。お値段は2000円?あれ?前回の時は1900円じゃなかったか?まあ、それでも秩父までの往復を考えれば安いと言えるだろう。

本当はJR線のどこかに乗ろうかと思ったのだが、ご存じのように青春18きっぷは改悪により使えなくなってしまった。のんびりホリデーSuicaパスはこの時期12/29~1/3の平日しか使えない。となると民鉄のフリーきっぷとなるわけだが、いろいろ検討した結果このプラチナ乗車券を使うことにしたのであった。西武は周期的にまだ早いかなと。

1.プランニング

そうそう、言い忘れたがなぜこの時期に旅ができるかというと諸般の事情によりちょっと休みができたからである。当サイトの姉妹サイト(?)を見ていただくと事情がご理解いただけるかもしれない。

さて、前回朝霞からのシミュレーションでは鶴ヶ島まで到達できれば元が取れるはずだったが、結局上福岡という5駅も手前のところで終わってしまった。ということで今回はその上福岡からのスタートとなる。ん?上福岡駅周辺は回ったはずでは?いや、少し遠いが川越市の清水局にも行ける。前回は炎天下のせいで断念したが、今回は大丈夫だろう。

あまり意味はないが今回も上福岡からのシミュレーションをしてみると、坂戸まで行けば元は取れるようだ。それぐらいなら行けるはず。その他、途中の和光市からバスに乗れば和光市内の残り局に行ける。寄り道しても坂戸までは行けるはず。ということで前々から気になっていた和光市内の局にも行くことにした。

これで想定は18局。前回よりは現実的な数字ではないだろうか。夏場と違って熱中症の心配もない。多少は無理できる。

2.和光市の旅

プラチナ乗車券は東武東上線各駅(みなみ寄居を除く)で発売している。和光市で買おうと思ったが、メトロで和光市に出ると遅くなりそうだしあまりメリットはないと判断した。ということで今回も池袋できっぷを買い求めることにしたのであった。 “東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券で行く東上線の旅(その2)” の続きを読む

そして何度目かの退場

12月になりました。今年ももう終わりかあ。そんなのんきなことを言ってられなくなりました。前から心配していた通り、ついにししょーは職場からのパワハラ?圧力によってついに倒れてしまいました。

前々からこの職場は合わない、仕事の進め方が自分に合っていない、そう感じてはいましたが、一応は経験してきた職種だからということでなんとか続けてきたわけです。しかし、職場のリーダーからのパワハラというんでしょうか、執拗な攻撃は止むことはありませんでした。

慣れない仕事なので多少はまずいこともあるだろう(リーダーから見てですよ)とは思うのですが、時々過去のスキルを否定するような発言すらも見られたのです。お前は10年以上何をやってきたんだ、その年数に応じたスキルがないと言わんばかりです。ししょーはいちおうエンジニアとしてやって来ましたが、この会社の業務をやってきたわけではない。むしろ方向性の違うことをやってきました。

向き不向きもありますし、過去経験してきた仕事内容と今の仕事は結構かけ離れています。それでも新技術の習得などししょーなりに努力してきたつもりです。にもかかわらずそれを否定する(顧客満足度評価とやらで散々な評価でした。納得してませんよ)。大会社の人間にありがちな自分の世界だけですべて語ろうとする、そういうフシが見られました。ある程度が仕方ないと思って我慢していたのですが、リーダーはこちらの気持ちを慮ることなくますます増長してきたのでした。

そしてついに先週、それがかなりひどかったものですから、さすがのししょーも立ち直れなくなりました。相手の気持ちを考えない、自分のストレスをただぶつける、さらに帰り際に決定打まで放ってきました。この最後のトドメのパンチがししょーをKOしたのです。

まあ、リーダーも仕事が山積みでイライラしてるんでしょうけど、それを他人にぶつけるというのは人間としていかがなものか。こっちは使ってやってる立場なんだと尊大になってしまったのか。そうやって相手の考えを読み取ろうとしてるししょーの方が偉いと思いません?

それで現場には言ってませんが(過去にはそういうことを伝える相手がいたのに、ここはあまりに没交渉でした)自社にはもうあんなク○現場には行かないと宣言しました。それは先方に伝わったようですが、あの課長さんはと言うとさすがですね、復帰を待つのかこのまま退場にするか返答しろと言ってきたみたいです。さすが大企業の課長さんはしっかりしていらっしゃる。メンタルヘルスケアだなんて会社のサイトでえらそーに書いてるくせに、メンタルやられた人のケアなんかじゃなくいかに使えなくなったゴミを処分するかが大事なんですね。分かりましたよ、それが三○電気さんのやり方なんですね。もう金輪際三○電気さんの家電製品は買わないことにしますよ。

過去の記事でアホなことを書いてしまいましたけど、忘れてください。ししょーも忘れます。あれは苛烈な環境の中で見た白昼夢(Daydream)だったんだな。そんなことよりこれからどうするのか?とりあえず貸与品一式は返却して、誓約書(業務で知り得たことをお漏らししませんみたいなやつ)を出すのはいいとして、次の仕事はあるのか?もうこの業種は合わないから転職しようか。

すみません、今回自社勉強会のことを何も書いてなかったですね。そちらは相変わらずです。一応開催されているようですが、ししょーにはお呼びがかかりません。このまま会社からもフェードアウトしそうな今、もはや興味がないというのが本音なのですが。

余談ですけど、ししょーは色々叩かれながらもそれなりに(技術的に)大きな仕事は請けてきたつもりです。それが急にいなくなってリーダーの負荷が増大し、それによってどんな効果が起きるのかちょっと懸念しています。最悪チームの崩壊も考えられるんですけど、それはリーダーの自業自得なのでこちらからは、はぁ何ともならないですね。あとで斥候たちに聞いてみよっと。

JR青春18きっぷの改悪について(続報)

JRの人気企画乗車券である青春18きっぷが今冬に大改悪され、世間の(シロート連中までも)注目を集めていることは周知の通りです。僭越ながらししょーが以前に書いた記事のリンクを貼っておきます。

JR青春18きっぷの改悪について

とは言え、○○とハサミは使いよう、というよりきっぷがあるうちは帰省に使わないと、でも帰りは新幹線だな。そう思いつつ、ある日の仕事帰りに近くの大きな駅に向かったのでした。そして、指定券券売機に向かうししょー。おトクなきっぷのボタンを押し、1ページにはないので次の画面を表示。

指定券券売機その1
【青春18きっぷはやはり2ページ目にしか出て来ない】

そして利用開始日を選択してください?今までは、12月10日からしか使えませんよ、いいんですね?ぐらいの案内しかなかったのに。まあ、今年のカレンダーから言って28日ぐらいかな?と軽い気持ちで画面を押しました。すると。

指定券券売機その2
【利用開始日の確認画面 それってもしかして?】

すみません、大事なことを伝えるのを忘れてました。例年のように12月10日から1月10日までの任意の日に使えるのではなく、購入時に利用開始日を決めなくてはいけないのです。よく見たらJRのおトクなきっぷのページにも『購入時に指定された利用開始日から「連続する3日間」のご利用となります。』て書いてあるじゃねーか!あわててサイトの記事を修正しました。

便利なきっぷ(その他地域東編)(青春18きっぷ直リン)

想像以上に悪質な改悪でしたね。利用開始日の指定であれば北海道&東日本パスでもありますけど、今まで青春18きっぷに馴染んできた人間にとってはひどい仕打ちですよ。でも、ここまでの長い付き合いです。最期の雄姿を看取ってやるのも愛情ではないでしょうか。

青春18きっぷ短縮版

青春18きっぷ案内1

青春18きっぷ案内2

【変わり果てた青春18きっぷの券面といつもの注意事項】

青春18きっぷの廃止によって、今までとは違う旅のスタイルを強制されることになります。これからどうしようか?フリーきっぷが発売されている地域を中心に回りますかね(新潟、秋田、青森など)。それとも夜行高速バスを駆使して地方私鉄を回る旅になるでしょうか。それはこれから考えたいと思います。そうだ、弘南鉄道の大鰐線(中央弘前~大鰐間)が2027年度末をもって休止(事実上の廃止と言われてますが)するらしいですね。そっちが優先かな?大鰐線についてはもし乗る機会があればその時に語りたいと思います。