0.はじめに
世はゴールデンウィークの期間です。この時期に働いてるみなさん、マヂリスペクト!ししょーも昔は土日働いてたし、なんなら年末年始も働いていた時期があるので、サービス業の人の気持ちはよく分かる。そういう下積み(?)を経て今のししょーがあるわけなのである。さて、本題に入るとしよう。西武線シリーズも回を数えてついに第5弾となった。だからなんだと言われても(^_^;)
前回は、新宿線の新所沢まで行けた。とりあえず、新宿線をこのまま進むとするか。本川越に着いたら、川越の中心地あたりを回ることにする。もし東武で川越に到達できたらその時回るつもりだったが。
川越を回ったら、所沢まで戻って池袋線方面へ行くことにしよう。おっと、その前に細かい路線(拝島線、狭山線、国分寺線、多摩湖線)を拾っておかないと秩父に安心して行けない。あ、多摩川線もついでに回るか。こんなエリア、計画もくそもないけど、行ける所を回っておこう。池袋線・西武秩父線系統に関しては、芦ヶ久保まで行くと秩父フリーきっぷのエリアに入る。そこまで到達できれば東急線の呪縛から解放される。
1.プランニング
まずは前回の続きとして、新宿線の入曽から本川越方面を目指す。川越エリアに関しては、東武バスウエストが観光エリアを走っているので、それの利用も含めると松江町局、川越局、元町局ぐらいは回れる。川越駅、川越市駅周辺は後回しにする。東武東上線またはJR川越線で行けるので。それが終わったら、池袋線の続きを進むことになる。その前に、西武には変な支線がゴロゴロある。昔の北九州エリアほどひどくはないが、細かい路線をいちいち拾わないといけない。ついでに多摩川線にも行くことにしよう。でないと、行く機会がないように思われる。
回り方が難しいが、敢えて効率は考えず漏れのないように回るとすると、コースは以下の通りとなる。
入曽~(新宿線)~本川越
川越市中心部散策?
東村山~(国分寺線)~国分寺
武蔵境~(多摩川線)~競艇場前(是政局は訪問済みだった)
国分寺~(多摩湖線)~武蔵大和
まあ、こんなところでよいだろうか。その後は萩山から拝島線を進む。それが終わったら、ようやく池袋線を秩父に向かって進める。
と書いてみたものの、今日の想定は16局。いつもより多めだが、果たしてどうなるか。
2.狭山市の旅
今日のスタートはもちろん新宿線。前回は新所沢で終わったから、今日はその先の入曽からだよな。もはや新宿大移動する理由はないので、急行小手指行き(副都心線内急行~池袋線内快速急行)で所沢へ。所沢から本川越行きに乗る。入曽到着は9:29。これでも相当頑張った方だよ(泣)。ここまで来ると、もうこれが限界です。前泊したい距離だが、きっぷの制約上それはできない。ちなみに新宿線の急行(西武新宿発)は田無以遠各駅に停まる。快速急行は1本しかないが、これも新所沢以遠各駅に停まる。特に種別を気にすることはないようだ。通勤急行は、新所沢、狭山市にしか停まらないが(新所沢~本川越間)上りしかないので、これも気にしなくてよい。
【所沢のライオンズコーナー 戦いの覚悟をこの舞台で今示すぞ?】
●狭山入曾
東口は上り線側にある。つまり下り線(本川越方面)からだと陸橋を越えて上りホームに出ないといけない。階段を上って下りて東口から出る。線路沿いに南東に進み、180mほど進むと突き当たりに出るので、左に進む。160mほど進んでヤオコーの角を右に入る。さらに100m進んだ突き当たりに入曾局があった。駅名は入曽だが、局名は入曾のようだ。ここではティッシュを挟んでもらえた。
【狭山入曾局 ドア上の表示は気にしないでほしい】
【生きとったんかワレ!?】
●狭山旭、狭山入間川三、狭山
準急本川越行き(発車案内では全て各駅停車と案内される)で隣の狭山市へ。ここは特急が停まるんだな。今回は使わないけど。駅周辺には3局あるが全て遠い。順番に行こう。
【準急 本川越行き】
西口を出て北に進む。370mほど進んだ霞野坂交差点を右に入り460mほど進むと旭局があった。
【狭山旭局(写真が撮れてなかった)】
ここから来た道を戻る。先ほどの霞野坂交差点は県道340号線の交差がずれている。ここを県道に沿って進み、400mほど行くと中之坂交差点の手前に入間川三局があった。ここでついに久しぶりにティッシュをゲットした。
【霞野坂交差点の案内】
【狭山入間川三局(写真が撮れてなかった)】
中之坂交差点から左方向に県道50号線に沿って進む。道なりに進むが、地図で見るとなんだか左に結構曲がってるな。駅を出て最初は下り坂だったが、その分こちらは狭山市駅入口交差点まで上り坂になっていた。新宿線の線路を越えてさらに進むと富士見一丁目交差点の北東の角に狭山局があった。中之坂交差点から約1.2km。ちょっと歩きすぎたか。
【新宿線をオーバークロス 2000系が多い】
【狭山局】
【ここはデジタル発券機設置局だった】
ここの番号札発行機は、何だか見覚えのあるタブレット。そうか、ここもデジタル発券機があった。待ち人数は10人。これは掛かりそうだな。こういう時に事前に整理券を発券しておくといいのだろうか?しかし、事前にデジタル発券機を設置してるか調べて、待ち状況によっては事前に整理券を出しておくという工程はかなり面倒だ。無事に局を発見できるかも分からないし。行きつけの局なら便利なんだろうけど。案内係の人が回って、ATMに誘導しているようだが。スマン、窓口でないとダメなんじゃ。
【狭山市と言えば狭山茶】
【やる獅かない どすこいロス】
●新狭山二、新狭山駅前
地味にかなり歩いてしまった。まだ序盤だが、累積の疲労が溜まってるので少しつらい。特急は当然次は本川越まで停まらないし、そもそもこんな短距離で特急料金払うのもなんだかな(新狭山~本川越間の特急料金は400円)。次に来た急行本川越行き(当然各駅に停まる)に乗り、隣の新狭山へ。
駅の西口から出て、広場正面の道を進む。170mほど先の交差点を右に入り、120mほど進んで左に入ると新狭山二局があった。
【新狭山二局】
駅まで戻ってきて東口から出る。駅前広場の右前方に新狭山駅前局が見えた。
【駅を出るとすぐに見えた】
【新狭山駅前局】
3.川越市の旅
●川越南大塚駅前
各停本川越行きで隣の南大塚まで移動する。ついに来た川越市。前回の東上線ツアーでは到達できなかった場所である。まあ、あれは計画が無謀だったから?
北口から出て、駅前広場の左斜めの道を入り、2つ目の角を左に入ると南大塚駅前局があった。これだけ近いと助かるんだが。それから、ここの局名には川越が付く。たいていの駅前局は駅名しか付けないのだが(ex.与野駅前局)。
【川越南大塚駅前局】
駅に戻ると、電車がちょうど着いたところだった。急いで階段を降りる。
●川越新富町、川越松江町、川越(ゆうちょ銀行川越店)
急行本川越行きに乗り、終点の本川越に向かう。新宿線の終点本川越に着いた。周辺を全部回ってもよいのだが、東上線ツアーのことも考え、必要最小限にする。
まずは本川越駅に近い新富町局へ。蔵のまち口(東口)を出て北に進み、スクランブル交差点を渡らずに右に入って150mほど進むと新富町局があった。
【川越新富町局】
ここでは、スタンプが何もないのとキャラクター入りが選べますと言われた。では、キャラクターというのが入ってる方をお願いします。このキャラクターは一体?
【使ってるよな?横断旗】
ここから北の方に松江町局というのがある。新富町局の前の道を東へ進み、次の通町交差点を左に入って川越街道を北上する。さすが著名な観光地とあって渋滞がすごい。こういうところはマイカー制限しないのかな?道もどちらかと言えば狭いし。300mほど進むと右側に松江町局があった。
【川越松江町局】
ここでも、キャラクター入り(今度はときもと言われた)のスタンプがあるということで、そちらを押してもらう。ときもとは何ぞや?川越の名物である時の鐘とおいも(サツマイモが名物らしいです)を合わせてときものようである。この後も回られますか?と尋ねられたので本局(川越局)の方に行こうと思いますと答える。お気を付けてと声をかけていただいた。
川越街道をさらに北へ進む。進むこと400m、この辺りかなと周りを見ると、川越郵便局という案内看板が出ている。これはありがたい。その道を入ると案内通り50mほど先に川越局があった。ここはゆうちょ銀行。しかし、いつもの行員さんはいない。というかいなくなった。ゆうちょ銀行の割にシンプルな番号札発行機のボタンを押して番号札をもらう。ここでもご予約のお客さまとそうでないお客さま。そんなに予約がいるのか?と思ったら、通帳の新規発行、保険の手続き等時間の掛かるものは予約が必要らしい。
【ここにも丸ポストがある】
【川越郵便局はこちら】
【川越局(ゆうちょ銀行川越店)】
ここのスタンプは通常の文字のみであった。さすがにゆうちょ銀行はそういう遊び心はなかったようだ。
●川越元町
ここまで実は本川越駅からかなり歩いている。次の目的地は離れていることもあるが、東武バスの名01系統(小江戸名所めぐりバス)を利用すると上手く移動できる。運転間隔が少し長いが、ここから近い松江町二丁目のバス停で次のバスを待つ。川越06系統の川越運動公園行き、埼玉医大総合医療センター行きのバスは多いが、そっちに乗ると範囲を逸脱するので(今日の目的は西武線沿線である)、我慢して名01系統を待つ。
【松江町二丁目バス停】
【小江戸名所めぐりバス】
通常の東武バスとカラーリングの違う小江戸名所めぐりバスに乗り、札の辻バス停まで移動する。札の辻交差点を少し南に下ると元町局があった。しかし、この辺りは蔵造りの町並みに該当する地域で、観光客がやたらと多い。ついでに道路も車が多い。元町局の外観も蔵造りの町並みを意識した作りになっている。
【川越元町局】
【ポストも凝った作りになっている】
ここのスタンプは、やはり蔵造りを意識したイラストが入っている。あのイモじゃなかった。
東武バスで回れそうなのはこのぐらいなので、本川越駅に戻る。北の方に宮元局というのがあるが、こちらに行くには桶川駅西口行きの川越04系統に乗らないといけない。1時間に1本しかないので、今日は止めておこう。メインはあくまで西武線である。ここからは川越駅方面のバスが頻発しているので、やって来た川越01系統(神明町車庫発)のバスに乗り、本川越駅前まで移動する。参考までに、東武バスウエストではもちろんPASMOが使用できる。
【普通の丸ポストもある】
なお、川越エリアでは、東武鉄道の『小江戸・川越クーポン』も使えるのだが、バスの区間が激狭なので、利用は見送った。
4.小平市の旅
●小平小川西、小平ブリヂストン前
ここからは来たルートを戻る。次の目的地は小平市。各停西武新宿行きに乗り(急行も準急も田無までは各駅に停まるので、どれに乗っても同じ)、東村山で国分寺線の国分寺行きに乗り換える。いよいよ西武のミステリーゾーンに挑むことになるが。東村山野口局(西武園駅が近い)を回ってたのはファインプレーだったな。東村山の隣の小川で降りる。駅の西口から出て線路沿いに北に進み、300mほど先の道路を左に入って、250mほど進むと小川西局があった。
【小平小川西局】
【ここにも丸ポストがある】
来た道を戻り、今度は駅の東口から出る。正面の道の左側を180mほど進むと、小川駅東口交差点の角にブリヂストン前局があった。ブリジストンじゃなくてブリヂストンなのか。もちろん名前の通り付近にはブリヂストンの工場(東京ACタイヤ製造所)などの施設がある。
【小平ブリヂストン前局】
ここでは、同じようにお取り扱いすればよろしいですか?と何だかよく分からないことを言われる。同じようにというか、それが標準の手順じゃないんですか?
●たかの台駅前
国分寺行き(各停しかない)に乗り、隣の鷹の台で降りる。出口を出て正面の道を140mほど進むとたかの台駅前局があった。駅名は鷹の台と漢字表記だが、局名はひらがな表記。地名はたかの台とひらがな表記のようである。なんとも微妙な。
【たかの台駅前局】
蛇足だが、鷹の台駅は上下線でホームが分かれているが、ラッシュ時以外は上下とも出口に近い1番線に発着するようである。発條式じゃないCTC制御の強みだな。
5.国分寺市の旅
●国分寺
国分寺行きに乗り、隣の恋ヶ窪で降りる。もうかなり時間がなくなってきた。駅付近には2局ある。駅から近いのは国分寺局だが、混雑してそう。東恋ケ窪四局の方は駅から離れているがそれほど混んではいないだろう。とにかくどちらか1局しか行けないのなら、どっちがいいか?ししょーの勘ピュータがはじき出した結果は、国分寺局。待ち時間が長いのなら、ここでつぶしておいた方がよい。
出口を左に進み、駅前の道を右に進む。市役所を過ぎて200mほど進むと国分寺局があった。果たして、局に入ると3人待ちであった。そして、順番を待っている間に16時を過ぎて、番号札発行機が撤収された。判断は合っていたようだ。
【国分寺局】
6.おわりに
国分寺駅に戻ってきた。足が痛いな。歩数を見ると18000歩を超えていた。いつもならそうでもないのだが、今回は3連続チャレンジの3日目に当たるので、その分の蓄積があり、かなりダメージが大きいのであった。まあ、明日は休みだから。
今日の結果は15局。埼玉県:11(狭山市:6、川越市:5)、東京都:4(小平市:3、国分寺市:1)となった。新宿線を終点まで行って、国分寺線は恋ヶ窪まで行けた。まずますの結果だったと思う。
【狭山そば所沢店】
特に制約がなければ、国分寺からJRに乗って帰りたいところだが、このきっぷは東急線西武線まるごときっぷ。そう、東急線内の発駅まで戻らないといけないのである。ということでとりあえず所沢に戻る。国分寺線の終点東村山で隣に止まっていた急行本川越行きに乗る。本川越行きということは、所沢駅の到着ホームは1番ホーム。そこにあるのは、そう、もちろん狭山そばである。所沢周辺の旅行の〆はやはり狭山そばでないと(そうなのか?)。今日は(今日も)天ぷらかき揚げそばにするか。
次回の西武線の旅を考えると、恋ヶ窪からスタートして、国分寺から武蔵境まで移動して多摩川線、その後多摩湖線を上がって、池袋線を進める行程になるだろうか。
【今日の記録 川越はときもと蔵】
西武線全線が利用できるのは、この東急線西武線まるごときっぷだけだが、芦ヶ久保まで行けば、秩父フリーきっぷが使える。あと少し(??)の辛抱だ。
こういう時期に休んでいると、いいなー、こんな時に休めてとか言われそうだが、昔のししょーは曜日に関係なく働いていたし、その時は週末働いた分平日がお休みになっていたからこそ、平日にしかできない郵便局めぐりという趣味にたどり着いたわけなのである。今の職場には休日出勤というものはないが、もしそういうものができれば代休とかも駆使して旅をしたい気持ちもある。極論を言えば毎日休みがいいんですけどね(コラ)。