郵政民営化10周年

だそうですが。

民営化することで、サービスの向上、収益の改善を目指したらしいですけど、その前に民営化したJRの失敗を見て何も思わなかったのでしょうか。もっとも、あの天パは何か歴史の教科書に残ることをやりたかっただけだと、ししょーは考えております。実際にどんな影響が出るかを考えないで。

幸いにして郵便局にはユニバーサルサービス(全国一律のサービスを提供すること)が義務づけられたため、JRみたくローカル線をバンバン切り捨てるような悪行は避けられたわけですが。

そもそも郵便事業は公共サービスであり、利益を追求する性質のものではないし、利益を考え出したら、当然赤字の地方は切り捨てられることになる。そういう問題が起こることは容易に想像できます。そのため、ししょーはずっと郵政民営化に反対しています。いや、今からでも郵政省とは言わないけれど、郵政公社ぐらいには戻して欲しい、そう思っています。

ししょーは、10年以上にわたって全国津々浦々の郵便局を回ってきました。大都会の番号札取って数十分も待たされる局から、よくこんな所にあるなと言うほど辺境の郵便局まで色々見てきました。だからこそ、ユニバーサルサービスの重要さ、利益だけで郵政事業を語ることの愚かさが本当に強く感じられるのです。あのパーマだってちゃんと日本中の郵便局を見て回れば、あんな戯言なんて出てくるはずがないと思っています。横須賀市だって走水簡易局とか秋谷とか長井とかエラい所にあるんだけどなあ。

ユニバーサルサービスが民営化の妨げになっている?何をくだらないことを言っているんだ。民営化が大きな愚行であったということの証明ではないか。

ただ、このままの状態が続くことはないでしょう。利益を追求して地方を捨てるか、過ちに気付いて国営(または特殊法人)化するか、どちらかになると思います。後者になることを強く願います。

あ、今回はなんかまじめな文章書いちゃった。もっとソフトでお気楽なサイトにしたいんだけど。でも、これは緊急事態ですから。次回からはちゃんと笑いを入れます(ウソ)。

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