博物館明治村簡易局の思い出~郵便局の業種変更について番外編~

愛知県は犬山市に博物館明治村というテーマパークがあります。ここは、明治時代の貴重な建物やその他の展示があります。村内をSLが走っていたり、京都市電(日本初の路面電車)が走っていたりなかなか楽しいところです。

そんな明治村の一角に郵便局があります。その名も博物館明治村簡易郵便局。建物はかつて三重県にあった宇治山田郵便局の建物を移設したものです。もちろんこれも重要文化財です。その建物を利用して博物館明治村簡易郵便局が設置されています。

郵便局である以上、ししょーも訪問したことがあります。その時は、ししょーの師匠に連れられていったので、かなり寄り道した挙げ句、かなり遅い時間(15時くらいだったでしょうか)に入村し、急いで郵便局に向かって入金したものでした。

最近開局情報をチェックしていると、この博物館明治村簡易郵便局が取り扱い業務を変更するとのこと(博物館明治村簡易郵便局 取り扱い業務の変更につきまして)。なんと、それまでの郵便・貯金・為替・振替から郵便のみの取り扱いになるようです。何だって~~~~!!貯金扱いがなくなるだと!?ついに合理化の波がこんなところにまで。ここは訪問済みなので、今さら何かするということはないですが、一抹の淋しさはあります。

最近では、貯金業務は平日のみとなっていましたが、かつては明治村の開村日(基本的に休村日は平日になります)で営業していたため、ゆうちょのオンラインシステムが停止している週末も営業しており、その場合オンラインシステムに接続できないためオフライン扱いとなっていました。そのため、幻のオフライン局と呼ばれていました。残念ながら、ししょーはそのオフライン扱いを見ることができませんでしたけど。

明治村は、それ自体もいろいろ楽しめる場所なので、また訪問したいと思っているのですが、思い起こせば2回訪問したような気がします(1回目はなぜか修学旅行でした)。それと、今でも明治生まれの方は入村無料みたいですけど、明治45年生まれの方でもご存命なら113歳となるので、もはやネタとして残っていくのでしょうね。

簡易郵便局の貯金扱いが増えつつあると思っていたら、今度は逆に扱いが減ってくるという逆の現象が起こり、少し混乱しております。その中でも印象的な明治村の郵便局が貯金扱いを止めることは少なからずショックなのでありました。

犬山市ですか?記録を見ると、明治村を訪問する前に犬山駅前の薬師局に寄ったのと(明治村行きのバスは東口から出るのに、なぜ西口の薬師局に行ったのか?それが先輩のひねくれなのかも)、名鉄線ツアーで駅の反対側にある犬山局と広見線の富岡前駅前にある城東局に行ったぐらいですね。まあ、ここは対象ではないので(コラ)。業種変更は珍しくもないのですが、明治村という印象的な場所の局が貯金扱いを止めるというのがショックだったので、今回取り上げさせていただきました。今年は明治159年となります。めでたいですね(何がだよ?)。

郵便局の業務変更について

ししょーは日課として(いや実際は月1~2回ペースですが)郵便局の開局情報というのをチェックしています。これは日本郵便の公式サイトで公開されているのですが、郵便局(簡易局含む)の開局情報(開局・一時閉鎖等)の情報が一覧できるページなのです。一応リンク張っておきますか。開局情報(開局・一時閉鎖等) – 日本郵便

簡易局の一時閉鎖などは結構多いのでそれらを中心にチェックしているのですが、たまに業務変更というものがあります。これは、郵便局の取り扱い業務の変更を意味します。たいていは簡易局が貯金の扱いを止めたとか、逆に貯金、生命保険(かんぽ保険)の扱いを始めたというのが多いです。

それらをぼーっと眺め、簡易局が一時閉鎖します、また一時閉鎖中の簡易局が廃止になりますなんてお知らせを見ていたのですが、今回少し珍しいケースに遭遇しました。東京の小川町局(千代田区)が東京小川町局に改称します。ふむふむ。そして業務変更もします。という記事が掲載されたのですが、業務変更の内容を見て、ししょーは椅子から転げ落ちそうになりました。いや、床に座ってるんだからそれはおかしいだろう。

そんなことはともかく、変更前の取扱業務:郵便・貯金・為替・振替・生命保険・ATMから変更後の取扱業務:郵便!?となっているのです。つまり、貯金とか保険関係がごっそりなくなっているのです!ATMもなくなっているのも少し気になるのですが、それよりも貯金の扱いがなくなるだと!?

地方の簡易局が貯金の扱いを止めるというのは割とある話なのですが、小川町局は都営地下鉄新宿線の小川町と神保町の間に位置する結構大都会の局。それが郵便のみの扱いになる(しかもATMも廃止だと)というのはかなりインパクトがあると思います。うーん、これからはこういう動きが見られるようになるのでしょうか?

貯金取り扱いのない局は回らないことにしているので、これで対象局が減ることになるのですが、これで攻略がしやすくなったなどと安易に喜ぶこともできません。簡単に言えばサービスの低下ですし、これが全国的に広がるとすればそれは由々しき問題であると考えます。

これが東京都千代田区の例外的な事象であるといいのですが、今後このような動きが全国に広がるようですと今後の活動に少なからず影響を与えるのではないかと危惧しています。そうですね、訪問対象が減るから楽になるじゃないか。そういう単純な問題ではないんですよね。地域サービスの充実を懸念するししょーとしては、局巡りが楽になるじゃないかなんて簡単に片付けたくないのです。

訪問対象局(貯金取り扱い局)が少なくなれば、確かに郵便局攻略は簡単になるでしょう。しかし、それはししょーの望む世界ではないです。全国にあまねくユニバーサルサービス、それが郵便局の使命であるのにそれが失われることは大きな問題であると考えます。そこが単に自分の趣味を満たすだけのヲタではなく、業界のあり方を考える真の愛好家の姿ではないかと考えております。その見方がいわゆる近視眼的な見方(近視のししょーが言うのもなんですが)から離れた業界のあるべき姿を憂える真の愛好家なのではないかと思う次第であります。

さて、この貯金(かんぽ)の取扱が減少する傾向は全国的に進むのか、それとも一地方の例外的な流れなのか、これからも緊張感をもって注視したいと思います(どこかで聞いたことがあるような)。